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憩「私が三箇牧の部長に!?」 恭子「私が姫松の監督に!?」 和「私が虎姫に!?」
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121 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/03/03(日) 16:54:00.01 ID:TSplrQJDO
部員A「それが末原の限界や!あいつは知略に関しては憩と互角に戦えるかも知れんが…」
部員A「肝心の麻雀の実力と人の上に立つ器が憩に比べると圧倒的に足らんわ!」
部員C「知略が互角なだけでも十分凄いやろ…」
部員Q「末原さんの計算とは?」
部員P「今回のように個人戦でも決勝進出した場合世間の評価が…」
「団体戦と個人戦両方で決勝進出した末原と」
「その末原に自分より上だと言わせた清水谷」
「やっぱりこの2人は「五大三年大将」の中では別格だな」
部員Q「となることは頭の中にはあっただろう」
部員D「結局末原さんの謙虚さと実力面での評価が上がりましたね…」
122 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/03/03(日) 17:05:44.42 ID:TSplrQJDO
>>121
はミスです
部員A「それが末原の限界や!あいつは知略に関しては憩と互角に戦えるかも知れんが…」
部員A「肝心の麻雀の実力と人の上に立つ器が憩に比べると圧倒的に足らんわ!」
部員C「知略が互角なだけでも十分凄いやろ…」
部員P「末原さんの計算とは?」
部員Q「今回のように個人戦でも決勝進出した場合世間の評価が…」
「団体戦と個人戦両方で決勝進出した末原と」
「その末原に自分より上だと言わせた清水谷」
「やっぱりこの2人は「五大三年大将」の中では別格だな」
部員Q「となることは頭の中にはあっただろう」
部員D「結局末原さんの謙虚さと実力面での評価が上がりましたね…
123 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/03/03(日) 17:14:08.40 ID:TSplrQJDO
部員E「個人戦で決勝に行く自信があったのですか?」
部員F「というより末原さんより清水谷さんの方が個人戦で大活躍する可能性があったのでは?」
部員Q「その場合は…」
「清水谷が3年生の大将の中で最強だったな」
「末原の言ってた通り3年大将の頂点に相応しいのは清水谷だな」
部員Q「となっていただろう」
部員C「むしろこっちが本命の可能性もあるな」
部員Q「あるいは、やはり…」
「末原はこのことを早くから見抜いて自分より上だと言ったんだな」
「やっぱりこの2人は「五大三年大将」の中では別格だな」
部員Q「となる可能性もあるが」
部員P「末原さんの狙いは「五大三年大将」の序列を、清水谷さんの下に自分を含めた4人にすること…」
部員P「もしくは清水谷さんと自分の下に他の3人にすること…だったと?」
124 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/03/22(金) 19:38:30.68 ID:sFw7XXyDO
部員O「そんなら姉帯や石戸や獅子原が段違いの成績を残した場合どないするつもりやったんや?」
部員Q「(石戸は個人戦出てないがな…)」
部員P「それは…」
部員A「それでも勝算はあったと思うわ!」
部員A「あいつは弱虫やからな!」
部員A「自分1人が3年大将の頂点に立っとる状態さえ避けられれば何でもええ!」
部員A「そう思っとったはずや」
125 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/04/01(月) 21:24:29.79 ID:GD+q5MjDO
部員P「先程から末原さんについてよく知っているような口ぶりですね」
部員A「そりゃまあ…施設と中学が一緒やったし…」
部員O「施設ってもしかして…「荒川院」でっか?」
部員A「「荒川院」やと!?、誰があんな所!!」
部員B「フン!あんな所で悪かったな!」
部員A「なんで私が「荒川院」出身やと思った?」
部員O「それは…」
部員Q「お前が高校に入学する前から荒川憩の仲間だったからだろう」
部員C「(確かに荒川派の半数以上は「荒川院」出身やが…)」
126 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/04/08(月) 17:42:51.11 ID:ogElwKvDO
部員A「というかお前の口から「荒川院」という言葉が出てきたことに驚きや!」
部員D「「荒川院」のこと知っとったんやな」
部員O「そらもう常識やろ?金持ちがええコトしとるとこや!」
部員C「大きくは間違っとらんけど大雑把な言い方やな…」
部員P「「荒川院」とは古くから大阪の政財界や麻雀界に一定の影響力を持っている「荒川家」」
部員P「その「荒川家」が出資している、親のいない子供や事情があって親と一緒に暮らせない子供を預かって、生活の面倒を見ている施設ですよね…」
部員O「そうそれや!ウチが言いたかったんはそういうことや!」
127 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/04/15(月) 19:06:20.43 ID:7EnbCQ5DO
部員Q「あとそこで飛び抜けて優秀と認められた子供は」
部員Q「「荒川家」の一員として迎えられ、荒川の名を名乗ることが許されるんだったよな」
部員C「それが「荒川家」が「荒川院」を作った目的やろ」
部員O「どういうことでっか?」
部員P「つまり「荒川家」がたくさんお金を出してまで「荒川院」を作った理由は」
部員P「表向きは身寄りのない子供達や事情があって親と一緒に暮らせない子供達を助けるためだけど…」
部員P「本当は集めた子供達の中から優秀な子供がいた場合養子にするためだったってこと…」
部員B「まあそんな人材はめったにおらんのやけどな」
部員Q「(そして「荒川院」にはさらに黒い噂がある…)」
部員Q「(集められた子供達に「荒川家」に対する忠誠心を植え付ける洗脳教育…)」
部員Q「(さらには違法な人体実験をしているというものだ…)」
128 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/05/01(水) 22:08:26.56 ID:9Lf84ZgDO
部員Q「(だがこれはあくまでも噂だ…それに「荒川院」出身者が大勢居そうなこの場で言うべきことでは無いな…)」
部員Q「(もし噂が本当だった場合「荒川家」の手の者が私を口封じに消しにくるかもしれない…)」
部員B「どうかしたんか?難しい顔をして?」
部員Q「いや…何でこいつが「荒川院」の出身でもないのに高校に入る前から荒川憩の仲間だったのかなぁ…と思って」
部員A「気になるか?」
部員Q「それはまあ…」
部員A「ふっ…それを説明するには少しばかり昔話をしないといかんな…」
129 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/05/13(月) 21:27:26.65 ID:dZrP3yqDO
………3年前・大阪の某中学校………
立「いよいよ私達の世代が中心になる時が来た!」
立「「荒川憩」にぶっ壊された先輩達の仇は私達が取る!」
みなも「…そうだね」
立「心配するな、私がエースで部長になろうとも、お前と私の関係が変わることは無い!」
みなも「えっ!?」
130 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/06/10(月) 23:41:31.92 ID:EHgG3JxDO
立「「えっ!?」ってなんだよ?」
みなも「いや…エースは由華ちゃん、部長は須摩子ちゃんになるんじゃないかと思って…」
立「じゃあなにか!?私がその2人より下だとでも言いたいのか!?」
みなも「そうは言ってないけど…」
立「ふん!だったら変なこと言うなよ」
みなも「………」
131 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/09/09(月) 23:18:52.03 ID:70zxHkvDO
………………
ガラガラ
恭子「4人とも揃っとるか?」
由華「はい」
みなも「あっ…末原先輩…体はもう大丈夫なんですか?」
恭子「何がや?」
みなも「いや…個人戦で会場行く途中で雷に打たれて…救急車で病院に運ばれて…」
須摩子「私たち「七つの真実」は地震、雷、火事、大山風で死ぬことはあらへん」
みなも「でもダメージは受けるんでしょ?」
恭子「そんなもん個人戦で荒川に痛め付けられたことに比べたら大したことあらへんわ!」
須摩子「あの後病院から脱走して個人戦に出たんやったな」
立「ナナミやモーリンもムチャクチャなヤツだったけど、コイツも相当だな」
132 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/10/28(月) 20:01:50.71 ID:EAdK4xFDO
恭子「まったく…あの2人余計なことしてくれたわ」
由華「あの2人とは藤白先輩と高橋先輩ですか?」
須摩子「やっぱあん時の雷は偶然やなかったか…」
みなも「確かに七実お姉ちゃんの能力なら雷を落とすぐらい可能だけど…なんで…」
須摩子「そりゃあ「荒川憩」と恭子を戦わせないためやろ」
立「なるほど、でもナナミらしくない策だな」
恭子「せやからあの2人言ってるんやろ!」
133 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/11/25(月) 13:31:17.39 ID:hHXKOFWDO
………さらに1週間前・とある大阪のビルの屋上………
明日香「久しぶり七実、元気そうだな」
七実「こんなとこに呼び出して一体何の用や?」
明日香「実はお前に頼みたいことがあってな」
七実「まさか「恭子がこのままだと「荒川憩」に壊されそうだから個人戦に出られないようにしてくれ!」」
七実「とか下らんこと抜かしたりせんやろうな!?」 ギロッ
134 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2019/12/09(月) 12:19:53.00 ID:WZYgmB1DO
明日香「何か間違ってるか?今の恭子が荒川と戦えば…」
七実「間違いなくやられるやろうな」
明日香「じゃあ何で…」
七実「アンタは昔から恭子に甘いわ!」
七実「それぐらいで壊れるんやったら、それまでのヤツやったってことや!」
明日香「お前は相変わらずだな…」
七実「それに俺はその程度で壊れるようなハンパな鍛え方はしとらん」
明日香「確かに…何度か死にかけてたな」
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/13(金) 09:36:27.64 ID:UkstH1db0
あ
136 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2020/01/06(月) 19:43:43.61 ID:nMKdvbPDO
明日香「だが相手はあの「荒川院の魔術師」だぞ」
明日香「現に恭子の世代は恭子以外みんなあいつに壊された」
七実「所詮ソイツらは俺のシゴキから逃げ出したヤツらや!ハナから全く期待しとらん!」
明日香「いや…普通身の危険を感じて逃げ出すだろう」
七実「せやけど代わりに下の世代が経験を積むことが出来たやん」
明日香「「阿倍野の四大天」か…あの子達はあの子達で凶兆が出てるな…」
明日香「まあそこは恭子に任せるとしよう」
七実「アンタが2コ下の世代の須摩子らの世代のことを1コ下の世代の恭子に丸投げすんなら」
七実「俺も恭子のことはアンタに丸投げするわ」
明日香「そう言うと思った…」
七実「それが託すってもんやろ」
137 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2020/01/20(月) 20:09:02.67 ID:i3/3ECdDO
明日香「ここで恭子を壊されたら託すも何もないだろう」
七実「せやから壊れんゆーとるやろ!」
明日香「どうあっても協力してくれるつもりないんだな…それならこっちも考えがある」
七実「ほほう…どんな考えや?」
明日香「あんまり言いたくないが、お前私に借りがあったよな?」
七実「借り?従が主に尽くすのは当然やろ」
138 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2020/02/03(月) 18:01:32.83 ID:6u9lixBDO
明日香「あれは2年前のことだった…」
七実「2年前?…団体戦でアンタ以外が足を引っ張って負けたことか?」
明日香「それは別にいいんだけどね…問題はその後よ」
明日香「泣いて許しを請うあの子達を半殺しにしただろう」
七実「この俺が特別に目を掛けてやったっちゅーのに、大事なとこで足を引っ張るからいけないんや!」
七実「殺されんかっただけマシやと思え!」
明日香「いや、私が止めなかったらあのまま殺しそうな勢いだっただろう」
139 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2020/02/17(月) 12:03:34.51 ID:OqP9VhhDO
明日香「とにかく私が止めなかったらお前は殺人者になってた」
明日香「そうなると表麻雀界(競技麻雀の世界)で生きて行くのは困難というもの」
七実「そんなら裏麻雀界(賭け麻雀の世界)で生きてけばええやろ」
明日香「あの後警察に連れて行かれたお前が、早く解放されるようにお前の実家に頭を下げたのも私だ」
七実「家出中の「藤白家」が身元引き受け先とはおかしいと思っとったんやが…あんたの仕業やったんか」
明日香「さすがは「大阪六大雀家」、効果は絶大だったな」
七実「こういう権力に訴えるやり方は好かんな!アンタが何もせんでも、その気になればいつでも脱走出来たわ!」
明日香「でもおかげで家族と仲直り出来ただろう」
140 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2020/02/24(月) 17:53:30.64 ID:QXu/woTDO
明日香「まだあるぞ、お前がいなくなった後、お前が練習相手に連れて来た元他校のエース達が反乱を起こして…」
七実「ああもう!わかった!わかったわ!」
明日香「何がわかったんだ?」
七実「アンタの言うとおりにする」
明日香「ふふっ…」
七実「何がおかしい!?」
明日香「お前は私のことを恭子に甘いと言ったが…お前は私に甘いな」
七実「そりゃあアンタだけは最後まで俺を裏切らんかったからな!」
明日香「あの子達がいつ裏切った?」
七実「俺の期待を裏切ったやろ!」
141 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2020/03/09(月) 17:43:48.06 ID:d2tLZIoDO
七実「それに…」
明日香「それに?」
七実「アンタには主従を超えた友情を感じとる」
明日香「それは友としては大変ありがたいことだが…参謀や謀略家としては私は失格だな」
七実「どういうことや?」
明日香「参謀は時には嫌われる覚悟で主君を諫めることも必要だったろう」
明日香「そして謀略家なんて人に嫌われてナンボな仕事よ…」
七実「アンタたまによく分からんコト言うよな」
明日香「分からないなら分からないでいい、だが今回はその友情に縋らせてもらう」
142 :
◆UXJYkG5RFI
[saga sage]:2021/11/09(火) 19:06:21.99 ID:4Ww106N90
>>1
ですが
ガラケーからスマホに乗り換えました
これからはスマホでのんびり更新します
143 :
◆vFDbVfLays5L
[saga sage]:2021/11/09(火) 19:38:26.19 ID:4Ww106N90
>>1
ですが
久しぶりなのでトリップ間違えました
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