【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】三冊目

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49 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/06(土) 00:08:35.68 ID:YC/FXhOA0
しかたないわね……

月読「天馬」

天馬「なんだよ?」

月読「いきなり走っても体力がつくどころかまた倒れる可能性の方が高いんじゃないかしら?」

天馬「そういや、そうだな」

月読「それに学人は学者肌の人間よ。ここで走るよりはやっぱり帰ってから走った方が環境的にもいいと思うのよ」

天馬「……だな」

月読「だから今回は見送って、帰ってから鍛え上げてあげたら?」

天馬「おう!そうと決まればあたしがなまらないように走らないとな!」

月読「……なんとかなったわね」

学人「おい、帰ってから走る事になっているんだが」

月読「帰ってから後は自分で何とかしてちょうだい」

そこまでは面倒見切れないわよ……

【天馬千里の好感度が3上がりました】

【更科学人の好感度が4上がりました】
50 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/06(土) 00:26:50.37 ID:YC/FXhOA0
【更科学人通信簿イベントその1】

月読「まいったわね」

学人に話があるんだけど、どこにも見当たらないわ……

月読「学人って、フラフラどこにいるかわからない時があるのよね……」

とにかく探しましょう。

月読「……」

いないわね……

月読「……」

本当にどこにいるのかしら。

月読「……」

もしかして部屋にいるのかしら?

月読「……」ピンポーン

……いないわね。

月読「はあ、一度戻りましょうか」



学人「……」

月読「……」

前にもこんな事があったわね……

学人「なんだ月読……おい、なぜ私を睨む」

月読「……今貴方の首に鈴をつけたい気分だわ」

学人「似たような事をよく言われるが、なんの話だ」

ああ、周りも苦労してるのね……

【更科学人通信簿1】
【フラフラしてよく居所がわからなくなる学人。
すれ違う事もかなりあり周りも苦労されられる事が多いようだ】
51 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/06(土) 00:29:03.52 ID:YC/FXhOA0
月読「まずは生きる事を優先ね……」

そうね、まずは生き延びる……とても大切な事だわ。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【広生、佛生、音野、入野、天馬、学人は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 00:33:34.03 ID:Q72r7muDO
ミシェル 川田谷
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 00:34:46.95 ID:+d+stieIo
ミシェル 黒頭 
54 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/06(土) 00:40:32.25 ID:YC/FXhOA0
今回はここまでで。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 00:49:26.30 ID:Y9vHWYJL0
乙乙
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 00:50:37.08 ID:+d+stieIo
乙でした
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 07:46:11.55 ID:Q72r7muDO
58 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/06(土) 23:43:59.70 ID:YC/FXhOA0
ミシェル「……」

月読「あら……ミシェルじゃない」

ミシェル「アッ」

月読「こんな所でどうしたの」

ミシェル「エット、メイヤト待チ合ワセ……」

月読「メイヤ?ああ、黒頭の事ね」

ミシェル「タックルスルノ直スノ手伝ッテモラッテル……」

月読「あらそうなの……っと、噂をすれば来たわよ」

黒頭「ミシェル様、お待たせしました……あら、月読様もいらしてたんですか」

ミシェル「ウウン」

月読「通りがかったのよ。ミシェルのタックル癖を直しているんだって?」

黒頭「はい。ミシェル様からの頼みで」

1…それで直りそうなの?
2…これで天馬の怪我も減るわね
3…黒頭なら怪我もしないだろうから安心ね

↓2
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 23:45:35.08 ID:Ey8k8f+o0
1
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 23:47:04.32 ID:Q72r7muDO
61 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/06(土) 23:57:41.34 ID:YC/FXhOA0
月読「それで直りそうなの?」

黒頭「そうですね……なかなか根気はいりますが地道に積み重ねていけば直せるとは思います」

ミシェル「ウウッ、ゴメンナサイ」

月読「またやりそうな雰囲気になってるわよ……」

黒頭「せめて手加減は出来るように持っていきたいんですが……」

前途多難ね……

【ミシェル・ラマンの好感度が3上がりました】

【黒頭明夜の好感度が3上がりました】
62 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/07(日) 00:18:29.92 ID:5ZPTt5vA0
【ミシェル・ラマン通信簿イベントその1】

ミシェル「ウウッ……」

月読「どうしたのミシェル。厨房前でオロオロして」

ミシェル「ドリンク……」

月読「ああ、貴女厨房に入るの禁止だったわね……わかった、私が取ってくるわ」

ミシェル「ア、アリガトウ」

月読「これぐらいならお安いご用よ」


月読「これでよかったかしら」

ミシェル「ウ、ウン」

月読「……ねぇ」

ミシェル「ナ、ナニ?」

月読「そんなに緊張しなくても、もうちょっと力抜いていいのよ?」

ミシェル「ウッ」

月読「……と言ってなんとかなるなら苦労しないわね」

ミシェル「ゴ、ゴメンナサイ……」

月読「謝らなくてもいいわよ」

本当にどうしたものかしら……

【ミシェル・ラマン通信簿1】
【人と話す時に緊張からか力が入っているミシェル。
本人にもどうしようもなく謝るぐらいしか出来ないようだ】
63 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/07(日) 00:29:07.55 ID:5ZPTt5vA0
月読「ミシェルは大丈夫かしら」

黒頭に任せるしかないけど気にはなるのよね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【広生、佛生、音野、入野、天馬、学人、ミシェル、黒頭は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 00:30:57.37 ID:MQqSy0+DO
川田谷 四杖
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 00:34:06.68 ID:4EqcpbxDO
四杖
66 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/07(日) 00:51:00.75 ID:5ZPTt5vA0
ここまでで。
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 00:57:06.10 ID:MQqSy0+DO
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 08:24:38.89 ID:yIB5Pi3do
69 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/07(日) 23:23:22.59 ID:5ZPTt5vA0
四杖「……」ボー

月読「……四杖?」

四杖「は!?つ、月読さん!?」

月読「珍しいわね。貴方がそんなにボーッとしてるなんて」

四杖「い、いえ、すみません」

月読「謝らなくていいわよ。それで?話せるなら聞いてもいいけれど」

四杖「……あの、入野さんの事なんですが」

月読「入野?」

四杖「朝の事もありますから少し心配なんです。もしわたくしが力になれるなら……」

月読「なるほどね……」

1…なら見かけたらなるべく声をかけてあげて
2…学人といい、貴方の献身には頭が下がるわ
3…だったら食事を用意してあげたらいいんじゃないかしら?

↓2
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 23:24:22.02 ID:Akl0ySc/o
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 23:26:45.81 ID:MQqSy0+DO
72 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/07(日) 23:47:32.26 ID:5ZPTt5vA0
月読「学人といい、貴方の献身には頭が下がるわ」

四杖「そ、そんな!わたくしはただ……」

月読「別に悪く言っている訳じゃないわよ?私にそういう事は出来ないから、純粋にそう思っただけ」

四杖「そ、そうですか……?」

月読「まあ、気にかけてあげて。入野も夜方々木の事で傷ついているのは間違いないから」

四杖「わ、わかりました」

だけど普段あまり姿を見せないのに、四杖は人をよく見てるのね。

……あまり一人だからって気を抜かない方がいいかもしれないわ。

【四杖礎の好感度が6上がりました】
73 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 00:03:31.27 ID:5VYnapIA0
【四杖礎通信簿イベントその1】

月読「……」ペラッ

四杖「どうぞ」

月読「あら、ありがとう。これはハーブティー?」

四杖「はい、月読さんは本を読む機会が多いのでアイブライトを」

月読「ああ、アイブライトは古くから目の万能薬と言われていたものね……だけどこの宇宙ステーションによくハーブがあったわね」

四杖「あっ、いえ、それはわたくしの私物です」

月読「ハーブが私物?」

四杖「はい。お茶を出す機会は多かったので様々な効能の物を持ち歩くようにしているんですよ」

月読「そこまでしているの……貴方らしいと言えばらしい話ね」

うん、美味しい。

こうして美味しいハーブティーが飲めるんだから、よしとしましょうか。

【四杖礎通信簿その1】
【お茶を出す機会が多かったらしい四杖は様々な効能のハーブを持ち歩くようにしている。
それもまた四杖の献身的な一面なのかもしれない】
74 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 00:26:48.35 ID:5VYnapIA0
【夜イベント】

1…佛生の言うコロシアイ……本当にあったのかしら
2…指を切ったわ……医務室に行きましょう
3…音野に厨房に呼ばれたわ

↓2
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 00:28:55.42 ID:OD5MCurDO
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 00:29:14.22 ID:Ec5titLJ0
1
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 07:53:12.44 ID:zMpbDvG0o
78 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 19:51:21.69 ID:5VYnapIA0
【書庫】

月読「……」

佛生は言っていた。
かつて自分はコロシアイに参加して、クロとして生き延びたと。

月読「もし今回と同じなら……同時期に、おそらく同年代の複数人の行方不明事件があったはず」

書庫の本に該当するような事件について書かれた物があればいいんだけど……

月読「……」

背表紙から本の内容にあたりをつけて抜き出していく。

新聞でもあればまだ良かったのかしらね……

月読「……さて、始めましょうか」

パラパラとめくりながらページの一文、一文字も見逃さないように読み進める。

その中で、一冊……目を引く文のある物を見つけた。

【行方不明事件!才能溢れる若者に何が?】

月読「……」

【中学生でありながらその溢れる才能から将来希望ヶ峰へスカウトされる事が有力視されていた学生Aさんが行方不明になった。
Aさんの知人によると母子家庭で育っていたAさんは母親に楽をさせたいと語っていたらしく、家出などは考えられないという事だが――】

月読「……」

才能溢れる若者……その行方不明事件。

月読「記事の日付は四年前……佛生にもう少し詳しく聞けばわかるかしら……」

カタッ

月読「……!」

【書庫に現れたのは?】

↓2
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 19:55:39.88 ID:OD5MCurDO
鏡在
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 19:56:42.88 ID:OAdwczXPo
川田谷
81 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 20:13:16.80 ID:5VYnapIA0
川田谷「あれ?月読さん何して……なんて本読んでる以外にないか」

月読「川田谷、どうしてここに?」

川田谷「なんか眠れなくてね。小説でもあれば……ってこれ何かの記事?」

月読「えぇ、まあ」

川田谷「才能溢れる若者の行方不明事件か……俺達も地球じゃこんな風に書かれてるのかな?」

月読「どうかしら……希望ヶ峰が大騒ぎしてるのは間違いないでしょうけど」

新入生が揃って行方不明なんて前代未聞だもの。

川田谷「だけど何でこんな古い記事を?わざわざ夜に読んでるし、横に積んである本は事件扱ってるのだし、意味がある気がしてしょうがないんだけど」

月読「……」

1…佛生の事を話す
2…このコロシアイ、どうも手慣れてる気がするのよ
3…どこから手がかりが出てくるかわからないでしょう?

↓2
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 20:16:04.37 ID:OAdwczXPo
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 20:24:47.85 ID:OD5MCurDO
84 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 20:55:42.98 ID:5VYnapIA0
月読「このコロシアイ、どうも手慣れてる気がするのよ」

川田谷「手慣れてる?」

月読「動機といい、学級裁判の流れといい、あのオシオキといい……初めて行われてるとは思えない」

川田谷「なるほどね……つまり月読さんは前にもコロシアイが起きてるって考えてるわけだ」

月読「可能性の話よ」

実際は佛生の話がある以上本当にあったんでしょうけどね……

川田谷「うーん……そうなると、ますます黒幕が強大になるね……まいったな」

月読「それは宇宙ステーションに連れてこられた時点でわかっていた事よ……」

なんとか、誤魔化せたわね。

最も……あまり嬉しくない事を再確認したけれど。

【川田谷昌の好感度が4上がりました】
85 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 21:08:30.89 ID:5VYnapIA0
月読「……」

川田谷が帰った後も私は一人調べものを続けていた。

だけどあの本以上の収穫は、残念ながら見つからず。

月読「……戻りましょうか」

結局私が部屋に戻ったのは深夜一時頃。

月読「……」

黒幕がもし四年前にもコロシアイを起こしていたとして……

そんな相手に私達はどう、立ち向かうべきなのかしらね……
86 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 21:16:21.81 ID:5VYnapIA0
【十一日目】→【十二日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……43
 
天馬……26
 
鏡在……21
 
ミシェル……31
 
黒頭……32
 
入野……28
 
佛生……26
 
広生……27
 
学人……29
 
川田谷……28
 
四杖……33
87 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 21:25:16.41 ID:5VYnapIA0
【十二日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「……」

朝か……まだ少し眠いわね。

【食堂】

鏡在「ちょっと月読!コロシアイが前にもあったってどういう事よ!」

月読「……」

食堂に入った私はいきなり鏡在にそんな事を言われた。

……なんでそれを知ってるのよ?

天馬「昨日調べてたんだろ?何かわかったのかよ」

ミシェル「ホ、本当ナノ……?」

月読「……」チラッ

川田谷「……!」ダラダラ

天馬の言葉で察した私が川田谷に視線を送ると、向こうは手を合わせて謝罪の意を示してきた。

えぇ、そうね、これは貴方が粗忽だって事をすっかり忘れていた私の責任よ……

今日は喋るのに時間を費やす食事になりそうね……はあ。
88 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 21:27:01.44 ID:5VYnapIA0
月読「疲れたわ……」

こうなるのが嫌だし、不安になるだけだから一人で調べていたのに。

会ったら川田谷には一言言わないといけないわね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 21:28:30.36 ID:7aDBelODO
天馬 音野
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 21:29:46.99 ID:OD5MCurDO
音野 黒頭
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 21:30:09.15 ID:OAdwczXPo
沸生
92 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 21:54:02.19 ID:5VYnapIA0
音野「だ、大丈夫ですか……?」

月読「質問攻めは辛いわね。特に鏡在の容赦のなさは記者になれるレベルよ」

黒頭「お疲れですね。ですが、月読様の着眼点は正しいとわたしは思いますよ」

音野「それじゃあ、やっぱり前にもコロシアイが……?」

黒頭「それはわかりませんが、モノクマは作業的に人の命を奪っている……わたしはそう感じるのです」

月読「作業的にね……」

黒頭「わたしの主観でしかありませんが……」

音野「怖いですね……私達、本当にとんでもない相手を敵に回してるんじゃ……」

1…だとしても、私達はこのままこんな生活を受け入れるわけにはいかないわ
2…あまり不安にならない方がいいわよ
3…向こうに私達を選んだ事を後悔させてやりたいわね

↓2
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 21:57:04.63 ID:OAdwczXPo
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 21:58:26.77 ID:TrxS1bEX0
1
95 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 22:30:50.74 ID:5VYnapIA0
月読「だとしても、私達はこのままこんな生活を受け入れるわけにはいかないわ」

音野「月読さん……」

月読「この十日で四人の死を見た。この先モノクマが何をしてくるかもわからない」

月読「相手がなんであろうと関係ない」

月読「なんとしてでも、こんな生活からは抜け出してやるのよ」

黒頭「意外でした……月読様はもっと静かにこの生活に臨んでいるかと」

月読「そうね……自分でも正直意外だわ」

この宇宙ステーションに来てから私は何かが変わったと感じる。

いや、変わらざるを得なかった……というべきなのかしらね。

月読「そのために貴女達にも頑張ってもらうわよ?」

音野「は、はい!」

黒頭「もちろんです」

このコロシアイからの脱出……きっと遂げてみせるわ。

【音野響の好感度が5上がりました】

【黒頭明夜の好感度が5上がりました】
96 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 22:32:44.69 ID:5VYnapIA0
月読「……少し熱くなっちゃったわね」

まあ、脱出へのモチベーションが上がるなら問題ないわ。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【音野、黒頭は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 22:33:56.04 ID:Ec5titLJ0
広生 川田谷
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 22:33:56.75 ID:TrxS1bEX0
佛生 川田谷
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 22:34:08.92 ID:OD5MCurDO
鏡在 天馬
100 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 23:03:58.15 ID:5VYnapIA0
月読「ちょっと川田谷」

川田谷「ご、ごめん!つい口が滑っちゃってさ……」

月読「……」

佛生「何か、あったのですかな?」

川田谷「いや、コロシアイが前にも起きてるかもしれないって月読さんの考えをつい話しちゃって……」

佛生「それは……」

月読「はあ、もういいわ。だけどこうなると貴方には秘密とか話せないわね」

川田谷「あ、あはは……」

佛生「川田谷殿は……某の罪を知ったわけではないのですな」

川田谷「えっ、罪?」

月読「佛生、川田谷に話すと広まるわよ」

佛生「……」

川田谷「えっと……」

1…広まってほしいわけではないんでしょう?
2…私はみんなに下手に混乱してほしくないのよ
3…とにかく川田谷、これからは気をつけてちょうだい

↓2
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 23:06:40.67 ID:Ec5titLJ0
3
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 23:08:30.89 ID:FBzmnF7M0
1
103 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/08(月) 23:22:08.45 ID:5VYnapIA0
月読「広まってほしいわけではないんでしょう?」

佛生「……そう、ですな」

川田谷「えっと、結局どういう事かな?」

月読「色々あるって事よ。聞かないでもらえると助かるわ」

川田谷「ま、まあそういう事なら聞かないけどさ」

佛生「かたじけない」

川田谷「いや、俺が聞いたら本当にいつ口滑らせるかわからないからさ……」

月読「……」

自分で言う事じゃないわよ川田谷……

【佛生空也の好感度が3上がりました】

【川田谷昌の好感度が3上がりました】
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/09(火) 07:11:01.80 ID:seXm2JSDO
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/09(火) 07:44:44.95 ID:TBkKd7THo
106 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/10(水) 23:35:01.64 ID:hej2ev3A0
月読「なんとか川田谷には漏れずに済んだわね……」

武忍とは違う意味で危険ね、彼は。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【音野、黒頭、川田谷、佛生は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 23:38:32.51 ID:vHbneG1DO
鏡在 天馬
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 23:38:49.58 ID:gpLmR1wjo
鏡在 学人
109 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 00:14:57.10 ID:tm08IQZA0
鏡在「全く川田谷は紛らわしいわね!」

月読「……」

鏡在「入野とあの坊主も相変わらずだし、布被りいなくなったのになんでこんな雰囲気のまんまなわけ!?」

学人「私に聞くな」

鏡在「ああ、もう!アタシはさっさと帰りたいけど我慢してるってのに!やんなるっての!」

学人「帰りたいか……」

1…我慢って不穏な事言うわね
2…まるで帰りたくないみたいな反応ね
3…ここだと、助けも期待できないものね

↓2
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 00:15:41.49 ID:X7UGZHLF0
2
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 00:17:20.56 ID:EERtVqmxo
112 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 08:37:19.63 ID:tm08IQZA0
月読「まるで帰りたくないみたいな反応ね」

鏡在「なに、そうなの」

学人「馬鹿な事を言うな。私とていつまでもこんな所にいるつもりはない」

学人「ただ、帰った後私は今までのようには生きていけないだろう」

学人「そう思っただけだ」

学人は新太の殺人の償いをするって言っていたものね。

鏡在「ふーん……アンタって意外に律儀なのね」

鏡在「愚弟が勝手にした事など私が知るか〜ってタイプだと思ってた」

学人「おい鏡在、今のはまさか私の真似か」

鏡在「似てたでしょ?」

学人「どこがだ……!」

月読「……」

でも変わったわね、学人は。

気付いてるのかしら、貴方女呼びから私達を名字で呼ぶようになってるって。

新太の殺人がきっかけだろうっていうのは……皮肉だけれど。

【更科学人の好感度が4上がりました】

【鏡在凛の好感度が3上がりました】
113 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 08:41:07.94 ID:tm08IQZA0
月読「誰も彼も変わらずにはいられないのかもしれないわね」

もっと平和な形で変われたら、よかったんだけれど。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【音野、黒頭、川田谷、佛生、学人、鏡在は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 08:42:52.70 ID:8uDI9Jcto
天馬 広生
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 08:56:45.30 ID:tAIKABwDO
天馬 入野
116 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 09:35:42.67 ID:tm08IQZA0
入野「むぐむぐ……」

天馬「……」

月読「……」

時間をずらして食堂に来る入野のために食事を用意してたけど……

入野「んっ……おかわり!」

天馬「まだ食うのかよ!?お前今までそんなに食ってなかっただろ!」

入野「今までは抑えてたからね!」

月読「既に今までの倍は食べてる気がするんだけど」

抑えてたにしても限度があるんじゃないかしら……

天馬「こりゃ、用意してた分じゃ足りねえな……」

1…食材足りるかしら……
2…抑えてたなら今までも足りなかったんじゃないの
3…ストレスでやけ食いしてるんじゃないでしょうね?

↓2
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 09:37:45.80 ID:tAIKABwDO
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 09:44:07.80 ID:8uDI9Jcto
119 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 10:17:22.48 ID:tm08IQZA0
月読「抑えてたなら今までも足りなかったんじゃないの」

入野「んー……正直に言っちゃうとそうだけど、仕事上抑えるのは慣れてたからそんな辛くはなかったかな」

天馬「あたしには考えらんねえ……」

月読「それはこれだけ食べる事?それとも抑えてる事?」

天馬「そりゃもちろん抑えてる事だよ!あたしなんか走ってるから抑えるなんてしたら餓死しちまう」

それは大げさじゃないかしら。

入野「むぐむぐむぐむぐ……」

何にせよ、抑えてたのをやめただけならまだマシなのかしら……

【入野ちのの好感度が3上がりました】

【天馬千里の好感度が3上がりました】
120 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 10:19:28.69 ID:tm08IQZA0
月読「食料に限度がなくて助かったわ」

食料不足でコロシアイだなんて、冗談じゃないもの。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【音野、黒頭、川田谷、佛生、学人、鏡在、入野、天馬は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 10:27:41.66 ID:tAIKABwDO
広生 四杖
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 10:52:33.30 ID:UdTbzUtE0
ミシェル 広生 
123 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 11:19:15.73 ID:tm08IQZA0
ミシェル「ラグビーシタイ」

月読「……」

いつもと違ってはっきりと口にしたミシェルのその言葉。

それはいいんだけど、なぜ私に言うのかしら?

広生「俺もスーツアクターとして思いきり動いてみたいが……いかんせん機会がないな」

月読「貴方達は天馬や黒頭みたいにはいかないものね」

ミシェル「我慢スルシカナイノハワカッテルケド……」

広生「こればかりはな……この超高校級の才能というものは中に根付いた物」

広生「それを振るえないのはどうも落ち着かない」

1…スーツアクターとして動くって具体的には何をしたいの
2…ボールだけなら倉庫にあるんじゃないかしら
3…やりたい事が出来ないのは辛いわね

↓2
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 11:22:14.84 ID:UdTbzUtE0
1
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 11:31:42.55 ID:tAIKABwDO
126 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 11:56:03.96 ID:tm08IQZA0
月読「やりたい事が出来ないのは辛いわね」

広生「月読も書庫が開く前は本を探していたものな」

月読「そうね……」

ミシェル「ハァ……」

もうすぐ二週間……こういった所でもコロシアイでの弊害が出てきてるわね。

月読「どうにかならないかしら……」

考える必要があるかもしれない、わね。

【広生燕次の好感度が4上がりました】

【ミシェル・ラマンの好感度が4上がりました】
127 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 12:02:23.51 ID:tm08IQZA0
【夜イベント】

1…音野がまた女子会を開くみたい
2…川田谷が視線を感じると言わなくなったわ
3…入野が厨房に籠ってるみたいね
4…倉庫にボールってあったかしら

↓2
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 12:05:09.32 ID:TzmVmUiOO
2
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 12:06:35.40 ID:UdTbzUtE0
1
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 12:07:22.20 ID:tAIKABwDO
131 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 12:56:20.19 ID:tm08IQZA0
音野「二回目の女子会です!」

黒頭「今回は以前のように何をすればいいのかわからないという事はありませんね」

月読「前回話し合って結論は出なかったけどね」

音野「だ、大丈夫です!今回は助っ人がいますから!」

月読「助っ人?」

音野「はい!ではお願いします!」

【音野の呼んだ助っ人とは?】

【一人選んでください】

【男子でも可です】

↓2
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 13:04:31.75 ID:UdTbzUtE0
入野
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 13:05:32.26 ID:FfO42y2l0
四杖
134 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 13:57:36.75 ID:tm08IQZA0
四杖「あの……音野さんに呼ばれましたけど、本当にいいのでしょうか」

月読「……」

黒頭「こんばんは四杖様、どうぞこちらに」

四杖「は、はい」

音野「それでは……」

月読「音野」

音野「はい?」

月読「ちょっとこっちに来なさい」

音野「はあ……」


月読「これは何の集まりだったかしら」

音野「ふふっ、嫌ですね月読さん。私でも言った事は忘れませんよ」

音野「これは女子会です!」

月読「……四杖の性別は」

音野「えっ、もちろん四杖さんは男子…………」

音野「……!」ハッ

その今、自分の変な事に気付いたような顔は何かしら……

音野「ど、どうしましょう!準備委員の四杖さんなら、きっといい知恵が借りられるって事にしか気が回ってませんでした……!」

月読「そういう意味では正しい人選よ。これで学人や佛生連れてきてたら頭痛くなってたわ」

音野「ここはやっぱり引き取ってもらうべきですか……?」

月読「それは四杖に失礼よ。とにかく今回は四杖にはいてもらって進めましょう」

音野「わ、わかりました」


黒頭「粗茶ですが……」

四杖「す、すみません」

月読「戻ったわ」

音野「戻りました……」

黒頭「おかえりなさい」

四杖「あ、あの、わたくしがいるのは何かまずかったのでは?」

月読「そういうのじゃないわ。とにかく四杖、助っ人として来たからには頑張ってもらうわよ」

四杖「は、はあ……それで何をすれば」

音野「あの、女子会についてご教示願えたらと……」

四杖「……」

四杖「!?」

その後混乱する四杖に説明して、女子会について色々聞いた。

なかなか参考になったわね……それが男子の四杖の教えっていうのがあれだけど。

【音野響の好感度が4上がりました】

【黒頭明夜の好感度が4上がりました】

【四杖礎の好感度が4上がりました】
135 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 14:16:08.02 ID:tm08IQZA0
月読「さて、そろそろ部屋に戻りましょうか」

少しでも仲を深めればコロシアイも起きにくくなるわよね……なんて。

そんな風に考える私は冷たいのかしら。

月読「ダメね……本でも読んで落ち着きましょう」

パラパラと本を読みながら部屋までの道を進む。

今思うと、それがいけなかったのかもしれない。

ズッ

月読「っ……?」

突き飛ばされるような感覚と急な痛み。

床に倒れた私から眼鏡が飛んでどこかに落ちる。

月読「は、なに……」

痛む脇腹に手をやってみると、手が真っ赤に染まっていた。

そしてようやく把握した……私は、刺されたんだと。

誰かの走る足音、だけど視界はぼやけて誰なのかがわからない。

月読「痛っ……!」

っ、何で刺されたかはわからないけど、抜かれて血が溢れ出してる……!

このままだと、私は……死ぬ。

月読「まずい、わね……!」

医務室までは距離がある……ここは部屋に戻って、止血を……

カツカツ

月読「っ」

誰か来た……まさかとどめをさしに?

【刺された月読の下に現れたのは?】

↓2
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 14:21:13.17 ID:EyuhQxpIo
広生
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 14:23:24.28 ID:tAIKABwDO
佛生
138 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 14:47:13.36 ID:tm08IQZA0
シャンシャン……

月読「この音は……佛生の錫杖……」

佛生「むっ、この臭いは……」

月読「佛生……!」

佛生「月読殿、いったいどうされたのですか?この臭いは血の……」

月読「これは……」

……刺されて、とは言えなかった。

ここで刺されたなんて言えば、また疑心暗鬼に陥る……それこそ武忍の思惑通りに。

月読「ちょっと、怪我しちゃってね……止血したいから医務室まで肩を貸してくれないかしら」

佛生「承知しました。それでは手を……」

佛生の肩を借りて医務室に向かう。

それまでもてば、いいんだけどね……
139 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 15:22:20.60 ID:tm08IQZA0
【医務室】

月読「うっ、くうっ……」

なんとか、血は止まったわね……だけど数日はお風呂は控えるべきかしら……

佛生「……」

月読「ありがとう佛生。貴方のおかげで助かったわ」

佛生「いえ……しかし、それは本当にちょっとの怪我なのですかな?」

月読「……」

話すべきかしら……佛生ならそうそう人に話はしないでしょうけど。

月読「……本当にちょっとした怪我よ。思ったよりは深かったけどね」

佛生「……わかりました。月読殿がそうおっしゃるのであれば、某は何も言いませぬ」

月読「……」

さすがに感づかれてるわね……

月読「感謝するわ……」

佛生「では、某はこれで……どうかお気をつけて」

月読「……えぇ」

……私は誰かに刺された。

いったい誰に?

月読「……本当に、問題がなくならないわね」

【佛生空也の好感度が5上がりました】
140 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 15:28:20.59 ID:tm08IQZA0
【十ニ日目】→【十三日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……52
 
天馬……29
 
鏡在……24
 
ミシェル……35
 
黒頭……41
 
入野……31
 
佛生……34
 
広生……31
 
学人……33
 
川田谷……31
 
四杖……37
141 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 15:40:59.35 ID:tm08IQZA0
【十三日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「っ、はぁ……」

やっぱり痛むわね……

廊下の血痕はなんとか処理したし、事件の痕跡はなくなったと思うけど……

月読「眼鏡……ヒビ入ってるわね」

はぁ……普段使いだったから愛着あったんだけれど。

月読「予備を使うしかないわね……」
142 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 16:28:28.45 ID:tm08IQZA0
【食堂】

音野「あれ?月読さん眼鏡変えましたか?」

月読「えぇ、ちょっとね……」

黒頭「そちらも似合っていますよ月読様」

月読「ありがとう」

黒頭「しかし……どこか動きがぎこちないですね」

広生「怪我でもしているのか」

月読「そんな事はないわよ」

さすがに黒頭や広生には不自然に思われるか……注意しないといけないわね。

佛生「……」

佛生は黙っていてくれるみたいだけど……いつバレるかは、私次第ね。
143 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 16:42:44.41 ID:tm08IQZA0
月読「……はぁ」

包帯を換えるのも一人だと一苦労ね……

月読「かといって、佛生に任せる訳にもいかない……」

どうしたものかしら……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 16:48:04.55 ID:riiMGi+wO
広生 天馬
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 17:00:51.85 ID:D+Ia0g1q0
146 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/01/11(木) 17:18:43.35 ID:tm08IQZA0
天馬「……んー?なんでだ?」

広生「どうした」

天馬「いや、医務室行ってきたんだけどな?なんつうか包帯がすっげえ減ってんだよ」

月読「……!」

広生「包帯が?」

天馬「後ガーゼもだな。誰か怪我したのか?」

広生「そんな事は誰も言ってはいなかったが……」

月読「……」

まいったわね……包帯の量を把握してるとは思わなかったわ。

広生「しかし怪我をしているなら言えばいい……わざわざ隠す理由はなんだ?」

天馬「そこがわかんねえんだよなぁ」

1…怪我した事だけ伝える
2…黙ったままでいる
3…口止めして全て話す

↓2
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 17:20:52.93 ID:tAIKABwDO
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 17:33:55.30 ID:Byi25DCpo
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