【モバマス】白菊ほたる「あまざらしなPさん」

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102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:41:05.21 ID:2X1um2xF0
ほたる(また、フレデリカさんのように咄嗟のアドリブが出来るように、どういう状況になったらどういう事をすればいいのかを3人で考えました)

ほたる(フレデリカさんといえば、私のデビューを知ったカプリスエスパーオトメのみなさんと茄子さんが、小さなお祝いパーティーを開いてくれました)

ほたる(みなさんの祝福が温かくて、幸せで、ちょっと泣いてしまいました)

ほたる(その席で、茄子さんも私の後にデビューが決まったと教えてくれました)

ほたる(『負けませんよ、ほたるちゃん♪』と言う茄子さんに、『私も負けませんっ』と返しました。ほぼ同時期のデビューという事もありますし、茄子さんとはこれからは、一緒に頑張るライバルです)

ほたる(……そうして、色々なやる事に追われ、目も回るような忙しさで瞬く間に1ヵ月が過ぎました)

ほたる(多分……ですけど、人生で一番充実していた1ヵ月だったと思います)

ほたる(素晴らしい友達が祝福してくれて、カッコいいトレーナーさんが厳しくも頼もしく指導してくれて、優しいプロデューサーさんとちひろさんが私を支えてくれました)

ほたる(その人たちの為にも、もう私は自分自身を『私なんか』と卑下するのは辞めにしようと決めました)

ほたる(『謙虚もつつましさもむやみに過剰なら卑屈だ』とプロデューサーさんも言っていましたし、何より私を認めてくれた人たちに失礼になると思います)

ほたる(だからこのミニライブを成功させて、私はもっと自分に自信を持ったアイドルになろうと決心しました)


……………………
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:41:33.43 ID:2X1um2xF0
――ライブハウス 舞台袖――

ほたる(いよいよミニライブ当日になりました)

ほたる(リハーサルも無事に終わり、もうすぐ開演です)

ほたる(プロデューサーさんはもちろん、今日はちひろさんも応援に来てくれています)

ちひろ「いよいよ本番ですね……準備は大丈夫ですか、ほたるちゃん」

ほたる「はい。バッチリ……です」

ちひろ「そうですか……それなら良かったです」

ほたる「……本当の事を言うと、ちょっとだけ……不安と緊張はあるんですけどね」

P「……不安は多いが進むべきだ、情熱一つで何でも出来るはずさ」

ちひろ「いや、明らかにほたるちゃんよりあなたの方が不安を抱えてません? 体の震えが大変な事になってますよ?」

ほたる「確かに……プロデューサーさんもやっぱり不安なんですね」

P「……そうだよ、大丈夫、大丈夫、みんな同じだよ」

ほたる「ふふ、そうですね。……私にはプロデューサーさんとちひろさんがいてくれますもんね」

ちひろ「ええ、その通りですよほたるちゃん! 何か問題が起こっても私たちがなんとかするので安心してて下さいね!」

ほたる「ありがとうございます、ちひろさん」

P「死ぬ気で頑張れ、死なない為に」

ほたる「はい、頑張ってきますっ」


……………………
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:42:11.08 ID:2X1um2xF0
――ライブステージ――

ほたる(遂に開演時刻となり、私はマイクを手に、プロデューサーさんとちひろさんに見送られ、舞台に立ちました)

ほたる(今日が始まりの無名の新人のお披露目のミニライブ、という事で、ライブハウスは100人が入れるかどうかという小さなハコでした)

ほたる(お客さんも沢山来てくれていますが、超満員とはいえない状況で、当然フレデリカさんたちとは比べ物にならないくらいの小規模です)

ほたる(……それでも、この舞台は私の為にあるものです)

ほたる(今ここにいる人たちは私の為に集まってくれた人たちなんだ、と思うとそれだけで胸がいっぱいです)

ほたる「はっ、初めまして……! 白菊ほたるといいます……!」

ほたる(声が震えないように、少し力を入れすぎたのかもしれません。マイクのハウリングがキーンと響きます)

ほたる「あ、ご、ごめんなさい、ちょっと力が入り過ぎちゃったみたいです」

「あはは」「頑張れーほたるちゃん」

ほたる(私がそう言うと、お客さんから声援を送られました)

ほたる「あ、ありがとうございますっ」

ほたる(今までよりずっと近い位置で応援の言葉をかけられる……それがものすごく嬉しくて、力を貰えたような気がしました)

ほたる「えと、今日は、私の為に集まって頂いて、本当にありがとうございます」

ほたる「お披露目のミニライブ……なので、すごく短い時間になってしまうとは思います……けど」

ほたる「ここに来てよかった、アイドル白菊ほたるのライブを見れて幸せだった」

ほたる「そう、みなさんに思ってもらえるように、精いっぱい頑張りますっ」

「いいぞー!」「ほたるちゃーん!」「頑張ってー!」

ほたる「あ、ありがとうございますっ」

ほたる「それじゃあ早速……ですが、曲……? ……れ……?」

ほたる(と、そこでスピーカーからの声が途切れ途切れになってしまいました)


……………………
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:42:49.25 ID:2X1um2xF0
――舞台袖――

P「……?」

ちひろ「あ、あれ、もしかしてマイクの……というか音響の不調ですか!?」

P「……!」シュババババ

ちひろ「プロデューサーさん、どうしま――って早っ!?」

ちひろ(私が聞くより早く、予めカーバッテリーから電源を取っていたマイクとアンプを持って、プロデューサーさんは舞台に飛び出していきました)

音響スタッフ「す、すいません、CGプロの方! 突然スピーカーがウンともスンとも言わなくなって……!」

音響スタッフ「原因を探ってるんですけどちょっと時間がかかりそうなんですが、いったんアイドルの方には下がってもらいますか!?」

ちひろ「あ、あー……いえ、多分大丈夫……だと思います、はい」

音響スタッフ「え……?」

ちひろ「ウチのプロデューサーさんがなんとかしてくれると思いますので」

音響スタッフ「ほ、本当ですか!?」

ちひろ「はい。……ただ、この件に関しては、後日プロダクションからクレームを入れさせて頂きますね♪」


……………………
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:43:41.76 ID:2X1um2xF0
――ライブステージ――

ほたる(スピーカーの不調か何か、でしょうか)

ほたる(やっぱり私にはこういうアクシデントがいつも付きまとうんだと思いました)

ほたる(こんな疫病神みたいな人間がアイドルをやろうなんておこがましい、大人しく暗闇の中で生きていろ、とでも誰かは言うんでしょうか)

ほたる(なら私はその人に謝らないといけません)

ほたる(暗闇と生涯暮らすには、私はもう沢山知りすぎました)

P「…………」

ほたる「ありがとうございます……プロデューサーさん」

ほたる(舞台袖から駆けつけてくれたプロデューサーさんから、替えのマイクを受け取ります)

ほたる(フレデリカさんたちが教えてくれました。問題が起こるなら対策をすればいいって)

P「……今すぐ何かを伝えなくちゃ、それなら僕は歌を歌うよ」

ほたる「はい、私も歌います。ギター……弾いてください」

ほたる(茄子さんも言ってくれました。私の不幸は誰かを幸せにするものだって)

P「…………」コクン

ちひろ「…………」ニコ

ほたる(プロデューサーさんは頷いて舞台袖に戻っていきます。その先には笑顔のちひろさんが、パイプ椅子とアコースティックギターとアンプに繋いだマイクをセットして待っていました)

ほたる(プロデューサーさんはちひろさんからギターを受け取ると、椅子に腰かけ、マイクをギターのサウンドホールの前に固定しました)
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:44:23.95 ID:2X1um2xF0
ほたる「……みなさん、驚かせてすみませんでした」

ほたる「私……急に物が壊れたりとか、昔から結構こういう事が多くて……不幸な方でした」

ほたる「そんな私でも誰かを幸せにしたいって、そう思って、アイドルを目指しました」

ほたる「そして、色んな人に支えられて、アイドルデビューという奇跡に……幸運に出会えました」

ほたる「もしかしたら、ライブでまたこうやってみなさんに迷惑をかける事があるかもしれません」

ほたる「こんな私でも……応援……してくれますか……?」

「応援するよー!」「頑張れー!」

ほたる「……ありがとうございますっ」

ほたる「ご覧のように、今日はライブハウスのスピーカーが駄目になっちゃったみたいです」

ほたる「……音源も使えなくなっちゃったので……今度発売するデビューシングルの歌は歌えません」

ほたる「なので……今日、ここでしか歌わない歌を歌います」

ほたる「聞いてください。『未来づくり』」

ほたる(舞台袖へ視線を送ると、プロデューサーさんは一つ頷いてからギターを奏で始めました)

ほたる(出会った時からずっと聞いてきた安心する音色です。それに合わせて、私は歌います)
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:44:57.52 ID:2X1um2xF0

「思えば僕はずっと僕の事 嫌いだったんだ そんな事 忘れてたよ」

「何でだろう 多分 あなたに出会ったからです」

「思えば僕はずっと人の事 疑ってばかりいたよな」

「相変わらず笑うのは下手 だけど笑う数は増えました」

「時が過ぎる事は怖くない 明日はきっと素晴らしい これはそんな歌」

「And I will say ありがとう ただいま じゃあね」

「永遠はこんな風に 当たり前に出来ていくのかな」


「今までの事なんて帳消しにしたいんだけれど」

「今日までの失敗なんて破り捨ててしまいたいけれど」

「こんな僕だからこそ あなたが好きになってくれたって言うなら」

「もういいよ もういいよ それだけでもういいよ」

「胸張って僕は僕だって言ったっていいんでしょ」

「いつだってここに帰ってきたっていいって言ってよ」

「僕は精一杯 僕を肯定するよ」

「ただ僕を信じてくれたあなたを肯定する為に」


「And I will say ありがとう ただいま じゃあね」

「未来はこんな風に 当たり前に出来ていくのかな」


――――――――――――――
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:45:28.00 ID:2X1um2xF0

ほたる(ライブは無事に終わりました)

ほたる(プロデューサーさんのギターに合わせて、3曲を歌い終わると、お客さんからは大きな拍手が上がりました)

ほたる(それにお礼を言うと、『ずっと応援するよ』『今日のライブは忘れない』というような言葉を貰いました)

ほたる(それが嬉しくて嬉しくて)

ほたる(舞台袖に引き上げた時、笑顔で迎え入れてくれたプロデューサーさんとちひろさんを見ると、堰を切ったように嬉し涙が零れました)


――――――――――
―――――――
――――
……
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:45:54.12 ID:2X1um2xF0

ほたる(私の初めてのミニライブが終わり、デビューシングルが発売してから数か月が経ちました)

ほたる(白菊ほたるのアイドルとしての人気は、ちょっとずつではありますが右肩上がりで推移していっています)

ほたる(私より少し遅れてデビューした茄子さんは、持ち前の幸運に加えお茶目な性格が人気を博し、私よりも2段3段上の人気を誇っています)

ほたる(フレデリカさんたちも順調に人気を伸ばしていっています)

ほたる(アイドルとして私は水をあけられていますが、焦りはありません)

ほたる(私を応援してくれている人がいる。それだけでもすごく幸せな事です)

ほたる(私は私のペースで、しっかりコツコツ頑張っていこうと決めています)


――――――――――――
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2018/01/17(水) 01:47:25.88 ID:2X1um2xF0
――CGプロ 第8アイドル事業部――

ほたる「おはようございます」

ちひろ「あ、おはようございます、ほたるちゃん」

P「……自分以外皆死ね」ドヨーン

ほたる(火曜日の昼下がり、事務所にやってくると、プロデューサーさんがいつにも増して落ち込んでいました)

ほたる「……どうしたんですか、プロデューサーさん……?」

ちひろ「ああ……ほら、昨日あの人、宮城に出張に行ってたじゃないですか」

ほたる「はい……確かダイニのプロデューサーさんが担当アイドルの手によって仙台まで拉致されたとかなんとかっていう……」

ちひろ「ええ、その件で。それで、ほたるちゃんも軌道に乗ってきたんですから、ついでにそろそろ2人目でもスカウトして来てくださいって言ったんですよ」

ほたる「それが失敗したから……じゃないですよね、あの落ち込みようは」

ちひろ「いえね、普通にやってもダメなんだから、ほたるちゃんの時みたく公園でギターでも弾いてみればいいんじゃないですかってアドバイスしまして」

ちひろ「そうしたらあっさりスカウトに成功したみたいで……」

ほたる「ああ……今までの自分を否定された気持ちになって落ち込んでるんですね……」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:48:10.43 ID:2X1um2xF0
ちひろ「ええ、その通りです。ほたるちゃんもすっかりあの人の思考パターンが分かるようになっちゃいましたね……」

ほたる「そうですか? そうだと……えへへ、ちょっと嬉しいです」

ちひろ「嬉しがっちゃだめですよー。あの人を甘やかすとすーぐ事務所にギターが増えるんだから……」

P「傷付いたなんて言わないぜ けど痛くないわけじゃないよ」ジャカジャカ

P「優しい人なんていないぜ 武装解除しただけ 空洞空洞」

ちひろ「はいはい、とっととプロデューサーさんもそのギターを武装解除してください。うるさいので」

P「…………」ショボン

ほたる(ちひろさんにうるさいと切って捨てられて、プロデューサーさんは肩を落としながらギターを片付けました。……よく見ると、事務所に置いてあるギターが昨日より1本増えています)

ほたる(多分ちひろさんが許可したんでしょう。なんだかんだ言ってプロデューサーさんに優しいちひろさん……やっぱり……)

ちひろ「……ほたるちゃん?」

ほたる「い、いえ、何でもないです。優しいちひろさん、私は好きだなって思っただけです……」

ちひろ「あら、泣かせる事を言ってくれますね、ほたるちゃんは……」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:48:40.21 ID:2X1um2xF0
ちひろ「あ、そうだ。それで、さっきのプロデューサーさんがスカウトした子なんですけど、今日事務所に来る事になってるんです」

ちひろ「本日は簡単な顔合わせだけですけど、先輩として、しっかり面倒見てあげてくださいね」

ほたる「は、はいっ。……それで、何時くらいにいらっしゃるんですか、その方は?」

ちひろ「多分もうそろそろだと思いますけど……あら、外線かしら」

ほたる(固定電話のベルが鳴り、ちひろさんはそれを手に取って応対を始めました)

ほたる(プロデューサーさんは自分のデスクで事務仕事に手を付け始めました)

ほたる(私は……)

ほたる「先輩……私が先輩……ですか」

ほたる(ちひろさんに言われた事を呟くと、今までにない気持ちが自分の中に芽生えました)

ほたる(このプロダクションに来てから私は支えられてばかりです)

ほたる(だから、今度は私が誰かを支えて助けるんだ)

ほたる(新人の子にとって頼りがいのある優しい先輩になろうと決心しました)
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:49:07.79 ID:2X1um2xF0
――コンコン

ほたる(と、事務所の扉をノックする音が聞こえました)

ほたる(きっと新しいアイドルの子……だと思います)

ほたる(ちひろさんはまだ外線対応中、プロデューサーさんは難しい顔でパソコンと睨めっこしています。ここは私が応対するべきでしょう……先輩として)

ほたる(『先輩』という言葉の響きに心地いいむず痒さを感じながら、私は扉の方へ向かいました)

ほたる(擦りガラスの向こうには背の小さな影が見えます。きっとあの時の私のように、その影の主は大きな不安を胸中に抱えているでしょう)

ほたる(だからこそ、私は私に出来る最大限の笑顔で対応しますっ)

ほたる(そう思って、事務所の扉を開きました)

「……あ、あのっ! ウチ、昨日ここの変な奴にスカウトされたんだけどっ!」

ほたる「はいっ、お待ちしておりましたっ」

ほたる(私より小さな背丈の女の子)

ほたる(その子に対して、私はきっと、とても幸せな笑顔を浮かべる事が出来たと思います)


おわり
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 01:50:21.84 ID:2X1um2xF0

長々とすいませんでした。

雨男とワンルーム叙事詩のくだりがやりたかっただけの思いつきがこうなるとは思いませんでした。

ほたるちゃん茄子さんフレちゃんユッコ奈緒担当の方、そしてなによりamazarashiファンの方、なんかホントすいませんでした。

HTML化依頼出してきます
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 07:11:18.88 ID:pm4iUvPzo
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 09:57:39.79 ID:CoZwUhsDO
元ネタはわからんが、乙


最後のは美玲かな?
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 15:25:59.51 ID:z3WaD4Pn0


これ白菊(旧姓)ほたるになる未来しか見えないんだけど?
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