【俺ガイル】一色「先輩の事が…好きです。」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/17(水) 21:29:31.53 ID:zEfBAiqx0
undefined

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516192171
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/17(水) 21:31:03.07 ID:zEfBAiqx0
undefined
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/17(水) 21:33:48.83 ID:zEfBAiqx0
テスト
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2018/01/17(水) 21:44:52.07 ID:zEfBAiqx0
undefined
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/17(水) 21:49:08.88 ID:zEfBAiqx0
undefined
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 21:53:42.71 ID:Ke4QmpBAo
改行だかおおすぎるとなるんだっけ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:38:49.02 ID:zEfBAiqx0
SS初心者なものでイマイチ勝手がわからず…
いろいろ実験してみます。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/17(水) 22:43:59.55 ID:KU3C9WpJO
undefined
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:45:19.43 ID:KU3C9WpJO
なんで出るのか…文量が多いのですかね。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:50:58.50 ID:G9MgTTsTO
20行くらいで一旦投下してみろや
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:51:30.97 ID:zEfBAiqx0
undefined
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:53:58.24 ID:17rrOttto
落ち着け
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:54:35.81 ID:JwCoWxhSo
期待して開いたらこれだよ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:58:05.18 ID:zEfBAiqx0
すみません、SS速報は初でして…
80行ほどはカキコ可能って聞いたんですが違うんですかね?
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/17(水) 23:00:55.20 ID:zEfBAiqx0
やっぱ文量が問題みたいでした、すみません
プラウザ変えたりして試行錯誤してました、今から投下します
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 23:05:21.15 ID:Ke4QmpBAo
多くて20とかじゃなかったか?
期待
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 23:09:27.15 ID:zEfBAiqx0
※原作のifルートです。一部ネタバレありなのであらかじめご了承を。初SS投稿です。ペース遅めかも知れません。


12月の寒い風が肌を突き刺す。千葉の冬は雪こそ少ないが、それでも千葉県民を苦しめるには十分の寒さである。クリスマスが近いということもあってか、駅は人で溢れていた。いや本当、こんな時期にディスティニーランドに行くとかなに、俺リア充なの??ヒッキーの名が聞いて呆れるよ??由比ヶ浜に謝らなくては。いや真に謝るべきは材木座か。すまんな、もう遊戯部と遊んでた俺じゃないぜ。

一色「先輩、さっきから何ひとりでニヤニヤしてるんですか。すみません気持ち悪いのでやめてもらえますか?」

八幡「…ほっとけ。」

先程まで大勢でいたからこそ、二人になった途端静けさが染みる。やめろ、コミュ障に面白い話とか期待すんな。

八幡「んなことより、お前、いいのか?俺と帰って。」

一色「…へ?」

八幡「だから、その、こんな日にだな…」

きょとんとした顔で見つめる後輩に、言葉を選びながら話す。やばい今のは流石に自分でもキョドりすぎだと思うわ。夜の電車とかモノレールの窓って本当なんでよく自分の顔が見えるんだろう。

一色「…もしかして先輩、気遣ってくれてますか?」

八幡「まあ、一応、な。」

そう言って一色から目を逸らす。先程から二人の間にある雰囲気は、決して祭りのあとの静けさという類のものだけではなかった。

一色「ありがとうございます。多分大丈夫ですよ、その辺には理解のある人ですから。」

八幡「…そうか。なら良いんだが。」

そう言ってふふっと小悪魔っぽく笑う姿は、やはりいつもの一色いろはにしか見えなかった。そのはずだった。あの瞬間さえ見ていなければ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一色「私、先輩のことが…好きです。」

ディスティニーランドで、先程一色は葉山に告白した。
葉山の返事は、イエスだった。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 23:10:53.90 ID:zEfBAiqx0
やっと出来ました、初心者なものですみません
ペースも遅めで出来も良くないかと思いますが、基本毎日投稿で行くのでどうかお願いします
最初は決めてたはじめ方なんで長くなりましたが、基本は一レスは短めにします
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/17(水) 23:38:00.08 ID:zEfBAiqx0
人のゴミとかいて人混み。思わずそう言いたくなるほど混んでいたモノレールも、いくつかの駅を過ぎると人も減ってきていて、最終的には俺と一色も空いた座席に座れるほどになっていた。

八幡「意外だったな。」

一色「ですよね。私も振られると思ってました。」

八幡「違う、葉山じゃない。お前だ一色。」

一色「え?」

八幡「お前はあんな所で盛り上がって告白とかするタイプじゃないと思ってた。」

これは俺の本心だ。確かに葉山がOKすることにもかなり驚いた。だがそれ以上に、一色いろはという、計算高く、常に自分の価値をわかっているような人間が、雰囲気に流されたことの方が意外だった。

一色「…そうですね。私もです。もっと冷めてるんだと思ってました。」

そう言って一色は窓の外を見た。生まれて初めて人の告白する瞬間というものを見てしまった。ドラマや漫画の中では何度も見たそれは、現実にはとても緊張感を伴う、とても不思議なものだった。
それと同時に、だからこそ今の一色には少し違和感も感じた。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 23:53:21.04 ID:YbTJI1oaO
ペースは早めにせんかいバカタレが!!
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:00:50.80 ID:xZjh6vi00
八幡「…なんだか、妙に落ち着いてるな。どうだ、憧れの葉山と付き合った感想は?」

一色「…感想、ですか。」

もっとも、まだ付き合ったと言っても何もしていないのだから実感などわかないほうが当然だろう。現にこうして一緒に帰っているのも俺だし。いや本当何してんの俺?

一色「そうですね。確かに私も、妙に落ち着いてるなぁと思います。こんなもんなんですかね、恋愛って。」

八幡「…まあ、まだ実感がわかないんじゃねえの?」

そう一色に言葉をかけると、確かに、と一色は呟いてうんうんと一人で頷いた。いや俺も恋愛とか詳しくないけどね?なんなら彼女とかいないけどね?ただし嫁はいる。3ヶ月で変わるけどね!

一色「てゆーか、先輩こそもっと高らかにお祝いしてくださいよー。私、凄くないですか?ついに付き合いましたよ!作戦勝ちです!」

そうやってふふんと得意げになる一色は。確かにいつもの一色に見えた。どやはす。

八幡「そうだな。うん、なんというか、率直におめでとう。凄いと思うぞ。」

一色「うっわー心こもってない…」

八幡「ばっかお前、俺がおめでとうって言うなんて凄いレアだからな。エヴァの最終回でぐらいしか言ったことないぞ?」

一色「すみません何言ってるか全然わかんないですし。ちょっと意味不明です。」

現代の女子高生エヴァ見てないのかよ…そのくせシン・ゴジラは見てそうだよな。いや俺も見たけど。面白くて二回も見に行ったけど。1人で。

一色「まああれですね、先輩にも一応いろいろ手伝ってもらいましたし、そういう意味では、一応先輩のおかげですね。一応ありがとうございました!一応先輩!」

八幡「いや何回一応って言うんだよ。」

最後の一応先輩ってなんだよ、紛れもなく先輩だぞ。一条先輩に聞こえかけてビビったじゃねーか。いやあの妹と中の人は同じ…って何言ってんだ。

一色「じゃあ私、ここで降りるので!そういうことで!」

八幡「…おう。」

そう言って降りていく一色は、やっぱり楽しそうにしか見えず、先程の自分の考えは杞憂で良かったと、改めて心の中で俺は祝福した。
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:46:00.41 ID:xZjh6vi00
次の日。

小町「お兄ちゃん!いつまで寝てるの!早く起きないと遅刻するよ!」

八幡「もう無理八幡おうちかえる…」

小町「もうここがおうちでしょ。ったくごみいちゃん!ほら早く起きて!」

小町に起こされて目覚める朝。うん、毎朝悪くないなこれ。いやだからといって起きるとは言っていないけど。

小町「そいじゃお兄ちゃん、小町先行くから鍵とか宜しくね。」

八幡「はいよ。いってらっしゃい。」

小町を見送ってから、俺もなんとか準備をし、最愛のベッドと感動の別れをやり終えたところでようやく家を出た。


教室に入ると、明らかに教室の雰囲気が今までとは変わっていた。
理由は明白だ。葉山隼人。あいつが一色いろはの告白を受け入れたという噂が、早速このクラス中だけでなく学校中をかけめぐっていたのだろう。
教室には三浦、由比ヶ浜や、戸部がいたが、会話がどことなくぎごちない、クラス全体的に見てもそうだ。

戸塚「おはよう八幡。」

八幡「ああ、おはよう戸塚。」

そんな中席につくと、早速天使の挨拶の登場だ。俺の前には天使がいる。それだけでもう幸せだ。周りのヤツらの付き合ったとかそんなのどうでもいい。なんなら俺が戸塚と付き合いたい!え、男?ナニソレオイシイノ?

戸塚「なんかすごく噂になってるみたいだね、葉山くんと、一色さんのこと…。」

八幡「そうなんだな。」

戸塚「意外だよね、葉山くんが彼女を作るなんて…でも葉山くんはまだ来てないみたいで、何となくみんな気まずいみたい。」

戸塚とそんな風に二人で話していると (二人きり、これってもしかしてデート?)教室に葉山がやってきた。

由比ヶ浜「隼人くん、やっはろー!」

葉山「ああ、おはよう結衣。」

三浦「おはよ、隼人。」

葉山「おはよう、優美子。」

傍目に見ている俺にもわかる、ギスギス具合。しかしその場で葉山に一色のことを聞く人は誰もいなかった。





23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/18(木) 00:49:30.47 ID:xZjh6vi00
今日はここまでです、明日以降もやっていくんでどうかお願いします 。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:52:04.48 ID:xTNVXnhtO
4レスガイジ
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:58:21.90 ID:TohNj2LFo
原作のifルートってSSはみんなそうだろ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 01:19:16.69 ID:t7gDD8ho0


楽しみな作品が増えた、期待してる
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 01:56:25.05 ID:424qUMb0o
このifは新鮮
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 17:19:42.51 ID:xZjh6vi00

ハヤトクンメシイコウゼ-ッベーワー

昼休みになり、教室もいつもの騒がしさを少しずつ取り戻す。もっとも、あのグループは相変わらずのようで、戸部が馬鹿みたいにひとりでうるさいことを除けば、いつもとは違った雰囲気が流れていた。うん、てか戸部あれ狙ってるんじゃね?空気読んであえて?やだ戸部良い奴!

葉山「はは、分かった分かった、ちょっと待てよ戸部。」

葉山も応じている。うん、いや別に俺が見てるわけじゃないからね!視界に入ってくるんだもん!それでも僕はやってない。

三浦「…隼人、ちょっといい?あーし話あんだけど。」

その葉山に、右手で髪をくるくるしながらついに三浦が不機嫌そうに声をかける。なんとなくクラスの連中も雰囲気を察したのか、若干静かになる。いや三浦怖っ。

葉山「…いいよ。すまん戸部、ちょっと待っててくれ。」

戸部「お、おう…。」

なにあれ戸部可哀想!いや、別にいいか。戸部だし。

葉山「それで、なにかな?」

三浦「隼人さー、あの後輩のコと付き合ったって本当?」

出たー女王の先生パンチ!こわっ!

由比ヶ浜「ゆ、優美子…ちょっと…」

三浦「いいから、答えてくんない?」

不機嫌そうなあーしさんマジ怖い。怖すぎ。由比ヶ浜ですら収められないとか俺が行ったらもう殺されるんじゃないですか?いや行かないけど。

葉山「…ああ。昨日からいろはと付き合ってる。」

三浦「…」

葉山は、三浦から全く目をそらさず堂々とそう言い切った。三浦は動揺しているのかもしれないが、それを見せないあたりが流石三浦だ。その言葉に態度を変えることはなく、変わらず右手で髪をくるくるしている。

三浦「…そ。話はそんだけだから。」

そう言って去る三浦を、由比ヶ浜が追いかける。
…おかしい。また俺は違和感を感じた。今度は、葉山隼人という人物に。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:09:36.93 ID:xZjh6vi00
八幡「うーっす。」

雪ノ下「あら、部外者は立ち入り禁止よ?」

八幡「部外者じゃねえ。なんなら部員だ。」

奉仕部のドアを開けて入ると、中では雪ノ下が紅茶を飲みながら本を読んでいた。しかしこいつ本当来るの早いな。俺だってHR終えてやることもなく戸塚に別れだけ言って速攻来てるのに、こいつより早く来た試しがない。なに、この教室で暮らしてるの?それどこのがっこうぐらし!

雪ノ下「由比ヶ浜さんは一緒ではないの?」

八幡「んー、あいつは置いてきた。はっきり言ってこの戦いにはついていけない。」

雪ノ下「馬鹿な事言っていないで、早く座ったらどうかしら、天津谷くん。」

八幡「いや全然語呂がよくねえよ。」

え、なに雪ノ下さんドラゴンボール読んでるの??ユキペディアマジ万能。

由比ヶ浜「やっはろー!」

ガラガラと勢いよくドアを開けて由比ヶ浜が入ってくる。

雪ノ下「こんにちは由比ヶ浜さん。」

由比ヶ浜「ねー聞いてよゆきのーん。今日昼休み優美子が大変でさー!」

雪ノ下「まずドアを閉めて、荷物を置きなさい。次に椅子に座って、それから話をするのよ?口を開く前に声を出してはダメよ?」

由比ヶ浜「なんか馬鹿にされてるし!」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 00:04:01.32 ID:JdLmx/Lh0
由比ヶ浜「なんかね、隼人くんがねー」

由比ヶ浜が雪ノ下に、休み時間の出来事を話している。そういえばどうなのだろう、学校中で噂になっているとはいえ、雪ノ下は葉山と一色付き合っていることを知っているのだろうか。
生徒会長と学校1のモテ男のカップルである。どこから情報が漏れたか分からないが、噂が広まらない方がおかしいだろう。いや俺も戸塚が話してくれなければ噂とか聞いてないんだけど。

一色「失礼しまーす。」

由比ヶ浜「い、いろはちゃん!や、やっはろー!」

一色「結衣先輩、やっはろーです!」

丁度噂話をしていた人間が入ってきたからか、由比ヶ浜が若干慌てて挨拶をする。いや本当タイミング良すぎコイツ。外で聞いて狙ってたんじゃないの??

雪ノ下「こんにちは一色さん。」

一色「雪ノ下先輩もやっはろーです!それでですねー」

そう言って海浜高校とのイベントの件の話を一色は始めた。かねてから相談していた件だ。最近全く進展がなく、俺と一色も頭を悩ませていた。

雪ノ下「とにかく、もう一度先方との話し合いをしましょう。今回は私もしっかり先方と話をするわ。」

由比ヶ浜「そうだねー。」

一色「分かりましたー、ではではそういうことで、そろそろ私は失礼」

コンコン

一色が去ろうとした時、丁度渦中の人物がもう1人やってきた。

葉山「失礼。比企谷いるかな?」

由比ヶ浜「あ…は、隼人くん!」

一色「は、葉山先輩…」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 00:37:45.53 ID:JdLmx/Lh0
八幡「…どうした。イケメンリア充が俺みたいなぼっちに何か様か?」

葉山「相変わらず嫌な言い方だな。」

葉山が部室に入ってくると同時に、なんとなく場の空気が少し重くなる。
一色と由比ヶ浜は、俺と葉山の間に流れる不穏な空気を察したようで、あわわと言った感じで見ていた。

葉山「まあいい。すまない、ちょっと比企谷と話がしたいんだけど、雪ノ下さん、借りてもいいかな?」

雪ノ下「ええ、構わないけれど。」

八幡「いや俺は構わなくないんだが。」

なに、俺の許可とか必要ないの?人権は憲法で保証されてるよ!

葉山「まあ、ちょっとくらいいいだろ。依頼ってことでさ。」

依頼か。うん、そう言われちまうと仕方ないな。仕事って言われると断れないな。やだ俺社畜!高校生にして社畜とか将来は立派な社畜不可避じゃねーか。

八幡「…すまんな、少しだけ抜けてくるわ。」

雪ノ下「ええ。」

由比ヶ浜「いろはちゃんの方はまずはあたし達で頑張っておくよ!」

どんと胸を張る由比ヶ浜。いや張らなくても充分主張してるから。隣の人との格差社会にワイ、咽び泣く。

葉山「じゃ、そういうことで…ああ、あとそれから、いろは。」

一色「…はい?」

葉山「今日、放課後玄関で待ってるから。」

一色「えっ……あ、あぁはい!了解です!」

そう言って葉山と共に一旦奉仕部部室を出た。最後の一言のせいでさらに雰囲気がややこしいことになったような気がするが知らん。ガンバレ由比ヶ浜。

ネエイッシキサン、アナタヤハリハヤマクントツキアッテイルノカシラ
ハイ-ソーナンデスヨ

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 01:04:29.44 ID:JdLmx/Lh0
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33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 01:04:56.84 ID:vRSOQJ/Qo
ゆっくりでええぞ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2018/01/19(金) 01:05:15.83 ID:JdLmx/Lh0
今日は終わりです、感想指摘点など本当ありがたいです。是非お願いします。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 01:07:11.81 ID:JdLmx/Lh0
葉山に連れられ奉仕部室を出た後、葉山に連れてこられたのはマイベストプレイスだった。どうやらあまり他人には聞かれたくない話のようらしい。

葉山「ほら。依頼への報酬だよ。」

八幡「ん、さんきゅ。って前払いかよ。」

そう言って差し出してきたのは、我らが千葉県民のソウルドリンクMAXコーヒーだった。いやー葉山マジ冴えてるな。寒い冬にマッ缶の甘さが染み渡るぅ。いや本当このマイベストプレイスでマッ缶くれるとか実は葉山もぼっちなんしゃね?俺のこと狙ってる?はや×はちですか??キマシタワー!ってか。

葉山「君、そんなに嬉しそうな顔とかするんだな。」

八幡「…あ?」

葉山「それあげると喜ぶっていういろはの情報は本当みたいだね。」

え、何また俺顔に出てたの!てか一色あいつ許さねえ。俺の情報売りやがったな。

八幡「…それで、話ってなんだ。」

葉山「意地悪な事聞くなよ。分かってるだろ?俺はてっきり、君も俺に話があるんじゃないかと思ってたんだけど。」

八幡「はっ。生憎俺はお前に話したいことなんてないね。今朝のプリキュアの面白さを語ってやろうか?」

アラモードもう終わっちゃうと思うと本当泣ける。まあ一週間経てばすぐ新シリーズになれるけどね!

葉山「それは遠慮しとくよ…。さて、そろそろ真面目に行こうか。」

八幡「俺は最初から真面目だぞ。」

そう言ってマッ缶を一気に飲み干す。あー、この甘さが本当、身に染みる。最近俺に甘いのはマッ缶だけだよ本当。世の中苦いものばっかり。

葉山「俺といろはのことについてだ。もっとも、昨日君は見ていたから知ってるだろうが。」

八幡「ああ、付き合ったんだってな、おめでとう。」

葉山「ありがとう。」

そう言って話す葉山隼人は、表情一つ変えない。照れることも、億することもなく、まるで台本でも読むかのように、淡々と話す。

葉山「どうだ。俺らしくない、スタンスから外れている。そんなふうに思わないか?」

そう、やはり葉山は少しおかしい。何がと言えないが、何かが葉山隼人でないのだ。しかし、今の言い方はまるで、俺の意見を誘導しているようだ。
葉山隼人らしくない、そんなことをするような人間ではない。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 04:47:42.78 ID:rNHkyo3wo
面白い
こういうifは貴重だから楽しみだ
原作っぽい言い回しもいい
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 11:18:52.46 ID:O+QNJ2i6O
どことなく感じる銀魂感
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 00:28:02.87 ID:ieikTohN0
undefined
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 00:34:52.80 ID:ieikTohN0
八幡「…どういうことだ。」

葉山「そのままの意味さ。いろはと付き合うなんて俺らしくない、俺のスタンスとは違う。君はそう思わないかい?」

八幡「…。」

率直に言うと、まさにそう思う。
葉山隼人とは、みんなの人気者だ。誰かと敵になることを嫌い、誰か一人のものになることもなく、みんなのものであり続ける。そうでなくてはならない。そうであることに執着していると言ってもいい。そういう存在だったはずだ。
それがどうだ、こうもあっさり一色と付き合うとは。それは葉山隼人のやり方とは違う、特定の誰かに肩入れしている。おかしい、それではあいつが守ろうとした関係、俺が偽物と否定したものを守ることは出来ない。

八幡「…いや、思わないな。大体俺はお前のことなんてそんなに深くは知らない。」

葉山「…君ならそう言うと思ったよ。」

だが、今ここで伝えることはしない。

八幡「でもいいのか?前に確か好きな人がいるとか言ってただろお前。」

葉山「…あれか。いいんだよ別に、あれは戸部に合わせて仕方なく言ったものだ。本気じゃない。」

八幡「…そうか。」

葉山「それに、いろはもとても魅力的な人だよ。彼女からの好意は、素直に嬉しい。」

やはり俺の考えすぎだったのだろうか。目の前の笑顔を見せた葉山が、嘘を言っているようには見えない。実際、一色は魅力的だ。葉山と付き合うのも傍から見ればお似合いだろう。いや別に俺は好きじゃないからね?ばっかじゃないの!勘違いしないでよねっ!?
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 00:37:50.35 ID:ieikTohN0
八幡「まあせいぜい、仲良くしろよ。あいつ化けの皮剥いだら酷いやつだからな。」

葉山「ははっ。確かにそうみたいだね、君にはよく懐いてるみたいだ。」

八幡「便利に使われてるだけだ。」

あれが懐いてるんだとしたら、俺相当懐かれてるな、うん。ポケモンなら通信交換で進化できるレベル。

八幡「お前と仲良くしていた方が、俺の仕事も減るんだよ。なんならずっと付き合っていてくれ。」

葉山「ははっ、善処するよ。」

やった!これで俺の大きな仕事がひとつ減ったぞ!八幡感激!隼人君マジ助かるわー!

葉山「話はそれだけだよ。時間をとって悪かったね。」

八幡「結局何の話なのかよく分からなかったけどな。」

葉山「それでもいいんだよ、君には意味の無いことのように思えても、俺にとっては大切なんだ。」

なに、こいつ俺のこと好きなの?やっぱりはや×はちなの?キマシタワー!いや来ねえから。どうでもいいけどキマシタワーってポケモンにそういう名前の塔出てきそうだな。キマシタワー。うん、ないな。

葉山「ありがとう、じゃあ、いろはとの仕事頑張ってくれよ。俺は部活に戻る。」

八幡「ああ、俺は戻りたくないね。」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 10:45:26.19 ID:REYXkROzo
期待
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 17:23:23.52 ID:fmWqrW8A0
作戦決行日

とは言っても、天撃何発か撃っただけで滅亡したけどね。

本当に気持ちよかったよ。
久しぶりに全力を出したからね。

地獄絵図だったよ。

それに、戦車とか使ったところで
俺らに効くわけないじゃん。

それにしても、総武連中の反応は面白かったな。

由比ガ浜は「ヒッキー何でこんなことするの?」
とか言ってたけど、煩かったから
槍を作り出してめった刺しにしたよ。

ほかにも相模とか戸部とか海老名さんは
めった刺しにして殺したわ。

最期に葉山と雪ノ下だけど、
2人そろって
「お前さえいなければ!」
って叫んで突進してきたけど。

勿論、ほかのやつら以上に
めった刺しにして殺したよ。

本当に楽しかったです。

         天翼種代表 ハチマン
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