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エルフ「お腹すいた…」
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1 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/08(月) 23:33:33.38 ID:sq2IFn060
気分で投稿します
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1515422013
2 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/08(月) 23:36:32.79 ID:sq2IFn060
エルフ「もう3日もなにも食べてない…」
エルフ「人間がボクたちの村を襲って、村のみんなは奴隷にされちゃった…」グスン
エルフ「お母さんとお父さんはあなただけでも逃げなさいっておとりになって逃がしてくれたけど・・・」
エルフ「うう…寒いようお腹すいたよう……」トボトボ
エルフ「…もう……限界…」ドサッ
ー
ーー
ーーー
ーーーー
料理人「ふう…晩御飯にするつもりの鹿追いかけてたら随分時間かかっちゃったな」
料理人「畑の野菜も収穫できる時期になってきたしそろそろ旅にでてもいいころかな」
料理人「鹿も捕まえられたし家に帰って早く調理しないとね。お腹すいちゃって仕方ないよ」
料理人「…ん?家の前になんか転がってるな」
エルフ「」グッタリ
料理人「かなり衰弱してるけど…このとがった耳は…エルフ族?」
料理人「こんなところで行き倒れられても困るしとりあえず中に入れますか」ヨッコラセ
3 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/08(月) 23:47:39.90 ID:sq2IFn060
SS初心者なのでお見苦しい点などがあればご指摘いただけると幸いです
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 23:52:10.26 ID:MLtYTWnA0
指摘はないから、続きはよ!
5 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 00:01:00.42 ID:m8t794r10
ー
ーー
ーーー
ーーーー
エルフ母『あなただけでも早く逃げるのよ!もうじきこの村は人間に支配されてしまうわ!』
エルフ『嫌だ!!お母さんとお父さんも一緒に逃げようよボク一人だけ逃げるなんて…』
エルフ父『…父さんと母さんは大丈夫だ。誰かが人間の足止めをしなければたとえ逃げたとしてもすぐに追いつかれてしまう』
エルフ『……でも』
ドンドン
兵士A『あとはこの家だけだ』
兵士B『観念しろ!お前たちにもう逃げ場はない!』
エルフ父『…さあ早く!裏口から逃げればまだ間に合う』
エルフ『…うう……』
エルフ母『絶対に生き延びるのよエルフ。そうすれば必ずまた会うチャンスがめぐってくるからね』
エルフ『…ごめんねお父さんお母さん!絶対に助けるからね!』ダッ
タッタッタッ
エルフ『…くそっ人間め…人間め!』ポロポロ
ーーーー
ーーー
ーー
ー
6 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 00:24:50.37 ID:m8t794r10
エルフ「…はっ」パチッ
エルフ「……」
エルフ「夢か…」
エルフ(お母さんとお父さん無事かな…親や仲間を見捨てて自分だけ助かるなんて…ボク最低だな…)
エルフ「それにしてもここどこだろう…」
ガチャ
エルフ「!」ビクッ
料理人「おっ、目が覚めたみたいだね」
エルフ「…なっ!に…人間!?」
料理人「衰弱しきってて餓死寸前だったから目を覚ますか心配だったんだけど…よかったよかった」
エルフ「…ちっ…近寄るな!」
エルフ「…お…お前いったい誰なんだ…何者なんだ!なんでボクを助けたんだ!村を襲った奴らの仲間か!」
料理人「質問が多いなあ。それにしてもこれだけ元気ならとりあえず大丈夫かな」
エルフ「ガルルルルル…」
7 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 00:42:49.61 ID:m8t794r10
料理人「とりあえずこれ作ったから食べなよ。あの衰弱っぷりからしてなにも食べてないんだろう?」
エルフ「…断る!人間がなんの利益もなしに助けるなんてありえない!」
エルフ「どうせボクが油断したところを付込んで奴隷市場に売りに行くんだろ!やっぱりお前も兵士たちとグルだったのか!」
料理人「さっきから何の話をしているのかさっぱりわからないんだけど…。まあとにかく食べなよ不味くはないと思うけど」
エルフ「…どうせ睡眠薬か何か入ってるんだろ!ボクはだまされないぞ…!」
グウゥ
エルフ「」
8 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 00:56:11.20 ID:m8t794r10
料理人「…」
エルフ「…」
料理人「…」ニヤニヤ
エルフ「…くっ」///グウゥ
料理人「本当にいらないのかい」
エルフ「…いらないって言ってるだろう!人間の施しは受けない!」グウゥ
料理人「さっきからお腹なりっぱなしだけど」
エルフ「…う…うるさい!」///グウゥ
料理人「まあいいや。それじゃあこのスープここに置いとくから。食べ終わったら適当にその辺に置いてていいからね」
エルフ「ボクが食べる前提で言うな!絶対に食べないからな!」
料理人「はいはい。それじゃあお休み」
バタン
エルフ「…」
9 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 01:23:33.81 ID:m8t794r10
グウゥ
エルフ「…」
エルフ(人生最後の食事がこんなスープ一杯だなんて…)
エルフ(ごめんねお母さんお父さんボク逃げきれなかったよ。奴隷市場でもまた会えたらいいね…)
エルフ(朝起きて目に映るのは奴隷商人の顔か、薄暗い牢獄の天井か…)
エルフ「…いただきます」ゴクッ
エルフ「!!」
エルフ(…な…なにこのスープ…ものすごくおいしい…)
エルフ(…お肉が入ってるのに全然くどくない…それどころか数日間なにも食べなかった胃でも問題なく飲めるように調理されてる)
エルフ(…それに入ってる香辛料や薬草で体がポカポカする…凍えた体が芯から温かくなっていくのがわかる…)
エルフ「…」ポロポロ
10 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 01:39:39.79 ID:m8t794r10
エルフ「…くそっくそっ」ガツガツ
エルフ「…うう」ポロポロ
エルフ「…なんで、なんで人生最後の食事がこんなにおいしいんだよ…」ポロポロ
エルフ「…ちくしょう!ちくしょう!ボクたちが何したっていうんだ!」
エルフ「ボクたちはただ平穏に過ごしたかっただけなのに…」グスッ
エルフ(結局全部食べちゃった)
エルフ(また食べたいなあ…でももう食べられないのか)
エルフ(人生最後の食事としては味気ないけどもうどうでもいいや)ウトウト
エルフ(お休みお母さんお父さん)スースー
料理人「…」
11 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 01:56:31.13 ID:m8t794r10
見てる方いらっしゃいましたらアドバイスや批評などいただけるとありがたいです
12 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 02:23:16.50 ID:m8t794r10
チュンチュン
エルフ「」スースー
エルフ「…ん…朝か…」
エルフ「…」
エルフ(どうやらまだ奴隷市場には連れていかれていないみたいだな)
エルフ(それにしても昨日のやつはいったい何だったんだろう…見ず知らずのボクを助けるなんて…たぶんボクがエルフ族だってことも知ってるだろうし…)
エルフ(本当はいいやつなのか…?)
エルフ(いや…そんなはずはない…人間にいいやつなんていない…心を許しちゃだめだ)
13 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 02:26:46.67 ID:m8t794r10
ガチャ
エルフ「!」ビクッ
料理人「おはよう。体の調子はどうだい?」
エルフ「…く…来るな!それ以上近づくな!」ガルルル
料理人「そんなに警戒しなくても取って食べたりなんてしないよ。エルフ族なんて筋がかたくておいしくなさそうだしね」
エルフ「…な…何を言って…」
料理人「それより昨日のスープはおいしかったかい?一応食べやすくしたつもりなんだけど…口に合わなかったらごめんよ」
エルフ「…ふ、ふん…大した味ではなかったな…」
料理人「それにしてはきれいに食べてくれてるけど」
エルフ「う…うるさい!残すと食材がかわいそうだったから仕方なく我慢して食べてやっただけだ!」
料理人「そうなんだ。大した味でもない料理を仕方なく我慢して完食してくれるなんて君はやさしいエルフ族だね」ニヤニヤ
エルフ「…くっ」///
14 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 02:46:42.91 ID:m8t794r10
エルフ(昨日からなんなんだこいつは…のらりくらりと…話のペースがつかめない…)
料理人「で、話を戻すけど体の調子はどうかな。どこか痛いところとかないかい?」
エルフ「…別にない」
料理人「そっか。とりあえず朝食持ってきたよ。お腹すいてるだろ?」
エルフ「…いらない…人間の施しは受けない」
15 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 02:50:17.26 ID:m8t794r10
グウゥ
エルフ「…くそっ」///
料理人「朝食ここに置いとくから。昨日の衰弱具合からしてまだ起き上がるのはつらいだろうから食べたらもう一眠りして起きておいで」
料理人「そのときにある程度体力が回復してれば色々話そう」
エルフ「…」
料理人「じゃあね。しっかり休むんだよ」
エルフ「…おい人間」
料理人「なんだい?」
エルフ「…ありがとう」ボソッ
料理人「どういたしまして」
バタン
16 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 03:11:38.18 ID:m8t794r10
エルフ「…とりあえず食べよう」
エルフ(そして体力が回復したらスキをみて逃げ出してやる。1日の宿と食事くらいでボクはだまされないぞ)
エルフ(…バケットと野菜スープ、サラダか…)
エルフ「…いただきます」
エルフ「…」モグモグ
エルフ「…おいしい…昨日のスープに負けないくらいに…」
エルフ「…サラダも生じゃなくてちゃんと火を通してある。多分胃に負担をかけないためだよねこれ…じゃないとこんな手間かけたりなんて…」
エルフ「…ごちそうさまでした」
エルフ「…寝よ」スースー
17 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 03:41:46.08 ID:m8t794r10
ー
ーー
ーーー
ーーーー
トントントントン
グツグツコトコト
ジュウウウウ
幼エルフ『うーん…』ウトウト
母エルフ『あら、起きちゃった?もうすぐ晩御飯できるからね』
幼エルフ『すんすん…いいにおい…』トテトテ
母エルフ『今日はあなたの大好きなシチューと野菜ソテーだから楽しみに待っててね』
幼エルフ『おかーさんほんと!?やったー!』
父エルフ『なあ母さんや。たまにはがっつりしたものも食べたいんだが。主に肉とか』
母エルフ『あら、嫌なら食べなくてもいいんですよ。幼エルフと二人で食べますから』
父エルフ『喜んでいただきます』
幼エルフ『ボク、シチューもソテーもだいすきー!』
ーーーー
ーーー
ーー
ー
18 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 03:43:45.93 ID:m8t794r10
エルフ「…ん」パチッ
エルフ「…なんで今頃あんなときの夢なんか…」
エルフ「…お母さん、お父さん」グスッ
エルフ「…起きよう。体力もかなり回復したし…逃げるのはあいつと色々話した後でも遅くないよね…」ムク
ガチャ
スタスタスタ
エルフ「どこにいるんだろう」キョロキョロ
エルフ「…ん?なにか聞こえるような…」
トントントントン
グツグツコトコト
ジュウウウウ
エルフ(え……?)
19 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 04:23:10.23 ID:m8t794r10
料理人「…」シュババババッ
エルフ(すごい手際だ…複数人分の料理を全部一人でこなしてる…しかも素人のボクでもわかるくらい一切の無駄がない)
エルフ(それにしてもなんだろう今の既視感…あいつの料理してる後ろ姿…)
料理人「…」シュババババッ
エルフ「…」ボーッ
料理人「ん?」
エルフ「!」ギクッ
料理人「おはよう、といってももう昼だけどね。見た感じだけどだいぶ体力が回復したみたいだね」
エルフ「…お…お前が寝ろって言ったんだろ…!普段はこんな寝ぼすけじゃない…!」
料理人「そうだったそうだった。もうすぐお昼ご飯ができるから顔と手を洗ってきてくれ。洗面所は君が寝てた寝室の隣だから」
エルフ「…わかった」
20 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 04:38:56.57 ID:m8t794r10
料理人「さあ食べようか」
エルフ(おいしそう…それにすごくいい香り)ゴクッ
料理人「いただきます」
エルフ「…い…いただきます」
料理人「あむっ」
エルフ「んっ…」モグッ
エルフ(ああ…)
エルフ(めちゃくちゃおいしい…)
エルフ「…」ガツガツ
料理人「夢中で食べてくれるのはうれしいけど、あんまりがっつくとむせるよ」
エルフ「!?」ゴホッゴホッ
料理人「言わんこっちゃない。料理は逃げないからもう少し落ち着いて食べなよ。はい水」つ
エルフ「…あ…ありがとう」ゴホッゴホッ
21 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 04:49:08.93 ID:m8t794r10
料理人「ふう、ごちそうさまでした」
エルフ「…ご…ごちそうさまでした」
料理人「お粗末さまでした。それにしても君小柄なのによく食べるね。結構量あって作りすぎちゃったと思ったんだけど」
エルフ「…残すと食材がもったいなかったから食べただけだ…」
エルフ(おいしすぎて残すのもったいなかったなんて言えない…)
料理人「残さず食べてくれるなんて料理人冥利に尽きるってもんだよ。昨日も思ったけど君は優しいね」
エルフ「…うるさい」プイ
22 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 05:08:09.11 ID:m8t794r10
料理人「じゃあ腹もふくれたところでそろそろ自己紹介といこうか。俺の名前は料理人。世界を旅している途中なんだ。君の名前は?」
エルフ「…ボクの名前はエルフだ…」
料理人「そっかエルフか…よろしく。早速質問で悪いんだけどだがなんで俺の家の前で倒れていたんだい?しかも極度の疲労と空腹で」
エルフ「…」
料理人「まあ言いたくないなら無理には聞かないよ」
エルフ「…!詮索しないのか…」
料理人「エルフはまだ俺のことを警戒しているみたいだし、そんな相手から無理やり聞き出そうなんて非紳士的なことはしないよ」
エルフ「…すまない」
料理人「気に病むことはないさ。あんな状態だったなら余程のことがあったんだろう?自分から話してくれるまで待つよ」
料理人「今度はそっちの番だ。俺に聞きたいことはないのかい?」
23 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 05:56:35.60 ID:m8t794r10
エルフ「…世界を旅していると言っていたが、なぜこんな山奥に居を構えているんだ?」
料理人「本当はこの山を超えてふもとの町の宿屋で冬を越す予定だったんだけど今年の冬は吹雪が激しいらしいからね。ふもとにたどり着く前に吹雪がきそうだったから即席の家と畑を作ってここで吹雪やり過ごすことにしたんだ」
料理人「もっとも、畑の野菜を収穫したら旅にでようかと考えてたんだけど、吹雪がやみそうにないからもう少し滞在することにしたけどね」
エルフ「…なんでボクを助けたんだ…」
料理人「は?」
エルフ「…っ!…だからっ…なんで瀕死状態のエルフ族に宿を貸して、食事まで与えたのかって聞いてるんだよ…!」
料理人「そりゃ困っている人がいたら助けるのが普通なんじゃないのかい?旅は道連れ世は情けっていうしね」
エルフ「…そんなっ…ありえない!人間はエルフ族を奴隷としか見てない…!」
24 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 06:00:18.98 ID:m8t794r10
料理人「人間もピンキリだからね。確かに善良な人間ばかりとは言えないなあ。その点エルフ族は例外なく仲間意識が強くて良い種族だよね」
エルフ「…」
エルフ(話を聞く限りこいつは悪いやつじゃないのかもしれない。嘘を言っているようにも見えない)
エルフ(どうせ失うはずだった命だ。こいつに救われたのは事実だし少し信じてみても…)
料理人「もう質問はないのかい?」
エルフ「…ああ」
25 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 06:03:07.98 ID:m8t794r10
料理人「よし、じゃあ話もひと段落ついたしそのボロボロの服着替えなよ。見てるこっちが寒くなってくるよ」
エルフ「…え?」
料理人「エルフが起きるまでに暇だったから服作っといたんだ。試しに着てみてよ」
エルフ「…えっ…ちょ…」
料理人「なに恥ずかしがってるんだ。男同士なんだから裸みられるくらい大丈夫だよ、ほら早く早く」
エルフ「…ちょ…やめ…きゃあああああ!」ドゴッ
料理人「ぐはっ」
26 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 06:05:24.75 ID:m8t794r10
エルフ「…」フーフー
料理人「」チーン
エルフ「…ボクは女だ!」
料理人「…失礼しました」ピクピク
エルフ(人間なんてぜったい信じないぞ!)
27 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 06:12:46.35 ID:m8t794r10
とりあえずここまでです。
ノリと勢いで書いたssですが最後まで頑張りたいと思います。
見てる方いらっしゃいましたら、批評、批判、苦言、ダメ出し、なんでも結構ですのでコメしていただけるとありがたいです。
最後までよろしくお願いします。
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/09(火) 08:30:10.83 ID:ZhoHFa+l0
エルフ系SS大好き
最後まで書ききってくれ
29 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 12:45:22.82 ID:m8t794r10
>>28
ありがとうございます。何とか最後まで書ききりたいです。
30 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 12:47:07.11 ID:m8t794r10
エルフ(ボクが料理人に助けられてから2週間…)
ー
ーー
ーーー
ーーーー
料理人「おーいエルフ。料理できたから運んでー」
料理人「こらエルフ。つまみ食いするなっていつも言ってるだろ」
料理人「…ん、あと5分だけ寝かs…痛い!わかったわかったすぐ朝食作るから!」
料理人「包丁の持ち方は…、そうそう上手じゃないか」
31 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 12:51:53.32 ID:m8t794r10
エルフ「…」
料理人「…」シュババババッ
トントントントン
グツグツコトコト
ジュウウウウ
料理人「はい出来上がり。どうぞ召し上がれ」
エルフ「ん、ありがとう。いただきます」
料理人「いただきます」
エルフ「…ん」モグ
料理人「どう?おいしい?」
エルフ「うん。めちゃくちゃおいしい」
料理人「それはよかった」
エルフ(…ボクすごい馴染んでるな。しかも居心地良いし)
32 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 13:11:32.89 ID:m8t794r10
エルフ(始めは警戒してたけど…料理人ボクにいつも料理作ってくれてすごくやさしい)ドキドキ
エルフ(なんだろうこの感覚…料理人といる胸の内がもやもやして苦しい…けど全然嫌じゃない…むしろうれしい)ドキドキ
エルフ「…」ボー
料理人「どうしたのエルフ?ぼーっとして」
エルフ「っふぇ!?」
料理人「まだどこか傷が痛むのかい?」
エルフ「…だだ大丈夫!ちょっと考え事してただけだから!」
33 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 13:29:53.40 ID:m8t794r10
料理人「ごちそうさまでした」
エルフ「ごちそうさまでした」
料理人「お粗末様でした。よし、食事も終わったしそろそろ家をたたんで出発する準備をしますかね」
エルフ「…え!」
料理人「本当はもう少しかかると思ってたんだけど、思いのほか吹雪が早くやんだからね。今のうちに下山しないと」
エルフ「…そうか、じゃあもうボクたちはこれで…」
料理人「うん、明日でお別れだね。短い間だったけどありがとう」
エルフ(…嫌だ、離れたくない…もっと一緒にいたい。でもこれ以上迷惑はかけられない…)
エルフ「こちらこそ何日も泊めてくれてありがとう。ボク、人間の中にもいいやつがいるんだってわかった」
34 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 14:10:02.88 ID:m8t794r10
料理人「ふふ…ありがとう。でもいいやつばかりとは限らないから町に降りるときは十分注意してね」
エルフ「…うん」
ー翌日ー
料理人「じゃあ達者でね」
エルフ「…うん。今までありがとう」
料理人「どういたしまして」
エルフ「…あの…料理人…」
料理人「どうしたの?」
エルフ(その旅にボクも…)
エルフ「…んーん、なんでもない…それじゃあねばいばい」
料理人「うん。さようなら」
35 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 14:37:37.68 ID:m8t794r10
エルフ「…行っちゃった…これからどうしよう…」
エルフ(いや、悩んでる暇なんかないよね…早くお母さんやお父さん、仲間たちを見つけて助けてあげなきゃ)
エルフ「…!?うぐっ…」ドサッ
兵士A「まだエルフが残っていたのか」
兵士B「さっさと町の奴隷市場に行って売り飛ばそうぜ。若いし顔もいいから高値がつくぜ」
スタスタスタ
兵士A「ん?誰だお前…こんなところでなn」
ドゴッ
兵士B「な!?兵士A!きさま一体どういうつもr」
バキッ
36 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 14:55:55.06 ID:m8t794r10
ーーーー
ーーー
ーー
ー
エルフ「…ん…はっ!…っつ痛!」
料理人「大丈夫かいエルフ?途中で国の軍隊とすれ違ったから、もしやと思って引き返してみたけど」
料理人「なんとか間に合ってよかった」
エルフ(また助けられてしまった…)
グツグツコトコト
料理人「はいどうぞ。急いで作ったから味は保証できないけど温まるよ」
エルフ「…ありがとう。いただきます」ゴクッ
37 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 15:07:28.31 ID:m8t794r10
エルフ「…」ポロポロ
エルフ「…うう、うう」ポロポロ
料理人「推測だけどエルフの故郷はさっきの兵士たちに襲撃されたんじゃないのかい?」
エルフ「…」
料理人「そしてなんとか逃げきれたのはエルフだけで、それに気づいた国の軍隊たちが付近を捜索し始めたってとこだろう」
エルフ「…あいつらいきなりボクたちの村にやって来てみんなを捕まえはじめたんだ…」
エルフ「…ボクたちも抵抗しようとしたけど無駄だった…」
料理人「そっか。それでここまで逃げてきたんだね」
38 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 15:09:13.59 ID:m8t794r10
エルフ「…っ…うう」
料理人「よしよしよく頑張ったね。さぞ不安だったろう」ナデナデ
エルフ「…っ!…っう…うあ…うあああああ」
料理人「もう大丈夫だよ」ギュッ
エルフ「…こっ…怖かった…ボク怖くて…どっ…奴隷にされるんじゃないかって…」
料理人「よしよし」ナデナデ
39 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 15:25:48.41 ID:m8t794r10
エルフ「…」グスグス
料理人「なあエルフ。俺の旅に同行してみないかい?」
エルフ「…!」
料理人「これから行く旅の途中でふもとの町にさしかかるんだけど、そこでは秘密裏に奴隷売買が行われている」
料理人「もしかしたらエルフの捕まった両親や仲間たちが見つかるかもしれない」
エルフ「…うん…一緒に行きたい…ボクもう料理人と離れたくない…」
料理人「わかった。これからよろしくねエルフ」
エルフ「…うん。こちらこそよろしくね料理人」
40 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 15:52:00.71 ID:m8t794r10
チュンチュン
料理人「ん…朝か…ふあ」
料理人「おはようエルフ。いつも早いね…って寝袋に顔うずめて何じたばたしてんの…」
エルフ「…な…なんでもない。気にしないで…」
料理人「ふーん…朝食の支度するからちょっとまってて」
エルフ「…うん…ありがと」
41 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 15:53:32.78 ID:m8t794r10
料理人「…」トントントン
グツグツコトコト
エルフ「…」
エルフ(は…恥ずかしいいいいい)///
エルフ(昨日色々あって気が動転してたけど、ボク料理人に頭なでなでされてそのあとギュって…)///
エルフ(しかも料理人と離れたくないとかなんとか言ってたような…)///
エルフ(うわああああ…)ジタバタ
42 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 15:56:16.25 ID:m8t794r10
料理人「朝食できたよー」
エルフ「…ひゃっ!」
料理人「どうしたの大丈夫?」
エルフ「…ああ…うん大丈夫…大きい声出してごめん…」///
料理人「それはいいけど…もしかして熱とかあるの?いくら焚火たいていたとはいえ冬の寒空に野宿はつらかったかな」
料理人「一応念のため…」ピト
エルフ「…ふあ」///
料理人「うーん熱はないみたいだけど」
エルフ「…ちょっ…か顔…ちか…」///
43 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 16:05:23.61 ID:m8t794r10
ちょっと休憩
44 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 17:09:48.12 ID:m8t794r10
料理人「ごちそうさまでした」
エルフ「ご…ごちそうさまでした」
エルフ(めちゃくちゃおいしかったけど、緊張であんまり入らなかった…)
料理人「お粗末様でした。よし、少し休憩したら出発しようか」
45 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 17:12:48.62 ID:m8t794r10
エルフ「料理人のバッグすごく大きいね…身長の1.5倍ぐらいあるけど」
料理人「調理器具とか食材とか色々入ってるからね」
エルフ「ふもとの町まではどのくらいかかるの?」
料理人「おおよそだけど3日ぐらいかな。この山この辺で一番でかいから」
エルフ(下山するだけで3日かかる山をこんな大きい荷物持って超えようとするなんて…料理人って何者…)
料理人「この山でかいから結構集落とか村とかあるんだ。日が暮れそうになったらそこで休むから」
エルフ「ん、わかった」
46 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 17:24:50.39 ID:m8t794r10
エルフ(下山を始めてから約2時間が経過した…)
ザッザッザッ
エルフ「…ハァハァ」
料理人「大丈夫かいエルフ?疲れたなら少し休憩しようか」
エルフ「だ…大丈夫…」
エルフ(あんな大きな荷物持ってペースを落とさず歩けるなんて…しかも全然息切れしてない…)
料理人「向こうの方に村が見えるからそこまで頑張ろう」
エルフ「う…うん」
47 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 17:35:13.54 ID:m8t794r10
料理人「よし着いた。お疲れ様エルフ」
エルフ「つ…疲れた…」グテ
料理人「なんか随分村が荒れてるなあ。戦争の後みたいな感じだけど」
料理人「村人に聞いてみるか。あのーすいません」
女騎士「ん?誰だお前たちは」
48 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:05:20.69 ID:m8t794r10
料理人「俺たち旅の者なんですけど、下山してたら疲れちゃって…ちょうど村が見えたからここで休ませてもらおうと思ったんです」
料理人「でもあまりの村の荒れようがちょっと気になりまして」
女騎士「…旅の者か。なるほど…事情はわかった。夜は危ないからあまり出歩かないほうが身のためだぞ」
エルフ「…なにかあったの?」
女騎士「最近この村の付近に竜が住み始めてな。村の住人が育ててきた農作物や家畜を食い荒らしていくのだよ」
49 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:08:12.74 ID:m8t794r10
エルフ「でも竜って海辺とかに好んで生息するんじゃないのか?なんで山の村なんかに…」
料理人「多分、貴族たちの不法放流だね。竜はステータスになるから貴族たちがこぞってペットにしたがるんだ」
料理人「でも、育ててるうちに大きくなりすぎて飼えなくなったり、飽きたりすると適当な広い森や山に捨てることがあるんだ」
女騎士「本来飼育用の竜は穏やかなのだが、野生化して食べるものがなくなると村を襲うほど狂暴化してしまう」
女騎士「だから王都から派遣された私がここで竜を討伐してやるのだ」
女騎士「もっとも騎士試験を剣術、体術ともに未成年で合格した私なら造作もないだろうがな」
50 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:10:10.92 ID:m8t794r10
料理人「女騎士さん、あまり彼らをなめないほうがいいよ。あいつら鼻がよく利いて、相手の匂いから情報を読み取るから」
女騎士「何を言っている…どれだけでかかろうが、たかがトカゲの亜種だ。私が遅れをとることなどありえない」
料理人「そう、まあ頑張って。警告はしたから。行こうかエルフ」
エルフ「う…うん」
51 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:11:58.06 ID:m8t794r10
村人A「ほう、こんな寂れた村に来客とは珍しい」
料理人「こんにちは。山を下りようと思ったんですけど、疲れちゃったから休ませてもらおうと思って」
村人A「そうでしたか。何もない村ですがどうぞごゆっくり」
子供「おとーさんお腹すいたー」
村人A「…我慢しなさい。もうすぐ女騎士殿が竜を退治してくださるからな…それまでの辛抱だ」
エルフ「…そんなに食べ物ないの?子供に満足させられる分の食材も…」
村人A「竜は雑食ですからな。野菜も家畜も全部食い荒らしていくので…我々大人は昨日から何も食べていない状況なんですよ…いやはやお恥ずかしい…」
エルフ「…」
52 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:14:28.49 ID:m8t794r10
ー宿屋ー
料理人「ちょっとぼろいからって、主人が宿代格安にしてくれたよ」
エルフ「…そうなんだ」
料理人「どうしたのエルフ。元気ないね」
エルフ「…ねえ料理人。この村滅んじゃうのかな…」
料理人「さあ。それはあの女騎士次第かな」
エルフ「…あの子供、すごくお腹すかせてた」
料理人「そうだね」
53 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:17:21.32 ID:m8t794r10
エルフ「…料理人、あの女騎士に加勢してあげて…料理人って強いんだろう?ボクを捕まえた兵士2人に勝てるぐらいだから」
料理人「いいのかい?あの女騎士は君の村を襲撃した王都の軍隊の関係者だよ」
エルフ「…うん。何より子供がお腹をすかせたままじゃかわいそうだから。それに料理人に助けられたボクの姿かぶっちゃって…」
料理人「…」
エルフ「…お願い料理人。この村を救ってあげてよ」
料理人「わかった。それにしても竜の肉を食べるのは久しぶりだなあ」
エルフ「…?」
料理人「今日は村総出でバーベキューパーティーだ」
54 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:19:06.69 ID:m8t794r10
「竜がでたぞー!」
「みんな避難しろー!」
料理人「おっ、早速出たね。さあて調理開始といきますか」ジュルリ
55 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:21:22.37 ID:m8t794r10
竜A「グオオオオオ」
竜B「グオオオオオ」
女騎士「…くっ、強い…これほどまでとは…しかも2頭…!」
竜A「グオッ」ブン
女騎士「…ッガハ…!」ドシャ
女騎士(これまでか…意外とあっけない最期だったな)
スタスタスタ
女騎士(…誰か来る?)
56 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:24:12.56 ID:m8t794r10
料理人「ハロー女騎士さん。苦戦してるようだねえ」
女騎士「…お前は先ほどの…っ…逃げろ早く!私がおとりになるからその間に…!」
料理人「強がりはやめなよ。今の君ではおそらく5秒も持たないだろう。そのまま頭から食われてジエンドだ」
女騎士「…お前とて同じことだろう!武器すらもたず竜に挑むなんて無謀すぎるっ!」
料理人「でももう倒しちゃったけど」
女騎士「…は?」
57 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:26:06.84 ID:m8t794r10
竜A「」
竜B「」
女騎士「」
料理人「うーん、これだけでかいと村人全員に、1週間分の肉を配分してもかなり余るなあ」
料理人「残りはもらっちゃってもいいかな。エルフ小柄のくせに人の5倍は食べるんだもんなあ」
女騎士(…こ、この男今何をしたんだ…、竜どもに攻撃したのか…?だとしたら何も見えなかった…)
58 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:44:51.14 ID:m8t794r10
ドンチャンドンチャン
女騎士「…」
料理人「こんなところでたそがれて、どうしたの女騎士さん。竜肉のロースト作ってみたんだけど、いかが?」
女騎士「…いらない」
料理人「そうかい?食べるなら早くしないとエルフが全部食べちゃうよ」
女騎士「…」
女騎士「…なあ、お前はいったい何者なんだ」
59 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:49:25.88 ID:m8t794r10
料理人「?ただの料理人だよ」
女騎士「…っ…しかし先ほどの…!」
料理人「そんなことよりお腹すいてるだろ?食べなよ。それに竜から受けたダメージもまだ治りきってないようだしね」
女騎士「…だからいらな」
グウゥー
女騎士「」
60 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 21:53:44.89 ID:m8t794r10
料理人「…」
女騎士「…」
料理人「…」ニヤニヤ
女騎士「…うう」///
料理人「で?どうするの?」
女騎士「…一口いただこう」モグッ
女騎士「!!」
61 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 22:30:50.02 ID:m8t794r10
女騎士(な…なんだこの料理…とてつもなく美味い…少なくとも今まで私が食べたどんな料理よりも…)
女騎士(しかも受けたダメージや体の傷が癒えていく…先ほどの痛みが嘘のように消えていく…)
女騎士「…」ガツガツ
料理人「喜んでもらえたようで何よりだよ。あっちのテーブルにはまだまだあるからたくさん食べてよね」
エルフ「料理人、女騎士と二人きりで何話してるんだ?」ヒョコ
料理人「ああエルフ、いや別に何でも…」
エルフ「…」ムー
62 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 22:34:24.37 ID:m8t794r10
料理人「?なんかエルフさん怒っていらっしゃらないですか?」
エルフ「…ふん別に。それより料理がもうない」
料理人「はいはい。作りに行きますよ」
エルフ「ボク、竜肉のももから揚げと、竜肉とオニオンの薬膳サラダ食べたい。あれすごいおいしかった」ジュル
料理人「俺の料理を気に入ってくれたのは結構だけど、最初に比べて角とれすぎじゃないですかねエルフ?」ニヤニヤ
エルフ「う…うるさい!最初なんだから仕方ないだろう」///
料理人「むきになるエルフたんかわいい」ナデナデ
エルフ「ん…」ピク
63 :
◆rNqXlLipV.
[sage saga]:2018/01/09(火) 22:36:53.14 ID:m8t794r10
料理人「…」ナデナデ
エルフ「…」
料理人「…」ナデナデ
エルフ「…」
料理人「…」ナデナデ
エルフ「…ハッ…頭なでるなー!たん付けるなー!ボクを子ども扱いすんなー!」///ウガー
料理人「かわいい」
女騎士(かわいい)
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/10(水) 03:12:43.33 ID:orYlmptso
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