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【ダンガンロンパV3】王馬「ロボット差別王にオレはなる!!V3 」
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22 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/23(火) 20:04:45.07 ID:JxEnhBZPO
王馬「だって今日陸に上がったばかりなんでしょ?」
夢野「いい加減キレるぞ」
王馬「嘘だって!リレーでけっこう頑張ってたから足、筋肉痛でしょ?東条ちゃんにもおぶってもらってたし」スッ
夢野「んあーそうなのじゃ。実は今もけっこう痛くてのぅ」
王馬「ふーん、なんか食べたいものある?取ってこようか?」モグモグ
夢野「いや、まだ肉が…」
夢野「んあ?」
王馬「どうしたの?」モグモグ
夢野「さっきまでここにあった肉がないのじゃ…ってお主!」
王馬「妖精さんが食べたんじゃないの?」モグモグゲフー
夢野「お主が食ったな!許さんぞ!」
王馬「ごめん、ごめん」
夢野「ごめんで済むなら警察はいらんのじゃー!さっさと代わりの肉を取ってこんか!」プンプン
王馬「はいはい」スタスタ
23 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/23(火) 20:10:26.39 ID:JxEnhBZPO
王馬「はい、どーぞ」コトン
夢野「うむ、よくやったぞ」
王馬「改めましていっただっきまーす」モグモグ
夢野「……」モグモグ
王馬「……」モグモグ
夢野「……」モグモグ チラ
王馬「ん?オレの顔になんかついてる?」
夢野「…いや、なにも付いとらんぞ?」
王馬「えーホントに?嘘ついてないー?」
夢野「付いとらんぞ…ぷぷ」
王馬「えー、ホントに付いてないよね?なんか不安なんだけど…」サワサワ
王馬「…くっそー、やっぱ付いてないじゃん!」
夢野「かーかっかっか!ウチの魔法でまんまと騙されおったな!」
王馬「……」
王馬「……夢野ちゃんこそソース付いてるじゃん」
夢野「んあ?そんなわけなかろう」
24 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/23(火) 20:11:55.38 ID:JxEnhBZPO
王馬「にしし、ホントだよ」スッ
夢野「んあっ!?」ビクッ
王馬「ほらとれた」
夢野「んあ…確かに。ホントについておったのか…」
王馬「……」ペロ
夢野「んああ!?」
王馬「……これって間接キスかなのかな?」
夢野「んあああああ!?そそ、それは…!」
王馬「…なんてね、これはオレの肉のソースだよ。さっき騙されたお返し!」
夢野「なな、なんじゃと!?」
王馬「…これも嘘かもしれないけどね」
夢野「ん、んああ…」コンラン
王馬(しばらく夢野ちゃんと話ながら肉を食べた!)
…
王馬(さて、もう少し誰かと話そうかな?)
>>25
と話そうかな
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/23(火) 20:43:15.19 ID:+gpROUSqO
星
26 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/25(木) 20:55:49.47 ID:Ou68WsM3O
星「…」モグモグ
王馬「星ちゃん!」
星「…ん、あんたか」モグモグ
王馬「そんな隅っこで食べてないでもっとパーティの真ん中で踊りながら食べようよ」
星「…断る」
王馬「じゃ、オレも隅っこで食ーべよっと」ヨッコイショ
星「いいのか?夢野と一緒に食べてなくて」
王馬「あー、夢野ちゃんのとなりは茶柱ちゃんに奪われちゃって」
星「そうかい……ま、恋人との時間も大事にしろよ?」
王馬「え?」
星「ずっと側にいられるわけじゃねーんだ……」
王馬「……うん」
王馬(星ちゃんは、遠い昔を思い出すようにオレに言った…)
27 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/25(木) 20:56:28.07 ID:Ou68WsM3O
王馬(…なんか湿っぽくなっちゃったな)
王馬「星ちゃん、今日はいい試合だったね」
星「ん…?あぁ、騎馬戦か」
星「…………」
星「…あれ、いい試合だったか?」
王馬「全米が鼻で笑うような、いい試合だったじゃん!」
星「最悪の試合じゃねーか……」
星「やれやれ、自分の力不足を感じたよ」
王馬「オレも背不足を感じたなー」
星「………………」
王馬「…」
王馬(あちゃー星ちゃんはもっと背不足を感じてるね、そうだよね!)
王馬「星ちゃん、ちょっと待ってて!」タタタ
星「…?なんだ?」
王馬「お待たせー」タタタ
星「…なにを持ってきたんだ?見たところ飲み物のようだが」
28 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/25(木) 20:56:59.10 ID:Ou68WsM3O
王馬「ホットミルク」
星「……」
王馬「はい」スッ
星「……」スッ
王馬「…は〜美味しいねー」ゴクゴク
星「…そーだな」ゴクゴク
王馬「オレ決めたよ」ガタン
星「なんだ急に立ち上がって」
王馬「オレ、いやオレたち!」
星(もうすでに嫌な予感がするぞ)
王馬「身長伸ばそうズを結成しよう!」
星「語呂が悪すぎだろ」
王馬「それは分かってるさ!」
王馬「でもオレたちこのまま低身長ズでいいの!?」
星「なんでもかんでもズをつければいいってもんじゃねーぞ」
29 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/25(木) 20:58:12.59 ID:Ou68WsM3O
王馬「オレはそんなの嫌だ!女子より低いなんて笑えないよ!」
星(だったら俺はどうなるんだよ…)
王馬「一緒に牛乳飲んで背を伸ばそう!そしてゴン太を見下ろそう!」
星「いや、さすがに獄原を越えるのは無理じゃねーか…?」
王馬「にしし!やる前から諦めるなんて星ちゃんらしくないよ?星ちゃんはその程度の男だったの?」
星「…言ってくれるじゃねーか」カチーン
星「だったら組んでやろうじゃねーか、そのなんとかズってやつ」
王馬「身長伸ばそうズね」
星「…ふん、だがな王馬。まさか牛乳飲むだけで終わるんじゃねーだろうな?」
王馬「え?」
星「適度な運動も必要だろ。…というわけで付き合ってもらうぞ、俺の運動にな。結成したんだからあんたも付き合うだろ?」ニヤ
王馬「え、えー…星ちゃん、目がマジだよ?」
星「ふ…明日から楽しみだなぁ?な?」
王馬「……あはは!そうだね、オレすっげー楽しみだなーワクワクするなー!」
星「はは…よく言うぜ」
王馬(しばらく星ちゃんとどうやったら背が伸びるか話し合った)
30 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:12:52.03 ID:RR58+CRVO
天海「…じゃ、そろそろお開きにするっすかね」
赤松「楽しかったね!」
白銀「東条さん、片付け手伝うよ」
東条「平気よ、みんなはゆっくり休んで頂戴」
王馬「じゃあお言葉に甘えて。おやすみー」
百田「テメーはもうちっと遠慮ってもんを知った方がいいぞ…」
王馬(…こうして食堂をあとにしたオレは部屋に戻った)
鉄屑「とーちゃん、お疲れー」
王馬「うん」
王馬(ここ最近は運動会に夢中になってて忘れてたけど…)
王馬(オレ…いや、オレたちはいつここから出られるのだろう)
王馬「……」フワァ
王馬(うーん、布団にもぐったら眠気が……もう寝よう)スースー
鉄屑「おやすみ、とーちゃん」
31 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:14:31.91 ID:RR58+CRVO
…一方その頃
最原「…赤松さん」
赤松「最原くん。…なに?」
最原「改まって話がしたいんだ」
赤松「!う、うん、いいよ」
最原「えっと、どうしようか。どこで話そう…」
赤松「じゃあ、私の研究教室来る?」
最原「いいの?」
赤松「うん!…それに、あそこなら誰にも聞かれないよ?それなら恥ずかしくないでしょ」
最原「あ…うん、ちょっと誰かに聞かれると恥ずかしいからありがたい、です」
赤松「私は別にいいんだけどね?」
最原「ご、ごめん…」
…
最原「改めまして…赤松さん。僕はキミが好きです」
最原「僕と…付き合ってください!」バッ
赤松「…うん、私も好きだよ。これから…よろしくね」ギュウ
最原「…うん」ニコ
赤松「……ふふ」ニコ
32 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:16:37.29 ID:RR58+CRVO
…
最原「…僕たち、いつ卒業できるんだろう」
赤松「確か…キーボくんと王馬くんが変なライトを使ったら、モノクマが視聴率とれないと延長って言っていた記憶を思い出したんだっけ?」
最原「うん、彼らによるとそうだね。今のところ誰も卒業してないし、言ってることは正しいと思うけど」
赤松「私達にはそんな記憶はないけどね。っていうか、そんなことができる機械を持ってるなんてモノクマは一体なんなんだろう…」
最原「結局、分からないことだらけだよね。いつ出ることができるかも分からない」
赤松「…私達は見世物じゃない。視聴率とかどうでもいいよ。…でも、視聴率が問題なら全員恋人にならないだめなのかな…」
最原「もしそうだったらキーボくんはどうするんだろう…」
赤松「……え、そのせいじゃない…よね?」
最原「さすがにないと思うけど…」
赤松「だ、だよね。だったら最初から連れてこなければいい話だもんね」
最原「恋愛バラエティとか言ってるのにキーボくんの存在がけっこう謎なんだよね」
赤松「…恋愛、できるのかなぁ…当初の予定だったらどうなってたんだろう。確か10日で卒業でしょう?ダメだったら留年するの?」
最原「…男嫌いの茶柱さんと卒業…とか?」
赤松「茶柱さんもキーボさんはセーフです!…って言ってたね」
最原「…だけど中々想像できないな…あのふたりが恋人なんて」
赤松「うん。……あれっ、私達なんの話してたっけ?」
最原「…そろそろ寄宿舎に戻ろうか」
赤松「…そうだね」
…
33 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:18:50.14 ID:RR58+CRVO
…一方その頃A
東条「…悪いわね、天海君。片付けを手伝ってもらっちゃって」
天海「いや、いいんすよ。俺が一応生徒会長なんで」
東条(…関係あるのかしら?)
天海「じゃ、俺はこれで」スタスタ
東条「ええ。ありがとう」
…
天海「……今日も図書室、行くっすかね。何かが変わるわけでもないでしょうけど」
…
「………」キョロキョロ
「………」ガチャ
「………」バタン
34 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:22:07.27 ID:RR58+CRVO
東条「…ふぅ、戸締まりはこれでよしと」
東条(さすがに今日は少し疲れたわね、早く寝ましょう…あら?)
バタン
東条(今誰か女子トイレに入っていったわね…誰が入ったかは見えなかったけれど)
東条(こんな時間にわざわざ校舎内のトイレを使うなんて…誰か校舎に残っていたのかしら)
東条「…」
東条(…まぁ、詮索するわけではないけれど、私もトイレに行ってから寄宿舎に戻りましょう)
東条(万が一……万が一、男子が入っていたら由々しき事態だものね…)
ガチャ バタン
東条(あら?誰もいない…?個室も全て空いている…。男子トイレの方だったのかしら、いえ、そんなはずは…)
東条「…………気のせい、かしら」ボソ
東条「………」スタスタ クルッ
東条(やっぱり誰もいないわよね)
東条「…………」ガチャ
東条(気のせい、で済ませていいのかしら…)バタン
…
35 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:25:14.23 ID:RR58+CRVO
…
ゴゴゴゴゴ…
天海「ふぅ」
天海(相変わらず、この扉は開かねーっすね)スッ
天海(しかもなんのためにあるのか未だに不明、と)
天海(もしかして出口?ここが開いたらみんなで出れるんすかね?……考えたってさっぱりわかんねーっすよ)コンコン
天海(やっぱり”特典”と何か関係あるんすかね…)ゲシッゲシッ
天海(でも、こんなところに連れてこられてなにか危険なことをやらされるのかと思いきやなんにも起きないし……”特典”はあんまあてになんねーっすね)ガンッガンッ
天海(いや、あてにならなくてよかった…?)ドンドンドンドン
天海「………」グルグル
天海(…そして俺の才能は、未だにさっぱり思い出せない。誰も信用できない、自分すらも信用できない……)
天海(…って最初のころは思ってたっすけど、今は違うっすね。いや、自分が信じられないのは変わらないっすけど)
天海「…」
天海(なーんてことをここ最近ずっと考えてるっすね…この扉のことを言おうか迷って…)
天海(言ってしまったら、今の日常や関係が全部壊れるんじゃないかと怖くなって…)
36 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:29:28.91 ID:RR58+CRVO
天海「…はぁ」
天海(……ここに来てもなんにも変わらないか)
天海(ここに来ると、ついいろんなことを考えてしまって嫌になるっす)
天海(…そして毎日同じようなことを考えて、考えてもなんにも分からない…)
天海「…なんで図書室なんかに毎日行ってるんすかね」
シーン…
天海「……はぁ」
天海(…とりあえず今日も収穫なし、と。帰るっすかね)スタスタ
37 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:33:40.97 ID:RR58+CRVO
…
コンコン ゲシッゲシッ ガンッガンッ ドンドンドンドン
「…天海君、うるさいなぁ」
マザーモノクマ「うぷぷ、いくらやっても無駄なのにね」
「ま、それは置いといて。はぁ…今後の展開どうしようかなぁ」
マザーモノクマ「もうダラダラグダグダでいいんじゃないの?」
「飽きちゃうよ!」
マザーモノクマ「ん〜確かに。視聴者は一回は延長望んだけど、さすがに飽きてきちゃったみたいだね」
「…ん?一回はってどういうこと?」
マザーモノクマ「…あぁ。なんでもないよ」
「……」
「……わたしとしてはそろそろ終わらせ時だと思うんだよね。コロシアイ始めちゃう?なーんて」
マザーモノクマ「でも今さらコロシアイなんて真宮寺クン以外しないと思うよ?」
「だよね、地味に仲良しこよしだもんね」
「…はぁ…じゃあ彼はもうロボット差別王なんだから、そろそろ卒業させちゃおうよ」
マザーモノクマ「…ん〜そだね。キリがいい日に卒業させちゃおっか」
「うん、そうしよ、そうしよ!ちょっとした刺激にさ。今回の主人公である彼がいなくなったその後…って続けよう」
「まぁコロシアイに比べてたら面白さは雲泥の差だけどね」
「はぁ…どうしようかなぁ…どうやったらコロシアイなしで面白くなるんだろう。うーん…難しいなぁ。ダンガンロンパがしたいよぉ…ちょっと1からやり直そうかな」ポチポチ テッテレー
マザーモノクマ「うぷぷ…」
38 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 19:34:49.54 ID:RR58+CRVO
☆28日目☆
Lv.100 ランク: ロボット差別王
☆現在のモノクマメダル:190枚
☆現在のコイン:1028枚
☆現在の所持品
鉄屑 ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機 腕時計型麻酔銃
ケチャップ 机上トラベル紀行
ソーイングセット 猿の手
ネイルブラシ
過剰に踊るはにわ
どこでもパラソル ダークベルト
モノ甚平
王馬「あー、朝か…」
王馬「……」
王馬(地味に筋肉痛だ)
…
王馬「さて、と」
王馬(とりあえず
>>39
(場所)に行こうかな)
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 20:20:59.58 ID:iQ9vFvHLO
食堂
40 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 20:41:46.44 ID:RR58+CRVO
鉄屑「とーちゃん、どっか行くの?」
王馬「んー?」
グー…
鉄屑「おなかすいてるの?」
王馬「…食堂行ってくる」
鉄屑「行ってらっしゃーい」
…
−食堂−
王馬(まだ朝早いから、誰とも出会わなかったな)
ガチャ
王馬「おはよー!」
>>41
「おはよう」
>>42
「おはよー」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 21:28:49.40 ID:7PcCmr270
斬美さん
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 22:28:26.98 ID:iQ9vFvHLO
百田
43 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 23:03:23.34 ID:RR58+CRVO
東条「王馬君、今日はどんなメニューがいいかしら」
王馬「うーん…和食で!」
東条「分かったわ、すぐに用意するわね」スタスタ
王馬「東条ちゃんはいいとして…」チラ
百田「…あ?」
王馬「百田ちゃんがこんな朝早く珍しいじゃん!」
百田「別に珍しくもなんともねーよ。いつも通りだ、いつも通り」
王馬「へー髪の毛のセットに時間がかかるから早く起きたんだね」
百田「んなこと言ってねーよ!」
東条「お待たせ」コト
王馬「わーい、ママの手料理だ、いっただっきまーす」
百田「いつから東条はテメーのママになったんだよ…」
東条「けっこう前からよ。もう慣れたわ」トオイメ
王馬「ね?」
百田「なにが、ね?だ!」
44 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 23:04:22.79 ID:RR58+CRVO
東条「…しばらく他の人は来なさそうね。私も一緒に食事をとってもいいかしら」
王馬「うんべふひいーほ」モグモグ
百田「口に入れたまましゃべんなよ」
王馬「東条ちゃん、まだ朝ごはん食べてなかったの?」
東条「ええ、百田君が予定よりも早く来たから急いで準備をしていたの」
百田「わりぃな、東条。早く目が覚めちまってよ」
東条「私も今朝は起きるのが少し遅かったら…ごめんなさいね」
王馬「もう!百田ちゃんはそのツンツンヘアーを折る勢いで土下座しなよっ!」
百田「しねーよ!」
東条「しなくていいわよ。折れたら大変だもの」
百田「いや、普通折れねーぞ?東条、大丈夫か?」
王馬「わっかんないかなー、今のはメイドジョークだよ。ね?」
百田「そうなのか…すまねーな、大丈夫かとか聞いて」
東条「…………」モグモグ
45 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 23:05:20.61 ID:RR58+CRVO
王馬「あ、これはジョークが恥ずかしくてなかったことにしている顔だね」
百田「…オレはもう忘れたぞー」
王馬「残念!百田ちゃんのツンツンヘアーは凶器になるくらい硬いからちょっとやそっとじゃ折れないよ!」
百田「忘れろって!つーか、凶器になる分けねーだろうが!」
東条「ふぅ、ご馳走さま」
王馬「え、食べるの早いね。もうちょっとゆっくり食べなよ」
百田「よく噛むのは大事だぞ」
東条「…あんまり食事に時間をとりたくないのよ」
王馬「ふーん、そっか」
百田「そういや東条は誰かの手料理とか食ったことあんのか?」
王馬「さすがにあるでしょ。オレのお婆ちゃんの手料理とかさ」
百田「東条がママだから、東条のおふくろはテメーのばぁちゃんってか?いつまで続いてんだその設定は」
東条「誰かの手料理…物心ついたころにはメイドだったから…小学生くらいから食べてないかもしれないわね」
百田「おいおいまじかよ…今度オレが作ってやろうか?」
王馬「止めなよ、百田ちゃん」
王馬「百田ちゃんが料理を作ったところでキッチンがダークマターまみれになるのは関の山だよ」
百田「なるかよッ!」
東条「百田君…もしあなたが料理があまり上手でないならあまりキッチンには入らないで頂戴」
百田「東条?勘違いするなよ?オレは人並みに料理はできるからな?」
46 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/26(金) 23:06:25.13 ID:RR58+CRVO
王馬「なんでそんなにキッチンに入ってほしくないの?」
東条「以前、誰かがキッチンを使用したあと、とても汚れていたのよ…メイドとしてあれは許せないわ」
百田「ったく誰がそんなことしやがったんだ?」
王馬「オレだよ」
東条「そう…じゃあ1回、痛い目にあった方がいいかもしれないわね」ゴキゴキ
王馬「嘘に決まってんじゃん!本気にしないで!」
東条「そう…ならいいのよ」スゥ
百田「オメーは1回痛い目にあったほうがいいと思うぞ」
王馬「え……ママァッ!百田ちゃんがツンツンヘアーでオレを殺そうとするよー!!」
東条「…王馬君、朝だから少し静かにして頂戴」
百田「だからこの髪は凶器じゃねーって!!」
東条「百田君も一々王馬君の言葉を相手にしていたら身が持たないわよ」
百田「ぐっ…それもそうだな」
王馬「そーだそーだ!」
百田「オメーのせいだろ!」
東条「駄目ねこれは…」
王馬(しばらく食事を楽しんだ!)
…
王馬(さて次はなにしようか)
>>47
なにする?
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/27(土) 00:06:43.96 ID:Z/dVmTEwO
夢野と一緒にキーボのところに遊びに行く
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/28(日) 14:43:09.35 ID:qd80OHAB0
あぁ…キーボがロ差される未来が見える…
49 :
◆hq9TfeeMlAP9
[sage]:2018/01/28(日) 18:29:45.97 ID:j63uNbBwO
>>48
…未来予知かな!?
今エンディング書き進めているんですけど想像以上に長くなってます…
なるべく矛盾がないよう頑張ります…そしてss自体は2月か3月中には終わる予定
では更新再開です
50 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/28(日) 18:31:37.80 ID:j63uNbBwO
王馬「よしっ、まずは夢野ちゃん探しだね」
夢野「…」テクテク
王馬「あ、いた!おーい、夢野ちゃーん!」タタタ
夢野「…んあ?王馬かどうし」
王馬「さぁ、行こう!レッツゴー!」タタタタ
夢野「んああ!?」ズルズルズル
ピンポピンポピンポピンポーン
王馬「まだかな、まだかなー」
夢野「なんじゃ…キーボのところへ遊びに行くなら早く言わんか…」
夢野「いきなり連れてかれるから、何事かと思ったぞ」
王馬「ごめん、ごめん!…あ、そろそろ来るかも、夢野ちゃん前出て」グイグイ
夢野「んあああ!?」
ガチャ
キーボ「…夢野さん、と王馬クン?」
王馬「夢野ちゃんがキーボと遊びたいんだって。んで、ピンポン連打してたんだよ」
王馬「…夢野ちゃんがね!」
51 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/28(日) 18:35:10.42 ID:j63uNbBwO
夢野「んあっ!?なにもかも虚構ではないか!」
キーボ「あのー…結局キミたちは何がしたいんですか?」
王馬「あぁ、キーボと遊びたいんだよ、それはホント」
キーボ「まぁ…夢野さんもいるなら構いませんよ」
王馬「えーオレだけだったら嫌だったの?ちょっとひどくなーい?」
夢野「散々ロボット差別しておったら仕方ないじゃろ」
キーボ「キミもですがね…で、なにして遊ぶんですか?」
王馬「キーボの部屋でババ抜きしよう!」
キーボ「ボクの部屋でですか!?…というか、ボクトランプなんて持っていませんけど
夢野「ふっふっふ…ここで魔法使いというわけじゃ!」カーッカッカッカ
王馬「あ、オレ持ってるよ」スッ ジャーン!
キーボ「どこから出したんですか…」
王馬「……え、それ聞くの?キーボってロボなのに変態だったんだね…変態は入間ちゃんだけで充分だよ」
キーボ「どこに締まってたんですか!汚れてませんよね!?」
王馬「ロボの癖になに入間ちゃんみたいな妄想してんの?ポケットから出しただけだよ?」
夢野「んあー!!ウチの出番を食うでない!」
王馬「安心して、オレアジの開きは嫌いだから食べないよ」
夢野「んあ!?」
王馬「…嘘だけどね!」
夢野「んああ!?」
キーボ「…早く入ってくれませんか」
52 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/28(日) 18:36:23.04 ID:j63uNbBwO
…
王馬「よし。じゃあ配るよー」
夢野「ちょっと待てい!」
キーボ「どうしたんですか?」
夢野「お主が配ると絶対何か仕掛けるじゃろ。やっぱりウチのトランプでウチが配るわい」
王馬「…正直マジシャンの夢野ちゃんの方が信用できないんだけど」
夢野「んあ!?魔法使いじゃ!」
キーボ「そこですか?…ボクとしては王馬クンのトランプを使って夢野さん配ればいい思います」
王馬「じゃ、オレもそれでいいよ。はい、夢野ちゃん」スッ
夢野「やれやれ…それで手を打ってやるわい。正直、王馬のトランプも信用できぬがな」シュッシュッ
キーボ「ありがとうございます。えーっと……あ、揃った」ポイ
王馬(おっといきなりオレがババか)
王馬「…じゃ、キーボがオレの引いてよ」
キーボ「勝手に決めるんですか。…まぁ別にいいですけど」
夢野「で、お主がウチのカードを引いて、ウチがキーボのカードを引くんじゃな」
王馬「…にしし、じゃキーボから引いてってね」ニヤ
キーボ「……」スゥ
王馬「…」笑顔
キーボ「……」スゥ
王馬「…」泣き顔
53 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/28(日) 18:37:27.08 ID:j63uNbBwO
キーボ「…」スゥ
王馬「…」スライム
キーボ「………」アセダラダラ
夢野「…はよせんかい!そしてなぜロボットのくせに汗を流しておるのじゃ!」
王馬「そうだよ、早くしなよ〜」ニヤ
キーボ「うう〜……えいっ!」シュッ
キーボ「………うっ!!」ガーン
夢野「…お主、ロボットのくせに分かりやすすぎじゃろ…」
王馬「あはははは!最初っからババを引くなんて…!しかもロボなのにポーカーフェイスも下手くそだなんて…あははは!!」ゲラゲラ
キーボ「…むぐぐぅ〜………!」
王馬「じゃ、夢野ちゃんの引くね。…お、揃ったラッキー」ポイッ
夢野「んあ〜…次はウチが引く番か。嫌じゃのぅ…」
キーボ「……どうぞ」
夢野「なぜ1枚だけ上に出しとるんじゃ」
キーボ「……さ、さぁ?」ピュ〜
王馬「いや、ロボは口笛吹けないだろ」
54 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/28(日) 18:39:06.05 ID:j63uNbBwO
夢野「ふっふっふ…これがババなんじゃろ。ロボがウチを騙すなんて千年早いのじゃ!ウチは端っこを引くぞ!」
キーボ「!」パァ
夢野「…と見せかけて、上に出しとるこれが普通のカードなんじゃろ」スッ
キーボ「…!!」ガーン
夢野「ふっ…やはりのぅ。キーボにババ抜きはまだ早かったかのぅ?」
キーボ「うぐぐぐ〜…!!」
…
王馬「…はい、上がりー!」
夢野「んあ〜…キーボとウチの一騎討ちか」
キーボ「結局ババ全然移動しなかったんですけど…」
キーボ「さぁ、夢野さん引いてください!」
夢野「2枚のうちどちらかがババか…」ゴク
王馬「ふむふむ…」ジィ
キーボ「ちょ、王馬クン、教えないでくださいよ!?」
王馬「教えないよ?へぇ、そっちがババか〜」
キーボ「ちょっと……!」アセ
55 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/28(日) 18:39:56.86 ID:j63uNbBwO
夢野「……」スゥ チラ
王馬「…」プスークスクス
キーボ「…」アセダラダラ
夢野「…んあ」スゥ チラ
王馬「…」
キーボ「…」アセダラダラ
王馬「…それ引いちゃう?」
キーボ「王馬クン!」
夢野「…こっちにするぞ…」
王馬「あ、負けた方が罰ゲームとして変顔ね」
夢野「…んああああ!?」シュッ
夢野「……!」チラ〜…
夢野「やった、やったぞー!あがりじゃー!」
キーボ「…」チーン
王馬「じゃあキーボ、変顔ね」
56 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/28(日) 18:41:22.39 ID:j63uNbBwO
キーボ「え…いつものキミの嘘じゃないんですか?」
王馬「…あ、ごめん。元から変顔だったね」
キーボ「!?」
夢野「いや…表情変わらんのではないか?」
キーボ「!?!?」
王馬「あーそれもそうだね。じゃあ罰ゲーム免除で」
夢野「よかったの、キーボ」
キーボ「…」ブルブル
キーボ「もう1回勝負です!次こそはキミたちのどちらかに変顔させてみせます!!」
王馬(…その後もババ抜きを楽しんだ!)
王馬(…結局キーボが負けてばかりだったけどね!夢野ちゃんも何回か変顔を披露したよ!)
…
王馬(さて昼過ぎになったわけだけど)
>>57
(人物のところor場所)に行くか
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/28(日) 18:55:11.31 ID:bKnQJNsio
茶柱
58 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/28(日) 19:11:11.03 ID:j63uNbBwO
王馬「茶柱ちゃんのところにでも行ってみようか」
―茶柱の研究教室―
王馬「…」ソロリ
茶柱「………はっ」
茶柱「キエエエエイ!」ドドドド
王馬「うわぁっ!」ヒョイ
茶柱「ちっ避けられてしまいましたか」
王馬「入った瞬間仕掛けてくるなんてひどいよー」
茶柱「へん、あなたは男死なんですから当然です」
王馬「…ところで昨日の運動会で転んだ怪我はもう大丈夫?」
茶柱「へ?…えぇ、少し痛みますがもう平気です」
王馬「そっかーなら良かったよ。あ、嘘じゃないよ?」
茶柱「…まぁホントだと受け取っておいてあげます。ところで今から転子は訓練を行うのですが」
王馬「…じゃあオレはこれでー…」ガシィッ
茶柱「…王馬さんも一緒に訓練しましょう?」ニコォ
王馬「……はい」ガシィ…
王馬(しばらく茶柱ちゃんと訓練させられた!!)
茶柱「ふぅ…」
王馬(…なんか声を掛けようか)
王馬「茶柱ちゃん」
茶柱「はい?」
王馬「
>>59
」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/28(日) 21:53:01.17 ID:toc5h7ADO
えいっえいっ 怒った?
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/30(火) 16:09:44.50 ID:Ozq1qcqq0
やめとけww死ぬぞwww
61 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 17:30:32.65 ID:0mKvu07ZO
>>60
王馬「オレが死んだら
>>60
ちゃんがオレの墓を作ってね…」
キーボ「なんてこと頼んでるんですか」
王馬「あとドイツにいるオレの両親に愛してるって伝えてほしいな」
キーボ「ドイツにご両親がいるんですか!?」
王馬「えーっと、そうだ、あとオレの飼ってる101匹のワンちゃんに毎日餌をあげてくれる?」
キーボ「絶対嘘ですよね!?ホントだとしても頼みすぎですよ!」
王馬「あとオレの老後の介護よろしく」
キーボ「生きてるじゃないですか!」
再開します!
62 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 17:32:09.57 ID:0mKvu07ZO
王馬「えいっえいっ」
茶柱「…………………………」イラァ
王馬「怒った?」
茶柱「……………………………」ススス
王馬「!?」ガシッ フワッ
茶柱「キエエエエエエエエエエエイ!!!!!!」
王馬「うわっ、うわぁっ!?」ドッテーン
茶柱「もっかいキエエエエエエエエエエエイ!!!!!」ブンブン
王馬「いだ!いだだだだ!」ドッテーン
茶柱「さらにキエエエエエエエエエエエイ!!!!」ブンブンポキ
王馬「今なんかやばい音し、いだだだっ!!?」バキバキ
茶柱「とどめのキエエエエエエエエエエイ!!!!!!」ブンブンドゴオッ
王馬「ギブ!ギブ!ギブ!!」バシバシ
茶柱「フーッフーッ…!!」
王馬「」ピクピク
63 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 17:34:03.72 ID:0mKvu07ZO
茶柱「転子は今…キレています!」
王馬「見て…わかる…よ」ピクピク
茶柱「…どうやらあなたには、心の特訓が必要なようですね!」
王馬「必要…ない…と思うよ。見ての通り、体動かないしさ…心うんぬん言ってる場合じゃ思うんだよね…」ピクピク
茶柱「いいえ、このままでは夢野さんを任せられません!」
王馬「…ふー、いたた」ヨッコラセ
茶柱「なんだ起き上がれるじゃないですか、もう一発投げましょうか?」
王馬「遠慮しとくよ。……安心して、茶柱ちゃん。夢野ちゃんのことは泥舟に乗った気持ちで任せてよ!」
茶柱「沈むじゃないですか!」
茶柱「まったくあなたは…!」プンスコ ベシッ
王馬「いつつ…叩かないでよ。一方的な暴力だよ…そ、それより自分の心配したら?」ヒリヒリ
茶柱「…へっ?」
王馬「にしし…いつ出れるか分からないけどさ、もしかしたら全員カップルにならないと出れない!みたいな条件じゃないと出られないかもしれないじゃん?」
茶柱「…あー、そんな意味不明な企画ありましたね。忘れてました」
王馬「で!…茶柱ちゃんはいい相手を見つけた?」
64 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 17:34:48.25 ID:0mKvu07ZO
茶柱「……見つけてましたよ」
王馬「男死!?だれだれ!?」キラキラ
茶柱「は?またぶん投げますよ?」
王馬「ごめんなさい」
茶柱「…あなただって分かってるくせに」ジト-
王馬「…」
茶柱「…でも転子の気持ちはきっとそういう気持ちじゃなかったと思うんです」
茶柱「仮に転子がそういう気持ちだったとしても…転子は、彼女が幸せならそれでいいんです」
茶柱「夢野さんが幸せだったら…それで」
王馬「…絶対幸せにするよ」
茶柱「当然です!転子にそれを誓わない限り交際は許しませんから!」
茶柱「あと性転換することも必須条件です!」
王馬「だから、キミはお父さんか!」
茶柱「誰がお父さんですか!男死と一緒にしないでくださいって!」
王馬「じゃあお義父さん?」
茶柱「いや、漢字を変えても男死であることには変わりないですからね」
65 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 17:35:37.17 ID:0mKvu07ZO
王馬「ところで50代とか60代の男にも男死っていうの?」
茶柱「本当突然ですね…男死には男死です」
王馬「でも若いと男子と男死の語呂がいいけど、50代で男子はないと思うんだよね」
茶柱「…どうでもいいところに突っ込むんですね」
王馬「正直オレも心底どうでもいい」
茶柱「…あの、性転換から話を逸らそうとしても無駄ですからね?」
王馬「…バレた?」
茶柱「バレバレです」
王馬「じゃあオレはこれで……って痛いよ、茶柱ちゃん!」ガシィッ
茶柱「いえ、今後の性転換についてきっちり話をしておきましょう」ガッシリ
王馬「なんかさっきと流れが似てない?」
茶柱「気のせいですよ。まだ体も痛いでしょうし、ゆっくりしていってはどうですか?」ニコォ
王馬(誰のせいで痛いと思ってるんだ…ってオレのせいか!)
王馬(…その後性転換をひたすら勧められた…!!もちろん断ったよ?)
…
王馬(さて、夜になったけど)
>>66
誰かに会いに行くorどっかに行く
(※人物や場所によっては会えなかったり行けなかったりする)
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/30(火) 17:36:13.16 ID:qhmsacOm0
つむぎ
67 :
◆hq9TfeeMlAP9
[sage]:2018/01/30(火) 17:45:35.04 ID:0mKvu07ZO
>>51
夢野「ふっふっふ…ここで魔法使いというわけじゃ!」カーッカッカッカ
↓
夢野「ふっふっふ…ここで魔法使いの出番というわけじゃ!」カーッカッカッカ
>>61
茶柱「本当突然ですね…男死には男死です」
↓
茶柱「本当突然ですね…男死は男死です」
今さらな訂正です。多分ホントはもっと訂正ある
68 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 17:46:07.57 ID:0mKvu07ZO
王馬「白銀ちゃんにでも会いに行ってみようか」
王馬(そしてイタズラでもしよう)ニヤ
ピンポーン…シーン
王馬「居留守かな?」
ピンポーン…シーン
王馬「…いないのか。じゃあ研究教室かな」
―白銀の研究教室―
ガチャ
王馬「トリックオアトリートメント!」
シーン
王馬「…いないじゃん!」
王馬(おっかしいなー5階に来るまでに他んとこもちらーと探したのに)
王馬(寝てたのかな?でもまだ19時だよ?)
王馬「あの毎日夜更かししてそうな白銀ちゃんが寝てるなんて、思えないんだけどなー」
王馬「どっか隠れてる?ここ広いもんなー」ゴソゴソ
…
王馬(その後も白銀ちゃんを探したけど見つからなかった)
>>69
引き続き探すor諦めて部屋に戻る
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/30(火) 17:56:37.23 ID:OLfMkjzLO
探す
70 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 18:08:14.50 ID:0mKvu07ZO
>>68
また訂正
王馬「トリックオアトリートメント!」
↓
王馬「トリックオアトリート!」
王馬「よし、まだ探そう。このままだとオレの気が済まない!」グッ
〜その頃白銀は〜
マザーモノクマ「うぷぷ…」
王馬『いないじゃん!』
白銀「…あらあら、王馬君。そんなにわたしのこと探してくれるなんてね。地味に嬉しいよ」
王馬『あの毎日夜更かししてそうな白銀ちゃんが寝てるなんて、思えないんだけどなー』
白銀「その通り!わたしは毎晩今後の展開に頭を悩ませてるんだよ!」
王馬『どっか隠れてる?ここ広いもんなー』ゴソゴソ
白銀「ちょ、あんまり探らないで!」
マザーモノクマ「あーあ、散らかっちゃったね」
白銀「あ、あ〜…!!そこはダメ!そこも!!うぅ〜…」
71 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 18:19:20.77 ID:0mKvu07ZO
―食堂―
王馬「うーん」パカッ
ゴミ箱「」プーン
王馬「いないな」パタン スタスタ
白銀(むしろなぜそこにいると思ったのか)
東条「…」
王馬「ここはどうかな?」パカッ
冷蔵庫「」ヒンヤリ
王馬「やっぱいない」パタン
白銀(わたしは食料じゃないんだけどなぁ)
東条「……」
王馬「どこにいるのかな〜…」テクテク
東条「…………」
東条「…私は突っ込まないわよ」ボソ
白銀(わたしが突っ込んでるから平気だよ!)
72 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 18:25:42.66 ID:0mKvu07ZO
―AVルーム―
王馬「うーん、ぼっちでアニメ見てると思ったけど違ったか」
白銀(わたしをなんだと思ってるの…)
―図書室―
ガチャ
天海「!?」ビクッ
天海「王馬君…」
王馬「あれ、天海ちゃんこんなところでなにしてんの?」
白銀(危なかったね〜天海君。もう少しで隠し扉がばれちゃうところだったよ)
天海「…ちょっと本を探してたんすよ」
王馬「ふーん…じゃあ目当ての本はこの本棚のへんにあるんだね」
天海「え?」
王馬「だって、天海ちゃんこの辺にいたし、この本棚の前だけ本の山が全然ないから」
天海「…」
王馬「本を探して整理してたら、きれいになっちゃったのかなー…って」
天海「…はい、そんなとこっすよ」
73 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 18:32:34.22 ID:0mKvu07ZO
王馬「にしし…やっぱり!で、目当ての本は見つかった?」
天海「それがまだなんすよ。置いてあるジャンルがバラバラで探すのに一苦労っす。もう何日も探してるんすよ…」
王馬「へーそれは大変だね」
天海「…ところで」
王馬「ん?」
天海「王馬君はどうしてここへ…?」
王馬「…どうしてだと思う?」
天海「…さぁ、わかんねーっすよ」
王馬「にしし!正解は白銀ちゃんを探してる、でしたー!」
天海「白銀さんを?…残念っすけど見てないっすね」
白銀(惜しいところまでは来てるよ!)
王馬「そっかー残念、じゃあオレはもう行くよ。ばいばーい」
天海「はい、おやすみっす…」
ガチャ バタン
天海「…ふぅ」
王馬「……」
王馬(なんか怪しい。…けどまぁいっか)
74 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/01/30(火) 18:38:24.29 ID:0mKvu07ZO
…
王馬「……」ジー
女子トイレ「」
白銀(入っちゃう?禁断の扉を開けちゃう?)
マザーモノクマ(王馬クン一回入ったことあるよ?)
白銀(なん…だと…)
王馬「…」キョロキョロ
王馬「…」ジー
王馬(あんだけ探したのにいない!もうここしか考えられないよ)ジー
白銀(白銀ちゃん、うん●こしてるなーとか思われているのかな)
王馬(白銀ちゃんうんこしてんのかな…だったら入らない方がいいかな)
王馬「うーん」
白銀(…あれ、地味にわたしピンチ?)
マザーモノクマ(うぷぷ!見つかったらピンチかもねー!)
白銀(トイレは今誰もいない…ちょっと戻る!)
マザーモノクマ(ばったり出くわしたらどうするの?)
白銀(…ど、どうしよう、適当に言い訳かな…うん…でも…あー、どうしよ…)アセダラ―
王馬(…女子トイレ入っちゃう?)
>>75
入るか入らないか(どっちを選んでも
>>75
のコンマが90以下で女子に見つかる)
今日はここまでにします、くますみー
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/30(火) 20:16:24.45 ID:ecgXmLOTo
入ろう
76 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 16:34:04.42 ID:rYbDMBGnO
王馬「…よし、入ろう」
白銀(入っちゃうの!?)
マザーモノクマ(うぷぷ…王馬クンも大胆だねぇ)
ガチャ…
王馬「……誰も入っていないみたいだね」チラチラ
王馬(前入ったときは確か最原ちゃんとキーボがいたんだっけ。だからあんまりじろじろ見てなかったんだけど…)
王馬「………」キョロ
王馬(おっといけない。これ以上調べると誰かに見つかるかも…そして変態の烙印を押される…!)
白銀(見つけませんように見つけませんように見つけませんようにさっさと出ていってー!)
王馬(でもなんか気にな――)
パタパタパタ…!!
夢野「…も、漏れる…!」
赤松「落ち着いて夢野さん、あとちょっとだから!」
王馬「!?」ササッ パタン
王馬(夢野ちゃんに赤松ちゃん!?なんで…ってここ女子トイレだった!!)
王馬(そして…まずい。思わず隠れてしまった、一番奥の個室に)
77 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 16:35:24.69 ID:rYbDMBGnO
夢野「んあー!」バタン!!
王馬(……オレは聞いてしまうのか…)チーン
ポチ ジョー…(※歌姫)
王馬(……水の音?)チラ
歌姫ボタン「」
王馬(もしかしてこれ…?)
王馬「……」ソローポチ
ジョー…
王馬(…水の音…なるほど、女子トイレにはこんな機能があるのか…)フーム
王馬「……!」…ハッ
王馬(…オレ、なにしてんだ?こんなのただの変態じゃん…)ドヨーン
赤松「あれ、よく見たら他にも誰か入ってたんだね」
王馬「…!!」ドキッ
王馬(ま、まずい…!)
夢野「ふぅ…んあ?赤松どうしたんじゃ?」パタン ジャー
赤松「いや…あそこ。誰か入っているみたいでさ」
78 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 16:37:45.51 ID:rYbDMBGnO
夢野「本当じゃ。おーい、誰じゃー?」
王馬「………」ドキドキ
赤松「待ってよ、体調悪いのかもしれないしあんまり声かけない方がいいんじゃない?」
夢野「じゃが、もし中でぶっ倒れていたらもっとまずいのではないか?」
赤松「それもそうか…おーい、返事できそう?」コンコン
王馬「………」アセ
白銀(…ふぅ、もう大丈夫そうかな…王馬君…いいやつだったよ…)
赤松「…まさかホントに倒れてる?」
赤松「いやでも待って…さっき水の音聞こえてきたよ?夢野さんが入ったあとから」
夢野「んあ…じゃあ中で動けるということじゃな?」
王馬(くそ!興味本意で押したのが仇になった…!)
夢野「…おい、大丈夫かの!?悪ふざけはやめい!」ドンドン
王馬(悪ふざけじゃない…!白銀ちゃんを探していただけなんだ!どっか行って…!)
赤松「ねぇ…上から覗くよ?」
王馬(なん…だと…)
赤松「…あと10秒したら、覗くから…返事できないんだったら、ドア叩くとかでもしてほしいんだけど…」
夢野「…倒れておらんよな」
王馬「……」
王馬(…なんでこんなことに…)
>>79
どうしよう…?
(※女子に見つかるのは確定しています)
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/01(木) 16:38:54.59 ID:LRnS07+00
のぞこうとする赤松がはまるのを待つ
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/01(木) 16:44:26.27 ID:krskUgGK0
上からではなく下からのぞくのか…
じゃあはまって動けなくなった赤松ちゃんのパンツをのぞきますね
81 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 17:41:28.15 ID:rYbDMBGnO
>>80
転子ちゃんに通報しますた
赤松「…うーん」
夢野「んあ?覗かんのか?」
赤松「いや…さすがに上から覗くのは悪いかな〜って」
王馬(まさか…)
夢野「…まさか下から覗くなどと言わんよな?」
赤松「えっ?そのまさかだけど?」
夢野「なんじゃとー!?」
王馬(…でもこれはチャンスだ。下から覗くなんて限界があるだろうし)
王馬(それに…赤松ちゃんには悪いけどはまるかもしれないし)
王馬(下の方にけっこう隙間があったのは運が良かったかもね)
夢野「赤松よ…ここはトイレじゃぞ…?」
赤松「分かってるよ…でも大丈夫。私まだシャワー浴びてないから」
夢野「そういう問題なのか!?」
王馬(そういう問題じゃないと思うよ)
赤松「…ねぇ、知ってる?」
王馬(…ん?)
82 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 17:50:22.15 ID:rYbDMBGnO
夢野「んあ…な、なんじゃ突然」
赤松「教室の床ってトイレの床より汚いんだよ」
王馬(!?)
夢野「んあー!?なんじゃとー!?」
赤松「…まぁ、私がまだ小さいときに教えてもらったからホントかどうかは分かんないけどね…」
夢野「だ、だとしても…知りとうなかったわい…」
赤松「…じゃあ私は覗くね」
夢野「…分かった。せめてこの布を下に敷け」スッ
赤松「でもこれ夢野さんのマントなんじゃ…」
夢野「いいんじゃ…同じ女子としてお主が女子トイレに寝そべるのをただ見ているだけというのは我慢ならん」
夢野「…それにあとで洗えばよいじゃろ?」ニカッ
赤松「…ありがとう、夢野さん」
王馬(なんかごめんふたりとも…)
赤松「…よし!」
王馬(おっと靴でバレないように便器の上に乗っておこう)トン…
赤松「…んー?」グイ
夢野「どうじゃ?」
83 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 18:03:07.89 ID:rYbDMBGnO
赤松「あれ、靴見えないんだけど…」
夢野「んあ!?ここまできて誰もおらぬパターンか!?」
赤松「いや…影が見える。誰かはいるよ。…便器の上に乗ってるのかな?」
夢野「ますます状況が分からんようになってきたぞ!中にいる誰か!お主、倒れておるわけじゃないんじゃな!?」
王馬「…」アセ
夢野「んあー!なんなんじゃ一体!まさか男子が入っておるのか!?」
王馬「…」ギクッ
赤松「もっと覗いてみる…」グイグイ
夢野「…はまらんように気を付けるんじゃぞ」
王馬(赤松ちゃんの頭が入ってきたー!!)
赤松「ん…んー…?あとちょっと…」
王馬(…やばいやばいやばい)
赤松「……よし、上を見れ…ッ!?」
王馬(バレた!?)
夢野「どうした!?」
赤松「はまっちゃった…かも」
84 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 18:09:20.41 ID:rYbDMBGnO
夢野「なんじゃと!?大丈夫か!?」
赤松「大丈夫じゃないかも…上もあんまりよく見えないし…」グググ
王馬(バレてないみたいだ…赤松ちゃん、ゴメン…)ホッ
夢野「だ、誰か呼んでくる!」
赤松「ご、ごめん…」グググ
王馬(あれ、状況悪化してない?)
王馬(いやこの隙に逃げ出そう!上から!)スッ
赤松「どうせはまったんだから…もうちょっと…」グググ
赤松「…っていうか誰かいるよね!?まさかホントに男の子なの!?」グググ
王馬(ごめん、赤松ちゃん!)
赤松「あとちょっと…!」グググ!!
王馬「…」ピョン!
赤松「よし、上見えた…って誰もいない?」
王馬(あっぶな〜…)ヒヤヒヤ
王馬(でも今のうちに…!)ダッ
タタタ ガチャ!
85 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 18:16:11.53 ID:rYbDMBGnO
王馬(よしっ…………ん?)
夢野「ん、んあ…?」
東条「……王馬君?」
王馬「…………」アセダラー
赤松「え、王馬くんいるの?」
東条「どういうことかしら?なぜ貴方が女子トイレから…?」ゴゴゴゴゴ
王馬「夢野ちゃんが慌てて出てきたからどうしたのかな〜って」
赤松「絶対嘘でしょ!だったら声かけてよ!」ジタバタ
夢野「お主…女子トイレにおったな!!?んあーなんという男じゃ!見損なったぞ!」
王馬「それより赤松ちゃん助けようよ」
東条「…分かったわ、話はあとにしましょう。…もし、逃げたりでもしたらどういう理由かに関わらず全員にばらすわよ。いいわね?」ゴゴゴゴゴ
王馬「…はい」
…
グイグイ
赤松「い、いたた…」グググ
86 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 18:23:31.14 ID:rYbDMBGnO
夢野「んあー…結局また王馬を女子トイレに入れてしまっておるのぅ」
王馬「ごめんって!」
東条「…思いっきりはまっているわね…」
王馬「…赤松ちゃん、もうちょっと頭下げて」
赤松「王馬くんに言われると少しムカつくけど…分かったよ」
夢野「せーので引っ張るぞ!せーの!」
グググ スッポーン!!
赤松「や、やっと抜けたぁ…」
東条「…とりあえずシャワーを浴びてきたらどうかしら?」
赤松「そうする…王馬くん、あとでたーっぷり話を聞かせてもらうからね!?」ジトー
王馬「…はーい」
夢野「…じゃ、移動するかの。女子トイレで話すわけにもいかんじゃろ」
東条「食堂で話しましょう。事情聴取よ」
王馬「あははーまるで犯罪者みただねー」
夢野「犯罪者じゃろ。女子トイレに入ったんじゃから」
東条「ええ、そうね。王馬君。覚悟しておきなさい」
王馬「……はい」ズーン
87 :
◆hq9TfeeMlAP9
[sage]:2018/02/01(木) 18:28:28.12 ID:rYbDMBGnO
―食堂―
王馬「…ってわけなんだよ」
夢野「怪しいのぅ…」
東条「…」
赤松「…ホントなの?」
王馬「ホントだって。なんなら明日にでも天海ちゃんに聞いてみてよ」
王馬「オレが白銀ちゃんを探してたって言ってくれると思うよ」
赤松「そこまで言うなら…分かったよ。でも女子トイレに入るなんてやっぱりダメだよ?」
夢野「そうじゃぞ、見つけたのがウチらだったから良かったものも、転子や春川などに見つかっておったらお主もう死んでおるぞ?」
王馬「…すいませんでした」
東条「…王馬君、ひとつ聞きたいのだけれど」
王馬「え、なに?」
東条「貴方…昨日の夜も女子トイレに入ってなかった?」
王馬「はぁ!?」
夢野「んあ!?前科ありか!?」
赤松「…」ジトー
王馬「入ってるわけないじゃん!大体昨日は部屋に戻ってすぐ寝たっての!」
東条「…そう。分かったわ」
赤松「…でもなんでそんなことを?」
88 :
◆hq9TfeeMlAP9
[sage]:2018/02/01(木) 18:30:26.97 ID:rYbDMBGnO
東条「昨晩誰かが女子トイレに入るところを見たのよ。…でも中には誰もいなかった」
夢野「どういうことじゃ?」
東条「…分からないわ。…でも王馬君の言うことは信じるわ、今までの付き合いがあるもの」
王馬「東条ちゃん…!」キラキラ
赤松「まぁ、白銀さんを必死に探してたっていうなら私も今回は黙っててあげるよ」
赤松「見つからなかったら心配だもんね」
王馬「赤松ちゃん…!」キラキラ
夢野「…まぁ、今回だけは不問にしてやろう」
王馬「夢野ちゃん…!」キラキラ
王馬「みんなありがとう!」
東条「で、今回の罰はどうしましょうか」
王馬「え」
赤松「そうだなぁ…なにがいいかな?」
夢野「校舎回りを100周走るなどどうじゃ?」
王馬「ちょ、ちょっと待って、罰ってなにさ!?」
東条「白銀さんを探していたという理由があったけれど女子トイレに入ったことには変わりないわ」
赤松「…あのね、女の子は女子トイレに入ってほしくないものなんだよ?それこそ今回は良かったけどさ」
夢野「罰があるのは当然じゃ」
王馬「…分かったよ、どんな罰でも受け入れるよ」
>>89
王馬への罰
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/01(木) 19:17:11.67 ID:7NqCTujCO
1日嘘をつかない
90 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 19:30:17.61 ID:rYbDMBGnO
東条「…話し合った結果、貴方への罰が決まったわ」
王馬「…」ゴクリ
夢野「1日嘘をつかない、が罰じゃ」
王馬「…けっこうきついねー」
赤松「あ、今からだからね」
王馬「…分かったよ」
…
赤松「そういえば…結局、白銀さんは見つかってないんだよね?」
王馬「そうだね、何時間も探し回ったのになー」
夢野「…で、挙げ句の果てに女子トイレに入ったんじゃな」
王馬「悪かったって…」
東条「体調が優れないのかもしれないわね。明日、聞いておくわ」
王馬「結局部屋にいたのかなー、ホントがっかりだよ。完全な無駄足じゃん」
赤松「まぁ見つからなかったものは仕方ないよ」
王馬「…ま、そうだね。もう探す気もしないしオレは部屋に戻るよ」
夢野「そうじゃな、ウチも眠くなってきたわい」
赤松「私はピアノ弾いてこようかな…」
王馬「今、23時なのに元気だね…じゃ、おやすみ」
東条「おやすみなさい」
91 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 19:33:41.65 ID:rYbDMBGnO
白銀「…すぅ、すぅ…」
白銀「すぅ…はっ!今何時!?」
マザーモノクマ「4時24分だよ」
白銀「もう朝!?王馬君が女子トイレに入って赤松さんたちに見つかりそうになってから寝落ちしちゃってた…!」
マザーモノクマ「うぷぷ中々面白かったよー?」
白銀「あぁ…見れなくて残念…」
白銀「録画は…」
マザーモノクマ「してるわけないじゃん!」
白銀「だよね…ってわたしそろそろ戻らなきゃ!」
白銀「モノクマ、今は大丈夫そう?」
マザーモノクマ「うん、でも東条さんがもう部屋で起きてるから気を付けてね」
白銀「わかった!」
白銀「…あ、今日の夜は3アニメ見ながら絶女やるから用意しといてね!」タッタッター
マザーモノクマ「…ボクをなんだと思ってるのさ」
…
92 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/01(木) 19:40:41.15 ID:rYbDMBGnO
☆29日目☆
Lv.100 ランク: ロボット差別王
☆現在のモノクマメダル:190枚
☆現在のコイン:1028枚
☆現在の所持品
鉄屑 ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機 腕時計型麻酔銃
ケチャップ 机上トラベル紀行
ソーイングセット 猿の手
ネイルブラシ
過剰に踊るはにわ
どこでもパラソル ダークベルト
モノ甚平
王馬「…あ、朝か」
王馬「今日は1日嘘つけないんだよね…」
王馬「にしし、楽し…ひとりでも嘘ついたらダメなのかな…」
鉄屑「とーちゃん大丈夫?」
王馬「大丈夫じゃないかも」
王馬(まぁ女子トイレに入ったのが悪いよね…)
…
王馬(さて…)
>>93
どこに行くか
今日はここまでにします、くますみー
(一週間以上ほど更新できないかもです)
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/01(木) 21:55:07.49 ID:6uuPd60Jo
食堂
94 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/05(月) 18:27:48.99 ID:OW02KuYMO
王馬(食堂行くか…)
鉄屑「とーちゃん、いってらっしゃーい」
王馬「はいはーい」
―食堂―
王馬「おっはよー!」
>>95
「おはよう」
>>96
「おはよ」
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/05(月) 18:31:38.30 ID:X0Csvcnyo
春川
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/05(月) 18:36:11.12 ID:ggXtOB1BO
百田
97 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/07(水) 16:27:06.32 ID:PRkEm+QFO
百田「今日も早いんだな」モグモグ
王馬「まーね。…ふーん」ジー
春川「…なにジロジロ見てるわけ?」
王馬「いやー別にー?」
春川「…変なやつ。ま、いつもか」モグモグ
王馬「相変わらずオレには冷たいなぁ、春川ちゃんは!」
春川「…」ムシ
百田「オメーの普段の行動のせいじゃねーか?」
王馬「うーん…?オレはいいことしかやってな」
東条「王馬君」ヌゥッ…
王馬「ゲッ、東条ちゃん…」
百田「?なんで東条にビビってんだ?」モグモグ
春川「さぁ…」
東条「王馬君、昨日のこと――」
王馬「はい、オレは普段から嘘をついてばかりです!」ピシッ
百田「急にどうしたんだ!?」
春川「気持ち悪い…」モグモグ
98 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/07(水) 16:28:54.42 ID:PRkEm+QFO
東条「…どうやら忘れているわけではないようね」
王馬「覚えてるってば。…あ、オレ今日は洋食で」
東条「…分かったわ。私の見ていないところでも嘘はつかないようにね」ボソ
王馬「はぁい…」スタスタ
王馬「隣いい?」
春川「やだ」
王馬「じゃあまん前いこーっと」スタスタ
百田「いや、オレがいるだろーが!」
王馬「じゃあその隣!」ストン
百田「ったく黙って座れねーのかよ」
東条「はい、どうぞ」コト スタスタ
王馬「ありがとー。いっただっきまーす!」ムシャムシャ
春川「…あんたさもうちょっと、綺麗に食べたら?」
王馬「オレは子供じゃありませーん!保育士さんは黙っててくださーい」
春川「…」
99 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/07(水) 16:31:19.15 ID:PRkEm+QFO
王馬「…あ、ホントは保育士じゃないんだっけ?」ニヤァ
百田「…!テメー…!」
春川「いいよ百田。…本当のことだし」
王馬「…ホントにみんなに言ったんだね、自分が暗殺者だって」
春川「うん」
王馬「そのわりには、みんないつも通りだったねー。いつ打ち明けたの?オレ全然気付かなかったよ。ホントだよ?」
百田「運動会前だよ。な、ハルマキ」
春川「…うん。なんかさ、意外なんだけど怖がる人、いなかったんだよね…一部を除いて、だけど」
王馬「ああ。入間ちゃんとか?」
春川「あいつはかなり面倒だったね…」
百田「2時間くらい話したな…」シミジミ
王馬「一体何があったのさ…」
春川「…話すのも嫌になる」ウンザリ
王馬(ホントに何があったの!?)
春川「…でも、大体のやつは驚きながらも受け入れてくれた」
春川「今までの私を知ってるから本当の才能なんて関係ないって言ったやつもいたよ」
王馬(きっと赤松ちゃんあたりだろうな…)
王馬「まぁ…良かったじゃん」
春川「……!?」
百田「!?」
100 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/07(水) 16:33:11.80 ID:PRkEm+QFO
王馬「なんで春川ちゃんも百田ちゃんも驚いた顔してるの!?」
春川「だって…良かったね、とかあんたの言う台詞じゃないし…」ドンビキ
百田「…悪いもんでも食ったか?あ、いつもの嘘か?」
王馬「食べてないし嘘でもない。っていうか今日嘘ついたらママにしばかれちゃうんだよねー」ヤレヤレ
春川「ああ、それでさっき東条にびびってたんだね」
百田「まじか…一体オメーなにしたんだよ…」
王馬(口が裂けても言えないよ)
百田「ま、テメーがなにやったかなんてどうでもいいか」
百田「…というわけで!ハルマキは無事、こうして立派に成長したわけだ!」
春川「………」リボンイジイジ
百田「だからハルマキの才能のことでこいつをからかったりなんだりするのはもう止めろよ?」
王馬「分かったよ」ソクトウ
春川「…随分あっさりだね」
王馬「…オレのイメージってどうなってんだろうなぁ…」
百田「なんつーかよ…オメーも最初の頃と違う感じがするぜ。今みたいによ、もっと素直になったらどうだ?」
春川「それはそれで気持ち悪いけどね」フッ
王馬「だからひどいよ、ハルマキちゃん!」
春川「あんたがハルマキって言うな」ギロッ
王馬「あはは、お熱いねー!」
王馬「…でも、オレは素直になんてなるつもりはないよ?だってそんなのつまらないでしょ?」ニシシ
百田「…そうかよ。じゃ、勝手にしろ」
王馬「勝手にしまーす!」
王馬(しばらく春川ちゃんと百田ちゃんと一緒に食事をとった!)
…
王馬(昼前か…さーてと、次は何しようか?)
>>101
なにする?
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/07(水) 23:24:25.73 ID:VNc/TTez0
夢野とデート
102 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/08(木) 19:18:02.00 ID:OvSzhzJVO
王馬「夢野ちゃんとデートするか…」
…ピンポーン …ガチャ
夢野「んあー王馬か。…デ、デートの誘いか?」テレテレ
王馬「よく分かったね、さすが魔法使いじゃん!」
夢野「…う、うむ、魔法でお主の心を読んだのじゃ!」
王馬「…じゃあオレの気持ち、丸わかりなんだね。少し恥ずかしいな…」
王馬(まぁオレの心とか読めてないと思うけど)
夢野「んあ?お主、そんなこと言うキャラじゃったか?」
王馬「…今日嘘つけないから思ったことを言ったまでだよ?」
夢野「…あぁ、そんな罰あったのぅ。お主意外と律儀なんじゃな」フッ
王馬「こんなのオレらしくないよ。あーあ早く終わんないかな」
夢野「まぁ確かにお主らしくはないな」
夢野「じゃが嘘をつくお主も、今のお主もどっちも王馬じゃ。…どっちの王馬もウチは好きじゃぞ?」テレ
王馬「…………」
夢野「な、なんじゃい、急に黙りおって」
王馬「え、照れただけだよ?」ケロッ
夢野「んあ!?分かりにくいのぅ!」
王馬「夢野ちゃんに言われたくないよ。それより早くデート行こうよ!どっか行きたいところある?」
夢野「んあ…誤魔化しおったな?…そうじゃな、お主の行きたいところでいいぞ?」
王馬「そう?うーん、じゃあ…」
>>103
どこに行こうか?
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/08(木) 19:35:54.08 ID:qk/4QaVD0
中庭
104 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/09(金) 20:00:47.00 ID:VNazA1PiO
王馬「じゃあ中庭行こうか、藤棚の下のところにさ」
夢野「うむ、わかったぞ」
…
王馬「ここさ、ずっと藤が咲いてるよね」
夢野「実はウチがマナを分けてやっておるのじゃ」
夢野「じゃからこうして、いつまでも元気に咲いておるというわけじゃな」フッフッフ
王馬「んー偽物なのかなー?」ピョンピョン
夢野「人の話を聞けい!」
王馬「えー、いいじゃん確かめてみようよ!」ピョン
夢野「ベンチの上に立つとは行儀が悪いのぅ…」
王馬「んー…?」
夢野「どうなんじゃ」
王馬「…」プチッ
夢野「今プチって」
王馬「…」スタッ! スタスタ
夢野「んあ?なんじゃ無言で近寄ってきおって――」
105 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/09(金) 20:03:46.29 ID:VNazA1PiO
王馬「はい」スッ
夢野「んあ?」ポトリ
王馬「あは、中々漫画みたいに頭に花をつける、なんてできないね」
夢野「んあ…お主、意外とそういう漫画見ておるんじゃな?」
王馬「え、そこ?…見てないよ、あんなのありきたりな話ばっかでつまんないし」
夢野「思いきり見ておるではないか!」スッ
夢野「ふむ…本物なんじゃな」ジー
王馬「みたいだね。藤ってこんなに長く咲くんだねー」
夢野「ウチは詳しくないんじゃが…そうなのか?」
王馬「オレの組織が潜んでいた場所には藤なんて咲いてなかったからね、いつが時期なのかとか、どのくらい咲いているのかとか知らないんだよ」
夢野「う、嘘臭いのぅ…」
王馬「…でも、本物ならプレゼントしなくても良かったかも」
夢野「なぜじゃ?」
王馬「だってせっかくプレゼントしたのに枯れちゃったら嫌でしょ?捨てられるだろうし」
夢野「んあ…確かに枯れてしまうじゃろうが、ウチはお主からもらったものなら――」
王馬「あーあ、せっかくオレのイメージカラーだから夢野ちゃんにプレゼントしようと思ったのに。残念だなー」
106 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/09(金) 20:07:48.54 ID:VNazA1PiO
夢野「…はっ!ウチはもう少しで王馬色に染まるところじゃったのか!?」ドキドキ
王馬「……そうだよ?」
夢野「…な、な!まさか本気じゃったのか!?」
王馬「にしし、言ったでしょ?今日は嘘つかないって!」
王馬「じゃ、それはもう返してもらおうかな」スゥ
夢野「い、嫌じゃ!」
王馬「えーなんで?どうせ捨てちゃうんでしょ?」
王馬「今度は見る度にオレのこと思い出すような、もっとインパクトのあるものプレゼントするからさ、返してよ」
夢野「見る度に思い出す…とは、今日はやけに積極的じゃな。…お主のプレゼントはインパクトが強すぎてそうで若干怖いがのぅ」
夢野「…じゃなくて!いいんじゃ、枯れても大事にするんじゃ。捨てなどせん」
王馬「えー枯れちゃってもいいの?」
夢野「お、お主には乙女心が分からんじゃろうがな、デートで貰ったものは大事にしたいんじゃ…」テレテレ
王馬「ふーん、そっかー。さすがのオレでも、乙女心までは分かんなかったよ!じゃ、大事にしてよね」
夢野「もちろんじゃ。…ふふ」ニコニコ
王馬「…」
王馬「…うーん」キョロキョロ
王馬(よーし誰もいないね)
107 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/09(金) 20:11:03.89 ID:VNazA1PiO
王馬「夢野ちゃん」
夢野「んあ?」
王馬「最後に今日のデートのとっておきのプレゼントをあげるね」
夢野「なに?まだ用意しておったのか?…なんだか悪いのぅ。ウチもなにか……」
王馬「じゃ、目を瞑って?」
夢野「んあ?ま、まさか、目を閉じている間に落書きなどせんよな…?」プルプル
王馬「しないから早く」
夢野「う、うむ…」スゥ…
王馬「じゃ、オレからのプレゼントだよ」
王馬「…秘密子ちゃん」スゥッ…
チュ…
夢野「………………んあ?」
王馬「にしし!受け取ってもらえた?オレのプレゼント!…あ、オレも貰っちゃったね!たはー、参っちゃうねー!」
夢野「……随分、早口じゃな。さてはお主、照れておるな?」
王馬「そういう秘密子ちゃんこそ顔真っ赤じゃーん!」
夢野「…うぅ…やはり、照れるもの…じゃのぅ。名前で呼ばれたり、き、きす…すると言うのは…」カァ…
王馬(………ホント、参っちゃうなぁ)
王馬(…しばらく秘密子ちゃんと一緒に過ごした!)
…
王馬(…さて、今は昼過ぎか)
>>108
誰かに会いに行くorどこかに行くorなにかする
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 20:19:30.83 ID:fEZGNogDO
発明品の設計図を書く
109 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/09(金) 20:38:48.85 ID:VNazA1PiO
王馬「あ、そうだ!」ポンッ
王馬「発明品の設計図でも書こう!」
王馬(そしてなにか、つまらなくないものでも書けたら作ろう)
王馬(…あ、違った。入間ちゃんに作らせよう、だった)
…
王馬「……よっこらせ、と」ドサッ
王馬(倉庫から段ボールに大量の紙を入れて持ってきた!あとペンも用意したよ!)フイー
王馬「さーてと!」キュポッ カキカキ
カキカキ…
王馬「んー…なんか微妙!」ポイッ
カキカキカキカキ…
王馬「にしし!こんなにビーム出たら楽しいだろうなー!」キラキラ
カキカキカキカキカキカキ…
王馬「これキーボに装着できないかな…」フーム
…カキカキ
王馬「…ん、もうこんな時間か」チラッ
王馬(このくらいにしておこうかな。けっこう書いたな…発明できそうなものから無理そうなものまで)
王馬「…よし早速入間ちゃんに作らせに行こう!」
王馬「うーん、どれを作らせようかなー…あ、この煙玉はぜひともキーボに使いたいから作らせよっと」パラパラ
王馬「あとは…この発明品なんかいいかもね」ペラ
>>110
どんな発明品?
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 12:05:46.27 ID:D5pS1DTW0
天気を操作できる機械
111 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/10(土) 22:57:51.58 ID:KZS/Eg34O
―入間の研究教室―
ガラッ
王馬「入間ちゃんいるー?」
入間「あぁ?なんだ、ツルショタか。オレ様に抜いてもらいにきたのか?」
入間「しゃーねぇなぁ…ほらそこ座れよ…えっと口がいい?手がいい?それとも」
王馬「は?違うに決まってるじゃん。キミのその残念な頭はなんとかならないの?」
入間「抜いてもらいにじゃないなら何しに来たんだよ」
王馬「実はねこれを開発してほしいんだー」ペラ
入間「なんだこれ…発明品の設計図か?お前こんなの書いてたのか」
入間「ケッ、見た目通り頭ん中も子供のまんまなんだな!」
入間「きっとテメーもフニャチンなんだろ?オレ様が特別にたたせてやらぁっ!」
王馬「高校生にもなっていつまでも寒い下ネタを言ってる入間ちゃんには言われたくないなー」
王馬「ねぇ入間ちゃんってホントに高校生?小学生…いや、赤ちゃんから人生やり直した方がいいんじゃない?」
入間「オレ様の人生全否定!?」ビクンビクン
王馬「いいから早くそれ見てよ」
入間「は、はいぃ……。えっと…煙玉に…は?天気を操作する機械?」
王馬「できるよね?」
入間「煙玉はともかく…天気なんて大規模なもんは無理だっつーの!」
王馬「えー学園の中だけでも無理なわけ?」
入間「それなら…まぁ、ギリ可能かもな」
112 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/10(土) 23:02:12.93 ID:KZS/Eg34O
王馬「じゃ、明日の朝までに完成させてね」
入間「え、オレ様の睡眠時間は…?見返りは…?まさかタダ働きじゃねーだろうな!?」
王馬「そっか…入間ちゃんならできると思ったんだけど無理なんだね…」
入間「え?別に無理ってわけじゃ…ただ見返りがほしいってだけで…」
王馬「じゃあね…もうキミには会わないよ」スタスタ
入間「ま、待ちやがれ!なんでもう会わねーんだよ!?おかしいだろっ!」
王馬「え?だって、使えない部下…っていうか雑用か…なんていらないでしょ?」
入間「いつオレ様がテメーの部下になった!?」
王馬「えー忘れちゃったの?頭は小学生並みなのに記憶力は老人並みだなんて…全くどこが灰色の脳細胞なんだか」ハァ
入間「…あ、なんか前に確かそんな話したかも…」
入間「…ちっ。わ、分かったよぉ…タダ働きでいいから…もう会わない、なんて言わないでよぉ…」
王馬「ホント!?にしし、嬉しいなー。じゃあよろしくねー」スタスタ
ガチャバタン
入間「………なんかオレ様いいように使われてねーか…?」ズーン
王馬(にしし、その通りだよ!)コソッ
…
王馬(もう夜か…)
王馬(もう少しで嘘をつけない1日ともおさらばだよ)
王馬(さーてなにしようかな?)
>>113
誰かに会いに行くorどこかに行くorなにかする(※人物によっては会えない)
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/12(月) 17:11:57.24 ID:FdkczX34O
赤松
114 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/14(水) 21:58:00.22 ID:3nI0Yd7bO
王馬「赤松ちゃんに会おうか」
…
王馬(しばらく赤松ちゃんを探していると…)
♪〜…
王馬「…ん?ピアノの音?」
王馬(ピアノの音と言えば赤松ちゃん。赤松ちゃんと言えば…研究教室だね)
―赤松の研究教室―
赤松「……」♪〜♪〜
赤松「……ふぅ」♪〜
パチパチパチパチ
赤松「えっ!?」ビクッ
王馬「いやーさすがだねー!オレ、音楽にはくわしくないけどなんていうか心にグッと来る感じだったよ!」
赤松「ありがとう…でも王馬くんが言うとなんだか…」
王馬「え、オレが褒めても嘘臭いって?にしし!そうだね、でも今日は嘘つけないんだよ?」
赤松「あ、そうだったね。じゃあ今のはキミの本心なんだね」
王馬「…まぁ一応」
赤松「…ふふ、なんだか嬉しいな」
115 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/14(水) 21:59:05.38 ID:3nI0Yd7bO
王馬「なんで?オレの本心が聞けたから?」
赤松「それもあるけど……。ね、王馬くんもう一度私の演奏を聞いてくれないかな?」
王馬「喜んで!タダで超高校級のピアニストの演奏が聞ける機会なんて滅多にないしねー」
赤松「別に私はお金を稼ぐために弾いてるんじゃないよ…さ、そこに座って」
…
赤松「……」♪〜
王馬「…」
赤松「はい、おしまい。聞いてくれてありがとう」
王馬「にしし、オレみたいな悪の組織の総統なんかにはもったいない演奏だったね!」パチパチ
赤松「もー、今日は嘘つかないんじゃなかったの?」
王馬「ん?ついてないよ?」
赤松「……はぁ、っていうかキミは悪の組織とか総統とか言うけどそんなことないじゃんか」
王馬「えーなんでー?」
赤松「…私はね、私の演奏でいろんな人を笑顔にしたいんだ」
赤松「演奏が終わってみんなの笑顔を見るとね、すっごく嬉しいの」
赤松「形は違うけど…王馬くんも私と一緒なんじゃないかな」
116 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/14(水) 21:59:33.21 ID:3nI0Yd7bO
王馬「んー?オレと赤松ちゃんの何が一緒なのさ」
赤松「嘘をついてみんなの笑顔を見たいってところ…だよ」
王馬「そんなの赤松ちゃんの勝手な妄想じゃないの?」
赤松「…そうかな?キミは嘘をついてみんなを困らせることもあるけど、傷つけるようなことはしないでしょ。なんだかんだでみんなを楽しませてるよね」
王馬「へぇ、だからオレのことも善人だって言いたいの?…残念だけどそれは違うよ」
赤松「え?」
王馬「オレは完全な善人なんかじゃない。っていうか完全な善人なんかいない。赤松ちゃんも分かってるでしょ?」
王馬「…今は平和だからこんな風だけどさ、きっとこれが…そうコロシアイなんかだったら、オレはきっと誰であろうと利用しただろうね」
赤松「そんなこと…」
王馬「うん。そんなことないかもしれないね?」
赤松「…は?」
王馬「結局、分かんないんだよ。そのときにならないとさ。今はこういう状況だからこういうオレだけど」
王馬「違う状況だったら違うオレかもしれない。赤松ちゃん、キミもね」
赤松「私はずっとこのままだよ」
王馬「にしし、どうだろうね?案外、キミ自身も知らないような大きい爆弾抱えてたりして…?」
赤松「………王馬くん、話を逸らそうとしてるでしょ」
王馬「あらら、ばれちゃった?」
赤松「…確かにキミの言うとおり完全な善人なんかいないよ。私だってそう。でもさ、どういう風に思うかは私の勝手でしょ?」
赤松「だから私は勝手にこう思うよ。キミは善人でもないけど、悪人でもない、嘘をよくつくちょっと困った人…だってね」
117 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/14(水) 22:02:47.20 ID:3nI0Yd7bO
王馬「…ま、勝手にしたら」
赤松「うん、勝手にする」
王馬「…」
赤松「…あー、あのさ」
王馬「なに?」
赤松「全然関係ないんだけど…さっきの演奏は100点満点じゃなかったから、今度もう1回聞いてほしいんだよね」
王馬「…オレ的には100点だったけど?」
赤松「最近モヤモヤしちゃってさ…ここから出れないし。それで完璧な演奏できなかったんだよ。だから、お願い!」パチッ
王馬「ああそう…納得いってないんだ…分かったよ。でも今度聞かせてもらうときは外に出たあとだからね!」
赤松「ありがとね…実は今日もよく寝れなくてここに来てたんだ。キミと話せてちょっとスッキリした」
王馬「そっかー…ところで赤松ちゃん、今何時?」
赤松「今は…あ、日付越えちゃってるね…って、もしかして…!」
王馬「そう!1日嘘をつかないって約束はけっこう前に過ぎちゃってたんだー!」
赤松「い、いつから…!?」
王馬「さぁ?オレ時間見てないからわかんないなー」
赤松「私もピアノの演奏に集中すると時間忘れちゃって正確に把握してない…!」
王馬「にしし!ホントピアノバカだねー!」
赤松「…あのさ、さっきの話全部嘘…とかじゃないよね?」
王馬「え?どうだろうね?オレ忘れっぽいからなー」
赤松「王馬くん!!」プンプン
王馬「おー怖い怖い!逃げろー!」ビューン
赤松「あっ!…もう」
…
王馬(赤松ちゃんに文句を言われる前に部屋に戻った…今日はもう寝よう…)
118 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/14(水) 22:04:00.87 ID:3nI0Yd7bO
…その頃白銀は
白銀「うーん…ここ地味に大変だなぁ。」ピコピコ…
ゲーム『壊れろっ!』ビュンッ
テレビ『つい…やってしまったよ』
マザーモノクマ「うぷぷ!でた、名セリフ!」
白銀「3アニメもそろそろ終わりだね〜賛否両論だけどわたしはけっこう好きだよ。戦闘シーンもよかったし……っあ”!」ピコピコ
マザーモノクマ「どしたの?」
白銀「ヤラレチャッタ」
白銀「…だけど負けたときにこまるちゃんがモノクマに食べられたり、引きずられていくシーンは中々興奮するよね…」ハァハァ
マザーモノクマ「そうだね」棒
白銀「………」
白銀「うーん…戦闘…モノクマ…クライマックス……そうだ!」
白銀「ねぇモノクマ…あのね…」
白銀「…」ゴニョゴニョ
マザーモノクマ「え?うん、分かったよ。でも随分急だね」
白銀「実はずっとどうしようかなーって考えてたんだ。で、明日はちょうど30日目だからもういいかなって…ね」
119 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/14(水) 22:07:16.06 ID:3nI0Yd7bO
白銀「で、あとは…」ゴニョゴニョ
マザーモノクマ「え?必要なの?しかもそんなに多く…」
白銀「いいから。これも地味にクライマックスのためなんだよ?」
マザーモノクマ「…まぁすぐできるけどさ」
マザーモノクマ「…ん?ねぇちょっと見て」
白銀「なに?…へぇ。やっぱりますます明日で終わらせないといけないみたいだね」
マザーモノクマ「そうだね。破壊なんてされたらたまったもんじゃないよ」
白銀「……そーだ!」ピコーン
白銀「あのね…」ゴニョゴニョ
マザーモノクマ「またゴニョゴニョかよ。…え、そんなことして大丈夫?」
白銀「いいのいいの!そっちの方が盛り上がるって!早速手配しといてね。いつやってもらうかはわたしが指示を出すから」
マザーモノクマ「はいはい…」
白銀「…我ながらいい案…絶望的だな…」ゾクゾク
マザーモノクマ「全く…オモチャで遊ぶ子供みたいだねぇ」ヤレヤレ
白銀「作戦は明日決行!最高のクライマックスを演出してみせるよ!ふふ…」
…
120 :
◆hq9TfeeMlAP9
[saga]:2018/02/14(水) 22:10:55.17 ID:3nI0Yd7bO
☆30日目☆
王馬「朝か。昨日…ってか今日は遅く寝たから眠いなー…」フワァ
鉄屑「モノナミンV3飲む?」スッ
鉄屑「あ、メガモノシャキV3の方がいいかな?」
王馬「…どっちもいらないや」
…
王馬(さてと)
王馬(とりあえず食堂に行くか…)
―食堂―
王馬「おはよー」ガチャ
>>121
「…おはよう」
>>122
「おはよう!」
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/14(水) 22:14:09.30 ID:bNyqSu+qO
東条
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