【モバマス安価】乃々「森久保乃々魂の5番勝負....?」

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309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:03:03.33 ID:G0Daw9aA0
小梅ェ…
310 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:05:02.60 ID:bGFW/IRH0
凛「先に泣いた方が負けの肝試し対決!」

乃々「ヒッ....」

加蓮「ちょっと凛、乃々ちゃんもう泣きそうだよ?」

凛「そんなこと言われても....」

P「肝試しか....こりゃあ乃々にはなかなか過酷な対決になりそうだな....」

小梅「そう、だね....」ニコニコ

P「(うれしそう)」
311 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:09:02.04 ID:bGFW/IRH0
P「肝試しだと2人以外に脅かす側もいるな」

凛「またこのパターンか....」

P「ちょうどここにいるし小梅は確定として」

P「あと4人くらい脅かすやつを連れてこよう」

P「今は夜だし会場は社内の誰もいないフロアでも使って」

P「5人に1人1回ずつ脅かしてもらうチェックポイント方式にしよう」

凛「それだったらどこで泣いたか分かりやすいね」

P「ってことでこの前と同じくこの対戦アイドルボックスから4人を選出しよう!」

脅かすアイドル
>>312 >>313 >>314 >>315
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:09:27.49 ID:HwyzMSmW0
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:09:31.97 ID:qMpxUy2TO
志希
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:09:41.12 ID:+kIeoPkb0
飛鳥
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:10:02.74 ID:W9SpLJEho
こずえ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:10:06.56 ID:DbeD/JlWO
まゆ
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:14:35.69 ID:NU8fQtCvo
志希とこずえはヤバいw
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:19:08.19 ID:u0ayP0zf0
名状しがたい何かで脅かしそう
319 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:21:11.72 ID:bGFW/IRH0
杏「こんな夜遅くに休日出勤なんて横暴だー!」

志希「にゃーっはっは!おもしろそーだからいいじゃんいいじゃん♪」

飛鳥「キミたちの未来は、ボクの手の中に」

こずえ「zzz....」

加蓮「あはは....これはまた頼もしいメンバーで....」

乃々「既に百鬼夜行ですけど....」

P「じゃ、みんな、やることはさっき説明したとおりだ」

P「それぞれ真剣にやってくれよ?」

杏「まあ仕事だし....お給料が出る以上はね〜」

志希「あたしは常に全力だし〜」

飛鳥「志希が全力なのは興味があることだけだろう」

こずえ「ふわぁー....わたしも....がんばる....」

小梅「泣くですまなかったら....ごめんね....」

乃々「最後だけ怖すぎます....」

加蓮「ま、まあ小梅ちゃんも多少は加減してくれるでしょ....」

凛「そんなのが通用するかなあ」

P「俺もそう思う」
320 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:27:20.42 ID:bGFW/IRH0
P「ちょうどこの階が誰もいなかったから使うぞ」

乃々「真っ暗です....」

加蓮「うわ〜結構雰囲気あるな〜」

凛「ここのフロアは全部で10部屋」

凛「そのどこかに5人が散らばってるから」

凛「各部屋を1周して出てくること」

乃々「10部屋全部ですか....」

凛「もちろん」

P「俺たちは別室から監視カメラでその様子を覗いとくからズルしたらわかるぞ」

加蓮「逃げ道はなし、か」

凛「泣いたらその時点でゲームオーバーだから迎えに行ってあげる」

P「どうしても無理ならギブアップもありだぞ」

乃々「いっそすぐ泣いた方が楽なのでは....」

加蓮「私は必要ないけどね」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:28:19.84 ID:G0Daw9aA0
これまたヘレンさんも認める肝試し中の肝試しになりそう
322 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:30:26.22 ID:bGFW/IRH0
凛「先攻は加蓮ね」

加蓮「オッケー」

P「危ないから一応懐中電灯な」スッ

加蓮「もー相変わらず過保護なんだから」

P「何かあってからじゃ遅いだろ?」

加蓮「もう....」

凛「用意できた?」

加蓮「うん」

凛「それじゃ、エレベーターが開いたらスタートだから」

加蓮「はーい」
323 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:43:27.72 ID:bGFW/IRH0
ウィーン

加蓮「おー暗い暗い....」テクテク

加蓮「ま、でも夜の病院に比べればって感じかな」テクテク

加蓮「暗いって言っても見慣れた職場だし」テクテク

加蓮「あ、ここが一部屋目か〜」

加蓮「普通の会議室だよねここ」

加蓮「誰かいるのかな〜」

>>324 1部屋目:会議室 誰がいる? or いない

324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:44:50.13 ID:AL5kEUt2o
通りすがりのネネさんの妹の霊が
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:45:03.19 ID:HwyzMSmW0
杏(こなきじじいコス)がいる
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:46:00.74 ID:u0ayP0zf0
まだ死んでないよ!
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:47:03.76 ID:1eHekylHo
いきなりマジものが出た
328 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:51:56.05 ID:bGFW/IRH0
加蓮「誰かいるのかな〜」ガチャリ

シーン

加蓮「真っ暗だ」

加蓮「....」

加蓮「....よし」テクテク

ガタッ

加蓮「....」バッ

ピカッ

加蓮「....誰もいない」

加蓮「物が落ちただけか....」

加蓮「ん、でもなんで勝手に」

ホンギャア ホンギャア

加蓮「!?....」ビク
329 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:52:25.86 ID:bGFW/IRH0
ホンギャア ホンギャア

加蓮「なんだろ....」ピカッ

杏(子泣き爺)「ほんぎゃあ!ほんぎゃあ!」

加蓮「....」

加蓮「....なにこの格好?」

杏「抱っこして〜抱っこして〜」

加蓮「....」

加蓮「....抱っこすればここはクリアってこと?」

杏「抱っこ〜抱っこ〜」

加蓮「はいはいわかったから....」ダキ

加蓮「(子泣き爺ってことは抱くと....)」

杏「あぁ〜♪ばぶぅ〜♪」

加蓮「....」

加蓮「いや重くならないの!?」

杏「え?だって杏人間だし〜」

加蓮「それもそっか」
330 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 22:54:54.68 ID:bGFW/IRH0
ガチャリ

加蓮「ふぅ....なんか気が抜けちゃった....」

加蓮「杏、全然まじめにやってないじゃん」

加蓮「ま、アタシとしてはありがたいけど」

加蓮「さ、次は....」

加蓮「ここもただの会議室か〜」

>>331 2部屋目:会議室 誰がいる? or いない
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:55:08.49 ID:u0ayP0zf0
名状しがたいこずえのようなもの
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:56:00.79 ID:J+XZ+Tlto
飛鳥の頭
333 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:02:53.45 ID:bGFW/IRH0
加蓮「....」ガチャリ

加蓮「....」



加蓮「....」



加蓮「....ん?」

ゥ ゥ

加蓮「....この音って」ピカッ

ゥ ゥ

加蓮「なんだ、こずえちゃん寝ちゃったんだ〜」

加蓮「ふふっ、テーブルの下から足見えちゃってる」テクテク

加蓮「まー小学生にこの時間は辛いかも」テクテク

加蓮「こずえちゃ〜ん!起きて〜!」ピカッ

こずえ?「  ゥ  ゥ  ゥ  ゥ  」

加蓮「」

こずえ?「 ゥゥァァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」ビクンビクンビクン

加蓮「きゃああああああああああああああ!!!!!!!!」ダダダダダダダダッ
334 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:06:02.91 ID:bGFW/IRH0
ガチャリ

加蓮「はぁっ....はぁっ....」

加蓮「はぁ....」

加蓮「ななな何あれっ!意味わかんないっ!!!!」

加蓮「あれこずえちゃん!?本当にこずえちゃんだよね!?!!?」

加蓮「怖すぎる....!2部屋目からこれじゃ体持たないよ!」

加蓮「帰りたい....」

加蓮「....」スー

加蓮「....」ハー

加蓮「....」コクリ

加蓮「....よし」テクテク
335 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:08:25.95 ID:bGFW/IRH0
加蓮「あーもう入りたくないなあ....」テクテク

加蓮「でもアタシ先攻だしちょっとでも先に進まないと....」テクテク

加蓮「ん、次ここか」

加蓮「これも会議室、このフロアそればっかり!」

>>336 3部屋目:会議室 誰がいる? or いない
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 23:08:36.45 ID:+kIeoPkb0
硫酸男の恰好をした志希
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 23:08:43.46 ID:6jzXtMIV0
薬品かけしきにゃん
338 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:36:05.85 ID:bGFW/IRH0
ガチャリ

加蓮「....」テクテク

加蓮「....」チラ

加蓮「....」テクテク

加蓮「....」チラ

加蓮「....誰もいないみたい」ホッ

加蓮「よし、じゃあここ出よ」クルリ

志希(硫酸男)「シュコー シュコー」

加蓮「」

志希「貴様らを幸せになんかするもんかぁ〜!!!!」ダダダダッ

加蓮「ぎゃああああああああああ!!!!!!!!!」

志希「どうだぁ、硫酸風呂の湯加減は??」バシャッ

加蓮「あああああああああああああ暑いっ!!!!!!痛いいいいいいいいい!!!!!」ジタバタ

志希「二人とも地獄へ行って、見えない手でお互いを探すがいいっ!」バシャーーッ

加蓮「ああああああああああああああ!!!!!!!」ポロポロ
339 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:36:39.32 ID:bGFW/IRH0
ピピーッ

凛「ゲームセット!」

P「おーい加蓮大丈夫か〜」

加蓮「プップロデューサーっ!!!わだじのかお!かお!いだいっ!いだいよぉ!」ポロポロ

P「ん?別にどうもなってないぞ」

加蓮「うぞだ!いだいもん!」ポロポロ

志希「....」カポ

凛「志希、何やったの?」

志希「こちらのお水を少々」ニヒヒ

P「これは?」

志希「水にハッカ油をちょっとだけ溶かしたものだよ〜!」

P「だってさ」

加蓮「ぅぅ....ひぐ....ひっ....」ポロポロ

凛「そりゃ暗闇でいきなり背後から襲われて」

凛「得体のしれない液体かけられたら顔がスースーしたら泣くよ」

P「情報がない分未知の刺激を過剰に受け取ったんだろうな....」
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 23:38:41.88 ID:2SyKIbmQo
これは普通に怖い
341 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:42:39.97 ID:bGFW/IRH0
加蓮「....ひっぐ」

凛「はいちーんして」

加蓮「ちーん」

凛「落ち着いた?」

加蓮「....うん」

P「3部屋目でこれじゃとんだバランスブレイカーだぞあいつ....」

凛「まだ部屋も人も残ってるしね」

P「願わくば乃々が最後まで行ってくれることを祈るのみだが....」

凛「良くて引き分け、かな」

P「だよなあ....」

P「ま、うだうだしてても仕方ないし後半戦行くか」
342 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:44:16.35 ID:bGFW/IRH0
P「乃々〜」

P「はVR映像見ててもらってたんだったな」

凛「私たちと一緒に加蓮の映像見てたらさすがに有利だしね」

P「....」トントン

乃々「?」

P「もう外していいぞ」スポッ

乃々「....」

乃々「ど、どうなりましたか....?」

P「それは言えないな」

乃々「で、でも、加蓮さんのメイクグチャグチャなんですけど....」

凛「ま、とにかく行ってきて」

乃々「うぅ....本当に嫌です....」

P「これが最後だから、な?」

乃々「....」

乃々「一応がんばりますけど....」

乃々「あんまり期待はしないでください....」

P「おう、わかったわかった」

凛「頑張ってね、乃々」

乃々「は、はい....」
343 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:52:38.23 ID:bGFW/IRH0
ウィーン

乃々「....」

乃々「....暗い....当たり前ですけど」トボトボ

乃々「....」トボトボ

乃々「....ここが1部屋目ですか」

乃々「うぅ....開けたくない、開けたくないんですけど....」

乃々「さすがにここで逃げたらダメですよね....」

乃々「....」

乃々「誰か....森久保に勇気をください....!」
344 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:53:06.55 ID:bGFW/IRH0
ガチャリ

乃々「....」

シーン

乃々「だ、誰かいますかー....」

シーン

乃々「....」

乃々「誰もいないんでしょうか....」

ホンギャア ホンギャア

乃々「ぴぃっ!?」ピカッ

杏(子泣き爺)「ほんぎゃあ!ほんぎゃあ!」

乃々「....」

杏「抱っこして〜抱っこして〜」

乃々「....」ダキ

杏「あぁ〜♪ばぶぅ〜♪」

乃々「....」

乃々「....」ポス

杏「頑張ってねぇ〜」フリフリ

乃々「あ、はい....」テクテク

ガチャリ
345 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:54:48.07 ID:bGFW/IRH0
乃々「....」

乃々「これは....肝試しに含まれてるんでしょうか....?」

乃々「このくらいだったら森久保でも....なんとか....」

乃々「....」

乃々「なんだか、少しだけ進めそうな気がしてきました....!」

乃々「森久保、行きます!」
346 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/21(日) 23:58:39.67 ID:bGFW/IRH0
ガチャリ

乃々「誰かいますかー....?」

乃々「....」キョロ

乃々「....」

乃々「誰かー....」キョロ

ゥ  ゥ

ゥ  ゥ

乃々「....」ピカッ

乃々「....」

乃々「足です....」

乃々「こずえさんですかー....」チラ

こずえ?「  ゥ  ゥ  ゥ  ゥ  」

乃々「」

こずえ?「 ゥゥァァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」ビクンビクンビクン

乃々「アッ」ダダダダダダッ

ガチャリ
347 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:01:19.13 ID:xyDZPzL80
乃々「....」

乃々「....」ウルウル

乃々「....」ウル

乃々「....」グッ

乃々「行きましょう....!」

乃々「....」テクテク
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:02:21.38 ID:0vfOIIh60
もりくぼ頑張ってる
349 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:05:04.59 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....」ピカッ

乃々「....音がしてからではダメです」ピカッ

乃々「先に照らしてしまえば....!」ピカッ

乃々「怖さも少しは」ピカッ

志希(硫酸男)「シュコー シュコー」

乃々「」

志希「貴様らを幸せになんかするもんかぁ〜!!!!」ダダダダッ

乃々「きゃああああああああ!!!!!!!!!!」ダダダッ

志希「どうだぁ、硫酸風呂の湯加減は??」バシャッ

乃々「あああっ!!!!!痛いっ!!!!!!痛いですっ!!!!!!!」

志希「二人とも地獄へ行って、見えない手でお互いを探すがいいっ!」バシャーーッ

乃々「いだいいいいいいいいいっ!!!!!!」ダダダダッ

ガチャリ
350 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:06:07.23 ID:xyDZPzL80
P「よし、行くか」

加蓮「まーあれは無理だよ」

凛「待って!」

P「ん?」

凛「乃々、泣いてないかも」

P「えぇっ!?」
351 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:12:38.67 ID:xyDZPzL80
乃々「痛い....痛いですけど....」

乃々「....」ウルウル

乃々「....」ズビ

乃々「....」

乃々「....」フキフキ

乃々「あれ、拭いたらそんなに....」

乃々「....」

乃々「加蓮さんのメイクが崩れてたのはこれのせいだったんですね....」

乃々「....」
352 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:13:36.40 ID:xyDZPzL80
乃々「私、泣いてしまったんでしょうか....」

乃々「顔がビショビショでよくわからないんですけど....」

乃々「....」

乃々「....」

乃々「....ここでハッキリと泣いた方がいいのかもしれません」

乃々「....」

乃々「....でも」

乃々「今日はまだ、進めそうな気がします....!」

乃々「....」

乃々「むりくぼじゃありません....!」

乃々「やるくぼです!!!」
353 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:15:20.57 ID:xyDZPzL80
乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」ピタ

乃々「次はここですか....」

乃々「衣装室....」

>>354 4部屋目:衣装室 誰がいる? or いない
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:15:34.93 ID:J1TFcvqso
ポルターガイストに遭遇して焦ってる飛鳥
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:16:05.04 ID:6S0RNA1A0
覚醒した…だと……
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:17:04.79 ID:GT8ozb2/o
やるくぼ状態!
357 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:24:34.61 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....誰か」

飛鳥「うわあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ダダダダダダッ

乃々「きゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

飛鳥「ちょ!!!どいてくれ!!!!」ドンッ

乃々「きゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」ポス

ガチャリ
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:29:37.76 ID:g/e5mTNw0
飛鳥がなりふり構わず乃々を押しのけるほどの怪異とは…
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:31:28.97 ID:SnWBv1TY0
多分こずえが本気を出しただけだから
360 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:40:02.60 ID:xyDZPzL80
飛鳥「はぁ....はぁ....」

乃々「はぁ....はぁ....」

乃々「いいいいいきなり何をするんですか....!!!」

飛鳥「あ、乃々....」

飛鳥「い、いやすまない....」

飛鳥「ボクもキミを脅かすつもりで隠れていたんだ....」

飛鳥「そしたら君が入ってきた途端、僕の正面にあった服が突然宙に浮いたんだ!」

乃々「宙に....?」

飛鳥「ああ!もちろんボクは自分の仕掛けに驚いたわけじゃない!」

飛鳥「そこまでマヌケじゃないからね!」

乃々「そうですか....」

飛鳥「何もしてないからこそビックリしたんだ!」

飛鳥「あれは、きっと本物のポルターガイストだ....」

飛鳥「ボクたちが肝試しなんてやったから彼らの気に障ったんだ!」

乃々「....」
361 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:40:36.98 ID:xyDZPzL80
乃々「....飛鳥さん」

乃々「この部屋、飛鳥さんが隠れる前に誰かいませんでしたか....?」

飛鳥「い、いるわけないだろ!?」

飛鳥「第一誰もいないからってことでこのフロアを会場に選んだんじゃないか!」

乃々「....」

乃々「それは、脅かす側もですか....?」

飛鳥「?」

飛鳥「いや、脅かす側は最初この部屋で作戦会議をしていたから」

飛鳥「ボクだけじゃなく他のみんなもいたよ」

乃々「....」

乃々「わかりました、もう1度行きましょう....」

飛鳥「は、はぁ!?キミはあまりの恐怖に頭がおかしくなったんじゃないか!?」

乃々「....」

乃々「....」テクテク

飛鳥「ま、待ってくれ!置いてかないで!!!」テクテク
362 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:41:27.34 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....」ピカッ

フワフワ

飛鳥「ほほほほほおおら!!!!浮いてる!!!!浮いてるじゃないかああああ!!!!」

乃々「飛鳥さん、落ち着いてください!」

飛鳥「これが落ち着いてなんていられるか!!!ボクはもう部屋に帰らせてもらう!!!!」

乃々「違うんです!!!あれはポルターガイストじゃありません!!!」ガシッ

飛鳥「嫌だ!!!ボクは呪われたくないんだ!!!離せ!!!」ジタバタ

飛鳥「え?」

飛鳥「キ、キミはやっぱりどうかしてしまっているんだ!」

飛鳥「物が勝手に空を飛ぶか!?そんなことこの宇宙の理に反しているだろう!?」

飛鳥「キミはまだ習っていないのかもしれないが物理学上物が宙に浮くなんてことはありえないんだ!!!」

乃々「....」
363 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:42:04.96 ID:xyDZPzL80
乃々「今からドアを閉めます、閉まりきる瞬間まで部屋の中をよく見ていてください....!」

飛鳥「君は何を....」

フワフワ

フワ

スゥ

ストン

飛鳥「!?!??!?」

飛鳥「ドアを閉めると同時に元の位置に!?」

乃々「今度はゆっくり開けてみます....」

ガチャリ

スゥ

フワ

フワフワ

飛鳥「!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!??!?!?」

飛鳥「こ、これはいったい....」

乃々「おそらくこれが原因です....」スッ

飛鳥「!?」
364 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:42:40.25 ID:xyDZPzL80
飛鳥「細くて....透明な紐....?」

乃々「ここ、衣装室なんですが、アイドルが私物を置いて半ば物置のようになってます....」

乃々「これはたぶん釣りに使うテグスというものです....」

飛鳥「七海か肇さんの仕業だな....」

乃々「たぶんそうです....」

乃々「そしてこのテグスの片方がドアに....」

乃々「....」テクテク

乃々「もう片方はこの浮いている服に結びつけられていました」

飛鳥「....」

飛鳥「....ということは」

乃々「....」コクリ
365 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:43:23.21 ID:xyDZPzL80
乃々「これは本物のポルターガイストではなく」

乃々「明らかに人為的に作られたものです....!」

飛鳥「なん....だと....?」

飛鳥「しかしいったい誰が....あ!」

乃々「はい、おそらく皆さんが作戦会議をしているときに志希さんあたりが仕掛けたんだと思います....」

飛鳥「確かに、志希が考えそうなことだ....」

飛鳥「ふふっ....今回はボクの負けみたいだね....」

乃々「いえ、飛鳥さんとは対決していませんけど....」
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:48:44.98 ID:g/e5mTNw0
偉いな森久保ォ!

でも一つくらい本当に浮いてるのありそう
367 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:50:27.42 ID:xyDZPzL80
飛鳥「しかし驚いた」

乃々「ポルターガイストにですか....?」

飛鳥「キミにだよ」

乃々「私....?」

飛鳥「ボクはキミのこと、もっと頼りなくて弱弱しい」

飛鳥「どうしてアイドルになったのかもよくわからないヤツだと思っていた」

乃々「....」

飛鳥「でもさっきの姿を見たら考えを改めさせられた....」

飛鳥「いや、違うな」

乃々「....」


368 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:50:56.28 ID:xyDZPzL80
飛鳥「ボクが抱いていたイメージが虚像だったわけではなく」

飛鳥「キミの持っていた以前までの実像が虚像へと移り変わり」

乃々「あの、そろそろ次へ行ってもいいですか....?」

飛鳥「....」

飛鳥「つまりは、」

飛鳥「キミはこの戦いの中で、自分でも気づかないほどの成長を遂げたんじゃないだろうか」

乃々「そう、なんでしょうか....」

飛鳥「それはボクにも証明できないよ」

乃々「....」

飛鳥「この先に」

飛鳥「答えがあるんじゃないかな」フフッ

乃々「....」

乃々「そうかもしれません....」クスリ
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:54:04.84 ID:bB1a97P9O
人を超えアイドルを超え世界レベルへと至ったからな、飛鳥もヘレンに気に入られてたみたいだから素質はあるだろう
370 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:54:16.28 ID:xyDZPzL80
乃々「それでは、行ってきます....」

飛鳥「ああ、健闘を祈るよ」

乃々「....」テクテク

乃々「あ」クルリ

飛鳥「?」

乃々「さっき私が冷静だったのは、成長とかそういうのじゃありませんけど....」

飛鳥「え?」

乃々「目の前であれだけ取り乱している人がいたら自分は嫌でも冷静になります....」

飛鳥「なっ!?」

乃々「あと、これは言うべきか迷ったんですけど....」

乃々「下は着替えた方がいいと思います....」

飛鳥「なぁっ!?!?!?!?!?」

乃々「では....」テクテク
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:54:56.18 ID:0vfOIIh60
やっちゃたのか…
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:56:20.95 ID:GpWwdL+ao
なんで飛鳥すぐポンコツってまうん?
373 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 00:58:58.57 ID:xyDZPzL80
乃々「仕掛け人はあと1人ですか....」

乃々「せっかく10部屋もあるフロアなのに4人が前半4部屋に固まっているとは思いませんでした....」

乃々「でもあと1人は小梅さんです....」

乃々「油断は出来ません....」

乃々「まあマイナス思考の私は油断なんてできませんけど....」

乃々「....」

乃々「ここは給湯室ですね....」

乃々「ここに小梅さんがいて早く終わってくれた方がいいのか」

乃々「それとも出来るだけ遠くにいて最後の方まで会わない方がいいのか」

乃々「私にはわかりませんけど....」

乃々「....」

乃々「目の前の扉を開けるだけなので....!」

>>374 5部屋目:給湯室 小梅がいる? or いない
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:59:01.90 ID:0vfOIIh60
明らかに室内ではない空間で
名状し難い何かと一緒に驚かす準備の真っ最中な小梅
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:01:31.19 ID:GsWScCZmo
準備中って事はこの部屋はノーカン?
でもこの先の部屋のどこかを開けるといつの間にかテレポートした2人?が…?
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:02:10.73 ID:LBZR2B9J0
いない
377 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:03:36.55 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....」カチッ

乃々「....」カチッ

乃々「あ、あれ!?」カチカチッ

乃々「....」

乃々「ライトがつきません....」

乃々「....」

乃々「給湯室は狭いので壁を伝って行きましょう....」

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....?」
378 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:07:44.95 ID:xyDZPzL80
乃々「この部屋....こんなに広かったんでしょうか....」テクテク

乃々「....」サワ

乃々「あ、やっと部屋の角....」

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

ア....

ア....

乃々「!?!?」

乃々「こ、小梅さん....!??!?!」
379 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:08:10.89 ID:xyDZPzL80
ア....

ア....

..メダヨ

....タシノトモダチ

タベ....

ァ....

....

乃々「....?」サワ

乃々「あ、今度はすぐついた....」
380 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:09:56.94 ID:xyDZPzL80
乃々「....」テクテク

乃々「....」テク

乃々「....」サワ

乃々「あれ....もう扉です....」

乃々「さっきよりずいぶん短かったような....」

乃々「それに小梅さんも来ませんでした....」

乃々「なんだったんでしょう....」

ガチャリ

ァ....

ァ....
381 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:12:48.07 ID:xyDZPzL80
乃々「よくわかりませんが....」

乃々「止まっていても仕方がないので次に行きましょうか....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」ピタ

乃々「ここですね....」

乃々「更衣室....」

乃々「隠れるところがたくさんありそうで嫌です....」

>>382 6部屋目:更衣室 小梅がいる? or いない
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:13:24.11 ID:TWhceM2kO
いない
383 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:15:32.97 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....」カチッ

ピカッ

乃々「あれ....つきました....」

乃々「調子が悪いんでしょうか....」

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「誰もいないみたいですね....」チラ

ガチャリ
384 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:17:53.57 ID:xyDZPzL80
乃々「....」テクテク

乃々「よく考えたらこうやって焦らされる方が怖い気がします....」テクテク

乃々「....」ピタ

乃々「10部屋ですしここもですよね....」

乃々「怖い話の定番ですけど....」

>>385 7部屋目:女子トイレ 小梅がいる? or いない
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:18:09.58 ID:J1TFcvqso
まだだめ
386 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:22:50.01 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....」ピカッ

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」チラ

乃々「....」

乃々「....」ホッ

ガチャリ
387 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:26:45.62 ID:xyDZPzL80
乃々「トイレのあの声が響く感じ....今だと絶対怖いので喋らなくて済んでよかったです....」

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「前半4部屋に4人いた後3部屋連続でいないって....」

乃々「もっとバランスを考えて欲しいんですけど....」

乃々「ここですか....」

乃々「応接室....」

乃々「高そうな壺とか絵を壊してしまっても私責任取れないんですけど....」

>>388 8部屋目:応接室 小梅がいる? or いない
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:26:58.35 ID:g/e5mTNw0
いない

けど壁中に赤い文字で「あとすこし」
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:27:24.74 ID:0vfOIIh60
どこで出てくるかドッキドキですね!
390 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:31:29.73 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....」ピカッ

ドロリ

乃々「!!?!?!?」

アトスコシ

乃々「はっ....はっ....」

乃々「何かと思いました....」

乃々「これじゃ生殺し状態ですよ....」

乃々「いっそ早く解釈してもらいたいです....」

ガチャリ
391 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:33:33.39 ID:xyDZPzL80
乃々「....」テクテク

乃々「もう残り後2部屋なんですけど....」テクテク

乃々「まあ次で出てこなければ最後の部屋で確定ですが....」テクテク

乃々「....」ピタ

乃々「そう簡単にはいかないのかもしれません....」

>>392 9部屋目:資料室 小梅がいる? or いない
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:33:41.72 ID:4Z1bHm22O
明らかに誰かに引っ張られた感覚、耳元に囁く何かの声があるのに誰もいない
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:37:51.43 ID:GsWScCZmo
資料室じゃなくて死霊室だなw
394 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:42:12.73 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....」ピカッ

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」ピタ

乃々「....ここもい」

グイッ

乃々「ひっ....!!」ピカッ

シーン

乃々「....え」

『ダアレ』

乃々「うわっ....!!!」ピカッ

シーン

乃々「こ、小梅さん!どこですか!?!?」

『ドウシテ』

乃々「もうっ....!!!!」ピカッ

シーン

乃々「はっ....はっ....はっ....」タッ

ガチャリ
395 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:47:35.45 ID:xyDZPzL80
乃々「はぁっ....」ドキドキ

乃々「はぁっ....」ドキドキ

乃々「あ、あれはどういう仕組みですか....!」テクテク

乃々「絶対私の耳元にいました....」テクテク

乃々「声だけじゃなく息まで....」テクテク

乃々「....」ピタ

乃々「....でも」

乃々「これで最後です....」

乃々「....」スー

乃々「....」ハー

乃々「行きましょう....!」

>>396 10部屋目:プロデューサーオフィス 小梅がいる? or いない
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:50:19.65 ID:GsWScCZmo
実はいない
397 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 01:56:35.11 ID:xyDZPzL80
ガチャリ

乃々「....」ピカッ

乃々「いつでも来いですけど....!」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「小梅さん、私は準備万端ですけど....!!」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....小梅さん?」

乃々「あれ、もう終わりですよね....?」

乃々「ここ以外に部屋ってなかったですよね....?」

乃々「こ、小梅さーん....?」

シーン

乃々「....」

乃々「....」

乃々「私が来るのが遅すぎたんでしょうか....」

ガチャリ
398 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 02:02:39.66 ID:xyDZPzL80
乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「どういうことですか....」テクテク

乃々「小梅さんだけどこにもいなかった....」テクテク

乃々「もしかして、何かあったんでしょうか....!」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「....」テクテク

乃々「もう肝試しも終わりですし早くプロデューサーに報告しないと.....!」テクテク

乃々「....」ピタ
399 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 02:03:10.31 ID:xyDZPzL80
乃々「....」ピッ

ウィーン

小梅「ばあ」ピカッ

乃々「ぁ」

小梅の首「....」ゴロン

コロコロ

コツン

乃々「くび」

小梅の首「....」

小梅の首「....乃々、ちゃん?」

乃々「」バタン

小梅の首「の、乃々ちゃん....!?」
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 02:06:15.67 ID:GsWScCZmo
エレベーターかw
そういや「10部屋あるフロアのどこか」であって、「フロアの10部屋のどこか」とは言ってなかったな
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 02:08:05.73 ID:0vfOIIh60
恐怖には鮮度があるって誰かが言ってた!
402 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 02:09:59.65 ID:xyDZPzL80
乃々「」

乃々「」

凛「おーい乃々」ペチペチ

乃々「....あ」パチクリ

凛「乃々、おはよ」

乃々「凛さん、おはようございます....」

凛「よく頑張ったね....」ナデナデ

乃々「あ....」

乃々「もっ、もりくぼっ....」ウルウル

乃々「すごっ、くっ....うぅっ....」ポロ

乃々「こわっ、こ、こわくてっ....ぐず」ポロポロ

凛「うんうん」ナデナデ

乃々「小梅さんがっ!!!いなぐでっ!!!!!」ボロボロ

乃々「ぞじだらっ!!!!!!えれっ....えれべーたーのっ!!!!」ボロボロ

凛「うん」ナデナデ

乃々「ぐびがあ....ぐびがどれだんでずっ....!!!!!」ボロボロ

凛「頑張った、頑張ったよ」ナデナデ

乃々「うぐっ.....」

乃々「うわああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ボロボロボロ

乃々「ひっ、ひぐっひっ.........」ポロポロ

乃々「.......うっ」ポロ

乃々「うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ボロボロボロ

凛「....」ナデナデ
403 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 02:15:31.35 ID:xyDZPzL80
乃々「ひっ....ぐ」ゴシゴシ

凛「落ち着いた?」

乃々「すみません....」

凛「ううん、全然」

凛「むしろ凄いよ、最後まで行っちゃうなんて」

P「そうだな、正直ここにいる誰1人としてそんなこと考えてなかったよ」

加蓮「うん、まさか乃々ちゃんに負けちゃうなんてね」

乃々「....」

乃々「あ、そうでした....」

乃々「私、勝ったんですか....?」

凛「加蓮は3部屋目で早くもボロ泣きして帰ってきたからね〜」ニヤリ

加蓮「ぼっ!?ボロ泣きなんてしてないもん!!!」

志希「いや〜してたっしょ♪」

杏「硫酸男本人が言ってるんだからね〜」

加蓮「ち、違うから!あれは目にハッカ油が沁みただけだから!!!」プンスカ

乃々「....ふふっ」クスリ
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 02:15:51.02 ID:YZpRCb3V0
凛ちゃんが初めてまともだ……
405 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 02:26:42.26 ID:xyDZPzL80
P「どうした?」

乃々「いえ、なんだか....」

乃々「おかしくて....」

凛「加蓮が?」

加蓮「ひっど〜い」

乃々「あ、いや、違うんです....」

飛鳥「じゃあ何が?」

乃々「....その」

乃々「さっきまであんなに頑張っていた自分が、おかしくて....」

乃々「あれは本当に私、もりくぼだったんでしょうか....」

P「....」
406 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 02:27:14.19 ID:xyDZPzL80
P「小梅、乃々なんかしたか?例えば霊的なものを憑依させたとか」

小梅「してない、よ?」

P「じゃあ志希が変な薬でも嗅がせたか?」

志希「するわけないよ〜ん」

P「こずえは....」

こずえ「zzz....」スヤスヤ

P「....」

P「だってさ、乃々」

乃々「?」

乃々「どういうことですか....?」

凛「ふふっ....」クスリ
407 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 02:27:40.26 ID:xyDZPzL80
凛「プロデューサーはこう言いたいんだよ」

凛「さっきまでの乃々も」

凛「もちろんこの5日間すべての乃々も」

凛「全部乃々が」

凛「乃々自身がやり遂げたんだ」

凛「ってね?」

P「お前、恥ずかしいからボカシたのに....」

凛「こういうのは直接言ってこそでしょ」

P「....」

P「まあ、それもそうか」

P「つまりはそういうことだ」

乃々「....」
408 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/01/22(月) 02:28:10.01 ID:xyDZPzL80
P「俺が最初に言った言葉、覚えてるか?」

乃々「いえ....」

P「『ここでもう一歩先へ進んでほしいと俺は思ってる』」

P「『この企画を通して、俺を今よりもっと高いところへ連れていってくれ!』」

P「って言ったんだ」

乃々「あれは、私を無理やり参加させるための....」

P「そんなわけないだろ?」

P「俺はな、誰よりもお前の可能性を信じているんだ」

P「それこそ」

P「『この世界を統べるキングオブアイドル』にだって」

P「なれると思ってる」

乃々「....」
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