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凛「行くわよセイバー!」アーチャー(言えない…!実はアーチャーとか言えない…!)
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570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/06/18(月) 02:43:28.77 ID:iEVdkYpY0
───────────
──────
───
切嗣(はは、そんな訳ないか。)
571 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2018/06/18(月) 02:45:15.79 ID:iEVdkYpY0
コンカイハ・ココマデ
”破魔の紅薔薇”!!!
572 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/18(月) 08:38:56.50 ID:lBBJLjNiO
>>1
に乙あれ!
これは呪いかかってもしゃーないわ、てか無理にでもかけるわ
573 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/18(月) 17:23:04.21 ID:dYNr6mtf0
呪われるのは当たり前だし切嗣は幸せになるのはまだ早すぎるだろこの屑、とりあえず今までやらかしたことに対して謝罪しろと言いたい。
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/18(月) 17:25:53.77 ID:X/gYAuPu0
ディルの呪いで聖杯が汚染されるw
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/18(月) 17:31:05.85 ID:VhQ51VqUO
ごっこ遊びに興じられなかった腹いせに呪い撒き散らしてんじゃねーぞ
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/18(月) 21:24:27.85 ID:pv6AAgwY0
これは隣にいるアイリもドン引き
577 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/19(火) 00:04:12.14 ID:fmI06lFa0
一体何をどうしたらそんな状態に陥るんだディルムッド……。
しかし、現状呪いは着実に成就している様子。なんでこんな適当時空でイリヤだけSN本編以上にしんどい状況に陥ってるんだ。
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/20(水) 09:15:20.22 ID:TxYEI3zH0
アンリディル
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/06/20(水) 21:29:02.03 ID:LJlawEfSO
はよ
580 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/21(木) 10:52:24.52 ID:uOpUBfPo0
これイリヤが苦労してるの大体切嗣のツケが回ってきてるせいなんじゃ…
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/21(木) 22:10:56.10 ID:gAEe77dW0
切嗣の好感度下落が止まらない。
582 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2018/07/10(火) 04:25:49.72 ID:PkGs3Csk0
切嗣スマホ<放て!♪心に刻んだ夢を♪未来さえおーきーざーりーにーしーて♪
切嗣「ん?LINEか」
切嗣「…」ぴ
麻婆神父『衛宮切嗣。今日の夕食、一緒にどうかね?』
切嗣「…ふっ」
切嗣(タイムリーじゃないか…)ニヤリ
美遊「どうしたの?」
切嗣「いや、すまないがお父さんは今日は友達と夕食をとるよ」
美遊「!?!?!?」
切嗣「…美遊、どうしてそんなに驚いているんだい?」
美遊「お、おと、お父さんに…友達…!?!」ガクガク
美遊「居たの!?今まで一度たりともそのキーワード出た事なかったのに!!」
切嗣「…僕だって友達くらいいるさ」
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:26:50.55 ID:PkGs3Csk0
美遊「い、いつ知り合った人なの!その人詐欺師とか!何かそういう悪い人なんじゃ!」
切嗣「そんな事はないさ。彼は古い知り合いでね、今は神父をやってる人さ」
舞弥(果たしてあの神父が友人と呼ぶに相応しいかどうか…)
切嗣「まあ、そんなわけだから。今日は2人で食べてくれ」
美遊「お母さんは知ってたの!?ねぇ!」
舞弥「え?ええ…まぁ」
舞弥「昔殺しあっ…」
美遊「」
舞弥「…えー、昔、彼と切嗣は温泉旅行とか行った事あります」
美遊「嘘!絶対嘘でしょ!?」
切嗣(あーそういえば昔マスター達で行ったなぁ…)
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:27:47.89 ID:PkGs3Csk0
〜言峰教会(not冬木教会)〜
言峰(初めて友人にLINEを送った…///)
言峰(フフ…衛宮切嗣のヤツめ、どんな返信を寄越すのか)
言峰(…しかし、なんだな、これで『いや今日はちょっと家族と食事だから』とか断られたらヘコむな…)
言峰(…頼む。衛宮切嗣!OKしてくれ!!寂しいんだ私も!!!)
言峰(ン年間も1人で寂しく精進料理ばかり!!!他の知り合いは皆自分が作った家族や職場、友人と夕餉を共にしているというのに!!!)
言峰(おのれ!衛宮切嗣!!貴様もか!貴様もなのか!!)
言峰(私が裏切るよりも先に裏切る気k)
言峰スマホ<放て!♪心に刻んだ夢を♪未来さえ♪おーきーざーりーにーしーて♪
言峰「ふぅわっちゃぁっ!!!」ポチィッッッ!!!
言峰「…」ドキドキ
ケリィ『OK!』スタンプ
言峰「…!」パァア
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:28:19.03 ID:PkGs3Csk0
〜衛宮家〜
切嗣スマホ<放t
切嗣「ん」ポチ
麻婆神父『ではGoogleMAPのこの場所に来い』
切嗣「…」ポチポチ
ケリィ『りょーかいっ!』スタンプ
切嗣「それじゃ、僕はこのまま行くよ」
舞弥「行ってらっしゃい。気をつけて帰ってきてください」
切嗣「ああ」
・・・・・・・。
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:29:40.23 ID:PkGs3Csk0
切嗣(家から少し遠いが…まぁ食前の運動と思えば)テクテク
切嗣「ん?」
ランサー「待てや魚ドロボー!!!」
魚ドロボー「デュフフフ!!ん〜拙者の足についてこられるものならついてくるでござる!」シュタタタタタタ
ランサー「上等だ…!オレから逃げられると思うなよ…?!」
切嗣「…ふぅ、やれやれ僕も手伝うか」つ銃スチャ
切嗣「待てそこの───」
「───喜べ少年。君の望みはようやく叶う」
切嗣(!?頭上から誰かが降ってくる!?)
ズダン!!!
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:30:31.64 ID:PkGs3Csk0
切嗣「!?な、なん…?!」
?「逮捕され、自分の人生を破滅させたかったのだろう?窃盗犯」
?「望み通り破滅させてやろう。止まれ、魚ドロボー」
魚ドロボー「だが断る!!!デュフフ!!イヤですぞ〜」
?「ならば仕方ないな」
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:31:21.00 ID:PkGs3Csk0
切嗣(───その人間は、ピンクのフリフリの…そう、魔法少女のような服をパツパツにしながら窮屈そうに着ていた)
?「…その傷を切開する。──さあ、懺悔の時だ」
切嗣(──その人間は体格的声帯、髪型的に成人した男性だった──)
?「命を賭けろ。あるいは、この身に届くかもしれん」
切嗣(───その男は、何故かセーラージュ〇ターのお面を被っていた──)
魚ドロボー「ええい!テメェ何モンだ!ぶっ殺されてぇのか!」
?「おっと。これは失敬。名乗るくらいはしよう」
589 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:31:58.47 ID:PkGs3Csk0
切嗣(───その男は───)
?「好きな食べ物は麻婆豆腐!!!」ババッ
?「清さよりも邪悪が好み!!」バッバッバ…
?「ハァァアアアア…!」バババッバッバッ!
言峰(イリヤver.衣装)「プリズマ☆キレイ!!ここに降誕!!!」ババッバ!
切嗣(───その男は、どこか僕と似通っていた──)
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2018/07/10(火) 04:33:48.10 ID:PkGs3Csk0
切嗣(くっ、どこの誰がどうやって手に入れたか知らないが、アイツも持っているのか…!)
切嗣(僕が持つ”マジカルサファイアと対をなす”シュバインオーグのもう1つの究極の魔術礼装!)
切嗣(──”マジカルルビー”を!!!)
魚ドロボー「ムキー!魔法少女のコスプレ!?拙者男の女装コスは地雷でござる!」
プ礼「ならばかかってくればいい。私の衣装を破けば君の願いは叶うだろう」クイックイッ
魚ドロボー「むおー!!!やったろーじゃないですか!!」ダッ
切嗣(あ、危ない!かなりのスピードだ!!)
プ礼「─”黒鍵”」ジャキン!
切嗣(!?アレは、言峰の得意とした、)
プ礼「セァアアアアアアッツッ!!!!」
魚ドロボー「おごっ」
ズバババババババッッッ!!!!!
魚ドロボー「……」
プ礼「…」
魚ドロボー「あら?切れてない?」
魚ドロボー「ふはははははは!!どーこを狙ってる!当たらなければどうということはないでござるよ!」
プ礼「そうだな」
プ礼「当てる気がなければ当たらないのは当たり前の現象だ。…ところで盗品はかえしてもらったが構わんかね?」
魚ドロボー「!?さ、魚が!!!」
切嗣(す、すごい!あの魔法中年、あの豪速の斬撃乱舞はあくまでデコイだったのか!)
切嗣(本命は当初の目的である盗品の回収か!)
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:35:26.44 ID:PkGs3Csk0
切嗣(只者じゃない…!彼の正体は一体誰なんだ!)
プ礼「おい何を人様に迷惑をかけている。ほら魚だ」
ランサー「おとと!?て、テメェ!あんなもん俺一人で!別に助けてくれなんざ」
プ礼「口答えは許さん。罰だ──”令呪を持って命ず”」ペカー
プ礼「『死ぬまで毎食ホットドッグを食べ続けろ』」
ランサー「は?!ハァァアアアア!?」
切嗣(な!?気づかなかった…!あの男はサーヴァントだったのか!)
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2018/07/10(火) 04:36:57.50 ID:PkGs3Csk0
切嗣(そして、あの魔法中年がマスター…!)
切嗣(これは、手強い…!)ギリッ
切嗣(あの戦闘能力、下僕への仕置きの残虐さ、間違いなく1級品…!)
切嗣(オマケにあの動きは八極拳!だが純正なものではなく調整がかかっている…!)
切嗣(あのサーヴァントも目を見ればわかる…かなりの強さ…!)
切嗣(クラスや真名が気になるが…マスターとタッグを組んで直接戦闘や肉弾戦になった時勝てるかどうか…!)
切嗣(くっ、この街にあんな猛者が居たなんて!)
切嗣(プリズマ☆キレイ…一体何者なんだ…!)
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:37:55.20 ID:PkGs3Csk0
プ礼「む、不味いな…あと少しで衛宮切嗣との約束の時間に遅れてしまう」
切嗣(セーラージ〇ピターのお面で顔を隠しているから顔が分からない…!)
魚ドロボー「か、返せ!!!」ドドドド!!
プ礼「…」
プ礼「───”身体は麻婆で出来ている”───」
魚ドロボー「死n」
プ礼「必殺!!麻婆豆腐流し込み!!!」ドゾゾゾゾゾゾ!!!
魚ドロボー「」
切嗣(素早く魚ドロボーの背後に回り込み、何処からか用意した麻婆豆腐を一瞬で魚ドロボーの口に流し込んだだと!!!?)
魚ドロボー「ボゲギャァアアアアアア!!!か、辛、いやなんかもう痛い!?痛い痛い痛ぐばぁっ!!!」
どさっ。
アンリミテッドロストマ-ボ-ド-フ
プ礼「…秘技、”無限の?麻婆豆腐製”」ビシッ
切嗣(くっ…悔しいが、かっこいいと認めざるを得ない──)
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:38:27.90 ID:PkGs3Csk0
『───────ケリィはさ、どんな大人になりたいの?』
切嗣「…」
切嗣(懐かしい思い出だ───)
シャーレイ『…』ワクワク
きりつぐ『……』
きりつぐ『初音ミク!』
シャーレイ『』
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:39:25.81 ID:PkGs3Csk0
切嗣「…」
切嗣(そう──僕はね、小さい頃初音ミクになりたかったんだ──)
きりつぐ『まちがえた。正義の味方になりたい』
切嗣(違う。間違えた。正義の味方に僕はなりたかった)
切嗣(そう、彼のような)
プ礼「む、いかんな陰毛がパンツからハミ出して」ゴソゴソ
切嗣(ぐ…)プルプルプル
切嗣(ああいうのは僕が近々やろうと思ってたのに!!!!)ギリッッッッッ!!!
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:40:42.57 ID:PkGs3Csk0
切嗣(先手を、『誰が最初に始めたオリジナルか』を取られた!!)
切嗣(アレではこの後僕が同じ事をやっても『二番煎じ』だの『パクリ』だのと言われてしまう…!)
切嗣(おのれプリズマ☆キレイ…!)
プ礼「く、このままでは間に合わなくなる…約束に遅れたら衛宮切嗣に嫌われてしまう…私の『切嗣仲良しのちブッ殺作戦』が…!」
プ礼「”令呪を持って命ずる!私を背負って走r─」
ランサー「だーっ!!わかったから!無駄につかうんじゃねえよ!!!」
プ礼「悪いな。」
ランサー「本気で思ってんならホットドッグ令呪解除しやがれ」
切嗣(くっ、まだアサシンが戻ってきてない以上、ヤツへの諜報や変身も出来ない──)
切嗣(必ず、必ず正体を暴いてやるぞプリズマ☆キレイ!)
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:42:12.98 ID:PkGs3Csk0
〜件の麻婆豆腐屋〜
ラーメン屋の店主「…麻婆拉麺だ」ゴト
切嗣「ほう…」
切嗣(このラーメンが運ばれてくる時…既に『アレは絶対辛い!!』とわかる香辛料の香り、そして気配があったが…)
切嗣(なるほど、目の前に置かれ『これからコレを本当に自分が食べるのだ』と自覚すると…圧巻だな)
切嗣(目に染みてくる”辛さ”、そして鼻腔を刺激し続ける”香りのナイフ”)
切嗣(…だが素晴らしいのはここまで味の気配だけで凄みを感じさせておいて『食欲を損なわせない』所にある。)
切嗣(こういう辛い料理はやり過ぎてしまうと『これは食べてはいけない劇物だ』と食べる側に認識させてしまい、そこで心理的に料理の味が落ちてしまうものだが)
切嗣(この麻婆拉麺、それを容易く乗り越えてくる…)
切嗣「…」フッ
切嗣(流石言峰だ。その審美眼は拍手喝采を浴びるに相応しいよ)
言峰「どうかね、衛宮切嗣……いや、愚問だったな」
言峰「君は何故私がここの麻婆豆腐を愛しているか…既に理解しているようだ」
切嗣「ああ。…いいお店だ。礼を言うよ言峰」
言峰「フッ」ニヤリ
切嗣「フッ」ニヤリ
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:42:45.34 ID:PkGs3Csk0
言峰「では…」
切嗣「ああ…」
「「いただきます」」
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:50:32.79 ID:PkGs3Csk0
切嗣(先ずはスープを少し。)
切嗣(…なるほど、ベースに唐辛子系統の何かを使っているのか)
切嗣(しかしそれでいて唐辛子の味や辛味をキツくさせ過ぎず、薄くし過ぎず、そして他の香辛料の辛味と…何かはわからないがまろやかさも殺さずに上手くまとまっている)
切嗣「…素晴らしいな」
言峰「わかるか」
切嗣「ああ…」
切嗣(それから…驚く事にこのスープはラーメンのスープであると同時に麻婆豆腐の餡としても成立している)
切嗣(液体と液状の中間…まさに両者の良さと特徴を絶妙に遺伝させて産まれたサラブレッドスープ!)
切嗣「…君はよくこの店を見つけたな。ここまでの物を量産できるに至れる人間はそうそういないぞ」
言峰「わかるかね?フッ…私も見つけた時は驚いた」
言峰「これは…真に麻婆豆腐を愛していなくては作れない」
切嗣「それな」
言峰「それな」
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:51:28.12 ID:PkGs3Csk0
言峰(それにしても危なかった…)ハフゥ
言峰(『そういえば衛宮切嗣は正義の味方になりたかったらしい』という情報を思い出して)
言峰(昔遠坂時臣氏が所持していたシュバインオーグの礼装を使い”正義の味方”を演じ、)
言峰(衛宮切嗣を散々悔しがらせて最終的に『私だ』『お前だったのか』と)
言峰(『お前がなりたかった正義の味方は実は親友にその座を奪われていたのだよ!!!』と友人という関係を生かした愉悦をしようしたのだが)
言峰(まさか行動した矢先にヤツに出くわすとはな…)
言峰(しかし解せない)
切嗣「ハフッあふっ!ハフハフハフハフあふっ!」
言峰(あんな隠す気もないような雑な隠蔽、すぐ見抜かれただろうが)チラリ
言峰(何故ヤツは言及してこない)
切嗣「豆腐っ…!美味…っ!」
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2018/07/10(火) 04:52:09.58 ID:PkGs3Csk0
言峰(わかりきっているからか?それとも『お前の変態趣味に干渉する気は無い』という事か?)
言峰( …わからん)ジー
切嗣「そういえば」
言峰(…きたか)
切嗣「さっき魔法少女のコスプレした正義の味方に遭遇したよ」ハハ
言峰「…ほう」
切嗣「魚ドロボーが居てね、彼はそれを捕縛する所だったんだが」
切嗣「アレは相当な手練だった。言峰、お前の”黒鍵”を使っていた」
切嗣「オマケに八極拳。あの体捌きは一朝一夕じゃ身につかない」
言峰「…それはそれは」
602 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:52:56.46 ID:PkGs3Csk0
切嗣「…そういえば…君に背格好や声が似ていたな…」ジロジロ
言峰「…」…ニコッ
言峰(さて、なんと言い訳をすれば)
切嗣「…いや、すまない。『そんな変わった人に似てる』だなんて、気持ち良くないな」
切嗣「忘れてくれ」ズルズフ
言峰「…」
言峰「えっ」
切嗣「いやぁ…しかしどこの誰なんだ?あのマスターは…」
言峰「…」
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:54:31.51 ID:PkGs3Csk0
言峰(皮肉か?煽っているのか?)
切嗣「僕なりに推理するとだな、彼の正体は実はサーヴァントの変装なんじゃないかと思ってる」
切嗣「そう、マスターのフリをして僕に一杯食わせようとしたんじゃないかとね。浅はかだな」
言峰(浅はかなのはお前だ)
切嗣「君は監督役だから彼がどこの誰なのか知ってるんだろう?」
言峰「…ノーコメントだ」
切嗣「フ…だが如何に強くとも最後に残るのは僕と士郎だ。…少しは贔屓してくれよ?監督役殿?」ウインク☆
言峰「…監督役は中立的な立場を貫くから監督役なのだよ、衛宮切嗣」
切嗣「そうだな、冗談だ。すまない」ハハ
言峰「…」
言峰(え?マジでわかってないの?)
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/10(火) 04:55:21.55 ID:PkGs3Csk0
切嗣「ハフッハフハフハフハフ!!いや素晴らしいな…ラーメンと銘打っているのに麺が申し訳程度しかないのはラーメンと麻婆豆腐という2種類の料理を擦り合わせれる温度との兼ね合いがあるからか!」
切嗣「麺が太麺で粉落としなのはご飯を想起させて麻婆丼風にしているのか…!」モゴモガ
言峰「…」
切嗣「?ああ、すまないあまりガッツいて食べるとみっともないな。すまないとても美味しかったものだから」ハハ…
言峰「…いや、良さを理解してくれて何よりだ。誘ったかいがあるよ」
言峰(マジでわからんのか衛宮切嗣ゥゥウウ!!!)
605 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2018/07/10(火) 04:57:16.96 ID:PkGs3Csk0
コンカイ
”アン女王はここまで”
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 07:41:05.44 ID:Rb4DUT+G0
美遊の切嗣に対する評価が予想以上に低かったけど気持ちは分かる、友達が居るとは到底思えないから。
ポンコツおっさんコンビもいいけど士郎サイドの話もそろそろ見たいです。
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 11:56:10.06 ID:QwB0HxlZO
おつと言いたいがあぁもうどっから突っ込むべきかわからないw
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 12:34:40.58 ID:43wbQmOd0
???「マジカルチェ〜ンジィ、ラァブリ〜ブラッ○レ〜イ」
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/11(水) 20:55:34.77 ID:9Yi+9EeSO
カレンさん、イリヤさん、こいつらです
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/11(水) 23:45:40.98 ID:QnS+Alj00
>>608
懐かしくてワロタ
そして思ったより魔法中年っているもんだな…
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/12(木) 13:38:18.61 ID:jFGAWrn10
ケリィが歪んだのは初音ミクのせい説が
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/23(月) 12:10:32.73 ID:j3mGxSBNO
面白いです
続き楽しみに待ってます
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/23(月) 12:12:39.29 ID:j3mGxSBNO
面白いです
続き楽しみに待ってます
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/18(土) 01:40:37.67 ID:HG1hZrXlO
続き待ってるからな
615 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2018/08/21(火) 03:49:44.31 ID:UHyCS+i20
短い投下
616 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 03:54:13.88 ID:UHyCS+i20
〜慎二ンち〜
慎二「…そういうわけで、僕はじいちゃんを長生きさせてやるためにこの聖杯戦争に参加したってワケ」ドヤァ
士郎「へぇー慎二は相変わらずおじいちゃん大好きなんだな」
慎二「まあね!」フンス
桜「センパイ♪ハイ、これ美味しく出来たと思いますから食べてください!あーん」
士郎「あむ。お、美味い!ありがとな桜。で、慎二のサーヴァントは」
慎二「今は偵察しに行ってるよ」モグモグ
士郎「へぇー」
桜(え!?スルー!!?え?!今のスルーですかセンパイ!?)
セイバー(ほう、色々私にされ過ぎてちょっとした青春ドキドキイベントにも動じなくなったようですね)
セイバー(明鏡止水、泰然自若…スれ、いえ成長しましたね士郎…!良き事です!)モゴムガモゴ
617 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2018/08/21(火) 03:55:03.82 ID:UHyCS+i20
慎二「で?衛宮は?」
士郎「…オレは…」
慎二「ま、どーせ誰かのためなんだろうけど」
士郎「…」
セイバー「士郎」
士郎「ん?」
セイバー「先程から気になっていたのですが…あそこにずっと人影が」
士郎「ああ知り合いだから大丈夫だよ」
セイバー「しかし…非常に微かですが魔力を感じます。サーヴァントのような、」
慎二「…フーン?」ガタッ
士郎「大丈夫だって」
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 03:56:00.31 ID:UHyCS+i20
〜間桐家玄関〜
ギルガメッシュ「おのれ…この我を待たせるとは不届き千万よ」
ギルガメッシュ「これは帰ってきたら、…うむ?」
雁夜「はー…やれやれお前の散歩も疲れるなぁ…」
「ひゃん!ひゃんひゃん!!」
ギルガメッシュ「フン…貴様もまだ生きていたのか」
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 03:56:40.05 ID:UHyCS+i20
雁夜「なっ!?ギルガメッシュ!!!?お前またウチにメシをたかりに」
ギルガメッシュ「────狂犬」
ランスロット「ひゃんひゃん!」ハッハッハッハッ
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 03:59:02.96 ID:UHyCS+i20
ギルガメッシュ「しかしこの変則召喚も数奇な事よな」ヒョイ、ワシャワシャワシャ
ランスロット「Ahhhhhhh!」ヘッヘッヘッヘッ
雁夜「オイ無視か」
ギルガメッシュ「貴様のマスターが召喚する時にポメラニアンが召喚サークルに入り込んで霊基と混ざり…」
ギルガメッシュ「毛でできた甲冑を着込んでるようなポメラニアンになってしまうとはな」
ランスロットっていうかワンスロット「ひゃんひゃん!!」ハッハッハッハッ
雁夜「カワイイからいいだろ!!結果オーライだろ!ちゃんと勝ち残ったんだし!」
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 04:02:00.09 ID:UHyCS+i20
ギルガメッシュ「フン、お互いよく野良状態で9年も生きたものよ」
ランスロット「きゅーん?」
雁夜「いやランスロットはお前と違ってウチでちゃんと飼われてるから」
ギルガメッシュ「ああ、心配はするな。我もようやくマスターと住処が得られそうでな」ヨシヨシヨシヨシ
ランスロット「ひゃん!」ヘッヘッヘッヘッ
雁夜「お、お前ようやくホームレスを卒業できるのか。何処へ行く気だ?」
ギルガメッシュ「ああ…これでもう貴様の餌入れからビーフジャーキーを徴収せずともよくなる」
ランスロット「ひゃん!」ニコッ
雁夜「はぁ!?ちょっと待て!」
622 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 04:03:55.07 ID:UHyCS+i20
雁夜「じゃあ何か?『アレ?全然足りない?まぁお前凄く魔翌力食うもんな〜』って思ってたけどお前がランスロットからエサ取り上げてたからなのか!?」
ギルガメッシュ「煩いぞ雑種。勘違いするな我に献上させてやってたのだ」
雁夜「同じだろう!この乞食!乞食メッシュ!」
ギルガメッシュ「黙れそして失せよ。此奴とは話をつけてある。合意の上だ」
ランスロット「ひゃん!」
雁夜「いやいやいやエサ用意してんの俺だから!俺が合意してないから!」
623 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 04:05:07.50 ID:UHyCS+i20
雁夜「なんで俺がお前の分まで用意、」
ランスロット「きゅー…ん…?」
雁夜「はぅあ?!」ドキン
ランスロット「きゅーん…」
雁夜「カワイイ…///」
ギルガメッシュ「どうする♪アーイーフールー♪」
ランスロット「ひゃん」
雁夜「やめろぉ!そしてなっつ!!それ知ってる奴何人いるんだよ!」
624 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 04:11:21.57 ID:UHyCS+i20
ギルガメッシュ「まぁ気にするな雑種。ビーフジャーキー代はその内熨斗つけて返してやろう」
雁夜「え?ホントか?まぁそれなら…」
ギルガメッシュ「わかったら早く失せよ」シッシッ
雁夜「はいはい…じゃあランスロット、俺は家入るからあとは自分で小屋に戻ってろよ?」
ランスロット「ひゃん」
ギルガメッシュ「フン、室内飼いしてやらぬとはな」
雁夜「桜ちゃんが嫌がるからな」
ロリコン
ギルガメッシュ「少女趣味め」
雁夜「違いますぅ〜フェミニストとかあしながおじさん的なヤツですぅ〜」
ギルガメッシュ「いいや貴様のはガチだ」
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 04:15:28.80 ID:UHyCS+i20
バタン。
ランスロット「…」ハッハッハッハッ
ギルガメッシュ「…」
ランスロット「ひゃん!ひゃんひゃん!」バッ
ギルガメッシュ「おっと。…なんだ?遊んで欲しいのか?狂犬め」
ランスロット「きゅーんきゅーん」ペロペロペロ
ギルガメッシュ「フハハハハハハ!!!こやつめ!顔を舐めるでないわ!」
ギルガメッシュ「よーしゃしゃしゃ!愛いやつめ!フハハハハハハハ」ワシャワシャワシャ
ランスロット「Ahhhhhhh!」
ギルガメッシュ「フハハハハハハハハハハハハハ!!」
士郎「…」
626 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 04:17:09.50 ID:UHyCS+i20
ギルガメッシュ「フハハハハハ!!フハハハハハハハハハ!!」
ランスロット「きゅーんきゅーん」ペロペロペロ
ギルガメッシュ「フハハハハハハハ、はっ!?」
士郎「…」ニコッ
ギルガメッシュ「おのれ雑種!!////なんだその顔はッッッ!!////不敬であるぞ!!///////」
627 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2018/08/21(火) 04:18:23.23 ID:UHyCS+i20
今回は徒手にてここまで
628 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 09:33:28.75 ID:kOTwsZqd0
ワンスロットかわいい
629 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 10:45:39.09 ID:z1ALe/yzo
円卓の騎士の名が泣きますね・・・
630 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 14:45:37.77 ID:SuCtzTlq0
しかもそれで勝ち残ったのか……
631 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 17:24:13.06 ID:gCxEtwaO0
ワンスロットって置鮎さんのボイスで鳴いてるって考えると何か凄い。
632 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 23:06:07.51 ID:zZ93lZ//o
第四次も適当時空だったんだな
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/27(月) 04:21:41.20 ID:+kCsVbmco
凛はオセロ終わったのかな
634 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/27(月) 16:42:14.36 ID:QqftGSIa0
四次も相当酷かったようだが何故イリヤだけシリアスなままになってしまったのか…
635 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/09/03(月) 13:21:33.73 ID:K1kMZfmhO
アハト翁が全部悪い
636 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/10(土) 13:40:20.26 ID:ghwfVPRB0
ほす
637 :
◆fy.WLHaWGLYC
:2018/11/15(木) 20:31:55.85 ID:tWe8FKEy0
久々にすげー短いの投下。
638 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2018/11/15(木) 20:33:21.36 ID:tWe8FKEy0
士郎「まぁまぁ。ところで慎二達に挨拶くらいはしないか?なんか皆警戒してるし」
ギルガメッシュ「フン、勝手に警戒していろ。我はもうアイツらとは関わらん!」
士郎「…そか。分かった」
ギルガメッシュ「…そろそろ我もここに居るのに飽きた。早く切り上げて帰ってこい」ムス
士郎「ぷっ、…わかったよ」
639 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ saga]:2018/11/15(木) 20:34:15.13 ID:tWe8FKEy0
〜久方ぶりのアーチャー陣営〜
凛「セイバーったら料理上手よねぇ!」モキュモキュ
アーチャー「…」
凛「エミヤさんちの今日のごはんとかで番組とか作れるんじゃないかしら!」モキュモキュ
アーチャー「…お褒め頂いて恐縮だが」
アーチャー「君が今食べてるその唐揚げは私が作ったやつじゃなくて冷凍食品だ」
凛「そう?でも美味しいわよ?」
アーチャー「いやだから、…いや、もういい…」
640 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/11/15(木) 20:35:32.28 ID:tWe8FKEy0
凛「セイバーが作ってくれたモノなら何でも美味しいわよ」ニヒー
アーチャー「…」
アーチャー(この凛はオレが知ってる”遠坂凛”とはかなり掛け離れてる)
アーチャー(”遠坂凛”とはもっと凛としてて何処か遠くを見据えてるような、)
アーチャー(猪突猛進で、一生懸命で、努力家で朝弱くて)
アーチャー(…オレにはその背中が眩しくて、羨ましくて…)
アーチャー(だからオレは、そんな眩し過ぎた彼女を見ていられなくなって、あの日…彼女の傍を離れて、)
アーチャー(いや、それともオレが彼女を読み誤っていたのか?)
アーチャー(本当は、彼女はこんな風に無邪気で、オレにはそんな姿を見せてくれてなかっただけで、)
凛「ほいひー♪」モゴモゴ
アーチャー「…」
641 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/11/15(木) 20:36:55.94 ID:tWe8FKEy0
凛「セイバー?食べないの?」
アーチャー「…サーヴァントは食事を摂る必要は無いだろう?貴重な食料だ。遠慮せず全て君の贅肉にしてくれたまえ」フフン
凛「…」
凛「ほりゃ!」グイッ
アーチャー「もがっごっ!?」
・・・・・
凛「いーから!エミヤくんも食べなさい?」ニコッ!
アーチャー「…っ、」ドキッ
642 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/11/15(木) 20:39:31.49 ID:tWe8FKEy0
アーチャー「…なるべくクラス名で呼んでくれと言ったはずだ」
アーチャー(それにその呼び方と笑顔は心臓に悪い)
凛「二人きりで頻度が少ないならいいとも言ったじゃない?」
アーチャー「しかし」
凛「いーじゃない。何か知らないけど呼びやすいのよね!しっくりくる感じ!」
アーチャー(ああそうだろうとも。そしてオレはしっくりきすぎて最早心臓に何か刺され続けてる気分だけどな!)
凛「何よぅ!名前呼んで一緒にご飯食べるくらいなんでもない事じゃない!」プンスコ!
アーチャー「…(その”なんでもない事”がオレにとって特別過ぎる事でなければ構わんのだがね)」
643 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/11/15(木) 20:48:00.07 ID:tWe8FKEy0
凛「気兼ねなく一緒に食事してくれる人が傍にいてくれるのってすごい幸せな事でしょ!」
アーチャー「…」
凛「命令よエミヤくん!私にその幸せをちょうだい!」ニヒー
アーチャー「…っ、」
アーチャー「…全く君というヤツは。本当に…」モゴモゴ
アーチャー(君には、いつまでたっても叶わないな)フッ…
凛「あ!コレほぃひぃー!!さすがエミヤくんの料理ね!」
アーチャー「だからそれも買ってきたヤツで!!私が作ったモノでは無い!!」
644 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/11/15(木) 20:50:43.61 ID:tWe8FKEy0
凛「セイバーが用意してくれると何でも嬉しいし美味しいんだからいいじゃない!」
アーチャー「もういい!いいか、明日は絶対に私が全ての品を作る!私の持てる総てをもってプライドをかけたフルコース料理を用意する!」
アーチャー「絶対にソレより美味しいモノを食べさせてやるからな!!!」
凛「えー?充分美味しいのにー最近のコンビニのって凄いのよ?」モゴモゴ
アーチャー「黙りたまえ!絶対に明日は早く帰るように!」
凛「んー」モゴモゴ
645 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2018/11/15(木) 20:54:31.31 ID:tWe8FKEy0
コンカイハココマデ
”衛宮震撼す凛の舌”。
次回、『奇襲』。エミヤスタンバイ!
今回もエレシュキガルちゃんは来ませんでしたファック
646 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/15(木) 23:29:51.11 ID:DtbM5CYSo
おつです。
お前を待ってたんだよ!
647 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/16(金) 21:41:06.71 ID:VhRonEJ8O
>>1
が来てくれて良かった…
そして早速癒された…
648 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/20(火) 21:37:34.97 ID:3L8Do4CM0
冷凍食品ばっか絶賛されて本気出すエミヤに草。こういうムキになるところ見てると士郎って感じよね
>>1
、おかえりなさい
649 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/09(日) 17:58:02.60 ID:OJFQrD60o
平和ですな
650 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2019/01/11(金) 02:18:30.86 ID:mFmUjuun0
凛「あ、あのさーエミヤくん」
アーチャー「何かね」
凛「洗い物頼んでいい?」ムッチャムッチャ
アーチャー「構わないが」
凛「あと洗濯」
アーチャー「…ああ、承った」
凛「ありがと!」
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/11(金) 02:19:13.08 ID:mFmUjuun0
凛「ごちそーさま!美味しかったわ!」
アーチャー「…お粗末様」
凛「さてゴロゴロタイムね!」ヌギッ
アーチャー「マスター、せめてパジャマを着たまえ。家の中だからといってパンイチはやめろ」
652 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/11(金) 02:19:56.49 ID:mFmUjuun0
凛「いーじゃない楽なんだもん」ゴロゴロ
アーチャー「目の毒だ。…フ、刺激的扇情的という意味ではない方の意味だがね」フフンッ
凛「…」
アーチャー「何かね?」フフン
凛「ねーエミヤくん。そのドヤ顔ってクセなの…?」
アーチャー「断じて違うしドヤ顔ではない!!///」カァッ
653 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/11(金) 02:22:35.59 ID:mFmUjuun0
凛「じゃあ…大人になろうと背伸びしてる高校生?」クスッ
アーチャー「やめろ!あの頃から成長してないみたいに言わないでくれ遠坂!」
凛「遠坂?」キョトン
アーチャー「あっ、あー、いや、……」プイッ
凛「遠慮しないでいーのよ?私もエミヤくんって呼んでるんだし。なんなら凛って呼んでくれてもいーわよ?」ニコッ?
アーチャー「…ぐ」
アーチャー「…ソウイウコトデハナイ」
アーチャー(…だから、どうして君は一々オレに昔を想起させるんだ)
アーチャー(オレは君の知る衛宮士郎じゃない。君はオレの知る遠坂凛じゃない。)
凛「エミヤくん?」
アーチャー「…」
凛「どうしたの?なんか同窓会とかで昔結構長く付き合ってた元カノと再会した男みたいな顔してるわよ?」
アーチャー「どんな顔だ…!///」
凛「鏡見てきたら?」
アーチャー(だから何故君はそんなに的確に突いてくるんだ)
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/11(金) 02:23:56.44 ID:mFmUjuun0
凛「え?ホントに何か生前の色恋沙汰を思い出したりとか?」
アーチャー「…黙秘権を行使させてもらう」プイッ
凛「知ってる?言われて黙るのって、それを肯定したのと一緒なのよ?」
アーチャー「うぐぅ」
凛「良かったら聞きたいわ?セイバーの恋人とか想像できないし!」ニヤニヤ
アーチャー(それこそ鏡でも見てきたらどうかね。実物が見えるだろうさ)フンッ
凛「あっ!またちょっとドヤ顔してる!」
アーチャー「していない!!!///」
凛「エミヤくんは可愛いわねー」クスクス
アーチャー「やめたまえ!////」
655 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/11(金) 02:25:50.30 ID:mFmUjuun0
凛「なんだろ、なーんかエミヤくんって誰かに似てるのよねー…」
凛「なんかこう、知り合い…学校とかで会ってる気がする」
アーチャー「…」
凛「んー…ダメだサッパリわかんないわね!」フーッ
凛「何一つヒントが無いものね…」フゥ
アーチャー(それはひょっとしてギャグで言ってるのか?)
凛「ハッ!英霊の座に登録されるのに現在過去未来平行世界は関係ないって言うし!一成くん!?まさか一成くんが将来英霊になって!?」
アーチャー「君は鈍いのか鋭いのかわからないな」
凛「どういうこと?一成くん」
アーチャー「いや違うからな」
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/11(金) 02:27:06.44 ID:mFmUjuun0
凛「そう…んー…何かしら…何かとんでもない見落としがあって…答えまであと1歩な気がするんだけど」
アーチャー(もういっそネタバラししてしまおうか)
凛「はー…うぇ、なんか唾で汚れちゃった。ねぇエミヤくんこのブラも洗っといてくれる?」ヌギ
アーチャー「…構わないが」
凛「ありがと!じゃあハイ!」つ―○-○―
アーチャー「…」ホカホカ…
凛「はー…ラク。」ドサ
アーチャー「…」
アーチャー(君は羞恥心をどこに置き忘れてきたんだ)
657 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2019/01/11(金) 02:33:10.59 ID:mFmUjuun0
コンカイハココマデ
”無限のドヤ顔”
658 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2019/01/11(金) 04:10:30.18 ID:UeaR75V80
乙
エミヤの立場だったら泣くわ
659 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/11(金) 18:47:29.98 ID:CThSnQxM0
乙乙
士郎って一成だったのか
660 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/04(月) 02:00:54.14 ID:WH5kq/100
エタ?
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/28(金) 18:35:39.19 ID:ubfILxaO0
ほさ
662 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/15(木) 21:21:03.02 ID:++OKplxu0
ほしゅ
663 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/10(木) 19:54:15.50 ID:eda7ICxI0
ほす
664 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2021/02/08(月) 04:03:50.05 ID:IkV01bSB0
凛「…」ダラダラ
アーチャー「だからせめて何か着たまえ?先程も言ったが乳を放り出してのパン1では風邪をひくだろう」
アーチャー「全く…着ろと言ったのに何故更にマイナスするんだ」ヤレヤレ
凛「…欲情、しちゃう?」クス
アーチャー「残念だが私ももうそういうモノで興奮する年頃では無いのでね」フフン
凛「あ、またドヤった」
アーチャー「ぐ…」ヒクヒク
アーチャー「もういい、好きにしたまえ。私は洗い物をする」
凛「ありがとー」ゴロゴロ
・・・・。
665 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:04:19.80 ID:IkV01bSB0
・・・・。
アーチャー「…」カチャカチャジャブジャブ
凛「ねぇねぇ」ゴロゴロ
アーチャー「何かね」ジャブジャブ
666 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:04:55.78 ID:IkV01bSB0
凛「エミヤくんはさ、自分がどうやって死んだか憶えてる?」
アーチャー「…随分聞にくい事を平気で聞いてくるんだな、君は」ジャブジャブ
凛「だって気になるじゃない?あなたが何処の何者なのかも、何を成して英霊になったのかもよく分からないんだし」
アーチャー「…」ジャブジャブ
凛「戦闘スタイルも独特よね。少なくとも純粋なセイバーではまず無いもの」
アーチャー(そもそもアーチャーだしな)ジャブジャブ
凛「おーしーえーなーさーいーよー」
アーチャー「…」ジャブジャブ
アーチャー「何、つまらない話さ」
667 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:05:40.44 ID:IkV01bSB0
アーチャー「ちょっとボランティア活動し続けたら何故か助けた人達に殺されてね」
凛「え、何で!?」
アーチャー「さあな。…いや、」
アーチャー「強いて言うなら…人は、自分が理解出来ないモノを怖がる生き物だからだろう」
アーチャー「無償で、無欲で、無名で…他人を助け続ける人間が理解出来なかったんだろうさ」
凛「ふーん…でも、そうね。私もその助けられた人達の神経が理解出来なくて怖いもの」
アーチャー「そうか」ジャブジャブ
凛「え、でもそのボランティアの話からじゃ、あの戦闘スタイルとか性質とか格好とかと結びつかなくない?」
アーチャー「それは別件の話だな」カチャカチャ
凛「ふーん…ボランティアってどんな事してたの?」
アーチャー「そうだな…掃除(暴徒や犯罪者、悪人の)とか給仕(紛争地域の炊き出し)とか」ジャブジャブ
アーチャー「引越しの手伝い(物資運搬や紛争地域で出た難民達の亡命旅の護衛)とか」
アーチャー「機械の修理(アラヤと契約して”抑止の守護者”になった時のアレ)とか」
凛「そんなので怖がられて殺されたの!?!?」ガビーン!
アーチャー「まあな」
668 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:06:46.99 ID:IkV01bSB0
アーチャー「死後、英霊となった後も似たような事を…いや、もっと過酷になった事(加害者も被害者も皆殺しとか)をやってきた」
凛「はぁ。…なんていうか、やってらんないわね」
アーチャー「ああ、やってらんないな(”抑止の守護者”とか)」
凛「それでなんかちょっとグレ…いえ、拗ねちゃったのね」
アーチャー「拗ねてない。いや何だどういう事かね」
凛「だってなんかエミヤくんって、前に助けた私の知り合いの…『衛宮くんが拗ねたらこうなりました』って感じなんだもの」ニッコリ
アーチャー(アレ?これひょっとしてバレてるのか?流石に勘づいたのか?)
669 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:07:17.40 ID:IkV01bSB0
凛「全く…衛宮くんと友達だと性格まで似てくるのかしらね?…ねぇ?”一成くん”」ドヤッ!!
アーチャー「だから!!人違いだと言っている!!」
凛「え!?じゃあワカメの方!?」ガーン!!
アーチャー「慎二でも無い!!」
670 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:07:59.63 ID:IkV01bSB0
凛「え?何でアイツの名前…」
アーチャー「あ」
凛「…」
凛「”エミヤ”…はっはーん?なるほど、つまり」
アーチャー「…」
凛「衛宮くんの孫とか…なんか親族の方とかなんかその辺の人ね!?」ビシッ
アーチャー(本人だよ!!!!)
671 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:08:29.53 ID:IkV01bSB0
アーチャー「違う」ハァ
凛「うーん…そっか…捜査は振り出しに戻ったわね…」ウーン
アーチャー(なんでさ!寧ろ核心に迫ってただろ!あと一歩だっただろ!)
672 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:09:05.34 ID:IkV01bSB0
『やっちゃえ、バーサーカー。』
673 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:09:43.24 ID:IkV01bSB0
ドッッッツッッッツゴォオォオオオォオオオオンンッツッッッツ!!!
バーサーカー「????????ッッ───────!!」
凛「何かが壁を突き破って!?」
アーチャー「!凛、こっちへ!」
バーサーカー「????????ッッ───────!!」ブンッ
ドッゴォオオオオオンンン!!!!
674 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:12:28.37 ID:IkV01bSB0
文字化け。
???→■■■■■■■■
675 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:13:16.37 ID:IkV01bSB0
アーチャー「くっ、」バッ
アーチャー(馬鹿な、 ヘラクレスが遠坂家を強襲だと…!)
アーチャー(史実と、いや、オレが経験した歴史と違う!)
アーチャー(…フッ、いや…当たり前か)
アーチャー(この世界線はオレの歩んだifでは無い。別のifの衛宮士郎の世界線なのだからな!)
676 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:13:51.92 ID:IkV01bSB0
凛「いやぁああ!ヘンタイー!!!////」バッ
バーサーカー「■■■■■■■■─ッツッッッツ!!!」
凛「セイバー!おっぱい見られたー!!////」グスッ
アーチャー「服着てないからだろう!!」
バーサーカー「■■─ッ!」キセ
凛「あ、私の服…着させてくれるの?ありがとうあなた紳士ね!」バサッ
アーチャー「優しい!」
677 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:14:32.82 ID:IkV01bSB0
ザッザッザッ。
「──どうした?何をしている?早くマスターを殺せバーサーカー」
アーチャー「フッ、しかしマスターはやはり彼女…」バッ
藤村「…」
アーチャー「…………藤ねえ?」
678 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:15:12.64 ID:IkV01bSB0
藤村「…」ジロ
トレ-ス・オン
アーチャー「…くっ、”投影開始”!」
アーチャー「干将・莫耶!」ブンッ
アーチャー(何故だ!?何故ただの一般人である筈の藤ねえが聖杯戦争に参戦している!?)
アーチャー(とにかく動きを止めなければ!)
藤村「…」つ刀
藤村「小癪な…」ヒュパンッ
アーチャー「な、」
アーチャー(バカな、サーヴァントが投擲した武器を叩き落とした!?)
679 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:16:14.95 ID:IkV01bSB0
藤村「…?」
トレ-ス?オン
アーチャー「”投影開始”!」バッ
アーチャー(干将・莫耶で接近戦、とにかく凛を確保しなくては──)
アーチャー「少し、眠っていて貰う!!」ブンッ
藤村「─────」
藤村「───し、───ろう?」
アーチャー「!?」ビクッ
680 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:16:55.63 ID:IkV01bSB0
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■──ッ!!」ブンッ
アーチャー(しまっ、反応が遅れ──ッ)
ドッゴォオオオオオンンン!!!
アーチャー「ぐ、がぁあああああ!!」ズシャアアァ!!
681 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/02/08(月) 04:17:43.19 ID:IkV01bSB0
凛「セイバー!!」ダッ
藤村「…」つ刀
藤村「死ね」ブンッ
凛「あっ、」
アーチャー「凛──ぐ、っぅうおおおおおおッツッッッツ!!」バッ!つ弓
682 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:18:30.48 ID:IkV01bSB0
トレ-ス・オン カラドボルグU
アーチャー「”投影開始”!!”偽・螺旋剣”!!!」ギュパンッ!!
バーサーカー「■■■■■■■■─ッ!!」バギンッ
アーチャー(く、充分に力が溜められなさ過ぎて防がれた!!)
ズパッ。
凛「───ッ」
アーチャー「凛─ッ!!」
683 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:19:34.51 ID:IkV01bSB0
凛「う、ぐ、──」トサ
藤村「…浅かったか」
アーチャー(良かった、まだ生きているな)ホッ
アーチャー「逃げろマスター!早く!」
凛「うん…!」ダッ
藤村「させると?」ブンッ
凛「ガンド!」
藤村「ぐっ、」バチッ
アーチャー「──I am the bone of my sword. 」
(─────体は剣で出来ている)
藤村「?何を──」
684 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:20:59.21 ID:IkV01bSB0
アーチャー(藤ねえとヘラクレスを固有結界の中に閉じ込める!)
アーチャー「Steel is my body, and fire is my blood.」
(─────血潮は鉄で 心は硝子。)
アーチャー(…恐らく勝てはしないだろう)
アーチャー(単騎でマスター無し)
アーチャー(オマケに相手が『12回殺さないと死なない』ヘラクレスと常人離れした異常な藤ねえとあってはな)
アーチャー「I have created over a thousand blades.」
(────幾たびの戦場を越えて不敗。)
アーチャー(───やれやれ、まさかこんなに早く敗退するとは)
685 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:22:12.45 ID:IkV01bSB0
バーサーカー「■■■■■■■■■■─ッ!!」
アーチャー(過去の自分も殺せず、誰も倒さず、何も成さず、)
アーチャー(──だが───凛が今死んでしまうよりは遥かにマシだ)
アーチャー「逃げ切れよ、凛」フッ
藤村「…」ブンッ
バーサーカー「??????───ッツッッッツ!!」
686 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/08(月) 04:23:17.23 ID:IkV01bSB0
アーチャー「─────”Unlimited blade works.”」
687 :
◆3rfPz4lVbmKs
:2021/02/08(月) 04:25:30.07 ID:IkV01bSB0
文字化け。
?????→■■■■■■■■■■
”遍く今回は無償の無限の愛ここまで”。
688 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 07:55:11.87 ID:0C2Mth02O
なんか復活してるー!?
とりあえず乙でした
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 10:31:37.48 ID:0chFV08s0
しえーん
690 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 16:38:14.47 ID:cU6w8r0DO
追従しえーん
>667
最近アニメ化したラノベ「ラストダンジョン前の村少年が〜」ネタを意識したのかな?
かなり力量のある人が「掃除」だとか言ったら「殺し」と解釈する誤解は仕方ないよねww
発想自体はアンソロなんかでもよく見るベタだけど、ここまで作品にしたなら後は
完走目指して頑張ってください!
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