アンジャナフ 「古代樹の森で人間と出会ったんだが」

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69 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 14:20:01.82 ID:B1g4V9Vb0
>>66
はいー。
全く気にしてないのでマイペースに進めます。
別に違反もしてませんし。

>>68
すみません、体調を崩しまして手がつけられていませんでした。
深夜にでも、回復したら投下しますね。
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 14:32:18.52 ID:Pp5FTALC0
>>69
ありがとう、そしてがんばれ。
結局下位レウスは逆鱗よこさなかったので諦めてストーリ進めた(激運チケット全消費)
仕方無いから上位で青レウス殴ってくる。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 15:35:58.47 ID:MZtNeMrEo
なんだただのキチガイか餓鬼だったか
こういうのが車で注意されたら暴走運転したりするんだろうなぁ、自己快楽優先で他人の事を考えるって事を全く考えてない
72 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 15:57:58.69 ID:B1g4V9Vb0
>>71
……???

ええ、見回りお疲れ様です。偉いですね。
コメントがないのも寂しいので、定期的に書き込みいただけますと嬉しいです。
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 16:29:11.85 ID:aemg02/+0
けっこう昔にクックおじさんと少女の話書いてた人かな。期待
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 18:22:26.38 ID:VTwzaD8u0
おもろい
75 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:50:24.41 ID:B1g4V9Vb0
【3】

=調査拠点アステラ・夜=

総司令 (……ハンター達は出発したか)
ソードマスター 「……俺を呼んでいたそうだな。すまない、戻ってくるのに時間がかかった」
総司令 「…………」
ソードマスター 「……何を思い詰めている」
総司令 「まずいことになった」
ソードマスター 「……? 手紙……これは、テトルー村の村長の筆跡だな」
総司令 「…………」
ソードマスター 「……成る程。即急に探し出さなければ」
76 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:51:50.88 ID:B1g4V9Vb0
総司令 「その手紙が届いたのは少し前だ。書いてある通りならば、まださほど遠くには行っていないようだが……」
ソードマスター 「分かっている。この件は、俺達と、お前の胸の中だけに留めておくべきことだ。他言はせん」
総司令 「すまない……」
ソードマスター 「……大団長は?」
総司令 「いつもの通りだ。連絡は……」
ソードマスター 「…………」
料理長 「……お呼びか?」
総司令 「うむ。アイルーを代表して、お前にアステラの『外』へ出て欲しい」
料理長 「俺に? ……まさか!」
77 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:53:04.87 ID:B1g4V9Vb0
ソードマスター (スッ……)
料理長 「これは、テトルーの筆跡……チッ、だから俺は、テトルー族は信用出来ないとあれほど……」
総司令 「過ぎたことを責めても仕方あるまい。放置していた我らにも責任がある。1期団の一部で、この件は早急に対処しなければならん」
料理長 「それはそうですがね……」
総司令 「料理長、お前は急ぎ支度をしてソードマスターと出てくれ」
料理長 「チィ、俺は引退した身だってのによ」
78 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:54:19.95 ID:B1g4V9Vb0
ソードマスター 「ゴネるな。行くぞ」
料理長 「へいへい、旦那こそ足を引っ張んねえでくだせえよ」
ソードマスター 「…………猫が」
総司令 (…………森がざわついているのが分かる。いつもの古代樹の森ではない。これは、想像しているよりまずい状況なのかもしれんぞ……)
79 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:54:56.25 ID:B1g4V9Vb0


=古代樹の森・夜=

アンジャナフ 「ハァ……! ハァ……!」

ズン、ズン!

アンジャナフ (畜生ォ……体が思うように動かねェ……! しかし、早くここを離れねェと。空から何かが俺を追ってきてる)
少年 「…………」
アンジャナフ (頭の後ろにビリビリした気配が消えねェ。レイア姐さんか……? 今姐さんと戦うのは絶対に避けないと……)
少年 「…………!」
80 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:56:35.17 ID:B1g4V9Vb0
アンジャナフ 「何だ! 頭を叩くな!」
少年 「! ……!」
アンジャナフ 「ン……! あれは……」
クルルヤック 「おぉぉ〜い! おぉぉーいィ! どこに行くだァー!」
アンジャナフ 「クルルヤック! あいつ小せェから見逃してた!」
クルルヤック 「……ゼェ、ゼェ……ア、アンジャナフ……お前な……」
81 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:57:28.67 ID:B1g4V9Vb0
アンジャナフ 「わ、悪ィ……」
クルルヤック 「カガチんから話は聞いたよ。大変だったなァ」
アンジャナフ 「ここはまずい。どこか隠れられる場所はないか?」
クルルヤック 「でぇじょうぶだ。こっちに地下水路がある。来な!」
アンジャナフ 「すまねェ……!」
82 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:59:02.17 ID:B1g4V9Vb0


=古代樹の森・地下水路・夜=

クルルヤック 「ここは洞窟が入り組んでるからねェ、奥まで入っちまえば、見つからねえよ」
アンジャナフ 「フゥ……やっと落ち着いて休めるな……」
クルルヤック 「カガチんには恩があるからねェ。ま、オイラは森とそんな付き合いはねェし、構えるこたあねえよ」
アンジャナフ 「悪ィな……助かる」
クルルヤック 「しっかしねェ……うっすら聞いたっちゃ聞いたけんども、人間ねェ……」
少年 「……?」
83 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/04(日) 23:59:41.94 ID:B1g4V9Vb0
クルルヤック 「オイラ達の言葉が分かるって本当?」
少年 (コクコク)
クルルヤック 「なーしてテトルーの住処になんて隠れてた?」
少年 「…………」
クルルヤック 「あそこのテトルー村は性悪猫が多いって話で……おっと、こっちだァ」
アンジャナフ 「ヒカリゴケで割と明るいな」
クルルヤック 「んだ。オイラもここらへんは、よく隠れ家に使うよォ。だども、道を覚えねェで入ったら、迷っちまうかんね。気ィつけなよ」
84 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:00:15.11 ID:gDlV2rG20
アンジャナフ 「そ、そうなのか……」
クルルヤック 「最悪出れねェってことになるかんね。ほれ、そこに骨がいっぱい転がってるだろォ」
少年 「……!」
クルルヤック 「迷って死んだモンスターなのかもねェ。クェ、クェ、クエ! オイラには関係ねェ話だけんどもな」
アンジャナフ (…………だが、頭の後ろがまだビリビリする。追手は、俺達を見失っていないぞ……)
85 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:00:46.18 ID:gDlV2rG20


=古代樹の森・地下水路入り口・夜=

リオレイア 「…………」
プケプケ 「あァん! 姐さん早すぎ! やっと追いついたわ!」
リオレイア 「集中してるんだから、もうちょっと静かにおし」
プケプケ 「だってェ……もう汗だく。早く巣に帰りたァい!」
86 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:01:24.41 ID:gDlV2rG20
リオレイア (……坊やの気配はこの「下」に続いてる。足跡や臭いは消しながら移動してるみたいだけど、アタシから逃げることはできないわよ。でも……どうやら逃走を助ける「協力者」もいるみたいね。注意して進まないと……)
プケプケ 「ホントにこんな何もない所に逃げてるのォ? 私には何も見えないわよ?」
リオレイア 「だからアンタは半人前なのよ。アタシの追跡術を信用できない?」
87 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:02:03.06 ID:gDlV2rG20
プケプケ 「信用してるから一緒に行動してるんじゃない?」
リオレイア 「言うねェ。ま、そういう正直さは嫌いじゃないわ」

ドガッ!

プケプケ 「……! これは……」
リオレイア 「この樹の下にでっかい空洞があるね。洞窟になってるみたい」
プケプケ 「うえェ……ジメジメしてる……」
リオレイア 「ここで待ってるかい?」
88 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:04:39.61 ID:gDlV2rG20
プケプケ 「やァよ! 私は姐さんについていくんだから!」
リオレイア 「じゃ、文句言わずについてきな。行くよ」
プケプケ 「姐さん、そういえば聞くの忘れてたけどさ」
リオレイア 「何だい?」
プケプケ 「ジャナフさ、見つけたらやっぱ殺すの?」
リオレイア 「…………」
89 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:06:20.41 ID:gDlV2rG20
プケプケ 「私は別にアイツと知り合いでもなんでもないからいーんだけど。姐さん、確か……」
リオレイア 「無駄口をきいてるヒマがあったら足を動かしな。ほら、頭ぶつけるよ」

ゴヅン!

プケプケ 「痛ッ……アアアア!」
リオレイア 「言わんこっちゃない……」
プケプケ 「んもう! だから地下って嫌!」
リオレイア (殺す気かって……? 殺さなきゃ……いけないだろうけど……アタシにはそれは……)
90 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:09:33.73 ID:gDlV2rG20

=古代樹の森・地下水路・夜=

クルルヤック 「ふいィ〜! ここらへんでいったん休憩しよう」
アンジャナフ 「だいぶ歩いたな……」
クルルヤック 「ここまで来りゃァ、もう大丈夫だァ。ちょっとやそっとでは見つからねェよ」
アンジャナフ (…………)
少年 「スゥ……スゥ……」
クルルヤック 「おっと、ガキは寝ちまったみてェだね。ン……? どうしたィ? ンな険しい顔して」
91 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:10:56.30 ID:gDlV2rG20
アンジャナフ 「……何かに追われてる感覚が消えねェ。感じねェのか?」
クルルヤック 「……ンン? オイラは特にはねェ。でも大丈夫だ。ここは、今まで誰にも見つかったことがねェ。大蟻塚に行くにしてもよ、お日様が登らねェと、森抜けは厳しいぞゥ」
アンジャナフ 「分かってる。けどな……」
クルルヤック 「取り敢えずメシにしようさ。カエルとかそこらへんで捕れるよ」
アンジャナフ 「カエルか……まァ、四の五の言ってる場合じゃあねえな」
92 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:11:36.91 ID:gDlV2rG20
クルルヤック 「(モグモグ)……んでよ、カガチんから、オイラァ、アンタ達を大蟻塚のボルボルスばーさんのとこまで案内するよーに言われてる。明日の夜までには着きたいなァ」
アンジャナフ 「悪ィな……でも大丈夫なのか? 俺らを助けたら、お前も……」
クルルヤック 「オイラァ、『森』はあんま好きじゃねェでな。大蟻塚の先には、親戚もいるかんね。アンタ達を届けたら、オイラはそのまま親戚に会いにいくよォ」
アンジャナフ 「……そっか」
93 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:12:36.80 ID:gDlV2rG20
クルルヤック 「だどもアンタ、なしてあんなことした?」
アンジャナフ 「…………」
クルルヤック 「ハンターを助けて、そのハンター達に仲間が殺されたんだろォ? 浮かばれねェよなァ、アンタも、リオ達も。死んじまったガキ共もよ」
アンジャナフ 「言い訳はしねェよ。俺の軽率な行動が大惨事の引き金だったのは確かだ。責めたいなら気が済むまで責めればいい」
クルルヤック 「クェ、クェ、クェ! 聞こえの悪ィこと言うなァ。オイラには関係ねェことさ! そのヒトのガキも起こしなよ。ほーら! カエルがこんなに捕れたぞォ!」

ドーン!
94 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:13:10.93 ID:gDlV2rG20
アンジャナフ 「…………お、おう。こいつカエル食うのかな……」
少年 (ふあーぁ……)
アンジャナフ 「ガキ、起きろ。メシだぞ」
少年 「…………?」
アンジャナフ 「カエルくらいしかねェが食っとけ。何かハラに入れねェと、力が出ねーだろ」
少年 (ゴソゴソ)
クルルヤック 「ンまいよォ〜! 特にこのシビレガスガエルをブヂュ! って噛むとねェ」
95 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:13:53.59 ID:gDlV2rG20
シビビビビビビ!

クルルヤック 「おおおおおおお痺れるゥゥゥゥゥ!」
アンジャナフ 「…………」
少年 (ガチ、ガチ!)
アンジャナフ 「何してやがる。早く食……」

ボウァ!

アンジャナフ 「…………!」
クルルヤック 「おォ? 驚いたァ。ヒトって、好きな場所に火を出せるんだなァ」
96 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:14:23.60 ID:gDlV2rG20
ジュゥゥゥゥゥ……

アンジャナフ (カエルを……焼いてるのか?)
少年 (ニコニコ)
アンジャナフ (好きにさせておくか……)

モグモグ……
97 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:14:54.35 ID:gDlV2rG20


クルルヤック 「フイィ〜食った食ったァ」
アンジャナフ 「焼いたカエルっつぅのも意外とイケるもんだな」
少年 (コクコク)
クルルヤック 「だねェ。オイラァ、カエル焼くっつー発想はなかったよ。ヒトは面白いこと考えるねェ」
少年 (ゴソゴソ……ペタペタ)
アンジャナフ 「うおォ! 傷が痒ィ!」
クルルヤック 「手当てもしてくれてるんだねェ。見上げた根性のガキだァ」
98 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:15:52.43 ID:gDlV2rG20
アンジャナフ 「……あァ」
クルルヤック 「傷が痒ィ〜ってのは、治ってきてる証拠だァ。良かったなァ」
アンジャナフ 「…………」
少年 「…………?」
アンジャナフ 「尻尾はいい。触るな」
少年 (…………コクリ)
99 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:16:28.71 ID:gDlV2rG20
クルルヤック 「さて。ハラもいっぱいになったし、ちょっと休むかねェ。寝ておかないと、明日の移動はキッツいぞォゥ……」
アンジャナフ 「……だな。ガキ、こいつの言うとおりにしておけ。俺が見張っておく」
クルルヤック 「ズビー……! ズズズビー……!」
アンジャナフ 「もう寝やがった……いびきうっせぇなこいつ!」
100 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:17:15.25 ID:gDlV2rG20


アンジャナフ (頭の後ろの感覚が段々強くなる……近づいてきてやがる)
少年 「スゥー……スゥー……」
クルルヤック 「グガゴゴゴゴギャァ! ゴゴゴゴズビビビ!」
アンジャナフ (それに嫌な予感もする……クルルヤックは心配ないっつってたが、もう少し痕跡を消してくるか……)
101 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:17:53.21 ID:gDlV2rG20
グググ……

アンジャナフ (体は動く。傷もかなり治ってきた……深手だったが助かったな。行くか……)

ズシン、ズシン……

アンジャナフ (あんま遠くに行くと戻れなくなるな……ン!)

サッ……

アンジャナフ (何か……いる……! 気配はしないが、俺の「直感」が告げてる。近いな……!)
102 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:18:28.31 ID:gDlV2rG20


リオレイア (…………)

サッ

プケプケ (コクリ)
リオレイア (…………「気配」が今、完全に消えた。やはり、近くにいるね。坊やが……)

ス……

リオレイア (こっちにも気づいてる様子。こりゃ、うまくやらないと逃げられるね……アンタは昔から、戦うのはあんま好きじゃなかったね……でかい図体の割に臆病だよ)
103 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:19:00.31 ID:gDlV2rG20
プケプケ (ススス……)
リオレイア (プケプケも完全に気配を殺してる。いい鍛錬だ。どうする……? このまま追い詰めてトドメを刺してもいいけど……)
プケプケ (…………?)
リオレイア (協力者の事も分かってない。それに、連れてるっていうヒトの子供……ハンターが使うような道具も使うって、レウスが言ってたね。無策で追い詰めるのはあまり良くない気がする……)
104 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:19:28.10 ID:gDlV2rG20
グイ

プケプケ (…………)
リオレイア (ここは「待ち」の一手だ。坊やは手負い。体力はこっちの方が上だ。様子を見てれば、必ずあっちが先にボロを出す。そうしたら……「捕獲」させてもらうよ)
105 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:20:18.00 ID:gDlV2rG20


アンジャナフ (…………首の後ろの気配が消えた……? こっちに気づいたのか! そんな芸当ができるのは、レウスみたいな直情型じゃない。別の術のプロだ……カガチ……? いや、違う。あいつは俺を逃してくれた。やはり来ているのか、レイア姐さん……!)

シーン……

アンジャナフ (単独か……? 分からないな。しかしやべェな……ガキとクルルヤックからは離れているが、俺のキズは完全に治ってねェ。消耗戦に持ち込まれたら確実に殺られるぞ……)
106 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:20:46.92 ID:gDlV2rG20
ズキッ……
ズキッ……

アンジャナフ (畜生……こんな時にキズが疼いてきやがった……何か、何かできることは……)

シーン……

アンジャナフ (……ッ、別の気配が来る! これは……!)
107 :三毛猫 ◆58jPV91aG. [saga]:2018/02/05(月) 00:22:57.66 ID:gDlV2rG20
>次回更新へ続く。

不定期更新、低速です。
ご感想などいただけると励みになります。

>>73
ええ。ご存知の方がいらっしゃったんですね、驚きです。

>>74
低速ですが、気長におつきあい下さいね。
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 08:04:21.48 ID:Taaub8FE0
だめだ…レウス亜種殴ろうにもバゼルギウスが邪魔してくる…。
ジャナフ、すまん。あんたの装備、使わせてもらうぞ…。
火耐性35が欲しいんだ…。全て討伐せずに捕獲で済ませるから許してくれ…。
ストーリーでクリアした初回の任務クエで宝玉出たから作りたいんだ…。
すまない…。
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 16:00:21.17 ID:zwElogxAo
知らねーよ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 02:23:29.20 ID:L7zPjnN+o
お疲れちゃん
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/12(月) 10:32:18.85 ID:6JhgiN2ho
続きはー?
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 09:36:25.96 ID:Z3Dt6cGAo
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