他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
海美/紗代子/のり子/奈緒/亜利沙「超ビーチバレー〜高校青春篇!〜」
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 02:57:54.13 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私、高坂海美、私立ミリオン高校の新入生!いよいよ〜高校生!
高校生っていうと、もうどんなことが待ってるんだろ!
あ〜も〜楽しみ過ぎて〜☆
海美「青春するぞー!」
???「ひゃぁ!なんですか?!この眩しすぎるセリフ!」
???「亜利沙には、亜利沙には・・・」
海美「亜利沙ちゃん、だっけ?びっくりさせちゃった?」
亜利沙「い、いえ。亜利沙は大丈夫ですけど」
海美「ごめん、ごめん、テンションあがっちゃって」
海美「でもありりん、面白いね!」
海美「そーだ!ありりんはどこの部活入るか決めた?楽しそうなとこが多すぎて私、決められなくてさ〜」
海美「せっかくだしありりん!一緒に見学行こうよ!」
亜利沙「むむっ!亜利沙に、部活のことを聞きましたね!」
亜利沙「よくぞ聞いてくれました。亜利沙がこのミリオン高校に入学したのも何を隠そう、超ビーチバレーのゴールデンペアの追っかけちゃんだからなのです!」
海美「ごーるでんぺあ?」
亜利沙「そうですっ!超高校級のゴールデンペア!福田のり子と高山紗代子。超ビーチバレーに興味がある人は誰でも知ってる2人です!」
海美「超ビーチバレー、ってなんだろ?あっ!バレエなら私、昔やってたよ!」
亜利沙「なんとっ!同級生、同じクラスに経験者がいるなんて!」
亜利沙「そうと決まれば話は早いです!百聞は一見にしかず!」
亜利沙「さぁいきましょう!」
海美「あ、ちょ、ちょっとまって!ありり〜ん、ひっぱらないで〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1513965473
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 02:59:15.05 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
亜利沙「このあたりのはずですが、、あっ!ありました!ここです!」
亜利沙「失礼します。こ、こちらはビーチバレー部の部室でよろしかったで・・・あれ?」
しーん
亜利沙「あのービーチバレー部・・・
海美「ありりん!トロフィーがたくさん!凄いよっ!」
海美「みてみて、さっきの福田・高山ペアってのもあるよ!」
亜利沙「おぉーこれは!本物です!!去年の超ビーチバレー全国大会優勝の時のトロフィーです!」
亜利沙「ムフフッ、このお二人の痕跡をこんなまじかで拝めるなんて・・・亜利沙この高校に入学してよかったです。ぅおーこっちは先代の・・・
???「誰かいるの?」
亜利沙「ひゃい!あ、怪しいものじゃありません!あの、見学希望で」
海美「ごめんね、勝手に入っちゃって。えっとビーチバレー部?の先輩?」
???「確かに私はビーチバレー部員ですけど、新入生の方ですか?」
亜利沙「はいっ!去年の超ビーチバレー大会の楽しそうなゴールデンペアに憧れて、亜利沙もそのお側で応援をさせていただきたいと入学してきました!」
海美「私はよくわからないけど、ありりんがすごく楽しそうだから!ねぇねぇ!ここのトロフィーってみーんなここの部の人がもらったものなの?凄いねっ!今年も貰えるかな!」
???「えと、確かにそこのトロフィーはこの部の皆が代々貰ってきたものだけど」
???「今年は厳しいかな」
???「・・・ゴールデンペアは去年解散しちゃったし、そもそもうち、部員もいなくなっちゃって。」
亜利沙「そ、そうなんですか!って紗代子ちゃん?紗代子ちゃんじゃないですか!」
亜利沙「さっそく本物にお会いできるなんて・・・って、ペア解散?なにがあったんですか?
紗代子「色々・・・あって。今は部員も私しかいないの。このままだと大会も出場できないかな」
亜利沙「うぅ〜唐突に波乱の展開!亜利沙に選手としてのスキルがあれば」
亜利沙「そういえば海美ちゃん!バレー経験者だって!
海美「うん。バレエでしょ?小さい頃からやってたよ」
海美「ほらっ!すごいポーズ!」
・・・・・
亜利沙「す、すごいポーズはわからないですけど、経験者の海美ちゃんとあの紗代子ちゃんがペアを組めば優勝も・・・
紗代子「やめてっ!」
亜利沙「ひぃっ!」
紗代子「ご、ごめんなさい。でも他にも楽しい部活はたくさんあるから」
紗代子「うちに入ったって、きっとやめちゃう。だから」
紗代子「今日は・・・帰って・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 03:00:41.61 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海美「さよちんどうしたんだろうね?」
亜利沙「むぅ。わからないです。去年会場で見ていた紗代子ちゃんは今日の感じと違ったような」
亜利沙「ちょっと日を改めてみましょうか・・・」
亜利沙「では海美ちゃん、私こっちなのでまた明日」
海美「うん、また明日、またねー☆」
海美「あ、そういえばビーチバレーってバレエとはなんか違うのかな。聞くの忘れちゃった」
海美「ま、いいや明日聞こっと!」
海美「ビーチ〜バレ〜♪ビーチバレーってなーにっかな〜☆」
???「おっビーチバレーの話?ビーチバレー部の子かな?」
海美「うわぁ!あ、えっと」
???「あぁー急にごめんね。それで、ビーチバレー部さん?
海美「えと、部活は見学いったんだけど、入部断られちゃって」
海美「あ!そうだっ!ねぇ!ビーチバレーってどんなもの?」
???「あははっ!そうだねービーチバレーとは!!だねっ」
〜ふんわり説明中〜
海美「うぅーなんだか面白そう!聞いてるだけでムズムズしてくる〜☆」
???「そうだっ。せっかくだし一緒にやってみる?」
海美「いいのっ?!」
???「もちろんっ!んじゃ、バイク取って来るからちょっとまってて」
海美「ばいく?」
???「そ!ビーチバレーっていうからには砂浜でしよ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 03:01:40.60 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海美「あー楽しかっった〜!!」
海美「またやりたい!ねぇまた連れてきてくれる?」
???「ふふっ♪楽しいよね!ビーチバレー」
???「でも出来ることが増えるともっと楽しいよ!まずは基礎練を積んでからってとこかな」
???「そういえば名前聞いてなかったよね」
???「アタシは福田のり子。あなたは?」
海美「海美!高坂海美!今日はどうもありがとう!」
海美「のりさんっ!」
のり子「の、のりさん・・・?」
海美「ねぇもうちょっと!もうちょっとだけ!ビーチバレーやろっ☆」
海美「さっきのぴょーんくっばしーんてやつ!もっかいやろうよ!」
のり子「もう、しょうがないなー。もちろん!とことん付き合っちゃうよー!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 03:02:48.19 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
亜利沙「うぅー本当に行くんですか?ちょっと気が引けます・・・」
亜利沙「亜利沙、あんな紗代子ちゃんをみたらどうしたらいいか」
海美「だってビーチバレー部だよ!あんっっなに楽しいことやる部活なんだもん!行かないわけにいかないよ!」
海美「たのもー!」
紗代子「っ!」
紗代子「・・・また来たんですね、何度入部と言われても」
海美「ううんっ!今日は入部じゃないの!基礎!ビーチバレーの基礎を教えて欲しいなって!
紗代子「基礎?・・・急にどうしたんですか?それに、経験者ならそんなもの」
海美「違うの!本当は勘違いで、バレエはやってたけどバレーやったことなくて…」
海美「でもね、昨日あの後初めて砂浜でビーチバレーをして・・・」
海美「もーーーーーー楽しくっっって!!!」
海美「そしたらのりさんが、基礎を固めるともっと面白くなるよって!」
海美「だから!」
紗代子(学校終わりに砂浜?・・・しかも基礎基礎って、あの人じゃあるまいし)
紗代子(それに・・・だからって言われても)
紗代子「じゃあこれ、うちの練習メニュー」
紗代子「私は用具の手入れで手が離せないから、向かいの公園なら砂場もあるし、終わりそうな頃に向かうつもりだけど、先に帰っててもいいから」
海美「うぅー初練習だね!燃えてきたぁーーー!」
海美「いくよありりん!」
亜利沙「あ、ちょっとまって、紗代子ちゃん・・・また来ます!」
亜利沙「海美ちゃん!まってくださーい!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 03:03:35.99 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・
紗代子(ふぅ)
紗代子(なにやってんだろ。)
紗代子(あのメニューはあの人用に作った特別製)
紗代子(地味でキツくて、こなせたのなんて結局私とあの人だけ)
紗代子(どうせあの子も・・・)
紗代子(ちょっと、休もうかな)
紗代子(ひとりでやってても…うん)
・・・
・・・・・
???『あははっすごいよ紗代子!太ももがプルプル!』
紗代子『もー騒いでないで!きっちりこなしてください!のり子さんが基礎練教えてって言い出したんですよ!』
のり子『紗代子こそ騒いでるじゃん!』
のり子『もー数数えるの面倒だからどっちかが倒れるまでにしよう!いーよね!』
紗代子『ふっ誰に物を言ってるんですか?』
紗代子『ミリ中の熱血!根性娘とは私のことです!根比べでは負けませんよ!』
紗代子『そう、あれは2年の夏、
のり子『隙ありっ!バックドロップビーチスペシャル!』
どーん!
紗代子『うわぁ!ズルい根比べの流れじゃ!』
のり子『へへっアタシはどちらかが倒れるまで、しか言ってないよ!』
のり子『とりあえずアタシの1勝ってことで、さ、根比べも受けて立つよ』
紗代子『もう、のり子さん。』
紗代子『それにしても公園の砂場でビーチスペシャルって…』
のり子『もぅ!いいでしょー!』
のり子『どこにいても最高の景色を想像してさ、そりゃ色々違うのはわかるけど、でも楽しいって気持ちになれるのはどこでも変わらないと思うんだよね!』
紗代子『…とかいいつつ。またなんだかうずうずしてますよ?』
のり子『やっぱりわかっちゃうかな?よし、第2回戦根比べは砂浜大会に変更!』
のり子『ほら、ヘルメット、準備して!』
紗代子『もー海までどれだけあると思ってるんですか!』
紗代子『って聞いてないし』
のり子『ほらー行くよー!』
紗代子『ふふっ、焦らなくても海は逃げませんよ!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 03:04:23.19 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・
・・・
紗代子(はっ、今何時?)
紗代子(いけないいけない、もう遅いし帰らなきゃ)
紗代子(・・・そういばあの子、あのメニュー)
紗代子「帰り道、だもんね」
紗代子「あれ?なんだろうあの人だかり、公園だよね」
おーいいぞーじょーちゃん!
つぎはなんだ!また地味なやつか?!
ねー曲がるサーブとかやらないの!
わいわいがやがや
紗代子「?」
紗代子「ちょっとすみません・・・」
紗代子「っ!」
紗代子「あなた!なにやってるの?今何時だと!」
海美「いやーメニューがおわんなくって!」
海美「ありりんにももう帰ろって言われたんだけど・・・」
紗代子「だけど?」
海美「楽しいの!ビーチバレーって楽しい!」
紗代子(!)
海美「今は砂場で跳ねてるだけだけど、これが砂浜のプレーに繋がるのかなって思うと!」
海美「それにね、とりゃっ!」
ぴょーん
紗代子(?!)
海美「砂場だとジャンプしづらいけど、その分高く跳べた時はすっごく気持ちいいんだ!」
海美「全身がもっと高く、もっと"高く"って!」
海美「ほら、さよちんも!」
紗代子(今のジャンプ、疲れも溜まってるだろうに…)
紗代子(本人は気がついてないけど)
紗代子(…それに、この子)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 03:05:28.05 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海美「さよちん?」
紗代子「えっ、あ、そういうことじゃないの!
紗代子「いきなり過激な練習して体壊したらどうするの!?」
海美「うぅーでもメニュー渡したのさよちんでしょ?」
紗代子「それにしたって程度ってものが」
海美「最初からそんなこと言われてもわからないよー」
紗代子「わ、わかりました。明日からの練習は私が付き添います」
海美「ほんとっ?!」
紗代子「"高く"跳びたいんでしょ」
紗代子「だったら、その・・・」
『紗代子さん厳しすぎです、私たちは楽しく部活したいのに』
『だいたいそんなメニューこなせるわけないよ』
紗代子「その・・・」
『ペアでいい成績だったからって調子に乗らないでよね』
『のり子さんはいないんですよ、無理に私たちを重ねないでください』
紗代子「・・・」
『さーよこっ!ビーチバレーって楽しいよねっ!』
紗代子「わ、私と・・・私と一緒に!!」
海美「うんっ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 03:06:09.12 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こうしてミリ高ビーチバレー部に新たなペアが誕生しました。
超ビーチバレー大会まであと3ヶ月しかない今、未経験の海美ちゃんと何処か
悩みを抱えている紗代子ちゃん、この二人はいったいどうなるのか!
やぁーんどうなるんですかー!
神様おねがいですー!何とかしてあげてくださーい!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/23(土) 03:08:35.73 ID:5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海美「ここが会場?」
亜利沙「そうです!高校生の大会とはいえビーチバレーですから!大会はもちろん砂浜です!」
ア-ミズギノjkチャンタチガソコラジュウニ-
紗代子「海美は本物の砂浜、はじめて?」
海美「んーん?1回来たことあるのりさんと!」
紗代子(またのりさん・・・?)
海美「ここの砂浜ふかふかで気持ちよかったなー」
海美「うー早く試合したいよー!うずうずしてきたー!」
紗代子「慌てないの」
紗代子「やれるだけのことはやったつもりだけど、海美はビーチバレーはじめて3ヶ月でしょ?」
紗代子「まずはきっちり繋ぐことを考えて、
???「おーゴールデンペアの片翼、高山選手やないですか!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
39.93 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)