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オール安価でまどか☆マギカ 22
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26 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 22:43:37.20 ID:qh3ZdBlW0
帰り道、目に留まった景色をカメラに収めていく。
まだ少し雪が残っている小川のほとり。少し寂しそうな風景が詫びと情緒を感じさせた。
QB「よし、アップして……と」
わくわくしながら反応を待つ。
しかしみんなとは感性がズレてるのか、自分の好みで撮った写真はあまり話題にはならない。
その代わりに、そういうのを好んで毎回反応をくれる人も中には居た。
……僕が撮るのはその辺の風景か人物だけだった。
僕もこの星の人間と同じ姿だったら、もっといろんなことを楽しめただろうか?
『特別になりたい』欲求とは裏腹に、同時に僕は『自分と同じ』仲間も求めていた。
本当は、インキュベーターがみんな僕と同じように感情を持ってくれていたら一番いいのに。
人間を貶めて利用するのを当然とする、現状とのギャップが腹立たしい。
QB「……まあ、今更帰りたいとは思わないけどね。動画だけじゃなくて、マミを誘って落語も見に行ってみたいし」
QB「僕の今帰る場所は一つだけだ」
母性には、探してみれば同じ患者たちが集まる場所もあるにはある。
いつかそういう人たちが忌み嫌われないような星になればいいのに、と切に願った。
―END―
27 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 23:06:11.07 ID:qh3ZdBlW0
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キリカ編2番外 バレンタイン小話 『マミのチョコレート事情』
――――中学三年ももう二月に入り、卒業がすぐ先にまで迫っている。
残りわずかだ。この時期になると、受験も乗り切り進路も決まってみんな浮かれまくっていた。
私ももちろんそうだった。
……少し前までは進路先どうするかとかが結構ぎりぎりまで決まらず、あまりやってない受験勉強と面接練習とかで大変だったけど。
無事何とか乗り切ることは出来た。
HRが終わると、派手なラッピングを詰めた紙袋を持った女の子たちが右往左往し始めて、私の机の周りにも小さな集まりができる。
*「はい、チョコレート!」
キリカ「ありがとー! はい、私からも!」
本日2月14日……バレンタインは卒業前の最後のイベントだった。
といっても私たち女子中学生の世界では、『友達とチョコを贈り合う友情の日』っていう認識が一般的だった。
今年もそうだった。
ただ去年までと違うのは、この日を『面倒臭い馴れ合いの習慣』と遠くから眺めるだけだったのが
自分も女の子同士で騒いでる人たちの中に加わるようになったってことだった。
28 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 23:20:44.03 ID:qh3ZdBlW0
*「ありがとう! あとちょっとで卒業だね。せっかく友達になったのに会えなくなっちゃうのさみしいよー」
キリカ「そうだね。もっと早くからいろいろ話しておけばよかったかな……」
それは卒業が近づいて一番の後悔だ。
交換を終えて少し話すと、隣のクラスの子にも渡してくると言って廊下に出て行った。
自分用に買わなくてもそれ以上のチョコレートをもらえるなんてすばらしい。
……私もまどかたちには朝渡したけど、マミに渡してこないと。
廊下に出てマミのクラスに向かう途中で思わず足を止めた。
――衝撃の瞬間を見てしまったからだった。
キリカ「――――え」
廊下の隅で、社会の高木先生(おっさん)にマミが笑みを向けてチョコレートを渡しているのを。
キリカ(どういうこと!? まさか……)
――マミ『先生……実はずっと前から好きでした!』
キリカ(いやまさかね。マミなら内申アップとか……)
キリカ(――――……進路も決まったこの時期に内申アップなんて必要あるか?)
29 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 23:22:32.14 ID:qh3ZdBlW0
……ならばケース2。
――マミ『日頃の感謝の気持ちです』
――おっさん『ありがとう。君みたいな優秀な生徒とこれっきりの関係になるなんて惜しいよ』
――おっさん『真剣にお付き合いをはじめないか?』
キリカ(チョコレート渡してるってことはまんざらじゃないってことだよね……)
キリカ(いや、もしくは?)
……ケース3。
――マミ『先生、毎年恒例の山吹色のお菓子です(賄賂)』
――おっさん『……もう進路も決まったっていうのに、今年もくれるのか?』
――マミ『はい、だって……』
キリカ(そのうちに本気になってしまったんだ!)
そんな妄想に浸ってると、横から声をかけられて飛び跳ねた。
マミ「――呉さん、こんなところに突っ立ってどうしたの?」
キリカ「!?」
マミ「はいこれ、バレンタインのチョコレートよ」
キリカ「あ、ありがとう……。私からも渡すよ」
30 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 23:26:24.06 ID:qh3ZdBlW0
――真相はあの場で聞けるわけもなく、
今日のお昼の後、マミを除いてみんなで集まることになった。
さやか「……それで、今日の議題はなんですか?」
まどか「も、もしかして、今日のイベントの流れで誰かに告白とかしちゃったりするんですか?」
仁美「そんな、だって今日は女の子同士でチョコを味わう日ですよ? 男の子に贈るなんて邪道です」
まどか「さやかちゃんは上条君にあげてたよね」
さやか「え、それはまあね」
……しかし相変わらずひねくれてるなぁ。
キリカ「まあ告白するのは私じゃないよ。ていうか、その……」
仁美「……それでは、誰かのサポートをしたいということでしょうか?」
キリカ「えっ、サポート……していいのかなぁ?」
さやか「どういう意味ですか!?」
一斉に覗き込まれて言葉に詰まる。
素直に言うしかない。……けど、私のせいで無駄に大ごと化してる気もする。
キリカ「マミが朝先生にチョコレートあげてたから、そのことについて話そうかなーって」
まどか「!」
さやか「なんと」
仁美「それは……禁断の! 愛の形ですのよーー!」
うわあやっぱり。
31 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 23:32:04.72 ID:qh3ZdBlW0
さやか「ほん……本気なんですか!?」
まどか「何先生?何先生?」
キリカ「―――――」
まどか「えーっ!」
さやか「三年でしょ? あの社会の? おっさんじゃん!」
仁美「これはまずいですわよ……いけませんわ……私の想像の比じゃありませんわ。私も想像力が足りなかったみたいですわね」
さやか「仁美はこれ以上想像力鍛えなくていいから……」
こしょこしょと内緒話をして盛り上がってると、予鈴が鳴る。
それを聞いてみんなで急いで屋上から降りていく。
――……推測と妄想が膨らむばかりで、やっぱり答えは出ないままであった。
32 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 23:39:45.62 ID:qh3ZdBlW0
それから放課後。訓練ということでまたいつもの場所に集まっていた。
マミ「佐倉さん、今日は早いわね」
杏子「だって今日訓練に来た奴にはみんながチョコくれるっていうからさ!遅れるわけいかないだろ!」
杏子「白女組はまだ来てないのか? 食いっぱぐれてもしらないぞ」
マミ「ちゃんと人数分用意してるわよ……」
キリカ「でもやっぱり杏子は用意してないんだ。せめてホワイトデーには返してよ。三倍返し。常識だからね」
杏子「さ、三倍返しだと!? ……くう、バレンタインにはそんなルールがあったのか。ちょっと乗り遅れただけでこの仕打ちとは」
さやか「働かざる者食うべからずね。あと杏子、二人の分まで食べないでよ」
杏子「わかってるって」
一人だけ、しかも杏子を省くと絶対うるさいから仕方なくだ。
杏子が変なルールを信じたままだけど、面白いからこのままにしておこう。
……マミのチョコレートはさすがに本格的だ。しかし、目の前のそれと朝の光景を思い出して何かが引っかかった。
先生に渡したのだけみんな用のとは包みが違った。……怪しい。
マミ「……呉さん」
キリカ「えっ?」
マミ「そんなに見つめても、二個目はあげられないわよ?」
杏子「な、なんだ!やらないぞ!」
キリカ「えええ!誤解だよ!」
33 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 23:48:18.93 ID:qh3ZdBlW0
マミ「さて、それじゃあそろそろ訓練を始めましょうか?」
仁美「巴さんももう大分格闘術上達されてますよね!」
訓練を始める雰囲気になる。
……しかしその前に、まどかが口を開く。
まどか「それで……あれからどうなったんですか?」
マミ「どうって?」
まどか「マミさんがチョコレートを渡した男の人が居るって」
仁美「!」
みんなが焦り始める。それ、そんなストレートで聞いちゃう!?
マミ「あら、どうして知ってるの?」
キリカ「や、ヤバいって!下手に探ったら!」
杏子「なんだ、本命居たのか?」
仁美「教師と生徒……そういうのもいいですわよね。私も今度探してみようかしら……」
マミ「……教師って、もしかして高木先生かしら?」
マミはあっさりと言う。そしておかしそうに笑った。
34 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/14(水) 23:52:49.95 ID:qh3ZdBlW0
マミ「やだ、本命なわけないじゃない!大体あの人、もう結婚してるのよ?」
仁美「まあ!既婚者でしたの!更に禁断感が増しますわね……」
キリカ「でも相手はどう思ってるか、わからないわけでしょ? あのマミの手作りだよ!?」
マミ「あのっていうのがわからないけど……なんとも思ってないわよ。テスト前とかに教えてもらってお世話になってたから、そのお礼」
マミ「別に一人だけじゃなくて、お世話になった人にはみんな渡してるのよ?」
キリカ「じゃあ!じゃああれだけみんなと包み紙違ったのは?」
仁美「そうなんですの? それは怪しいですわね……」
マミ「途中で包みを切らしちゃったから。中は同じよ。みんなの分は統一したかったの」
マミ「……広めたのは呉さんね。朝廊下で見てたんだ。でも、ひどい。私どんなキャラだと思われてるのよ」
キリカ「う〜…………ごめんよって」
さやか「まあ冷静に考えたら、男子にチョコ渡したからなんだって話ですよね」
さやか「あたしだって恭介とか仲いい男子には毎年渡してたし。大抵は日頃の感謝が大きいんじゃないかなぁ?」
仁美「……呉さんも想像力が豊かなんですね」
……今度は私の方に哀れみの視線が集まる。ていうか仁美にだけは言われたくない。
そりゃ噂の元凶になったのは私だけど……。
キリカ「……私は慣れてないんだよ。この行事の楽しみ方に」
杏子「え、それじゃあさっきの三倍返しとかいうのも常識じゃないのか?」
キリカ「それは常識ってことでいいよ!」
まどか「それは……まあそうだね」
杏子「おいなんだよそれ!」
35 :
◆xjSC8AOvWI
[saga sage]:2018/02/15(木) 00:03:20.00 ID:LwCD/qTa0
…………2月15日。翌日になると、昨日と同じHR後の時間にはもうすっかりいつも通りに戻り、イベントの雰囲気は消えていた。
来年こそ色々残念なことにならないために、情報収集をしておくことにする。
キリカ「……ねえ、昨日はみんな、誰か男の子にチョコ渡したの?」
*「えー、私は義理ぐらいしかあげてないかなぁ」
*「あたし、お父さんにあげたよ!」
キリカ「あぁ、私もお父さんには余った分で作った小さいのあげといた」
キリカ「けど、義理って贈るか悩まない?……私はそんなに仲良い男子もいないけど、私なんかが贈ったら迷惑じゃないかなって」
そう言うとみんなが詰め寄ってきて、すごい勢いで否定された。
*「呉さんのチョコレートだったら喜ぶ人はいっぱいいると思うよ?」
*「ていうかむしろ惚れられるレベルだよ! あたしは感動した! もう毎年作ってよ!ズッ友だからね!」
キリカ「えー……?」
*「大丈夫だよ、その頃には本命だって出来てると思うし!そしたらあたしが相談乗るから!」
キリカ「そんなの今から決めつけられたってわかんないよ。相変わらず恋に恋してるんだから」
*「じゃああたしも本命できたら相談乗ってよ!」
*「さっちんはいつまでも恋に恋してそうだけどね」
*「なにそれー!来年こそ絶対彼氏作るから!」
みんなが軽口を言い合って笑っている。ここに集まることがなくなっても、この雰囲気は続くんだろうか。
中学生活の終わりが見えると、少しだけ寂しく感じながらも、今後のことに期待も膨らんでいた。
―END―
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/08(日) 21:50:12.29 ID:CqObQ5Qd0
乙
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/10(火) 00:59:35.97 ID:agmzxxzn0
あ
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/10(火) 01:19:21.56 ID:agmzxxzn0
a
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/15(日) 22:07:44.42 ID:hXkD5B6V0
こっちは使わないのか
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/15(日) 22:40:07.96 ID:hXkD5B6V0
魔法少女あすみ☆マギカ〜悲劇と惨劇の前奏曲・前編〜
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=31285280
魔法少女あすみ☆マギカ〜悲劇と惨劇の前奏曲・後編〜
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=32683076
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/16(水) 20:03:28.72 ID:ZeIJCcZJ0
あ
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/06/04(月) 00:26:41.24 ID:QTcNxEeO0
保守
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/06/16(土) 17:12:58.25 ID:8mQuVzF20
このスレが劇中劇で役者が全員同一人物だった場合の舞台裏とか見たいな
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/06/16(土) 22:40:34.51 ID:8mQuVzF20
原作キャラがこのスレで自分の役を演じていたらってことね
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/01(日) 17:49:42.54 ID:H3jNcHGS0
a
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/12(日) 00:20:32.95 ID:z6fr3jDw0
あ
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 17:29:25.02 ID:HgTldE4R0
保守
48 :
◆xjSC8AOvWI
[sage]:2018/10/15(月) 21:36:43.75 ID:KpkwtZto0
新避難所
http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1539087062/
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/10/16(火) 01:49:05.20 ID:d4Hsz88D0
復活記念上げ
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/05/10(金) 23:04:45.15 ID:O3qSTPMs0
保守
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/06/23(日) 23:58:17.23 ID:NKy5lk3A0
a
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/09/26(木) 21:36:17.81 ID:LOzmOtee0
a
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/13(金) 20:29:31.16 ID:AL0abnsa0
a
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/02/01(土) 22:47:37.86 ID:VphT56EI0
まだか
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/03/23(月) 20:07:54.50 ID:0N6hIalX0
a
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/08/10(月) 18:03:16.36 ID:HO8GcB7R0
a
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/03/14(日) 16:05:10.73 ID:jGAg0lnO0
あ
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/09/02(木) 22:52:43.75 ID:rRWr0zTm0
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