美優「秘書と」留美「OLと」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:13:13.03 ID:P4m/chHG0
美優さんと留美さんが同じ会社で働いてたら……というお話です
それゆえに大量の独自設定があるので苦手な方はプラウザバックしてください

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:14:08.51 ID:P4m/chHG0
会社 昼休み 食堂

美優「はぁ……」カチャカチャ

留美「どうしたの、ため息なんかついて」

美優「あっ、いえ……」

留美「前、失礼するわね」ガタッ

美優「どうぞ」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:14:54.79 ID:P4m/chHG0
留美「それでため息ついてたけどどうしたの?」

美優「それが……私、大学を卒業してから流されるように生きてきて……これでよかったのかな……なんて思うようになって……」

留美「うんうん」

美優「あっ、すいません。初対面の人にこんな……」

留美「いいのよ、身近な人には言いにくいことだってあるでしょ?」

留美「私、和久井留美。この会社で秘書をやってるわ」

美優「三船美優です。私はただのOLですけど……」

留美「ふふっ、よろしくね」

美優「はい、よろしくお願いします」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:15:35.01 ID:P4m/chHG0
美優「ちょっとだけですけど吐き出したら楽になった気がします」

留美「それはよかったわ」

美優「では、私は食べ終わったのでここで……」

留美「待って。もしよかったらこれから時間が合う時一緒に食べない?」

留美「いつも1人で暇してたの」

美優「私でよければご一緒させて頂きます……こちらこそよろしくお願いします」

留美「ええ、よろしくね」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:16:09.36 ID:P4m/chHG0
翌日 昼休み

留美「美優さん、こっちこっち」

美優「あっ、どうも」

留美「今日もおつかれさま」

美優「まだ午前中しか終わってないですけどね……」

留美「そっちのお仕事はどう?」

美優「別に……なんというかいつも通りです。そっちの仕事はどうですか?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:17:08.81 ID:P4m/chHG0
留美「こっちはもう大変よ。社長が仕事を押し付けてきてね……」

美優「そうなんですか……大変ですね……」

留美「まあ、その分やりがいもあるわね。仕事が趣味とでもいうのかしら」

美優「こっちはいつも同じ日常の繰り返しなのでちょっと憧れます……」

留美「美優さんも秘書やってみる?」

美優「私に秘書なんてそんな……!」

留美「なんてね。冗談よ。」

美優「もうっ……」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:18:04.92 ID:P4m/chHG0
留美「そろそろ時間だし行きましょうか」

美優「そうですね。これからもうひと頑張りです」

留美「お互い頑張りましょうね」

美優「はい……!」

美優(……それから留美さんと一緒にお昼を食べる生活が始まりました)

美優(ただの日常の繰り返しに色がついたような……留美さんとの日々はそんな生活してでした)

美優(休みが合わないこともあってプライベートで会うことはなかったけれど留美さんの存在は私の中でだんだん大きくなっていきました)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:19:38.65 ID:P4m/chHG0
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美優「……」カタカタ

美優(やっぱり残業はしんどいなぁ……)カタカタ

美優「……」カタカタタ-ン

美優「ひと段落したし、飲み物でも買ってこようかな……」

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自販機コーナー

美優「……」ウ-ン

留美「美優さん?」

美優「あっ、留美さん。お疲れ様です」

留美「お疲れ様。美優さんも残業?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:20:21.36 ID:P4m/chHG0
美優「はい。今日はやることが多くって……ひと段落したからちょっと休憩しようかなって」ポチッ ガタン

留美「私もよ。まったく……残業は大変よね」ポチッ ガタン

ゴクゴク

美優「ふぅ……」

留美「……美優さんは1人で残業?」

美優「はい……私、仕事遅くって……」

留美「1人だったらそっちにいってもいいかしら。軽く雑談しながら仕事しましょ」

美優「それはいいんですが……大丈夫なんですか?」

留美「私は秘書って仕事上いつも1人だし、仕事はノートパソコンだからどこでもできるの」

美優「だったら是非。私も1人だとあんまり捗らなくて」

留美「決まりね。パソコン取ってくるから先に戻ってて」

美優「わかりました」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:21:00.49 ID:P4m/chHG0
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美優「それで〜」カタカタ

留美「ふふっ、そんなことがあったのね」カタカタ

美優「あっ、私、終わりました」

留美「お疲れ様。私はまだ残ってるから先に帰ってていいわよ」

美優「でも……」

留美「いいのよ。疲れてるでしょ?」

美優「それじゃあ失礼します。頑張ってくださいね」

留美「ええ、お疲れ様」

美優「お疲れ様です」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:21:39.91 ID:P4m/chHG0
ーーーーーーーーーーーー

留美「……」カタカタ

留美「ふぅ……」

美優「お疲れ様です、留美さん」

留美「美優さん?帰ったんじゃ……」

美優「留美さんだけ残るのも悪いなと思って……ちょうどなくなったみたいだし、飲み物も買ってきました。どうぞ」コトッ

留美「ああ、ありがとう。別に1人で残業なんてよくあることだし、別に良かったのに」

美優「私が良くないんです」

留美「そ、そうかしら……」

美優「それに、私も今日の分が終わったっていうだけで明日の分もありますから……」

美優「私は仕事が遅いですし、前もってやっておくのもいいかなって」

留美「ふふっ、じゃあまた話しながらお仕事しましょ?」

美優「はい……!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:22:52.00 ID:P4m/chHG0
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留美「あーもうイライラする!」ツカツカ

留美「ほっんとあのセクハラ社長は……」ブツブツ

美優「あっ、留美さん。今帰りですか?」

留美「美優さん……ええ、そうよ」

美優「……何かあったんですか?」

留美「仕事でちょっとね……秘書って私1人だから何かと抱え込んじゃうことが多くって」

美優「私でよければ話聞きますよ?」

留美「しょうもないことだし別にいいわよ……」

留美「あっ、そうだ。今から時間ある?」

美優「今から帰るところなのでありますよ」

留美「だったら行きたいところがあるの。話聞くかわりに一緒に行かない?」

美優「はい……!是非……」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/06(火) 00:23:48.13 ID:P4m/chHG0
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バッティングセンター

留美「ここよ」

美優「ここは……バッティングセンター?」

留美「そうよ。ストレス発散によく来るの」

美優「そうなんですか……すみません、私、こういうところに来たことなくて……」

留美「まあ、来たことある女性も少ないわよね」

留美「私は打つのヘタだけど空振りするだけでもいいストレス発散になるわよ」

美優「そうなんでしょうか……」

留美「そういうものよ。まず、私が打ってみるからみてて頂戴」

美優「わかりました」
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