【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】三冊目

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476 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/01(木) 01:31:54.65 ID:jlxF6zSA0
 
 
 
 
 
 
モノクマ「死体が発見されました!」
 
モノクマ「一定の捜査時間の後、学級裁判を行います!」
 
 
 
 
 
 
477 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/01(木) 01:33:18.83 ID:jlxF6zSA0
今回はここまで。
次回より捜査に入ります。
ではまた次回。
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/01(木) 07:39:44.21 ID:VA7pARaDO

犯人は誰だ…?
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/01(木) 10:30:54.97 ID:UzXN/8v+0
最期の言葉が悲しい
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/01(木) 12:44:18.93 ID:hPdzB6jBO
まあ死ぬのはそこだよな……
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/02(金) 18:47:03.17 ID:jkavn5pDO
あぁぁ…
なんかかわいそうって言葉がぴったりだ
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/10(土) 08:08:23.06 ID:0fcVdAODO
まだかな
待ってます
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/13(火) 13:50:18.23 ID:Yl/Z2EEc0
ここ他のオリロンと違って荒らされてないよな
もしかして…
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/13(火) 15:01:54.42 ID:GH8VTxHG0
むしろ最初の方はここが1番荒らされていたぞ
485 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/16(金) 22:28:48.21 ID:E7TcJTMA0
明日からまた再開させていただきます。
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:55:59.65 ID:B9oZkR9q0
報告乙です
487 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/17(土) 23:16:19.51 ID:YJHzNVtA0






CHAPTER03【軽き命、重き絶望】非日常編






488 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/17(土) 23:45:44.10 ID:YJHzNVtA0
月読「……」

見開かれた入野の目を閉じる。

何の慰めにもならないけれど、それくらいはするべきだと。

私の中の何かがそう告げていた。

天馬「どう、なってんだよ!?入野の奴、さっきまで普通に話してたじゃねえか!」

モノクマ「それはもちろん誰かに殺されたからでーす!」

ミシェル「ヒイッ!?」

モノクマ「本当に面白いよねオマエラは!どれだけ仲良しこよししても結局こうして殺しあう!」

広生「くっ」

黒頭「……」

モノクマ「うぷぷ、この後の学級裁判はいったいどんな醜い争いが見られるのかな?」

モノクマ「せいぜい楽しませてくださーい!」

モノクマは嘲り笑うように腹を抱えたままそこから消える。

代わりに残されたモノクマファイル、私達はすぐにそれを手に取る事は出来なかった。
489 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/18(日) 00:17:26.77 ID:84NaAaBA0
鏡在「……どうすんのよ。このままってわけにもいかないでしょ」

学人「ふん、今回ばかりは同意だな。このままではいられん」

月読「……その通りね」

音野「月読さん」

月読「捜査を始めましょう。事件が起きてしまった以上、それが今私達に出来る事よ」

天馬「……よし!だったら見張りはまたあたしがやるぜ!誰にも証拠隠滅はさせねえよ!」

鏡在「千里がやるならアタシだってやるわよ!」

月読「そうね、じゃあ見張りは二人に」

川田谷「……ちょっと待って」

四杖「どうされました川田谷さん」

川田谷「俺は見張りを別の人にやってほしいんだけど」

音野「えっ、どうしてですか?」
490 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/18(日) 00:18:19.37 ID:84NaAaBA0






川田谷「だって犯人、天馬さんだよね?」






491 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/18(日) 00:18:55.64 ID:84NaAaBA0
今回はここまでで。
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:24:46.95 ID:Qn1mxP8Y0
乙です
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:46:05.39 ID:2MpSI8ODO

まあやっぱり最初に疑われるのは天馬だよね…
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 08:28:25.06 ID:WyBvkgZTO
乙、流石に何の捻りもなくドストレートに犯人だとは思えないけど……
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 08:51:01.70 ID:2MpSI8ODO
天馬がクロだとしたらトリックも何もないしね
これからの捜査でどうなるか
496 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/19(月) 00:06:03.12 ID:LYxyeXcA0
鏡在「はあ?」

天馬「あたしが犯人?どういう意味だよ」

川田谷「そのままの意味だよ。モノクマファイルには入野さんの死因はこう書いてあるんだ」

川田谷「薬物による中毒死……ってね」

学人「だろうな。入野のあの反応は毒による物なのは間違いない」

鏡在「それがなんで千里が犯人って事になるわけ!?」

川田谷「入野さんは佛生君に話しかける前お茶を飲んでいた。それを渡したのは天馬さんじゃないか」

月読「……」

確かに川田谷の言う通り……


【入野「えっと、誰か飲み物くれるかな?」

天馬「ほらよ」

入野「ありがと!」】


入野にお茶を渡したのは天馬ね。

川田谷「犯人かもしれない人が見張りなんて危険だと俺は思う」

広生「だが鏡在も共に見張りにつくならば問題ないんじゃないか?」

川田谷「もっと危ないんじゃないかな。鏡在さんはどうも天馬さんを盲信してるみたいだしね」

鏡在「なっ」
497 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/19(月) 00:20:35.23 ID:LYxyeXcA0
天馬「……わーったよ」

鏡在「ちょっと千里!?」

天馬「確かに聞いてみりゃあたしすっげえ怪しい。疑われんのも無理ないわな」

鏡在「何言ってんのよ!こんな奴の言う事なんか真に受けなくたって……!」

天馬「月読、あたし今回は見張り降りるわ!」

月読「貴女が言うならそれは構わないけれど」

天馬「……と言ってもうろちょろされても邪魔になるか。あたし今回は部屋にいるわ」

音野「そ、そこまでしなくても……」

天馬「あたしがそうしたいんだよ!まっ、あたしの無実は凛が頑張って証明してくれんだろ!」

鏡在「ちょっと話勝手に進めないでよ!」

天馬「なんだよ凛。もしかして出来ないのか?」

鏡在「はあ!?甘く見んじゃないわよ!千里が無実なんてソッコーで証明してやるわ!」

天馬「おう、頼んだ。じゃ、誰か付き添い頼むわ!」

黒頭「それではわたしが」

広生「俺も行こう」

天馬「サンキュー」

天馬はニッと笑うと食堂から足取り軽く出ていった。

それだけ鏡在を信頼してる……という事なのかしらね。
498 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/19(月) 00:27:20.86 ID:LYxyeXcA0
鏡在「……ちょっと」

天馬が出ていってすぐ、鏡在が眉をつり上げて川田谷を睨み付ける。

川田谷「俺は間違った事は言ってないよ」

鏡在「ふざけんじゃないわよ!千里が殺人なんてするわけないでしょうが!!」

川田谷「そんなの、あてにならないよ!だって今まで殺人を犯した二人だってそんな事する人間には見えなかったじゃないか!」

鏡在「この……!」

四杖「お、落ち着いてください!」

月読「……川田谷、どうも貴方は冷静じゃないわ。天馬が犯人かはこれからの捜査次第、捜査前に糾弾する話ではないはずよ」

川田谷「……」

月読「鏡在も無実を証明するなら、ここで突っかかってる余裕はないんじゃないかしら」

鏡在「っ、そんなの言われなくたってわかってるわよ!」

月読「……」

最初の事件は手探りで。

二番目の事件は武忍が被害者だった衝撃が強すぎた。

今回のこれこそが……コロシアイが生み出す不協和音、なのかもしれないわね。
499 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/19(月) 00:40:02.15 ID:LYxyeXcA0
音野「あの、見張りはどうしましょうか」

学人「それについてだが、今回は私達の前で起きた殺人だ。捜査も中心はここになるだろう」

月読「そうね、人がいない今見張りに人数を割くのも危険。食堂には常に何人かいるでしょうから、証拠の隠滅も難しいはずよ」

四杖「では今回は……」

月読「見張りはなしで行くわ」

ただでさえ、少し時間を使ってしまっている……捜査の手はいくらあっても足りないもの。
500 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/03/19(月) 00:40:30.70 ID:LYxyeXcA0
今回はここまで。
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 00:45:33.86 ID:Q6jKxAgDO
乙です
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 01:42:39.99 ID:goN+EAXDO
操作パートへのつなぎ回だな
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 07:50:31.78 ID:U5SHgJYZ0

操作パートでどんなコトダマが出てくるのかな
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 21:26:05.77 ID:cppyRmrIO
これ天馬殺される流れか……?
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/28(水) 21:23:14.17 ID:06dGiYkI0
待ってるよ
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/04(水) 01:14:24.77 ID:dIAfipvDO
続き…
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 00:10:08.64 ID:xHoCZJTS0
保守
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 00:46:24.54 ID:1qEH7x2y0
保守
509 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/05/06(日) 23:04:50.45 ID:TutfcR5A0
『捜査を開始します』

月読「まずはモノクマファイルの確認ね……」

『被害者は入野ちの。
死体発見現場は食堂。
死亡時刻は午後七時四十四分。
死因は薬物による中毒死。
目立った外傷はなし』

月読「やっぱり毒殺……」

死亡推定時刻が詳しいのは目の前で殺されたからでしょうね……

コトダマ『モノクマファイル3』を記録しました。
『被害者は入野ちの。
死体発見現場は食堂。
死亡時刻は午後七時四十四分。
死因は薬物による中毒死。
目立った外傷はなし』
510 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/05/06(日) 23:15:09.74 ID:TutfcR5A0
月読「さて、まずは……」

鏡在「ちょっと月読」

月読「……何かしら?」

鏡在「アンタをこのアタシの助手にしてあげるわ!」

月読「……」

いきなり、何を言い出してるの?

鏡在「今までの裁判でアンタはなかなか活躍してたから選んであげたのよ!光栄に思いなさい!」

月読「……」

本当に人の話を聞こうって姿勢が全くないわね……

鏡在「千里がこんな事するわけないのよ……絶対に証拠掴んでやる……」ブツブツ

……それだけ天馬の無実を証明したいって気持ちが強い、そういう事にしておきましょう。

月読「それで?どこを調べるかは決まってるのかしら」

鏡在「舐めんじゃないわよ!既に当たりはつけてるわ!」

それは頼もしい事ね。
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 23:21:55.45 ID:CacGb8eDO
待ってたよ
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 23:34:28.76 ID:B4BSczfDO
復活して嬉しいです
513 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/05/06(日) 23:37:59.80 ID:TutfcR5A0
鏡在「このマグカップに千里がお茶入れたのはアタシも見てたし間違いないのよね」

月読「……」

鏡在がまず調べだしたのは天馬が入野に渡したマグカップだった。

川田谷の考え通りなら天馬はこのマグカップに毒を入れて入野に渡した……という事になるけれど。

鏡在「底に少し残ってる……ちょっとアンタ舐めてみなさいよ」

月読「……毒が付着してたら私死ぬんだけど」

鏡在「千里が毒なんて入れるわけないでしょうが!」

月読「そうだとしても毒を盛られていた入野が飲んだんだから毒が混入している可能性はあるでしょう」

鏡在「……それもそうね」

危うく殺されるところだったわ……鏡在に任せるのは危険ね。

月読「……」

このマグカップはここ最近入野が使っていた物ね。

食事の時間をずらしていた入野のために他のカップとは分けられていたから……その気になれば入野を狙って殺害する事は出来た。

だけどもし天馬が犯人だとして。

こんな、露骨に疑いをかけられる手段を選ぶのかしら?

コトダマ『入野のマグカップ』を記録しました。
『入野が死亡する前に飲んだお茶が入っていたマグカップ。
食事の時間をずらしていた入野のために他のカップとは分けられていた』

コトダマ『天馬の行動』を記録しました。
『天馬は入野のマグカップにお茶を入れて直接手渡している』
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 23:38:26.16 ID:JE1kIBK+O
今のところここが一番面白いオリロンパだから復活嬉しいです
515 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/05/06(日) 23:51:09.41 ID:TutfcR5A0
鏡在「入野は他に何も口にしてないわよね」

月読「そうね、それは間違いないわ」

入野は食堂に来てすぐにお茶を飲んで、その足で佛生の所に向かって……咳き込み出した。

入野の行動はみんな注目していたから他に口にしていた物があればわかるはず。

鏡在「ああもう!なんてタイミングで死んでくれたのよ!」

月読「それを責めるのはあまりに残酷よ。入野だって死にたくて死んだんじゃないわ」

鏡在「そんなのわかってるわよ!」

月読「……」

入野は天馬の渡したお茶以外は何も口にしてない……これは変わらない。

……天馬には不利な情報ね。

コトダマ『食堂での入野』を記録しました。
『入野は食堂に来てから天馬の渡したお茶以外は口にしていない』
516 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/05/07(月) 00:05:24.96 ID:ha8nBOqA0
月読「学人、何かわかった事はあるかしら」

学人「モノクマファイルの通り入野の死因は中毒死だ。毒の種類まではまだ不明だが……」

鏡在「何よ、何もわかってないんじゃない!」

学人「……」

月読「学人……一つ聞きたいんだけど」

学人「なんだ」

月読「入野の身体に、目立たない傷はない?」

学人「目立たない傷?」

月読「モノクマファイルの目立った外傷はなしの一文がどうも気になるのよ」

学人「なるほどな……生憎見つかってはいないが、もし見つけたら教えてやる」

月読「お願い」

鏡在「ちょっと月読!早く別の場所調べるわよ!」

月読「今いくわ」

学人「なぜあの女と動いているか疑問だな」

月読「拒否権がなかったのよ」

検視は学人に任せて……次はやっぱりあそこを調べる必要があるわね。
517 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/05/07(月) 00:07:19.65 ID:ha8nBOqA0
今回はここまで。
また更新ペースを戻せると思いますのでよろしくお願いします。
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/07(月) 00:58:46.23 ID:w7f3P/2o0

更新ずっと待ってました
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/07(月) 12:09:44.03 ID:lElRU0Lu0
高翌良「…………絶望を与えるのが目的って、言ってたよね」

作佐部「あんなん無視や無視。サイコ野郎のアホ発言なんか相手にしてられんわ」

高翌良「それは、そうだけど…………」

……なんか、気になるんだよね…………。

アナスタシア「とにかく! アタシ達はこれから何日かここで過ごす事になるわけだ」

アナスタシア「バラバラになってる場合じゃねぇ、団結しないといけねぇんだ!」

アナスタシア「そんなわけで……朝は8時半から必ず全員でご飯を食べる事にするぞ!」

望月「ゲッ、めんどくせー……行かなくていいかな」

マリーア「そういうわけにもいかないだろう、モチヅキ。孤立する事は危険だ」

望月「うっせーな。それくらいあたしにも分かるっつーの」

観音寺「食事は……誰が作りましょうか?」

千道院「まぁ、各々でいいんじゃねぇの? 作れないヤツは誰かに作ってもらえばいいだろうし」

アナスタシア「それでいいだろうな。今日は取り敢えず解散するけど……他に何かあるヤツいるか?」

乾「あ、1つよろしいですか?」

アナスタシア「おう」

乾「先程モノクマに遭遇したのですが、その際にこれを渡されました」

高翌良「それは……」

安喰「鍵だねぇ」

乾「トラッシュルームの鍵だそうです。こちらで管理しろと言われました」

アナスタシア「なるほど……」

アナスタシア「持ち回り制にするか、誰か1人で管理するか決めないとな……」

高翌良(どっちがいいのかな……)



【選択してください。また、どちらにせよ最初に持つのは誰かも安価お願いします。】


↓1(持ち回り制or誰か1人が持つ)

↓2(結局誰が持つのか。>>249-252から1人選択)
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/07(月) 12:10:12.64 ID:lElRU0Lu0
高翌良「…………絶望を与えるのが目的って、言ってたよね」

作佐部「あんなん無視や無視。サイコ野郎のアホ発言なんか相手にしてられんわ」

高翌良「それは、そうだけど…………」

……なんか、気になるんだよね…………。

アナスタシア「とにかく! アタシ達はこれから何日かここで過ごす事になるわけだ」

アナスタシア「バラバラになってる場合じゃねぇ、団結しないといけねぇんだ!」

アナスタシア「そんなわけで……朝は8時半から必ず全員でご飯を食べる事にするぞ!」

望月「ゲッ、めんどくせー……行かなくていいかな」

マリーア「そういうわけにもいかないだろう、モチヅキ。孤立する事は危険だ」

望月「うっせーな。それくらいあたしにも分かるっつーの」

観音寺「食事は……誰が作りましょうか?」

千道院「まぁ、各々でいいんじゃねぇの? 作れないヤツは誰かに作ってもらえばいいだろうし」

アナスタシア「それでいいだろうな。今日は取り敢えず解散するけど……他に何かあるヤツいるか?」

乾「あ、1つよろしいですか?」

アナスタシア「おう」

乾「先程モノクマに遭遇したのですが、その際にこれを渡されました」

高翌良「それは……」

安喰「鍵だねぇ」

乾「トラッシュルームの鍵だそうです。こちらで管理しろと言われました」

アナスタシア「なるほど……」

アナスタシア「持ち回り制にするか、誰か1人で管理するか決めないとな……」

高翌良(どっちがいいのかな……)



【選択してください。また、どちらにせよ最初に持つのは誰かも安価お願いします。】


↓1(持ち回り制or誰か1人が持つ)

↓2(結局誰が持つのか。>>249-252から1人選択)
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/07(月) 12:10:45.77 ID:lElRU0Lu0
高翌良「…………絶望を与えるのが目的って、言ってたよね」

作佐部「あんなん無視や無視。サイコ野郎のアホ発言なんか相手にしてられんわ」

高翌良「それは、そうだけど…………」

……なんか、気になるんだよね…………。

アナスタシア「とにかく! アタシ達はこれから何日かここで過ごす事になるわけだ」

アナスタシア「バラバラになってる場合じゃねぇ、団結しないといけねぇんだ!」

アナスタシア「そんなわけで……朝は8時半から必ず全員でご飯を食べる事にするぞ!」

望月「ゲッ、めんどくせー……行かなくていいかな」

マリーア「そういうわけにもいかないだろう、モチヅキ。孤立する事は危険だ」

望月「うっせーな。それくらいあたしにも分かるっつーの」

観音寺「食事は……誰が作りましょうか?」

千道院「まぁ、各々でいいんじゃねぇの? 作れないヤツは誰かに作ってもらえばいいだろうし」

アナスタシア「それでいいだろうな。今日は取り敢えず解散するけど……他に何かあるヤツいるか?」

乾「あ、1つよろしいですか?」

アナスタシア「おう」

乾「先程モノクマに遭遇したのですが、その際にこれを渡されました」

高翌良「それは……」

安喰「鍵だねぇ」

乾「トラッシュルームの鍵だそうです。こちらで管理しろと言われました」

アナスタシア「なるほど……」

アナスタシア「持ち回り制にするか、誰か1人で管理するか決めないとな……」

高翌良(どっちがいいのかな……)



【選択してください。また、どちらにせよ最初に持つのは誰かも安価お願いします。】


↓1(持ち回り制or誰か1人が持つ)

↓2(結局誰が持つのか。>>249-252から1人選択)
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/07(月) 12:11:14.22 ID:lElRU0Lu0
モノクマ「うぷぷぷぷぷ。やーっと事件だよ!どんだけ日常パート長いんだよ、まったく!」

雪水「モノクマ……!」

何が、日常パートだ。何が、「やっと事件」だ。
人の命を、なんだと思ってるんだこいつは。

梶原「ど、どうせ、も、モノクマファイル、だ、だろ?
そ、それだけもらうから、か、帰れよ!」

モノクマ「あ、どーしたの?そんな陰キャ見たいなキレ方して」

夢川「私もさっさといなくなってほしいかなー。僕だって暇じゃないんだよね」

モノクマ「時は金なり。雄弁は銀。うんうん、いい心がけだね!
でも、ボクも大事な連絡があるんだよね!」

……どうせ、大事と言いながら意味のない話でも始めるつもりだろうが、とりあえず聞いておく

モノクマ「ボクってさ、クロとシロを公平に扱うつもりだし、捜査とか裁判だとかは
できるだけスムーズに進めたいんだよね。というわけで今回は捜査時間をかなり短縮させてもらうよ。
ほかの人が来たら伝えてね」

雪水「はぁ!?お前、それどういう意味で」

モノクマ「じゃあねー!」

……くそっ、先にどっかいっちまった。

梶原「こ、公平に扱うつもりなら……そ、捜査が長引くと、ク、クロが不利になる、ってこ、ことかな」

夢川「私はどっちかっていうと捜査しても意味ないって言いたいと思ったけどなー。
僕達が現場でつかめる証拠は少なくて、議論でなぞを解いてくのがメインなのかも」

二人が捜査に取り掛かろうとしてるのに、俺だけモノクマに怒っている場合でもないか。
捜査時間も短いんだ。はやく捜査を終わらせてしまおう。

捜査開始!
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/07(月) 12:11:51.37 ID:lElRU0Lu0
モノクマ「うぷぷぷぷぷ。やーっと事件だよ!どんだけ日常パート長いんだよ、まったく!」

雪水「モノクマ……!」

何が、日常パートだ。何が、「やっと事件」だ。
人の命を、なんだと思ってるんだこいつは。

梶原「ど、どうせ、も、モノクマファイル、だ、だろ?
そ、それだけもらうから、か、帰れよ!」

モノクマ「あ、どーしたの?そんな陰キャ見たいなキレ方して」

夢川「私もさっさといなくなってほしいかなー。僕だって暇じゃないんだよね」

モノクマ「時は金なり。雄弁は銀。うんうん、いい心がけだね!
でも、ボクも大事な連絡があるんだよね!」

……どうせ、大事と言いながら意味のない話でも始めるつもりだろうが、とりあえず聞いておく

モノクマ「ボクってさ、クロとシロを公平に扱うつもりだし、捜査とか裁判だとかは
できるだけスムーズに進めたいんだよね。というわけで今回は捜査時間をかなり短縮させてもらうよ。
ほかの人が来たら伝えてね」

雪水「はぁ!?お前、それどういう意味で」

モノクマ「じゃあねー!」

……くそっ、先にどっかいっちまった。

梶原「こ、公平に扱うつもりなら……そ、捜査が長引くと、ク、クロが不利になる、ってこ、ことかな」

夢川「私はどっちかっていうと捜査しても意味ないって言いたいと思ったけどなー。
僕達が現場でつかめる証拠は少なくて、議論でなぞを解いてくのがメインなのかも」

二人が捜査に取り掛かろうとしてるのに、俺だけモノクマに怒っている場合でもないか。
捜査時間も短いんだ。はやく捜査を終わらせてしまおう。

捜査開始!
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/12(土) 22:43:24.70 ID:Erb9kvOS0
捜査開始!
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/24(木) 23:47:48.35 ID:trnd+EYm0
待ってる
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 16:18:49.60 ID:19T/vndI0
保守
527 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/09(土) 21:55:15.54 ID:KxnjDV3A0
【薬品庫】

月読「毒が凶器なら間違いなく出所はここのはずだけど」

鏡在「ああもう!こんな大量にあったら調べんのも一苦労じゃないのよ!」

月読「……」

ブツクサ言う鏡在は放置して毒薬の棚へと向かう。

月読「例の時限式の毒薬は……減ってないみたいね」

少なくともここが開放されてから今日までの分は調べてみたけれど使われた形跡はない。

最も錠剤だから、断言は出来ないけれど……

その他青酸カリ、トリカブト、ヒ素……どの毒薬も使われた形跡はなかった。

月読「……」

鏡在「あれ?何よこれ」

月読「どうしたの」

鏡在「他のビンと違って微妙に開いてんのよこれ」

月読「……これは栄養剤ね。モノクマの作った物みたいだけど」

【モノクマ印の栄養剤!一度飲めば元気もりもり!眠気も吹き飛ぶ優れもの!
注意……この栄養剤は経口専用です。それ以外の方法では絶対に摂取しないでください】

鏡在「ふーん、毒じゃないなら関係ないわね」

月読「……」

コトダマ『薬品庫の毒薬』を記録しました。
『薬品庫の毒薬に使用された形跡はなかった』

コトダマ『モノクマ印の栄養剤』を記録しました。
『モノクマが作ったらしい栄養剤。
内容は>>527
528 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/09(土) 22:18:37.88 ID:KxnjDV3A0
【医務室】

月読「……あら」

広生「月読と鏡在か」

黒頭「そちらもここの捜査に?」

月読「念のためね。天馬はどうだった?」

広生「疑われているというのに堂々としたものだった。鏡在なら必ず無実を証明できると言っていたぞ」

鏡在「……あの馬鹿」

黒頭「そして捜査の手が減るのは問題だからわたし達も行くように言われまして。広生様とこちらの捜査を始めたところです」

月読「天馬らしいわね。それで何か見つかった?」

広生「あまり進展はないな……こちらの薬品は多量に使えば致死量にもなる薬が主だが致死量に至るほど使われたものがまずない」

黒頭「後はゴミ箱からこちらが見つかったぐらいでしょうか」

月読「これは、使い捨ての注射器ね」

鏡在「注射器ぃ?そんなもの何に使ったのよ?」

黒頭「おそらくこの精神安定剤ではないかと。これは注射器で投与するものですから」

鏡在「ああ、それね。そういえば千里も前に使ってたわ」

月読「精神安定剤ね……」

半分ぐらい使われているけれど……それほどみんなの精神が安定してないって事ね。

コトダマ『捨てられた注射器』を記録しました。
『医務室のゴミ箱に捨てられていた使い捨ての注射器』

コトダマ『医務室の精神安定剤』を記録しました。
『医務室にある注射器で投与するタイプの精神安定剤。半分ほど使用されている』
529 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/09(土) 22:35:34.21 ID:KxnjDV3A0
鏡在「全く手がかりがまるでないわね」

月読「少し冷静になりなさい。荒れてたら色々見落とすわよ」

黒頭「この精神安定剤をお使いになりますか?」

鏡在「いらないわよ!さっさと戻しときなさい!つーか、それなんかラベル剥がれてんじゃない!」

月読「ラベル……?ちょっと黒頭、そのビンを貸してくれない?」

黒頭「どうぞ」

月読「……」ペリペリッ

広生「なんだ?随分綺麗にラベルが剥がれるな」

月読「……!」

鏡在「あっ、ちょっと月読!」

【薬品庫】

月読「……」ペリペリッ

これは……

鏡在「ちょっとどうしたのよ月読!アタシを置いてくとかどういうつもりよ!」

月読「……鏡在」

鏡在「なによ」

月読「……天馬の無実を証明できるかもしれないわ」

コトダマ『薬品のラベル』を記録しました。
『医務室の精神安定剤と薬品庫の栄養剤のラベルは綺麗に剥がれるようになっていた』
530 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/09(土) 22:52:03.66 ID:KxnjDV3A0
鏡在「……」

すっかり黙り込んだわね……

でも天馬の無実は証明できるとしても。

これだけだと犯人に繋がる手がかりにはまるでならないのよね。

音野「月読さん!」

月読「音野。捜査はどう?」

音野「今入野さんの部屋を調べていたんですけど……ゴミ箱にこんな物が」

音野の見せてきたそれはグシャグシャに握り潰された紙だった。

何か書いてあるみたいだけど……

月読「……!」

これは……

【佛生空也はかつてコロシアイに参加し、全てを失った。
それが前回彼が動いた動機である】

これが入野の部屋にあった……

コトダマ『入野宛の密告』を記録しました。
『入野の部屋にあった手紙。
内容は>>530
531 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/09(土) 23:32:10.88 ID:KxnjDV3A0
月読「……」

どういう流れかは輪郭が見えてきたけれど……

川田谷「あっ」

鏡在「……」

月読「川田谷、捜査は進んでるのかしら」

川田谷「いや、それは」

鏡在「ふん、千里を犯人だと決めつけてる奴の捜査が進むわけないじゃない」

川田谷「なっ……」

月読「鏡在」

鏡在「事実を言っただけよ」

川田谷「……」

月読「鏡在は気にしないで。それで、何でもいいから気になる事とかない?」

川田谷「そうは言ってもね……ああ、そういえば」

月読「なに?」

川田谷「いや、入野さんがさ。昼頃医療エリアに行ったのを見たんだよね俺」

月読「昼頃?間違いないのかしら」

川田谷「間違いないよ。お昼に食堂に行く直前だったから」

月読「昼頃……」

コトダマ『川田谷の証言』を記録しました。
『昼頃入野が医療エリアに向かうのを目撃した』
532 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/09(土) 23:53:41.11 ID:KxnjDV3A0
ミシェル「ウウウ……」

月読「……」

ミシェルが廊下の隅で蹲ってるわね……

鏡在「何してんのよアンタ」

ミシェル「ヒイイイイイッ!?」

鏡在「ちょっ!?ビックリさせんじゃないわよ!」

ミシェル「ヒイッ」

月読「怯えさせてどうするのよ……ミシェル」

ミシェル「ウウッ」

月読「捜査は……聞くまでもないわね」

ミシェル「ゴメンナサイ……」

鏡在「アンタねぇ……こっちは千里が冤罪にかけられてるっていうのに」

ミシェル「ソ、ソレハリンガ晴ラシテクレルカラ……」

鏡在「アンタ、人任せにしてんじゃないわよ!?」

ミシェル「ヒイッ」

月読「だから怯えさせてどうするのよ……」

ミシェル「ダ、ダケドコンナノ倉庫ニアッタ……」

月読「これは?」

ミシェル「シール上手ク剥ガスヤツ……床ニ捨テテアッタ……」

月読「……」

コトダマ『シール剥がし』を記録しました。
『ミシェルが倉庫で拾ったシール剥がし。
床に捨てられていたようだ』
533 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 00:02:41.66 ID:n4rq20/A0
月読「そろそろ学人の検視も終わったかしら……」

【食堂】

学人「来たか」

月読「どうだったの」

学人「ビンゴだ。入野の腕に注射の痕が残されていた」

月読「やっぱりそうだったのね……」

後は……

月読「……」ゴクッ

鏡在「ちょっと月読、アンタ何してんの!?」

月読「確かめていただけよ」

この推理が正しいかを、ね。

コトダマ『入野の注射痕』を記録しました。
『入野の腕に残されていた注射の痕』

コトダマ『マグカップの中身』を記録しました。
『入野のマグカップの中を月読が飲んだところ異常はなかった』

キーンコーン……カーンコーン……
534 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 00:32:07.18 ID:n4rq20/A0
モノクマ「うぷぷぷ……そろそろ始めよっか」

モノクマ「展望室に集合してくださーい!」

モノクマ「うぷぷ、うぷぷぷぷぷぷぷ……」

鏡在「なんかムカつくわね……」

月読「とにかく行きましょう」

……今回は、少しまずいかもしれないわね。

【展望室】

音野「……何回やっても慣れませんね」

川田谷「慣れる方が無理だよ、こんなの」

ミシェル「ウウッ……」

四杖「また、あのような場所に行かなければならないのですか……」

広生「いったい誰が入野を」

黒頭「天馬様が、一番疑われているようですが」
鏡在「……」

学人「どうなんだ月読」

月読「どうやって入野を殺したかはだいたい目星がついたわ。だけど犯人はまだわからないわね」

佛生「ううむ……」

モノクマ「お待たせ!じゃあ早速……」

鏡在「ちょっと待ちなさいよ!千里がまだ来てないじゃない!」

モノクマ「えー?ああ、本当だ」

音野「どうしたんでしょうか……」

月読「はあ……何にせよ呼んでくるしかないわね」

鏡在「あの馬鹿!どこまで人に……!」

鏡在が展望室から出ていくのを私も追いかける。

川田谷「あっ、俺も行くよ!」
535 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 00:32:47.63 ID:n4rq20/A0
【個室エリア・天馬の部屋前】

鏡在「ちょっと千里!何してんのよ、早く出てきなさい!」

月読「……」

鏡在がドアをいくら叩いても天馬は一向に出てこない。

鏡在「ったく、本当に何して……」

ガチャッ

川田谷「……開いてる?」

月読「……」

何、この悪寒は……

鏡在「開いてるならちょうどいいわ!千里!アンタまさか寝てんじゃないでしょうね!!」

鏡在が部屋に飛び込むのに続くとシャワールームから水音が聞こえてくる。

鏡在「人に捜査させてシャワーとはいい度胸じゃない……!千里、開けるわよ!」

川田谷「えっ、俺もいるんだけど!?」

鏡在「罰よ!裸ぐらいどうって事……」

ガチャッ
536 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 00:34:09.31 ID:n4rq20/A0






《鏡在がドアを開けると湯気がシャワールームから漏れだしてくる》

《だけどその湯気に乗って、あってはならない臭いも一緒に来た》

《これは、つい最近嗅いだ臭い》

《私自身から漏れだしていたあの臭い》

《頭が痛くなるような血の、臭い》
537 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 00:38:44.44 ID:n4rq20/A0






《そして湯気が晴れたシャワールームでは》

《首から血を流した天馬が、壁にもたれかかったままシャワーを浴びていた》
538 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 00:39:12.62 ID:n4rq20/A0
本日はここまでで。
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 00:39:47.55 ID:iYGMAHqPO
乙、天馬ぁぁぁ……
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 00:41:16.28 ID:gLdOyr9DO
更新待ってました
と書き込みしようと思ったら天馬が…
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 07:49:05.91 ID:RZ6UphMQ0
久々の更新乙
やっぱり天馬が犠牲に……
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 07:57:18.51 ID:QrK4GSPEO
乙、予想外過ぎる……
543 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 23:02:31.67 ID:n4rq20/A0
鏡在「……千、里?」

鏡在の呆然とした呟きがシャワーの音響く部屋の中でも一際大きく聞こえてくる。

そんな中で一つの事実に思い至った私は思わず叫んでいた。

月読「川田谷!今すぐ学人を連れてきなさい!」

川田谷「えっ、えっ!?」

月読「死体発見アナウンスが鳴ってないわ!天馬はまだ生きてるのよ!」

川田谷「わ、わかった!」

鏡在「っ、千里!」

私の言葉に光明を得たのか、川田谷と鏡在の顔に光が浮かぶ。

だけどその光は……

モノクマ「こらー!いつまで時間かかってるんだよ!」

この悪魔によって、かき消された。
544 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 23:06:42.89 ID:n4rq20/A0
鏡在「時間がかかるもくそもないわよ!千里が大変なのよ!」

モノクマ「大変?うわっ、本当に大変だよ!」

モノクマ「天馬さんが死んでるじゃないか!」

鏡在「ふざけた事言うんじゃないわよ!アナウンスが鳴らないって事はまだ生きてるって事でしょ!?」

モノクマ「……アナウンス?」

川田谷「死体発見アナウンスだよ!俺達三人が見つけたのに鳴って……」


モノクマ「なんで学級裁判しないのにアナウンス鳴らす必要があるの?」

月読「……!?」

学級裁判を、しない……!?
545 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 23:30:17.36 ID:n4rq20/A0
鏡在「ア、アンタ、何を言って……」

月読「……モノクマ、一つ質問するわ」

モノクマ「時間ないから手短にね!」

月読「複数の殺人事件が起きた場合、どうなるの」

モノクマ「それはもちろん最初の事件を優先させます!せっかくコロシアイしたのに二回目の事件優先したり、二回目のクロが一回目外したりして学級裁判にも望めないなんてあんまりだからね!」

モノクマ「捜査時間にもばらつき出てシロにも不公平だし、だから複数の殺人事件が起きた場合は一回目の事件の学級裁判のみ行います!」

モノクマ「それが終わるまでは途中でコロシアイが起きても全て無効!学級裁判は行われません!」

鏡在「じゃあ、何よ……千里が殺されたのは……」

モノクマ「無駄死にってやつだね!まあ、天馬さんも運が悪かったんだよ」

鏡在「……ふっ、ざけんなぁ!!」

月読「鏡在!」

モノクマに殴りかかろうとする鏡在を川田谷と抑える。

鏡在「運が悪かったで済まされていいわけ!?千里は殺されたのよ!?殺した奴も暴けないなんてそんなのおかしいでしょうがぁ!!」

川田谷「鏡在さん落ち着いてよ!入野さん殺したクロと天馬さん殺したクロが同じなら暴く事は出来るよ!」

鏡在「…………」

月読「鏡在?」

鏡在「そうよ、わざわざこんなタイミングで複数なんて変……同一犯に決まってる……」

川田谷「きょ、鏡在さん……うわっ!?」

私達を振りほどいて鏡在は部屋を後にする。

鏡在「絶対に逃がさない……この犯人だけは、絶対殺してやる!!」

その瞳に、抑えきれない憎悪を乗せて。
546 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/10(日) 23:51:38.52 ID:n4rq20/A0
モノクマ「うぷぷ、やる気があるのはいい事だよ!それじゃあ二人も早く展望室に行ってね!」

川田谷「……俺も、行くよ」

月読「……」

川田谷「これ言ったら、鏡在さんにそれこそ殺されそうだな……」

鏡在が出ていって、モノクマと川田谷もいなくなった。

月読「……」

学級裁判が、行われない。

もし犯人が複数なら天馬は……

月読「……」

捜査の時間もない。

そしてこの学級裁判が終わった頃には、きっとここの痕跡も消える。

月読「……」

私は、天馬の部屋をグルッと見渡す。

そして机のメモ帳と裁縫セット、シャワールームに落ちていた血塗れの鋏を回収して……シャワーを止めて天馬の傍に座った。

月読「……天馬」


《天馬「あたしは天馬千里っていうんだ!よろしくな!」》

このイカロスで初めて話した人。

強引で、騒がしくて、正義感の強かった人。

月読「…………」

ポタッ、ポタッ……

シャワーは止めたのに、なぜか水滴がポタポタと床に垂れる。

その水滴が止まるのに、いったいどれだけかかったかはわからないけど。

それが止まったのと同時に、私は立ち上がった。

だから私は気付いた。

月読「これは……?」

天馬の背中に隠れた、それを……
547 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/11(月) 00:01:44.85 ID:0wzv8hpA0
【展望室】

モノクマ「遅い!遅いよ月読さん!もうみんな学級裁判場に行っちゃったよ!」

月読「わかってるわ……」

私は一人エレベーターに乗り込んで学級裁判場に向かう。

【超高校級のグラビアモデル】入野ちの。

甘え上手で、海の企画とかで盛り上げてくれた彼女。

佛生に歩み寄ろうとしたその気持ちは、最期後悔に変わってしまっていた。

【超高校級のスプリンター】天馬千里。

殺されたのに、学級裁判も行われない。

そんな彼女の無念はどうしたら晴らせるの?

ピンポーン!

学級裁判場に着いた……今回の学級裁判は、今までみたいにはいかない。

混乱と憎悪が漂う舞台。

命懸けの学級裁判。

私達の三度目のソレが今、始まる。


……だけど、天馬。

私には、わからないのよ。
548 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/11(月) 00:02:49.14 ID:0wzv8hpA0






【ダレモシンジルナ】

貴女が、何を思ってあのメッセージを残したのかが。






549 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/11(月) 00:03:32.47 ID:0wzv8hpA0
今回はここまで。

次回より学級裁判に入ります。
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/11(月) 00:13:21.67 ID:SZWNsaW+0
夢野「そ、それなんじゃがのぅ……」

夢野「どうやら……ウチや最原、春川ではダメらしいのじゃ」

春川「は?」

夢野「何でもウチらでは資格が無いらしい。そのせいで弾かれてしまうのじゃ」

最原「えっと……ウイルス扱いされて、そのせいで弾かれるって事かな」

春川「何それ。じゃあ意味無いじゃん」

夢野「んあー……ウチら以外の、こやつらの中の誰かに頼もうと思ったんじゃ」

夢野「それを一触即発の空気にしおったから、台無しになったのじゃ」

春川「殺されたいの?」

夢野「んあー! ウチをそんな目で見るでない!」

スグル「……なら、向井さんに任せてみませんか?」

向井「………………俺が?」

スグル「はい。僕は、この中ならば向井さんが適任だと思いますし……」

スグル「僕は……貴方を信じますから」

……………スグル………………
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 00:31:45.30 ID:LcuWlZiDO
乙です
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 03:05:45.22 ID:4Z0RkvjDO

誰あてのメッセージだ…?
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 06:27:10.82 ID:ndz1qkVKO
554 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/11(月) 22:45:16.32 ID:0wzv8hpA0
明日夜に更新します。
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 00:03:57.94 ID:5VpyP5z40
入野と天馬はそれぞれ違う人物に殺されてそう
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 00:32:23.12 ID:O8rcY3GDO
乙です
待ってます
557 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/12(火) 22:18:18.54 ID:5b0npVGA0
・コトダマ
 
『モノクマファイル3』>>509
 
『入野のマグカップ』
『天馬の行動』>>513
 
『食堂での入野』>>515
 
『薬品庫の毒薬』
『モノクマ印の栄養剤』>>527
 
『捨てられた注射器』
『医務室の精神安定剤』>>528
 
『薬品のラベル』>>529
 
『入野宛の密告』>>530
 
『川田谷の証言』>>531

『シール剥がし』>>532

『入野の注射痕』
『マグカップの中身』>>533
 
月読達の目の前で命を落とした入野。
その捜査の果てに、部屋に閉じこもっていた天馬が死亡するという事態が発生した。
第一容疑者だった彼女の死はいったい何をもたらすのか。
学級裁判が行われない殺人……その死を飲み込めないまま新たな学級裁判の幕は開く。
558 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/12(火) 22:19:28.51 ID:5b0npVGA0
 
 
 
 
 
 
     学級裁判 開廷!!
 
     Third Murder Case
 
 
 
 
 
 
559 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/12(火) 22:32:32.48 ID:5b0npVGA0
モノクマ「それでは学級裁判の簡単な説明を行いましょう!」
 
モノクマ「学級裁判では誰が犯人かを議論してもらい、最終的には投票によってクロを決めていただきます!」
 
モノクマ「過半数が正しいクロを指摘出来ればクロはおしおきされ、オマエラは再びイカロスに」
 
モノクマ「クロへの投票が過半数に満たなかった場合はシロが全員おしおきされ、クロは地球に帰還する事が許されます!」

鏡在「……ちょっといい?」

モノクマ「また鏡在さん?毎回毎回飽きないねぇ」

鏡在「一応聞いとくわ……千里を殺したのは誰?」

学人「そもそもどういう事だ。なぜ天馬が死んでいる」

音野「そ、そうですよ!天馬さんが亡くなったってどうしてですか!?」

月読「……首を斬られていたのよ。間違いなく死んでいたわ」

広生「ならばなぜアナウンスが鳴らない?天馬が殺されたならそちらも捜査しなければならないはずだ」

川田谷「それがさ……天馬さんの学級裁判は行われないらしいんだ」

四杖「な、なぜそのような!?」

月読「一度事件が起きた場合、その学級裁判が終わるまでに起きた殺人は無効になる……そうだったわねモノクマ」

モノクマ「その通り!だから天馬さんについては学級裁判は開かれません!」

佛生「命を奪われたというのに、それを奪った咎人が誰かもわからぬと……」
560 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/12(火) 22:41:58.84 ID:5b0npVGA0
鏡在「そういう事だから名乗り出ても死なないってわけ。ほら、さっさと白状しなさいよ」

鏡在の言葉に、だけど応える人間は出てこなかった。

鏡在「……あっそ。やっぱ同じってわけ?」

黒頭「入野様と天馬様を殺害した犯人は同一だと?」

鏡在「じゃなかったら黙りの意味ないでしょ!よーくわかったわよ、だったら炙り出して……」

川田谷「本当に、そうかな?」

鏡在「……何か言った?」

川田谷「そもそも名乗り出たくても出られない……その可能性はないのかな?」

ミシェル「エット、ツマリ」

学人「天馬は自殺だと言いたいのか?」

鏡在「はあ!?ふざけんな、なんで千里が自殺しなきゃいけないのよ!」

川田谷「そんなの決まってるじゃないか……」

川田谷「天馬さんが入野さんを殺したからだよ!」

鏡在「なんですってぇ!?」

月読「……」

川田谷はあくまでも天馬犯人説を覆すつもりはないみたい。

まずそこからどうにかしないと、議論は出来ないようね……
561 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/12(火) 22:58:41.82 ID:5b0npVGA0
     【議論開始!!】

コトダマ>>557
『入野のマグカップ』
『食堂での入野』
『天馬の行動』

川田谷「【犯人は天馬さん】なんだよ!」

川田谷「そう考えれば全ての辻褄は合うんだ!」

鏡在「何が辻褄よ!」

鏡在「千里が犯人だなんてそんなわけないでしょうが!」

広生「しかし入野が死ぬ直前【天馬に渡された】お茶を飲んだのは間違いない」

鏡在「そんなの知らないわよ!」

鏡在「だいたい千里がなんで入野を殺すのよ!」

黒頭「確かに天馬様に入野様を殺す動機はありません」

四杖「では【無差別】だったという事で……?」

鏡在「千里をなんだと思ってるのよ!」

ここであの事実を明らかにするのは簡単だけど。

まずは外堀を埋めましょう……事実を積み重ねてね。

【】をコトダマで論破しろ!

↓2
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:01:11.54 ID:KdfF+rYV0
『入野のマグカップ』→【無差別】
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:01:48.13 ID:VfsruOpq0
『入野のマグカップ』→【無差別】
564 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/12(火) 23:11:03.31 ID:5b0npVGA0
月読「それは違うわよ」BREAK!


月読「いいえ、入野のマグカップは食事の時間をずらしていた彼女のために分けられていた……つまり無差別ではないわ」

音野「じゃあ入野さんが狙われていた……という事ですか?」

月読「そうなるわね」

学人「なぜ狙われたか……そこは重要ではないな。問題は別にある」

そう、天馬が入野を狙っていたとするなら……

あまりに大きな問題があるわ。
565 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/12(火) 23:23:26.97 ID:5b0npVGA0
     【議論開始!!】

コトダマ>>557
『天馬の行動』
『モノクマファイル3』
『川田谷の証言』

佛生「【入野殿が狙われていた】……」

ミシェル「デモ、ドウシテ?」

広生「今回の動機は武忍以外の内通者の存在だったな……」

四杖「まさか【入野さんが内通者】だったと仰るつもりですか!?」

川田谷「それは今となってはわからないけど」

川田谷「入野さんが天馬さんに殺されて天馬さんは罪の意識からか自殺……」

川田谷「【不自然な所もない】以上、これが正解なんだよ!」

【】をコトダマで論破しろ!

↓2
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:27:10.36 ID:VfsruOpq0
『天馬の行動』→【不自然な所もない】
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:28:02.45 ID:oGAIHasM0
『天馬の行動』→【不自然な所もない】
568 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/12(火) 23:42:29.24 ID:5b0npVGA0
月読「それは違うわよ」BREAK!


月読「川田谷、貴方本当に不自然な所がないと思ってるのかしら?」

川田谷「逆にどこが不自然なんだい?天馬さんが毒入りのお茶を入野さんに渡した……シンプルじゃないか」

月読「そうね、確かにシンプルだわ……天馬が全く犯行を隠そうとしていないって事実から目を背ければね」

音野「犯行を隠そうとしていない……」

月読「単純に考えればいいわ。もしも天馬が犯人だとして……学級裁判を逃げきれたかしら」

四杖「それは、無理なのでは……入野さんにマグカップを渡した瞬間は見られていたわけですから」

月読「そこよ」

学人「愚弟や夜方々木を思い出せ。あの二人は自分の犯行を隠そうとしていた」

広生「しかし今回の事件、天馬が犯人ならばあまりにも犯行があからさま過ぎるな」

月読「コロシアイをするのに全く学級裁判の事を考えてない……これが不自然でないとはとてもじゃないけど言えないわよ」


川田谷「その推理は拙い詞だね!」反論!


月読「……どうやらまだ引かないようね」

川田谷「当たり前だよ。だって月読さんのその推理は十分説明がつくからね」
569 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/13(水) 00:04:07.78 ID:exWlQAnA0
   【反論ショーダウン開始!】

コトノハ>>557
『マグカップの中身』
『食堂での入野』
『入野の注射痕』


川田谷「月読さんの主張はこうだ」

川田谷「天馬さんが入野さんを殺したなら犯行を隠そうとしていないのは不自然」

川田谷「だから天馬さんは犯人じゃない」

月読「そうよ」

月読「貴方はそれにどう説明をつけるって言うのかしら?」

川田谷「簡単だよ。月読さんたちみたいに思わせるのが狙いだったとしたら?」

川田谷「あえて堂々と毒を飲ませる事で月読さんみたいに考えるのを期待してね」

川田谷「もしくは天馬さんは最初から自殺するつもりだったって見方もある」

川田谷「月読さんの推理じゃ何も変わらないんだ!」

川田谷「【天馬さんが入野さんに毒を飲ませた】って部分は覆せないよ!」

【】をコトノハで斬れ!

↓2
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 00:06:16.82 ID:j5t+Ufz90
【天馬さんが入野さんに毒を飲ませた】に『マグカップの中身』
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 00:06:54.62 ID:2e/1yzCk0
『マグカップの中身』 →【天馬さんが入野さんに毒を飲ませた】
572 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/13(水) 00:43:49.68 ID:exWlQAnA0
月読「その乱丁、修正させてもらうわ」


月読「……天馬が毒を飲ませた」

月読「その前提が間違っていたとしたら?」

川田谷「……は?」

月読「あのマグカップ、少し中身が残っていたのよね」

黒頭「まさか月読様」

月読「えぇ、それを飲んだわ」

川田谷「なっ!?」

音野「つ、つつつ月読さんなんてことを!?は、早くペッしてください早く!死んじゃいますよ!」

月読「入野の死に様を考えればもしも死ぬならとっくに死んでるわよ」

学人「マグカップに毒は入っていなかった……そういう事か」

四杖「ど、毒が入っていなかった……?」

佛生「月読殿は事実こうして喋っておられます……それが全てかと」

広生「入野は別の形で殺されたのか?」

573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 03:37:20.05 ID:FrQsuVAbO
蘭子「混沌電波第172幕!(ちゃおラジ第172回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528712430/
574 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/13(水) 21:42:49.59 ID:exWlQAnA0
     【議論開始!!】

コトダマ>>557
『食堂での入野』
『捨てられた注射器』
『モノクマ印の栄養剤』

黒頭「【天馬様の渡したお茶に毒が入っていなかった】のなら……」

黒頭「どのようにして入野様は殺害されたのでしょうか」

四杖「マグカップが違うという事は……」

四杖「【あらかじめ毒を飲まされていた】……?」

ミシェル「【見エナイ針トカデ刺シタ】トカカモ……」

佛生「単純に、【他の物を口にしていた】のではないですかな?」

鏡在「何にせよこれで……」

鏡在「【千里の無実は証明された】わけね!」


【】をコトダマで論破しろ!

↓2
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:44:59.02 ID:O/DyC9QC0
『食堂での入野』→【他の物を口にしていた】
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