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【モバマス】仕事帰りに
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 02:04:06.21 ID:7KR7AASm0
楓「……」
瑞樹「楓ちゃん! これ美味しいわよ!」
瑞樹「日本酒に合いそうで、楓ちゃんの好みじゃない?」
楓「えっ? す、すみません、何ですか?」
瑞樹「だからこのおツマミよ」
楓「ああ、はい。美味しいですよね」
瑞樹「……まだ引きずってるの?」
楓「……」
瑞樹「まあ仕方ないわよね。仕事先のお偉いさんとはいえ、お尻を触るなんて」
瑞樹「誰でもひっぱたくと思うわ。早苗ちゃんだったら、触った手の骨を折っちゃうかも」アハハ
楓「私が少しでも我慢できていれば」
楓「プロデューサーさんにご迷惑をおかけすることはなかったんです」
楓「瑞樹さんをはじめとした他のアイドルの皆さんにも、スタッフの皆さんにも」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1514826245
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 02:05:19.86 ID:7KR7AASm0
瑞樹「気にしないでくださいって言われたでしょ。だからもういいのよ」
瑞樹「騒ぎは丸く収まったし、そのまま仕事を継続できたんだし。ね?」
楓「はい」
瑞樹「うん。じゃ、飲もっか」
楓「……」
――――
瑞樹「あー、なんか飲み足りないわね。もう一件行く?」
楓「いえ、今日はこのあたりで」
楓「もうこんな時間ですし」
瑞樹「まだこんな時間よ。明日は私たち2人共オフなんだし」
瑞樹「もうちょっと付き合って?」
楓「いいですけど」
瑞樹「やった♡ じゃあ次はあそこね」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 02:06:27.28 ID:7KR7AASm0
瑞樹「んー、このカクテル飲みやすいし美味しい!」
瑞樹「楓ちゃんのは?」
楓「え……あ、美味しいですよ」
瑞樹「……そう」
瑞樹「あ。ねえ、マスター」
マスター「はい」
瑞樹「彼女にピッタリなカクテル、作ってもらうことできるかしら」キリッ
マスター「ええ、少々お待ちください」ニコリ
瑞樹「本当? 言ってみるものね!」
楓「……」ポカーン
瑞樹「? どうしたの、口を開けたままにして」
楓「くすっ」
楓「ふふっ……くすくす」
瑞樹「な、何で笑うの!?」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 02:08:21.07 ID:7KR7AASm0
楓「ごめんなさい。格好つけて、キザな注文をする瑞樹さんがとてもおも……こほん」
楓「素敵だったんです」
瑞樹「今面白いって言いかけたわね? もう!」プンプン
楓「だって……」フフ
マスター「できました。どうぞ」スッ
楓「!」
瑞樹「わぁ……」
楓「これ、私を?」
マスター「イメージして作りました」
楓「ありがとうございます」ペコリ
瑞樹「ブルーとグリーンで彩られて、綺麗ね」
楓「はい」ニコッ
瑞樹「……ふふ」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 02:09:51.49 ID:7KR7AASm0
――――
瑞樹「はあっ!」ブン
瑞樹「くー、次は当てるわ」
楓「あの、何でバッティングセンターなんですか?」
瑞樹「この前留美ちゃんに誘われたんだけどね、これ結構良いのよ」
瑞樹「バットに思いを乗せて、こう……スイングすると!」ブン
瑞樹「気分がスカっとするの。当たればもっと気持ち良いでしょうね」
楓「……」
楓「私も、やってみていいですか?」
瑞樹「もちろんよ」
チャリン
楓「こ、こんな感じで構えればいいんですか?」
瑞樹「自分の思うままでいいのよ。球が来るわよ!」
楓「……っ」
楓「えいっ」ヒュン
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 02:11:10.05 ID:7KR7AASm0
瑞樹「もっと腰を入れなきゃ! 空振りしてもいいから!」
瑞樹「あとはバットに気持ちを乗せて、ボールを思いっきり打つの!」
楓「は、はい」
楓「バットに気持ちを乗せて」ブツブツ
楓「腰を入れて打つ」ブツブツ
瑞樹「次のボールが来るわ!」
楓「気持ちを乗せる……気持ちを……」
楓「私の……お尻を……!」
楓「触るなぁっ」カッ
瑞樹「!」
瑞樹「やったわ楓ちゃん、当たった!」
楓「……」ブツブツ
瑞樹「あれ、楓ちゃん? ねえ聞こえてる?」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 02:12:23.55 ID:7KR7AASm0
楓「あなたのせいで……皆さんにも迷惑が……」
楓「かかったじゃないですかっ」カツッ
瑞樹(また当てた! しかもさっきよりも合ってる!)
楓「次に同じことをしたら……容赦は……しま、」
楓「せんっ」カキーン
瑞樹「!!」
楓「まだまだいきますよ」フンス
瑞樹(ストレスのせいなのか才能があるのか知らないけど)
瑞樹(どんどん上手くなってるわね……)
友紀(……や……柳田……!)
友紀(柳田ばりの豪快スイングだ……!)ガタガタ
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 02:13:31.90 ID:7KR7AASm0
――――
楓「♪」
瑞樹「いやー……すごいわね楓ちゃん」
瑞樹「あれから何度も良い当たりだったわよ」
楓「たまたまですよ、たまたま」
瑞樹(たまたまであそこまでやる?)
楓「……瑞樹さん」
瑞樹「?」
楓「ありがとうございます」
楓「私のために、色んな場所に誘っていただいて」
瑞樹「何のことかしら。私は自分のために楓ちゃんを連れ歩いたんだけど」
瑞樹「でも、元気になってくれたようでよかったわ」
楓「またそうやって」クスクス
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 02:14:42.33 ID:7KR7AASm0
楓「今度、お礼させてくださいね。奢りますから」
瑞樹「そんなことしなくていいの! どうしてもお礼がしたいなら」
瑞樹「またこうやって私に付き合ってくれればいいから」
楓「じゃあそうします」
楓「ふぅ、ちょっと汗かいちゃいました。どこかでシャワー浴びようかな」
瑞樹「もうすぐあなたのおウチでしょう。我慢しなさい」
楓「はーい♪」
――翌日――
友紀「楓さん、今度一緒にバッセン行きませんか?」
楓「えっ」
友紀「フルスイングを見せて欲しいです!」キラキラ
瑞樹(まさか、昨日のあれ見られた……?)
おわり
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 02:16:16.06 ID:7KR7AASm0
かえみず短編でした
もっとこの2人の話増えてくれ
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 04:44:33.00 ID:DGFi59j7o
ユッキすこ
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 05:38:24.70 ID:uXWBIVEeo
おつ
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