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トナカイ「サンタさん!私と友達になりませんか?」サンタ幼女「…は?」
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1 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:34:41.71 ID:vJtWtw7Mo
前スレ
トナカイ「もうすぐクリスマスですねぇ」サンタ少女「そうですね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513503118/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1514288081
2 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:35:52.69 ID:vJtWtw7Mo
トナカイ「か、鍵…?よく分からないですけど、私を…世界を!助けに来てくれた人ですよね!?」
女「…そいつは少し違うな」
女「世界を救うのはお前だ、トナカイ。私はその手助けに来た」
トナカイ「え?」
トナカイ「わ、私に…何をしろって言うんですか。こんなし、じゃなかった。トナカイに」
女「まあそう身構えるな。安心しろ、私は味方だ」
女「…もう時間がないんだがな、仕方ない。素早く理解しろよ」
3 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:37:42.09 ID:vJtWtw7Mo
女「今、この世界は侵略されている。外で暴れている奴等は幽霊とか怪物とか、こちら側から生まれたやつじゃない。外から扉を通って来た」
トナカイ「外から来たって…何者なんですか?あの化け物は」
女「さあな、それは私にも分からん。大昔に一度だけ、今と同じように奴等がこの世界に攻めて来た時があったんだが…」
女「…その時は追い返すので精一杯だった。奴等は死なないんだよ、そして生きている訳でもない」
トナカイ「どういうことですか…それって…」
女「存在しているだけ、と言った方が分かりやすいか?生物とは根本的に構造が違うんだよ、だから閉じ込めるくらいしか対処法がない」
女「私が苦労して扉を閉めてやったのに…大馬鹿野郎がまた扉を開けやがった。それでこの惨状だ」
4 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:38:42.63 ID:vJtWtw7Mo
トナカイ「…サンタさん」
女「あぁ、そのサンタ幼女が開けたんだ。最も…黒幕は他にいるがな」
トナカイ「く、黒幕?サンタさんも操られているだけってことですか!?」
女「別に、操られているというわけではない。扉を開けたのはサンタ幼女の意思だ」
女「助言をしたやつがいるんだよ。扉の存在を教え、誑かした悪魔がな」
女「心当たりはないか?やつが消える直前に、不自然に現れて、行動を共にしていた人物に。そいつが全ての元凶だ」
トナカイ「…ごめんなさい。分からないです」
女「そうか、まあいい。今更犯人探しをしたところで解決する問題でもないしな」
女「事はもう取り返しのつかないところまで進行している。今、人類の人口が何人まで減ったか知っているか?」
5 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:40:02.82 ID:vJtWtw7Mo
トナカイ「え、分からないです…」
女「2億だ。70億から一週間で2億、もう数%しか残っていない」
女「奴等は死という扉から出てきた存在だ。生から誕生した我々が呼吸をするように、死から産まれたモノは殺戮を繰り返す」
女「はっきり言うぞ、日付が変わるまでには人類は死滅する。地球は奴等に支配されるんだよ、もう全てが手遅れだ」
トナカイ「そ、そんな……じゃあもう…ど、どうしようもないじゃないですか…」
女「…だが、一つだけ手がある。絶望的な状況をひっくり返すような手段がな」
女「これを実行すれば、本来は覆すことが出来ない死んだ人間すらも蘇る」
トナカイ「!?」
トナカイ「い、一体なんですか!?それって!」
6 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:41:51.87 ID:vJtWtw7Mo
女「やり直すんだよ。全てを最初から、時間を戻せばいい」
女「そして、それが出来るのがトナカイ…お前だけだ。扉が開く原因になったサンタ幼女と因果を結んでいるのお前だけだからな」
トナカイ「じ、時間を戻す…因果…?」
女「あぁ、正確に言うと世界線を変える。世界はこうやって直線になって進んでいる」カキカキ
女「ここから、様々な選択肢によって世界は枝分かれしているんだ。パラレルワールドというやつだな」
トナカイ「…」
女「だが、今はこのパラレルワールドが存在しない。運命が一本道になっているんだよ、世界が滅ぶしか進む道がなくなっている」
女「だから、戻すんだ。こうなる前に、ここの世界線をぶっ壊して…全てが始まった時間からやり直す」
女「トナカイ、お前はこの世界が滅ぶ原因になったサンタ幼女と強く因果が結んでいるだよ…いや、お前も幼女という存在自体と深く繋がっているのかもな」
7 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:43:00.65 ID:vJtWtw7Mo
トナカイ「話は大体分かりました。でも……」
トナカイ「ど、どうやって時間を戻すんですか?タイムマシンがあるわけでもないですし…」
女「そこが重要なところだ。世界を戻す方法は2つあるんだが、その一つを行えるやつがもう既にくたばっている。強引だが、今までやったことのないもう一つの方法を試すしかない」
女「四つのミッションをして、世界の法則を乱すんだよ。グチャグチャになったところで、私の力で強引に時間を戻す」
トナカイ「ミ、ミッション?」
女「あぁ…一見意味のない行動に見えるが、裏から見ると全て一本の線で結ばれているんだ」
女「この世ではやってはいけないこと、それをお前にやってもらう。幼女と因果が強いお前がやることで、世界が変わるんだよ」
トナカイ「……」
トナカイ「わ、私が…世界を……」
8 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:43:34.54 ID:vJtWtw7Mo
女「どうだ?事態を把握したか?」
トナカイ「は、はい…分かりました」
トナカイ(そ、そうか…あの子はここまで全部見えていたんだ。この人の存在も)
トナカイ(私が頑張れば…全部元に戻る。死んだ人も、聖女さんも、サンタさんも…そしてあの人も)
トナカイ「…分かりました!やります!私に出来ることなら、何でも!」
女「…そうか、いい返事だ。では場所を移すか」
トナカイ「あ、すみません。ひとつ、質問をしてもいいですか?」
女「なんだ?」
9 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:44:11.28 ID:vJtWtw7Mo
トナカイ「あなたは何者なんですか?全てを知っていて、私の前に現れたあなたは…」
女「……」
女「私のことはどうでもいいだろ、どうせこの場限りの仲なんだからな。それより今から心の準備をしておけ、これからかなりきつくなるぞ」
トナカイ「そ、そうですよね。ごめんなさい」
女「では私の手を握れ。飛ぶぞ」
トナカイ「…え?飛ぶ?」
女「ほら、早く」クイッ
トナカイ「こ、こうですか?」ギュッ
10 :
◆gqUZq6saY8cj
[saga]:2017/12/26(火) 20:45:08.85 ID:vJtWtw7Mo
シュンッ
トナカイ「!?」
トナカイ(えっ…な、なに?一瞬で別の場所に……ッ!?)
トナカイ「お、おえええええええ!!!!おえええええええええ!!!!」ゲロゲロ
女「あぁ、強引に道を作らずに瞬間移動したからな。慣れてないと気分が悪くなって当然か…先に言うのを忘れていた、すまないな」
トナカイ「しゅ、瞬間移動…?」ハァハァ
女「さて、早速四つのミッションその一だ」
女「あそこに浮浪者のような格好をした男が見えるだろ?数少ない人間の生き残りだ」
トナカイ「え、えぇ…いますね」
女「あいつに
>>11
しろ」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 20:47:04.80 ID:g9PimH84O
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