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輿水幸子「Pさんはいい声…」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 12:16:27.06 ID:GOZO3C0b0
幸子「おはようございます!Pさんっ!」
P「おう!おはよう!」
幸子(……Pさん…渋くていい声してますよね……)
P「ん……?どうした?」
幸子「いえ…なんでもないです」
P「そ、そうか……」
幸子「………Pさんっていい声してますよね」
P「な、何だ急に!?」
幸子「…顔もよければモテてたかもしれませんね…」
P「ほ、ほんとになんなんだ!?」
ちひろ「……ふむ…」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1515208586
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/06(土) 14:58:00.01 ID:8emHOJHPo
つづきはよ
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 15:45:18.76 ID:9ZhwRlku0
〜お昼〜
幸子「…ふむ…へぇ……近くにこんなレストランできるんですね…行ってみてもいいかもしれませんね…」
ちひろ「…幸子ちゃん…今、ちょっと…いいですか…?」
幸子「は、はいっ…!ち、ちひろさんいつのまに…」
ちひろ「あ、あぁごめんね!驚かせちゃって」
幸子「いえいえ…!…ボクが雑誌に集中してて気づかなかっただけなので!で、なんですか…?」
ちひろ「うん…。さっき、幸子ちゃん…Pさんに『いい声してますね』って言ってましたよね…?」
幸子「えっ……は、はい…確かに言ってましたけど…」
ちひろ「実は…私もそう思ってたんです!」
幸子「そ、そうだったんですね……。渋くていい声してますよね」
ちひろ「…Pさんに直接言ったことはないんだけど…。この気持ち、分かってくれる人がいて嬉しいなーって思って…幸子ちゃんに話しかけちゃいました…♪」
幸子「そういう事だったんですね!」
ちひろ「…幸子ちゃんは…お家でもPさんの声…聞きたいなーって思ったこと…ないですか?」
幸子「えっ…?」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 17:42:58.95 ID:xzk8yNoB0
346のP:両親に愛されずEZ DO DANCEしてる
765のP:「4」が大嫌いで自分自身がロケットパンチになる
315のP:銀髪の少年兵でアシダカグモのM.O手術を受けた
Pもアイドル達に負けず濃くていい声してるな(中の人的な意味で)
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 17:48:27.03 ID:mjI6fN/Yo
>>4
うっわつまんね
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 18:19:10.90 ID:X8bmbyc/O
>>4
???
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 18:42:56.98 ID:9ZhwRlku0
幸子「お家で…ですか……」
幸子(お家でPさんの声……うーーん…考えたことも無かったですね…。でも確かに…部屋にいる時にPさんの声を聞けたら…ちょっと幸せかもしれませんね…)
幸子「そうですね…考えたこと無かったんですけど…。お家でも聞けるなら聞きたいです」
ちひろ「そうですよねそうですよね!!」
幸子「は、はい…(な、なんだかやけにグイグイきますね…)」
ちひろ「私もそう思うんです!それで……実は…普段のPさんとの会話とかを…録音とかしたりしてるんですよねぇ〜」
幸子「えっ………」
ちひろ「家に帰ってから…録音したやつを聞いたりすると…幸せな気分になれるんです………♪」
幸子「えぇ…………………」
ちひろ「………もしかして引いてます…?」
幸子「いや……そういうわけでは……」
ちひろ「…目が泳いでますけど…」
幸子「ろ、録音はちょっと……その……なんと言いますか………攻めてるなぁって思いまして…」
ちひろ「幸子ちゃん……ものすごく言葉選んで喋ってますね…」
幸子「……………」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 20:39:06.70 ID:9ZhwRlku0
ちひろ「幸子ちゃんは……この破壊力を知らないからそんなふうに言えるんです!」バンッ
幸子「は、破壊力…!?」
ちひろ「ほら!!私のデジタルオーディオプレーヤーに入ってるので聴いてみてください!」
幸子「え、えぇー…いいですよいいですよ…」
ちひろ「そんな面倒くさがらないでっ!」
幸子「も、もう…分かりましたよ…聴きますよー…」
ちひろ「じゃあまずはー…Pさんが朝の挨拶をしてくれるところから…♪」ピッ
幸子(えぇ……そんなところから録音してたんですか……)
P『あっ…おはようございますちひろさん』
ちひろ『おはようございます♪』
P『あれ…ちひろさん…なんだかいい香りしますね…』
ちひろ『は、はいっ…実は…ちょっと香水つけてるんです…♪』
P『なるほど。あれ…?でも…香水ってつけてよかったんでしたっけ…?』
ちひろ『えへへ…♪秘密にしておいてください…♪』
P『あはは。分かりましたよ』
幸子「………………」
幸子(…良い…)
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 01:15:53.24 ID:f5du4S/o0
ちひろ「…あ、今…想像していたよりも良いって思いましたね?」
幸子「な、何言ってるんですか!!そ、そんなことないですよ!!」
ちひろ「えー…本当…?ちょっと口元緩んでましたけどー?」
幸子「そ、そんなことないですー!!そ、それで、この次はなんですか…次を聴かせてください…!」
ちひろ「あらあら…さっきはあんなに引いてたのに…もう虜になっちゃったんですねー…?」
幸子「ち、違いますよ!!とりあえずひと通り聴いておこうかなって思っただけです!」
ちひろ「はいはい〜。じゃあ次は…Pさんがさりげなく缶コーヒーを差し入れしてくれた時のやつを…♪」
P『……はい、どうぞ』
ちひろ『えっ……い、いいんですか?』
P『はい…。いつもお世話になってますから』
ちひろ『あ、ありがとうございます…』
P『そのコーヒー…』
ちひろ『…はい…?』
P『俺が一番好きなコーヒーなんです』
幸子「あまーーーーーーーい!!!」
ちひろ「えぇっ!?」
幸子「な、なんですかこの…この…甘々な感じは!!!羨ましいですよ!!!普段こんな会話してるんですか!?」
ちひろ「ふっ……これが録音の破壊力なんです…」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 01:30:39.90 ID:f5du4S/o0
幸子「ぐぬぬぬ…」
ちひろ「本当にこの時は何気なく会話していたんですよ?でも、これを録音して…改めて後で聴くと……うっとりしちゃうんですよね……なんて言うんですかね…思い出が美化される感じになるんです…あの声のせいで……♪」
幸子「うううううっ…………ボクも…」
ちひろ「……?」
幸子「ボクも欲しいですーー!!!」
ちひろ「あらあらあらあら〜♪」
幸子「あ、あなどってましたよ…正直…。Pさんの声をこうして聴くと…本当に、挨拶だけでもちょっとドキってしちゃいますし…」
ちひろ「うんうんうんうん…」
幸子「……ボクもこれ欲しいです…」
ちひろ「…さすが幸子ちゃん…私が見込んだだけはありますね…。そこで特別に……幸子ちゃんにはこれをあげますね」
幸子「…な、なんですか……このCDは…?」
ちひろ「これは…Pさんのおはようからおやすみまでの何気ない一言を集めたCDなんです…!」
幸子「ほ、ほぅ……」
ちひろ「……幸子ちゃんも…ぜひ…オーディオプレーヤーに入れて楽しんでみてくださいね…♪」
幸子「あ、ありがとうございますっっ!!家に帰ったら早速聴いてみますね!!!」
ちひろ「それを聴いて…声フェチレベルを上げたら…今度は
一緒にPさんの声を録音しましょうね…♪」
幸子(声フェチレベル……?)
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 01:53:38.87 ID:f5du4S/o0
〜幸子の家〜
幸子「…さ、さて……もらったCDのデータはオーディオプレーヤーに入れましたし…さっそく…聴いてみますか…」ドキドキ
幸子「はっっ…!その前にっ!確か…部屋の鍵はしっかり閉めておくようにってちひろさんが言ってましたね…。理由は分かりませんが…閉めておきますか…」ガチャッ
幸子「気を取り直して……再生…」ポチッ
P『…おはようございます』
幸子「おおっ…」ドキッ
P『ふぁあ…っと…すみません…気を抜いて欠伸しちゃいました…』
幸子「あわわっ…Pさんの眠そうな声…良い…」ドキドキ
P『えっ……ワイシャツのボタン…かけ違えてる…?あっホントだ!!あ、あははっ…お恥ずかしい…』
幸子「はぅっ……かわいい…渋いのにかわいい…」ドキドキ
〜〜〜〜〜〜
幸子「はぁぁ…………堪能しました…」ニヤニヤ
幸子「最高のCDでしたね……」
幸子「あ、あぁ…もう顔がニヤけちゃって…も、戻らないです……。なるほど…確かにこんなところパパやママに見られるわけにはいきませんよね…鍵はかけておかないとだめですね…」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 02:06:58.30 ID:f5du4S/o0
〜次の日〜
幸子「ち、ちひろさんちひろさん…」
ちひろ「あ、幸子ちゃんっ!どうでした?あのCD…」
幸子「……最高でした…!!もう…最初から最後までドキドキしながら聴いてました…!」
ちひろ「あぁっ!さすが幸子ちゃんっ!分かってる…!!」
幸子「ボクの中に眠っていた何かを…ちひろさんに掘り起こされてしまいましたよ…」
ちひろ「ふっ……これからも一緒に…声フェチ道…極めましょうね!」
幸子「は、はい!!(声フェチ道…?)」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 02:13:13.92 ID:f5du4S/o0
幸子「そ、それで…その……Pさんの声の…録音の事なんですけどぉ…」モジモジ
ちひろ「ふっ…幸子ちゃんの声フェチレベルならもうそのステップに上がっても良さそうですね……!じゃあ幸子ちゃん…!今日から録音…やってみましょう!」
幸子「は、はい!」
ちひろ「特別に…前に私が使っていたボイスレコーダーを貸してあげますね!」
幸子「あ、ありがとうございます!」
ちひろ「これで……たくさん録音しましょうね…♪」
幸子「は、はいっ!!」
P(なんだか話が盛り上がってるみたいだ…。ちひろさんと幸子って……あんなに仲良かったっけ…)
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 03:47:25.31 ID:f5du4S/o0
幸子「フフーン♪フフフーン♪」
P「今日は…上機嫌だな…?」
幸子「ええ…♪…昨日、ちひろさんに凄くいいCDを貰いまして…♪」
P「ほぉ…そうなのか…。そんなに良かったのか…。今度俺にも聴かせてくれよ」
幸子「それはダメです!!!」
P「ええっ!?な、なんで!?」
幸子「……女性用なので…」
P「CDに女性用も男性用もあるかよ……」
幸子「ダメなものはダメなんです…!」
P「えぇー……。ったくぅ…ケチだな…」
幸子(はぁぁ…この会話…帰ったら聴いてみましょう…)ワクワク
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 10:34:30.38 ID:GcnoGvmpo
これBLもんと勘違いされるんやないか?
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 10:36:44.59 ID:y05USxcAo
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつ
/ (●) (●) \
| 、" ゙)(__人__)" ) ___________
\ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | |
__/ \ |__| | | |
| | / , \n|| | | |
| | / / r. ( こ) | | |
| | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 13:27:42.92 ID:He/nSRHTO
幸子「はぁ……今日もPさんの声…素敵ですね…」ドキドキ
幸子「こうしてイヤホンで聞いてると……なんだかPさんがそばで話してくれているような感覚になって…ドキドキします…♪」
幸子「…………こんな趣味…ちひろさん意外には言えませんね…自分で言うのもアレですが…完全に変態です…」
ラインッ!
幸子「…ん?あれ、ちひろさんからLINEがきてますね…」
ちひろ《ついに…最高のCDが出来上がりました。期待しててください》
幸子「えぇっ…!?い、一体何が……。最高のCDって…つまりそういうことですよね……?つ、次に事務所に行く時が楽しみすぎますね…」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 18:25:48.77 ID:Y2vz6V3A0
〜事務所〜
ちひろ「はぁ……ついに…ついに完成してしまったわ…」
幸子「ち、ちひろさん!!一体どんなCDを…」
ちひろ「幸子ちゃん…来たんですね…。ふっ…ふふっ…声フェチにとって最高のCD……。そう………添い寝ボイスCDです!!」
幸子「そ、添い寝ボイスCD!?」
ちひろ「Pさんに…お仕事として頼んでセリフを読んでもらいました…。眠れない夜に聴くと朝まで眠れなくなるCDです!!」
幸子「き、聴くと眠れなくなる添い寝ボイスCD…」
ちひろ「声フェチ仲間の幸子ちゃんには特別にタダであげますね!!」
幸子「ええぇっ!いいんですか!?(それなりにお金は必要かと思って万札用意してきたんですけど…)」
ちひろ「いいのっ!!この感動を共有したいからっ!このCDはね……夜寝る前に…ベッドの中で聴くとより効果がありますからね!もちろん部屋の鍵はしっかりしめて音漏れしないように…ね♪」
幸子「は、はいっっ…」ドキドキ
ちひろ「………音漏れしてなくても幸子ちゃんの声が部屋から漏れちゃうかもしれないから…それも気をつけてね…?」
幸子「は、はぃ…」///
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 21:27:36.68 ID:FBI1dq5oo
濡れてしまうっ!
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/08(月) 01:48:08.61 ID:1b6NTjbR0
〜幸子の家〜
幸子「つ、ついに添い寝ボイスを聴く時がきましたね…!!聴きたくてうずうずしていましたが…なんとか我慢しましたよ…」
幸子「と、とりあえずしっかり鍵をかけて…」ガチャッ
幸子「ベッドの中に入って……。よ、よし…あとは…た、楽しむだけですね…」ドキドキ
幸子「タイトルは…もしもシリーズ第1弾、もしもPさんがお兄ちゃんだったら…ですか…。な、なるほど兄妹っていう設定なんですね……」ワクワク
ポチッ
P『………ん?どうした…?こんな遅くに俺の部屋に来るなんて…』
P『そうか…眠れないのか……。よし、じゃあ久しぶりに一緒に寝るか…?』
P『ははっ…。何年ぶりだろうな…こうして一緒に寝るのは…。昔は毎日一緒に寝てたなんて…信じられないよな…』
幸子(あっあっあぁ…目を瞑って聴くと本当に横にPさんがいるみたい…)ドキドキ
P『……こうして近くで見ると…お前…案外かわいい顔してるんだな』
幸子(はぅっっっ…)キュンキュン
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/08(月) 02:03:30.30 ID:1b6NTjbR0
P『あははっ。ごめんごめん…。案外は余計だったな
…。悪かったて……ほら、頭撫でてやるから…機嫌直してくれよ…』
幸子(あぅ……ほ、ほんとに頭を撫でられているような感覚に……って何やってるんですかボク…無意識に自分で自分の頭を撫でてました……)
〜〜〜〜〜〜〜
P『………っと…もうこんな時間か…。悪いな…寝に来たのにこんな遅くまで話しに付き合わせちまって…』
幸子(いえいえいえいえ…最高でした…最高の時間でした…)ドキドキ
P『じゃ…そろそろ寝るか…』
幸子(ああっ…Pさんの顔がすぐ横にきてるのを感じますっっ)ドキドキ
P『………おやすみ』
幸子(っっっ…!!囁き声っっ…!!)キュンッ
幸子「……はぁ…はぁ…はぁ………こ、これは…ヤバイです…破壊力が高すぎます……こ、こんなの寝られるわけないじゃないですか………」
幸子「ううっ…は、鼻血が………とりあえず拭かないと…」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/09(火) 02:00:13.42 ID:N0hUgH2V0
幸子「………あぁ…外が明るくなってきました……。結局朝まで眠れませんでしたね…」
幸子「眠れなくなる添い寝ボイス…これからは次の日がおやすみじゃないと聴いちゃいけませんね…」
幸子「1週間に1回の楽しみだと思えばいいですね…♪」
〜事務所〜
幸子「………」ウトウト
P「おーーーい幸子…?」
幸子「ハッ!な、なんですか!?」
P「えらく眠そうだな…?大丈夫か…?」
幸子「は、はい……ちょっと……昨日はあんまり寝られなくて…」
P「そうなのか……何かあったのか…?」
幸子「そ、それは………と、特にないです……」
P「そうか……。何かあったら相談してくれよ…?」
幸子「は、はぃ…ありがとうございます…」
幸子(絶対言えない………)
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/09(火) 02:12:34.03 ID:N0hUgH2V0
幸子「ち、ちひろさん!!あのCD…最高でしたっ!!!」
ちひろ「どう?興奮して眠れなくなったでしょう?」
幸子「はい……目を瞑る度にあの声を思い出して眠れなくなりました……。聴くのは1週間に1回だけにします…」
ちひろ「うん…。そうした方がいいですよ」
幸子「仕事に影響が出ないように…楽しみますね…」
ちひろ「………」
幸子「………どうしました…?」
ちひろ「………幸子ちゃんは……もう…大人…?」
幸子「えっ…それは…どういう…」
ちひろ「実はね………もう一つ…あるの…」
幸子「何が…ですか…?」
ちひろ「Pさんにセリフを読んでもらって…作成したCDが…もう一つあるの」
幸子「えぇっ…!?」
ちひろ「でも……ちょーっと…刺激的で…幸子ちゃんには早いかなーって思って渡してなかったんですけど……欲しい…?」
幸子「欲しいですっっ!!」
ちひろ「まあ……ですよね…?」
幸子「い、い、いくらですか!?」
ちひろ「い、いえいえ…お金は大丈夫なんですけど……。刺激的だから…気をつけてくださいね…?」
幸子「は、はい……」///
ちひろ「………夜寝る前に聴いたら…かなり捗ると思いますよ……♪」
幸子「な、な、な、何が捗るのかわかりませんけど夜寝る前に聴いてみますね…」///
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/09(火) 03:27:49.87 ID:N0hUgH2V0
〜幸子の家〜
幸子「……もしもシリーズ第2弾…もしもPさんが…幼なじみだったら…ですか…」ドキドキドキドキ
幸子「なぜかCDと一緒にマッサージ機を渡されました………。このCDとどう関係があるのかよく分からないのでとりあえず置いておきましょう…」
幸子「ちひろさんは…刺激的な内容と言っていましたが…どんな感じなんでしょうか…」ワクワク
幸子「早速…ベッドに入って聴いてみましょう…」ポチッ
P『よう、遊びに来たぜ…!ん?急に入ってくんなって…?今更何言ってんだよ』
P『ふっ…まったく…相変わらず物が散らかってるんだな…お前の部屋は』
P『仕方ねぇ。掃除の手伝いしてやるよ』
P『漫画やらゲームやら…ちゃんと元あった場所に片付けたらこんなに散らかることはないんだがなぁ…』
P『ん……?なんだ…ここだけは綺麗にしてるんだな……。え?宝物がしまってあるから…?ははっなるほどな』
P『どれ、お前の宝物ってのはどんなものなのか…見せてもらうことにするかな…。………これは……俺が昔に渡した…ラブレター…か…』
幸子(ラブレター…!?)ドキドキ
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/09(火) 03:43:37.36 ID:N0hUgH2V0
P『こんなもの大事にとっておいたのかよ……。それで……返事は……どうなんだ……?これを渡した時…お前は笑って…返事してくれなかったが…』
P『あの時、言っただろ?……10年後……返事を聞きに行くって……。ふっ……。俺は…本気だったんだぜ…?そして今も…本気で……お前のことが好きなんだ…』
幸子(うわぁぁぁっっ…)///
P『どうなんだ……?』
幸子(……)ドキドキ
P『………決められない…か…』
幸子(あわわわ…Pさんが…近づいてきてるのを感じます…)
P『………それなら…今から俺に惚れさせてやるよ…』ドンッ
幸子(ふぇっ……!?ど、ドンって……か、壁ドンですかっっ…)ドキドキ
P『愛してる……』チュッ
幸子(っっっ!?み、耳元でっっ愛してる…ってっっ…し、しかも今っ…キス…しましたよね……!?や、やばいです…これはもう……)キュンキュンキュンキュン
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/10(水) 01:59:27.98 ID:DpBTCqp80
はよはよ
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/13(土) 22:20:19.53 ID:yoSukMI70
P『…抵抗しないんだな……。いいのか…?』
幸子(……は、はぃ…いいです…)ドキドキ
P『こんなふうに………無理やりベッドに押し倒しても…か?』ドサッ
幸子(…!?べ、ベッド…!?えっえっ…もしかして…今から……へ、変なこと…始めるんですか…!?)ドキドキドキドキ
P『…ふっ……。そうか…じゃあ…………シようか…』
幸子(うわぁぁぁぁぁぁっ!!こ、これ以上は聴いちゃいけない気がぁぁぁ…で、でも……ここで止めるなんて………無理…です…)
P『……カワイイ下着…履いてるんだな……。今日…俺が来ること…意識してくれてた…ってことか…?』
幸子「そ、そういうわけじゃ……み、見ないでください…恥ずかしいですよ……」ドキドキ
P『ふっ…見ないでくれって……そう言いつつあんまり隠そうとしてないじゃないか……。むしろ…触って欲しそうに見えるが…?』
幸子「ちょ、ちょっとPさんっどこ触ってるんですかっっ…や、やだ…だめですよ……」ドキドキドキドキ
幸子のパパ(えっ…………P…さん……?)
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/13(土) 22:33:26.13 ID:yoSukMI70
幸子のパパ「ま、ママ!!ママ!!」
幸子のママ「はいはい、どうしたの?」
幸子のパパ「い、今っ!幸子がっ!!部屋で!!事務所のPに襲われてる!!!」
幸子のママ「……はぁ…?」
幸子のパパ「さ、さっき部屋で!幸子が……Pさんやめて…って言ってたんだ!!」
幸子のママ「何かの聞き間違いじゃないの…?Pさんなんて…家に来てないわよ…?電話でもしてたんじゃないの…?」
幸子のパパ「そ、それは…そうかもしれないけど……で、でも!ギシギシ聞こえたんだ!!」
幸子のママ「……聞き間違いだとは思うけど…見に行きましょうか……」
幸子のパパ「包丁を…包丁を持っていこう…」
幸子のママ「…あなた…言っておきますけど、後でお説教ですからね…?」
幸子のパパ「…な、なんで!?」
幸子のママ「娘の部屋から聞こえてくる音に聞き耳立てて……あなた何してるの…!」
幸子のパパ「ち、違うんだ…俺は…カワイイ幸子が部屋で何をしているのか気になってしまって…つい…幸子の部屋のドアにへばりついてしまうだけで…」
幸子のママ「はいはい」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/13(土) 22:40:59.39 ID:yoSukMI70
幸子のパパ「………ほら、ママ…耳をすまして…」
幸子のママ「……………」
幸子のパパ「……………」
幸子のママ「………何も…聞こえないわよ…」
幸子のパパ「…………あれ…」
幸子のママ「……………幻聴じゃないの…?」
幸子のパパ「そ、そんなわけが…」
幸子のママ「……………」
幸子のパパ「うぅ………は、入ってみよう!!」
幸子のママ「……中に入ってあなたに暴れられたら幸子も迷惑よ…やめておきましょう」
幸子のパパ「えええっ…そんなぁ……」
幸子のママ「さて……じゃあ、今からお説教タイムよ…」
幸子のパパ「ええぇっっ……」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/13(土) 22:46:18.50 ID:yoSukMI70
幸子「………………」
幸子「………………」
幸子「………ふぅ…」
幸子「……このCDがいけないんです……。あんな声であんなことされたら………そりゃあ…」
幸子「……ちひろさん…ありがとうございます…」
幸子「………もうこんな時間ですか…そろそろ寝ないと…」
幸子(……もしかしてボク…途中から…声……出しちゃってたり……しましたかね…?聞かれてないといいんですけど…)
幸子「………………寝る前に下着変えておきましょう…」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/16(火) 23:24:50.47 ID:T/0PPElbo
これは(幸子もPもちひろさんも)まずいですよ!
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/20(土) 20:15:56.78 ID:boAOq81JO
幸子パパもマズいですよ?
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 00:06:38.39 ID:VbmGFQSv0
〜事務所〜
幸子「ち、ちひろさん…」
ちひろ「あ、幸子ちゃん!どうでした…?あのCD?」
幸子「……良かったです!」
ちひろ「…捗ったでしょう?」
幸子「………」///
ちひろ「あらあら…♪」
幸子「……ま、また…新しいの入ったら…お願いしますね…!」
ちひろ「任せてくださいっ!またお仕事としてPさんにお願いしときますから!」
幸子「た、楽しみにしてます!」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 00:22:15.18 ID:VbmGFQSv0
幸子(うう……昨日夜遅くまで楽しんでしまったせいか……なんだか頭がぼーっとしますね…やっぱり睡眠はちゃんととらないといけませんね…)
幸子(それに……なんだか…ちょっと寒気も…)プルプル
P「…どうした…?なんだか…顔色が悪いぞ…?」
幸子「だ、大丈夫です……」プルプル
P「ほんとか……?体も震えてるじゃないか…寒いのか…?」
幸子「……は、はい…なんだか今日は冷えますね…」
P「……室内は暖房が効いて少し暑いくらいなんだが…ちょっとこっち来て…熱測ってみろ…」
幸子「は、はい……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
P「…37.8℃……風邪っぽいな…。よし、今日は帰るんだ」
幸子「う、うぅ……はい…すみません…」
P「……って言っても一人じゃ帰れないよな……送ってやるよ」
幸子「そ、そんな!悪いですよ…」
P「フラフラの状態で一人で帰れなんて言えないよ…」
幸子「す、すみ…ませ…」フラッ
P「おおっと……!危ない…」ガシッ
幸子「あ、ありが……っ!(Pさんの顔がっ…ち、近い…)」
P『大丈夫か……?気をつけろよ…?』
幸子(ああぁっ……耳元で…そんな…)キュンッ
P「お、おい大丈夫か!?なんかさっきより顔が火照って…熱あがってないか!?」
幸子「あ、あぁっ…大丈夫です…大丈夫ですよ!」
P「…よし、じゃあとりあえずソファで座って待っててくれ…準備してくるから…」
幸子「は、はい……」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 00:30:49.60 ID:VbmGFQSv0
P「すまんすまん。待たせたな。準備OKだ。さ、帰ろう」
幸子「は、はい…」
P「………家に帰ったら薬飲んでちゃんと寝るんだぞ?」
幸子「はい……」
P「…無理に勉強とかするなよ…?」
幸子「さ、さすがにしませんよ…」
P「そうか………。幸子は頑張り屋だからな…。きっと頑張りすぎたんだ…。なんだか無理させてしまってたみたいだな…。悪かったな…」
幸子「い、いえそんな!!!Pさんのせいじゃないですよ!」
P「…………」
幸子(……なんだかPさんに申し訳ないですね……。でも昨日楽しんでたせいで体調を崩したなんて言えませんし…)
P(今度…何か美味しいものでも買ってあげよう…)
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 00:50:54.93 ID:VbmGFQSv0
〜幸子の家〜
P「よし、ついたな…。じゃあ俺はご両親に挨拶して帰ることにするよ」
幸子「いえいえそんな…せっかくなので上がっていってください…。ここまで来ていただいてすぐ帰すなんて…申し訳ないですよ…」
P「いやそんな気にする事は…」
幸子「気にしますよ…!さあさあ!上がってコーヒーでも飲んでいってください…」
P「そ、そうか…?じゃあ……」
ガチャッ
幸子「ただいま…」
幸子パパ「おかえり…ってどうした…!?今日はお仕事で事務所に行ったんじゃ…」
幸子「…ちょっと…熱を出しちゃいまして…。Pさんに送ってもらいました…」
幸子パパ「……P…さん…?」
P「ど、どうも………お初にお目にかかります…幸子さんのPをさせていただいている者です…」
幸子パパ「…貴様…」
P「……えっ…」
幸子パパ「貴様よくものこのこと俺の前に顔を出せたものだな!?」
P「えぇーっ!?どうされたんですか!?」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/25(木) 01:01:23.67 ID:VbmGFQSv0
幸子パパ(こいつ……幸子が熱を出したからとかなんとか言って…幸子の部屋に入り込んで幸子を襲うつもりだな!?なんて大胆不敵な野郎だ…!やはりアイドル事務所のPなんて変態ばかりだ!!!信用ならん!!)
幸子パパ「帰れ!!!貴様に娘はやらんぞ!!」
P「何の話ですか!!??」
幸子パパ「貴様幸子を襲うつもりだろう!?」
P「ほんとに何の話ですか!?」
幸子パパ「熱を出したとかなんとか言っているが……貴様が変な薬を娘に飲ませたんじゃないのか!?」
幸子ママ「いい加減にしなさい!!!」バシッ
幸子パパ「ウッ……」
幸子ママ「わざわざ家まで娘を送ってくださったのに……。失礼しましたPさん……」
P「い、いえいえ………」
幸子「パパは…何を言っているんですか……」
幸子ママ「…後で叱っておくから…」
P「えっとその……では…これで私は…」
幸子「えぇっ…帰っちゃうんですか…?」
P「い、いやだって……」
幸子ママ「そんな申し訳ないですよ…。上がってゆっくりしていってください…!」
幸子パパ「帰れ!!!」
幸子&幸子ママ「パパは黙ってて!!」パンッッ
幸子パパ「ウゥッ……キモチイイ…」
P「え、えっとはい……では…お言葉に甘えて…」
幸子ママ「この人は部屋に縛り付けておきますので…」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/26(金) 08:41:33.43 ID:TIrkaxtBo
キモチイイ…
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