他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】三冊目
Check
Tweet
2 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/01(月) 22:39:28.10 ID:SmpnFt5A0
【プロフィール】
【女子その一】
・【月読 汐里】(ツクヨミ シオリ)
・【超高校級のビブリオマニア】
・身長…162cm 胸囲…84cm
・キーワード
【主人公】…この物語の主人公。
【速読】…本を読むスピードが速い。
【飴好き】…飴を好んで食べている。
【歩く百科事典】…本で知識を得ているため非常に物知り。
【近視】…本の読みすぎで目が悪く眼鏡をかけている。
【音野 響】(オトノ ヒビキ)
【超高校級のバイオリニスト】
身長…159cm 胸囲…82cm
・キーワード
【引っ込み思案】…積極的な行動が出来ない。
【天然】…どことなくずれた言動をする。
【お淑やか】…身の振る舞いや話し方が落ち着いている。
【バイオリンが父親】…バイオリンを自分の父親だと言っている。
【天馬 千里】(テンマ センリ)
【超高校級のスプリンター】
身長…197cm 胸囲…71cm
・キーワード
【車に勝った】…車と走りを競って勝った逸話がある。
【断崖絶壁】…胸が小さい。
【超高身長】…二メートルに届きそうな高身長女子。
【精神が男子寄り】…女子としての自覚があまりない。
【鏡在 凛】(キョウア リン)
【超高校級のアパレル店員】
身長…168cm 胸囲…78cm
・キーワード
【外見で人を見る】…内面より外見を重視する。
【かなりの偏食】…食べられる物が酷く偏っている。
【自由奔放】…周りを気にせず自分のやりたいように生きている。
【強引】…人の意見を聞かずに自分の意見を押し通そうとする所がある。
3 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/01(月) 22:41:50.60 ID:SmpnFt5A0
【女子その二】
【ミシェル=ラマン】
【超高校級のラガーマン】
身長…188cm 胸囲…91cm
・キーワード
【手加減不可能】…手加減が出来ない。
【ネグロイド】…いわゆる黒人女性。
【自分の容姿にコンプレックス】…自分の容姿にコンプレックスを抱いている。
【あがり症】…人と話す時に緊張して上手く喋れない。
【黒頭 明夜】(クロウズ メイヤ)
【超高校級の古武術家】
身長…160cm 胸囲…88cm
・キーワード
【無敗】…ただの一度も負けた事がない。
【物静か】…人への接し方や言葉づかいが穏やか。
【純粋無垢】…心身共に汚れがない。
【金髪ロング】…長い金色の髪を持つ。
【入野 ちの】(イリノ チノ)
【超高校級のグラビアモデル】
身長…165cm 胸囲…80cm
・キーワード
【甘え上手】…甘えるのが上手い。
【大食い】…人の標準以上に食べる。
【露出狂】…わざと肌を見せようとする。
【好運】…運がいい。
夜方々木 別離(ヨモモギ ベツリ)
【超高校級の別れさせ屋】
身長…155cm 胸囲…90cm
・キーワード
【妖艶】…人を惑わせる美しさ。
【享楽的】…快楽を我慢する事をしない。
【いつも眠たげ】…常にあくびをしたり眠そうな目をしている。
【ビターエンド主義】…ハッピーエンドもバッドエンドも求めていない。
4 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/01(月) 22:44:52.30 ID:SmpnFt5A0
【男子その一】
【佛生 空也】(ブッショウ クウヤ)
【超高校級の修験者】
身長…180cm 胸囲…86cm
・キーワード
【強い信念】…心の中に強い信念を抱いている。
【粗衣粗食】…質素な衣食を心がけている。
【盲目】…目が見えない。
【元御曹司】…かつては大財閥の御曹司だった。
【武忍 影虎】(タケシノ カゲトラ)
【超高校級の影武者】
身長…145〜197cm 胸囲64〜91…cm
・キーワード
【爺むさい】…言動が年寄りじみている。
【多芸】…数多くの技能を持つ。
【忠誠心】…高い忠誠心を抱いている。
【布を被って全身を隠す】…布を被って全身を隠している。その下の姿は誰も見ていない。
【広生 燕次】(ヒロオ エンジ)
【超高校級のスーツアクター】
身長…185cm 胸囲…87cm
・キーワード
【絶倫】…身体的能力が優れている。
【仮面を装備】…顔にヒーローのお面を着けている
【規律正しい】…正義感が強く道徳を重んじる。
【一人じゃ何も出来ない】…スーツアクターとしての仕事以外はポンコツ。
【更科 学人】(サラシナ ガクト)
【超高校級の科学部】
身長…178cm 胸囲…77cm
・キーワード
【腹違いの兄弟】…更科新太とは腹違いの兄弟。
【放浪癖】…気がついたら姿を消している。
【口が悪い】…平気で人を貶したり馬鹿にする。
【むっつりスケベ】…興味のないふりをしているがエロイ事に興味津々。
【スパコン並みの知能】…科学者としては紛れもない天才。
5 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/01(月) 23:05:54.78 ID:SmpnFt5A0
【男子その二】
【川田谷 昌】(カワタヤ マサ)
【超高校級の作詞家】
身長…170cm 胸囲…73cm
・キーワード
【礼儀正しい】…態度がきちんとしている。
【メモ魔】…何でもメモしなくては気がすまない。
【粗忽者】…おっちょこちょいな所がある。
【音痴】…歌う事は得意ではない。
【クリストファー・ロングフェロー】
【超高校級のレンタル彼氏】
身長…145cm 胸囲…64cm
・キーワード
【男の娘】…男でありながら女子にしか見えない容姿を持つ。
【聞き上手】…人の話を聞くのがとても上手い。
【バイセクシャル】…男でも女でも恋愛対象になる。
【心優しい】…思いやりがあり、気遣いのできる性格。
【更科 新太】(サラシナ アラタ)
【超高校級のブロガー】
身長…163cm 胸囲…68cm
・キーワード
【腹違いの兄弟】…更科学人とは腹違いの兄弟
【残念思考】…思考が所々残念。
【喋れない】…言葉を喋る事が出来ないため電子機器を使って会話を行う。
【不器用な優しさ】…伝わりにくい優しさを見せる。
【観察者】…物事に関わるよりそれを観察する事を選ぶ。
【四杖 礎】(ヨツエ イシズエ)
【超高校級の準備委員】
身長…179cm 胸囲…81cm
・キーワード
【献身的】…人のために尽くしたがる。
【人を避ける】…直接人の前に出てくる事は少ない。
【器用貧乏】…器用だが突出した物がない。
【失敗恐怖症】…失敗する事を極端に恐れる。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/01(月) 23:06:52.37 ID:dnmhm8ODO
建て乙です
7 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/01(月) 23:40:17.02 ID:SmpnFt5A0
【????】
モノクマ「はぁ……本当にまいったなぁ」
モノクマ「まさかこんな所で死ぬなんて思ってなかったよ」
モノクマ「だけどコロシアイ的にはなかなか良さそうな不信の種はあるからなぁ……このままでいくしかないか」
モノクマ「うぷぷ、とにかくボクは見守るだけだから頑張ってね」
モノクマ「このコロシアイの先には……うぷぷ、新しい世界が待ってるんだから!」
8 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/02(火) 00:04:21.34 ID:MB18pmnA0
CHAPTER03【軽き命、重き絶望】(非)日常編
9 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/02(火) 00:23:39.18 ID:MB18pmnA0
【十一日目】
キーンコーンカーンコーン……
モノクマ「オマエラおはようございます!」
モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」
モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」
月読「……さて、行きましょうか」
クリス、新太、武忍、夜方々木……
この十日で四人も死んだ。
月読「命が軽いわね……本当に」
この異常な状況に誰かが影響されないといいんだけど……
月読「全く、なんで私がこんな……」
自分で言うのもなんだけど、私は一人で本読んでいるタイプなのに……
10 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/02(火) 00:47:14.48 ID:MB18pmnA0
【食堂】
広生「おい、やめろ!」
天馬「何してんだよお前!」
月読「……何の騒ぎ」
音野「あっ、月読さん……!」
四杖「い、入野さんが……!」
月読「……」
入野「ふざけないでよ!そんなもの償いになんてならないよ!!」
佛生「……」
入野が佛生に掴みかかろうとしているのを広生と天馬が抑えている。
佛生を睨み付ける入野の顔は離したら何をするかわからないのを如実に表していた。
入野「自分が罪人!?そう思うなら出てこないでよ!ノコノコ顔出してどう思われるかもわからないの!?」
佛生「……」
入野「っ、また黙り!なんであなたが……あなたこそ、死んじゃえば――」
パン!
入野「……」ヒリヒリ
鏡在「あー、痛っ。アタシの手よくも痛くしたわね?」
入野「……なんで」
鏡在「いや、うっさいんだもんアンタ」
鏡在「ギャーギャーギャーギャーやかましいったらありゃしない。アタシからしたら坊主もアンタも空気悪くしてる同類だっての」
入野「私はっ……!」
黒頭「入野様!」
鏡在「アンタも出ていってくんない?アタシはあの布被り死んだから精々してるけど」
佛生「……承知、いたしました」
入野と佛生が出ていって、妙な沈黙が辺りを包む。
鏡在「あー、めんどくさ」
その中でもいつも通りの鏡在は、うんざりしたように厨房に引っ込んでいった。
11 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/02(火) 00:48:20.70 ID:MB18pmnA0
今回はここまでで。
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 01:08:24.23 ID:lfWw39Ju0
乙
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 08:43:03.65 ID:rs8l2mgho
乙です
CHAPTER03も期待
14 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/02(火) 23:43:14.80 ID:MB18pmnA0
川田谷「今佛生君とすれ違ったけど、なんか問題は山積みって感じだね」
鏡在が引っ込んでいったのと同時に川田谷が食堂にやって来た。
そういえばいなかったわね……
月読「貴方どこに行ってたの」
川田谷「ちょっと確認にね……で、連絡通路に新しい通路が出来てるのを見つけたよ」
学人「また行ける所が増えたか……」
天馬「よっしゃ、だったら後でまた調べねえとな!」
ミシェル「二人ハ……?」
広生「放っておくしかあるまい」
今の入野は冷静ではないものね……
そして私達はまたグループで新しい通路を調べる事になった。
一緒に調査するメンバーを選んでください。
入野、佛生は選べません。
↓2、もしくは↓3までです。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 23:46:45.93 ID:OnZrH7hHo
学人
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 23:47:29.58 ID:kDnh1jKDO
黒頭
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 23:53:19.29 ID:JYjBo1MP0
四杖
18 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/03(水) 10:07:40.56 ID:rUNnh2PA0
学人「おい月読」
月読「……あら、貴方が名前を呼んでくるのは珍しいわね」
いつもは女ばかりだもの。
学人「ふん、私なりにお前は評価しているんだ。今回の調査に同行してもらうぞ」
月読「別に構わないけれど……他のメンバーは?」
学人「既に四杖と護衛に黒頭をつけてある」
月読「手早いわね……いいわ、行きましょう」
【連絡通路】
情報エリアに繋がる通路、その反対側にその通路は出現していた。
四杖「本当に……いつの間にこんな通路を作ってるのでしょう」
学人「おそらくあらかじめ存在はしているんだろうさ。それを巧妙に隠蔽しているだけでな」
月読「まあ、そうでもないと説明はつかないものね」
黒頭「何があるかわかりません。警戒を密にお願いいたします」
連絡通路を抜けると今までのようにホールのような場所に出る。
そこにある台座の地図によるとここは……
月読「……医療エリア、らしいわね」
学人「ある部屋は三つのようだな」
正面、左、右……医療エリアと言うからには、きっと……
19 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/03(水) 22:38:11.01 ID:rUNnh2PA0
【医務室】
右の部屋の扉を開けるとそこは十のベッドが並んだ部屋。
薬の入ったらしき棚もあるし……文字通り医務室みたいね。
学人「入っている薬は風邪薬に胃薬頭痛薬……適量なら問題ない薬ばかりだな」
四杖「包帯や輸血用の血液もあります」
黒頭「これで多少の怪我には対応出来そうですね」
月読「そうね……ミシェルに吹き飛ばされた天馬が通いそうだわ」
最も、それぐらいで済めばいいけど……
20 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/03(水) 22:58:16.85 ID:rUNnh2PA0
【薬品庫】
左の部屋……そこには大量の薬が詰められた棚がズラリと並んでいた。
見るからに毒とわかるものから用途すらわからない物まで……
学人「青酸カリトリカブトヒ素……ここにいる全員を殺しても余るほどの毒があるな」
四杖「仮死薬と蘇生薬なんて物もありますよ」
黒頭「睡眠薬もありますね……」
月読「……」
棚の一つを開けてみると【モノクマ特製時限式毒薬】というラベルが目に入る。
【この毒薬は文字通り時限式の毒薬です。
一のラベルは一日で、二のラベルは二日で毒性を発揮します。
これを上手く使ってレッツコロシアイ!】
月読「とんでもないわね……こんなもの使われたら学級裁判なんてどうしようもない」
この毒薬は特に警戒しておいた方が良さそうね。
21 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/03(水) 23:08:39.13 ID:rUNnh2PA0
【????】
正面の扉を開けようと手を伸ばす。
ガチャガチャ
月読「開かないわね」
学人「なんだと?鍵でもかかっているのか」
モノクマ「その通り!なぜならそこには条件を満たさないと入れないのです!」
四杖「モ、モノクマ!?」
黒頭「条件、とは?」
モノクマ「うぷぷ、この先の部屋はラブモジュールって言うんだ。この部屋に入るためには隠された鍵と招待券、そして……うぷぷ」
モノクマ「まあ、暇があったら探してみたら?何があるかは開けてからのお楽しみだよ!」
月読「ラブモジュールね……いったい何なのかしら」
そういえば私……どこのかわからない鍵と招待券持ってるのよね。
まさかあれが……
22 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/03(水) 23:18:08.05 ID:rUNnh2PA0
その後食堂に集まった私達は報告を兼ねて昼食をとっていた。
天馬「ラブモジュールね……いったいなんなんだろうな?」
鏡在「わざわざ鍵かけてる辺り怪しいわよね!」
広生「そちらもだが、薬品庫には警戒が必要だろう。毒なら誰でも殺人が可能だからな」
川田谷「さすがに、誰もなにもしないなんて楽観視はもう出来ないからね」
ミシェル「ウウウ……怖イ」
音野「入野さん達の事もありますし……私達、いつになったら日常に戻れるんでしょうね」
日常ね……はたしてここから帰ってまた日常に戻れるのかしら?
23 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/03(水) 23:24:45.35 ID:rUNnh2PA0
月読「この鍵と招待券……どうしようかしら」
どうも言う機会を逃しちゃったのよね……
月読「まあ、他にも条件はあるみたいだから……」
はっきりするまでは伏せておきましょうか。
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/03(水) 23:26:25.19 ID:UHMQz0Zto
広生 入野
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/03(水) 23:26:46.27 ID:XvYfY/am0
佛生、広生
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/03(水) 23:27:04.69 ID:8NrsJBPQ0
川田谷 広生
27 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/03(水) 23:43:40.73 ID:rUNnh2PA0
広生「月読、ちょっといいか」
月読「何かしら?」
広生「少し付き合ってほしい。誰か第三者がいた方がいいんでな」
月読「……わかったわ」
広生「佛生、話がある」
佛生「広生殿と月読殿……なんですかな?」
月読「……」
広生の言う付き合ってほしい事は佛生と話す事だったのね……
広生「はっきり言おう。佛生、お前が武忍を殺す考えにまで至った根本の罪はなんだ?」
佛生「……」
広生「お前は孤立し始めている。それは新たなコロシアイの引き金になりかねない」
佛生「……」
広生「それを打開するためにもお前の事を知る必要があるんだ」
月読「……」
佛生の罪、書庫でも一応調べてはみたけど何もわからなかった。
それはいったい……
1…少なくとも、人の命は関わってるんじゃない?
2…私も、そろそろ話してほしいわね
↓2
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/03(水) 23:47:04.00 ID:UHMQz0Zto
2
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/03(水) 23:47:14.32 ID:j3b05udDO
1
30 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/04(木) 00:03:18.36 ID:OaUFwFJA0
月読「少なくとも、人の命は関わってるんじゃない?」
佛生「……」
月読「貴方は以前に一生かかって償う必要があると言っていたもの」
佛生「……そう、ですな」
広生「何があった?何をしたんだ佛生」
佛生「某は…………かつて違うコロシアイに参加しておりました」
広生「な、に……!?」
月読「コロシアイに、参加……」
佛生「そして、生き延びた」
佛生「クロとして、この手で……全てを壊した愚か者」
佛生「それが佛生空也という男なのです」
佛生はかつてコロシアイに参加して……クロとして生き延びた。
それが佛生の罪。
確かにそれなら……重い罪、でしょうね。
【広生燕次の好感度が3上がりました】
【佛生空也の好感度が2上がりました】
31 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/04(木) 00:05:47.61 ID:OaUFwFJA0
月読「佛生の罪……」
ただ事ではないとは思っていたけど、まさかコロシアイ参加者だったとはね……
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【広生、佛生は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 00:07:36.54 ID:aLBZSABDO
入野 黒頭
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 00:07:48.05 ID:knJbsR4no
音野 入野
34 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/04(木) 00:28:11.84 ID:OaUFwFJA0
月読「あら……」
バイオリンの音……これは音野の演奏?
展望室を覗いてみると、そこにはバイオリンを弾いている音野。
入野「……」
そしてそれを静かに聴いている入野がいた。
音野「少しは落ち着きましたか?」
入野「……うん」
音野「それなら良かったです」
月読「音野」
音野「あっ、月読さん」
月読「入野に演奏を聞かせていたのね」
音野「はい。私も昨日月読さんにされていたように誰かのためになれたらって」
月読「……そう」
ちょっと照れ臭いわね。
入野「……はぁ」
1…音野の演奏は効いたみたいね
2…それで、貴女はどうなの?
↓2
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 00:29:56.00 ID:aLBZSABDO
2
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 00:30:11.73 ID:epdZX+2z0
2
37 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/04(木) 00:42:57.07 ID:OaUFwFJA0
今回はここまでで。
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 00:48:53.56 ID:aLBZSABDO
乙です
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 01:03:08.90 ID:dJxglWLW0
乙
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 08:02:01.68 ID:z54zHvXPo
乙
41 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/05(金) 23:02:07.81 ID:qH/4hqKA0
月読「それで、貴女はどうなの?」
入野「……わかんない」
月読「……」
入野「空也くんを許せない。空也くんがきっかけで別離ちゃんがあんな事したのは事実だもん」
音野「入野さん……」
入野「だけど、私が空也くんを……殺したって私がただ死ぬだけで」
月読「そうね。はっきり言うけど貴女が人を殺すなら私は必ずその罪を暴くわ」
入野「はっきり言うなぁ……」
月読「命が懸かってるここで貴女を見逃すなんて言う人間は信用出来ないでしょう?」
入野「あはは、そうだね」
音野「私も同じ事言われましたね……」
月読「あれは貴女があまりに思い詰めてたからよ」
入野「……」
入野「しばらく私、食堂に来る時間とかずらすね?空也くん見たらまたあんな事しちゃいそうだから」
月読「それが貴女の答えなら、そうすればいいわ」
音野「わかりました」
入野「うん、ありがとう」
入野がどうしてここまで夜方々木の事で思い詰めているかはわからないけれど。
今はただ、見守るしかないわね。
【音野響の好感度が3上がりました】
【入野ちのの好感度が3上がりました】
42 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/05(金) 23:16:30.66 ID:qH/4hqKA0
【入野ちの通信簿イベントその1】
入野「うーん……疲れたよー……」
月読「気を張る事ばかりだもの、無理もないわ」
入野「癒しが欲しい……」
癒しね……私は本さえあればそれが癒しだけれど。
入野「というわけで膝借りるね?」
月読「は?」
気付いた時には入野が私の膝に頭を乗せていた。
入野「あー、癒されるよー……汐里ちゃんの膝枕私好きだなー……」
月読「……ちょっと」
入野「ふああ……なんだか眠くなってきちゃった。おやすみなさい……」
月読「ちょっと」
入野「すう……」
月読「……」
あっという間に眠られたわ……少しは遠慮がないのかしら。
月読「……はあ」
だけど無理やり起こしたりする気になれないのは……この子が甘え上手って事なのかしら?
【入野ちの通信簿1】
【遠慮がないと言ってもいいレベルで甘えてくる入野。
しかし甘え上手なのか不思議と怒る気になれない月読なのであった】
43 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/05(金) 23:18:35.12 ID:qH/4hqKA0
月読「入野に許せと言うだけなら簡単なんでしょうけど」
武忍に対する感情を考えたら私が言えた事ではないのよね。
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【広生、佛生、音野、入野は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 23:20:19.42 ID:c9L37QlPo
学人 川田谷
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 23:22:34.80 ID:dpZLjA2DO
天馬 学人
46 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/05(金) 23:39:49.78 ID:qH/4hqKA0
天馬「そういやお前もう大丈夫なのかよ」
学人「……ふん、まずは生きる事を優先するという結論に至ったんだでな」
月読「それは何よりだわ。また倒れられても困るもの」
学人「ふん」
天馬「よっしゃあ!だったら走るぞ!」
学人「……どうしてそうなる」
天馬「いいか!倒れるような奴には何よりも体力が必要なんだよ!」
天馬「だからあたしが徹底的に鍛え上げてやるよ!礼はいらないぜ!」
学人「……」
月読「……」
いらないも何も学人からしたらお礼を言うような事じゃないと思うわ。
学人「……」
学人が何とかしろって目でこちらを見てくるわね……
1…自分で何とかしてもらいましょう
2…しかたないわね……
3…まさか私にも走れとは言わないわよね?
↓2
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 23:41:27.13 ID:dpZLjA2DO
2
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 23:46:24.25 ID:DnpVVmVd0
2
49 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/06(土) 00:08:35.68 ID:YC/FXhOA0
しかたないわね……
月読「天馬」
天馬「なんだよ?」
月読「いきなり走っても体力がつくどころかまた倒れる可能性の方が高いんじゃないかしら?」
天馬「そういや、そうだな」
月読「それに学人は学者肌の人間よ。ここで走るよりはやっぱり帰ってから走った方が環境的にもいいと思うのよ」
天馬「……だな」
月読「だから今回は見送って、帰ってから鍛え上げてあげたら?」
天馬「おう!そうと決まればあたしがなまらないように走らないとな!」
月読「……なんとかなったわね」
学人「おい、帰ってから走る事になっているんだが」
月読「帰ってから後は自分で何とかしてちょうだい」
そこまでは面倒見切れないわよ……
【天馬千里の好感度が3上がりました】
【更科学人の好感度が4上がりました】
50 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/06(土) 00:26:50.37 ID:YC/FXhOA0
【更科学人通信簿イベントその1】
月読「まいったわね」
学人に話があるんだけど、どこにも見当たらないわ……
月読「学人って、フラフラどこにいるかわからない時があるのよね……」
とにかく探しましょう。
月読「……」
いないわね……
月読「……」
本当にどこにいるのかしら。
月読「……」
もしかして部屋にいるのかしら?
月読「……」ピンポーン
……いないわね。
月読「はあ、一度戻りましょうか」
学人「……」
月読「……」
前にもこんな事があったわね……
学人「なんだ月読……おい、なぜ私を睨む」
月読「……今貴方の首に鈴をつけたい気分だわ」
学人「似たような事をよく言われるが、なんの話だ」
ああ、周りも苦労してるのね……
【更科学人通信簿1】
【フラフラしてよく居所がわからなくなる学人。
すれ違う事もかなりあり周りも苦労されられる事が多いようだ】
51 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/06(土) 00:29:03.52 ID:YC/FXhOA0
月読「まずは生きる事を優先ね……」
そうね、まずは生き延びる……とても大切な事だわ。
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【広生、佛生、音野、入野、天馬、学人は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 00:33:34.03 ID:Q72r7muDO
ミシェル 川田谷
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 00:34:46.95 ID:+d+stieIo
ミシェル 黒頭
54 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/06(土) 00:40:32.25 ID:YC/FXhOA0
今回はここまでで。
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 00:49:26.30 ID:Y9vHWYJL0
乙乙
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 00:50:37.08 ID:+d+stieIo
乙でした
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 07:46:11.55 ID:Q72r7muDO
乙
58 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/06(土) 23:43:59.70 ID:YC/FXhOA0
ミシェル「……」
月読「あら……ミシェルじゃない」
ミシェル「アッ」
月読「こんな所でどうしたの」
ミシェル「エット、メイヤト待チ合ワセ……」
月読「メイヤ?ああ、黒頭の事ね」
ミシェル「タックルスルノ直スノ手伝ッテモラッテル……」
月読「あらそうなの……っと、噂をすれば来たわよ」
黒頭「ミシェル様、お待たせしました……あら、月読様もいらしてたんですか」
ミシェル「ウウン」
月読「通りがかったのよ。ミシェルのタックル癖を直しているんだって?」
黒頭「はい。ミシェル様からの頼みで」
1…それで直りそうなの?
2…これで天馬の怪我も減るわね
3…黒頭なら怪我もしないだろうから安心ね
↓2
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:45:35.08 ID:Ey8k8f+o0
1
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:47:04.32 ID:Q72r7muDO
1
61 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/06(土) 23:57:41.34 ID:YC/FXhOA0
月読「それで直りそうなの?」
黒頭「そうですね……なかなか根気はいりますが地道に積み重ねていけば直せるとは思います」
ミシェル「ウウッ、ゴメンナサイ」
月読「またやりそうな雰囲気になってるわよ……」
黒頭「せめて手加減は出来るように持っていきたいんですが……」
前途多難ね……
【ミシェル・ラマンの好感度が3上がりました】
【黒頭明夜の好感度が3上がりました】
62 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/07(日) 00:18:29.92 ID:5ZPTt5vA0
【ミシェル・ラマン通信簿イベントその1】
ミシェル「ウウッ……」
月読「どうしたのミシェル。厨房前でオロオロして」
ミシェル「ドリンク……」
月読「ああ、貴女厨房に入るの禁止だったわね……わかった、私が取ってくるわ」
ミシェル「ア、アリガトウ」
月読「これぐらいならお安いご用よ」
月読「これでよかったかしら」
ミシェル「ウ、ウン」
月読「……ねぇ」
ミシェル「ナ、ナニ?」
月読「そんなに緊張しなくても、もうちょっと力抜いていいのよ?」
ミシェル「ウッ」
月読「……と言ってなんとかなるなら苦労しないわね」
ミシェル「ゴ、ゴメンナサイ……」
月読「謝らなくてもいいわよ」
本当にどうしたものかしら……
【ミシェル・ラマン通信簿1】
【人と話す時に緊張からか力が入っているミシェル。
本人にもどうしようもなく謝るぐらいしか出来ないようだ】
63 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/07(日) 00:29:07.55 ID:5ZPTt5vA0
月読「ミシェルは大丈夫かしら」
黒頭に任せるしかないけど気にはなるのよね……
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【広生、佛生、音野、入野、天馬、学人、ミシェル、黒頭は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:30:57.37 ID:MQqSy0+DO
川田谷 四杖
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:34:06.68 ID:4EqcpbxDO
四杖
66 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/07(日) 00:51:00.75 ID:5ZPTt5vA0
ここまでで。
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:57:06.10 ID:MQqSy0+DO
乙
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 08:24:38.89 ID:yIB5Pi3do
乙
69 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/07(日) 23:23:22.59 ID:5ZPTt5vA0
四杖「……」ボー
月読「……四杖?」
四杖「は!?つ、月読さん!?」
月読「珍しいわね。貴方がそんなにボーッとしてるなんて」
四杖「い、いえ、すみません」
月読「謝らなくていいわよ。それで?話せるなら聞いてもいいけれど」
四杖「……あの、入野さんの事なんですが」
月読「入野?」
四杖「朝の事もありますから少し心配なんです。もしわたくしが力になれるなら……」
月読「なるほどね……」
1…なら見かけたらなるべく声をかけてあげて
2…学人といい、貴方の献身には頭が下がるわ
3…だったら食事を用意してあげたらいいんじゃないかしら?
↓2
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 23:24:22.02 ID:Akl0ySc/o
3
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 23:26:45.81 ID:MQqSy0+DO
2
72 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/07(日) 23:47:32.26 ID:5ZPTt5vA0
月読「学人といい、貴方の献身には頭が下がるわ」
四杖「そ、そんな!わたくしはただ……」
月読「別に悪く言っている訳じゃないわよ?私にそういう事は出来ないから、純粋にそう思っただけ」
四杖「そ、そうですか……?」
月読「まあ、気にかけてあげて。入野も夜方々木の事で傷ついているのは間違いないから」
四杖「わ、わかりました」
だけど普段あまり姿を見せないのに、四杖は人をよく見てるのね。
……あまり一人だからって気を抜かない方がいいかもしれないわ。
【四杖礎の好感度が6上がりました】
73 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 00:03:31.27 ID:5VYnapIA0
【四杖礎通信簿イベントその1】
月読「……」ペラッ
四杖「どうぞ」
月読「あら、ありがとう。これはハーブティー?」
四杖「はい、月読さんは本を読む機会が多いのでアイブライトを」
月読「ああ、アイブライトは古くから目の万能薬と言われていたものね……だけどこの宇宙ステーションによくハーブがあったわね」
四杖「あっ、いえ、それはわたくしの私物です」
月読「ハーブが私物?」
四杖「はい。お茶を出す機会は多かったので様々な効能の物を持ち歩くようにしているんですよ」
月読「そこまでしているの……貴方らしいと言えばらしい話ね」
うん、美味しい。
こうして美味しいハーブティーが飲めるんだから、よしとしましょうか。
【四杖礎通信簿その1】
【お茶を出す機会が多かったらしい四杖は様々な効能のハーブを持ち歩くようにしている。
それもまた四杖の献身的な一面なのかもしれない】
74 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 00:26:48.35 ID:5VYnapIA0
【夜イベント】
1…佛生の言うコロシアイ……本当にあったのかしら
2…指を切ったわ……医務室に行きましょう
3…音野に厨房に呼ばれたわ
↓2
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:28:55.42 ID:OD5MCurDO
2
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:29:14.22 ID:Ec5titLJ0
1
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 07:53:12.44 ID:zMpbDvG0o
乙
78 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 19:51:21.69 ID:5VYnapIA0
【書庫】
月読「……」
佛生は言っていた。
かつて自分はコロシアイに参加して、クロとして生き延びたと。
月読「もし今回と同じなら……同時期に、おそらく同年代の複数人の行方不明事件があったはず」
書庫の本に該当するような事件について書かれた物があればいいんだけど……
月読「……」
背表紙から本の内容にあたりをつけて抜き出していく。
新聞でもあればまだ良かったのかしらね……
月読「……さて、始めましょうか」
パラパラとめくりながらページの一文、一文字も見逃さないように読み進める。
その中で、一冊……目を引く文のある物を見つけた。
【行方不明事件!才能溢れる若者に何が?】
月読「……」
【中学生でありながらその溢れる才能から将来希望ヶ峰へスカウトされる事が有力視されていた学生Aさんが行方不明になった。
Aさんの知人によると母子家庭で育っていたAさんは母親に楽をさせたいと語っていたらしく、家出などは考えられないという事だが――】
月読「……」
才能溢れる若者……その行方不明事件。
月読「記事の日付は四年前……佛生にもう少し詳しく聞けばわかるかしら……」
カタッ
月読「……!」
【書庫に現れたのは?】
↓2
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 19:55:39.88 ID:OD5MCurDO
鏡在
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 19:56:42.88 ID:OAdwczXPo
川田谷
81 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 20:13:16.80 ID:5VYnapIA0
川田谷「あれ?月読さん何して……なんて本読んでる以外にないか」
月読「川田谷、どうしてここに?」
川田谷「なんか眠れなくてね。小説でもあれば……ってこれ何かの記事?」
月読「えぇ、まあ」
川田谷「才能溢れる若者の行方不明事件か……俺達も地球じゃこんな風に書かれてるのかな?」
月読「どうかしら……希望ヶ峰が大騒ぎしてるのは間違いないでしょうけど」
新入生が揃って行方不明なんて前代未聞だもの。
川田谷「だけど何でこんな古い記事を?わざわざ夜に読んでるし、横に積んである本は事件扱ってるのだし、意味がある気がしてしょうがないんだけど」
月読「……」
1…佛生の事を話す
2…このコロシアイ、どうも手慣れてる気がするのよ
3…どこから手がかりが出てくるかわからないでしょう?
↓2
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 20:16:04.37 ID:OAdwczXPo
2
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 20:24:47.85 ID:OD5MCurDO
2
84 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 20:55:42.98 ID:5VYnapIA0
月読「このコロシアイ、どうも手慣れてる気がするのよ」
川田谷「手慣れてる?」
月読「動機といい、学級裁判の流れといい、あのオシオキといい……初めて行われてるとは思えない」
川田谷「なるほどね……つまり月読さんは前にもコロシアイが起きてるって考えてるわけだ」
月読「可能性の話よ」
実際は佛生の話がある以上本当にあったんでしょうけどね……
川田谷「うーん……そうなると、ますます黒幕が強大になるね……まいったな」
月読「それは宇宙ステーションに連れてこられた時点でわかっていた事よ……」
なんとか、誤魔化せたわね。
最も……あまり嬉しくない事を再確認したけれど。
【川田谷昌の好感度が4上がりました】
85 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 21:08:30.89 ID:5VYnapIA0
月読「……」
川田谷が帰った後も私は一人調べものを続けていた。
だけどあの本以上の収穫は、残念ながら見つからず。
月読「……戻りましょうか」
結局私が部屋に戻ったのは深夜一時頃。
月読「……」
黒幕がもし四年前にもコロシアイを起こしていたとして……
そんな相手に私達はどう、立ち向かうべきなのかしらね……
86 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 21:16:21.81 ID:5VYnapIA0
【十一日目】→【十二日目】
好感度(MAX100)
音野……43
天馬……26
鏡在……21
ミシェル……31
黒頭……32
入野……28
佛生……26
広生……27
学人……29
川田谷……28
四杖……33
87 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 21:25:16.41 ID:5VYnapIA0
【十二日目】
キーンコーンカーンコーン……
モノクマ「オマエラおはようございます!」
モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」
モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」
月読「……」
朝か……まだ少し眠いわね。
【食堂】
鏡在「ちょっと月読!コロシアイが前にもあったってどういう事よ!」
月読「……」
食堂に入った私はいきなり鏡在にそんな事を言われた。
……なんでそれを知ってるのよ?
天馬「昨日調べてたんだろ?何かわかったのかよ」
ミシェル「ホ、本当ナノ……?」
月読「……」チラッ
川田谷「……!」ダラダラ
天馬の言葉で察した私が川田谷に視線を送ると、向こうは手を合わせて謝罪の意を示してきた。
えぇ、そうね、これは貴方が粗忽だって事をすっかり忘れていた私の責任よ……
今日は喋るのに時間を費やす食事になりそうね……はあ。
88 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 21:27:01.44 ID:5VYnapIA0
月読「疲れたわ……」
こうなるのが嫌だし、不安になるだけだから一人で調べていたのに。
会ったら川田谷には一言言わないといけないわね……
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 21:28:30.36 ID:7aDBelODO
天馬 音野
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 21:29:46.99 ID:OD5MCurDO
音野 黒頭
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 21:30:09.15 ID:OAdwczXPo
沸生
92 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 21:54:02.19 ID:5VYnapIA0
音野「だ、大丈夫ですか……?」
月読「質問攻めは辛いわね。特に鏡在の容赦のなさは記者になれるレベルよ」
黒頭「お疲れですね。ですが、月読様の着眼点は正しいとわたしは思いますよ」
音野「それじゃあ、やっぱり前にもコロシアイが……?」
黒頭「それはわかりませんが、モノクマは作業的に人の命を奪っている……わたしはそう感じるのです」
月読「作業的にね……」
黒頭「わたしの主観でしかありませんが……」
音野「怖いですね……私達、本当にとんでもない相手を敵に回してるんじゃ……」
1…だとしても、私達はこのままこんな生活を受け入れるわけにはいかないわ
2…あまり不安にならない方がいいわよ
3…向こうに私達を選んだ事を後悔させてやりたいわね
↓2
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 21:57:04.63 ID:OAdwczXPo
1
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 21:58:26.77 ID:TrxS1bEX0
1
95 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 22:30:50.74 ID:5VYnapIA0
月読「だとしても、私達はこのままこんな生活を受け入れるわけにはいかないわ」
音野「月読さん……」
月読「この十日で四人の死を見た。この先モノクマが何をしてくるかもわからない」
月読「相手がなんであろうと関係ない」
月読「なんとしてでも、こんな生活からは抜け出してやるのよ」
黒頭「意外でした……月読様はもっと静かにこの生活に臨んでいるかと」
月読「そうね……自分でも正直意外だわ」
この宇宙ステーションに来てから私は何かが変わったと感じる。
いや、変わらざるを得なかった……というべきなのかしらね。
月読「そのために貴女達にも頑張ってもらうわよ?」
音野「は、はい!」
黒頭「もちろんです」
このコロシアイからの脱出……きっと遂げてみせるわ。
【音野響の好感度が5上がりました】
【黒頭明夜の好感度が5上がりました】
96 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 22:32:44.69 ID:5VYnapIA0
月読「……少し熱くなっちゃったわね」
まあ、脱出へのモチベーションが上がるなら問題ないわ。
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【音野、黒頭は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 22:33:56.04 ID:Ec5titLJ0
広生 川田谷
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 22:33:56.75 ID:TrxS1bEX0
佛生 川田谷
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 22:34:08.92 ID:OD5MCurDO
鏡在 天馬
100 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/01/08(月) 23:03:58.15 ID:5VYnapIA0
月読「ちょっと川田谷」
川田谷「ご、ごめん!つい口が滑っちゃってさ……」
月読「……」
佛生「何か、あったのですかな?」
川田谷「いや、コロシアイが前にも起きてるかもしれないって月読さんの考えをつい話しちゃって……」
佛生「それは……」
月読「はあ、もういいわ。だけどこうなると貴方には秘密とか話せないわね」
川田谷「あ、あはは……」
佛生「川田谷殿は……某の罪を知ったわけではないのですな」
川田谷「えっ、罪?」
月読「佛生、川田谷に話すと広まるわよ」
佛生「……」
川田谷「えっと……」
1…広まってほしいわけではないんでしょう?
2…私はみんなに下手に混乱してほしくないのよ
3…とにかく川田谷、これからは気をつけてちょうだい
↓2
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 23:06:40.67 ID:Ec5titLJ0
3
270.54 KB
Speed:0.2
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)