【アイマス×ゆるゆり】京子「アイドル軍団が、攻めてきた!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 22:32:18.52 ID:MicMX6j20


千早「・・・」スゥ…






千早「♪いくよレッツゴー愛のステッキで♪」

千早「クルクルミラクルーかけちゃう♪」

ちなつ「え・・・」


    \キャァァーーーー!/     
               \ワァーーーーー!/
         
       \ウォーーーーーウ!/

 \ヒューーーー!/          \ワーーーーー!/
         \キャァーーーーー!/   
  \ワァァーーーーー!/              
  

京子「めっちゃ、上手あぁぁーーーーーーっ!?」ガビーン

107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 22:33:08.13 ID:MicMX6j20


千早「♪誰でもニッコリ笑顔にしちゃうそれが魔女っ娘ミラクるん、ハイ♪」

ちなつ「・・・」ポカーン


     ハイ!ハイ!         ハイ!ハイ!
           ハイ!ハイ!
       
       ハイ!ハイ!        
               ハイ!ハイ!
    ハイ!ハイ!


結衣「お、おい!?歌は禁止じゃないのかよ?」

京子「いや・・・。お題がミラクるんに似てる力で私たちが挑んだんだ・・・」

京子「向こうから、歌で勝負を挑んできたわけじゃない。第一、先に歌いだしたのはちなつちゃんだ・・・」

向日葵「むしろ、本物より上手ですね・・・」

108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 22:34:58.76 ID:MicMX6j20


『それでは、結果はー?』

パッ

アイドルチーム   引き分け   ごらく部
  89%      1%    10%

『89対10で、アイドルチームの勝利ー』



ちなつ「・・・」ボーゼン

千早「・・・ふぅ、こんな所かしら」


  パチパチパチ
            ヒューヒュー!
    チハヤサーン!     
             チハヤー!
      アンコールー!


京子「同じ土俵に立った瞬間に、完膚なきまでに叩き潰される・・・」

京子「改めて、プロの凄さを実感した・・・」

京子「というか、よく10パーセントも取れたもんだ」

綾乃「間違って入れちゃった人もいるかもね」

京子「まぁ、似てる似てない以前に凄まじい歌唱力で全部持ってかれたな・・・」

109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 22:36:24.12 ID:MicMX6j20


ちなつ「うわぁーん、悔しいですぅー結衣センパーイ!」

結衣「まぁまぁ、しょうがないよちなつちゃん。完全に向こうが上手だったんだからさ」

京子「ああ。ちなつちゃんが歌いだすまでじっと待ち、歌った瞬間にすかさず被せる・・・」

京子「万が一反則取られないようにするのと、ちなつちゃんの歌との比較効果を狙ったのか」

京子「完璧な作戦だった」

向日葵「そうですわね・・・」

櫻子「ぜってーちなつちゃんの方が似てたじゃん」

綾乃「と、というかこのまま行ったら植民地じゃないの?」

110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 22:39:03.17 ID:MicMX6j20


あずさ「お疲れ様ー」

千早「思ったより伸びなかったわね。90以上は取れると思ったんだけど」

真美「そんだけ取れば十分だよ」

亜美「大差で勝ちだね」

雪歩「お疲れ様、千早ちゃん」

真「流石だね」

やよい「やりましたー!お疲れ様です千早さーん」

伊織「千早、やったわね。美希もやるじゃない」

美希「ふふん。思った通りなの」

響「とにかく、これで自分達の勝ちが近づいたわけだな?」

高音「ええ。向こうの子達にはまこと可哀そうな事ですが」

111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 22:43:09.45 ID:MicMX6j20


亜美「よーし、この勢いに乗って連続ポイントゲットだ!」

真美「私たちからは、これだ!」

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 22:44:12.48 ID:MicMX6j20


『えー、続いて第4回戦目、アイドルチームからのお題。お題は・・・』

『男前力勝負ー』


      オオ…ヒュー!
  イエーイ!        マコトサーン!
       キャー!
  マコトー!
     ヒュー!   キャー、マコトサーン!


あずさ「男前力・・・ですか?」

伊織「ほら真、ご氏名よ」

真「え?ボク!?」

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 02:07:07.02 ID:tBrxKIJeo
つまんね
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:33:47.80 ID:lgKmw6gb0


亜美「そうだよ!まこちん以外に誰が行くのさ?」

真美「765プロ1の男前力で、ごらく部なんてやっつけちゃってよ!」

真「・・・あー、それってすっごく失礼な事言ってるからね?二人とも」

雪歩「・・・」

真「だから、雪歩もそんな期待をこめた目で見ないでね?」

115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:34:15.89 ID:lgKmw6gb0


真「わかった、しょうがないから行くよ・・・」

亜美「さっすが、まこちん!」

真美「よっ、男前!」

真「誰が男前だ、まったく・・・」

116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:35:04.25 ID:lgKmw6gb0


結衣「男前力・・・?なんじゃそりゃ?」

向日葵「女の子しか居ませんのに・・・」

綾乃「あー、きっとあの人出してくる気よ。真さんだっけ?」

千歳「ああ、えらい男前の人が向こうにおったなぁ」

櫻子「それで、誰が行くんですか?」

綾乃「うーん、誰が行っても相当厳しいわね・・・」

117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:35:38.89 ID:lgKmw6gb0


ちなつ「・・・結衣センパイ」

結衣「ん?」

ちなつ「ずえーったいに、結衣センパイですぅーっ!」

結衣「えええーっ!?」

118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:36:21.96 ID:lgKmw6gb0


ちなつ「結衣センパイの男前力なら、アイドルにだって負けません!」

結衣「い、いや私そういうキャラじゃないから・・・」

綾乃「頼んだわよ、船見さん」

千歳「私たちの中で、1番の男前やからなぁ」

結衣「二人まで!?」

京子「よーし結衣、行って来い!結衣の男前力で相手をメロメロにしちまえ!」

結衣「メロメロって、お前なぁ・・・」

119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:37:03.64 ID:lgKmw6gb0


『それではアイドルチームからは、菊池真ーーー』



真「全く、誰だこんなお題・・・」


   キャー!     ヒュー!
       ステキー!    マコトー!
 マコトサーン! 
      キャー!   キャー!
  イケメーン!


亜実「さぁさぁ、例えどんな相手でも!」

真美「男前力だったら、まこちんなら絶対負けないもんね!」

雪歩「頑張って、真ちゃん!」

120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:37:52.60 ID:lgKmw6gb0


『ごらく部からは、船見結衣ーーー』



結衣「き、緊張するな・・・」


     キャー! ユイー!
 ユイチャーン!       ガンバレー!
     ガンバッテー!
  ヒュー!


ちなつ「ギャ〜ッ、結衣センパイがんばっ・・・ウェッ、ゲホッ…」

京子「ち、ちなつちゃん大丈夫か?」

綾乃「頼んだわよ、船見さん!」

121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:38:30.45 ID:lgKmw6gb0


『それでは、男前はどちらか?』

『男前力勝負、スタートー』カーン



結衣「あ、ど、どうも宜しく・・・」

真「宜しく」


      ワー!       キャアー
 ガンバレー!      マコトー!    
       ファイトー!     フタリトモステキー!
   マコトサーン!     ユイー!  
 キャー!   ガンバッテー!    キャーキャー!


伊織「会場は大盛り上がりね」

雪歩「あ、ほら女子ってこういうの好きだから」

122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:39:18.72 ID:lgKmw6gb0


結衣(お、男らしくか・・・当たり前だけど、そんなの全然意識した事ないよ)

結衣(けど、勝負だもんな・・・。じゃあできるだけ男っぽく)キリッ

結衣「どうも、始めまして菊池真さん。私、船見結衣です」

結衣「あなたは、とても素敵な方ですね・・・」


      キャー!   ステキー!
   イケメーン!   ユイー!  ヒューヒュー!
 イヤー!    キャー!      ホレチャイソー!
   ヒュー!       キャーキャー!


ちなつ「キィ〜ッ、いくら勝負とはいえ結衣センパイ私というものがありながらーっ!」

ちなつ「あの相手のアイドル、許すまじ・・・!」

ちなつ「・・・ファンレター・・・差出人不明・・・髪の毛・・・ゴキブリ・・・!」

京子「お、落ち着きなってちなつちゃん」

123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:40:00.68 ID:lgKmw6gb0


亜美「な、なかなかの男前力だけど!」

真美「その程度じゃ765プロの誇る男前、まこちんには勝てないよ!」

亜美「さぁまこちん、やっておしまい!」

124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:40:45.22 ID:lgKmw6gb0


真「・・・」




真「・・・初めまして、船見結衣さん」シナ…

真「ボ・・・私、菊池真と申します。あなたの男らしい魅力に参ってしまいました」

真「ふふっ、あなたって、とっても素敵な方・・・」

結衣「めちゃめちゃ女らしいーっ!?」ガビーン


    キャー!     マコトサーン!
 マコトー!     ステキー!     キャーキャー!
    カワイイー!  イヤー!  マコトー!  キレーデスヨー!
 ヒュー!    キャー!  マコトサン、ステキーー!


京子「な、何だ?」

綾乃「え?あ、あの人お題勘違いしてない・・・?」

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:41:36.42 ID:lgKmw6gb0


真「ボ・・・私、悩みがあって・・・」

真「みんなに、寄ってたかって男前扱いされるのが、辛くって・・・うっ・・・」

結衣「あ、い、いやその!そんな落ち込まないで・・・」


    キャー!     キャーキャー!     
 イヤー!  ガンバレー!   マコトー!   マコトサーン!
      カワイソー!     マケルナー!
 ガンバッテー!    ナカナイデー!


亜美「な、何やってんのさ・・・?」

真美「ま、まこちん、そんなんじゃ・・・」

126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:42:30.80 ID:lgKmw6gb0


『それでは、結果はー?』

パッ

アイドルチーム   引き分け   ごらく部
  23%        2%     75%

『23対75で、ごらく部の勝ちー』



結衣「うえぇぇ−ーっ!?」

真「・・・」


 パチパチパチ…   ユイー!    キャー!
     ヒュー!     マコトー!
 ユイチャーン!    マコトサーン!   
     イエー!       キャー!


亜美「うあうあー!?何やってんのさー!?」

真美「負けちゃったじゃないのー!?」

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:43:30.51 ID:lgKmw6gb0


真「・・・」


亜美「もう、どういう積りなのさまこちん!」

真美「わざわざ敵に勝たせるようなマネして!」

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:44:03.34 ID:lgKmw6gb0


真「・・・」


亜美「せっかく、私達がリードしてたってのに!」

真美「負けたら、まこちんのせいだからね!」

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:44:42.21 ID:lgKmw6gb0


真「・・・このお題、考えたのは・・・誰?」ギロッ


亜美「うっ、あう・・・」

真美「や、やよいっち、かな?」

やよい「えええーーーーっ!?」

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:45:18.41 ID:lgKmw6gb0


真「亜美と真美、どっち?」ギロッ


亜美「いやいや!亜美たちじゃないって!」

真美「え、えーと、そう、ピヨちゃん、ピヨちゃんだよ!」

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:46:01.19 ID:lgKmw6gb0


真「待て二人ともーーーっ!」

亜美「だ、だから違うって!私たちじゃないよ!」

真美「そ、そう社長だよ、社長が考えたんだよ!」


千早「こんなお題にするから・・・」

伊織「負けたら原因はあの二人ね」

雪歩「真ちゃん、そこまで嫌だったなんて・・・」

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:47:04.55 ID:lgKmw6gb0


結衣「・・・」

京子「よーよー結衣、おめでとー」パチパチ

ちなつ「やりましたねー、さすが結衣センパイ!惚れ直しちゃいました」

綾乃「すごいじゃない、勝つなんて!」


結衣「いや、何か色々負けだった気がする・・・。勝負的にも、人間的にも・・・」

千歳「そんな事ないて。勝ちは勝ちや」

向日葵「胸を張りましょうよ」

櫻子「向日葵は張るな!むしろ引っ込めろ!」

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:47:53.41 ID:lgKmw6gb0


京子「さて、次は私達がお題を出す番だな?じゃあ・・・」

櫻子「歳納先輩、歳納先輩」

京子「ん?どうしたさくっちゃん」

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:48:24.35 ID:lgKmw6gb0


櫻子「次は、おっぱい対決にしましょう!向日葵出して」

向日葵「は、はぁ!?」

京子「ん?おっぱい対決?」

櫻子「向日葵のおっぱい力には、アイドルも勝てません!」

櫻子「良かったな、向日葵。そのバカみたいなおっぱいが役に立つ時が来て」

向日葵「なんですってー!?」

135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:48:58.81 ID:lgKmw6gb0


京子「うーん、そうだな。中学生にしては並外れてるから、向こうのメンバー次第では案外・・・」




あずさ「あらあら、取り返されちゃったわね」ドタプーン…

136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:49:30.51 ID:lgKmw6gb0


京子「…」




あずさ「せっかく、私たちがリードしたと思ったのに」ドタプーン…

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:50:02.43 ID:lgKmw6gb0


京子「・・・いや、おっぱい対決はやめておこう、今何か凄いのが目に入った」

向日葵「このバカは!」ベシッ

櫻子「いてっ!」

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:50:59.75 ID:lgKmw6gb0


京子「それじゃ、気を取り直して。さぁ、私達の番だ!」

ちなつ「お題は何にしたんですか?」

京子「それは・・・あれだ!」

139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 13:51:35.00 ID:lgKmw6gb0


『えー、続きまして第5回戦目、ごらく部からのお題。お題は・・・』

『日ごろの感謝力勝負ー』


 ヒュー!         ヒューヒュー!
    ヒゴロノ…? イエー!
 エ…         ガンバッテー!
    イエー!   ワー!  


ちなつ「日ごろの・・・感謝力?ですか?」

京子「そう!普段なかなか言えず、溜まりに溜まった私たちの日ごろの感謝力を」

京子「アイドル軍団にぶつけてやろうって寸法さ!」

向日葵「わ、わけがわかりませんわね・・・」

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 19:58:04.59 ID:lgKmw6gb0


京子「何だかんだ言って、会場には七森中の生徒が多い。それを利用してやろうって作戦だ」

京子「アイドルより身近な人間の日ごろの感謝力に、みんなが共感すればあるいは・・・」

ちなつ「そんなんで本当に上手く行きますかね?そもそも日ごろの感謝力の意味がわかりませんけど」

京子「これは、二人で出てもらう。綾乃に千歳」

綾乃「え?」

千歳「ウチら?」

141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 19:58:41.33 ID:lgKmw6gb0


京子「そう!お互い溜まりに溜まった日ごろの感謝があるだろ?」

京子「それを、ステージ上でバーンとぶちまけよう!」

綾乃「ちょ、ちょっと押さないでよ」

千歳「ワケがわからんなぁ・・・」

142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 19:59:10.32 ID:lgKmw6gb0


伊織「日ごろの感謝力って何なのよ日ごろの感謝力って」

雪歩「何か、勝負が進むにつれてお題のわけがわからなくなってる気が・・・」

千早「それで、誰が出る?」

亜美「あ、ひびきんとお姫ちんは?」

真美「あ、それいいかもね」

響「え?」

貴音「わたくしたちが?」

143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 19:59:43.34 ID:lgKmw6gb0


亜美「いつも仲いいんでしょ?二人とも」

真美「だから、それに日ごろの感謝を込めてさ!」

響「今さら、改めて感謝する事なんて別にないぞー?」

貴音「まぁ、出ろと言うのなら出ますが」

144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:00:21.73 ID:lgKmw6gb0


『えー、それではごらく部チームからは』

『杉浦綾乃と、池田千歳ーーー』



綾乃「な、何か恥ずかしいわね・・・」

千歳「そうやねぇ」


イエー!      ガンバッテー
   フクカイチョー!
        アヤノチャーン
 イケダサーン


京子「よーし、がんばれ二人とも!私たちの日ごろの感謝力をみんなに見せてやれ!」

ちなつ「だから、日ごろの感謝力って何なんですか」

結衣「かつて、こんなに意味のわからない勝負が行われた事ってあるんだろうか・・・」

145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:01:38.07 ID:lgKmw6gb0


『アイドルチームからは、我那覇響と、四条貴音ーーー』



響「別に、いつも感謝してるけどなー」

貴音「ええ、そうですね」


  キャー!    パチパチパチ   ワー!
     タカネー!
 ヒビキサーン!       ヒューヒュー!!
     ガンバッテー!


伊織「まぁ、とにかく負けるんじゃないわよ!」

やよい「二人とも、頑張ってくださーい!」

真美「二人の日ごろの感謝力を見せ付けてやれー!」

146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:02:32.26 ID:lgKmw6gb0


『さぁそれでは、お互いどちらがより日ごろから感謝してるのか?』

『勝負、開始ー』カーン


綾乃「そ、そんなの比べてどうするの・・・」

千歳「でも、勝負は勝負やからなぁ」

響「まぁ、負けられないな、みんなの為にもな」

貴音「そうですね」



京子「がんばれー、二人ともー!」

向日葵「杉浦先輩に池田先輩、お二人とも頑張って!」

櫻子「負けないでくださいよー!」

147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:03:09.99 ID:lgKmw6gb0


『それでは、ごらく部チームから』



綾乃「あ、私たちからね」

千歳「こうなったら、頑張るしかないなぁ」

148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:03:38.52 ID:lgKmw6gb0


綾乃「えーと・・・。まぁ、千歳とはもう結構長いわね」

千歳「ああ、そうやなぁ。1年の時から一緒やなぁ」

綾乃「ええ。生徒会に一緒に入ってね」

千歳「そうやねぇ」

149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:04:08.61 ID:lgKmw6gb0


綾乃「・・・思えば、生徒会に入ったばかりの頃」

綾乃「右も左もわからなくてオドオドしてばっかだった私を、いつも助けてくれたわね」

千歳「ああ、そういえばあったなぁ」

150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:04:51.47 ID:lgKmw6gb0


綾乃「生徒会選挙の時も、ずい分助けてもらって」

綾乃「私が生徒会副会長になれたのも、千歳のお陰よ。感謝してるわ」

千歳「いやぁ、うち綾乃ちゃんの事好きやから」

綾乃「ええ、私もよ」

151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:05:22.55 ID:lgKmw6gb0


綾乃「・・・千歳。いつもありがとう」

綾乃「あなたは、私の最高の友達よ」

千歳「うん、うちも。綾乃ちゃんはうちの最高の友達や」

綾乃「これからも、宜しくね」

千歳「うん」

  ヒュー!      ヒューヒュー!
     ナカイイネー!      イイゾー!

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:05:49.56 ID:lgKmw6gb0


綾乃「・・・や、やだ何かちょっとテレ臭いわね」

千歳「はぁ〜、照れる綾乃ちゃんかわええなぁ〜」タラー


   ヒュー!     カワイー!     アヤノー!           
     パチパチパチ     ワーワー!
  イエー!      ヒューヒュー!    アヤノチャンカワイイー!
       ダバー
  イケダサーン!      ハナヂデテルヨー


京子「よーし、いいぞ!会場も盛り上がってる!」

ちなつ「・・・うーん、こうして見ると案外いいお題だったのかも知れませんね」

結衣「けど、ステージ上で言うのは恥ずかしいだろうな・・・」

153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:06:47.21 ID:lgKmw6gb0


千歳「綾乃ちゃん、これからも宜しくな?」

綾乃「ええ・・・ああ、恥ずかしい、ふぅ」


    ヒューヒュー!      イエー!
 ワーワー!     イケダサーン!     ヒュー!
             フクカイチョー!
      ダババー
 アヤノチャーン!     イツマデモナカヨクネー!


亜美「く、くぅー!な、中々の日ごろの感謝力・・・!」

真美「あ、あなどっていた・・・!」

千早「この二人、すっかり順応しちゃって・・・」

雪歩「向こうの子になる?」

やよい「け、けど私たち勝てるんですか?」

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:07:27.63 ID:lgKmw6gb0


伊織「もう、あの二人に賭けるしかないわ!」

亜美「そ、そうだよひびきんとお姫ちん!」

真美「頼んだよ、二人とも!」

やよい「が、がんばってくださーい!」

千早「こういうので負けるのは妙に悔しいわね」

雪歩「二人とも、頑張って!」

155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:08:02.29 ID:lgKmw6gb0


『それではアイドルチーム、どうぞ』



響「お、自分達の番か」

貴音「あんな風にやればいいのですね」

156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:08:38.31 ID:lgKmw6gb0


響「じゃー、まぁ・・・。自分と貴音も結構長いよな?」

貴音「ええ、確かに」

響「961プロから、765プロに一緒に移籍してなー?」

貴音「ええ。美希ともどもですが」

157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:09:35.54 ID:lgKmw6gb0


響「・・・でも、貴音と一緒に移籍して良かったぞ自分。美希もだけど」

貴音「そうですね。確かに仲間と一緒でしたから心強かったですね」

響「自分一人だったら、きっと心細かっただろうな・・・」

貴音「いいえ、響。貴方ならきっと立派にやって行けたでしょう」

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:10:12.11 ID:lgKmw6gb0


響「そんな事ないさ。貴音が友達で居てくれたからこそ、自分は頑張れたんだ」

貴音「・・・ま、それはわたくしもそうですよ。響が居てくれたからこそ・・・」

響「・・・貴音。ありがとな。自分と友達でいてくれて」

貴音「いえ、こちらこそ」

   キャー!     ナカイイー!
 ヒュー!   タカネサーン!

159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:10:50.45 ID:lgKmw6gb0


響「貴音。これからも、友達で居てくれるか?」

貴音「ええ。どうぞこちらからも宜しくお願いしますね、響」


   ヒュー!   キャー!      ワー!
     ステキー!    タカネサーン!  
   ヒビキー!    ヒュー!   フタリトモステキー!
 キャー!     ワー!    キャーー!


亜美「お、おおっ!?こっちも同じくらい盛り上がった!」

真美「いいぞー、ひびきんにお姫ちん!」

伊織「うーん、勝敗は微妙ってとこね」

160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:11:52.73 ID:lgKmw6gb0


響「ふふっ、これからも宜しくなー?貴音」

貴音「ええ、こちらこそ・・・うふふ」


   ワー!   キャー! ヒュー!
キャーキャー!  ヒビキサーン!  ステキー!
 タカネサーン!  キャー!   ワー!


京子「く、くぅーっ!?厚い友情だ・・・。向こうもやるな・・・!」

ちなつ「というか、こういうのに優劣つけるのって・・・」

結衣「根本的に、間違ってるよな・・・?」

161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:12:50.81 ID:lgKmw6gb0


『勝負の結果はー?』

パッ

アイドルチーム   引き分け   ごらく部
  6%      88%     6%

『引き分けだー』


綾乃「あー、引き分けー・・・」

千歳「まぁ、これで良かったんやない?」

響「まぁ、たまにこういうのも悪くないな」

貴音「そうですね」

   ヒューヒュー!    ヨカッタヨー!
オツカレー!   パチパチパチ…
   ヨカッター!      ワー!


京子「くっそー、勝ったと思ったのに・・・」

ちなつ「そもそも、お題選びが根本的に間違ってたんですよ」

結衣「ま、そりゃこうなるさ」



真美「よっし、何とかしのいだ、よ、良かったー・・・」

あずさ「あの二人で良かったわね」

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:13:50.08 ID:lgKmw6gb0


亜美「さぁ、次は私たちの番だ!」

真美「勝負のお題はー・・・!」

163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:14:19.95 ID:lgKmw6gb0


『えー、では第6回戦目のお題は・・・アイドルチームより出題で』

『ツンデレ力勝負ー』


   ヒューヒュー!    イエー!     パチパチ
       ワー!     ワーーー!
  イエー!      ヒュー!
     ワァァァー…       イエーイ!


向日葵「つ・・・つん・・・?」

結衣「今更ながら、この勝負形式ってえらいシュールだよな・・・?」

綾乃「ええ、会場のみんなももう理解しようとするの放棄して盛り上がってるみたいだし・・・」

164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:14:57.55 ID:lgKmw6gb0


亜美「さぁ、765プロ1番のツンデレと言えば!」

真美「いおりん!出番だよ!」

伊織「誰がツンデレですって?」

千早「まだ懲りてないのかしら、あの二人は・・・」

雪歩「きっと、後でお仕置きだね・・・」

165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:15:34.92 ID:lgKmw6gb0


伊織「まったく・・・。出ろって言うなら出るけど」

伊織「意味わかんないんだから。負けても知らないわよ」

亜美「ほらほら、やよいっち」

真美「いおりんに頑張ってって言ってあげなよ?」

やよい「え・・・」

伊織「・・・」

166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:16:05.45 ID:lgKmw6gb0


伊織「・・・」

やよい「・・・」

やよい「・・・伊織ちゃん、頑張ってね?」

167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:16:37.87 ID:lgKmw6gb0


伊織「はぁ?何であんたにそんな事言われなきゃなんないのよ?あんたに言われなくたって頑張るわよ!」

やよい「えっ、えっ・・・」

亜美「そう、それだよ!」

真美「これは勝ったも同然だね!」

168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:17:09.58 ID:lgKmw6gb0


向日葵「・・・それで、誰が出ますの?」

京子「あ、ひまっちゃんで」

向日葵「は?」

ちなつ「ですね」

綾乃「そうね」

千歳「決まりやなぁ」

169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:17:36.51 ID:lgKmw6gb0


向日葵「あ、あの皆さん意味が・・・」

櫻子「やい向日葵、負けたら承知しないからな!」

櫻子「負けたらオッパイそげよ!」

向日葵「はぁ!?」

170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:18:07.83 ID:lgKmw6gb0


向日葵「この、おバカ!オッパイは関係ないじゃありませんの!意味がわかりませんわ大体さっきから・・・」

櫻子「うるせー向日葵!このオッパイお化け!バーカバーカ!」

京子「うん、これは私たちが勝ったな」

ちなつ「あ、でもデレ部分は?」

綾乃「あ、そう言えばそうね」

千歳「これは失敗したかもなぁ」

171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:19:03.47 ID:lgKmw6gb0


『では、アイドルチームからは、水瀬伊織ーーー』



伊織「まったく、あの二人と来たらこんなお題ばっかり・・・」


  イオリー!      イオリーン!
イオリサーン!   ガンバレー!    オウエンシテルヨー!
   ヒューヒュー!   
       イエー!    ワー!


亜美「よーし行けいおりん!」

響「がんばれよー!」

真美「ほらほらやよいっち、よく聞いとくんだよ?」

やよい「え?」

172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:19:42.14 ID:lgKmw6gb0


『ごらく部からは、古谷向日葵ーーー』



向日葵「まったく、何でこのお題で私が・・・」


    ヒマワリチャーン!     マケルナー!
 ヒマワリー!     ガンバッテー!
     カッテー!


櫻子「いっけー向日葵、負けんなよー!」

京子「・・・さくっちゃん、ツンデレって意味わかる?」

櫻子「へ?何ですかそれ?」

京子「いや、知らないならいいんだ」

173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:20:35.40 ID:lgKmw6gb0


『それでは、どっちの方がツンデレか?』

『ツンデレ力対決、開始ー』カーン



向日葵「あ、よ、宜しく・・・。それで、えーと何をすれば」

伊織「本当よ。こんなわけのわかんないお題」


  ヒューヒュー!   イオリー!   ガンバッテー!
 ガンバレー!      ファイトー!    
      イオリーン!
   ヒマワリチャーン!    ガンバレー!


櫻子「負けたら許さないからなー、向日葵!」


やよい「伊織ちゃん、がんばってー!」

174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:21:15.24 ID:lgKmw6gb0


『では、二人に嫌いな人物の事をボロカスに言ってもらう』



向日葵「え?」

伊織「嫌いな人物?」

175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:21:47.36 ID:lgKmw6gb0


向日葵「嫌いな、人物・・・」

伊織「嫌い、といえば・・・」


向日葵「・・・」

伊織「・・・」

176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:22:24.05 ID:lgKmw6gb0


向日葵「櫻子ですわね・・・」ギリ…

伊織「やよいね・・・」チッ



櫻子「なっ、うっ、うっせー向日葵!私もお前なんか嫌いだ!」

京子「まぁまぁ・・・」


やよい「あっ、えっ?い、伊織ちゃんそんな・・・」

真美「まぁまぁ、聞いてなってやよいっち」

177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:22:59.16 ID:lgKmw6gb0


向日葵「・・・大体、何なんですの櫻子は」

向日葵「頭が悪くて、おまけに性格も悪くて。口を開けばすーぐ人の事バカバカって」

向日葵「おまけに、人が胸にコンプレックスがあるのに私をおっぱいお化け呼ばわりして」

伊織「そうなの?それは頭にくるわね」

178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:23:42.44 ID:lgKmw6gb0


向日葵「・・・あー、思い出したらイライラしてきました」

向日葵「今度からバカとかおっぱいとか言うたび、頭はたいて犬みたくしつけを・・・!」

伊織「あ、アンタ友達なんでしょ?ちょっとは優しくしてあげたら?」



櫻子「う、うっせー!好き放題言いやがって、向日葵のバーカバーカ!」

京子「まぁまぁ、さくっちゃん・・・。頭はたかれるよ?」

179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:25:06.50 ID:lgKmw6gb0


伊織「あんたも大変ね・・・。まぁ、ウチのやよいなんかも」

伊織「ちょーっと失敗しただけで、目に涙溜めちゃってどうしよう?伊織ちゃーんってさ」

伊織「毎回、下らない事で相談持ちかけられるこっちの身にもなって欲しいわ」

向日葵「そうなんですか・・・」

180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:25:45.32 ID:lgKmw6gb0


伊織「あんな、メソメソしながらすがるような目でこっち見られるとイライラするのよ」

伊織「今度メソメソしたら、泣き止むまで腕でもぎゅーっと・・・!」

向日葵「お、お仲間なんですよね?もう少し、優しくしてあげては・・・」


         シーン…


やよい「えっ、えっ、そんな・・・伊織ちゃん・・・」

真「さっきと打って変わって、会場が緊迫した空気に包まれてる・・・」

あずさ「お題選び、失敗だったんじゃないかしら・・・」

181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:26:57.32 ID:lgKmw6gb0


向日葵「大変ですわね、本当に」

伊織「アンタもね」


向日葵「・・・けど」

伊織「・・・でも」

182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:28:28.40 ID:lgKmw6gb0


向日葵「た、たまに可愛い時もありますのよ、あ、可愛いとか別にそういう意味じゃなくて」

伊織「だ、だからメソメソしてたらなぐさめなきゃって言うか、あ、別に笑顔にしたいとかじゃなくて」

向日葵「お、幼馴染ですから仕方なくいつも一緒にいてあげてるんですのよ?わ、私は嫌なんですけど・・・」

伊織「ど、どんなに突っ放してもなついてくるから、し、仕方なく付き合ってあげてるんだからね!」


      アー、ネー…    アー…
                ヒューヒュー!
          カワイイネー…
    ヒュー!            ナカヨクシヨウヨー
       アー…     ネー…


櫻子「な!?な、何言ってんだよ、恥ずかしいだろ向日葵のバカ!」

京子「会場が、あー・・・って感じの空気に包まれている・・・」



千早「あー、やよいが落ち込んだときそばで色々言うのは」

雪歩「笑顔が、見たかったからなんだねー・・・」

真美「聞いたやよいっち?」

やよい「えっ、えっ?」

183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:30:21.19 ID:lgKmw6gb0


『それでは、結果はー?』

パッ

アイドルチーム   引き分け   ごらく部
  25%      52%    23%

『引き分けだー』


向日葵「・・・ふぅ。よくわからない勝負でしたね」

伊織「本当よね」


   パチパチパチ   ヒュー!
 カワイカッター!  ナカヨクネー!  イオリーン!
    ヨカッタヨー!


京子「うーん、両者ともいいツンデレっぷりだった」

京子「これは、引き分けもやむなしだな」

184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:32:18.39 ID:lgKmw6gb0


綾乃「所で、次はサドンデスよね。何で勝負するの?」

千歳「そうやなぁ、うちらが勝てるようなネタあるん?」

京子「い、いやー、実はもうお題は出してあるんだよね・・・。事前に・・・」

185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:32:53.54 ID:lgKmw6gb0


綾乃「え?事前に?」

京子「う、うん、正直ここまで勝負がもつれるとは思ってなくてさ」

京子「最初の二つが通用しなかったなら、負けだと思ってたし」

結衣「一体、何て出したんだ?」

京子「そ、それが・・・」

186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/03(水) 20:33:37.54 ID:lgKmw6gb0


『えー、次は第7回戦目、サドンデス。勝負内容は・・・』

『ジャンケン勝負だー』


   イエー!   ガンバレー!     ワー!
     カッテネー!     ラストダヨー!
  マケルナー!    キアイイレテー!
      イエー!     ゴラクブカッテー!


綾乃「ジャンケン・・・」

ちなつ「ジャンケンで、私たちの運命が決まっちゃうんですか・・・」

京子「い、いやだからさ、ほら適当に・・・」

187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:33:15.14 ID:GsnloFs30


綾乃「まぁ、仕方ないわね。誰が出る?」

櫻子「あ、ジャンケンで決めましょう」

綾乃「ああ、それもそうね」

188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:33:57.99 ID:GsnloFs30


綾乃「じゃ、いくわよ?ジャーンケーン・・・」




亜美「向こう、今ごろ出る人決めてるね」

真美「んっふっふ・・・。こっちはもう、誰が出るか決まりっしょー」

189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:34:27.92 ID:GsnloFs30


亜美「はーい、じゃ、亜美たちが行ってくるねー」

真美「私たちがこの勝負を決めてやる!」

千早「あ、あなた達が?」

伊織「ちょっと、大丈夫なの?」

亜美「大丈夫だって!絶対負けないから」

真美「私たちで、みんなに勝利をもたらすんだもんねー」

190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:36:31.81 ID:GsnloFs30


『それではごらく部チームからは、大室櫻子ーーー』



櫻子「見てろよ、絶対私が勝つ!」


   ガンバレー!   サクラコチャーン
ガンバッテー!   ヒュー!
     マケンナヨー!  カッテー!


向日葵「あのバカ、頭は悪いくせにジャンケンだけは妙に強いんだから・・・」

綾乃「お、大室さんに私たちの運命がかかってるのよね・・・?」

ちなつ「た、頼んだよ櫻子ちゃん?」

京子「なーに、心配するなって。私たちが勝つさ!」

191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:38:54.60 ID:GsnloFs30


『アイドルチームからは、双海亜美と、真美ーーー』



亜美「ふっふっふ、私たちにジャンケンで勝負しようだなんて・・・」

真美「200年は早いよ!」


    ガンバッテー!   アミー!マミー!
  ワーワー!   ヒュー! 
     アミチャーン!  マミー! 

千早「何だか、妙に自信にあふれてるわね・・・?」

真「逆に、不安になってきた・・・」

響「がんばれよー、二人とも!」

やよい「がんばってー!」

192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:39:33.25 ID:GsnloFs30


『それでは、ルールの確認だ。勝負内容は、ジャンケンによる1発勝負』

『これに勝ったほうのチームが、総合勝者となる』

『後出し等の反則はしないように』



亜美「ふん、そんな卑怯な事しなくたって」

真美「絶対、真美達が勝つもんね!」

193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:40:11.77 ID:GsnloFs30


『あと、あいこが延々と続いて勝負がつかない場合などには』

『両者、話し合って勝敗を決めるように』



櫻子「そーんなの関係ないね。私が一発で決めてやる!」

194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:41:17.44 ID:GsnloFs30


櫻子「・・・それにしても、まさかお前達、二人とも別々の手出す積りじゃないだろなー?」

亜美「そんな卑怯なマネしないよ!」

真美「もう、何出すか二人で決めてるもんね!」


櫻子「ほう。ならば私の出す手を教えてやろう。私はパーを出す」

亜美「くっ・・・。こ、高度な心理戦を・・・」

真美「あ、味なマネを・・・。で、でも関係ないもんね!絶対真美たちの勝ちだからね!」

『両者とも、用意はいいか?』

195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:41:47.50 ID:GsnloFs30


『それでは行くぞー』





『ジャン!』



櫻子「・・・」

196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:42:14.39 ID:GsnloFs30


『ケン!』



亜美「・・・」

真美「・・・」

197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:45:03.74 ID:GsnloFs30


『ポン!』




櫻子「パーーーッ!」


亜美・真美「「チョモルメラン!」」




198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:45:45.79 ID:GsnloFs30


櫻子「・・・」

亜美「いえーい、決まったね!」パシン

真美「真美達の勝ちだね!」パシン


      シーン…


真「嫌な予感は、してたんだ・・・」

千早「まさか、やらないだろうと思ったのに・・・」

伊織「全力で止めるべきだったわね・・・」

やよい「えー・・・」

雪歩「二人とも・・・」

199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:51:58.27 ID:GsnloFs30


櫻子「・・・」

櫻子「・・・えーと」

櫻子「何ソレ?」

亜美「知らないの?チョモルメランだよ!」

真美「グーチョキパーのどれにでも勝つんだ!」

200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:52:26.11 ID:GsnloFs30


櫻子「・・・」



向日葵「・・・まったく、何ですのチョモルメランて」

向日葵「ほら櫻子、そんなにたまげてないでさっさと仕切り直しを・・・」

201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:52:53.73 ID:GsnloFs30


櫻子「・・・ま」



向日葵「ん?」

202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:53:26.17 ID:GsnloFs30


櫻子「負けたぁーーーーーっ・・・」ガクリ

亜美「やったぁ!」

真美「いえーい、チョモルメランは無敵だ!」


        ヒュー!
   イエー!


結衣「うぇーーーーっ!?」

向日葵「ちょ、ちょっと何でですの櫻子ーーーっ!?」ガビーン

ちなつ「ちょっとぉーー!?櫻子ちゃーん!?」

203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 15:56:16.06 ID:GsnloFs30


『お、大室が負けを認めた・・・?え・・・。えーと・・・という事は、ルールによって・・・』

『しょ、勝者、アイドルチームーーーー』


      ワァァァァーーーー…!
        
     ナンデー!  アハハ…


綾乃「ちょ、ちょっと待ってーーーっ!?」

千歳「ナシや、今のナシやって!?」

ちなつ「いやーーーーっ!?」

204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 16:00:42.81 ID:GsnloFs30


櫻子「くぅーっ・・・、まさか、ジャンケンにそんな技があったとはっ・・・」

亜美「ふっふっふ、ジャンケン道は奥が深いのだ!」

真美「修行が足らないよ、修行が!」


             ナイッテー!アハハ…
 ヒュー!  パチパチパチ  
          マケチャッタヨー!ハハハ…


向日葵「あの・・・バカ・・・」

結衣「・・・ええ・・・」

ちなつ「こ、こんな決着ありなんですか!?」

205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/04(木) 16:04:18.32 ID:GsnloFs30


櫻子「チョモルメランより、もっとすごいの開発してやるからな!」ビシッ

亜美「ふん、返り討ちだよ!」

真美「真美たちこそ、負けないんだからね!」


   ワーワー!         ワー!
       パチパチパチパチ…
  オメデトー!         オツカレー!


向日葵「皆さん・・・ごめんなさい・・・。あのバカのせいで・・・」

結衣「仕方ないよ・・・。全員同意だったんだから・・・はぁ・・・」

ちなつ「・・・櫻子ちゃん・・・」

ドヨーン…



真「長々とやって、こんな結末を迎えるなんて・・・」

やよい「ごらく部のみなさん、落ち込んじゃってかわいそうです・・・」

伊織「けどまぁ、勝ちは勝ちよ。私たちのね」

132.01 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)