【ガルパン】みほ「この子は私の言うことを聞いてくれる」【ボーダーブレイク】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/29(金) 07:09:51.85 ID:F3hXVDO60
みほ(私はあの時、仲間を助けました。)

みほ(でもそのせいで黒森峰は負けてしまいました。)

みほ(私は戦犯扱いされ、先輩方から、仲間から、OGから、そして母親から酷く責められ、嫌がらせも受けました。)

みほ(私は戦車道というものが嫌になりました。だから、戦車道のない学校に行くことにしました。)

みほ(友達、できるかな…そう思いながら、空にうっすらと映るエイオースを見つめました。)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514498991
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/29(金) 07:41:01.03 ID:kiIHmWhN0
女生徒「おはようみほ!」

みほ「おはよう。」

みほ(私がいま通っている学校には戦車道はありませんでした。)

みほ(みんな、私を受け入れてくれた。)

男生徒「西住さん。」

みほ「何?」

女生徒「ブラストランナー見に行きましょう!」

みほ「ブラストランナー…」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 09:05:03.11 ID:0G7SeKqLo
AWGSもいいぞ!
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/29(金) 09:30:26.48 ID:GiE3JJu90
女生徒「見てみほ!こんなにたくさん!」

みほ「うわぁ…」

みほ(この学校は民間軍事組織であるマグメルが経営してて、ニュード適正が高い子たちが通っています。私もその一人です。)

みほ(この学校の生徒の中には、ボーダーという傭兵をやりながら学校に通っている子もいるんです。)

女生徒「私、ボーダーになろうと思ってるの。」

みほ「えっ!?」

女生徒「施設で育ったから、その報酬で恩返ししたいの。」

みほ「…」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 11:03:49.54 ID:76dJGEL8o
【ガルパン?】みほ「ボーダーブレイクです。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510499418/


もろぱくり?
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/29(金) 13:40:05.98 ID:D1UJYH7SO
〜回想〜

みほ(落ちた仲間はみんな助かったけど…負けちゃった。)

みほ(どうしよう…)

ギュイイイン!

みほ(あれは…)

クーガーR型パイロット『転落した戦車の乗務員を確認。これより搬送する。』

クーガーR型パイロット『助けたのは君か?』

みほ「え?は、はい」

クーガーR型パイロット『君は勇敢な戦車乗りなんだな。よくやった。』

みほ「…」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 16:24:53.90 ID:PG/bS9jSO
やってみようかな…
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/29(金) 20:43:21.82 ID:D1UJYH7SO
みほ(あの時、褒めてくれたのはあの人だけだった…)

みほ(みんな私を責めた。相手もバカにしてきた。)

みほ(私がこれに乗れば、あの人みたいになれる…)

みほ(…)

みほ「…私も」

女生徒「?」

みほ「私も、ボーダーになります!」

女生徒「ええ!?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/29(金) 22:17:21.04 ID:Xv6nbbPh0
〜数週間後〜

教官(今回の新人ボーダーは皆優秀だな。)

教官(その中でも、西住みほの能力はずば抜けている…)

教官(こいつは確実に上に行くだろう。)

男生徒「すごいな西住さん!」

女生徒「トップじゃない!」

みほ「うん。」

教官「これで基本的な訓練は終了だ。貴様らには自分のブラストを選んでもらう!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/29(金) 22:36:13.19 ID:Xv6nbbPh0
みほ(どれにしようかな…!)

みほ(このブラスト、丸っこくてかわいい…)

みほ(ディスカス…)

ディスカス・プロト

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みほ(このブラストにしよう。)

みほ(よろしくね。)

ディスカス「」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/29(金) 22:44:35.42 ID:Xv6nbbPh0
ディスカス・プロト


https://ux.getuploader.com/sssokuhouvip/download/148
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/30(土) 05:14:53.47 ID:jOnz7zTF0
〜初陣〜

みほ(重火器兵装)(はじめての戦闘…)

みほ(戦車道とは違う…命のやりとり…)

みほ(やらなきゃ!)

ギュイイイン!

ドガガガガ!!!!

ドン!!

ドガァン!!!!

みほ「…」

みほ「…勝った。」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/30(土) 05:46:54.14 ID:tVVXkaPj0
みほ(それから私は、高校生をやりながら戦場を渡り歩きました。)

みほ(敗走したもありましたが、私がやられることはありませんでした。)

みほ(この間はエイジェンを退けることに成功しました。)

みほ(みんな、褒めてくれました。戦車道の人たちとは違って。)

みほ(私のディスカスも変わっていきましたが、この子は変わっても私の言うことを素直にきいてくれます。)

みほ(そしてまた、戦場を駆けていきます。)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/30(土) 06:00:21.50 ID:2KGu/qCA0
〜ある日の戦場〜

みほ(味方の方が劣勢、でも…)

みほ「!?逃げ遅れた人がいる!」

みほ「…」

みほ「お願い!ディスカス!」

ギュイイイン!

逃げ遅れた親子「!?」

みほ『早く逃げてください!私が盾になります!』

男「おい!大丈夫か!?逃げるぞ!」

男「…お前のおかげで助かったぞ!ありがとう!」

みほ「…」

みほ「…負けられない!!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/30(土) 06:13:12.62 ID:9pmqjyxy0
みほ(そのあと形勢逆転し、私達の勝利となりました。)

みほ(逃げ遅れた人を助けた私は責められることはありませんでした。)

みほ(そうだ…)

みほ(あの時私のやった事は間違ってなんかいなかった。)

みほ(間違っているのはあいつらだったんだ…)

〜数日後〜

みほ(戦闘が終わった…)

みほ(負けた…みんなかろうじて生きてはいるけど…)

みほ(?あれは…戦車?黒森峰の?)

みほ「…」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/30(土) 06:50:43.33 ID:mWEm4Ik00
〜回想〜

みほ「私のパンツァージャケットが…」

黒森峰隊員「あら、副隊長、パンツァージャケットがズタズタじゃないですか。」

隊員2「でも仕方ないんじゃないですか?戦犯なんだし。」

〜回想2〜

みほ(戦車から降りなきゃ…)

ドガッ!

みほ「きゃっ!?」

みほ「う…うっ…」

隊員「ごめ〜ん、足が滑っちゃいました〜」

〜回想3〜

OG「戦犯のくせに何私らの前を歩いてんのよ!!!!」

みほ「す、すいません!」

OG「西住流の出来損ないが!!!!」

みほ「…」

〜回想終わり〜

みほ「…あいつらは間違っているんだ。」

みほ、榴弾砲を発射。
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/30(土) 07:19:57.12 ID:jyG5cvHK0
エリカ「隊長、観測班からの報告で、ブラスト同士の戦闘は終了したもようです。」

まほ「よし、試合再開だな。やるぞ!」

まほ「通信手、第一小隊に連絡を入れてくれ。」

通信手「了解。」

通信手「こちら隊長車、応答を…」

通信手「ッ!?」

まほ「どうした?」

通信手「い、いきなり爆発音がして…」

まほ「?」

通信手「?どうした?」

通信手「…」

通信手「た、隊長!今すぐ試合の中止を!」

まほ「どうしたんだ!?」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/30(土) 07:38:17.36 ID:F8FGgQ/V0
〜病院〜
まほ「ブラストの流れ弾がこっちに飛んできて、戦車に直撃したそうだ…」

エリカ「そんな…」

隊員「う…痛い…」

隊員「腕が…腕が…」

隊員「…」

エリカ「酷い…」

まほ「まさか、こんなことになるとは…私の責任だ。」

エリカ「そんな!隊長のせいじゃ…」

「なんでこんなことになるの!!!!」

まほエリ「!?」



19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/30(土) 08:02:36.28 ID:p2E0Mjja0
黒森峰OG「私の…私の娘が…嘘よ…」

黒森峰OG「うう…」

まほ「…」

カチューシャ「そっちも大変ね。」

まほ「カチューシャか…」

カチューシャ「こっちも同じようなものよ。災難だったわね。」

まほ「ああ…」

ノンナ「蝶野さんがマグメルに問い合わせてみたそうですが、パイロットの個人情報は厳重に守られているため、教えられないと言われたそうです。」

まほ「そうか…」
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