八幡「一人も友達いないんで、壁打ちしてていいですか」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/06(土) 18:35:28.93 ID:nUjR5YXJo
体育教師「…………」

八幡「正直、誰かとペア組むとそいつが可哀想なので。俺みたいないやつとペア組まされるとか、罰ゲームみたいなもんですよ」

体育教師「ヒキタニ……お前……」

八幡「いや、俺の名前ヒキガヤですから」

体育教師「あ、すまない……。決して悪気があって間違えた訳じゃ……」

八幡「そういう何気ない一言が一番傷つくんですよね。いえ、別に俺の事じゃなくて一般論ですけど。俺は全く傷付いてないんで平気ですから」

体育教師「…………」

八幡「それで、先生。一人で壁打ちしてていいですか? 壁が友達なんで、俺」

体育教師「……わ、悪かった。お前の好きにしていい。何かすまなかった……」

八幡「うす。あざっす」

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/06(土) 18:47:22.72 ID:nUjR5YXJo
戸部「今の球、マジでヤベーって!」

葉山「大袈裟だな、偶然スライスしただけだよ。悪い」



体育教師「」ハァ……

体育教師「友達が一人もいないか……。あいつらはあんなに楽しそうにテニスをしているというのに、その傍らで一人で壁打ちする生徒もいる……」

体育教師「おまけに名前まで間違えてしまった……。あいつ、傷付いただろうな、きっと……」ハァ……



戸部「マジ魔球だべ、今の! 隼人君パナいわあ!」

戸部「これ、俺もやるしかないでしょ!」

戸部「いきます! 魔球スラーーイス!!」パンッ‼

ヒューン……‼

葉山「あ……」



体育教師「やれやれ……。俺がこんなにも悩んでいるというのに、あいつらはお気楽にホームランかましやが……ん?」
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