【ごちうさ】敵兵士「HQ!HQ!」リゼ「ここどこー?………」ウルウル

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1 : ◆RADA/SS//. :2018/01/08(月) 10:24:22.71 ID:R/manMPLO
・リゼちゃんが小学生(9歳)のときのお話です

・口調がおかしかったりキャラ崩壊があるかもしれません

・ごちうさでの小学校は共学か女子校なのかわからないので今回は共学の設定で書かせていただきます



〜回想〜


ー小学校ー

キーンコーカーンコーン……キーンコーカーンコーーン!

担任「今日の授業は以上です。寄り道せず帰りましょう。ではまた明日、さようなら」


サヨーーナラ!!


リゼ「さ、帰ろっと…」オドオド

ガキA「おい天々座」

リゼ「ヒッ!…な、何?A君」

ガキA「放課後ドッジボールやらね?女子の人数足りなくて困っててよー」

リゼ(今日はこの後お父さんとの『くんれん』があるから…断ろう)

リゼ「ええと……その…今日は予定が」

ガキB「はあ!?お前Aの誘い断るってのかよ!?」

ガキA「何?この後予定あるの?」

リゼ「い、いえ…特に何もない…です」ビクビク

ガキB「よぉっし!おいみんなー!天々座が参加するってよー」

リゼ(……はぁ)

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2 : ◆RADA/SS//. :2018/01/08(月) 11:22:05.30 ID:tC9aIWYzo

ーーーーーーーーーーー

ガキB「あーあ、負けてしまったな」

ガキC「誰かさんがあのときアウトにならなければ……クソッ」チラッ

リゼ「……ごめんなさい」

ガキA「しゃあないしゃあない。でも明日こそは絶対勝とうぜ」

リゼ「あ…う、うん。じゃあ私はこれで……」

ガキA「ん、じゃあなー」


ーーーーーーーーーーー

キーンコーカーンコーン…キーンコーカーンコーン!


リゼ(やっと終わった…また絡まれる前に早く帰ろ)ガラッ

ガキA「おーい、天々座ーっていねぇし」

ガキB「あいつ帰るの早すぎw」

ーーーーーーーーーーー


リゼ(宿題のプリント教室に忘れ物しちゃった……うぅ…教室に戻りたくないけど先生に怒られたくないし……戻ろう)

ーーーーーーーーーーー

リゼ(誰もいないといいなぁ……)

ガヤガヤ

リゼ(はぁ……誰かいる)

ガキA「天々座ってさー女子なのにどこか男っぽい雰囲気してるよな。力とか弱いけど」

リゼ(うぅ……)

ガキB「女子から聞いたんだけど天々座って強くなるためにお父さんと毎日『くんれん』してるらしいぜ」

ガキA「毎日『くんれん』してあれかよ。トロいし力よえーし、見てるとイライラするんだよな」

ガキB「わかるwwwwwwww」

ガキA「天々座があんなだからきっとお父さんもとろくて弱いんだろうなwwwwwwwwww」

リゼ(っ!!!)ギリッ

ガキB「俺でも勝てそうwwwwwwwwww」

ガラガラ

ガキA「!?うわ天々座、まだ帰ってなかったのかよ」

リゼ「パパはとろくも弱くもない!!パパはお前らなんかとは違ってとってもとっても強くてしっかりもので…お前らなんてすぐ倒しちゃうんだから!だから……大好きなパパの悪口を言ったお前らを私は許さない!勝負だ!」ダッ

ガキA「おっと」ヒョイ

リゼ「……チッ!うぉぉぉ!」ブン

ガキA「ほっ」ガシ

リゼ(腕を……捕まれた)

ガキA「あらよっと」ブン

リゼ(!!投げられ…)ドサッ

リゼ「ガハッ!」

ガキB「す、すげー」
3 : ◆RADA/SS//. :2018/01/08(月) 11:38:38.62 ID:tC9aIWYzo
ガキA「俺幼稚園の頃から柔道習っててよぉ」

リゼ「……くっ!」

ガキA「お前のノロイ動きなんてお見通し、残念だったな。お前は俺に勝てないよ。いくら『くんれん』をしてもなwwwwwwwwww」

ハハハハwwwwww

リゼ「……うぅ」ポロポロ


ーーーーーーーーーーー


〜リゼ家〜


リゼ父「……」

リゼ「……たぁ!」ヒュッ

リゼ父「足が甘い!」スッ

リゼ「!?」ドサッ

リゼ父「どうした?いつものお前らしくない。いつもより動きに無駄があるぞ」

リゼ「ハァ……ハァ」

リゼ父「おっともうこんな時間か。今日はこのへんに」

リゼ「ま、まだ…」

リゼ父「なに?」

リゼ「まだやります!お願いします!」

リゼ父「…今日はこれまでだ」

4 : ◆RADA/SS//. :2018/01/08(月) 12:09:16.41 ID:tC9aIWYzo
リゼ「私はまだやれる、だから……!」

リゼ父「今日のお前はいくら訓練しても無駄だ」

リゼ「……!それはどういう」

リゼ父「とにかく今日はもう休め」

リゼ「…私がいつまでたっても強くならないから?」

リゼ父「ん?」

リゼ「毎日毎日遅くまでくんれんしても親父に勝てない、いつまでたっても強くなれず私は弱いまま」

リゼ父「……」

リゼ「ねぇパパ、私が毎日してるこのくんれんって意味あるの?」

リゼ父「…今日のお前は変だ。相当疲れてるみたいだな、早く休め」ガチャ

リゼ「ねぇ答えて!強くなるにはどうしたらいいの!?それとも私には才能が……」

リゼ父「強くなるのに才能なんていらない。強くなりたければ続けることだ。俺を信じろ」

リゼ「信じられないよ!パパも……自分自身も」ダッ!

リゼ父「リゼ!」


ーーーーーーーーーーー
5 : ◆RADA/SS//. :2018/01/08(月) 12:21:54.81 ID:tC9aIWYzo
リゼ(なんてことがあって思わず家をでてきちゃった……とりあえず公園で休もう)

〜公園〜

リゼ「はぁ、家に帰りにくくなっちゃった。どうしよう…お金もそんなにあるわけじゃないし……何やってんだろ私。……ん?」

うさぎ「……」

リゼ「あっ!うさぎさんだー♪待ってー」ダッ

うさぎ「…!」ピョンピョン

リゼ「なんで逃げるのー!?待ってー」





リゼ「はぁはぁ、うさぎさん見失っちゃった。うさぎさん足早いなー…………いや、私の足がただ単に遅いだけ…私の足が速ければうさぎさんに追い付けたはずだよね……はは」
6 : ◆RADA/SS//. :2018/01/08(月) 12:47:02.32 ID:tC9aIWYzo
リゼ「クシュン!うう、なんだか寒くなってきちゃった。戻ろう……」テクテク

リゼ「…………」テクテク

リゼ(あれ?こっちの道から来たんだっけ?それともこっちだっけ?)

リゼ「大丈夫……ちゃんと戻れる…よね?」

ーーーーーーーーーーー

リゼ「はぁはぁ」

リゼ(おかしい、公園からくるときはこんなに距離なかったはず。進んでも進んでも木が続いてるだけ)

リゼ「迷っちゃった……どーしよう。携帯もおいてきちゃったし」テクテク


ガサガサ!ガサガサ!

リゼ「ヒッ!な、何?」カクレ

敵兵士「くそ、やつはどこに行った?」

リゼ(人だ……あの人が持ってるのってパパが持ってるものとそっくり!もしかしてパパの知り合いの人かな?)

敵兵士「HQHQ!ターゲットロスト。これより警戒体制に入る!」

リョウカイ!ケイカイヲキョウカセヨ!

敵兵士「見つけたら撃ち殺してやる!」

リゼ(な、なんか怖いよぉ……話しかけようと思ったけどやめといたほうがよさそう……そーっと)ガササ

敵兵士「!!そこだな!」ダッ

リゼ(ヒェ!?し、しまったー!)



敵兵士「……誰もいない、動物だったのか?」



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