【アイマス×ゆるゆり】京子「アイドル軍団が、攻めてきた!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:24:44.04 ID:MicMX6j20

昔何かコラボやってた事あったなーと思い出したので何となくクロスしました

アイマス勢側の口調や設定その他あまり自信なくて違和感ある所もあると思います

大目に見て楽しんでいただけたら幸いです


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514859883
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:25:42.75 ID:MicMX6j20

(ごらく部部室)


結衣「はぁー・・・今日も、平和だなー」

ちなつ「そうですね−」

あかり「お茶がおいしいねー」ズズー…

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:26:26.34 ID:MicMX6j20


結衣「こうやって、まったりすんのは最高だよなー・・・」

ちなつ「ええ。のんびりが1番ですよねー」

あかり「おせんべいでも食べながらねー」パリパリ

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:27:06.71 ID:MicMX6j20


結衣「いつまでもこうやって、だらけてたい・・・けどいかん、これじゃ京子と同じだ・・・」

ちなつ「あれそう言えば京子センパイは?」

あかり「そう言えば、まだ来てないね」

ガラッ、タタタ…

あかり「あ、来たみたいだよ」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:28:03.97 ID:MicMX6j20

バン!

京子「大変だ、みんな!」

結衣「ん?な、何だどうした?」

ちなつ「そんなに血相変えて。どうしたんですか?」

あかり「な、何かあったの?」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:28:30.88 ID:MicMX6j20


京子「あ、アイドルが・・・アイドル軍団が・・・」


京子「アイドル軍団が、攻めてきた!」

あかり「え?あ、アイドル軍団?」

ちなつ「ど、どういう事ですか?」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:29:07.68 ID:MicMX6j20


京子「アイドル事務所、765プロがここ七森中を植民地にしようと企んで・・・」

京子「挑戦状を叩き付けてきたんだ!」

結衣「え、ええーっ!?」

ちなつ「植民地!?ここを!?ど、どういう事ですか!?」

あかり「しょ、植民地?されちゃったらどうなるの!?」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:30:18.97 ID:MicMX6j20


京子「もし、この学校がアイドル事務所の植民地にされてしまったら・・・」

あかり「されてしまったら?」

京子「普通の授業は全て廃止され、歌、ダンスレッスン、その他アイドル養成のための
   カリキュラムに全て置き換えられる・・・」

ちなつ「ふ、普通の授業がなくなっちゃうんですか?」

京子「そう。高校受験の機会は奪われ、生徒達はみなアイドル候補生として奴隷のような扱いを受ける」

結衣「アイドル候補生?」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:31:12.08 ID:MicMX6j20


京子「ああそうだ。アイドル候補生には、毎日厳しいトレーニングが課せられる・・・」

京子「授業の代わりに、生徒たちは無理やりアイドル修行をさせられ」
   
京子「それを拒んだり、落ちこぼれたりした者は、中学中退扱いで世間に放り出される・・・」

結衣「ひ、ひどいな・・・」

ちなつ「どっちにしろ、植民地にされちゃった時点でもう並の人生は歩めなくなるんですか?」

あかり「き、厳しすぎるよ・・・。あ、あとアイドル候補生ってどんな修行をするの?」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:31:57.81 ID:MicMX6j20


京子「アイドル候補生の生活は、朝4時からの15kmのランニングで始まり・・・」

京子「マキ割り、先輩アイドルの朝食の支度、滝修行、正拳突き1千本、
   猛獣との格闘、山で自力で食料を見つける・・・」

ちなつ「あ、アイドルってみんな、そんな地獄のような修行をくぐりぬけて来たんですか?」

京子「小樽にある中学校も、植民地にされてしまったらしい」

ちなつ「北海道の?ここといい、どうしてそんな地方の中学校ばかり狙うんですか?」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:33:00.40 ID:MicMX6j20


京子「さぁ・・・。きっと制圧しやすいって事なんだろう。富山だからってバカにしやがって・・・」

あかり「い、一体どうしたらいいの?」

結衣「そうだよ京子、何とかする手段はないのか?」

ちなつ「こ、このまま植民地にされるのを待つしかないんですか?」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:34:11.52 ID:MicMX6j20


京子「いや、それは私たちが勝負に負けたらの話だ」

あかり「え?勝負?」

京子「ああ。私達ごらく部が、七森中を代表して明日765プロのアイドル達と勝負する」


京子「私達が勝負に勝てば、七森中は植民地にならなくて済むんだ」

結衣「い、いやそんな事急に言われても」

ちなつ「ちょ、ちょっと責任重大過ぎますってば」

あかり「ま、負けちゃったらあかり達もうみんなに合わせる顔がないよ?」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:34:57.80 ID:MicMX6j20


京子「なーに、勝てばいいんだ勝てば。幸い向こうは油断してくれてるらしい」

結衣「油断?」

京子「そう、向こうは、私達はただの中学生だからって・・・」

コンニチハー、オジャマシマース

京子「ん?誰か来た。はーい、どーぞー」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:35:25.78 ID:MicMX6j20

ガラ

天海春香「どうも、初めましてごらく部のみなさん・・・」

天海春香「アイドルの、天海春香です」



京子「ん?・・・う、うえぇぇーーーーーーっ!?」

結衣「え、ええーーーっ!?な、なに!?なにこれマジ!?」

ちなつ「な、え?なにほ、本物!?本物!?」

あかり「えっ、えっ!?な、なに!?どういう事!?」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:36:19.92 ID:MicMX6j20


天海春香「ロケの移動途中に、すぐ行って帰ってこれる所通りかかったんで」

天海春香「それで、現場の下見を兼ねて明日対決する皆さんと挨拶しようと思って・・・」



京子「は、はぁ・・・」

結衣「それはそれは・・・ご丁寧に・・・」

ちなつ「こ、こちらから挨拶に伺わなければいけない所を・・・」

あかり「な、何だか逆に・・・」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:37:05.96 ID:MicMX6j20


天海春香「できれば、みんなで挨拶しに来たかったんだけどね」



京子「あ、いえいえいえ!」

結衣「い、いえ忙しい中とんでもないです!」

ちなつ「そ、そんな気を使って頂いて・・・」

あかり「じゅ、十分すぎますから・・・」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:37:57.07 ID:MicMX6j20


天海春香「あ、えーと皆さん、お名前は・・・」



京子「あ、わ、私、ごらく部部長の歳納京子と言います」

結衣「わ、私は船見結衣です」

ちなつ「吉川ちなつです・・・」

あかり「あ、赤座あかりです」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:38:38.52 ID:MicMX6j20


天海春香「うふふ…。皆さん、そんな緊張しなくていいんですよ?リラックスして行きましょうね?」

天海春香「明日、私達も負けないよう全力を出しますけど。お互いいい勝負しましょうね?宜しく、」

天海春香「歳納京子ちゃんに船見結衣ちゃん、吉川ちなつちゃんに・・・えーと・・・あ、赤、座・・・あか、りちゃん」



京子「う、うぉぉ!?みんなの名前を一発で!?」

結衣「あ、よ、宜しくお願いします・・・。こういうのファンサービスなんだろうけど、すごいなアイドルって」

ちなつ「け、けどあかりちゃんだけちょっと怪しかったね、やっぱり」

あかり「ちなつちゃんやっぱりって何!?」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:39:39.24 ID:MicMX6j20


天海春香「それじゃ、もうちょっとお話ししてたいけど、そろそろ行かなきゃなんで・・・」



京子「あ、え、ええ!お忙しい所わざわざ・・・」

結衣「何のお構いもできませんで・・・」

ちなつ「あっ、せ、せめてお茶でも!」

あかり「おせんべいありますよ!?」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:40:20.87 ID:MicMX6j20


天海春香「ふふふ・・・。ありがとね。気持ちだけ頂いておくね?それじゃ、明日頑張ろうね。じゃあねー・・・」

ス-、トン


京子「あ、よ、宜しく・・・」

結衣「ど、どうも・・・」

ちなつ「え、ええ・・・」

あかり「お疲れ様です・・・」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:41:02.47 ID:MicMX6j20


京子「・・・」

結衣「・・・」

ちなつ「・・・」

あかり「・・・」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:41:31.99 ID:MicMX6j20


京子「はぁー、びっくりしたぁー・・・」

結衣「あ、ああ、いきなりあんなテレビで見る人が目の前に・・・」

ちなつ「もう、すっごいオーラでしたね・・・」

あかり「うん。一瞬で、部室の空気が変わったね・・・。圧倒されちゃったよ」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:42:32.76 ID:MicMX6j20


京子「今の人が、765プロの天海春香さんだ」

結衣「ああ、たまにテレビで見るよあの人・・・」

ちなつ「実物は、テレビで見るよりずっと綺麗でしたね・・・生だと迫力あるって言うか・・・」

あかり「あ、あまりの衝撃にサインとか写真とか言うの一切忘れてたよ・・・」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:43:36.29 ID:MicMX6j20


結衣「・・・京子。アイドルってあんな人がゴロゴロいるんだろ?」

結衣「私達、明日対決して勝たなきゃいけないのか?あんな人たち相手に」

京子「・・・ああな。正直、最初7割くらいは勝てるんじゃないかって思ってた」

京子「でも、今ので5割・・・いや下手したらそれ以下になった・・・」

ちなつ「え?なんでですか?」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:44:44.28 ID:MicMX6j20


京子「今のは挨拶というより、偵察に来たんだろうね。私たちの」

結衣「えー?そうかー?」

ちなつ「めちゃめちゃ気さくでいい人だったじゃありませんか」

あかり「あんな優しそうな人が偵察?あかり達の事を?」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:47:06.55 ID:MicMX6j20


京子「思い出してみて。私達の名前1発で覚えてたじゃん」

結衣「あ、ああそうだな」

ちなつ「ええ、あれは驚きましたね」

あかり「うん。凄かったよね」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:47:34.59 ID:MicMX6j20


京子「記憶力のいい人だったから、その他色んなものを記憶していって・・・」

京子「後で色々分析するんだろう。そして少人数で来て、かける時間は最低限・・・」

京子「これは、偵察の基本中の基本だ」

結衣「ま、まさかぁ。考え過ぎだろ」

ちなつ「にしたって、あんな時短間で知れる事なんてたかが知れてますよ」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:48:18.30 ID:MicMX6j20


京子「そう。もしかしたら天海春香さんはロクな情報を持って帰れなかったかも知れない」

京子「けど、わざわざ偵察をよこしたって事は、証拠だよ」

あかり「証拠?」

京子「そう。油断をしないで、明日全力で勝負に来るって事のね・・・」

結衣「ぜ、全力?明日、全力でこの学校を植民地にしに来るの?あんな人たちが束になって?」

ちなつ「あ、あの人たちが何にしたって全力でかかって来られたら・・・」

あかり「た、たぶんあかりたちひとたまりもないよ?」

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:49:12.37 ID:MicMX6j20


京子「てっきり、向こうはこっちをナメ切ってると思ってた。けど、きっちり偵察までよこして・・・」

結衣「そ、そうだ京子。勝負って何だ?何をするんだ?」

京子「ん?おおそうだ、肝心の事を言ってなかったな」

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:49:45.40 ID:MicMX6j20


京子「勝負方式は、キャラクター勝負!」

結衣「え?」

ちなつ「キャラクター勝負・・・?」

あかり「な、何なのそれ?」


京子「お互いのメンバーの特徴、いわゆるキャラで、これは向こうに勝てる!というお題を」

京子「交互に出し合う!」

あかり「い、一体どういう事?」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:50:50.16 ID:MicMX6j20


京子「例えばね。私たちの中で可愛さナンバー1があかりだったとして」

京子「この可愛さに勝てるやつは、向こうに居ない!と確信したら」

京子「可愛さで勝負!とお題を出して、あかりをステージに上げるんだ」

結衣「ふーん・・・?」

あかり「い、いやぁそんな照れちゃうよー・・・」

ちなつ「例えばの話だって」

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:51:20.69 ID:MicMX6j20


京子「そして、挑まれた方は、自分たちの中からこの子が1番可愛い!と選んで対抗する」

京子「そして、どっちが可愛いかを観客に決めてもらうって対決方式さ」

結衣「ふーん・・・。けど可愛いさじゃ、私達の中にアイドルに勝てる奴なんて居ないだろ?」

京子「だから、これなら私達のメンバーがアイドルに勝ってる!というお題を出すんだ。
   例えば結衣のゲームの腕とかね」

結衣「あー、なるほどねー・・・」

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:52:05.91 ID:MicMX6j20


京子「もちろん、交互にお題を出すんだから、次はアイドル軍団の中に・・・例えば」

京子「絵が得意な人が居て、絵で勝負!とか言って来ると、私達からは例えば」

京子「絵が得意な私が出て対抗する、とか言ったような感じで進む」

京子「あ、歌とダンスは禁止してもらった。流石に勝負にならないからね」

結衣「ふーん・・・。相手はよくそれで納得してくれたな」

京子「ああ。得意技に頼らずともお前らなんぞ一ひねりだという余裕の表れなんだろう・・・」

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:52:51.16 ID:MicMX6j20


京子「まぁ、挑む方は勝ちやすいし、受けるほうは大変」

京子「つまり、勝てるところは確実に勝って、相手がこれは勝てるだろう!と出してきたお題を・・・」

京子「逆に破って勝つ、インターセプトを狙っていくという戦いになるだろう・・・」

結衣「私たちが、アイドルに勝てるものなんてあるのか?」

ちなつ「けど、歌と踊りは禁止なんですよね?それなら少しは・・・」

あかり「ど、どんな勝負になるのか全然予想つかないね」

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:53:29.79 ID:MicMX6j20


京子「勝負は、6回勝負!先攻は譲ってもらった」

京子「もし決着がつかなかった場合は、7回戦目のサドンデスで勝負がつく」

京子「明日、この学校の校庭に特設ステージが作られ、勝負はそこで行われる・・・」

結衣「と、特設ステージで・・・?」

ちなつ「もう、やる気満々って感じですね」

あかり「な、仲良くできないの?」

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:54:15.49 ID:MicMX6j20


京子「あ、ちなみに」

結衣「ん?何だ?」


京子「対決の様子は、テレビで放送される」

結衣「え、ええーっ!?」

ちなつ「て、テレビに映るんですか?」

あかり「あ、あかり達が?」

京子「ああ。私たちがブザマに負け、学校が植民地にされる様を全国に放送し」

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:54:48.95 ID:MicMX6j20


京子「一般人はアイドルに絶対勝てない、という事を世間に知らしめる目論みなんだろう・・・」

ちなつ「あ、アイドルって恐ろしいですね・・・」

京子「そして、その認識が世間に十分広まれば」

あかり「ど、どうなるの?」

京子「恐怖による、アイドル達の支配が始まるだろう・・・」

結衣「た、大変だなおい!?」

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:55:34.83 ID:MicMX6j20


京子「まぁとにかく、明日は絶対に負けるわけにはいかない!」

京子「私たちだけじゃ心もとないんで、生徒会にも協力を要請しておいた」

結衣「明日、私たちで対抗しなきゃならないんだよな?アイドル達に?」

ちなつ「い、いくら生徒会の協力があったって、私たちただの中学生ですし・・・」

あかり「きっと、負けちゃうよぉ!」

京子「心配するな。私たちのキャラ力は、必ずアイドルに勝てる!それに用意の作戦もある」

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:56:07.82 ID:MicMX6j20


京子「さぁ、来るなら来いアイドル軍団!」

京子「ここを、植民地になんてさせやしない・・・」

京子「七森中は、私たちが守る!」ビシッ

結衣「何を指さしてるんだ」

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 11:56:36.12 ID:MicMX6j20

(765事務所)


千早「さーて、明日は七森中とやらでライブね」

雪歩「あ、その後に対決だから」

伊織「軽くひと揉みよ」

響「普通の中学生が、どこまでやるかなー?」

41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:06:42.39 ID:MicMX6j20


〜翌日、七森中学校校庭特設ステージ〜




春香「みんなー、今日は集まってくれてありがとー!」

千早「ぜひ、最後まで楽しんで行って下さいね」

雪歩「声援、ありがとうございますぅー!」


   \ワー、キャー!/
            \キャー、ステキー!/

      \キャー!/
                 \ヒュー!/
   \キャー、ハルカーサーン!チハヤサーン!ユキホー!/


京子「ものすごい人気だ・・・わかっちゃいたけど・・・」

結衣「校庭にこんな人が集まってるのなんて、見たことないぞ・・・」

ちなつ「圧倒されますね・・・。近くだけじゃなく、県内中から人が集まってるんじゃないですか?」

42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:07:26.32 ID:MicMX6j20


真「七森のみなさん、今日はー」

やよい「こんなに沢山来てくれて、ありがとうございまーす!」

伊織「この私が来てあげたんだから、感謝しなさいよ」


            \キャー!/
  \ヤヨイチャン、カワイイー!/
              \キャー、マコトサンステキー!/

     \キャーイオリーン!イオリンマジイオリーン!/


綾乃「ね、ねぇ歳納京子、本当にあの人たちと対決するの?私たち?」

千歳「それで負けたら植民地とか、大変やなぁ」

京子「ああ・・・。夢じゃない、これは紛れもない現実だ」

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:08:45.66 ID:MicMX6j20


あずさ「富山って、いい所ですねぇ」

亜美「うん、そうだよね!」

真美「ブラックラーメン、美味しかったよね!」


   \アハハハ…/       \アズササーン!/
         \タベタンダ、アハハ…/

    \セイカクニハ、トヤマブラックダヨー!/


向日葵「何の勝負でも、全く勝てる気がしませんわ・・・」

櫻子「あっ、あとでサイン貰おーっと」

京子「ひまっちゃん。リラックスして行こう。そしてさくっちゃん、いい余裕だ」

44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:11:23.29 ID:MicMX6j20


貴音「美味しすぎて、ついついお代わりしてしまいました」

響「貴音、あの店つぶす気かー?私たちが出たら、すぐ準備中って札が・・・」

美紀「ミキ、ラーメンよりおにぎりが食べたかったの」


   \アハハハ、タベスギー!/
            
           \ドンダケタベタンデスカー!/

      \タカネサーン、ヒビキサーン、ミキミキー!キャー!/


京子「くっ・・・。植民地化がかかっているというのに、学校のヤツら何てのん気な・・・」

結衣「すっかり、カリスマ性にやられちゃったみたいだな・・・」

ちなつ「逆に、植民地になるのを喜ぶ人たちだって居るかもしれませんね」

45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:12:59.33 ID:MicMX6j20


春香「それじゃ行くよーみんな、ワン、ツー、スリー・・・」


         ジャーーン、ジャラーーーン…


 \キャァァーーーーー!/       \ワーーーーー!/
      \イエーーーーー!/  
                \ヒューーーーー!/
  \キャーーーー!/
       \ハルカサーン!/  
                 \ヤヨイチャーン!/


結衣「駄目だ・・・。勝つビジョンが、全く見えない・・・」

ちなつ「お、大人しく軍門に下りませんか?下手に逆らったら・・・」

京子「何を言ってるんだ!戦う前からそんな弱気でどうする!」

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:13:50.60 ID:MicMX6j20


京子「絶対に、勝つ!いいか、みんな心を一つにするんだ!」

結衣「心を一つに、たってなぁ・・・」

ちなつ「そんなんで本当に勝てるんですか?」

綾乃「まぁ、こうなった以上やれる事をやるしかないわね」

千歳「せやねぇ。何もしなかったら、そのまま植民地やし・・・」

向日葵「はー、緊張で足が震えますわ・・・あと、胃がムカムカして・・・」

櫻子「ところで、植民地ってなにー?」

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:24:31.25 ID:MicMX6j20


『素晴らしい歌をありがとうございましたー、765プロのアイドルの皆さん』

『さーて、続いては・・・』

『激突!アイドルVS七森中ごらく部&生徒会、キャラクター勝負ー』


    \ワーーー!/        
                   \ガンバレー!/  
           \ヒューヒュー!/
  \ガンバッテーー!/
          \マケナイデヨー!/    
                      \ファイトー!/ 


京子「おっ、私たちの出番だな?」

向日葵「い、いよいよですわね・・・」

48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:25:39.45 ID:MicMX6j20


『えー、司会は私七森中理科教師、西垣奈々と』

『・・・・・・・・・』

『の、二人でお送りいたしますー』


         パチパチパチ…

   \ヒューヒュー/
           \リセカイチョー、コエキコエナイヨー/
        

向日葵「あ、あのお二人が司会なんですのね」

結衣「あ、ある意味最も不適切なんじゃないか?嫌な予感もするし・・・」

京子「大丈夫だって。怪しい動きをしたらすぐ取り押さえるよう警備の人に言ってある」

京子「部外者を爆発に巻き込んだら、さすがにマズいからね」

49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:38:17.37 ID:MicMX6j20


『では、これからルールの説明をする』

『両チームからそれぞれメンバーを出し、お題に従って対決してもらう』

『アイドルが勝ったと思えば左の赤のスイッチを、ごらく部が勝ったと思えば右の青のスイッチを』

『引き分けだと思ったら、真ん中の白のスイッチを押してくれ。わかったな?』


         ハーイ    オッケーデース
           
           ワカリマシター
    

伊織「さーて、いよいよキャラ勝負とやらね。私たちの勝ちに決まってるけど」

亜美「いおりん、油断は禁物だよ!」

真美「そうだよ。獅子は兎を狩るのにも全力を出すんだよ!」

あずさ「まぁまぁ、あんまり気張りすぎないようにね」

50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:42:40.26 ID:MicMX6j20


『それでは、キャラクター勝負第1回戦。先攻はごらく部から。お題は・・・』



京子「さぁ、私たちからだ!」

京子「緒戦は、絶対に勝つ!そんで、流れを作る!」

結衣「えらい自信だな?」

ちなつ「どんなお題にしたんですか?」

51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:43:18.58 ID:MicMX6j20


『目立たない力勝負ーーーー』



    エ…?  
           メダタナイリョク…?ナニソレ?
     
         ザワザワ…
    

京子「どうだ、このお題!完璧だろ!これで私たちが絶対に勝ちだ!」

結衣「目立たない力・・・?」

ちなつ「な、何だか会場中のみんな戸惑ってますけど・・・」

52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:44:07.10 ID:MicMX6j20


京子「アイドルなら、人目を引いて当然!」

京子「あたり前だけど、私たちの方がはるかにオーラがない・・・目立たない」

京子「それを、逆手に取った作戦さ」

綾乃「ま、まぁ確かに理には適ってるわね」

向日葵「け、けどこのお題で私たちと対決させられるアイドルの方の立場は・・・」

53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:45:50.19 ID:MicMX6j20


京子「それに、私たちには居るじゃないか」

京子「誰にも負けない、目立たない子・・・」

京子「あかりという、最強の存在がね!これで、絶対負けるわけがない!」


京子「さぁ、あかり行ってこい!景気よく1勝をもぎ取って・・・って、あれ?あか、あかりは?」

ちなつ「あかりちゃん、今日先生に用事頼まれて遅くなるって言ってましたけど」

京子「え!?あ、あれ?最初から居なかったっけ?」

ちなつ「居ませんでしたよ」

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:46:48.20 ID:MicMX6j20


京子「うわーっ、最初っから居るもんだとすっかり思いこんでたーっ!」

京子「どんだけ存在感ないんだアイツぅーー!?ちょ、ちょっと今すぐ呼んできて・・・」

綾乃「もう、打ち合わせくらいしておきなさいよ本当にアンタってば・・・」




春香「な、何だかすごいお題を出してきたね」

千早「そうね。的確に勝てるポイントを稼ぎに来たと言うか・・・。考えたわね」

55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/02(火) 13:47:31.62 ID:MicMX6j20


春香「うんでも、確かにいいとこ突いてるね」

春香「私たちアイドルって、目立つのが仕事みたいなとこあるし・・・」

千早「・・・」ジ…

雪歩「・・・」

伊織「・・・」

真「・・・」

美紀「・・・」

響「・・・」

亜美「・・・」

真美「・・・」

あずさ「あ、あの、何でみんなじっと春香ちゃんを見つめて・・・」

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