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モバP「オレの妹は結城晴」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2018/02/07(水) 09:53:13.78 ID:cNxm6PP70
アイドルマスターシンデレラガールズ二次創作です。
結城晴「オレの兄貴はプロデューサー」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517878301/
このSSの続きとなっております。本SSのみでも話にはついていけるとは思いますが、興味のある方は是非どうぞ。
※このSSはオリジナル設定を多用します。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1517964793
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2018/02/07(水) 09:54:33.78 ID:cNxm6PP70
6.
モバP(以下P)「ん、わかった。じゃあそういうことで」ガチャ
晴「母さん、なんだって?」
P「今日は結婚記念日だから、夫婦でレストランに行く。なので夕飯はオレたちで調達しろってさ」
晴「げー……マジかよ」
P「夫婦仲睦じいのは結構なことだけど、せめて飯くらい作っていってくれよな……」
晴「なー」
P「どこのレストランに行く? 晴の好きなところでいいぞ」
晴「ん〜、そういうことなら、レストランでもいいけど……今日は家で料理してみないか?」
P「へ? 晴、なにか作りたい料理でもあんの?」
晴「いやさ、こないだ調理実習やったんだよ。そん時に作りかた習ったからさ」
P「なるほど、わかった。楽しみだなー、晴の手料理♪」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 09:55:25.10 ID:cNxm6PP70
ちひろ「え? プロデューサーさん、今晩は晴ちゃんの手料理なんですか? いいですねぇ」
晴「そ、そんな期待されるもんでもねーけどさ」
ちひろ「手料理は気持ちですよ♪ ね?」
P「その通りです。ではちひろさん、今日はこの辺で」
ちひろ「お疲れ様です。……あ、そういえば、いつもお料理しないなら、家にある具材とか分からないですよね。晴ちゃん、買いに行ったら?」
晴「あ、そういやそうだな。……あれ? 何使うんだっけ……」
P「おいおい……大丈夫か?」
ちひろ「晴ちゃんおいで、何作るかこっそり教えてくれない?」オイデオイデ
晴「ごめんな、ちひろさん」テコテコ
ボソボソ
晴「よっし! ありがとちひろさん!」
ちひろ「がんばってね、晴ちゃん!」
P「ん、終わったか。で、どこ寄るんだ?」
晴「えーと、まずはだな……」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 09:56:42.41 ID:cNxm6PP70
家
晴「ただいまー」
P「ただいま。んでおかえり」
晴「おかえりー。さて、早速作り始めよっかな! ちひろさんにレシピももらったし」
P「もうするのか? 疲れてないか?」
晴「大丈夫だって! 兄貴はオレに任せて座ってろ。オレよりずっと疲れてんだろ?」
P「そうかもしれんが……」
晴「まぁみてろって!」
P「おう……」
晴「えーと……まずはこれを洗って……」
P「……」ソワソワ
晴「よし、じゃあ次は包丁だな」
P「待て、やっぱり包丁と火を扱うところはオレも手伝うよ」
晴「いーから休んでろって」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 09:57:29.44 ID:cNxm6PP70
P「安らかに休めないんだよ……頼むから手伝わさせろ」
晴「わかったよ……じゃあみててくれ」セット
P「待て、猫の手だ!」
晴「切り方なんて変わりゃしねーよ、ていっ」ザク
P「あぶねぇ!」バッ
晴「!?」
P「ほら、握りはこうで、抑える手はこうだ」
晴「お……おう」
P「まったく……勘弁してくれ……」
晴 (改めて握られるとでけー手だな……)グッパグッパ
P「おい! 包丁置くときは……」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2018/02/07(水) 09:59:09.28 ID:cNxm6PP70
ミスって少し消えました。
復元するので少しお待ちを
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 10:03:42.80 ID:cNxm6PP70
晴「できたー!」
P「なんとか形になったな……鮭のムニエルか」
晴「早速食べようぜ!」
P「まぁ待て。晴、いただきます」
晴「ん? おう、いただきます」
晴 (あ、今のはオレに言ってたのか……)
パクパク
晴「ん、授業で作った時はもう少しうまかったんだけどな、これはあんまりおいしくないな」
P「そんなことないさ、うん。おいしい」
晴「兄貴、無理しなくていいんだぜ?」
P「いや、晴が折角作ってくれたんだ。おいしくないわけないだろ?」
晴「……そっか」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 10:04:47.04 ID:cNxm6PP70
P「ごちそうさまでした」
晴「……ごちそうさまでした」
P「どうした? 晴、疲れたか?」
晴「いや、それもあるんだけどさ……」
P「なんだよ」
晴「オレ、思い返せば最初は兄貴に楽させようと思ってたのに、結局兄貴に頼りきっちゃったなぁって」シュン
P「……そうか」
晴「ごめんな……」シュン
P「……」
晴「……兄貴?」
P「……っだー! くそ! こいつ可愛すぎる!」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 10:05:59.33 ID:cNxm6PP70
晴「え?」
P「来い」ヒザポンポン
晴「え……おう」テコテコ ポス
P「あのなー、晴はオレに面倒かけたと思ってるかもしれないが、オレはそんなこと砂つぶほども思ってないんだぞ?」ギュッ
晴「え、なんでだよ」
P「オレは晴と一緒に料理できて楽しかったからな、些細な面倒なんぞ相殺してプラスになってるよ」ナデナデ
晴「……そっか」
P「そうだ。……晴は楽しくなかったか?」
晴「楽しかった。……また兄貴と料理したい」
P「おう、良かった。……今の言葉だけで今日と昨日と明日の疲れが吹っ飛んだよ」ナデナデ
晴「!」
晴「ぅ……明日はこれからだろ」
晴「この……ばかあにき」ニヘ
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 10:06:53.34 ID:cNxm6PP70
7.
P「ほら、晴。はやいこと宿題終わらせちまえ。どんどん面倒になるぞ」
晴「んなこと言ったってよー、こう暑くちゃ宿題なんてやる気おきねーよ」
P「じゃあ、ちょっと季節はやいけどクーラーつけるか」
晴「いいのか!?」
P「内緒な。ちゃんと消せば平気だ」
ピッ ピッ ゴー
晴「涼しい……」
P「ほら、ここなら風がよく当たるぞ」ヒョイ ポス
晴「なんで膝に乗せるんだよ、暑いだろ?」
P「風も当たるし平気だろ。それに、お前が勉強できる椅子がないからな」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 10:08:14.39 ID:cNxm6PP70
晴「でも兄貴も仕事しなきゃだろ?」
P「ばっか、晴一人乗せたくらいではオレの仕事効率は落ちーん。ほら、ここにスペースやるからここでやれ」
晴「わかったよ……でも、誰か来たらやめるからな」
P「はいはい、頑張れ」
カリ カリ カチ カチ
カチ カチ カリ カリ
数時間後
晴「」スースー
P「ん、ひと段落。晴も寝ちまったし、ちょっと休憩するかな……」
ちひろ「戻りましたー、あ、涼しい」
P「あ、ちひろさん、お疲れ様です。暑いのでつけちゃいました」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 10:09:25.11 ID:cNxm6PP70
ちひろ「後始末はちゃんとお願いしますね。……あら、晴ちゃん? あ、寝てる……」
P「ここで勉強させてたら寝てしまいましてね」
ちひろ「そうですか。相変わらず仲がいいですね」
ちひろ (ずっと膝のうえに……?)
P「仲はいいですね」
ちひろ「仲が良すぎる気はしますが。まぁ業務に影響がないならなんでもいいですよ」
P「むしろはかどってます」ナデナデ
晴「んん……」コロン
ちひろ「あー、晴ちゃん背中にびっしょり汗かいちゃってるじゃないですか……ずっと膝に乗っけたりするからですよ?」
P「あ、ほんとですね。悪いことしたな……汗疹にならなきゃいいけど」ガサガサ
ちひろ「どうしたんですか?」
P「いや、タオルで拭いてあげようと思いまして……っと、あった」
ちひろ「あ、なるほど」
P「ごめんよ晴、今拭いてやるからな」ヌガセヌガセ
ちひろ「え?」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 10:10:46.76 ID:cNxm6PP70
P「どうしたんですか?」フキフキ
ちひろ「い……え?」(二人は家族二人は家族二人は家族二人は家族)
フキフキ フキフキ
晴「ん、んー?」パチクリ
ちひろ「あ、おきた」
晴「あれ……? 兄貴……何してんだ?」
P「汗かいてたからな。拭いてるんだ」
晴「そっか……なら……ってあれ? ……ちひろさん?」
ちひろ「おはよう、晴ちゃん」
晴「ちひろさ…………っ!!」カーッ
晴「兄貴! やめろ! ちひろさん! ちひろさん見てるって!」ジタバタ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/02/07(水) 10:11:36.54 ID:cNxm6PP70
P「こら、晴。事務所ではプロデューサーって呼べって言ってるだろ?」
晴「今そんなことどうでもいいだろ! 服!やめろ!」
P「暴れんなって……よし、終わり」
晴「このバカ兄貴! ふざけんな!」グスッ
ちひろ「えーと、晴ちゃん、私気にしないから大丈夫よ」
晴「大丈夫な顔してないだろ! あーもう……オレ帰る!」
ガチャ バタン ドタドタドタドタ
P「行っちゃいましたね、宿題持って帰ればよかったのに」
ちひろ「宿題やってたんですね……ちゃんと全部終わってるじゃないですか。……あれ? でも、寝落ちしたんじゃ……」
P「さて、仕事再開しましょう」
ちひろ「……そうですね。やりますか」
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