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永夢「ノーコンティニューでSAOを攻略するぜ!」
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40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/22(月) 22:27:57.75 ID:VvAK15ja0
ジャッキ-ン!
ユウキ「剣に変わった…」
Lv2M「はぁぁぁ…」スッ
シャッ
フレンジーボア「ゴ?」
ユウキ(消えた!?何処…!)
Lv2M「どりゃぁっ!ぉおらぁっ!だらぁっ!!」ズッジャッズバッ!
Lv2M「ハァッ!!」ズババババッ
フレンジーボア「グゴ…グゴゴゴゴ……」HIT HIT HIT HIT HIT
ユウキ「凄い…2、30匹相手を一瞬で蹴散らしてる……」
Lv2M「よっとと…」キキ-ッ
クルッ
Lv2M「そろそろフィニッシュだ!!」ガシャット!
キメワザ!
Lv2M「ハァァァァッ…!!」
ポチッ
マイティ-クリティカルストライク!
Lv2M「はっ!!」ダダンッ!
フレンジーボア「ゴ…?」
Lv2M「だぁああああっ!!」ゴオオッ
ズドドドドドドドッ!
フレンジーボア「…ゴ…ォッ…」カイシンノイッパツ--!
ドサッ
パリパリパリ……
Lv2M「ほっ…と」シュタッ
ユウキ(…か、勝っちゃった……1人で…あんな数を相手に…)
Lv2M「ブイ!」
ユウキ「……」
ゆうき「V!」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/22(月) 23:11:33.60 ID:VvAK15ja0
スタスタ…
Lv2M「あ、見えた!出口だ!」
ユウキ「や…やっと出られる……?」スタスタ…
Lv2M「…?どうした、ユウキ」
ユウキ「ほら、お兄さん…あそこ!」
Lv2M「あれは…民家か!?」
ユウキ「そっか…ここはイノシシの巣窟ってだけじゃなくてはじまりの街から隣の村までのショートカットの役割もあったんだ」
Lv2M「ここまで来れば敵も来ないだろ」ガッシュ-ン
M「うっ…」ズキズキ…
シュゥゥ…
パラド「間一髪、ってトコだったな」
ユウキ「うわ、元に戻った…」
ユウキ「お兄さん達…一体何なの?」
永夢「ま、まぁ…詳しい事は言えないけどそうだな…」
永夢「しがない天才ゲーマーとでも思ってくれよ」
ユウキ「へー、ゲーマーかぁ」
ユウキ「……ぷぷっ…」
ユウキ「お兄さん……それって自慢してるの謙っているのどっち…ぷひひ…」
パラド「年下に馬鹿にされてるぞお前」
永夢「余計なお世話だよ…!」
ユウキ「…でも、どうしてボクの後を付いてきたの?」
ユウキ「お兄さん、友達が街で待ってるんじゃないの?」
永夢「それなら大丈夫。ちゃんと了承得てきたから」
永夢「というか、お前なんか居なくても攻略出来るって追い出されちゃったよ」
ユウキ「え〜…」
パラド(…ま、あいつなりのフォローなんだろうな。街の方はどうにかするからお前らは先に進めって事だろ要するに)
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/23(火) 01:21:41.92 ID:QXe7zgXA0
良いよ
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/23(火) 01:33:33.15 ID:eIu9g0mx0
ユウキ「でも…それじゃお兄さんに無理強いさせるみたいで…」
永夢「……あのな、ユウキ」
永夢「僕は一端のゲーマーであると共に、ドクターでもあるんだ」
ユウキ「え…ゲームでお金稼いでるんしゃないんだ」
永夢「さ、流石にゲーム実況とかが本職で生計立てられる程には成り立っている人はそうそういないよ…」
永夢「いいか?今、仮想空間では皆身体はピンピンしてるけど」
永夢「現実世界では脳が働いていない…つまり意識不明の重体者なんだ。僕達は」
永夢「本来なら僕が外部からナーヴギアの解析をして、救出を試みる側なんだろうけど…」
永夢「内部なら内部の人間なりに出来る事だってある」
永夢「僕はドクターだ。なら…この先アインクラッド内にいる色んなプレイヤーを助ける義務がある」
ユウキ「じゃあ…尚更街に行って皆を助けに行った方が…」
ユウキ「だってお兄さん…はっきり言って私よりも…」
永夢「だぁぁもう違う!違うんだってユウキ!」
ユウキ「ち、違うって…何が……」
永夢「助けるって言ってもただモンスターから人々を守るだけじゃダメなんだ」
永夢「今の所、僕達が脱出できる唯一の方法はこのゲームをクリアする事だ」
永夢「いつか誰かがラスボスを倒すその日まで…それまでに現実世界やこの仮想空間で命を落としやしないかと…必ず皆苦悩して、不安になって怯えてしまうと思う」
永夢「だから……せめて僕はそんな人達を、患者を1人でも多く笑顔にさせたい」
永夢「そう、君だって例外じゃない」
ユウキ「…!」
永夢「さっき僕が頑なに拒否したのに、今更こんな我儘聞いてくれる筈ない!それは百も承知だ…」
永夢「ユウキは僕よりよっぽど上手い。さっきも言った通り、僕が付いてったって足手まといになるか君のプレイの妨げになるだけかもしれない!」
永夢「でも……でも……君の力になれないとしてもだ!」
永夢「ユウキの心の支えくらいにはなってやりたい」
ユウキ「……お兄…さん……」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/23(火) 12:30:33.27 ID:U67r70G8O
本当にSAOってバグだらけだな何やってるんだよ茅場ァ!
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/23(火) 14:36:12.42 ID:T4OH8Cg3O
>>33
もし何かしら仮面ライダー対策をしてるなら、仮面ライダークロニクルの敵がボスとして出てきたりして
>>38
そうなると、ハイパームテキは実質使用不可って事か
まあ、ムテキ使うと一瞬でゲームクリアしかねないから仕方ないけどね
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/23(火) 16:26:42.71 ID:tLy9kdT+0
くろとなら機械の中に入れるんだよな、なにかしてきそうだ
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/23(火) 16:40:49.09 ID:NurdqYSaO
何回それ言うんだよ
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/23(火) 19:05:30.76 ID:DOVkrBIi0
黎斗は今ごろ怒り狂ってるだろうな
何だかんだで永夢のことを気に入ってるし
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/23(火) 20:49:45.04 ID:PD14U9tA0
ガシャコンハンマーじゃなくてガシャコンブレイカーなんだよな…
50 :
>>49 一応使ってるのハンマーか剣なのか判断できるように言っただけヤンス…でも効果音で分かるか(今更)
[saga]:2018/01/23(火) 22:59:44.18 ID:eIu9g0mx0
ユウキ「…分かった。じゃ、一緒に行こっか」
永夢「うん、よろしくね。ユウキ」
ユウキ「……あ、そうだ!お兄さんボクに名前教えてくれてない!」
永夢「え…あ本当だ」
パラド「何やってんだよ〜。お前相手の名前知ってんのに自分は名乗ってないのかよ」
パラド「ゲーマーの端くれとして恥ずかしいぞ…」
永夢「い、いや…あの時は成り行きで…色々とあったし?」
パラド「うわ、みっともない言い訳タイムの始まりだ。心が萎えるなぁ」
永夢「う、うるさい!」
パラド「大人の癖に情けないぞー」
ユウキ「そーだそーだ大人げないぞ永夢ー」
永夢「なんか寄ってたかって僕をいじめ始めたんですけど!?」
永夢「……え、ユウキ今…名前……」
ユウキ「え、知ってたよ?さっきオドルお兄さんが言ってたじゃん」
パラド「踊るお兄さん…」
永夢「だってさっき知らないて…」
ユウキ「ちょっとからかっただけだよ(・∀・)」
永夢「こっのく…そ……さっきから言いたい放題言いやがって…」
永夢「コラァァッ!」ダダッ
ユウキ「うわ怒った。逃げろ逃げろ」ダダッ
パラド「やれやれ…結局ガキじゃん…」<マテ-!
パラド「……」<マタナイヨ-!
パラド(あいつがゲームやってる時に僕って言ってたの…何年振りだろ)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/23(火) 23:38:13.73 ID:eIu9g0mx0
ユウキ「」スヤスヤ…
永夢「はぁ…何とか宿借りれて良かったー」
パラド「ま、2人専用だけとな」
永夢「ごめんな、パラド。お前の寝床確保できなくて」
パラド「いいよ。俺は寝る必要なんてないし…ま、最悪座るなりして仮眠を取るぜ」
永夢「そっか」
パラド「それにしても不思議だ。気持ち悪い程現実世界と一致している」
パラド「ゲームの中なのにちゃんと天候や天体も機能している」<オツキサマダ…
永夢「じゃなきゃ宿や家なんて無くとも最悪野宿で凌げるさ。現実世界と違ってそこまで汚くならないんだし」
パラド「相変わらず凄いな…茅場晶彦は」
永夢「……本当、何なんだろうね。あの人は」
永夢「彼の目的も人柄も…全く読めない」
パラド「…ゲンムの奴はバグスターウイルスの研究と同時進行でゲーム開発を進めていた」
パラド「とは言えここまでのスペックの差が開いているのは驚いたけどな」
パラド「ま、あいつは
黎斗<所詮、外見だけで中身も内容もすっからかんな木偶の坊に過ぎなァい!
黎斗<私が製作するゲームの足元にも及ばないに決まっているだろう!?ヴェァハハハ!
パラド「つってあしらってたけどな」
永夢「へ、へーそう?」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/23(火) 23:39:26.87 ID:eIu9g0mx0
パラド「ま、蓋を開けてみりゃこのザマさ。流石に怒ってたぜ?俺の丸パクリだ!偽造品だ!っつって」
永夢「まぁコンセプト自体は変わりなさそうだけどね…」
パラド「しかもタチが悪くて外部からの有害物質も全て遮断されるようにロックがかかっていると来たもんだ」
永夢「何かしらのバクスターウイルスを送るなりしてバグを起こらせようとしても無理って訳か」
パラド「ああ。一応この仮想空間内ではいつも通りに活動できるけど…」
パラド「あくまでアインクラッドに入るにはナーヴギアを装着するしか方法は無い」
パラド「更にそれが発覚したタイミングが悪い事に、公にそれが発表され始めたのはあのジジイがあそこで解説する数分前と来たもんだ」
永夢(茅場さんそこまで歳いってないよ…)
パラド「その時には既に販売中止、回収が始まっていたからもう入手は困難な状況だった」
パラド「ダメ元で外しちまったプレイヤーに駆け込んでみて…何とかハードを一式揃えられたって訳だ」
永夢「何とか、それを改造する事は出来なかったのか?」
パラド「いや、いくらゲンムでもあの精密な機械を解析するにはかなりの時間を要する」
パラド「ならいっそ内部から叩き潰せば、ってな」
パラド「今思えばレーザーとゲンムがプレイしたがらなかったのも納得がいく」
永夢(そっか…恐らくあればナーヴギアが予め身体を検査して不適合者と判断し、意図的にバグを起こしたんだな)
永夢(だから僕が生身で攻撃できなかったり、レベルを上げないと大変身出来なかった訳だ…)
永夢(レベル制のシステムを知ってて……2人はレベル0が使えないと踏んでパラドに託したのか?)
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 00:11:52.95 ID:kweibHpy0
正直パラドがいるだけでも原作より大分ましかな
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 01:49:57.17 ID:+uLzSuuZo
原作は孤独が一番やべーからね
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 08:47:31.83 ID:LJOo0SvhO
ムテキどころかマキシマムもお預けか...
茅場はリプログラミングを危険視したのかな
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 13:16:56.76 ID:UVwX43zsO
何か死亡人数が1人多いような気がするんですがそれは…
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 13:27:37.68 ID:7coeIlIuo
コンティニュー機能がついた時点で茅野が望んでいた世界が潰れるんだよなぁ
神は敵視されてそう
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 13:33:09.77 ID:/M+obf1/O
ゴッドマキシマムは宇宙規模の現実概念改変能力だしアナザーの神なら茅場の願い簡単に叶えられそう
まぁ神が拒否するだろうけど
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/24(水) 14:59:03.58 ID:8NSgA+Jv0
永夢「それで…今残ってるのが」
パラド「ガシャコンブレイカーにキースラッシャー、バグヴァイザー…」
パラド「後はゲーマドライバーとマイティアクションXだけだな」
パラド「他のガシャットはここに来てから、気がつけば無くなっちまってた」
永夢「多分それも…ナーヴギアか身につけていたのを目に付けて、茅場が回収したんだろ」
永夢「…若しくはこのアインクラッド中に散りばめられたか…」
パラド「なんでだ?俺達が邪魔なら散りばめるんじゃなくてガシャットを直接破壊すりゃいいだろ…」
パラド「破壊するリスクもデメリットもアイツには無いぜ?」
永夢「ああ…だからだよ」
パラド「?だから?」
永夢「第一、徹底的に仮面ライダーの存在を抹消させたいならゲーマドライバー毎破壊すれば何の問題も無いだろ?」
永夢「それに加えてこの武器も…何も手を付けない筈がない」
パラド「そりゃまぁそうだが…」
永夢「要は遊び心だよ。黎斗さんみたいに純粋にゲームを極めたい訳でもなく、正宗さんみたく純粋に利益や欲望に忠実な訳でもない!」
永夢「僕達はは確かに今命懸けのデスゲームをやっている…いわばプレイヤーだ」
永夢「だが彼にとっては違う。茅場晶彦にとって僕達は仮想の人物…」
永夢「物語の登場人物、或いは自分の世界の住人としか思っちゃいないんだ」
永夢「言うなれば奴は…このアインクラッドを治めるゲームマスター、神なんだ」
永夢「僕らの命もこのゲームのエンディングも…彼の気まぐれ1つで変わりかねない」
パラド「…完全に1人物見遊山って状態だな」
パラド「そこまで調子に乗られると逆に清々しいぜ」
パラド「潰し甲斐がありそうだ」
永夢「ああ、大勢の命が掛かっている。今日だけで何百人もの被害者が出た」
永夢「これ以上、誰も犠牲にさせない。絶対食い止める」
永夢「1日でも早くゲームクリアを目指そう」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/24(水) 15:05:54.31 ID:8NSgA+Jv0
1話分何とか終了。結構時間かかった。
一応時系列はSAOに合わせるから多少の差異が生まれるかもだが気にしないでね。(現時点で2022年だけどあくまでエグゼイド 終了直後だから永夢達の年齢は変わらない)
次はライオン!トラ!○-タ-!
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 15:29:41.48 ID:evwFl9vnO
ラタラタラトラータ♪
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 17:13:51.53 ID:qrdi2caRO
茅場が神と出会ったらお互いに煽り合いそうだな
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/24(水) 17:16:06.74 ID:U0rxcacj0
どっちも狂人だしな
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 17:18:39.15 ID:kim+s6eg0
どっちもGMには向いてないしな
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 17:28:07.33 ID:a74jNOJXO
どっちも相手をキチガイ扱いしそう
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 18:09:39.20 ID:kweibHpy0
ソードアートオンラインと仮面ライダークロニクルって、どっちがクソゲーなんだろうか
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 18:31:56.65 ID:a74jNOJXO
SAOは一応被害は一万人に収められるけどクロニクルは増える一方かつ後が酷すぎる
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 18:37:51.88 ID:cjT/gFRMO
外部からの救援を断つSAOに対して、クロニクルは一応ドクター達に助けてもらえるからなあ
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/24(水) 19:27:33.84 ID:De+gZmTR0
しかしトゥルーエンディング前で良かったな茅場
VRXあったら即座に話終わってたぞ
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/24(水) 21:35:42.94 ID:8NSgA+Jv0
(あの悪夢のような悲劇が起こってから1ヶ月が経った)
(それ程の期間が空いていたにも関わらず、誰も第1層をクリア出来ていなかった)
(元々クリア経験のある筈のあのβテスター達でさえ、第1層のボス部屋まで到達出来ていない)
(そう…昨日までは……)
?「はーい!それじゃそろそろ始めさせてもらいます!」
?「今日は皆、俺の呼びかけに応じてくれてありがとう!」
ディアベル「俺はディアベル!職業は…気持ち的にナイトやってます!」
<ギャハハハw
<ジョブシステムなんて無ぇだろww
(全く…何がおかしくて笑ってるんだか…)
(ふざけてる暇があるなら早く話を進めて欲しい…)
ディアベル「皆、よく聞いてくれ」
ディアベル「今日、俺のパーティがダンジョンの最上階にあるボスの部屋を発見した!」
)!ボスの部屋…)
<オ-( ゚д゚)
ディアベル「俺達はボスを倒し、第2層に到達して…いつかこのデスゲームを必ずクリア出来るって事をはじまりの街に居る皆に伝えなきゃならない!」
ディアベル「それが、今ここにいる俺達の義務なんだ!」
ディアベル「そうだろ!?皆!!」
<オー…!(`・∀・´)ノ
パチパチパチ…
ディアベル「よし!じゃあ早速だけど攻略会議を始めさせてもらう!」
ディアベル「あっと…その前にまず皆には1組6人のパーティを作ってもらおうと思う!」
「げっ…」
ディアベル「フロアボスには単なるパーティでは通用しない…パーティを束ねてレイドを作るんだ!」
(じょ、冗談じゃない!ただでさえ共同作業は苦手って言うのに…)
(それによく見たら女の子ほとんど見当たらない…男性ばっかり……)
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/24(水) 21:46:10.09 ID:wJ+7lYcVo
ゲームクリアをさせる気が無いクロニクルよりは明確な終わりがあるSAOのがゲームとしては万倍マシでしょ
72 :
ここら辺知ってる人は退屈かもしれん…
[saga]:2018/01/24(水) 22:21:18.94 ID:8NSgA+Jv0
(ま、いいや。ソロの方が集中しやすいし…)
ディアベル「皆!そろそろ組めたか!?じゃあ…」
?「ちょお待ってんかぁ!」
ディアベル「ん…?」トットッタッ…
ドダッ
キバオウ「ワイはキバオウって者や」
キバオウ「ボスと戦う前に言わせてもらいたい事がある」
キバオウ「こん中に、今まで死んでいった2000人に詫び入れなあかん奴がおる筈や!!」ビシッ
「…」ザワザワ…
ディアベル「キバオウさん…その奴らっていうのは…」
ディアベル「もしかして元βテスターの人達の事、なのかな?」
キバオウ「決まっとるやないか!」
キバオウ「β上がりのモノはこんクソゲームが始まったその日にビギナーを捨てて消えよった」
キバオウ「奴らはウマイ狩場やらボロいクエストを独り占めして、自分等だけポンポン強なって、その後もずーっと知らんぷりや」
キバオウ「こん中にもおる筈やで!β上がりの奴らが!!」
キバオウ「そいつらに土下座させて!」
キバオウ「溜め込んだ金やアイテムを全部吐き出してもらわな!」
キバオウ「パーティメンバーとして!命は預けられんし、預かれん!!」
73 :
きばおうから変換すると何故か最初にかばおうになって草
[saga]:2018/01/24(水) 23:03:05.23 ID:8NSgA+Jv0
(そんな事今はどうでもいいでしょ…もう!なんでこう一々まどろっこしくさせるの!?)
(こっちは早く会議進めてボス攻略に備えたいっていうのに…)
?「発言いいか?」
「…!rスタスタ…
キバオウ「な、何やいきなり…」
エギル「俺の名前はエギルだ」
エギル「キバオウさん…アンタの言いたい事はつまり、元βテスターが面倒を見なかったからビギナーが沢山死んだ」
エギル「その責任を取って謝罪・弁償をしろ…という事だな?」
キバオウ「そ、そうや!」
エギル「アンタ…このガイドブック持ってるだろ?道具屋で無料配布してるからな」
キバオウ「もろたで?それが何や!!」
エギル「こいつを作成、提供してくれたのは元βテスターの人達だ」
キバオウ「なっ…何やと!?」ザワザワ…
エギル「いいか。情報は誰でも、いくらでも手に入れられたんだ。それなのに大勢のプレイヤーが死んだ」
エギル「その失敗を踏まえ、俺達がボスをどう攻略するか」
エギル「俺はてっきり、それを論議する場だと思って参加していたんだがな」
エギル「…違うか?」
キバオウ「…へっ!」スタスタ…
ディアベル「…それじゃ、再開するよ」
ディアベル「ボスについての詳細だが、実は先程このガイドブックの最新版が配布された」
ディアベル「これによると、ボスの名前は【イルファング・ザ・コボルド・ロード】」
ディアベル「それと、【ルイン・コボルド・センチネル】という取巻きがいる」
ディアベル「ボスが使う武器は斧とバックラー。4段あるHPゲージの最後の1本が赤くなると曲刀カテゴリのタルワールに持ち替え、攻撃パターンも変わる…」
ディアベル「との事だ」
ザワザワ…
ディアベル「以上だ。最後に、ドロップ時の分配について説明をしておく」
ディアベル「金は全員に自動均等割り、経験値は倒したそのパーティの…アイテムはゲットした者の物とする」
ディアベル「異存は無いかな?」
<異議なし!
ディアベル「…それじゃ、これで決定とする」
ディアベル「攻略会議は以上だ。明日の朝、10時に出発する!」
ディアベル「健闘を祈る…」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/25(木) 00:40:05.54 ID:yIgbq7t/0
SAOプレイヤーの中には仮面ライダーを知ってる人も居そうだな
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/25(木) 06:55:04.95 ID:9ltrldkso
てかあれだけのことがあったんだから知らない人ほとんどいないんじゃね
特に永夢はテレビにも出てるし天才ゲーマーであることも知ってる人いそう
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/25(木) 08:44:26.80 ID:4MNqKkzCO
見当違いな八つ当たりをぶつけてくる奴もいるだろうな
茅場にとっては目障りだし、他プレイヤーを煽って永夢達を消そうとするかも
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 14:25:41.30 ID:1KQvK4/V0
同日夜
キバオウ「ほ、ホンマにええんか!?こんな大量のポーションを…」
ディアベル「ああ。この時に備えて少しずつ貯めこんでいてね…」
ディアベル「遠慮なく使ってくれ。それはアイテムBOXに入らなかった…言うなれば余り物だからさ」
キバオウ「ディアベルは…アンタって人はっ…!」ポタポタ…
ワイワイ…
(…明日は第1層……初めてのフロアボス戦だっていうのに)
(よくもまぁいけしゃあしゃあとお祭り気分で居られるわね…)
(1分でも時間を惜しんでレベル上げたり、武器の強化したいと思わないのかしら…)ガブ
「っ…」ミチミチ…
ブチッ
(かたい)モグモグ
「…?」…タスタスタ…
ユウキ「ねぇねぇ永夢早くご飯食べようよ!」
永夢「はいはい、焦らずともパンは逃げないよ」スッ…
パラド「そんじゃ…早速頂くとするか」
「…」<イッタダキマ-ス!
(うわぁ…何か騒がしいのが来た…)
(見た所一般人…なのかな。私服の人も居るし)
(良いわね…何も気負わず楽しめる人達は……)ガブ…
(…!?いや待って……)
ユウキ「永夢ー、クリーム頂戴」
永夢「うぇ…もうそろそろ無くなりそうだな……」ビビ…
(……Lv13に…15!?)
(こんな人達攻略組には居なかった…!例のβテスター?それにしたって…!)
パラド「うん、美味いなこのパン」ブチッ
永夢「前から思ってたけどお前ら(バグスター)ってご飯食べるの?」
パラド「まぁそりゃ…食べる必要が無いだけで食べない事は無いだろ」モグモグ…
永夢(確かに貴利矢さんや黎斗さんも…死んだ後も普通にコーヒー飲んだり飯食ってたりしてるしな)
パラド「バガモンが作ったハンバーガー並には美味い」
永夢「何それジュージューバーガーすげぇ…というか茅場さんもすげぇ」
ユウキ「ごちそうさま」
パラド「早」
永夢「……?」
「」ジ-…
永夢「…」
ピピッピッ
ユウキ「ん、どしたの永夢?ユーザーネームなんかいじり始めて」
パラド「…」モグモグ…
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/25(木) 14:36:54.39 ID:9ltrldkso
パラドがバガモンのこと言ってるし時系列的に仮面ライダーカーニバル後の話なのかな?
79 :
腰掛ける時と立ち上がる時のSEが思いつかない…
[saga]:2018/01/25(木) 15:08:33.56 ID:1KQvK4/V0
永夢「さてと…そろそろ宿に戻ろっか」
ユウキ「んっ…あ、永夢忘れてる忘れてる!ほらクr
パラド「およしなさい」ガバ
ユウキ「9○☆?いQ/_〆〜!?」ジタバタ…
永夢(ナイス相棒)スタスタ…
「え…あ、ちょっと……クリーム…」
永夢「」チョンチョン
(何か指差してる…HPバー…の下かな?)
(tsukatte iiyo……………)
「…………」
永夢「」ペコッ
スタスタ…
ユウキ「…ぷはっ…こほっ!何すんのよさ!」
パラド「いや普通に…口封じ(物理)」
ユウキ「も〜クリーム渡すなら渡すってちゃんと言ってくれればいいのに!」
永夢「そりゃ直接渡したら遠慮して断るに決まってるでしょ…」
永夢「…今思えばただのお節介とか変な風に捉えられている可能性も無くないけど」
ユウキ「…まぁ今回はほとんど中身の残ってないクリームをお姉さんにお裾分けしたから良かったけど…」
永夢「そんな失礼な事する訳ないよ…渡したのは正真正銘、未使用の新品だ」
ユウキ「ええ〜!」
パラド「…ユウキがクリーム1番多く使うからな…無断にってのはちょっとやり過ぎたかな」
ユウキ「ボクのバタークリームが…命綱が…」
パラド(クリーム=命なのかよ)
永夢「悪かった悪かったって…後でもっと買ってあげるから」
ユウキ「永夢大好き!」ギュッ
パラド(うわぁ…完全に手懐けてる。心が萎える萎える)
パラド「あ、そういやユウキ、お前よくあれだけのやり取りで今のロープが女だと分かったな」
永夢「確かに…僕も声だけじゃ確証は無いけど…」
ユウキ「ん〜?いや……あのお姉さんからちょっと懐かしい感じがしてね…」
パラド「懐かしい?」
ユウキ「うん、懐かしい……」
ユウキ「お姉ちゃんの香り」
永夢「……」
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/25(木) 19:11:39.82 ID:AgXCkyom0
このゲームはゲーマーよりも格闘家とかの戦闘技術の高い人が有利だよな、素手より剣道習ってる人が有利だけど
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 19:28:35.36 ID:1KQvK4/V0
翌日
ズバッ!
ディアベル「ふぅ…ここも、大体片付いたか?」パリッ…
キバオウ「おう!」
「…」コクッ
ディアベル「それじゃ進むぞ!」ダダッ…
(かなり奥まで来たわね、そろそろボス部屋かしら……)
(……)ズキズキ…
(大丈夫…落ち着いて対処すれば絶対上手くいく!)
(焦る必要は無い…!)ガシッ
ディアベル「止まれっ!…着いたぞ」
「!…」ピタッ
キバオウ「ほぉ〜ん?確かに他のと比べてえらいデカイ扉やなぁ」
エギル「という事はここが例の…」
ディアベル「ああ、フロアボスのいる場所だ」
ディアベル「…いいか、戦う前に1つだけ俺から言わせてもらう」
ディアベル「勝とうぜ、そして全員揃って…皆でここに戻ってこよう」
「…」コクッ
ギィィ…
(…真っ暗な。でもかなり広い。この奥に…)
「っ!」ボッ!
(灯…!)
シュゥゥ…
イルファング「ゴォォオッ!」シュゥゥ…シュゥゥ……
ルイン<キィィィ!
ドドド…
ディアベル「攻撃開始ィッ!!」
キバオウ「うおおおおっ!!」ダダダダダ…
82 :
※アニメではルインじゃなくてセンチネルと呼んでた…だと
[saga]:2018/01/25(木) 21:14:43.91 ID:1KQvK4/V0
センチネル<キィィィ!
ディアベル「A隊!C隊とスイッチ!!」
イルファング「グゴォッ!」ブンッ
ディアベル「っ来るぞ!B隊ブロック!!」
エギル「ふんっ!」ガギィッ!
キバオウ「うおおおらぁっ!」ズバッ
イルファング「ガァッ!?」
ディアベル「よし!C隊はガードしつつスイッチの準備!」
ディアベル「D・E・F隊、絶対にセンチネルを近づけるな!!」
「了解!」ダダ…!
センチネル<キィィ!
ダダダダ
ズォッ…
「3匹目…!」シャッ
センチネル<…ッ…?
パリィッ
ディアベル(…あの娘、疾い!!剣先が捉えられないぞ…)
ディアベル(彼女もβテスターなのか…?)
ディアベル「……あれ、というか君パーティは………」
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 21:15:21.81 ID:1KQvK4/V0
イルファング「グルルル…!」ピピッ
ディアベル「っ!動きが止まった!?」クルッ
ブンッ!
ズドドッ!
エギル「武器を捨てたぞ」
キバオウ「どうやら、情報通りみたいやな…!」スッ…
ディアベル「待て!」
キバオウ「ぁん?」
ディアベル「俺が出る!!」ダダッ…
「!?」グサッ!
(攻撃パターンや武器が変わる以上、単騎で臨むのは危険じゃ…)
(っ!)
ディアベル『金は全員に自動均等割り、経験値は倒したそのパーティの…アイテムはゲットした者の物とする』
ディアベル『異存は無いかな?』
(…もしかしてあの人……っ!)
イルファング「グルル…!」ガシッ
チャキ…
ディアベル「!?」
エギル「どういう事だ!ありゃ…」
キバオウ「ノダチ(刀)…!?」
「駄目!!戻ってっ!!!」
ディアベル「でやぁああっ!!」ゴオオッ!
イルファング「ガァッ!」ダダンッ!
ディアベル「なっ…!」シュババッ…
ディアベル(支柱を踏み台に!?なんて速さっ…
イルファング「グオオァァアッ!!」ズバァッ!!
ディアベル「ぐあぁっ!?」
ドサッ
キバオウ「ディアベルはん!!」
クルツ
エギル「こっちに来るぞ…!」
イルファング「グルォオオアアアッ!!!」ドドド…
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/25(木) 21:21:42.84 ID:23YA7eP6O
永夢は有名だから皆知っててもいい気がするんだけどなぁ
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/25(木) 21:27:05.73 ID:AgXCkyom0
テレビ出てたよな記者会見だかで
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/25(木) 21:38:40.92 ID:mR2JOM3EO
SAOなんて大半がゲームオタクだろうし天才ゲーマーMとしても知名度あると思うんだがな
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/25(木) 21:41:08.92 ID:vDhHCM6Ao
どうでもいいんだけど
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/25(木) 21:42:12.35 ID:cf+E2k9t0
知ってても知らなくてもどっちでもいいと思うが
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 23:02:34.82 ID:1KQvK4/V0
「…っ」ダダッ
ディアベル「き、君はさっきの…」
ディアベル「あぅ」ペシッ
「自分から仕切っていた癖に、なんでそんな身勝手な真似するの!」
「待ってなさい今回復させるから…」スッ…
ガッ
ディアベル「駄目だ…それは君のだろ……?」
ディアベル「僕なんかじゃなくて自分の為に使うべきだ」
「自分のって…何言っているの!?貴方もう瀕死状態なのよ!?放置したら死ぬなよ!?」
ディアベル「……俺1人の命でβテスター皆の償いが出来るならそれで十分だ」
「っ!?貴方まさか…それを隠して……」
ディアベル「はは…折角後ちょっとで……報酬……手に入ったのにな…」シュゥゥ…
ディアベル「さっきの1撃…ちゃんと見てた、よな?」
「……」コクリ
ディアベル「そっか…ならいいんだ」
ディアベル「なぁ…最後に1つだけ頼みがある」シュゥゥ…
「何」
ディアベル「……アイテム、ドロップ…したら皆に分け
パリィッ…
「っっっ!!」
スカッ…スカッ……
「…嫌……嫌……嫌っ嫌…」
エギル「ちぃっ!」ガギィッ!
イルファング「クゴォッ!」ダダンッ!
キバオウ「アカン!抜けた!!」
ズドッ!
イルファング「ガァァッ!」ブンッ!
「はっ!?」クルッ
エギル(駄目だ!この距離じゃ間に合わん!)
「ひぐ…っ」ゴォォオオオ
Lv1M「うおおおおおおおおおっ!!」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
「へ…」キキィィィッ
Lv1M「大・変・身!」ガッチャ-ン
レベルアップ!
イルファング「グガッ!?」ドガガガ…
キバオウ「何や今のごっつ太いのは!?」マイティジャンプ!
エギル「装甲が吹っ飛んだ!?」マイティキック!
ドサッ
マイティマイティアクション!エ-ックス!
Lv2M「はっ!」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 23:52:11.25 ID:1KQvK4/V0
>>89
死ぬなよwww
何か定期的にの→なに変換される
誤字が多くてスマソ
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 00:04:31.64 ID:e2x2I8jP0
キリトはいない設定か
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/26(金) 01:58:58.86 ID:O9X7wgqs0
>>92
現実世界で明日奈とイチャイチャしてるんじゃね? 須郷がいたからイチャイチャ出来ないかwww
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 02:21:07.53 ID:vHmo90j7O
>>92
でもアスナぽい人はもう出てるぽいから、そうなるとこのssではキリトさんだけが存在を消された世界なんじゃね?
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/26(金) 12:38:10.48 ID:vdHwAwuU0
Lv2M「大丈夫ですか。アスナさん」
アスナ「だ、誰…なんで私の名前を……」
イルファング「ゴガ…ガ…」ググッ
ユウキ「もう!永夢はなんでそう1人で先走るの…」ダダダダ
ユウキ「かなっ!!」ズバァッ!
イルファング「ガァアッ!?」
Lv2M「悪い悪い。ちょっと魔がさして…」キキ-ッ
ユウキ「改めて見るとやっぱり大きいねー」
イルファング「グガァアアッ!」ドドド…
Lv2M「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
ユウキ「はぁっ!」ダダッ!
イルファング「グギィァアッ」ブンッ
ユウキ「でやあああっ!!」
ガギィッッ!
イルファング「グ…ゴ……?」
ユウキ「スイッチ!」
Lv2M「うおおおっ!」ザクッ
イルファング「グガッ!」
Lv2M「でりゃ!どりゃあっ!だぁああっ!!」HIT!HIT!HIT!
イルファング「グゴオオッ!」ブンッ
Lv2M「真下失礼しますっと!!」ズザァアッ…
ズババァッ!
キバオウ「股を潜って滑りながら脚を切りおった!!」
Lv2M「スイッチ!」
ユウキ「はぁああっ!」ガギィッ!
ギィンッ!ガッ!キンッ…
ユウキ(この子…段々攻撃が重く…!)
イルファング「グガァァッ!!」ブオッ
ユウキ「やああっ!!」ブオッ
ギィンッ!
ユウキ「くぁっ…」ガクッ
エギル「駄目だ…相殺し切れてないっ!」
ユウキ(弾かれた!?早く態勢を…)
イルファング「ゴガァアアアッ!」ブオッ!
ユウキ「しまっ…」
Lv2M「危ねぇ!!」キキ-ッ
ズバァアッ!
Lv2M「ぐっ…あ!ゴオオッ…
ユウキ「ぁうっ」ドサッ
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/26(金) 14:02:24.02 ID:vdHwAwuU0
ユウキ「大丈夫!?永夢…」
Lv2M「ああ…何とか……」
エギル「おいお前ら!!」ドドド
Lv2M「っ!」クルッ…
イルファング「グガァァアッ!」ブンッ
ギイィンッ!
アスナ「くっ…」
Lv2M「アスナさん!」
イルファング「グルォァアアア!!」ブンッ!
アスナ(さ、避けきれない…!)
バサッ…
Lv2M「ろ、ロープが…………」
アスナ「……っ…」ファサッ…
ユウキ「綺麗…」
アスナ(掠った…危なかった!)
アスナ(でも態勢が崩れた!今なら……)
アスナ「せやぁああっ!!」
ズォッッ!
イルファング「ガバッ…!!??」ズドン…
ピクピク…
キバオウ「なっ…武器を捨てよった!?」
エギル「恐らく度重なるダメージによる麻痺…」
エギル「怯んでいる今なら畳み掛けられる!!」
Lv2M「ユウキ…」
ユウキ「?」
Lv2M「フォーメーションγだ…」フラフラ…
Lv2M「行けるか?」
ユウキ「……当然!」
Lv2M「よっしゃ行くぜ!!」
ユウキ「うん!」ダダダッ
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 14:39:18.26 ID:dRpQDMjhO
ギアデュアル没収されてなかったらパラドも戦力になったのに...
97 :
誰が何と言おうとアレはフィニッシュじゃなくてディニッシュだ
[saga]:2018/01/26(金) 15:34:04.17 ID:vdHwAwuU0
Lv2M「飛ぶぞ!」ダダンッ!
ユウキ「はっ!」ダダンッ…
キバオウ「た、高ぁあああ!?」
ゴオオォ
Lv2M「うぉぉぉおおお…」グルグルグルッ…
Lv2M「ああっ!!!」ズドォッ!
ユウキ「んっ!」ビュンッ…
エギル「味方を蹴った!?」
アスナ「いえ…」
アスナ(互いに脚を蹴り合う事で踏み台にした!?)
アスナ(あれだけ加速すれば…)
イルファング「グゴオォァアアッ!!」
ガシッ
エギル「まずい…覚めたぞ!」
イルファング「グァアッッッ!」ブオッ
ユウキ「てぇやぁあああっ!!!」ゴゥッ…
バギィッ!!
イルファング「!?」
キバオウ「あいつ…武器ごと破壊しよった!?」
ザクッ!
イルファング「グァァァアア!!!」
ガッシュ-ン …
Lv2M「フィニッシュは必殺技で決まりだ…」ダンッ…
ガシャット!
マイティ-クリティカルディニ-シュッ!!
Lv2M「うぉぉぉおおおっ!!」ゴォゥッ…
イルファング「グァ」
ズバババァッ!!
Lv2M「ふぅ」シュタッ
イルファング「ガ…ガガ…ガガガガッ」カイシンノイッパツ--!
パリィッッ…
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 16:07:33.33 ID:ucaGA1oqO
クリティカルフィニッシュやで
確かにディニッシュって聞こえるけど
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/26(金) 19:16:11.67 ID:O9X7wgqs0
空耳を採用するなんて最高だなオイww
キリト君が存在しない世界なんてアスナさん絶望じゃないですかやだー
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 19:41:04.29 ID:JhHphGezO
>>99
よし、進之介に須郷を逮捕して貰おう
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/26(金) 21:41:15.97 ID:8tqVjHkQ0
一部戦隊や先輩ライダーのアイテムと同化しそうな子がいるな
エグゼイドはOPが一番のネタだと思う
102 :
関西弁として成立していない可能性が微レ存…?
[saga]:2018/01/26(金) 22:10:23.23 ID:vdHwAwuU0
ガッシュ-ン
ガッチャ-ン…
永夢「ふぅ…」シュゥゥ…
パラド「危ねぇ所だったな、永夢」
アスナ「ぶ、分裂した…それにさっきの姿……」
アスナ「貴方達何者なの?」
永夢「え、い…いや僕達はその……」
エギル「良くやってくれた!お前達のお陰で無事ボスを倒せた!」
エギル「俺達も…助かった」
<お手柄だぞー
<よーやった!
<スゲェよお前ら!!
ユウキ「い、いやぁ…それ程でも〜」パチパチ…
パラド「……」ヒュ-ヒュ-!
キバオウ「なんでやっ!!」
永夢「!」
キバオウ「なんで…なんでディアベルはんが死ななアカンのや!!」
キバオウ「くそっ…」
アスナ「…キバオウさん……」
キバオウ「そこの女」
アスナ「へ…」
キバオウ「元はと言えば!お前が情報を事前に伝えておればこんな事にはならなかったんや!!」
キバオウ「自分、さっき止まれ言うたやろ…っちゅう事は次の攻撃がお前には見えとった筈やろ!!」
キバオウ「なんでディアベルはんを見殺しにしたんや!!」
アスナ「そ、それは…危なかったし……その…」
キバオウ「そこに突っ立てるコスプレイヤーとガキにしたってそうや!」
永夢「コスプレ?」
ユウキ「ガキ?」
パラド「お前らの事だよ」
キバオウ「このボス部屋の場所は攻略組以外のプレイヤーには他言厳禁だった筈や!!なんで余所者がここに辿り着いとんのや!?」
キバオウ「まさか自分…ここの事を予め知っとって、手柄を横取りしようって魂胆やないやろな」
キバオウ「ちゃうか?」
ザワザワ…
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/26(金) 22:12:00.02 ID:f/LI1pww0
キバオウクズだな
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/26(金) 22:54:41.51 ID:vdHwAwuU0
undefined
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/26(金) 22:57:41.09 ID:vdHwAwuU0
コピーしてないんだぞ…( ゚д゚)?
書き込み出来たとほざいている癖に肝心な時に機能しないゲームは絶版だ…
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/26(金) 22:58:16.36 ID:f/LI1pww0
やっぱ小刻みに書き込まないとね
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/26(金) 23:55:08.81 ID:vdHwAwuU0
キバオウ「それに何やその装備!!」
キバオウ「全身覆うアーマーとか、AボタンやBボタンがあるソードなんてある訳無いやろ!」
キバオウ「一体何者や我ぇ!!」
「そういやあの娘さっきあいつの事エムエム言ってたよな…」
「確かに…プレイヤー名もMだし…ってえ!?」
「つー事はあいつ天才ゲーマー【M】かよ!?」
「んな訳ねぇだろ〜。よく見てみぃ、テレビで見た事ある奴だ」
「あーCRの。謝罪会見の人だ」
「言われてみればさっきの…クロニクルの時のライドプレイヤーに似てないか?」
「え?何々つまりCRは裏で幻夢コーポレーションとつながっていて?それでその中に天才ゲーマーMも紛れてて?しかもMは兼医者で?え、え、え」
「これもうわかんねぇな」
パラド「まずいな…変な方に話が拡大した」
ユウキ「CR?クロニクル?幻夢?え、えええ?」ソワソワ…
「きっとあいつら、βテスターだ!」
「3人ともつるんでて、ボスのドロップ報酬を狙ってたんだ!!」
「なるほどな。確かにそうすりゃさっきのも偶然を装って事前にタイミングを図ってた訳だ」
「合点が行く」
「なんて汚ぇやつだ!!」
永夢「ちょ、ちょっと皆さん!落ち着いてください!」
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/27(土) 00:29:19.59 ID:3Rh0Kojm0
永夢「僕達の話を聞いてください!」
永夢「まず僕らはβテスターじゃありません!正真正銘ビギナーです!」
ユウキ「わt
パラド「しー」
永夢「それに彼女とも1度も会っていません!今日初めて顔を合わせました」
アスナ「……」
永夢「このアイテムについては僕の友達がここに来た際に持ってきてくれたものです」
永夢「バグが起きたのか僕の身体に異常があったのか…理由は不確かですが僕はさっきの姿に変身しないと攻撃できないシステムになっているんです」
永夢「だからコレはモンスターに対する攻撃手段として使っているだけで、それ以上の用途はありません」
永夢「皆さんが今身につけている鎧や武器とスペックは何ら変わりありません!」
永夢「それと……このボス部屋の情報についてですが、それに関しては貴方の言う通り僕達は何日も前からボスの居場所は知っていました」
キバオウ「やっぱり知っとったやないか!なんでわしらに伝えとうなかったんや!?」
永夢「僕達はこのフロアの別の部屋でレベル上げしてただけです」
永夢「2人で戦えば苦戦は必至!だから経験値が最も稼ぎやすいボスステージ付近の部屋で…」
キバオウ「説明になっとらんやんけ!!結局利益が目的に変わりは無いやないかい!」
永夢「いえっ…ですから僕らは一刻も早く第2層を解放したかっただけで……」
「今更βテスターの泣き言なんか真に受けるかー!」
「そうだそうだ!」
「恥を知れ恥を!!」
「ただのチーターが偉そうにしてんじゃねぇ!」
「最低!!」
エギル(ちっ!こいつらさっきまで散々称賛していた奴らを…コロコロと便乗しやがって!)
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/27(土) 00:59:27.46 ID:3Rh0Kojm0
エギル「おいお前ら…いい加減に
アスナ「いい加減にして!!」
ビクッ
キバオウ「な、何やいきなり…」
アスナ「さっきからβテスターβテスターってうざったらしいのよ…」プルプル…
アスナ「皆必死になって生きようとしてるのよ!?なんで過去の事掘り起こすの!?なんで隔てるの!?頭おかしいんじゃないの!?」
アスナ「特にそこの髪もじゃもしゃの貴方!!」
キバオウ「なっ…誰が誰が髪もじゃもじゃ言うて……」
アスナ「昨日も言ってたじゃない…!βテスターの人達がちゃんと初心者にも情報を与えているって!」
アスナ「それなのに貴方はビギナーなのをいい事に都合の悪い時はβテスターのせいにして…」
アスナ「何も努力してない人が言えるものですか!!」
キバオウ「はぁぁ!?ワイが怠けてる言うとんのかお前!!」
アスナ「当たり前でしょ!?昨晩、貴方達散々飲み散らかしていたわよね?あれだけの時間あればどれだけ経験値稼げたか分かってるの!?」
キバオウ「アレは…決戦前の余興っちゅうか…」
アスナ「余興?はぁ!?寝言ほざく暇があるならレベルの1つや2つ上げてなさいよ!」
アスナ「この人達も!私も!寝る間も惜しんで特訓してたの!?分かる!?」
アスナ「それでも力不足だからPSやテクニックで補ってるの!?分かるっ!?」
アスナ「悔しかったらさっきのボス1人で勝てるようになってからいちゃもんでも何でも付けてみなさいよ!!!」
アスナ「そうやって貴方が人を責め立てるから…だから……」
アスナ「ディアベルさんが……っ!」
永夢「…」
キバオウ「あ〜もうさっきから何や突然乱し始めて!情緒不安定か!!」ピピッ
キバオウ「それじゃまるでワイのせいでディアベルが死んでしもうたみたいな言い方やないか?」ピピッピ
アスナ「そうよ!アンタがその人を殺したのよ!!」ピッ…
アスナ「このっ…人でな
ドン
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/27(土) 02:55:16.70 ID:FtSk7Snm0
>>100
須郷ならキリト君がいないなら逮捕も出来ないじゃないか・・・明日奈は、僕の物だ!とか言ってそうだな
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/27(土) 02:57:01.44 ID:FtSk7Snm0
>>100
須郷ならキリト君がいないなら逮捕なんて出来ないじゃないか!これで明日奈は、僕の物だ!とか思ってそうだなw
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/27(土) 02:57:42.26 ID:FtSk7Snm0
大変な書き込みを二回して申し訳ない
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/27(土) 07:03:20.34 ID:ozqtXCTU0
安心安定のキバオウ
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/27(土) 12:43:02.74 ID:RxN40HgO0
SAOは詳しく知らんのだが、何であの屑はβテスターを嫌ってるんだ?
自分が選ばれなかったから僻んでるんですかね?
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/27(土) 13:07:55.06 ID:I9RhrC8DO
>>114
キバオウだから仕方ない
116 :
昨日テンションがおかしかったせいか誤字多過ぎwでも書いててスカッとしたわ
[saga]:2018/01/27(土) 13:18:21.73 ID:3Rh0Kojm0
アスナ「…」
キバオウ「…ぉん…?」
永夢「さっきドロップした、アイテムとコインです」
永夢「コレでいいんでしょう?キバオウさん」
永夢「確かに僕達は残りHPが少なくなってからここにやってきた」
永夢「こいつを受け取る道理は無い」
エギル「お、おいアンタ…それじゃあまりに…」スッ
パラド「……やめとけおっさん」
エギル「…」
永夢「…それとも、経験値も欲しかったのなら…」
永夢「試しに殺ってみますか?バグが起こって今までの経験値丸ごと吐き出すかもしれませんよ」
ユウキ「えっ…ぇぇ…」オドオド…
キバオウ「……かっ!」ガシッ
キバオウ「生意気な事しよるわ…β上がりの癖に」スタスタ…
永夢「チーターなりビーターなり何とでも言ってりゃいいだろ」ボソッ…
ザワザワ…
永夢「行くよ、ユウキ」スタスタ
ユウキ「う、うん…」スタスタ…
「ビーター…チート級のβテスター…」
「そうだよ…あいつはビーターだ!!」
パラド「…」ビ-タ-ビ-タ-ビ-タ-!
パラド「面倒な事になったなぁ…ったく」スタスタ…
アスナ「……」ビ-タ-!ビ-タ-!
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/27(土) 13:53:42.57 ID:goCMYBGl0
ビーター呼ばわりしてる奴って、レジェンドライダーのことも無根拠に嫌ってるんだろうな
118 :
そういえばユウキさんが私とか一人称変わってましたね
[saga]:2018/01/27(土) 15:49:15.14 ID:3Rh0Kojm0
永夢「…」スタスタ…
ユウキ「なんか…ごめんね」
永夢「?」
ユウキ「ボクのせいで2人に迷惑かけちゃってるみたいで」
永夢「ば、馬鹿な事言うなよユウキ!」
永夢「さっきのはあいつらが勝手に騒ぎ出しただけで…」
アスナ「ちょ…ちょっと待って!貴方達!!」タタタッ
クルッ
パラド「ぉ…誰かと思えばさっきの赤ずきんじゃん」
アスナ「わ、私は…赤ずきんじゃ…無いわよ!!」
アスナ「ごめんなさい。さっきはあんな失礼な事をしてしまって…」
永夢「とんでもない!寧ろ僕達が話を拗らせたというか…なんというか」
アスナ「…き、昨日のクリームもその…」
アスナ「美味しくいただきました…」
ユウキ「ボクのK#/¥$々◇@!」ジタバタ
パラド「…」
アスナ「それと…なんで貴方、私の名前を知ってたの?」
永夢「…?あぁ…それは…」チョンチョン…
アスナ「そこは…昨日の……」
アスナ(あ、Mに変わってる……)
永夢『…』ピピッピッ
ユウキ『ん、どしたの永夢?ユーザーネームなんかいじり始めて』
アスナ(あー……)
アスナ「…は…はは…」
アスナ「ぁははっ!なんだ…そんな所に書いてあったのね!」
アスナ「なんでこんな簡単な事気づかなかったんだろ…」クスクス…
永夢「…」
アスナ「…Mさん」
永夢「えあハイ」
アスナ「パラドさん」
パラド「おう」
アスナ「ユウキ…ちゃん?」
ユウキ「ユウキでいいよ!お姉さん」
アスナ「…皆さんからのご恩、確かに受け取りました」
アスナ「このお礼は、いつか必ず返します」
アスナ「……お元気で…」
タタタッ
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/27(土) 15:55:07.21 ID:3Rh0Kojm0
ユウキ「…行っちゃった」
パラド「あいつならパーティに大歓迎だったのにな」<後おっさん
永夢「良いよ、彼女は彼女が生きたい道を歩めばいい」
永夢「…それにしても…」
パラド「まさか仮想空間でも振り回される羽目になるとはな…」
ユウキ「え、何、何々?何の話?」
「…」タタタッ
明日那「え?」
永夢 パラド(ぽ、ポッピー…真面目ver……)
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/27(土) 15:57:04.27 ID:3Rh0Kojm0
奈と那違いとはたまげたなぁ…
本当は最後の2レス繋げたかったけど昨日みたいに絶版されたくなかったので仕方なく分割
第2話分終了!
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/27(土) 16:06:32.90 ID:j/0KD5B+0
アスナとあすなか
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/27(土) 16:38:30.65 ID:s0WiQywFO
仮のナースとガチの令嬢のヒロイン対決かな
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/27(土) 19:55:46.77 ID:3Rh0Kojm0
SAO開始から約半年後…
第11層
モンスター「グルル…」
「駄目だ!囲まれた!」
「クソッ!数が多過ぎる!」ザクザクッ…
「い、嫌…来ないで……!」ズルズル…
ドサッ
「痛っ」
モンスター「グォアアッ!」ダダンッ
「危ねぇ!サチ!!!」
サチ「っ…!」
ボォッ!
モンスター「キャゥン!?」ドサッ
サチ「な、何…何なの…?」
「ビーム!?」
Lv2M「お前ら伏せろ!!」ガシャット!
マイティ-クリティカルディニ-シュッ!!
Lv2M「セイハァァッ!!」ズオォッ!
サチ「きゃっ!」ゴオオッ
「飛ぶ斬撃とか…うっそだろお前…」
パリパリパリ…
「あの狼の大群を一撃で…」
Lv2M「皆さん、怪我はありませんか!?」
サチ「う…ぅぅ……」
サチ「うぇぇぇぇ」ダキッ
Lv2M「え、ちょっ…ええ!?」
ユウキ「あ、永夢!女の子泣かせちゃ駄目だよー」
Lv2M「い!いやいや僕は別に変な事なんか…」
「あ、ありがとうございまずぅぅぅ」ダキッ
Lv2M「何か群がってきた!?」
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/27(土) 20:02:08.61 ID:j/0KD5B+0
そろそろレベル2じゃ厳しくなってきそうだな
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/27(土) 20:05:26.86 ID:3Rh0Kojm0
>>104
一応saoのレベル上昇に伴ってスペックも高くなる設定にはしてますが確かにもうLv2の戦闘描写書くのは飽きた
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/27(土) 20:06:17.68 ID:3Rh0Kojm0
>>125
間違った
>>124
だわ
127 :
誰か誰だか思い出せるかな?
[saga]:2018/01/27(土) 20:50:12.19 ID:3Rh0Kojm0
ダッカー「我ら、【月夜の黒猫団】に、乾杯!」
「乾杯!!!」
永夢「か、乾杯」
ユウキ「かんぱーい!」
パラド「乾杯」
ダッカー「でもって?命の恩人永夢さん達に乾杯!!」
「乾杯!!」カラン…
テツオ「ありがとう!」
ササマル「サンキュー!助かったぜ!」
サチ「ありがとう…」
サチ「本当にありがとう」
永夢「い、いや僕はそんな大した事をした訳じゃ…」
サチ「あの時、すごく怖かった…だから助けに来てくれた時はすごく嬉しくて……」グスッ
永夢「あ、おっ落ち着いてサチちゃん…」
パラド(あいつって本当女の子には未だに弱いよなぁ…ロリコンかな?」
永夢「聞こえてるぞ」
パラド「何でもねぇよ」
ササマル「なぁ君、俺とフレンドになってくれないか?」
ダッカー「ああ俺も俺も!!」
テツオ「俺ここら辺で良い店知ってるからさ、一緒に行かね!?」
ユウキ「うん!良いよ」
永夢「そっちも止めろ!!」
パラド(今となっては立派な保護者になってんなぁ永夢)
ケイタ「あの…大変失礼だとは思うんですが……」ボソボソ…
ケイタ「貴方方のレベルっておいくつなんでしょうか…」
永夢「えっと…に、20位かな」
パラド「俺も」
ユウキ「……」
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/27(土) 20:51:39.17 ID:j/0KD5B+0
これ嘘ついてるんだっけ
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/27(土) 21:09:03.69 ID:3Rh0Kojm0
ユウキ『隠す!?情報を…?』
永夢『ああ。今まではそれ程危険視していなかったけど…』
永夢「僕の考えが甘かった。昨日で分かったが僕は一連の事件で思ったよりも顔が割れているらしい』
永夢『僕がソロならまだしも…特にユウキに負担が掛かりかねない』
永夢『今後は目立たない範囲内で活動していこう』
永夢『進めていったらいずれ怪しまれるかもしれない。その場合…』
永夢(会話は【僕】に合わせてくれ)
ユウキ「…」
ユウキ「ボ、ボクも同じ位だなぁ…うん」
ケイタ「へー。俺達とあまり変わらないのに、随分強いんですねぇ…」
永夢「鍛えてますから(`・∀・´)」
ユウキ「…」<ダハハ…
ユウキ(永夢はあの時言ってた事件について…まだ何も話してくれてない…)
ユウキ(でもボクが今、現実で起こったその事件ってのを無理に聞く必要も理由も無い…か)
永夢「それとケイタ。敬語で話すのはやめよう」
永夢「プレイヤーである以上、お互いに上下関係は築くのは…少なくとも俺は好まない」
ケイタ「そっか…あ、じゃあさ永夢!」
永夢「ん」ゴクゴク…
ケイタ「良かったら俺達のギルドに入ってくれないかな?」
永夢「…………」ゴクゴクゴクゴク
永夢「え?」
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/28(日) 00:32:20.97 ID:OVlHsXVP0
ケイタ「今の所前衛ができるのがメイス使いのテツオだけでさー」
ケイタ「どうにかサチを盾持ち片手剣士にして前衛に出そうとはしてるんだが…」ポンッ
サチ「う」
ケイタ「いかんせん勝手が分からないらしくて…」ポンッ
サチ「うっ」
ケイタ「少しの間だけでもいいから、コイツにレクチャーしてくれないか?」ポンッ
サチ「何よ…人をみそっかすみたいにして」
ケイタ「俺そこまでは言ってないぞ…」
サチ「だってだって!…急に最前線で接近戦やれなんて言われても無理に決まってるじゃん」
サチ「おっかないよ…」
ササマル「ただ盾に隠れりゃ良いんだって…」
ケイタ「全く…お前は昔から怖がり過ぎなんだよ」
サチ「なっ…皆揃って私を囃し立てて〜!」
サチ「ぶー」
ユウキ「ははっ!」アハハハ!
ケイタ「いやぁ、実は俺達リアルじゃ同じ高校のパソコン研究会でさ…」
ケイタ「あ、でも安心しろよ?すぐ溶け込める筈さ、絶対!」
パラド「…どうすんだ永夢」
永夢「………そ、それじゃ…」チラッ…
サチ「…」ニコッ
永夢「オコトバニアマエテ…」
サチ「!」パァァ
ダッカー「ウオォー!よろしく永夢!!」ダキッ
ユウキ「……」ワイワイ…
パラド「…」チラッ
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/28(日) 01:56:13.98 ID:OVlHsXVP0
キラーマンティス「キシャァァ!」
サチ「う、わわ…」
ブンッ
サチ「きゃっ!」ガッ!
Lv2M「ととっ」ガシッ
Lv2M「大丈夫?」
サチ「何とか…」
キラーマンティス「シャァァアッ!!」ブンッ
ササマル「危ねぇ永夢!」
Lv2M「一旦退がってて」
サチ「うん…」タタッ
ズバッ!
キラーマンティス「ーーッ!?」クルクル…
キンッ
ダッカー「っしゃあ!鎌一本取ったり!」
Lv2M「テツオ!スイッチ!!」ザザッ
テツオ「うおおっ!!」ズドッ!
キラーマンティス「ィァァアア!?」
パリィッ
テツオ「おおっ!」ピカッ
テツオ「久々のレベルアップ来たぁあああっ!!」
ユウキ「おめでとー!テツオ!」
ケイタ「うお…こりゃ俺も負けてらんねぇな…」
ケイタ「っしゃあ!まだまだ行くぞ!!」
「おー!」
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/28(日) 02:42:17.69 ID:OVlHsXVP0
一・時・休・憩
ケイタ「…今日の特ダネはと」ピラッ
ケイタ「うおっ…攻略組第28層突破……」
ケイタ「だってさ」
永夢「マジかよ」モグモグ…
ケイタ「初めは第1層を突破するだけで1ヶ月もかかったって言うのに…」
ケイタ「大分ペースが上がったよな〜」
永夢「…」ガブッ
永夢(あれからもう何ヶ月も経った…)
永夢(アスナさんは無事に上手くやっているだろうか)
永夢(…少なくとも元気にって事は無さそうだけど)
ケイタ「なぁ永夢…」
ケイタ「この1ヶ月このギルドで活動して、大分俺達のスタイルを理解してきただろうけど」
ケイタ「お前から見て攻略組と俺達の決定的な違いって何だと思う?」
永夢「違いね…」モグモグ
永夢「情報量かなぁ…彼らは効率よく経験値を貯める方法とか、隠しアイテムの場所とか…」
永夢「とにかく網が広いからね」
ケイタ「情報か…一理ある」
ケイタ「がしかし、俺はそれ以上に意志力が足りないと思うんだよねー」
永夢「意志力?」
ケイタ「ああ。仲間…というか全プレイヤーを守る意識っていうか、そういうのはまだウチらは低いのかなって」
ケイタ「今はまだ守ってもらう側だけど気持ちじゃあの人達にも負けてないつもりだよ」
ケイタ「確かに第1優先は仲間の安全だけど…いつか俺達も攻略組の一員になれたらいいなって…」
ケイタ「少なくとも、俺はそう思ってる」
永夢「…そっか……」
永夢(この子達はまだ高校生だ…明るい未来や未知なる可能性が残されている)
永夢(若い芽を摘むような真似はさせない。僕がドクターであり、ゲーマーであり、仮面ライダーであるのならば…)
永夢(サチを…皆を護る義務がある)
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/28(日) 13:08:31.23 ID:OVlHsXVP0
ダッカー「おーリーダー格好いい事言う!」ダキッ
ケイタ「だっ…も…首絞まる!やめろ!」ギュゥゥ
テツオ「晴れて俺達も聖龍連合や血盟騎士団の仲間入りってか?」
ケイタ「んだよ…目標は高い方がやる気も出るし良いだろ」
ケイタ「まずはLv30な。話はそれからだ」
サチ「ええぇ!?無理だよ!」
永夢「……」
ユウキ(…もうすぐレベル50か…)ピピッ
パラド(でも実際、第11層で苦戦していた頃と比べるとこいつらはかなり強くなっている)
パラド(このスピードならその内その理想も絵空事じゃ無くなってるかもな)
パラド「それはそれで、心が躍る…なぁ?永夢」
永夢「…そう、かな」
永夢「そうだよね…」
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/28(日) 14:50:23.18 ID:OVlHsXVP0
同日夜
ケイタ「はいはい皆さーん!俺から大事なお知らせがありまーす!」ザワザワ…
ケイタ「実は…今回の狩りで20万コル貯まっちゃいました!」
テツオ「う、うおっ!?20万か!」
ダッカー「念願のマイホームも夢じゃねぇな!」
ユウキ「宿賃って結構高いからねー」
ササマル「あ、その前にサチの装備整えた方が良くね?」
サチ「え?」
パラド「確かにもう少し防御力を上げた方が戦いやすくなるだろ」
サチ「ううん。私は良いよ、このままで」
ササマル「遠慮すんなって。いつまでも永夢やユウキに前衛やらせる訳にもいかないしさ」
サチ「…ごめんね」
永夢「僕は全然構わないよ」
パラド「ぶっちゃけ戦わないと俺達のベルトとガシャットかさばるだけだしな」
テツオ「いいよなぁ俺も一度変身してみたいぜ…」
ダッカー「俺達にも1回位貸してくれよー頼むからさ」
永夢「本人認証機能があるから僕達以外の人が付けても起動しないしなぁ…」
ダッカー「ちぇっ…」
パラド(それどころか死ぬんだよなぁ)
ケイタ「悪いな3人とも、手間かけさせちまって」
ユウキ「気にしなくて良いよ。コレはコレで楽しいし」
ケイタ「サチ…確かに転向が大変なのはよく分かる」
ケイタ「でも、もうちょいだ!皆で頑張ろうぜ」
サチ「…うん」
永夢「…」
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/28(日) 15:11:15.27 ID:MJ+0LQQF0
プロトのゲーマドライバーだと適合者以外は使うと死ぬけど、本編のはウイルス感染だけで済むぞニコとか
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/28(日) 15:15:20.69 ID:MJ+0LQQF0
いやあれはプロトガシャットで変身しようとしたから死んだんだっけ、プロトは体に負担掛かるから社長は死のデータ集めてゾンビ作ろうと必死だったし
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/28(日) 16:48:14.73 ID:Q542bWxGO
ちなみに危険度でいえばプロトより死のデータをもろに受けるゾンビの方が上だったりする
138 :
IDが変わる前にトリップ付けようとしたが間に合わなかった…まぁこんなスレ乗っ取られる訳ないか
[saga]:2018/01/28(日) 18:15:08.91 ID:airQljvnO
ユウキ「」スヤスヤ…
永夢「…絶賛爆睡中だな」
パラド「まぁ最近は怒涛のボスラッシュの連続だったからな」
パラド「疲れが溜まってても仕方ないんじゃないか?」
永夢「それもそうだね」
永夢(目立たないようにとは言うが一応僕らも領域拡大にはある程度貢献している)
永夢(とは言えごく偶に経験値稼ぎがてらにボスに挑んでるだけだけどね)
永夢「さてと…そろそろ皆寝静まった頃だろ」
永夢「行くか」スタッ
パラド「おう」
パラド「ところで永夢」
永夢「ん?」
パラド「さっき遊びがてらにそこら辺散策してた時面白いのを見かけたんだけどさ…」
永夢「面白いの?」
パラド「着いてくるか?」
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/28(日) 18:35:35.91 ID:airQljvnO
ニコ「おおおらぁっ!!」ズバッ!
モンスター「キャウンッ!?」パリィッ…
ニコ「ふぅ…」
「ぅぅ…全然貯まんないぞぉお!」
ニコ「レベル1桁の時と比べたらそりゃ上げにくいに決まってるさね…」
ニコ「もう1レベルくらい上げたら切り上げよ!」
「そーだね」
「っしゃああっ!来いケダモノぉぉ!」チャキ…
永夢「ニコちゃん!」
ニコ「?」
「誰あれ、ボーイフレンド?」
ニコ「なっ…な訳あるか!!」
ニコ「永夢か…ちょっと皆先やってて!」タタタ…
「え…う、うん」
ニコ「永夢!パラドー!」タタッ
ニコ「ご無沙汰してんね〜半年振り?」
永夢「かな?」
ニコ「2人もレベル上げ?」
パラド「ま、そのついでに様子見ってとこだな」
ニコ「あ、そういやあんたバグスターだから自由に移動出来たんだ」
ニコ「それでウチらを嗅ぎつけて…」
パラド「そういう事。ただし解放されているフィールドに限りだけどな」
ニコ「ねぇねぇ、今どの位まで上がってんの?」
永夢「よ…40ちょっと」
パラド「嘘つけ今日で50は行ったろ」
ニコ「え!?ご…50!?」
永夢「しー」
パラド「しー」
ニコ「あ、そっか…ごめん」
ニコ「…あれ、アンタ達そのマーク……」
ニコ「もしかしてギルドに?」
永夢「まぁちょっと…成り行きというかノリで」
ニコ「ふーん」
「ニコちゃーん。そろそろ切り上げるー!?」
ニコ「あ、そろそろ皆待たせると悪いからあたしこれで…」
永夢「そっか。それじゃ…」
パラド「呉々も滑らないように…頼むぜ」
ニコ「…うん。分かった」
スタスタ…
ニコ「……あいつらも苦労するもんなのね〜。ゲームの中でも」
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