角谷杏「西住ちゃーん、サンタクロースあてに手紙書いた?」西住みほ「はい?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/24(日) 18:36:36.60 ID:djCWebdSo
大洗女子学園 生徒会室

桃「これで完成だな」

柚子「お疲れさまー、桃ちゃん」

杏「12月だけど、サマーってことだねぇ。座布団いちまぁい」

桃「何も言っていません」

華「生徒会室がクリスマス仕様になりましたね」

杏「これだけは譲れないからなぁ」

沙織「広報としてクリスマスも何か活動したほうがいいですか?」

桃「今年までは会長……いや、元会長の杏に任せてあげてほしい」

杏「いやぁ、わるいねぇ」

沙織「いえいえ、そんな。もう好きにしちゃってください」

優花里「今年は何をするんですか?」

麻子「ケーキ食べたい」

杏「まぁまぁ、それはあとで、だ。それよりも、西住ちゃーん、サンタクロースあてに手紙書いた?」

みほ「はい? いえ、まだですけど」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514108196
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/24(日) 18:40:35.92 ID:djCWebdSo
杏「ありゃ、そうなの。なら急いで書いてねぇ。締め切り迫ってるし」

みほ「えっと、書けばサンタクロースがプレゼントしてくれるんですか?」

杏「そだよ」

みほ「あ、角谷先輩がプレゼントを配るんですか?」

杏「ん? なんで私が?」

みほ「え?」

杏「プレゼントを配るのはサンタクロースじゃん」

みほ「ええと、そのサンタクロース役が誰かって――」

桃「柚子!!」

柚子「うんっ!」ダダッ

みほ「わぁ!?」ササッ

柚子「避けられた!? だれかー!!」

沙織「みぽりん!! ごめん!!」

華「そのお口を封じさせていただきます!!」

みほ「えぇー!? むぐぅ!?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/24(日) 18:44:21.80 ID:djCWebdSo
優花里「か、角谷殿! サンタクロースにはどんなお願い事をされたのですか?」

杏「それは内緒。サンタさんへの手紙は秘密にしないとダメだからなぁ」

優花里「あぁー、そうですよね。うっかりしていました」

杏「秋山ちゃんももらえなくなったら困るでしょ」

優花里「困りますねー」

麻子「……」


みほ「あ、あの、一体なにを……」

桃「西住。お前はサンタクロースの存在を信じていないのか」

みほ「はい? いないと思いますけど」

柚子「西住さんは信じていないんだね。でもね、いるの」

みほ「いないと思うんですけど……」

桃「お前だって朝起きたときに枕元にプレゼントがあったりしただろう」

みほ「いえ、一度もありませんでした」

沙織「うっ……みぽりん……」

華「お気の毒に……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/24(日) 18:51:10.60 ID:djCWebdSo
みほ「深夜にお母さんかお姉ちゃんがこっそり部屋に入ってきてプレゼントを置いていったことはありましたけど、気が付いたらそこにあったことはないです」

柚子「西住さん……」

桃「もういい、西住。ともかくだ、杏の中ではサンタクロースは存在していることになっている」

沙織「うんうん」

華「わたくしたちも去年の大洗クリスマスパーティー時に知ったのですが……」

みほ「学園のみんなが角谷先輩はサンタを信じていることを知ってるの?」

桃「当たり前だ。むしろ知っておいてもらわなくては困る」

沙織「この時期はみんなピリピリしてるもんね」

華「サンタクロースの存在について、角谷先輩の耳だけには入らないようにしなければなりませんから仕方ありませんわ」

みほ「た、大変なんだね」

桃「西住は転校生だから知らせるタイミングがなかったな」

柚子「うん。そういうわけだから、西住さん。協力して欲しいの。杏の純心を守るために」

みほ「わ、わかりました」


杏「サンタさん、いつごろくるかねぇ」

優花里「やっぱり深夜でしょうねー」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/24(日) 18:57:28.13 ID:djCWebdSo
麻子「サンタさんか……」

杏「冷泉ちゃんも手紙書かないと、プレゼントもらえないよぉ」

麻子「私はいい。願っても、もう戻ってこない」

杏「うん?」

麻子「私が欲しいのは、戻ってこないものだ」

沙織「麻子っ」

麻子「すまん。この時期はつい言いたくなる」

沙織「分かってる。分かってるけど、言うのは私だけにしてっていつも言ってるでしょ」

麻子「……」

優花里「冷泉殿、思うところがあるんでしょうね」

華「事情が事情、ですから」

杏「サンタさんなら大抵のモノはプレゼントしてくれるはずだけど、冷泉ちゃんが欲しいモノはどうしても無理ってわけか」

麻子「無理だな」

杏「そっか……」

みほ「あのー、お手紙はどれに書けば……?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/24(日) 19:01:29.73 ID:djCWebdSo
杏「これだよー、西住ちゃん。ほい」

みほ「ありがとうございます」

杏「誰にも見られないように書かなきゃダメだからなぁ」

みほ「はい。注意します」

麻子「今日は、帰っていいか?」

沙織「私も一緒に帰るわよ。ごめん、みんな。また明日ね」

優花里「はいっ。お疲れさまでした」

華「ごきげんよう」

麻子「……すまん、沙織」

沙織「いいの。今日は、私の家にくる?」

麻子「……うん」

優花里「冷泉殿、少し心配ですね」

華「沙織さんがいるので大丈夫ですわ」

杏「……」

みほ「ええと……うーんと……やっぱり、ボコのクリスマス限定バージョンがほしい……です……っと」カキカキ
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