【安価】男「異世界に来たらいきなり人間軍の総大将に!?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/23(土) 20:50:37.25 ID:x+ugu+uc0
男「俺には無理だ・・・魔物と戦えるわけない」

女神「安心してください。>>3の能力を与えてあげます」

男「能力がもらえるなら何とかなりそうだ」

女神「それと、人間軍の指揮官たちはあなたに忠実なので文句なんて言いませんよ」

男「なるほど」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514029836
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/23(土) 20:52:01.12 ID:jrEE0O1g0
相手を絶対服従させる
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 20:52:22.56 ID:C4l5bcJi0
手で触ったものを人参に変える
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 21:24:17.54 ID:5rmegxEpO
ミダース王かよ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 21:26:28.71 ID:RUm4KddvO
人参化でしょ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 21:31:32.18 ID:kmevn5KYO
ウサギさんが喜びそう
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:43:34.92 ID:1SnWIdzR0
男「手で触ったものを人参に変える能力か…」

男「兵士として無双するならともかく、総大将では役立てにくい能力だな」

男「それに相手に直接触れないといけないってのも難しい。敵は武器で攻撃してくるだろうからな」

男「人的被害が当たり前の戦場では"こいつが人参のままでいいのか!"って脅しも聞かないだろうし…」

女神「文句ばかり言っていると、その能力も無くしますよ(にっこり)」

男「や、いや、ありがとうございます。頑張ります」

女神「よろしい。では行ってきなさい」

こうして俺は人間軍の総大将として、「手で触ったものを人参に変える」能力で魔物軍と戦うことになった。

人間軍の兵力は>>8
魔物軍の兵力は>>10 だ。

そこから考えると、俺はまず>>12 すべきだろうな
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:44:35.77 ID:wK2/2G2EO
114514
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 01:10:40.48 ID:1SnWIdzR0
1
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 01:13:46.73 ID:4nWYRHsCo
10億
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 01:38:20.72 ID:btYnLBQbo
投降
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 01:40:34.92 ID:FRXhze5w0
全てを捨てて逃げ出すべきだろうな
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/24(日) 02:16:24.05 ID:1SnWIdzR0
人間軍の兵力は114,514で
魔物軍の兵力は10億(1,000,000,000)だ

………敵うわけねえだろ!!

しかも敵は魔物だ。人間にはない特殊な能力を持ってるかも知れない。

そう考えると、全てを捨てて逃げ出すべきだろうな
俺の部下達には悪いが…。

ところで、どうやって逃げ出すかな?
「手で触ったものを人参に変える」能力って逃げるのにも向かなくないか?

人間軍は忠実らしいから囮にして逃げることもできるだろうが…。ちょっと嫌だな。

いや、状況が状況だ。俺は死にたくないし、使える手は使おう。

それらを踏まえて、俺が逃げ延びるための作戦は>>15だな。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 02:20:47.84 ID:4nWYRHsCo
kskst
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 03:19:14.96 ID:qY506WUSO
後方の敵を人参に変えて部下と逃げる
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 13:04:32.01 ID:1SnWIdzR0
 偵察部隊に調べてもらったところ、敵は前方に5億、左に2億、右に2億、後方に1億って感じらしい。
……俺たちは11万しかいないんだが…。どうしたらこんな状況になるんだ。

とりあえず"後方の敵を人参に変えて部下と逃げる"ことにしよう。一人じゃさすがに切り抜けられないし、
ただでさえ、人間の方が数が少ないみたいだから、できるだけ部下を連れて行かないと今後に響く。

俺たちは本陣に旗や藁人形を置いて、自分たちがまだいるように偽装し後方へ向かった。

後方の敵は1億匹の>>17だった。
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 13:18:47.32 ID:vLeCaBm/o
マグマスライム
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 13:38:34.86 ID:1SnWIdzR0
兵士「マグマスライムだ!!」

兵士が指さす方向を見てみると、まさにマグマのような灼熱の生物が俺たちの行く手を阻んでいる。

1億匹のマグマスライムは、くっつくことでお互いの温度を高め合い、表面は5000〜6000℃くらいにはなっていそうだ。

男「まずい…」

男「あれ、触ったら火傷じゃ済まないだろ」

俺の唯一の特殊能力が「手で触ったものを人参に変える」能力なのに、あれはどう考えても触れない。
しかも一か所に固まってるとはいえ、1億匹もいる。

いきなり八方ふさがりじゃねーか!

どうする…?

兵士「マグマスライムは氷結魔法に弱いですが、あのように仲間同士ひっつき合うことで温度を高め、
少々の氷結魔法では温度が下がらないようにしているのです」

男「お前たちの中に氷結魔法を使えるやつがいるのか?」

兵士「おりますが…。そう多くはありません。あれほど固まられてはどうしようもないかと」

男「うーん、よし!>>19の作戦で行こう!」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 14:25:04.83 ID:btYnLBQbo
俺の手を氷結魔法でコーティングする
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 11:12:12.46 ID:8cvBkb8w0
兵士「そんなことしたら、酷い凍傷になるんじゃ」

男「回復魔法使えるやつっている?」

兵士「それはもちろん」

男「凍傷は治せるか?」

兵士「おそらくは」

男「じゃあ>>19の作戦で俺がマグマスライムを人参にする」

兵士「わかりました」

魔道師「では、コーティングしてみます。フリーズ・メッキ!」

男「冷てえ!でもこれならいけるぞ!」

凍えるような冷たさは一瞬で、もはや手の感覚がない。このまま壊死したら回復魔法で直せるかどうかもわからない

男「とりゃー!」

基本的に動かないマグマスライムに向けて、チョップを食らわせた。
表面の1匹が人参になる。それと同時に周りのマグマスライムの熱で人参が消し炭になる。

男「なんとか上手くいきそうだな」

男は少し安心した。このままマグマスライムが動かないなら、数が1億匹いようと
地道に削って行けば良い。そもそも退路さえ確保で来たら放っておいてもいいわけだ。

おや…マグマスライムの様子が…

マグマスライムは>>22
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 11:38:59.92 ID:0ldsNFZUO
kskst
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 13:49:49.75 ID:4YUJKAU50
一斉に火炎魔法を使ってきた
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 13:55:06.27 ID:zltuUdxxO
数どころか策の時点で完敗してる…
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 10:19:21.05 ID:eKEBDQOP0
マグマスライムは一斉に火炎魔法を使ってきた

マグマスライム×9999万9999
「ヘル・ファイア!」

兵士「危ない!」

魔道師「フリーズ・バリア!」

マグマスライムが唱えた火炎魔法で、周囲が消し炭になる。
魔道師がとっさに氷結魔法でバリアを貼ってくれたおかげで
俺はなんとか死なずに済んだようだが、その魔道師たちも含め、
人間軍が骨も残さず燃え尽きてしまった。

男「ぐ…え…」

俺だって無傷じゃない。体中が焼けただれて、ロクに動けそうもない。
なんだって異世界に転移してきて、最初のクエストがこれなんだ。

そのとき不思議なことが起こった >>26
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 11:28:54.40 ID:gfqP5715o
自分限定の瞬間移動能力を貰う
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 11:38:11.96 ID:KvPsKYKb0
全てのマグマスライムが融合して一匹の超巨大マグマスライムになる
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/27(水) 09:11:08.72 ID:mMwdDUqJ0
全てのマグマスライムが融合して一匹の超巨大マグマス

ライムになる

な なんと スライムたちが…!
マグマスライムたちが どんどん がったいしていく!
なんと エンペラーマグマスライムに なってしまった!

スライムたちが合体した!?1匹やられて、こちらを脅威と判断したのか?

どちらにせよ好都合だ。相手が1匹なら人参にしてしまえる。

ただちょっと温度が高そうだが…。

エンペラーマグマスライムになったせいで、表面温度は
さらに高まっている。10,000℃はあるんじゃないか?
まわりの地面がマグマ化してるし。

男「やるしかねえっ」

俺はエンペラーマグマスライムに触った

そして>>29
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 09:24:54.06 ID:QrK3Jj7+0
空気や熱という概念そのものが人参になり、無数の人参に敵が押し潰される
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 09:28:30.67 ID:Zd8BIpjO0
スライムを巨大な人参に変えた
我々(一人)の勝利だ!
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 09:29:03.98 ID:ehU9SVmYO
触れる前に腕が炭化した
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 10:09:38.71 ID:vdx/KFFyO
勝利(逃走中)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 10:20:07.94 ID:mMwdDUqJ0
スライムを巨大な人参に変えた
我々(一人)の勝利だ!

エンペラーマグマスライムに触れると共に腕が燃え始める。
それと同時にエンペラーマグマスライムが人参に変化する。
なんとか、腕の炎は消したが右腕はもう使い物にならないだろう。
焼けたせいで出血は止まっているものの、痛いなんてレベルじゃない。

男「欠損まで回復できる魔法があるといいが…」

エンペラーマグマスライムを倒した
経験値を5億手に入れた。ものすごくレベルが上がった。

俺の頭の中に、ゲームのシステムメッセージみたいなものが流れた。どうやら魔物を倒すと経験値が入り、レベルが上がるらしい。

男「とりあえず、ここから離れないと」

俺の後方には置き去りにしてきた9億の魔物がいるはずだ。

本陣の工作は適当なので、そのうち追いついてくるだろう。

男「問題はどっちに行けば街があるかだよな」

男は>>34の方向に向かい
>>36を見つけた
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 10:29:58.00 ID:sX2eUQkDO
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 10:30:10.93 ID:nILfDYMY0
北西
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 10:38:47.88 ID:wlBjLjaYo
人類の拠点の要塞
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 11:08:55.73 ID:gwqEx9SP0
敵の空戦兵力1億
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 11:09:03.90 ID:O3nEGFXgo
>>35(中の物は全て焼け焦げて全滅)
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 13:54:05.89 ID:wlBjLjaYo
ここの安価主人公に厳しくて笑う
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 10:13:51.46 ID:3LrS0aBW0
男「とりあえず、北西に行ってみるか」

元々、どっちからどっちへ逃げてきたのかもよくわからないからな。
あてずっぽうで街のありそうな方向に向かうしかないだろう。
とりあえず、マグマスライムの魔法で周りに遮蔽物が無くなったため太陽の位置だけは完璧に見える。

男「まあ、方角がわかってもその先に何があるか知らないと意味ないけど」

俺は恐らく"北西"と思われる方向に歩き出した。

そして…

男「やばいな…新手かよ」

そこには敵の空戦兵力1億がいた。
もしかして元の位置近くに戻ってきたのだろうか?
もし"後方"に逃げたとき南に行ってたとすると、こいつらは本陣の左側に居たやつらかも知れない。

それはともかく、飛んでるやつらはやばい。俺は飛べないからな。
もし相手が魔法やかまいたちみたいなので遠距離攻撃できるなら、手で触れるなんて無理だ。

男「それでなくても片腕が使い物にならないってのに」

逃げるにしろ、戦うにしろ、まず作戦を立てよう

>>41すればいいんじゃないか?
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 13:42:44.02 ID:ocls7HDt0
地面に触り超巨大な人参を創りその下を通ってやり過ごす
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 18:19:07.80 ID:zpk1cFZSO
見つからないよう夜になってから、草などをからだをおおうようにし匍匐全身で進む
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 21:53:17.68 ID:3LrS0aBW0
とりあえず、夜までやり過ごしてから草で体を覆って匍匐前進で進むか

この辺りはマグマスライムの魔法の範囲外だったようで、十分に草が生えている。

俺は、周りの草を刈り取って、繋ぎ合わせ「草の覆い」を作った。

空から地上を見る分には大まかにしか見えないだろうから、夜にこれを被って匍匐前進で進んでいれば、さすがにばれないだろう。


夜目の効くやつや、超視力なんてのを持ってるやつがいないといいが。

匍匐前進で向かう方向は>>44
結果はどうなった? >>46
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 22:21:32.16 ID:zkjV/lbso
kskst
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 23:40:20.50 ID:JYnUMSBQO
新宿駅
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 00:19:37.40 ID:mHJw089L0
たどり着いたが少し遅れて電車に乗った吸血蝙蝠に追いつかれる
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 00:34:08.82 ID:RPAbFv60O
お金を持っていなかったので電車に乗れなかった
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 04:19:35.19 ID:yUUPhrLE0
草の覆いに隠れながら、空戦に見つからないよう、細心

の注意を払って匍匐前進を続ける。

男「まずいな…暗いせいで、どっちに進んでるかわから

ないぞ」

夜の暗闇は男の姿を隠してくれる一方で、男の視界も奪

っていた。

男「このままだと、最悪同じところをグルグルってこと

もあるな」

そんなことを考えながら、それでも男はひたすら匍匐前

進を続けた。

男「駅…?まさか…」

いきなり男の目の前にまばゆい光が飛び込んでくる。
薪を燃やしたような光ではない。明らかに電気によるも

のだ。
そこには男が元の世界で見慣れた風景が広がっていた。

男「JR 新宿駅…って」

男は困惑した。異世界で敵から逃げるために匍匐前進をしていたはずだ。どうして元の世界に戻れたのか?あるいはさらに別の並行世界なのか

男「とりあえず…家に帰るか」

男の家は品川にある。山手線に乗れば、そんなに遠くはない

男「あ、でも金がないな。転移前に持ってたものは、すべて無くなってるみたいだ」

男は転移時に女神の力で、異世界の世界観に相応しい恰好にされていた。
そのときに財布も消えてしまったようだ。

男「んー、歩いて帰れなくもないだろうけど」

じゃあ>>49するか
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 12:04:09.51 ID:pUKrLKsI0
かつあげ
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 16:35:22.49 ID:Mijvl9940
女神に文句言うか
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 02:26:10.12 ID:JkwpvQTU0
男「おい!女神!聞いてるんだろ!」

俺は男は空に向かって、声を張り上げた。
回りの人たちがジロジロ見てくる。やばい通報されるかも。
俺は声のトーンを抑えて、ボソボソ喋り出した。スマホを持ってりゃ偽装できるけど、それも転移のときに消えてしまっている。

男「女神!この状況について説明しろ!なんで戻ってこれたんだ」

男「あと、できれば金とSuicaとスマホを返せ」

女神「あー、もうしょうがないですねえ」

空中が激しく光り、俺の前に転移のときと同じ女神が
現れた。

女神「地上に顕現すると、疲れるんですよ」

男「状況を説明してくれ」

女神いわく>>52
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 03:07:58.39 ID:Ak2TonJt0
人間軍の兵力はあなたの持ち物を変換したものです
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 07:08:06.66 ID:OqWaP7Qp0
二つの世界が重なりかけています
そのうち魔物の大群も現れるでしょう
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 14:35:51.39 ID:JkwpvQTU0
女神「二つの世界が重なりかけています
そのうち魔物の大群も現れるでしょう」

女神「あと、人間軍の兵力はあなたの持ち物を変換した
ものでした。マグマスライムに消し炭にされましたから
もうありませんよ」

男(くっ…。後の台詞にツッコミたいが、最初の
台詞が重要過ぎてそっちについて話さざるを得ないぞ)

俺は金とスマホを諦めて、最初の話を詳しく聞くことにした。

男「二つの世界が重なり始めてるって?何でそんなことになってんだよ?」

女神「わかりませんが、神である私でも未だこのような
現象は見たことがありません。恐らく私と同等か、それ
以上の存在が何らかの目的で"重ならせている"と考えるべきでしょう」

おいおい、女神以上ってなんだよ。それ最終的に俺がそいつと戦わさせられる流れじゃねえか。

まあとりあえず、直近では"世界の重なり"を止める方法は無さそうだ。
だったら魔物の大群を倒す方法を考えるしかないか。

男「魔物の大群ってのは、俺が倒せなかったやつらだけか?」

女神「そうですね。空戦軍を含め、9億匹いるはずです」

男「自衛隊や米軍が戦ったとして勝てるか?」」

女神「一部の魔物は倒せるかも知れませんが、ドラゴンなど本当に強い魔物は水爆でも倒せませんよ」

水爆でも倒せないって…。それを俺にどうしろってんだよ。まあ水爆で倒せない敵でも人参にすれば勝てるかも
知れないが、どうやって手で触るんだ。

男「この事態をどうにかするために、新しい能力をくれたりはしないのか?」

女神「加護を与えると、めちゃくちゃ疲れるんですよ。
まだ人参化能力を与えた疲れが残ってますし」

女神「でも事態が事態なので、このレスのコンマ以下が
30以上なら>>55の能力を与えましょう」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 15:41:27.56 ID:Ak2TonJt0
人参に変換した物質を触れずとも元に戻せる
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 15:44:49.28 ID:f0CTtD6qO
無限にロケットパンチが撃てる
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 02:06:11.05 ID:+w73RK+40
女神「無限にロケットパンチが撃てる能力を与えましょう」

おおっ!マジか!手で触れると人参にできる能力だからな、ロケットパンチが飛ばせれば
遠距離の相手も人参にできるようになるぞ。

女神「腕が切り離されて飛んでいくので、少しグロい
ですが、腕に力を入れれば再生します。ピッ○ロさん
みたいな感じですね」

男「なるほど、再生してる数秒は隙ができそうだな」

女神「あと、焼けただれてる左腕も一度発射してしまえば再生できますよ」

おっ。マジかこれでやっと片腕生活から解放されるぜ。

―ゴウン―

世界が揺らいだ 空間がブレて、そこから魔物たちが侵入してくる。

男「ヤバい!魔物たちが、こちらに来始めたぞ」

男「先手必勝だ!まずは>>58するぜ!」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 02:53:03.39 ID:a3nbV5Yf0
先頭の敵を巨大な人参に変えてブレた空間の通路を塞ぐ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 23:01:40.32 ID:Qm1BqHsr0
女神様を盾にして魔物の群れに突撃
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/02(火) 02:06:07.84 ID:CAELLSyj0
女神様を盾にして魔物の群れに突撃

男「よし女神を盾にして、魔物の群れに突撃しよう」

女神「え」

男「じゃあ行くぞ」

女神を後ろから抱えて、魔物の群れに向かおうとする

女神「待ってください、人参化のスキルは貴方の意思に
関係なく触っただけで……」

女神が人参になりました。

女神を倒した。
経験値20億を手に入れた。ものすごくレベルが上がった。

ヤバい…これって人殺しってことになるのか…。
いや(某格闘漫画によると)柏手をならせば戻せるんだっけ。

とりあえず、女神は俺の体を覆い隠せるくらい、大きな人参になっている。
多分、盾にするには十分だろう。

男「よし!ぐたぐた言っててもしょうがない、このまま突っ込むぞ!」

しかしマグマスライムのときと合わせて有り得ないくらいレベルが上がってるはずなんだよな。もしかしたらまともに戦えるんじゃないか?

>>61
突撃の結果は?
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/02(火) 02:11:19.77 ID:6mnHegFu0
レベルアップの効果で前方の魔物を吹き飛ばすと同時に自分は魔物の死骸と共に異世界へ行った(女神人参は砕け散った)


手を握れば自分が人参で開けば空気が人参か……
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/02(火) 05:17:59.92 ID:PmBp4lLdo
女神の消滅により貰った能力が使えなくなる
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 02:45:42.32 ID:VwiM1qCH0
女神の消滅により貰った能力が使えなくなる

男「ぐっ!?」

何か体の中から力が抜け落ちたような感覚

男「やっべ、マジかよ」

男は直感的に人参化の能力がロストしたことに気づいた。
女神を人参にしたからか?でも能力が消えてなきゃ、多分拍手するだけで戻せたのに

[女神の死が確定したため、貴方には"神殺し(ゴッド
スレイヤー)の称号が与えられました]

[今後"神"と戦うとき、神格によってダメージを
減らされることが無くなりました]

なんだ?このメッセージは?大まかに言うと
普通は神にダメージを与えることはできないけど、
神を殺したことがあるやつならできるってことか?

魔物軍「グァァァァ!!」

男「やばい!もう魔物があふれ出してきてる」

ここで俺が食い止めないと、被害者がでるぞ。
能力も盾も無くなってしまったが、やるしかないか。

とりあえず出てきた魔物は>>64
種類は>>66
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 17:14:34.87 ID:wjZH7tQO0
10まん
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 17:40:55.24 ID:ANwxV5cD0
5
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 17:57:51.90 ID:T7kFtNKyO
魔王
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 18:17:36.55 ID:z378AtrJo
キラーマシン
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:06:22.35 ID:VwiM1qCH0
5匹のキラーマシンが出てきた

男「あれは、キラーマシンだな。」

"空間のブレ"から最初に侵入してきたのは、片手に剣、もう片方の手に弓を持ち、矢を背負ったロボットだった。肩にトゲが生えてて、足が4本あるな。

数は5匹か。魔物が全部で9億匹いるらしいことを考えれば、わずかだが、もたもたしてると次が来そうだ。

とりあえず、この戦いで俺の攻撃翌力・防御力がどんなもんか試してみる必要があるだろう。

経験値25億

男のLV 530,000
男のHP 2,000,000
男の攻撃翌力 1,000,000
男の防御力 1,200,000

キラーマシンのHP>>68
キラーマシンの攻撃翌力>>70
キラーマシンの防御力>>72
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:30:01.55 ID:wjZH7tQO0
50まん
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/04(木) 02:20:30.71 ID:D/QekkT/0
100万
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/04(木) 02:30:38.53 ID:F9lB8zVI0
80万
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/04(木) 21:49:11.09 ID:D/QekkT/0
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/04(木) 23:15:08.38 ID:gvytWLQLO
1,000,001
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 03:12:28.22 ID:ejfRJ+qe0

男のLV 530,000
男のHP 2,000,000
男の攻撃翌力 1,000,000
男の防御力 1,200,000

キラーマシンのHP500,000
キラーマシンの攻撃翌力800,000
キラーマシンの防御力1,000,001

男「食らえっ!!」

俺は自分を奮い立たせるように、大声で叫びながら
キラーマシンのボディを殴りつけた。

ガイン!!

大きな音がしただけで、キラーマシンのボディには傷一つつかない。

男「くっ!?マジかよ。俺のレベルはとんでもなく
高いはずなのに」

攻撃の手ごたえのなさに、絶望しているとキラーマシン達が斬りかかってきた

ミス!ダメージを受けない
ミス!ダメージを受けない
ミス!ダメージを受けない
ミス!ダメージを受けない
ミス!ダメージを受けない

男「こりゃダメだ。こっちもダメージを食らわないけど、
相手にもロクにダメージを与えられない」

 どうやら、俺の攻撃翌力とこいつらの防御力は、おおよそ
拮抗しているらしいな。
 殴り続ければ、いつか倒せるかも知れないが、その間に魔物の第二陣が"空間のブレ"から出てくるはずだ。時間をかけるわけにいかない。

男「何か武器があれば、攻撃翌力で上回れると思うが…」

俺は周囲に武器になりそうなものが無いか探した

そして>>75を見つけた
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 14:26:52.07 ID:inKiB5w3o
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