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【安価】とりあえずランダムに百人勇者
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570 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 16:26:12.48 ID:hfRAZV+Y0
女性「実は私、魔王城から逃げて来たんです」
ブルマ娘「...え?」
女性「だから、追手が来てないか心配で...」
ブルマ娘「じゃあなんで私を同じ部屋に?」
女性「困ってる人がいるかも知れないからです」
女性「なんて言えたら格好いいんでしょうけど、本当はお金がないからです」
571 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 16:33:52.47 ID:hfRAZV+Y0
ブルマ娘「では、どのルートで魔王城から逃げて来たのか分かる?」ペラ
地図を取り出して見せる
すると、魔王城から湖を通ってやってきた様だった
何でも、湖周辺は特に寒く常時湖には氷が張っているらしい
女性「お役に立てましたか?」
ブルマ娘「勿論ですよ」
その日はもう寝ることにした
572 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 16:44:06.68 ID:hfRAZV+Y0
〜翌日〜
女性の事情もあり、足早に宿を出ることにした
ブルマ娘は町外れで黒龍に乗った
ブルマ娘「変な奴を見落とすなよーっ」
湖経由で魔王城に向かい追手も倒そうという算段だ
573 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 16:58:19.74 ID:hfRAZV+Y0
〜湖〜
ブルマ娘「っ、なんかいる!」
黒龍は降下する
そこには、例の大鬼のような怪物が
怪物「...ヌ?」
574 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 17:19:37.75 ID:hfRAZV+Y0
怪物「なんだ貴様ら?」
ブルマ娘「私は貴様を倒さなければならぬ者」
怪物「勇者か、よかろう...」
ブルマ娘「食らえっ!!」
剣を構えて突撃する
怪物「そう慌てるなっ!!」ブオン
腕を一振りし、ブルマ娘を吹き飛ばして距離を取る
575 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 18:19:06.03 ID:hfRAZV+Y0
怪物「氷龍よ!」
怪物が叫ぶと猛烈な吹雪が一点に吹き、中から氷龍が出てくる
冷気が開放されていることから、湖周辺の寒さの正体はこの龍であると分かる
怪物は重々しく氷龍に乗る
ブルマ娘「黒龍!!」
ブルマ娘も黒龍に乗る
両者の龍は低空に浮かび攻撃を始める
576 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 19:36:58.18 ID:hfRAZV+Y0
氷龍は吹雪で闘いやすいフィールドを作りつつ氷弾で攻撃している
狙いは正確で、黒龍の頭に飛んでくる
黒龍も全て捌ききるのは難しいのでブルマ娘も協力して氷弾を弾く
ブルマ娘(くっ...このままでは勝てない)
ブルマ娘「そうだ」
ブルマ娘は良いことを思い付いた様で、黒龍に指令を出している
577 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 19:47:32.35 ID:hfRAZV+Y0
怪物「...墜落したか?」
すると、吹雪の中から頭部にブルマ娘の跨がった黒龍が
怪物「なっ!?」
ブルマ娘「その体、パワーはあるが鈍いんだよ!」
黒龍の勢いそのままに怪物に突っ込む
剣の効果と上乗せされた一撃が怪物を一刀両断にした
578 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 19:52:49.40 ID:hfRAZV+Y0
しかし、低空とは言え空中にブルマ娘は放り出されてしまった
ブルマ娘「うわあああっ!これ落ちるじゃん!私のバカ!!」
だがそこを掬い上げたのは、氷龍だった
氷龍と黒龍は降り立ち、凍った湖にブルマ娘を振り落とす
ブルマ娘「ふおっ」ゴシャ
579 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 19:58:17.94 ID:hfRAZV+Y0
なんと、その場に強い光が放たれ___
神が降りて来た
神「あれ!?魔王死んじゃった!?早くないすか!?」
ブルマ娘「...は?」
昨日も同じ事を言った気がするがこっちは本当に理解出来ない
黒龍「ェェェェェェェル!!」ゴオッ
今度は黒龍から光が放たれる
580 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 20:02:28.97 ID:hfRAZV+Y0
次の瞬間、黒龍は魔人のような姿になっていた
黒龍?「やっと終わったな」
氷龍?「そうですね」
いつの間にか、氷龍までもが魔人のような姿になっていた
神「!?」
黒龍?「では改めて自己紹介させて貰おうか」
黒龍?「俺が新魔王だ」
581 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 20:08:25.67 ID:hfRAZV+Y0
新魔王「そしてこいつが」
氷龍?「側近を務めさせて戴く妹です」
神「...成る程。道理でな」
新魔王「どうせ新たな魔王を殺すために送り込んだんだろその勇者」
新魔王「だが俺は先代のような政治はしない。先代は部下に裏切られて独りでここで死んだのだ」
神「じゃあいいや、こっちも下手に危害は加えないよ」
ブルマ娘「...」ギロッ
憎しみの籠った目で神を睨み付けている
582 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 20:11:46.16 ID:hfRAZV+Y0
神「はいはい、生き返らせてやれば良いんだろう?」
神「debugmode:remodeling」
死んだ勇者が甦る
初代「おわっ!」
二代「へ?」
三代「ラッキー...」
583 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/04/21(土) 21:14:38.10 ID:hfRAZV+Y0
神「仕事終わったし引きこもらせてくれ」
また光を放ち、消えてしまった
妹「...やれやれ、勝手な神ですね」
新魔王「なぁそこのお前ら」
ブルマ娘「...四代名乗ろう」
初代「なんすか」
新魔王「お前ら四人居るし四天王やらね?」
一同「分かった!!」
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