【ラブライブ】海未「罪と罰」【仮面ライダーW】

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1 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/10(土) 23:15:52.44 ID:Dp85zYSd0
更新遅め。
地の文、台詞混合。
オリキャラあり。

前作あり
【ラブライブ】真姫「その罪は何色か」【仮面ライダーW】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515243825/

以上のことが大丈夫な方はぜひお付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518272152
2 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/11(日) 00:00:32.51 ID:V4ryizZl0
ーーーーーー




『ア、アァぁ……』




なんで、こんなことになってるんだろう。

目の前には、倒れる二人の姿。
そして、正気を失ってる彼女の姿。



「もう、やめて……」

『…………あ……ウァ……』

「お願いっ」



逃げなさい!

悲痛な叫びが聞こえる。
だけど、目の前の人を放っておけないよっ!

そうだ。
そうだよっ!

止めなきゃ!
やっと、分かってくれたんだから。
だからーー



「ねぇ、お願い」

「戻ってよっ!」



「いつもの貴女にっ!!」




ーーーーーー
3 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/11(日) 00:05:11.91 ID:V4ryizZl0
『Sの憧れ/赦し』
4 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/11(日) 00:13:34.53 ID:V4ryizZl0
ーーーーーー




にこ「亜里沙ちゃんの様子がおかしい?」

絵里「えぇ……」




呼び出された喫茶店で、甘いカフェオレを飲みながら、にこは絵里にそう問い返した。



希「おかしいってどんなところが?」



にこの隣に座る希も、訊ねる。

正直な話。
シスコン気味の絵里のことだし、どうせしょうもないことじゃないかと思ってる。
たぶん、希もそう思っているようで、なんとなく話半分に聞いている感じがする。

まぁ。
亜里沙ちゃんのことで頭がいっぱいな目の前のお姉ちゃんは、それに気づく様子はないけどね。

ともかく、話の種くらいにはなるでしょ。
そう思って聞いてみた。
すると、返ってきたのは、



絵里「…………最近の亜里沙、ため息が多いのよ……」

にこ「はぁ……」



予想以上に、なんというか……。
5 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/11(日) 00:22:12.72 ID:V4ryizZl0

希「ため息?」

絵里「えぇ」



にこが脱力したのを察したのか、希が突っ込んで聞いてくれるみたい。
ありがたい。



絵里「ここ半月くらいかしら。妙にため息をつくのよ」

希「半月かぁ」

絵里「前までなら、帰ってくると、パタパタと家で待っていた私に近づいてきて聞くのよ。今日のご飯はなに? お姉ちゃん!……って」

希「い……いや、なんでもない」

にこ「…………」



犬みたい。
そう思ったのは、希だけじゃないわ。
安心しなさい。



絵里「でもね、この半月はそれがないの。帰ってくると疲れたようにため息を吐くのよ」

にこ「……練習で疲れてたんじゃないの?」



ラブライブの予選も近いし。
花陽たちも事実上引退してるから、その分、亜里沙ちゃんもプレッシャー感じてるんでしょ?

そう言っても、



絵里「いえ……あれはそういうため息ではないわ!」




どうやら、このシスコン、聞く耳もたないようである。
6 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/11(日) 00:32:05.45 ID:V4ryizZl0



希「えっと、それで? えりちはウチらになにか手伝ってほしいん?」




と、希が本題をぶつけた。

まぁ、そうよね。
その話をするだけなら、メッセージを送ってくればいい。
そうせずに会って、しかも、にこたちにここの代金を奢ってまでこの話をしたんだから……。



絵里「…………手伝ってくれるの?」



案の定。
そういうことらしい。



希「当たり前やん? えりちが困ってたら、ウチは助けずにはいられんからなぁ」

絵里「の、のぞみぃぃ」

希「ふふっ、よしよし」


7 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/11(日) 00:44:14.19 ID:V4ryizZl0
希「さてさて、ウチは当然手伝うけど……」

にこ「うっ」

絵里「……にこ……?」



にこっちはどうするん?

希はそんな言葉を目で語りかけてくる。

人の妹の動向を探るって?
なんでにこがそんなこと……。
ただでさえ、ここのところ忙しいのよ?

部室破壊事件を始めとして、花陽や凛が襲われたり、穂乃果に付き合わされてロケ終わりに隣の市まで連れ回されたり。
真姫ちゃんのところも色々あったみたいだし。

とにかく最近は本業じゃなくて『そっち』が忙しかった。

だから、正直、断りたい、んだけど……。




にこ「………………はぁぁ」

にこ「しかたないわねぇ!」




絵里「にこっ!」

希「流石はにこっちやね」



にこも姉だもの。
絵里の気持ちも分からなくはないわけだし。
なにより…………まぁ、友達が困ってるのは……ね。



絵里「よかった……。うぅぅ、これで安心して眠れるわ……」

にこ「…………」



にしても、



にこ「あんた、ちょっとは妹離れしなさいよ」

絵里「…………え? してるでしょ?」



にこ「え?」

絵里「え?」




ーーーーーー
8 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/11(日) 00:47:48.85 ID:V4ryizZl0
ーーーーーー




亜里沙「……はぁぁ」

亜里沙「なんで…………こんな…………」

亜里沙「お姉ちゃん……に言ったら、心配するよね……」

亜里沙「うぅぅ…………」




亜里沙「たすけて……だれか……」



ーー ギュッ ーー




ーーーーーー
9 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/11(日) 01:00:12.22 ID:V4ryizZl0
ビルド見なくてはいけないので本日はここまで。
またお付き合いくださるとありがたいです。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 06:48:23.49 ID:z8unGykOO
前にも書いてた人…?
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/11(日) 13:47:39.41 ID:89KWwQy0O
待ってた
タイトル海未ちゃんか
最初といいなんか嫌な予感がする
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 12:57:59.27 ID:0xHvjdjLO
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!
13 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/17(土) 15:00:06.74 ID:Y18+/ZbbO
レス感謝
少し更新。
14 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/17(土) 15:08:15.95 ID:Y18+/ZbbO
ーーーーーー




にこ「ということでなんかあった?」




花陽「……え、えっと」

真姫「いきなり来たと思ったら……はぁ」



亜里沙ちゃんの件を解決するために、にこが来ていたのはアイドル研究部の部室だった。
で、そこにいた花陽と真姫ちゃんに早速聞いたわけだけど……。



真姫「暇なの? 干されたの?」

にこ「違うわよ!」

真姫「いや、そう言ってこの前も来てたじゃない」

にこ「ぐっ」



そんなことを指摘される。

いや、忙しいから!
ほんと忙しいから!



花陽「ま、まぁまぁ、真姫ちゃんっ。にこちゃんって後輩思いだから」

真姫「……はぁ、はいはい」



花陽の言葉に、真姫ちゃんも口を閉ざした。

流石よ!
やはり花陽を部長にして正解ね!

……って、もう部長じゃないんだったわ。
15 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/17(土) 15:19:08.90 ID:Y18+/ZbbO


にこ「それで、どうなの?」



とりあえず話を戻す。

亜里沙ちゃんのことだもの。
先輩に当たる二人に聞けば、どうにかなるでしょ!



花陽「えっと、うーん。そうだなぁ」



にこの質問に、花陽は首を捻る。
花陽からの答えはその様子を見れば分かった。

えっと、周りをしっかり見てる花陽がそう言うなら……これは……。



花陽「あっ、でも、半月前くらいかな? その頃は確かにちょっと元気はなかったと思うよ。 ね、真姫ちゃん?」

真姫「まぁ、そうね」



半月前、ね。
確かに、1週間前に絵里から聞いた話とも合致するわ。
でも、



真姫「少なくとも私たちの前ではため息を吐いてるのは見たことないし」

花陽「うん。それに、最近はむしろウキウキしてるみたいだよ?」

にこ「ウキウキ?」

花陽「うん。ね?」

真姫「えぇ。なんだか浮かれてる印象だったわ」

にこ「浮かれてる……?」
16 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/17(土) 15:25:11.14 ID:Y18+/ZbbO
絵里が嘘をつくとも思えない。
……これはつまり?



真姫「にこちゃんが絵里から話を聞いたのが1週間前だっけ?」

にこ「そうね」



真姫「つまり、この1週間でなにかが起きたってこと、かしらね」




たぶんそういうことでしょう。
悩みか心配事かは分からないけど、それはこの1週間で解消された、ってことかしら?



真姫「解決じゃない」

にこ「ま、まぁ、そうね」



なんというか、呆気なかったわね……。
なんだか拍子抜けしてしまった。
一応それなりに心配だったんだけど。

なにもないならそれに越したことはないわ。
一応、絵里には今夜あたり連絡してーー




ーー ガチャッ ーー




と、そこへ扉の開く音。
そちらを見ると、




亜里沙「こんにちは!」




件の亜里沙ちゃんが来たところだった。
17 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/17(土) 15:34:51.31 ID:Y18+/ZbbO
表情を見る。
……うん。
確かに、大丈夫そうね。



亜里沙「にこさん!!」

にこ「え?」

亜里沙「おひさしぶりです!!」

にこ「あっ、ええ、うん」



亜里沙ちゃんの嬉しそうな笑顔に、少し圧倒されてしまった。
流石は絵里の妹というか……。
ほんと綺麗ね、この娘。

…………って、ん?

ふと、気づいた。
なんかこの娘……。




にこ「リップ……」

亜里沙「え?」

にこ「あっ」



つい反射的に口にしていた。
というのも、亜里沙ちゃんの口元がなんだか……。



亜里沙「どうかしました?」

にこ「あ、なんでもないわ!」

亜里沙「??」



これは、ひょっとすると……。



ーーーーーー
18 : ◆6cZRMaO/G6 :2018/02/17(土) 15:46:22.51 ID:Y18+/ZbbO
ーーーーーー



せっかくだから、一通り練習を見学して。
にこにこにー?も指導して。
にこはーー




凛「おなかすいたにゃぁ……」

花陽「そうだねぇ」

にこ「しっ! 静かにしなさい! 気づかれるわよ!!」



凛と花陽を連れて、校門側の茂みに隠れていた。

ブツブツ文句を言う凛とそれに相槌を打つ花陽をたしなめる。

もう!
これじゃバレる!
……しょうがない……。



にこ「…………このあと、ご飯でも奢るわよ」

りんぱな「「!!!」」

にこ「だから、静かにーー」

凛「凛、ラーメン!!」

にこ「っ、わかったわよ! だからーー」

花陽「ご飯大盛りでもいい!?」

にこ「あーっ、分かった分かった!! 好きなだけ頼みなさい!!」

りんぱな「「やったーー!!」」



もうダメね、コレ。
バレるのも時間の問題よ……。

ため息を吐きながら、校門の前に立つ人物に視線を向ける。

10月ってこともあって、徐々に日は短くなってきて。
少し肌寒さを感じてるんでしょうね。
彼女は体を縮こませるような姿勢で、校門に身を預けていた。
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