他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【食戟のソーマ】司「俺が勇者だって…?」
Check
Tweet
1 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 15:14:57.26 ID:gwf1zJ2zO
食の王国 遠月王国
王宮
司(ハァ……まさか食の魔王とまで呼ばれる国王様からの呼び出しなんて…)
司(俺……なんかしたかな?)ドキドキ
司「………お呼びですか国王様」スッ
仙左衛門「うむ、突然呼び出してしまって悪いのう」
司「いえ、それでご用件は……」ドキドキ
仙左衛門「急で悪いのじゃが………」
仙左衛門「ちょっと勇者として魔王を倒してきてくれんかの?」
司「はぁ!?」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1514355297
2 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 15:24:22.90 ID:gwf1zJ2zO
司「お、俺なんかが勇者だなんて……そ、そんなの何かの間違いでは……」
仙左衛門「いや、間違いではない!夢で女神からのお告げがあったからな!」キリッ
司「夢の話じゃないですか!」
仙左衛門「まぁまぁ、そう言わないで」
司「だ、だいたい……食の魔王とまで呼ばれる国王様が恐れる魔王を俺ごときが…」
仙左衛門「大丈夫大丈夫!なんせお主は勇者じゃからの」ハッハッハ
司(そんな勝手な………)
仙左衛門「魔王薊が最近わしの孫にちょっかいをかけてきて困っとるんじゃ、頼むよ勇者司」
司「え……?姫様に?」
「お爺様、この方が噂の勇者様ですか?」
司「!」
3 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 15:33:41.86 ID:gwf1zJ2zO
えりな「……………」ファサッ
仙左衛門「おお、えりな!」
えりな「ふーん……」ジロジロ
司(えりな姫様……間近で見ると凄くキレイだな…)ドキドキ
えりな「……随分と弱そうな勇者様ですね」
司「ええ!?」ガーン
仙左衛門「こ、これ!えりな!」
えりな「………だって…」ブー
緋沙子「こら貴様!えりな様を不埒な目で見るな!無礼者め!」
司「……もう帰りたい……」ウジウジ
仙左衛門「ハァ……やれやれ……」
司「うぅ……」ウジウジ
仙左衛門「これ、勇者司よ」
司「?」シクシク
仙左衛門「魔王薊を倒したら褒美に
>>5
をやるからちょっと行ってきてくれんかの?」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 17:17:25.73 ID:QAJYv7H4O
kskst
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 18:02:29.62 ID:bzWXzUPKO
ソーマ神のお守り
6 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 18:21:16.42 ID:gwf1zJ2zO
仙左衛門「魔王を倒した暁には、褒美としてお主にこれをやろう」スッ
司「………これは?」
仙左衛門「これはの?ソーマ神のお守りと言って……」
司「ソーマ神?」
仙左衛門「うむ、この遠月王国に伝わる偉い神様じゃ」
仙左衛門「このソーマ神のお守りを身につけている者は、たとえどんな困難な状況に陥ってもなんとかなっちゃうというありがたいお守りなんじゃよ」
司(うさん臭いなぁ……)
仙左衛門「欲しいじゃろ?」
司「えーと……」
仙左衛門「ええい!煮えきらんやつめ!さっさと行かんと極刑に処すぞ!」
司「ひえっ」ビクッ
7 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 18:27:18.85 ID:gwf1zJ2zO
司「ハァ……王様も酷いよなぁ……」トボトボ
司「いきなりお前は勇者だから魔王を倒しにいけとか言ったり、行かないと極刑に処すとか言ったり……」トボトボ
司「しかも褒美が胡散臭いお守りか…魔王を倒すんだから世界の半分……いや、せめて姫様をくれるくらいしてくれてもいいんじゃないかな?」トボトボ
司「そして、魔王討伐の餞別にくれた武器がこれか……」
王様が餞別でくれた武器 安価下
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 18:29:31.36 ID:B5AYaM+ZO
王様の鍛えた包丁
9 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 18:39:44.36 ID:gwf1zJ2zO
司「"わしが鍛えた自慢の包丁じゃ"とか言ってたけど、魔王と戦うんだからせめて剣とかにしてくれよ……」ハァ
司「………………」ギラン
司(なんだこの包丁………なんか禍々しい鋭さを感じるな……)ギラン
オーイ ツカサー
司「!」
竜胆「おーい!」フリフリ
司「竜胆!」
竜胆「聞いたぜ司ー!勇者に選ばれて魔王を倒しにいくんだってなー?」
司「う、うん…まぁ……」
竜胆「司ぁ!私も連れてけ!」バーン
司「え!?」
竜胆「大丈夫大丈夫!足でまといにはなんねーからさ!」
竜胆「それによぉ……魔王退治なんてさぁ?ドキドキするもん!」ルンルン
司「………遊びに行く訳じゃないんだぞ竜胆?」
竜胆「わーってるよ!戦士竜胆に任せろー!」
司「
>>10
」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 18:54:27.01 ID:0bWwlh4v0
その生き物の首はなんだ?
11 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 18:59:31.45 ID:gwf1zJ2zO
司「……その生き物の首はなんだ?」
竜胆「あー、これなー?」
竜胆「腹減ったからさっき森で巨大ワニのモンスターをちょいっとな?」ニッ
巨大ワニモンスターの首「」
司(す、凄い……こんなに強そうなワニモンスターを………)タラッ
司「竜胆、よろしく頼むよ!」グッ
竜胆「うしっ!任せとけ司ー!」
竜胆が仲間になった
12 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 19:08:02.97 ID:gwf1zJ2zO
司「極星の酒場だって?」
竜胆「ああそうだよ!私あそこによく飲みにいってんだけどよー!」
竜胆「結構強そうな奴らが集まってんだよ!やっぱ魔王退治なら仲間は必要だろー?」
司「うーん確かに……せめて強そうな奴があと一人と……サポート系の魔法使いも欲しいところだな……」
司「よし、極星の酒場に行ってみよう!竜胆!」
竜胆「よっしゃー!」
極星の酒場
ガヤガヤ
吉野「ひっひっひ!私の可愛いジビエちゃん」
丸井「僕のデータによると…」ブツブツ
司(うわっ……恐そうな人がいっぱいだ…)
司「竜胆…いつもこんなとこに飲みに来てるの?」
竜胆「ん?そうだけど?なんで?」
司「い、いや……」
13 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 19:17:47.12 ID:gwf1zJ2zO
竜胆「おーい!一色ー!竜胆せんぱいが来てやったぞー!」
一色「あっ、いらっしゃい竜胆先輩!」ニコニコ
司「竜胆、その人は?」
竜胆「この酒場のマスターの一色だ!」
一色「よろしくお願いします」ニコニコ
司「ど、どうも……」
一色「竜胆先輩、また暴れて店を壊さないでくださいよ?」ニコニコ
司(店を壊す!?何やってんだよ竜胆!)
竜胆「ち、ちげーよ!今日用があんのはツレだよ!」クイ
司「!」
一色「ああ…なるほど」ニコニコ
一色「でしたらいい人達がいますよ?少し待ってて下さい」ニコニコ
司「本当か!?」
竜胆「幸先いいなー!司!」
司「ああ!」
一色「お待たせしました」ニコッ
司、竜胆「!」
肉魅「私に用があんのはコイツかい?弱そうだねー」ボイン
榊「うわぁ……イケメンの癖に……このスケベ」ボイン
一色「どちらにしますか?」ニコニコ
司「
>>14
」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 19:22:01.44 ID:MZKAPhVF0
榊
15 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 19:51:07.44 ID:gwf1zJ2zO
司「……………」
肉魅「あァん?何見てんだよ?」ギロッ
司「ヒエッ」ビクッ
司(だ、ダメだ……あっちの娘は恐そうだし……)チラッ
榊「ん?」ボイン
司「………榊さんで……」
竜胆「おいこら司ぁ!」バコン
司「いだっ!な、なにするんだよ竜胆!」
竜胆「私らは魔王退治の仲間を集めにきたんだろーが!」
司「わ、わかってるよ!」
一色「あ、そっちの仲間でしたか。僕はてっきり…」ニコニコ
竜胆「おいー!しっかりしてくれよ一色〜」プンプン
一色「ははは」ニコニコ
司(てっきり…なんだ………?)
一色「魔王退治の仲間ならご自由に声をかけてみてください」
一色「うちの酒場は屈強な猛者の溜まり場ですから」ニコニコ
司「よし!手分けして仲間を探そう竜胆!」
竜胆「よっしゃー!」
16 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 20:00:58.23 ID:gwf1zJ2zO
ワイワイ ガヤガヤ
司(できるだけ強そうな人がいいな…)キョロキョロ
司「! あの人達、強そうだ!」
司「あ、あの!」タッタッタ
女木島「あぁ?」ギロッ
斎藤「何用だ小僧?」ギロッ
司「い、いえ……何でもナイデス」ボソボソ
司(だ、ダメだ……恐い……)ビクビク
竜胆「おーい!司ぁ!」フリフリ
司「!」
竜胆「まほーつかい見つけてきたぜー!」
司「ほ、本当か竜胆!」
竜胆「ああ!紹介すんぜ!まほーつかいの………」
竜胆「ナオちゃんだー!」バーン
貞塚「ヒヒヒ」プーン
司(な、なんだこの子……)
竜胆「司ぁ!ナオちゃんはなー!すっげーんだぜー!」
貞塚「ヒヒヒ…この天才の私をスカウトするとは見る目があるわね」ブツブツ
司(不気味だ……それに……)
貞塚「何せ私は黒魔術の……」プーン
司(何やら臭い)
竜胆「どうだー?司ぁ!ナオちゃんいいだろー?」
司「………………」
貞塚「魔王を倒した暁には、世の男を駆逐して……ヒヒヒ」ブツブツ
司「チェンジで」
貞塚「!?」ガーン
竜胆「な、なんでだよ司ぁ!」プンプン
17 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 20:08:28.92 ID:gwf1zJ2zO
司「ハァ……何処かに強くて恐くなくて有能な魔法使いはいないかなぁ……」
もも「……………」トコトコ
もも「あー暇だねブッチー」
ブッチー(腹話術)「ソウダネモモチャン」
もも「何処かに可愛くて超天才魔法使いのももを魔王退治の旅に連れてってくれる人はいないかなー」チラッ
ブッチー「アンガイチカクニイルカモネー」
司「いる訳ないよな、そんな都合のいい人……いても俺なんかに……」ブツブツ
もも「……………」
もも「ちょっと!」ゲシッ
司「いだっ!」
司「な、何するんだよ!」
もも「何で無視するの!ムカつくんだけど!」プンプン
司「………え?」
18 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 20:17:06.80 ID:gwf1zJ2zO
もも「魔法使いを探してるんでしょ?君は運がいいね?」
司「え?」
もも「ももはね?こう見えても超天才の可愛い可愛い魔法使いたんだよ!」フフン
司「………超天才の魔法使い……?」
もも「そうだよ!なんなら、ももが仲間になってあげてもいいけど?」ドヤッ
司「………………」
司「酒場は子供の来る所じゃないよ?お母さんはどこだい?」ニコッ
もも「はぁ?」
もも「子供扱いしないでよ!可愛くないなぁ!」プンプン
ブッチー「ソウダネモモチャン」
司「!?」
司(ぬ、ぬいぐるみが喋ってるだと……?)
もも「あいつムカつくねー?ブッチー」ガジッ
ブッチー「コロシチャウ?」
司(ま、まさか本当に天才なんじゃ…)タラッ
もも(ふふっ、どうやらももの才能に気づいたようだね?)ニヤッ
もも「お願いしますって頼むんなら仲間になってあげるけど……」
もも「どうする?」フフン
司「
>>19
」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 20:18:16.30 ID:jo31KTy00
じゃあ魔法見せてよ
20 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 20:34:28.36 ID:gwf1zJ2zO
司「ま、待ってくれないか……」
もも「?」
司「……魔王退治は遊びじゃない、一応その超天才魔法使いの魔法とやらを見てみたい」
もも「まったく、仕方ないね」ハァ
もも「じゃあ、ももの可愛い可愛いスイーツ魔法を見せてあげようかブッチー?」
ブッチー「ヤッチャエモモチャン」
もも「…………」スッ
司(お菓子でできた杖……くるぞ……超天才魔法使いとやらの魔法が……)ゴクリ
もも「………スイーツプリティパティシエ〜」キラキラ
司(杖が光った………くるか!?)
もも「ていっ!」ブン
バキッ
司「………………」
もも「ふぅ、ま…こんなとこかな?」フー
司「………あの?」
もも「なに?これでももの実力はわかったでしょ?」フフン
司「魔法は……?」
もも「今使ったよ」
司「い、いや……杖でテーブルを殴っただけ……」
もも「破壊魔法だよ」
司「ええ!?」
竜胆「司ぁ!なんだ今の音はー!」タッタッタ
司「竜胆………」
竜胆「うわっ!テーブルが真っ二つだ…」
もも「ももが魔法でやったんだよ!」ドヤッ
竜胆「お前が!?すげー!」キラキラ
司「いや、杖で殴っただけ……」
竜胆「おい司ぁ!こいつ仲間にしようぜー!」
もも「しょうがないなぁ」ヤレヤレ
司「えぇ……」
一色「茜ヶ久保先輩を仲間にするなら、彼女が壊したテーブルの弁償もお願いします」ニコニコ
司「えぇ………」
ももが仲間になった
21 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 20:47:04.60 ID:gwf1zJ2zO
もも「へぇ、司って勇者だったんだ」テクテク
司「うん、一応そうみたいなんだ」
もも「全然見えない、だって司弱そうだもん」
司「え!?」ガーン
竜胆「安心しろ司ぁ!司がヘタレでも、私が守ってやっからなぁ!」
司「………ヘタレ…」ガクッ
司「………どうせ俺なんか…」ウジウジ
もも「うわぁ…司って面倒臭そう…」
竜胆「司ぁ!元気だせよー!」
司「モウカエロッカナ?デモカエッタラコクオーサマニ…」ブツブツ
ガサゴソ
司、竜胆、もも「!」
久我「ちょりちょりちょりーっす!」バーン
司「な、なんだ!」
もも「うわっ、ウザそー」
久我「突然だけど、有り金全部置いてってちょ☆」
司「……盗賊か………!」
司「行くぞみんな!戦闘だ!」
もも「もも、さっきのでMP使ったから無理」
司「ええ!?」
司(あれの何処にMPを使う要素があったんだよ……!)
久我「いっくよ〜ん!」ダッ
司「………くっ、竜胆!」
竜胆「
>>23
」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 20:57:41.39 ID:jo31KTy00
いっけーワニくん
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 21:44:44.05 ID:B5WRHPiso
司突撃!
24 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 22:12:17.60 ID:gwf1zJ2zO
竜胆「いっけー!司ぁ!とつげきだー!!」
司「えぇ!?」
竜胆「司ぁ!勇者だろー!お前ならやれる!」グッ
久我「へぇ?あんた勇者なんだ……おもしろそーだね♪」
司「…………………」
司(確かに竜胆の言うとおりだ…これから魔王と戦わなければいけないってのに…)
司「盗賊ごときに後れをとっていられるか!」グッ
竜胆「へへっ」ニッ
もも「ふーん」
久我「いっくよーん」シュンッ
司「!」
竜胆「やろー…消えやがったぜ……」
もも「いや、きっと超高速で移動してるんだよ」ヌッ
竜胆「もも……」
もも「さすが盗賊……すばしっこさだけは一人前だね」
久我「へへへ」シュンッ
司(速いな……)
司「茜ヶ久保!魔法でサポートを頼む!」
もも「やだ」
司「!?」
久我「おらァー!くらえやー!久我照紀特製激辛麻婆豆腐キーーーック!!」ババッ
司「くそっ!こうなったら!」
司「
>>25
」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/27(水) 22:18:57.17 ID:jo31KTy00
まったく同じ技で反撃だ!
26 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 22:51:46.13 ID:gwf1zJ2zO
司「こっちも同じ技で反撃だ!」
司「勇者特製激辛麻婆豆腐キーック!」ヘロヘロ
竜胆「おい司ぁ!なんだそのヘナチョコキックは!」
もも「ダメだねありゃ」
ヘロヘロ〜
ドカッ
久我「ぐぁっ!やられた」ドサッ
司「やった!」
竜胆、もも「えぇ……」
竜胆「な、なんだよあの盗賊…速ェだけで全然よえーじゃねーか……」
司「や、やったぞ!か、勝った!」ドキドキ
竜胆「や、やったなー!司ぁ!さっすが勇者だぜー!」
司「そ、そっかな?」テレッ
もも「いや、司が強いんじゃなくて、アイツがよわ……
竜胆「やめろ!もも!」バッ
もも「モガ」
司「?」
27 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 22:59:18.52 ID:gwf1zJ2zO
もも「あっ、そうだそうだ」ブチッ
ブッチー「ギャッ」
司、竜胆「?」
もも「初勝利記念に自撮りっと」スッ
もも「今日はももの可愛いプリティ魔法で盗賊に勝ちました。」グリグリ
久我「」
パシャッ
竜胆「うーし、ももの自撮りが終わったら先に進むかー」
司(勝ったの俺なんだけど………)
久我「ま、待ってちょ!」ヨロッ
司、竜胆、もも「!」
久我「あ、あんた……いや、司っさん!」
司「?」
久我「こんなに完敗したのは初めてだ!魔王退治の旅、俺も一緒に連れていってくれ!」
司「………盗賊の子………」
もも「ま、別にいーんじゃない?」ヌッ
司「茜ヶ久保………」
もも「便利なパシリもできる事だし」
久我「あぁ?」
司「………竜胆はどう思う?」
竜胆「
>>28
」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 23:03:26.75 ID:RMr2Y97Do
パシリとしてならいいぜ
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 23:03:51.19 ID:MZKAPhVF0
おもしろそうだし、いいんじゃねーか
30 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 23:13:43.73 ID:gwf1zJ2zO
竜胆「おもしろそーだしいーじゃねーか!」
司「竜胆……」
竜胆「それにパシリとしても使えそうだしな」
もも「ね?」
久我「なんなのあんたら」
司「………………」
久我「司っさん……俺はあんたにいつか追いつく……いや、追い越すような男になりたい………」
久我「そして盗賊の子なんて言わせねー!久我照紀って名前をあんたの頭の中に刻みこんでやるんだ!」
司「…………………」クルッ
久我(ダメ………か…………)
司「………茜ヶ久保、久我に治癒魔法を」
もも「しょうがないなー」
竜胆「へへっ」ニッ
久我「司っさん………」ジーン
もも「はい、ヒーリング魔法」グチュグチュ ペッ
久我「!?」ビチャッ
司「茜ヶ久保!なんで久我に唾を吐きかけてるんだ!?」
もも「ももの可愛いヒーリング魔法の一つ"唾をかけときゃ治る"だよ」
司「そ、そうか………」
久我「ぬあァァァ!!このチビコロス!」ゴゴゴ
竜胆「お、落ち着けくがー!」
もも「ね?元気になったでしょ?」
司「…………これから一緒に旅するんだし仲良くやってくれよ……」
ギャーギャー
久我が仲間になった
31 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 23:23:52.44 ID:gwf1zJ2zO
その後も
ガサッ
スライム「スラー」
司「! モンスターだ!」
竜胆「なーんか弱っちそうだなー」
もも「可愛い」
久我「司っさん!ここは俺に任せてちょー!」
司「久我!」
久我「くらえやー!軟体生物ー!」シュパッ
スライム「!」
竜胆「さっすがくがー!超速いぜー!」
スライム「スラー」バキッ
久我「ぐへっ」
久我「」ドサッ
もも「そして弱いね」
司「久我ー!」
司「くそっ……!久我の仇!いくぞ!竜胆、茜ヶ久保!」チャキッ
もも「はいっ、照にゃんモンスターに初敗北の自撮り〜」スッ
久我「」
パシャッ
司「ダメだあいつら!」
スライム「スラー」ニョロニョロ
司「竜胆!」
竜胆「
>>32
」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 23:26:05.51 ID:jo31KTy00
ふ、服が溶ける・・・
33 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/27(水) 23:37:23.54 ID:gwf1zJ2zO
竜胆「ふ、服が溶けてく……」ドロッ
司「!?」
スライム「スラー」
司(まさかあのスライムの能力か?もしかしてあいつ見かけによらず強いんじゃぁ……)
久我「り、りんどー先輩……とりあえずこれ着なよ…」スッ
竜胆「サンキューくがー」
もも「雑魚の癖にかっこつけないでよ!可愛くないなぁ」ゲシッ
久我「いでっ!ざっけんなよこのチビ!」
もも「あ?」
竜胆「おいおいケンカすんなよー」
ギャーギャー
スライム「スラー」ニョロニョロ
司(なんであいつらは戦闘中にケンカしてるんだよ……胃が痛い……)キリキリ
スライム「スラー」ニョロニョロ
司「……こうなったら……」スッ
竜胆「! あ、あれはー!」
もも「へ?」ポコポコ
久我「」ボロッ
司「………………」
竜胆「司の必殺技の一つ……」
『モンスターとの対話』
司(さぁスライムくん……)スッ
司「君の声を……聞かせてくれ……」
スライム「
>>34
」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/27(水) 23:38:09.84 ID:O3nEGFXgo
カレーになりたい
35 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/28(木) 00:10:36.72 ID:yOikr5V5O
スライム『カレーになりたい』パアア
司「……ふっ、そういう事か」スッ
竜胆「ど、どうしたんだよ司ぁ!」
司「国王様……あなたが包丁を持たせてくれた意味が……」
司「わかりましたよ」ギラン
竜胆「! あれは………!」
もも「全然可愛くない包丁が出てきた」
司「はぁぁぁぁ!!」スパスパスパ
スライム「ギャー」ズバババ
竜胆「つ、司のやろー……スライムくんを微塵切りにしてやがる!」
司「……………」スッ
コトコト
サァー
もも「………そして微塵切りにしたスライムをカレーが出来た鍋に入れた……」オエッ
司「…………完成だ」パアア
司「"勇者印のスライムカレー"」
司「さぁ、御上がりよ」ニッ
もも「パス」
司「えぇ……」
司「竜胆!竜胆はこういう料理好きだよな……?」
竜胆「私も体に悪そうだからパスしとくぜー」
司「えぇ……」
36 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/28(木) 00:18:41.80 ID:yOikr5V5O
司「………仕方ない」
久我「」
司「久我に食わすか」ザァァァ
久我「!?」ピクッ
竜胆、もも(うわぁ……)
久我「…………」ピクピク
司「久我!勇者印のスライムカレーの味はどうだ?」ドキドキ
久我「………なんていうか……腹が…」
司「ん?」ワクワク
久我「痛ェ……」ギュルルー
久我「ぐあァァァー!トイレー!!」ギュルルー
ダダダダダ
竜胆「くがー……」
司「お粗末!」キリッ
もも「本当にお粗末だよ」
勇者一行はモンスターに初勝利した
37 :
◆j1I/vzp3hw
:2017/12/28(木) 00:29:12.59 ID:yOikr5V5O
街
ワイワイ ガヤガヤ
司「ふぅ、何とか街についたな!」
久我「うひょー!でっかい街ー!」
竜胆「ドキドキするぜー!」
もも「もも、お風呂に入りたーい」
司「みんな!遊びに来たわけじゃないんだ!何処に魔王薊の手下がいるかわからないんだぞ!」キリッ
久我「……つーかこっちはあんたのせいで酷い目にあったんスけど」
司「過ぎた事は水に流せよ」
もも「司ってさ、つまんない男だよね?」ヒソヒソ
久我「ねー?」ヒソヒソ
司「………どうせ俺は……」ウジウジ
竜胆「おいお前らー!やめろよー!また司がめんどくさいモードに入っちまうだろー?」
司「メンドクサイ…ソウダヨナ……」ブツブツ
久我「まーまー司っさん、元気だしなよ」ポンッ
もも「その内いい事あるよ。たぶん」ポンッ
司「久我……茜ヶ久保………」ウルウル
竜胆「へへへっ、とりあえずは街に着いた事だし……」
竜胆「
>>38
でもすっか!」
52.20 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)