ほむら(21)『聖夜に』 マミ(22)『乾杯♪』

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1 : ◆320fzHe6DI :2018/01/06(土) 14:54:52.09 ID:iGO1grEY0
大人になったマミほむです。
クリスマスに投下するはずがこんな時期に・・・

ぼちぼち投下していきます。


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マミホーム


マミ(22)「ジングルベール、ジングルベール、月がでたぁ♪」カチャカチャ

ほむら(21)「・・・」

マミ「おいらは浮かれてポンポコポンのポン、ヘイ♪」

ほむら「巴さん、その歌でたらめよ・・・」

マミ「あら、聴こえちゃった?ふふ、暁美さんはドラ○もんは読んだ事は?」

ほむら「ちょっとだけあるけど・・・全部読んでるわけではないわ・・・ド○えもんと今のその歌と何か関係あるの?」

マミ「分からないなら気にしなくても良いのよ。別に知らなくて困ることじゃないんですもの。」

ほむら「そう言われると逆に気になるじゃない・・・」ホムン



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515218091
2 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 14:55:47.17 ID:iGO1grEY0
マミ「また、そのうち教えてあげるわ。はい準備できたわよ♪」

ほむら「二人のささやかな女子会なのにずいぶん豪勢な食事ね。」

マミ「せっかくのクリスマスなんですもの。いつもより腕を振るっちゃったわ。」マミン

ほむら「じゃあ、これ。飲み物の方は私が準備したから。あと巴さん紅茶に入れるかなと思ってリキュールも買ってきたんだけど・・・」

マミ「わぁ、ありがとう。それじゃ早速使わせてもらおうかしら♪ちょっと紅茶準備してくるわね。」

ほむら「いきなり?てっきり巴さんは最初の一杯はとりあえずビールってなると思ってスーパード○イ買ってきたんだけど・・・」
3 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 14:56:21.25 ID:iGO1grEY0
マミ「なぁに?そのイメージ。そんなとりあえずビールだなんておじさんじゃないんだから。」

ほむら「なんだかイメージ的に仕事から帰ってきたらまずは冷蔵庫に直行して缶ビールを開けてそうだなと思って・・・」

マミ「思ってって・・・私がそんなことしてるの見たことないでしょう?」

ほむら「見たことはないんだけど・・・何故か頭にそういう姿が鮮明に浮かぶのよね・・・平行世界か何かかしら・・・?」

マミ「平行世界って・・・まぁ良いわ。はい、紅茶準備できたわよ♪これにリキュールをちょっと入れて・・・」

ほむら「一応後で試してみようと思ってウイスキーも持ってきてるから。」

マミ「あら、ありがとう。ウイスキーも紅茶と合うらしいわね。楽しみだわ。」

ほむら「それじゃ、2人しかいないけど聖夜に。」

マミ「乾杯♪」カチャン
4 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 15:02:54.19 ID:iGO1grEY0
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ほむら「それにしても・・・」

マミ「そうねぇ・・・」

ほむら「・・・」

マミ「一緒に住んでると2人で女子会って言ってもなんだかいつもの晩御飯となんにも変わらないわね・・・ちょっと食事がクリスマスっぽいくらいで。毎年のことだけど・・・」

ほむら「・・・アルコールがあるわ・・・」

マミ「まぁ、確かに普段はお互いあんまりお酒は飲まないものね。」

ほむら「何か話しようにも職場も一緒だと特に目新しい話題もないし・・・本当にいつもの晩御飯ね・・・」
5 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 15:28:57.54 ID:iGO1grEY0
マミ「あ、そうそう。目新しいといえば先々週暁美さんに納車された可愛らしい車。あれ聞きたかったよ。急にどうしたの?」

ほむら「チンクエチェントのことかしら?」

マミ「チンク・・・?あの小さなルパ○が乗ってそうな車。あんまり見ない車だから急に車に目覚めたのかな?って思って。」

ほむら「チンクエチェントよ・・・イタリア語で500。というかあなた昔はティロ・フィナーレとかレガーレとか叫んでたのに何でイタリア語分からないのよ・・・」

マミ「その話はやめて!!蒸し返さないで!!」

ほむら「まどか達と学生時代に合宿免許取りに行った時に3人でどんな車が欲しいのかって話してたのよ・・・」

マミ「ちょっと待って。なにその仲良し組で合宿免許って?私誘われてないんだけど!」

6 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 15:30:09.64 ID:iGO1grEY0
ほむら「だってあなた、私達の一個上だから私達が合宿に行った時にはもう免許持ってたじゃない。」

マミ「そんなの!みんなが行くって知ってたら・・・私だって1年くらい待ったのに・・・」

ほむら「なに馬鹿なこと言ってるの・・・で、その話をした時にまどかがね・・・」

マミ「あら?3人って暁美さんと鹿目さんとあと一人は?美樹さん?佐倉さん?」

ほむら「いちいち話の腰を折るわね・・・わたしとまどかと美樹さんよ。杏子は16の時に二輪の免許取ってるから合宿で取る意味がないのよ。」

マミ「あぁ、そういえば佐倉さんカッコいいバイク乗ってたわねぇ。ドロドロドローって♪」

ほむら「話もどして良いかしら?どんな車欲しいかって話してた時にまどかがこう言ったのよ。」

――――――

まどか『ほむらちゃん、わたしねFIAT500なんて可愛らしくて乗ってみたいなぁなんて思うんだ。』ティヒヒ

――――――

ほむら「二人でおそろいも悪くないじゃない、なんて思ってそこからは学生時代のバイト代も今の職場の給料もずっとあの車を買うために貯め続けてたのよ。」
7 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 15:38:54.75 ID:iGO1grEY0
マミ「えっと・・・FIAT500っと・・・あぁこれね。確かに鹿目さん好きそうだけど・・・あれ?」ムニムニムニ

ほむら「だから先週の土曜日納車されてまず一番最初にまどかに会いに行ったわ。二人でちょっと遠出しましょうって。」

――――――

まどか『すごい!すごいよぉ!ほむらちゃん!!早く隣乗せてぇ!』ウェヒィ!!

――――――

ほむら「・・・と私の予想ではこうなるはずだったんだけど・・・」

――――――

まどか『あ、ほむらちゃ〜ん。わぁ・・・この車買ったんだね・・・』ティヒヒ…

ほむら『・・・?まどかがいいなって言ってたFIAT500よ?しかもまどかが将来買った時に一緒に並べて映えるように薄い紫にオールペンしてもらったわ。』

まどか『え??これFIAT500・・・なの??え??』

ほむら『????』ホムン

――――――

ほむら「・・・まさか・・・まどかの欲しいFIAT500が3代目の奴だとは思わなかったのよ・・・」

マミ「よねぇ・・・だって今スマホで画像検索したけど・・・出てくるのは新しいのばっかで。暁美さんが買ったやつって・・・時々何枚か紛れ込んでるこの古い奴よね?で、多分鹿目さんが欲しがってるのがこの新しい可愛らしい車よね?」
8 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 15:41:43.42 ID:iGO1grEY0
ほむら「・・・ふふふ・・・まどかは優しいから・・・困った笑顔でオーディオもナビも何も快適装備もないあんな狭い車で長距離ドライブ付き合ってくれたわ・・・信号待ちで1速に入れるたびにギア鳴りさせてまどかに不快な思いさせて・・・道中立ち寄ったSAから出るときにエンジン、カブらせて・・・ベチョベチョになったプラグ手入れしてる間ずっと極寒のSAで待ちぼうけさせて・・・ふふふ・・・あの時のまどかの寒そうな顔が忘れられないわ。」

マミ「ほら、落ち込まないの。鹿目さんの事だもの。きっとそれも良い思い出だよって笑って許してくれるわ。」

ほむら「挙句の果てに帰りにはガス欠で寒空の下立ち往生・・・まさか旧い外車の燃料計がどんぶり勘定だなんて知らなかったわ・・・ふふ・・・きっともう誘っても二度と一緒にドライブ行ってくれないわね・・・」

マミ「あぁ・・・もう・・・二人でお出かけするときは私の車貸してあげるから。その代わり暁美さんの車で今度ドライブに連れてってちょうだい♪」

ほむら「巴さんの車・・・可愛らしいけど・・・二人でデートって感じの車ではないわよね・・・?」

マミ「あら?荷物も沢山載るし、車中泊もできて便利じゃない。しかも見た目も可愛らしいし♪」


参考画像
2代目FIAT500
ttp://car-moby.jp/wp-content/uploads/2016/04/af6dcb7926e720a9c26e99ff5be4fc3b.jpg
3代目FIAT500
ttps://picture1.goo-net.com/7009572309/30171014/J/70095723093017101400100.jpg
9 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 16:06:12.80 ID:iGO1grEY0
ほむら「なんて名前だったかしら?よく乗せてもらってるけどあの車お尻にクラシックって書いてあるだけだから・・・」

マミ「サンバー・クラシックよ。ホントはワーゲンバスが欲しかったんだけどねぇ。」

ほむら「そうそう。三番・クラシック。でも意外ね。巴さん、絶対イタリアの車欲しがるものだと思ってたから。旧いムルティプラとか。国産の軽自動車買ったって聞いたときは正直びっくりしたわ。」

マミ「ムルチ??外車も欲しかったけどねぇ。維持してく自信もないし何かそれっぽい車ないかなぁって探してたらサンバー・クラシック見かけてね♪あら、可愛いと思ってすぐ決めちゃったわ♪」

ほむら「ワーゲンバスが欲しかったのなら街中でたまに見かけるワーゲンのバスっぽく改造してある軽自動車じゃダメだったの?三番・クラシックとかじゃなくて。」

マミ「悪くないんだけどねぇ。なんだかああいうのって個人的にねぇ・・・なんだか憧ればっかり前面に押し出してるみたいで・・・考えすぎなのかもしれないけど・・・」

ほむら「考えすぎよ・・・」
10 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 16:44:16.36 ID:iGO1grEY0
マミ「そういえば美樹さんは何か言ってた?どんな車が欲しいとか。」

ほむら「あぁ、コルベットが欲しいとか寝言言ってたわ。」

マミ「あら、可愛らしい名前ね♪お菓子みたいで可愛いじゃない♪」

ほむら「あなた、どんな車か知ってて言ってるの?」

マミ「知らないけど・・・名前からするとコロコロしたマカロンみたいな雰囲気の車かなぁって。」

ほむら「そう・・・まぁ別に知らなくて困ることはないから良いんだけど・・・」

マミ「え・・・っと・・・・コ・ル・ベッ・・・」ムニムニ

ほむら「巴さん、調べるのは止めておきなさい。美樹さんが念願叶ってその車を買った時にどんな車か知ってたら新鮮味がないでしょう?」

マミ「それもそうね。それにしても美樹さんは何に乗っても絵になりそうよねぇ。マーチでもサーフでもミニバンでもなんでも似合いそうと言うか。」

ほむら「そうね。私がSUVやミニバンに乗ってたらすごく絵にならないのは容易に想像がつくわ。」


参考画像
シボレー・コルベット
ttp://kurubee.jp/wp-cntpnl/wp-content/uploads/2016/01/000.jpg
11 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 16:49:22.06 ID:iGO1grEY0
マミ「絵になるといえば佐倉さんよねぇ。ハーレーって言うんだっけ?ああいうの。革ジャンにデニムのパンツでドロドロドローって来た時は女の子同士なのにキュンときちゃったわ♪」

ほむら「巴さん、残念ながらハーレーは総称じゃなくてバイクメーカーの名前よ。あと杏子が乗ってるのはハーレーじゃなくてトライアンフよ。」

マミ「トライ・・・?何・・?そうなんだ。ああいうドロドロドローっていう黒いバイクって全部ハーレーって言うんだと思ってたわ。」

ほむら「トライアンフよ。ちなみに去年みんなでアウトレットに服見にいった時に杏子が下着屋の前で大騒ぎしてたの覚えてないかしら?」

マミ「なんだかそんなこともあったような・・・案内見てたら急に佐倉さんがここ行きたい!!って走り出して・・・あ!そうそう!それでみんなで追いかけたら下着屋の前で騒いでたわ!!でも結局入らずに他のお店行ったのよねぇ。あれ一体なんだったのかしら。」

ほむら「その時の下着屋の名前がトリンプ・ファクトリー。杏子の乗ってるバイクのメーカーがトライアンフ。この二つ、名前は全然違うけどローマ字表記の綴りが一緒なのよ。」

マミ「あらぁ、そういうことだったのね。でもアウトレットパークなんだからバイク屋さんがないことくらい想像できそうなものなのにねぇ。」

ほむら「今はポルシェ・デザインってアパレルブランドもあるのよ。あそこのアウトレットにも入ってたんだけど。だから杏子もトライアンフがそういうアパレル業界に手を出したもんだと思って期待にない胸を膨らませて飛び出した結果があれだったのよ。」

マミ「暁美さんもそんな佐倉さんの事言えるほど胸は・・・」

ほむら「黙りなさい。」

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――


参考画像

トライアンフ・ボンネビル
ttp://motosquare.jp/triumph/images/20131024/131030_t100se_650.jpg

トリンプ・ファクトリー
ttps://s3-media3.fl.yelpcdn.com/bphoto/W_77PHLP1OlH5YMftfyTIA/l.jpg
12 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 17:35:50.83 ID:iGO1grEY0
ほむら「それにしても、この七面鳥美味しいわ。やっぱりクリスマスはこれよね。去年までは私のリクエストで鍋だったけど・・・こういったいかにもなクリスマス料理も良いわね。」ホムホムホム

マミ「暁美さん。それニワトリよ・・・ちょっと豪勢に丸鶏にしたけどやっぱり正解だったわ。いくら二人とはいえケン○ッキーのチキンじゃ味気ないものね。」

ほむら「それに巴さんが出してくれたこの赤ワインともよく合うわ。やっぱり・・・ロマネ・コンティは別格ね・・・舌触りも滑らかで・・・酸っぱ過ぎず・・・渋みもほどほどですごく飲み易いわ。もう量販店で買うような赤ワインは飲めないわね・・・」

マミ(どうしよう・・・冗談のつもりでロマネ・コンティのラベル貼っただけなのに・・・っていうかロマネ・コンティが紙パックで販売してる訳ないじゃない!!今更amaz○nで690円の国産だなんて言ったらしばらく口利いてくれなくなるだろうなぁ・・・)

ほむら「私ばかり味わってたら悪いわ、こんな高いワイン。ほら巴さんもビールばっかじゃなくてこっちも飲んで。」トットットットット…

マミ「それじゃ・・・いただこうかしら・・・」クイッ

ほむら「このほど良い甘さも良いわ・・・巴さんの用意してくれた七面鳥の塩加減とすごいマッチするのよねぇ。やっぱり私には辛口よりもこういうちょっと甘みのあるワインの方が合うわ。」

マミ(それ・・・どちらかっていうと辛口の部類に入るんだけどなぁ・・・あとニワトリ・・・)
13 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 17:36:40.33 ID:iGO1grEY0
ほむら「今日は静かなのね?いつもの晩御飯の時みたいに喋ってくれないとなんだか調子が狂うわ。」

マミ「え??あぁ、ごめんなさい!!・・・そうそう、仕事はもう慣れた?」

ほむら「唐突ね?私の答えよりも巴さんから見てどうなのかしら?しっかり出来てるように見える?」

マミ「私から見ればしっかり保育士できてるわ。私が新米の頃よりもずっとしっかりやれてると思う。親御さんからの評判も良いしねぇ♪」マミン

ほむら「なら良かったわ。正直あまり自信はないのよね・・・」

マミ「それよりもなんで保育士になったの?いつ聞いてもはぐらかされちゃうし・・・そろそろ教えてくれても良いんじゃない?」

ほむら「別に隠すような理由でもないんだけど・・・ただ昔まどかの家に行った時、たっくんと遊んであげたり・・・杏子のところのゆまちゃんと遊んであげたりしてるうちに・・・私意外と子供が嫌いじゃないんだなって・・・」

マミ「なるほどねぇ。私はてっきり鹿目さんと同じ学校に行って同じ仕事をするものだと思ってたから。専門学校の新入生の中にあなたの顔を見つけた時はびっくりしたわ。」
14 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 17:37:40.10 ID:iGO1grEY0
ほむら「まどかは詢子さんが独立した時に役立ちたいって大学に行っちゃったから・・・あと私は大学とか行かずにとにかく早く働いて自立したかったのよね。昔っから病気で親に迷惑かけたりしてたから・・・」

マミ「一人でも頑張れてますよって姿を見せてあげたかったのね?ふふふ」

ほむら「・・・・・」コクン

マミ「なんて可愛らしいのかしら、私のほむちゃんは・・・健気ねぇ・・・もう抱っこしてあげちゃう!」ギュゥゥゥ

ほむら「ちょ・・・巴さん・・・苦しい・・・」

マミ「ふふふふ・・・」ナデナデナデ

ほむら「ちょっと巴さん!酔ってるでしょ!!」ホムホムホム

マミ「マミお姉さんは酔ってなんかいませぇん。あぁん・・・暁美さんのほっぺ柔らかくてトロフワねぇ・・・いつまでも触っていたくなるわぁ・・・」マミマミマミ

ほむら「あぁ、もう!絶対酔ってる!!」

ゴッ!!!!

――――――

――――

――
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 20:10:37.31 ID:2V8Bd31Y0
マミほむクリパスレだと思ったら自動車スレだった(歓喜)
ほむらちゃんはSUVも似合うと思うけどなあ
期待
16 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 22:26:07.73 ID:iGO1grEY0
マミ「あれ・・・?私寝てた・・・?」

ほむら「みたいね・・・きっと飲みすぎでしょう?」

マミ「そんな酔うほど飲んでないんだけどなぁ・・・楽しかったのは覚えてるんだけど・・・でも頭ガンガンするし・・・知らないうちに飲みすぎちゃったのかなぁ・・・」

ほむら(盾でしこたま後頭部をぶん殴ったなんて言ったら流石に怒るかしら・・・)ホムン

マミ「うー・・・ん・・・まぁいいわ。飲みなおしましょう♪」

ほむら「その前に一回シャワー浴びさせてもらえる?飲んだせいか・・・ちょっと汗ばんじゃって・・・」
17 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/06(土) 22:26:40.04 ID:iGO1grEY0
マミ「あらあら、相変わらずお酒はあまり強くないのねぇ。じゃあ暁美さんがシャワー行ってる間、マミお姉さんは一人で寂しく飲んでるわ。」

ほむら「・・・あなたも後で入った方が良いわ。いつになく酔っ払ってるみたいだし。」

マミ「そんなに酔ってないわよぉ。」

ほむら「・・・典型的な酔っ払いの発言ね。とにかくシャワー浴びてくるわ。」

マミ「はぁい、いってらっしゃぁい。」

――――――

――――

――
18 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/07(日) 00:38:03.83 ID:gGB5PbyM0
ほむら「巴さーん、シャワー空いたわよー。」

マミ「あらぁ、早かったのねぇ。ちょっと待ってねぇ、今いい所だから・・・ふふふふふふふ」

ほむら「・・・巴さん・・・スーパード○イの空き缶が大量に増えてるけどまさかこの量ひとりで飲んだの?」

マミ「もう暁美さん!酔っ払ってるの?あなたと私しかこの家にはいないのに私以外誰が飲むのよ。うふふふふふふ。」

ほむら「あぁ・・・もうお手本どおりの酔っ払いだわ・・・」

マミ「待ってねぇ。今いい所だから、ここが終わったら私もシャワー浴びるわ。」

ほむら「・・・?あら懐かしい。七海やちよ主演の「アザレアの花咲く」じゃない。高校生の頃みんなで観に行ったわね。七海やちよの演ずるこのはの演技が心を打つのよねぇ。」

マミ「そうそう。懐かしいでしょう?ぶーっ・・・・ふっふっふ・・・あぁ、面白い。」

ほむら「これって孤児院で出会った3人の女性の絆の話よね?笑うところあったかしら??」
19 : ◆320fzHe6DI [sage]:2018/01/07(日) 00:38:35.70 ID:gGB5PbyM0
『このは!!あやめが・・・!!』

『あやめ!!しっかりするのよ!!私達がついてるから!!』

ほむら「そうそう。高校に入学した頃このあやめって子が病気にかかっちゃってここで死んじゃうのよねぇ・・・この場面でみんなすごく泣いたのを覚えてるわ・・・」

マミ「うふふふふふ。あぁ、ダメだわ。お腹が痛い・・・」

『あちし達は3人で生きてくんでしょ・・・?』

『そうよ!3人で生きていくの!だからお願い・・・神様・・・』

『あちし・・・ひとりは嫌だよぉ・・・ひとりは・・・』アチ死ーン

『あやめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』

マミ「あはははははは!あちしだけにあち死なぁんてねー。いぃぃっひっひっひ!!もうダメ!!息ができない!!!」

ほむら「巴さん・・・あなた絶対に飲みすぎよ・・・すぐシャワー浴びてきなさい・・・」ドンビキ

マミ「あぁ面白かったわぁ♪それじゃシャワー浴びてくるわねぇん♪」

ほむら「・・・冷たい水でも浴びて酔いを醒ましてきなさい・・・」

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