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女の子「僕はサンタクロースを信じている!」〜建設的なサンタクロース存在論〜
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2 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:08:12.96 ID:7P1BiQGz0
女の子「で、でもお母さんは──」
男の子「お前の母ちゃんは嘘ついてるんだよ!」
女の子「っ!?」
女の子「……」
お母さんが嘘つくなんて考えたこともなかった。
お母さんはいつも言ってた。
嘘をつくのはいけないことだって。
お母さんはいつも言ってた。
良い子にしていればサンタさんが来てくれるって。
お母さんは──
男の子「!?」
男の子「お前、泣いてるのかよ!?」
いつの間にかわたしの瞳からは涙が溢れていた。
女の子「……おっお母さんは……うっ嘘つきなんかじゃないぃ……」
男の子「」
男の子「な、泣いたって何も変わらないぞ!」
男の子「サンタがいる証拠はない。サンタなんていないんだ」
女の子「……うぅ……」
男の子「と、とにかく、そういうことなんだからな!」
男の子「じゃあ、俺こっちだから」
男の子はそう言うと逃げる様に、さっさと帰っていった。
女の子「……」
女の子「……」
女の子「……帰ろ」
────────
────
3 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:10:43.31 ID:7P1BiQGz0
────
────────
男の子と別れてから、ずっと考えながら歩いていた。
やっぱりサンタさんはいないのかな。
サンタさんがいる証拠なんてない。
あの手紙も誰かがサンタさんのフリして書いたものなのかな。
じゃあやっぱりお母さんも嘘をついていたのかな。
世の中の大人はみんな嘘をついているのかな。
だとしたら、わたしは──
女の子「!」
わたしはいつの間にか信号のない交差点を、左右も見ずに渡りだしていた。
?「危ない!」
誰かの腕がランドセルを背負っている肩を掴み、歩道に引き戻された。
そしてわたしが歩こうとしていた場所を車が通り抜けた。
危なかった。
わたしは顔をあげて、助けてくれた誰かの顔を見上げた。
女「ちゃんと見て渡らないと危ないよ」
10代後半ぐらいのきれいなお姉さんだった。
女の子「……」
女「?」
この人だ。わたしの悩みの答えをくれる人は。
大人は嘘をついてるのかもしれない。
子供では答えが分からない。
大人でも子供でもないこの人なら、きっとわたしに答えをくれる。
女の子「……」
女「どうしたの?」
そう思ったらお礼を言うのも忘れて、たずねていた。
女の子「……サンタさん……」
女「ん?」
女の子「サンタクロースはいるんですか!?」
女「えぇ!?」
────────
────
4 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:13:01.52 ID:7P1BiQGz0
────
────────
女「どうして急にサンタクロースがいるのか、なんて聞いたのかな?」
わたしはお姉さんに連れられて、近く公園のベンチに座っていた。
女の子「さっき──」
わたしはお姉さんに全部を話した。
男の子にサンタさんがいないって言われたこと。
わたしはいると思っていたこと。サンタさんがいる証拠がないこと。
大人は嘘をついているのかもしれないこと。
大人でも子供でもない人なら答えを教えてくれると思ったこと。
女「なるほど、それで僕なんだね」
僕? 女の人なのに???
女の子「はい。いきなりごめんなさいです」
女「いいさ、初対面でこんな面白い質問されたのは初めてだ」
女の子「それでサンタさんはいるんですか?」
私は早く答えが欲しかった。
女「そう焦らないで、僕の答えを聞く前に答えてほしい」
女「これは僕なりの答えで、君の答えにはならないかもしれない。それでもいい?」
女の子「お姉さんの答えが、わたしの答えにはならない???」
女「僕の答えで君は納得してくれるかもしれない。でもその男の子は納得しないかもしれない」
女「かもしれないばかりで申し訳ないけど、世界には答えが一つだけの問題は少ないんだ」
初めは男の子に言い負かされて、悔しかった気持ちが大きかった。
でも今は少し違う。
見ず知らずの子供の話を、真剣に聞いてくれる優しいお姉さん。
このお姉さんが、いったいどんな答えをもっているのかすごく気になった。
女の子「それでも、お姉さんの答えが聞きたい」
女「わかった」
5 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:16:29.37 ID:7P1BiQGz0
女「結論から言おう。僕はサンタクロースがいるって証明できない」
女の子「! それじゃサンタさんはいないの?」
女「そうじゃない。同様にサンタクロースがいないっていう証明もできない」
女の子「どういうことなの?」
女「勘違いしやすいのだけどね」
女「君は言っていたね。サンタさんがいる証拠が無いと、でもだからと言ってそれがいない証拠にはならないんだ」
女「同様にいない証拠がないことが、いる証拠にはならないんだ」
女「だから結論は、サンタクロースはいるかもしれないし、いないかもしれない」
女の子「えっと?」
なんだかふわっとした答えだった。
本音を言うとサンタクロースがいるという、しっかりとした証拠が欲しかった。
女「なんだか期待外れって感じだね」
女の子「え!? その……はい、ちょっぴり」
女「じゃあこれはどうかな?」
女の子「?」
女「僕はサンタクロースがいたっていう証拠を知っている」
女の子「え!?」
いる証拠はないけど、いた証拠はある!?
6 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:18:43.26 ID:7P1BiQGz0
女「君は最も有名なサンタクロースの起源」
女「言い換えると最初のサンタクロースじゃないか、と言われている人が居たことは知っているかな?」
女の子「しらないです」
女「彼は聖ニコラウスと呼ばれた神父さんだったんだ。お墓も残ってる」
女の子「セントニコラウスさん? サンタクロースさんじゃないの?」
女「聖ニコラウスは大雑把に西暦300年くらいの人だからね」
女の子「今は西暦2017年だから1700年前の人?」
女「そうだね。そんなに昔だから当然、テレビもカメラも印刷機もない」
女の子「じゃあどうしていたってわかるの?」
女「口から口の口頭で伝える。本に書いたものを書き写す」
女「そうして人から人へ伝えられているうちに、訛っていったんだろうね」
女の子「……セントニコラウスさんがサンタクロースさんになった」
すごい。
すごい。
すごい。
サンタさんは本当にいたんだ。
女「そうだね。さてこの人が何故サンタクロースになったのかというと」
女の子「うんうん!」
女「貧しい家の煙突にコインを投げ入れたんだ」
女の子「煙突!」
女「そしてたまたま干してあった靴下にコインが入った」
女の子「靴下!」
女「彼はそれを何回も誰にも気づかれることなく、コッソリと行っていたみたいなんだ」
女の子「物語のサンタさんと同じだね!」
女「最初のサンタクロースだからね」
7 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:22:30.35 ID:7P1BiQGz0
女の子「あれ……でも待って……その人はもう死んじゃってるんだよね」
女「そうだね」
女の子「……じゃあ今のサンタさんは? それに空飛ぶソリとか、赤い鼻のトナカイもやっぱり嘘なの?」
女「彼のお話にはまだ続きがある。彼は奇跡を起こしたという伝説があるんだ」
女の子「奇跡?」
女「船に乗っているときに嵐にあって、船が沈んじゃいそうになったとき」
女「天気を操って船を守ったんだ」
女「そして溺れて死んでしまった人も、蘇らせたという伝説がある」
女の子「……」
女「いくら何でも信じられないって顔してるね」
女「でもこれも証明の話と同じなんだよ。奇跡が起きたっていう証拠はないけど、起きなかった証拠もない」
女の子「うーん?」
女「もし、もしもだよ。奇跡が本当に起こっていたとする。すると天気を操ったり死者を蘇らせたりしたんだから」
女の子「!」
女の子「空を飛べたかもしれないし! 赤い鼻のトナカイと友達だったかもしれない!」
女「ふふ、そうだね」
女「彼は生きている間は、誰かの笑顔のために働いていたんだ」
女「なら死んでしまってからも、もしかしたら子供たちの笑顔のために、またコッソリ働いているのかも」
女「空飛ぶソリで赤い鼻のトナカイも連れてね」
女の子「……」
そうかもしれない。
人を蘇らせることができるのなら、クリスマスの夜だけ自分が蘇って働いているのかもしれない。
でも。
8 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:26:12.74 ID:7P1BiQGz0
女の子「……それは奇跡を信じたらっていう話だよね?」
女「そうだね。君は奇跡を信じる? いや正確にはどちらを信じたい?」
女の子「……どっちを信じたいか???」
女「そう。人間はみんなきっと、信じたい方を信じているんだ」
女「神の子が死んでから蘇ったっていう奇跡。預言者が神の声を聴いたという奇跡とかね」
女「本当かどうかはわからない。でもみんな信じたいことを信じているんだ」
女の子「……信じたいことを信じる」
女「誰かを傷つけたり、困らせたりしない限り、それはみんなもってる権利なんだよ」
女「日本の一番大切な法律にもそのことは書かれているしね」
女の子「……そうなんだ」
わたしは何を信じるのか?
じゃなくて、何を信じたいのか?
女の子「……わたしサンタさん信じる!」
女「そう」
女の子「だってサンタさんいたほうが楽しいし、面白いから!」
女「そうだね。きっとそうだ。それに世界には君と同じ考えの人がたくさんいたのだろう」
女の子「どうして?」
女「だって、そうでしょ。つまらない話を、人から人に何回もすると思う?」
女の子「あ!」
女「サンタクロースがいたらいいな」
女「サンタクロースみたいに、誰かを笑顔にしたいなってみんな思っているんだ」
女「最初のサンタクロースが死んじゃった後ずっとね」
女「だからクリスマスになると赤い服を着たり、プレゼントを配ったりする人がいるんだよ」
女「仮に奇跡が起きてなくて、サンタクロースも空飛ぶソリも赤鼻トナカイも嘘だったとしても」
女「サンタクロースがいたらいいなって、思っている人がたくさんいることは事実だよ」
女「きっと君のお母さんもね」
女の子「うん! ありがとうお姉さん!」
9 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:27:59.55 ID:7P1BiQGz0
そうだ。
お母さん。
私はベンチから立ち上がった。
公園でかなり時間を使ってしまった。
早く帰らないと、きっと心配してる。
女の子「ごめんなさい。お姉さん。わたし帰らなくちゃ」
女「そう。送っていこうか?」
女の子「大丈夫」
私は公園の出口に向かって歩き出そうとする。
女「待って! 最後に必殺技を教えてあげよう」
女の子「必殺技?」
女「また男の子にサンタクロースはいないって言われた時の必殺技だよ」
そういってお姉さんは、子供のようにニヤリと笑った。
────────
────
10 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:29:36.23 ID:7P1BiQGz0
────
────────
クリスマス当日 女の子の家
わたしの枕元には、綺麗なリボンの巻かれたクリスマスプレゼントがあった。
ベットから飛び起きて、プレゼント箱を抱えて母のいる台所へ走った。
女の子「お母さん! サンタさんが来てくれた!」
母「あら良かったわね。でも朝は、まず最初におはようでしょ」
女の子「おはよう。お母さん」
母「はい。おはようございます」
母「あら、プレゼントまだ明けてないの? いつも朝一番に開けてたのに?」
女の子「う、うん。お母さんと一緒に開けたくて」
母「そう。ちょっと待ってそっちに行くから」
お母さんが台所から料理を中断して、こちらにくる。
そして二人でプレゼント箱のリボンを丁寧にほどいていく。
女の子「……お母さん」
母「な〜に?」
女の子「ありがとう」
母「?」
母「リボンをほどいてるだけなのにどうしたの?」
女の子「なんとなく言いたくなったの」
母「???」
お母さんは私の「ありがとう」の意味をよくわかってないみたいだった。
そしてわたしもなんで「ありがとう」って言いたくなったのか良く分からなかった。
────────
────
11 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:32:51.26 ID:7P1BiQGz0
────
────────
一方その頃 男の子の家
男の子「母ちゃん! 俺のクリスマスプレゼント無いのだけど!?」
母ちゃん「はぁ? アンタ貰えると思ってたの?」
男の子「なんで!?」
母ちゃん「母ちゃん聞いたんだよ」
男の子「?」
母ちゃん「アンタが女の子を泣かしてたのを、ベランダから見たって近所の人にね」
男の子「」
母ちゃん「はぁ〜、情けない。情けない。女の子は泣かす。サンタは信じてない。いらないでしょアンタには」
男の子「そんな母ちゃん!?」
男の子「俺、サンタ超信じてる。信じてるから」
母ちゃん「……いまので確信した。アンタ何もわかってない」
男の子「?」
母ちゃん「サンタ信じてないのは問題じゃないの。女の子を泣かしたことが問題なの!」
男の子「!」
母ちゃん「きちんと反省するまでプレゼントはおあずけだよ!」
男の子「そんな〜、母ちゃん」
母ちゃん「黙らっしゃい!!!」
母ちゃん(自分で女の子に謝るまでお預けだよ!)
母ちゃん(あまり時間がかかる様なら、拳骨して無理矢理にでも謝らせるからね!)
────────
────
12 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:35:58.18 ID:7P1BiQGz0
────
────────
クリスマス後 学校の教室
「プレゼント何だった?」「アタシはテディベア」
教室の中はクリスマスプレゼントの話題で持ちきりだ。
わたしも教室の椅子に座り、話に加わる。
男の子「だっせー、サンタなんてまだ信じてるのかよ」
来た。
場の空気が一気に悪くなる。
男の子「サンタがいるって証拠を出せよ。証拠は出せないだろ。サンタなんていないんだよ」
わたしは立ち上がって、男の子に向き合う。
今だ。
必殺技だ。
勇気を出すんだ。
お姉さんはなんて言ってた。
女の子「君はサンタのいる証拠を出せ出せっていうけど、なら君はサンタのいない証拠は出せるのかい?」
男の子「うっ」
周りのサンタを信じてる子たちも、一斉に声を挙げる。
「そうだよ!」「いないっていうなら証拠だしなさいよ!」「証拠!」「証拠!」
なんだかお姉さんみたいな話し方になってしまったが、なんとか言えた。
男の子「うぅっ」
13 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:37:48.73 ID:7P1BiQGz0
ここでさらに畳み掛ける。
女の子「サンタのいない証拠の出し方、教えてあげようか?」
男の子「あるのか!」
食いついた。お姉さんすごい。
女の子「まずこのクラスでクリスマスプレゼントを全員分、誰からもらったか正確に調べる」
男の子「ふむふむ」
女の子「次はこの学校全体を調べる」
男の子「え!?」
女の子「さらに次は日本中のクリスマスプレゼントを調べる」
男の子「ええ!?」
女の子「さらにさらに次は世界中の──」
男の子「無理に決まってるだろ! そんなの!」
女の子「そうだね。まず無理だね」
男の子「ぐぬぬぬ」
お姉さんが言ってた。これは悪魔の証明だと。
女の子「いる証拠はない。でもいない証拠もない」
女の子「だから結論はサンタクロースはいるかもしれないし、いないかもしれないだよ」
男の子「ぐぬぬぬぬ」
男の子「なんだよ、お前ら、何ムキになってんだ」
女の子「……」
周り「……」
そうだね。ムキになっているね。
だって
わたしは
いや
僕は
女の子「僕はサンタクロースを信じている!」〜建設的なサンタクロース存在論〜
終わり
────────
────
読んで頂き本当にありがとうございました。
14 :
◆2oYpLZIXqc
[saga]:2017/12/25(月) 00:40:34.90 ID:7P1BiQGz0
タイトル詐欺しました。すみません。
存在論は存在とは何かを考えるものであり、特定の事物が存在するかどうかは含まれません。
正確な意味よりタイトルのインパクトをとりました。
また神の子、預言者、ニコラウス、日本国憲法、悪魔の証明なども適当に書いてます。
間違いがあれば申し訳ありません。特定の宗教を侮辱する意図もありません。
よろしければこのお姉さんがヒロインのSSもどうぞ
女「君も僕の体がほしいのかい?」男「えっ!?」〜私と僕と欲張りショートケーキ〜
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498900345/
女「どうせ若い女が好きなんでしょ!?」男「」〜私と僕と欲張りショートケーキ2〜
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499434314
ちなみに小説は思う様に書けてません。
読んで頂き、重ねてありがとうございました。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/25(月) 15:14:58.66 ID:ZTjGD7lg0
乙!
ちょっとウルッとしたよ!
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 11:55:00.74 ID:EQrNMBadO
両親「本物が来るなら私達は何もしなくていいかな?」
それからサンタはやってこなかった…
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