【兵庫ロリ】櫻井桃華と福山舞と橘ありすの話[お誕生日編]【デレマス 】

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1 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:13:07.69 ID:nYzMjrSx0
舞「2人とも、プレゼントありがとうございます!」

桃華「どういたしまして♪」

ありす「気に入ってもらえて良かったです」

桃華「ですが、これで終わりではありませんわよ」

舞「?」

ありす「?」

桃華「舞さんにはもう一つプレゼントがありますの」

ありす「え、一緒に渡さなかったんですか?」

桃華「んんっ、そのプレゼントとは…」

ありす「とは?」

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2 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:14:16.77 ID:nYzMjrSx0


桃華「わたくし達が今日一日、お誕生日の舞さんのお願いを
なんでも聞いてあげるというものですわ!」


舞「えぇっ!?」
3 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:15:16.20 ID:nYzMjrSx0
ありす「……ん? えっ、ちょっと、わたくし『達』?!
私もですか?!」

桃華「あら、いけません?」

ありす「いけませんよ!そんな勝手に!」

桃華「まぁ………残念ですわね…どこぞのお笑い3人組のようにはしないと
考えていましたのに…」 しょぼん

ありす「え?」


へくしゅん!

へくしっ!

フンフンフフックショイ!


桃華「無理に誘い入れるのはいけませんよね、申し訳ありません」しょぼーん

ありす「うっ…」
4 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:16:17.56 ID:nYzMjrSx0
桃華「仕方ありませんわ、わたくしが1人でやります」 しょぼーん

ありす「うう…」

桃華(舞さん!舞さん!)チラッチラッ

舞(?…あ!)

舞「いいんですよ桃華さん…気持ちだけで嬉しいですから…」 しょぼぼーん

ありす「むむむ…!もう!!やればいいんでしょう!!
そのかわり変な事言ったらすぐやめますからねっ!!!」

舞「やったー♪」

桃華「ふふ、橘さん、舞さんがおかしな事を命令するわけないでしょう?」
5 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:17:41.80 ID:nYzMjrSx0
桃華「さ、舞さん、私達にお願いをおっしゃって!」

ありす「なんでもって言うのはあくまで比喩ですからね!
どんな事でもって訳じゃないですからね!」

舞「うーん……でもいきなりお願い事と言われてもなかなか…」

桃華「やってほしい事とか、 何かありません?」

舞「うーん、あっ、そしたら」

ありす「っ、なんですか」

舞「2人とも、私のすぐ両脇に座ってください」

ありす「………それでいいんですか?」

桃華「では私は右側に座りますわ」ストン

ありす(桃華さんの言う通りおかしな事にはならなさそうですね)ストン
6 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:18:36.85 ID:nYzMjrSx0



ありす「どうしてこのお願いを?」

舞「みんなで一緒にくっついてるのって、いいなぁって思って…えへ」

ありす(かわいい)

桃華(かわいい)



7 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:19:21.20 ID:nYzMjrSx0
桃華「ささ、遠慮なさらずどんどんお願いをしてください!」

舞「えーっと…えーっと…」

ありす「そんな催促しなくても…」

舞「あ、はい! 2人と手を繋ぎたいです!」

ありす「手を?」

桃華「ええ、握って差し上げますわ!」
8 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:20:28.01 ID:nYzMjrSx0
ぎゅっ

舞「わぁ、2人の手あったかいです」

桃華「舞さんの手も暖かくってよ」

ありす「こうしてると、落ち着きますね」

ありす(舞さんの純真無垢さ…あの人たちは忘れたのか、
もともと持ち合わせていなかったのか…)






へくしゅっ!

っくしゅん!

フレデ…フェ…フエックシュンッ!
9 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:21:40.40 ID:nYzMjrSx0
舞「じゃあ次はー…」

舞「………」

桃華「……」

ありす「……」

舞「………」 チラチラ

ありす「どうしました?」

舞「…あの、ちょっと恥ずかしいかなーって…」 モジモジ

ありす「恥ずかしい事…?」

桃華「わたくし達は、どんな事でも笑わないし気にいたしませんわ」

ありす「はい。なんですか?」

舞「……それじゃあ」
10 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:22:28.05 ID:nYzMjrSx0
────────

桃華「ソファに座っていればいいんですのね」

舞「はいっ」

桃華「ではどうぞ」 スッ

舞「…!わー♪」 ギュッ

桃華「いらっしゃい舞さん♪」 ぎゅう

舞「えへへぇ〜 」

ありす「確かに、“甘えさせてほしい”ってお願いするのは恥ずかしいですよね」
11 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:23:09.73 ID:nYzMjrSx0
桃華「どうしてこのお願いを?」

舞「最近こうやって誰かに甘やかしてもらう事が無くって…
むしろこずえちゃんとか雪美ちゃんにしてあげる側だから…」

桃華「舞さんだって誰かに甘えたくなる事ぐらいありますわよね」

舞「えへ、でも…こんなに大きくなってこんな、やっぱり恥ずかしい事ですよね」

ありす「そんな事ないですよ!
私達に頼むのにすごい勇気が必要だったと思います
世の中その勇気を出せない人ばかりです、舞さんはすごいです!」フンス

舞「ふふ、そんな… ありがとうございます」 ふにゃあ
12 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:23:58.63 ID:nYzMjrSx0
舞「あ、桃華さん、もう一ついいですか?」

桃華「何でしょう?」

舞「…あの、もっとぎゅーって、してほしい…です…///」

桃華「〜〜〜〜〜!!!」 キュウウウン
ありす「……!」 キュンッ

桃華「もーー!!可愛すぎますわーーー!!」ぎゅーっ

舞「わわ!」

桃華「舞さん! 遠慮はいりませんわ!
わたくしにいーっぱい甘えてくださいまし!」 スリスリ

舞「わーい♪」ムギュッ
13 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:24:36.95 ID:nYzMjrSx0



桃華さんのハグ、すごく落ち着きます♪>

舞さんの抱き心地もたまりませんわ〜♪>

キャッキャ ウフフ

ありす「む」
(この孤独と疎外感は一体)


14 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:25:25.23 ID:nYzMjrSx0
舞「はぁ〜、いっぱい甘えちゃった!
ありがとうございました、リラックスできました!」

桃華「良かったですわ、では、橘さんにも甘えて差し上げて?」

ありす「なっ!?」

舞「え、いいんですか?」

ありす「わ、私はいいでしょう! 桃華さんだけで!」

桃華「孤独とお顔に書かれていらしてよ」

舞「あの、嫌だったらいいんです!満足です!」

ありす「うぅ……ちょっとだけですからね!///」
15 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:26:18.35 ID:nYzMjrSx0



ぎゅっ



ありす「っ…///」

桃華「橘さん、こういうスキンシップ全然なさらないから
かなり得してますわよ!」

舞「はいっ♪」

ありす「こんな事、おいそれと出来る方が変ですって…///」

桃華「相変わらず照れ屋さんですのね」
16 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:27:02.34 ID:nYzMjrSx0
舞「私、二人とこうやってハグ出来て、すごい嬉しいです!」

ありす「…そうですか///」

舞「ふふっ、橘さんもいい匂い♪ 」

ありす「うぅ……///」

舞「改めて近くで見ると、やっぱり髪綺麗ですねー」

ありす「……………!!///」

舞「あったかいなぁ…」

ありす「…も、もう終わりです!!もう終わりっ!!///」
17 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:27:50.75 ID:nYzMjrSx0
桃華「ふふふ、橘さん、お顔が真っ赤ですわ」

ありす「こっちが恥ずかしいですよ…もう///」

舞「でも、良かったです、嫌だとかやめてって言わないでもらえて」

ありす「まぁ…二人なら別に…その…///」

桃華「あら、わたくしもよろしいんですの?」

ありす「っ!ダメです!もうしませんっ!!///」

桃華「あら残念ですわ」

舞「ありがとうございました、橘さん♪」

ありす「…こ、今回だけですからねっ!本当に今回だけですっ!///」
18 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:28:29.63 ID:nYzMjrSx0



桃華「ではお次は?」

ありす「え、まだやるんですか…?」

桃華「当然ですわ、舞さんが満足しないと」

舞「うーん、じゃあ…」


19 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:28:55.22 ID:nYzMjrSx0
舞「髪の毛を梳かしてくださいっ」

桃華「お安いご用ですわ♪」

──────────

舞「喉が渇いたのでジュースが欲しいです!」

ありす「どうぞ、いちごミルクです」

──────────

舞「唇にリップつけてくださいっ!」

桃華「綺麗なお口をされてますわね」 ぬりぬり

──────────

舞「お菓子食べさせてくださいっ!」

ありす「…やるんですか? \もちろんですわ!/ うー……あ、あーん…///」

──────────

舞「ふっ、うーん、肩に寄りかかってもいいですか?」

桃華「どうぞどうぞ♪ おくつろぎになって♪」

──────────

舞「何か面白い話…とか、出来ますか?」

ありす「面白い…あっ、ふふ、くふふ、実はこの間結城さんが…ふふふ」

──────────

舞「それからそれからー…」

──────────
20 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:29:35.89 ID:nYzMjrSx0
舞「…ふぅ、もうこれ以上は」

ありす「満足できましたか?」

舞「はい! なんだかお姫様になったみたいでした、すみません、えへへ」

桃華「よろしいんですのよ、姫様♪」
21 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:30:14.96 ID:nYzMjrSx0
舞「…あの!」

桃華「なにか?」

舞「最後のお願いにもう一つだけ聞いて欲しいんです」

ありす「いいですよ」

桃華「最後のお願い、聞かせてくださいな」

舞「えっと…」
22 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:31:00.70 ID:nYzMjrSx0



舞「この後予定がなかったら、うちに遊びにきて欲しいんです!」



ありす「………あ、はい」

桃華「……ええ、よろしいですけど」

ありす「それが最後でいいんですか?」

23 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:34:33.33 ID:nYzMjrSx0
舞「はい! たくさんお祝いしてくれて、お願いもいっぱい聞いてもらって
すごい嬉しいから、今日は時間ギリギリまで3人で一緒にいたいんですっ!」

ありす「………」

桃華「………」

舞「…あ、あの」

なでなで
なでなで

舞「ふぇっ?! えっと…ええっ…///」

ありす(守護りたい) なでなで

桃華(養いたい) なでなで


福山家のお誕生日会にも出席して
3人はさよならまでべったりでしたとさ
めでたしめでたし
24 : ◆K5gtV5TNE. [sage]:2018/01/22(月) 18:35:09.85 ID:nYzMjrSx0
前作
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514196264/

舞ちゃんお誕生日おめでとう
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