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[安価] 男「俺の師匠は人外娘」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/04(日) 21:55:15.24 ID:qz2NC8oNO
師匠が鼻歌を歌いながら触手を揺らし、何かを作っている
毒薬、強化薬、人間を魔物にする薬、魔物を人間にする薬、いつも何かを使っている師匠は人間側にもつかず、魔物側にもつかない孤高のマッドサイエンティストだ
魔物の軍勢に襲われて瀕死だった身を救われた俺は現在師匠の元で助手をしていた
師匠は上半身は人間、顔は狐に似ているが角が生えており、下半身はタコだがそれとは別に触手と更に一本爬虫類の尻尾が生えている
師匠「おや少年、起きたか。寝坊したらどんな眠気も吹き飛ばすスプレーを試すつもりだったのだけどね」
助手「止めてください師匠。一生眠れなくなりそうなんで」
師匠「そうしたら眠り薬を試すだけだよ」
助手「それはそれで一生眠り続けそうで怖いですよ」
助手「で、今何を作っているんですか?」
@師匠「とある人間の依頼でね」
A師匠「魔王軍の正式な依頼だ」
B師匠「とある国の騎士団が入用らしくて」
C師匠「今日のは私個人の趣味だよ」
D師匠「試 し て み な い か い ?」
E自由安価(依頼人)
>>3
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1517748915
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/04(日) 22:30:08.08 ID:eSW4sxJlo
魔王の敵対組織から
最近魔王軍が一方的でつまらないと思わない?
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/04(日) 22:32:03.09 ID:KudgVnpj0
E 君が作って欲しいと散々ねだっていただろう?
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/04(日) 22:42:46.77 ID:qz2NC8oNO
師匠「君が作って欲しいと散々ねだっていただろう?」
助手「マジっすか!?俺もついに強くなれる薬を―
師匠「今回は傑作だよ、魔王様の姿を模した―
助手「お断りします!」
師匠「駄目!」
助手「嫌ですよ!俺は人間の姿が気に入ってますし!しかも魔王様の姿なんて完全に化け物じゃないですか!」
師匠「力が欲しいのだろう?ほーら、私より強くなれるぞー!」
助手「嫌です!絶対に嫌でーす!!!」ダッ
師匠「逃がすか!トラップ発動!」
助手「うわぁっ!?」
床から触手が生えてきて自分を捕える
助手「嫌だ!嫌だ!嫌だぁぁああああああ!!!!」
師匠「大丈夫、大丈夫、私は天才だからねえ」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/04(日) 22:54:15.08 ID:qz2NC8oNO
助手「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
師匠「流石私、天才だね」
助手「鏡ニ映ッタ自分ノ姿デSAN値削レルトハ思イマセンデシタヨ……」
師匠「でもほら、強くなったと思うよ。向うの山に向かって魔法打ってみて」
助手「ヘイヘイ」
軽い火の玉魔法を打つつもりだが魔法詠唱無しで極大火炎魔法並みの"何か"が遠くの山を丸焼けにしてしまう
助手「やばいやばい、水魔法」
助手「うわっ、今度は大洪水に!」
助手「ああもう時間巻き戻し魔法!…ぅゎ、そんな魔法使えるんだこの体」
やっぱり師匠は天災…いや、天才だ
あとこの世界の勇者は魔王倒せるんだろうか
俺の故郷はこの世界に無いしどうでもいいけど
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/04(日) 22:58:10.22 ID:qz2NC8oNO
―――――
―――
―
助手「はぁ…はぁ…元の体に戻れてよかった」
師匠「天才は対処まで考えて作るものだよ。どっちみち戯れに作ったものだしね」
助手「戯れでこんなもの作らないでください。とりあえずこれは処分しておきます」
師匠「えー、せっかく君のために作ったのに」
助手「こんな恐ろしいもの存在してたまるか」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/04(日) 23:14:19.66 ID:qz2NC8oNO
次の日
助手「今日は何作ってるんですか」
師匠「私の命題」
助手「不老不死ならこの間完成したじゃないですか」
師匠「あれは飲み続けないといけない。一発で不老不死にできる薬を作るのが私の命題だよ?少年」
師匠の触手が俺の顎を撫で、目を細めて夢想を語る
リーンゴーン
師匠「おや、来客だ。少年」
助手「あ、俺迎えてきます」
来客はどんな人(魔物でも可)か
>>8
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/04(日) 23:16:02.53 ID:sE0iKwdrO
ボロボロの勇者
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/04(日) 23:23:45.66 ID:qz2NC8oNO
扉を開けるとそこには勇者がいた
助手「」
助手(え、これ勇者だよね?え?何でここにいんの?え?)
しかもなんかボッロボロ、こんなところに来るより宿屋か薬草でも買いに行ったらいいのに
@勇者「俺は勇者だ」
A勇者「俺は通りすがりの旅人だが」
>>10
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/04(日) 23:29:43.56 ID:9GCj1+p0o
2
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/04(日) 23:41:01.75 ID:qz2NC8oNO
勇者「俺は通りすがりの旅人だが」
助手「…はぁ」
助手(この人自分がどんだけ有名か知らないんだろうか。人間にも魔物にも顔が知れ渡ってるっての)
助手「とりあえず、こちらでお話を」
―――――
―――
―
師匠(いやいや、まさか勇者が来るとはねえ)
助手(ですよね、何故かボロボロだし、どうします?)
師匠(強力な麻酔で眠らせて魔王様に差し出すとか?)
助手(師匠、魔王軍にも人間にも依頼以外で肩入れしないんじゃなかったんですか?)
師匠(そうだね。開発資金は欲しいけど魔王様が報酬に金なんかくれるわけないし…ま、とりあえず話を聞こう)
師匠「お待たせしました。で、ゆ…旅人さん?ここに何をしに?」
@勇者「普通の毒消しでは無理な毒を食らった」
A勇者「魔力を底上げする薬が欲しい」
B勇者「もっと強くなりたい。一時的ではなく」
C勇者「自由安価」
>>12
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/04(日) 23:49:18.17 ID:LsqYoW+PO
4 魔物と仲良く出来るようにしたい
13 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 00:10:50.38 ID:BqnOfmHOO
勇者「魔物と仲良く出来るようにしたい」
師匠「ぷっ」
助手「し、師匠!」
師匠(わ、悪い…まさか勇者がそんなぬるいことを言うなんて…)
勇者「俺は魔物も人間も手を取り合えると信じている!」
師匠「んー、難しいと思うよー?」
勇者「ここは人間も魔物も出入りすると聞いている。あんたらだって魔物と人間だろう?」
助手「いや、俺は師匠に拾われた身でして。出入りするのも皆お金と現物、またはお金と技術という単純で利的な関係だから仲良くとは言えないんですけどね」
勇者「なんでもいい、できるのか出来ないのか!」
師匠「まあ、いくつかは思いつくよ」
@魔物が好感を持つフェロモンを出させよう
A勇者を魔物だと認識させる
B魔物と心を通わせられる薬を出す
C自由安価
>>14
今日はここまで
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/05(月) 04:30:40.99 ID:Xe+Vh8+W0
C 勇者を半分人間、半分魔物の体に改造する。ついでに魔物の力も付けちゃう
15 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 19:18:10.43 ID:FtP3KrB0O
―――――
―――
―
師匠「さて、ずっとやりたかった人体改造をできるとは。それも勇者に」クックック
助手「師匠、何する気ですか…」
師匠「勇者の体を半魔物体にする。なぁに、ちゃんと人間とも魔物とも意思疎通できるさ。依頼を無視はしないさぁ」
うわぁ、師匠が今までに無いくらい悪い顔してる
師匠「さあ今回はただの薬物投与や魔法だけじゃないよ!人体改造を始めよう!」
師匠「術式開始!」
師匠「一時的仮死状態薬投与!全体切開!内側から魔物化薬、魔族特有魔力を浸透させ、内臓の一部を人型魔族のものに置換」
助手「はい!はい!―
―――――
―――
―
16 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 20:55:49.72 ID:QMAhOtFlO
目が覚めたとき勇者は
@:見た目(だけ)は人間
A:見た目も半分魔物
B:A+町はずれにほっぽり出されている
C:B+記憶も一部抜き取られてる
>>17
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/05(月) 20:56:24.17 ID:kEkMSuXd0
4
18 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 21:33:00.53 ID:QMAhOtFlO
勇者「ぅ…俺はいったい何を…」
頭がくらくらする。何故こんなところにいたのだろう。こんな森のど真ん中に
確かどこか行かなければいかなかったような…
勇者「そ、そうだ!カルタッタ!」
カルタッタの町の司祭が実は魔物の化けた姿だったんだ!俺はあいつを倒さなきゃならないんだった
勇者「くそ、これ以上神を語って生贄の儀式なんかさせるか!」
19 :
◆bCs0r4M9IE
[sage]:2018/02/05(月) 21:37:50.77 ID:QMAhOtFlO
×神を語って
○神を騙って
20 :
◆bCs0r4M9IE
[sage]:2018/02/05(月) 21:48:54.73 ID:QMAhOtFlO
―――――
―――
―
勇者「見えた!カルタッタの町だ!」
「っ!?」
「きゃー!」
「ま、魔物だ―!」
勇者「ま、魔物!?今助けるぞ!」
「く、来るなー!!!」
勇者「…え?」
後ろを振り返る
しかし誰もいない
そう、皆自分を見て、恐れて逃げているのだ
勇者「違う!俺は人間だ!!!」
司祭「皆さん、言ったでしょう?勇者を騙る偽物の言う通りにして生贄の儀式を怠るから恐ろしい魔物がやってきてしまいました」
勇者「邪戒司祭!てめぇぇえええええ!!!」
司祭「ほほほ、皆さん私の後ろに隠れてください。邪悪な魔物は私が退治しましょう」
21 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 22:03:15.47 ID:QMAhOtFlO
―――――
―――
―
助手「師匠…かなりエグいことしますよね…」
師匠「クレームいれられたら退治されかねないからね。それを回避するために記憶弄るくらいしたっていいだろ?」
助手「そうじゃなくて見た目魔物にしたことですよ」
師匠「何言ってんのさ。半分魔物、半分人間だよ。魔物と人間の架け橋には半々がいいでしょ」
助手「本当は?」
師匠「魔物としての本能が勇者に意地悪しちゃった。テヘ」
助手「そっかー、師匠は悪い子だなあ」
『あっはっはー』
助手「で、勇者を戻す気は?」
師匠「無いね」
22 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 22:20:25.64 ID:QMAhOtFlO
@次の日
A次の来客
B勇者のその後
>>23
勇者の記憶に師匠や助手、その住居について全く覚えていません。事前知識も含めて全て消しました
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/05(月) 22:21:42.93 ID:9mkn4qnr0
3
24 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 22:30:19.64 ID:QMAhOtFlO
勇者「やめろ!やめるんだ!皆はそいつに騙されている」
司祭「魔物に耳を貸してはなりません!今こそ成果を見せるときです!」
村人達が農具、杖、果ては作りの悪い剣まで手にしていた
勇者「や、やめろ!」
司祭「魔物を皆の力で打ち倒すのです!」
勇者「くっぅ…」
@:何とか司祭を倒す
A:@+何人か巻き添えで村人も殺してしまう
B:途中で退散する
C:村人が司祭を守るように立ちはだかったために手を出せず、逆にボロボロにされてしまう
D:自由安価
>>25
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/05(月) 22:31:46.32 ID:d/4JBD4ho
2
26 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 22:42:28.32 ID:QMAhOtFlO
勇者「やめろ!俺は人間を殺す気はない」
「だったら帰れ!」
司祭「おほほ」
勇者「俺の目的はそいつだけだ!どけぇぇ!」
「し、司祭様をお守りしろ!」
「神様の僕を殺そうとするなんて魔物め!」
勇者「邪戒司祭ぃぃぃいいい!!!」
グサッ
司祭「あほっ、オホホホホホ、おほん、ぉぁぁあああ、私の村人が、神の愛しい子らが、魔物によって殺されてしまった」
司祭がわざとらしく嘆く
勇者の"鉤爪"には村人の死体が深々と突き刺さっていた
勇者「ぁ、ぉ、ぉぁ、ぁああああああああああ!!!!!!」
その勇者の慟哭は、まさに魔物のそれであった
司祭「オホホホホ」
勇者「がぁぁっっっ!!!」
グサッ
司祭「あら?」
27 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 22:46:39.81 ID:QMAhOtFlO
司祭「ぐふっ」
司祭「み、皆の者!私の仇、を…」
「よくも、よくも司祭様を!!!」
「よくもカインを!」
「魔物め!悪魔め!!」
魔物が化けていた司祭は倒した、しかし…何の罪もない村人をもその手にかけてしまったのだ
勇者「何で…何でこんなことに…」
@半魔(勇者)は逃げ出した▽
A絶望にくれた勇者はロクな抵抗も出来ないままに殺された
>>28
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/05(月) 22:58:50.18 ID:U7AS22dxO
1
29 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 23:10:56.29 ID:QMAhOtFlO
「やったぞー!魔物が逃げ出した―」
「馬鹿喜んでいる場合か!司祭様とカインが…くそ、あの魔物め」
「俺たちじゃあれ以上は無理だ。深追いはやめるんだ」
完全に魔物として扱われている言葉を背にしながら勇者は逃げだした
自分は本当に魔物になってしまったという悔しさと混乱、そして絶望を噛みしめながら
勇者「絶対…元に…戻らなきゃ…」
30 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/05(月) 23:45:21.05 ID:QMAhOtFlO
次の日
師匠「ほら少年、ご飯だよぉ」
師匠がタコ足で俺をニュルニュルと捕まえて離さず、余った腕で俺に朝食を与える
助手「師匠、俺普通に食べたいんですけど」
師匠「ダーメ、私の楽しみの一つだ」スリスリ
モフモフのケモノ顔でスリスリされる。ぶっちゃけ気持ちいいのが悔しい
―――――
―――
―
朝食後、家の裏にある植物に水をあげる
ここには普通の植物はともかく食獣植物まで生えているので気を抜くとこっちが肥料にされてしまいそうになる
なので一応剣は携えている。かといって切り落とそうものなら怒られてしまうのでできるだけ捕まらないようにする
ぶっちゃけ怖い
―――――
―――
―
家の中に戻ると
@来客(師匠の知り合い)
A来客(共通の知り合い)
B来客(知らない人間)
C来客(知らない魔物)
>>31
※特に勇者側のストーリーを深堀するつもりはありません
31 :
◆1WOpOPVY7s
[saga]:2018/02/05(月) 23:58:15.35 ID:Mj2knDEZO
今日はここまで
安価↓
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/02/05(月) 23:59:33.59 ID:8nlpQNQA0
1
33 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/06(火) 00:00:16.15 ID:x/Uy7VyoO
酉間違えた
また明日
34 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/06(火) 13:14:56.69 ID:KzOnRhytO
師匠「おや、戻ってきたようだ」
「その子が新しい助手なのねえ。可愛いじゃない」
どうやら師匠の知り合いが来ているようだった
下半身が巨大な蜘蛛であり、上半身は人間の女性、アラクネだ
助手「どうもこんにちは」
アラクネ「うふふ、こんにちは。食べちゃっていいかしら?」
助手「えっ」
アラクネが艶かしい目付きで見てくる
アラクネ「戸惑っちゃって可愛い、ねえ、今夜私の巣に来ない?食べちゃいたいわ」
甘い声でそう言われる
@助手「は、はい!」
A助手「俺には師匠がいるんで」
B助手「…捕食的な意味で?」
C助手「自由安価」
>>35
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/06(火) 13:26:27.32 ID:J5xDSxIbo
B
36 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/06(火) 14:06:00.18 ID:KzOnRhytO
助手「…捕食的な意味で?」
アラクネ「ふっ、ふふふふふ…中々聡い子じゃない」
師匠「そうだろう?私の自慢の助手だ」
アラクネ「本当に来るようだったら私の腹の中に収めるつもりだったのに。残念だわあ」クスクス
師匠「少年に手を出したら君を八つ裂きにするところだよ」
アラクネ「やあねえ怖い。あなたは的に回したくはないわあ」
そう言うとアラクネは外へと出ていく
アラクネ「また来るわ。今度ゆっくり話しましょ、助手君」
呆れた顔の師匠を見上げる
師匠「彼女はこれを提供しに来たんだよ」
助手「糸?」
師匠「そう。とても強靭で滑らかな良い糸だ」
助手「アラクネの糸…人間に売ればものすごい値段になりそうですね」
師匠「その通りだよ。といっても私からしたら友人の体の一部のようなものだ。売りには出したくはないな」
助手「…友人…」
あの邪悪な笑みをしたアラクネが…
師匠「そう、友人だよ。性格には問題あるが良い関係を続けている」
師匠「」チラ
師匠「君のその服も彼女の糸で編んだものだよ」
助手「えっ!?」
@人間の来客(何の用事かを指定しても良い)
A魔物の来客(何の用事かを指定しても良い)
B魔王軍幹部が訪れてくる
C師匠「少年、少し出掛けるよ」
>>37
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/06(火) 14:38:40.17 ID:9HyVYo5w0
3
38 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/08(木) 21:29:24.43 ID:9X3QWvH0O
―――――
―――
―
来客を迎えようと扉をあけるとそこには禍々しい意匠の鎧を着こんだ魔物が立っていた
ぞっとするほど巨大な気配
おぞましいほど濃く邪悪な魔力
師匠「おや、これはこれは、何ようかな?ゴルゴンゾーラ卿」
「誰がチーズだ!我は魔王軍大幹部が一人、ゴルディア・ゾーダ卿だ!」
ツッコミを入れつつ入ってくるゴルディア卿
それを見ても平常時から態度を崩さない師匠は流石だ
ゴルディア「ふん、貴様は相当人間が好きらしいな」
そう言って助手を見るゴルディア
その顔には侮蔑が見て取れる
師匠「人間を飼っている魔物は多いだろう。奴隷扱いこそしてないが従順で良い子だよ」
ゴルディア「それはまだ良いとしてもだ!聞き及んでおるぞ、人の望みを叶えているとな!」
師匠「対価をいただく代わりに、だ。取引だよ」
ゴルディア「だから何だ!魔王様の敵である人間に手を貸すなど言語道断!我が直々に警告しに来てやったのだ!」
そう吼えるゴルディア。その咆哮には警告どころか今すぐ強硬手段に出てやると言っているかのようでもあった
師匠「私の活動はその"魔王様"から直々に許可を貰っているのだが?」
ゴルディア「……は?」
師匠「疑うならば直接魔王様に聞きたまえ。自らの判断を疑われた魔王様がどういう反応をするかは知らないけどね」
ゴルディア「…」
師匠「私は止めないよ?疑うなら聞けばいい。幸い魔王様は部下の言葉に耳を貸す寛大なお方だろう?」
ゴルディア「……」
39 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/08(木) 21:47:14.76 ID:9X3QWvH0O
ゴルディア「ちっ、今日のところは引き下がってやる。所詮用事のついでに寄ったまでだ」
ゴルティアはそう言って帰って行った
―――――
―――
―
助手「師匠、よくあんなハッタリ言えましたね…魔王様から直々になんて…」
師匠「ハッタリじゃないよ?」
助手「え」
師匠「さてそろそろ昼食にでもしようか。君もそろそろ人肉でも食べてみるかい?」
助手「………え」
@食べてみる
A食べない
>>40
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/08(木) 21:50:59.44 ID:sng5Bup1O
2
41 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/08(木) 21:58:12.89 ID:9X3QWvH0O
助手「……遠慮します」
師匠「そう、残念だ」
その後、料理を作って持ってきた師匠
どちらも似たような料理だった
助手「これ、人肉じゃないですよね?」
師匠「大丈夫、君のはただの小動物だよ」
助手「小動物って、人間の子供だったりしませんよね?」
師匠「しないしない。でも、そうだね…君も私と、魔物と生きていくことを選んだんだ。いつかは同じ食事を一緒に楽しみたいものだ」
助手「いやあ、人間と魔物の味覚は違うと思いますよ?」
師匠「そうでもない。けっこう味付けには自信があるものだ」
助手「そういう問題ですか…」
師匠「味覚と倫理観を魔物風に改造してほしいなら今すぐ―
助手「遠慮いたします!!!」
@次の日
A人間の来客(何の用事かを指定しても良い)
B魔物の来客(何の用事かを指定しても良い)
>>42
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/08(木) 21:59:57.86 ID:9+GHdhDBo
3
助手君借りたい
43 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/08(木) 22:08:07.48 ID:9X3QWvH0O
依頼者の魔物は
@男
A女
>>44
どんな魔物かも指定してもいい
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/08(木) 22:09:45.43 ID:qIWh5sYrO
2 毒スライム
45 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/08(木) 22:30:15.57 ID:9X3QWvH0O
毒スライム「いるー?」
師匠「はいはい、いるよ」
毒スライム「ちょっとねー助手くんいるかなー?」
助手「見えてないんですか?さっきから視界に入っているはずですが?」
毒スライム「わ〜いっ!」
助手「っ!?」ヒュッ
毒スライムがいきなり抱き着いて来ようとするから咄嗟に避ける
助手「はぁ…はぁ…いきなり何するんですか」
毒スライム「ちっ…助手くんが可愛いから抱き着きたくなるんだよ〜」
助手「舌打ち聞こえましたよ!?」
毒スライム
全身紫がかった半透明の人型スライム娘
初めて会った時は避けられず見事に毒を食らってしまったが今は死ぬ気で学習して避けられるようになった
師匠「その子ぐらいの毒は解毒剤あるよ?即効性の」
助手「そういう問題じゃないです。かなり苦しいんですからあれ」
毒スライム「何事も経験なんだよ〜?」
助手「既に経験したんでいいです!!」
毒スライム「ところで〜ちょっと助手くん借りていきたくて〜」
@助手「…いいですよ」
A助手「怖いから嫌です!」
B助手「自由安価」
>>46
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/08(木) 22:33:06.13 ID:sng5Bup1O
3
まずは理由を聞かせてください
47 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/08(木) 22:45:19.74 ID:9X3QWvH0O
助手「まずは理由を聞かせてください」
毒スライム「んー、練習台?」
助手「何の!?」
毒スライム「最近ねー、人間と遭遇することが多くてさー、人間と戦う練習がしたいって皆が〜」
@助手「師匠、薬草と毒消し草を大量にください」
A助手「絶対に嫌です!」
B助手「師匠…タスケテ」
C助手「自由安価」
>>48
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/08(木) 22:49:25.11 ID:0DGT6mxf0
2
49 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/08(木) 23:10:36.24 ID:9X3QWvH0O
助手「絶対に嫌です!」
毒スライム「え〜」
助手「嫌ですよ!俺平和ボケした世界から来たんですから!死にたくない!」
師匠「何言っているんだ。結構特訓してるじゃないか。私の見立てではそろそろ王国兵士レベルには強くなっているはずだよ」
助手「そういう問題じゃないです!」
師匠「対価はいつもの?」
毒スライム「そうだよ〜」
師匠「うん、師匠命令だ。行ってきて」
助手「それは卑怯じゃないですか!?」
師匠「毒スライムゼリーは私の薬作りにとても役立つからね、できる限り話は断れない」
助手「そんなー!」
師匠「私特製の毒消し草大量にもたせてあげるから。頑張ってきてね」
助手「」
師匠「彼女の村は美人のスライム娘ばっかりだよ、猛毒ハーレム楽しんでおいで」
助手「 」
50 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/08(木) 23:42:17.71 ID:9X3QWvH0O
E:毒避けコート
E:毒避け手袋
E:腐食耐性有木刀
持ち物:師匠特製万能毒消し薬×99etc
助手「万全とは言えないよなこれ…」トテトテ
毒スライム「死なない死なない〜」ペタペタ
助手「最初殺されかけたんですがそれは…」トテトテ
毒スライム「気のせいじゃない〜?」
助手「気のせいで三途の川渡りかけてたまるか!」
毒スライムの村は
@いろんな種類のスライム娘がいる
Aポイズンオンリー
>>51
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/08(木) 23:43:05.71 ID:qIWh5sYrO
1
52 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/09(金) 00:00:26.14 ID:hib+4+FpO
今日はここまで
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 00:43:10.11 ID:tYZT0UrgO
おつ
54 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/14(水) 22:45:25.63 ID:f8jrtc88O
スライム娘「おかえりお姉ちゃん」
ドラゴスライム「がうー、客なんだぞー、人間なんだぞー?」
クイーンスライム「いらっしゃい、歓迎するわ」
助手「けっこういろんなスライムがいるんですね」
毒スライム「みんなころs…戦いたがってるんだよー」
助手「今殺したがってるとか言いかけませんでした!?」
マグマスライム「まずはオレだ!熱くなろうぜバーニンッ!」
体がマグマで出来ているスライム娘が前に出る。ボーイッシュっぽい顔つきでツインテールの髪形をしている
助手「俺の武器木刀なんですけど…」
@正面から切りかかる
A避けに徹する
B自由安価
>>55
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/14(水) 22:46:49.86 ID:JzfPV7CMo
3
命乞いをして油断させた所に…
56 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/14(水) 23:10:14.28 ID:f8jrtc88O
助手「俺の武器木刀なんでマグマスライムさんには勝てるわけないです許してください」
マグマスライム「な…戦う前から謝ってんじゃねえぞもっと熱くなれよお前!」
助手「いや本当無理です助けてください」
マグマスライム「ちっ、オレの熱が冷めちまったぜ」
助手「今じゃオラァァア!」
コンマ安価(このレスより小さい数字で成功)
>>57
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/14(水) 23:11:04.30 ID:QiKHxFTX0
あ
58 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 17:31:05.21 ID:7sJA+2UuO
前は運動なんかほとんどしないで暮らしてきたとはいえ、師匠に拾われてからはこの世界で生きるためにと素振りしたり師匠の客に少し教わったりした
不意をつけば少しは出来ると思っていた
だが
マグマ「おっと」
助手「なっ」
木刀を叩きつける寸でのところで避けられ、そのまま体を回したマグマスライムの蹴りが飛んでくる
助手(よ、避けなきゃ)
コンマ安価(このレスのコンマ-10の数値より小さい数値、もしくは05以下で成功)
>>59
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 17:31:58.95 ID:vS0Kr2+KO
の
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 17:39:43.23 ID:Ujc41UV9o
ちーん
61 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 17:58:45.92 ID:7sJA+2UuO
助手「ぐぁぁぁぁ」
避けられるとは思ってなかった。それどころか反撃までされるとは尚更考えていなかった
そのため反応が遅れ、マグマスライムの蹴りを思いっきり食らってしまう
腹が焼けるように、否、比喩表現一切無く焼けている!
助手「あぢゃぢゃぢゃぢゃ!!!」
アクアスライム「大丈夫ー?」ジュゥゥ
アクアスライムが患部を冷やしてくれたが痛みは引かない。毒対策はしてきたが炎属性は対策してなかった
毒スライム「さあ皆鬱憤晴らしだよー」
助手「やっぱりそういう魂胆かチクショウ!」
\ギィャアアアアアア/
62 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 18:19:17.05 ID:7sJA+2UuO
〜家〜
助手「ひ、酷い目に遭った…」
師匠「お疲れ様」
助手「疲れたとかそういうレベルじゃないんですけど…よく生きていたもんだと不思議なレベルですよ…」
師匠「君は私の物だからね。殺したりはしないさ」
助手「生きてりゃいいって話じゃ無いですよ…」
師匠「はいはい、回復魔法かけるよ」
@次の日
A助手「魔法じゃなくて直接治療してください。せめてそのくらいはしてくださいよ」
B助手「俺ボコられ損じゃないですか。特別給金の一つくらい欲しいですよ」
C助手「もうこういうのは二度としませんよ」
D助手「自由安価」
>>63
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 18:51:11.02 ID:6UxTFeeQO
4
64 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 19:17:45.80 ID:7sJA+2UuO
助手「もうこういうのは二度としませんよ」
師匠「ふふ、君は何度もそう言ってるね」
助手「今度こそ!今度こそ本気です!」
師匠「次も頼むね」ナデナデ
助手「嫌です!頭撫でられてもやりませんから!」
今度こそと本気で心に決めつつ手を払う
師匠「」ニヤニヤ
手を払う傍から別の触手が頭を撫でてくる。払っても払ってもキリがない
師匠「少年は可愛いなあ」ニヤニヤ
助手「俺を弄ぶなあ!」
そう言って逃げようとすると触手に全身ぐるぐる巻きにされる
ああ、結局まだまだ師匠には敵わない
師匠「そうそう、君はまだまだ私の手の内だよ」ギュゥ
楽しそうにそう言いながら抱き締められる
65 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 19:19:26.48 ID:7sJA+2UuO
後日
@師匠とお出かけ
A魔物に剣術を教えてもらう
B魔物に魔法を教えてもらう
C来客(自由安価)
>>66
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 19:32:35.12 ID:mGK1RIwQo
1
67 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 20:29:48.13 ID:JtiOxvXBO
@人間の町へ買い物
A洞窟へ素材の採集しに
B依頼された物を渡しに行く(依頼主:魔物)
C依頼された物を渡しに行く(依頼主:人間)
D自由安価(行先でも目的でも)
>>68
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 20:33:57.84 ID:6UxTFeeQO
1
69 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 21:06:09.05 ID:JtiOxvXBO
師匠「今日は少し出かけよう」
助手「どこ行くんですか?」
師匠「人間の町に買い物だ」
師匠はそう言うと魔法で変身した
黒髪ロングストレート、長身ボインのお姉さんに
助手「…」
いつもの魔物姿を見ているとただの人間姿はすっきりしすぎていて違和感しかない
師匠「うん?どうしたんだい?少年」
@助手「いえ、何でも」
A助手「人間姿に違和感が…」
B助手「…いつもの姿の方が好きだな」ボソッ
C助手「自由安価」
>>70
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/02/15(木) 21:07:20.20 ID:xlqcgu9G0
2
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 21:07:22.38 ID:7sJA+2Uuo
3
72 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 21:32:54.94 ID:JtiOxvXBO
助手「人間姿に違和感が…」
師匠「そうかそうか、君も大分こちら側に染まってきたわけだ」ニヤ
助手「ち、違いますよ!ただいつもの魔物姿に慣れているから!」
師匠「ふふ、君がいつ私と同属の魔物になりたいと言ってくるか楽しみだよ」ニヤニヤ
助手「それだけはないです。それだけは」
師匠「むぅ、そうか…」
73 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 21:58:20.23 ID:JtiOxvXBO
アルマの町
師匠「うん、いつ来ても活気のある良い町だね」
助手「…そうですね」
師匠「どうした?あまり元気ではないね」
助手「はは、人ごみが苦手でして」
師匠「では私から離れないようにしたまえ」
そう言って手を繋ぐ
師匠「まずは食材だね。野生物も良いけど人間が育てた食材は一級品だ。私たちも学ばなければならない」
「私たち」というのは多分魔物全体を指しているのだろう
師匠「次に実験や薬品作りに欠かせない器具も購入して」
師匠「あ、少年は欲しいものとか無いかい?この間にスライムたちの件で酷い目に遭わせちゃったしね。何か買ってあげるよ」
@助手「武器!武器が欲しい!」
A助手「うん、防具で」
B助手「じゃあ高級料理店でも」
C助手「自由安価」
>>74
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 21:59:07.69 ID:R0LEig+70
1
75 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/15(木) 22:10:42.84 ID:JtiOxvXBO
助手「武器!武器が欲しい!」
師匠「武器、ねえ…ふむ。どんな武器が欲しい?」
@剣
A魔法の媒体にもなる魔剣
B拳にはめるグローブ型の格闘専用武器
C魔法の媒体にしかならない杖
D自由安価
>>76
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 22:11:22.71 ID:IYWg50oKO
3
77 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 08:46:11.48 ID:TM8XsrQcO
助手「このタイプがいいです」
拳につけるグローブ型の武器を選ぶ
師匠「剣じゃなくていいのかい?」
助手「殴る蹴るの喧嘩なら少しは心得あるんで」
師匠「君の出身地では格闘術が主だったのかい?」
助手「というより原則武器を持つのが法律で禁止されていたんです」
師匠「へえ」
店主「ウチで一番強いのはこの鋼の爪だよ。材料さえ持ってきてくれればオーダーメイドも請け負っているけどどうする?」
筋骨隆々の店主がニヤリと笑う
@鋼の爪を買う
Aオーダーメイド
>>78
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 08:59:11.86 ID:TO3AqXhPO
2
79 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 09:03:31.43 ID:TM8XsrQcO
助手「師匠、オーダーメイドいいですか?」
師匠「うむ、しかし今は素材がないから今度だね」
助手「はい!」
@帰る
Aまだ用事がある(自由安価。師匠の用事でも助手の用事でも良い)
>>80
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 09:15:35.66 ID:O+V5rbcfo
2
ちょっとカフェでお茶でも(師匠発案)
81 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 09:24:37.94 ID:TM8XsrQcO
師匠「少しカフェでお茶でもしようじゃないか」
助手「いいですね」
近場のカフェに行き、コーヒーを、師匠はお茶を飲む
どっちも魔力を持つ不思議な植物の豆と葉を使った物だ
師匠「少年、あーん」
小さなケーキをフォークの先に指してこちらに差し出してくる
@食べる
A食べて師匠にもあーん
B助手「恥ずかしいんでやめてくださいよ」
C自由安価
>>82
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 10:40:50.06 ID:PU9iu7KR0
3
83 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 11:26:07.72 ID:2L7r2vrJO
助手「恥ずかしいんでやめてください」
師匠「むぅ、残念だ」
そう言って自分で一口食べ、助手にも皿ごと差し出す
助手「うん、美味しいですね」
師匠「だね、私もお菓子作りに挑戦してみようかな。これを真似て」
助手「実験体は俺すか」
師匠「実験体なんて人聞きの悪い。きちんと私自身で味見するよ」
@帰る
Aまだ用事がある(自由安価)
>>84
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 12:10:49.02 ID:KIUsVTFdO
助手の方からあーん攻撃じゃ
85 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 13:28:02.65 ID:2L7r2vrJO
師匠「少年、少年」
助手「何ですk―ムグッ」
口を開けた瞬間にケーキを食べさせられた
師匠「ふふ、成功」
助手「恥ずかしいから嫌だって言ったじゃないですか」
師匠「ふふ、君に拒否権は無いんだよ。君は私の所有物なんだからね」
師匠「ほら、もう一度口を開けたまえ。一度したなら二度も三度も同じだろう?」
@口を開ける
A助手「嫌です」
B自由安価
>>86
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 14:16:55.68 ID:6QdfBnF/o
2
87 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 15:16:40.24 ID:2L7r2vrJO
助手「嫌dーむぐっ…だから嫌だって言ってるじゃないですか!」
嫌です。と言おうと口を開いたらまた食べさせられた
師匠「ふふふ、君は本当におもしr…可愛いな」
助手「今面白いって言いかけましたよね!?俺を弄ぶのやめてくださいよ!」
師匠「一々良い反応する君が悪いよ。君が」
助手「絶対次はありませんから」
そう言って警戒していたが食べ終わるまで二度とやってこなかった
88 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 15:17:27.06 ID:2L7r2vrJO
その日はそれで帰った
@来客は無く、夜
A来客(自由安価)
>>89
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 16:15:06.59 ID:BqRcX8jMO
2 助手に(食用として)恋してるワーウルフ
90 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 16:27:42.44 ID:2L7r2vrJO
ワーウルフのキャラ(性格)は
@ヤンデレ
A快活なボクっ娘
B積極的な元気っ娘
C捕食者
D自由安価
>>91
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 16:36:05.07 ID:UCyrNMuAo
2
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 16:36:17.09 ID:kkTYdFEVo
1
93 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 17:19:25.32 ID:2L7r2vrJO
助手「」ゾクゥ
師匠「どうしたんだい?少年。寒いなら体を暖める薬茶でも…」
助手「いえ、何か寒気が…」
師匠「そんなに寒いかな?」
助手「そうではなく…何かしら危機が迫っているような…すごく怖い何かが追いかけてくるような…嫌な予感というか虫の知らせというか…」
師匠「ふむ?気のせいじゃないのかい?」
助手「これが気のせ…〜リンゴーン〜
師匠「おや、客人かな?」
助手の言葉を遮るようにベルが鳴る
師匠「少年、出てきてくれ」
@出る
A助手「俺の中の何かが警鐘を鳴らしてるんで師匠お願いします」
B自由安価
>>94
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 17:55:30.10 ID:FhthS7Kho
3 2+俺はいないことにしてください
95 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/16(金) 20:20:06.02 ID:2L7r2vrJO
助手「俺の中の何かが警鐘を鳴らしてるんで師匠お願いします」
師匠「ふむ、しょうがないな」
助手「あと俺は隠れるんでいないことにしてください」
そう言って奥の部屋に逃げる
師匠「以外に臆病だな君は」
〜リンゴーン〜
師匠「はいはい、今出るよ」
96 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/17(土) 22:59:33.16 ID:N5Vrh/SzO
助手は奥の部屋から鍵穴を覗いた
助手(げ)
扉を開けた先にいたのは本能が警鐘を鳴らすには充分な危険人物だった
空から降り注ぐ美しい月光を浴びて輝く白銀のモフモフとした体毛
高いマズルを中心にした美人な狼の顔
その顔には満面の笑みを湛え、恐ろしい牙を見せている
狼の獣人、ワーウルフ
助手(マズイ…これはマズイ)
ワーウルフ「こんばんは。助手いる?いるよね?」
助手(く、食われる!)
初めて会ったとき、本当に食われかけた
アラクネの時もそうだが人外娘にエロを匂わせて誘われたときは捕食を疑うようになった最大の要因!人肉食の人狼!
師匠「今はいないよ?」
ワーウルフ「ボクの鼻は誤魔化せないよ。助手の美味しそうな匂いが漂っているんだから」ジュル
助手(ヒイィ、舌舐めずりしてるぅ!)
ワーウルフ「出てきてよお。君がほしいんだ。ちょっとだけでいいから味見したいよー」
師匠「あれは私の所有物だと言っているだろう。ダメだよ」
ワーウルフ「手だけでいいから。後で回復魔法かければ生えるでしょ?ね?」
師匠「ね、じゃないよ」
ワーウルフ「いるよね?中に入れてよ」
師匠「だからさっきまでいたけど今はいないって」
助手(ど、どうする。この部屋にいて本当に安全か…?)
ワーウルフ「残り香と匂いの元がいるのとじゃ濃さが違うんだよ?殺さないから。ちょっと味見するだけだからぁ」
@逃げる
A身動きひとつせず隠れている
B師匠「自由安価」
>>97
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