【安価】とりあえずランダムに百人勇者

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102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 17:45:31.53 ID:k/5qRbcS0
103 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 17:58:28.33 ID:ABGBsTDq0
〜翌日〜

男の娘「よし!じゃあ出発だ!」

男の娘「確かルート的には ここ→東の街→港町」

男の娘「目的に区切りをつけよう。万里の長城だってそうして作られた」

男の娘「でも森を抜けなきゃなぁ...」
104 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 18:08:26.86 ID:ABGBsTDq0
〜森〜

男の娘「こんもり生い茂ってるなぁ」


緑深く、生命に満ち溢れた森だ


男の娘「あ、良いこと思い付いた」シュルル


男の娘は蔦を出し、木に巻き付ける


男の娘「ターザンだー!」ブォンブォン
105 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 18:12:16.29 ID:ABGBsTDq0
「止まれ!!」ピシュン


矢が蔦を貫き、蔦が切れる


男の娘「おぉう!?」ドサッ

エルフ「この森に侵入者が居ると聞いてな」

男の娘「うん。僕は勇者だよ」

エルフ「そうか、まぁそれが本当かどうかはどうでも良い」

男の娘「...僕そんなに頼りなく見えるかな?」
106 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 18:16:24.51 ID:ABGBsTDq0
エルフ「私達のやる事は一つ」グググ...


エルフは弓を引き絞る


男の娘「?」

エルフ「力を持った人間を駆除する事!!」ピシュン!

男の娘「ひいっ!」


紙一重の所でかわす


男の娘「戦うしか無いみたいだね...」

男の娘(しかし蔦を出すだけなら良いものの、燃やしたら森まで...)

男の娘「くっ...」
107 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 18:17:22.75 ID:ABGBsTDq0
下2>>コンマ30以上で勝利
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 18:17:41.50 ID:B6+dWtR60
安価↓
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 18:19:20.54 ID:OiXys7YaO
110 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 19:40:53.77 ID:ABGBsTDq0
男の娘(かくなる上は!!)


男の娘はバッグを漁る


エルフ「死ね!」ピシュン

男の娘「おわっ!?」カンッ


今度はバッグの中の盾で受け止めた

しかし、安物だったのと、エルフの矢の威力により盾が壊れてしまった


男の娘「防御手段無し...ですか。やるしかありません」ブンッ


男の娘はバッグから木製の剣を取り出す
111 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 19:45:03.41 ID:ABGBsTDq0
エルフ「そんなボロボロの剣でどうしようと言うのだ!?」

エルフ「届かない上にその細腕では威力も出まい!」

男の娘「それはどうかな!?」シュルルン


男の娘は蔦に剣をくくり、遠心力を利用し、振り回して攻撃した


エルフ「何!?」

男の娘「えいっ!!」ゴスッ

エルフ「」ドサ


男の娘は勝利した!少し強くなった!
112 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 19:49:11.71 ID:ABGBsTDq0
〜暫くターザンして〜

男の娘「もう疲れた...」

男の娘「今日はここで野宿か」

男の娘「幸い、寝やすそうな大きな葉がある」

男の娘「これで寝よう」
113 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 19:50:57.42 ID:ABGBsTDq0
下2>>夜のイベント
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/22(金) 19:51:46.59 ID:B6+dWtR60
大人しい魔物が隣に寝ていた
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 20:01:08.92 ID:/Vt9/xgio
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 20:01:56.22 ID:mVYFEFODO
異世界の女の子の幽霊が現れた
117 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 20:41:15.78 ID:ABGBsTDq0
男の娘「...」スースー

魔「...」ストスト

魔「...?」

魔「...」スヤスヤ
118 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 21:05:48.13 ID:ABGBsTDq0
〜翌日〜

男の娘「ふぁー...」

男の娘「空気が気持ち良い...ん!?」


自分の隣で魔物が寝ているのだから、すぐに気が付くだろう


男の娘「僕を襲う気は無いみたいだね」

男の娘は魔物をバッグに詰めた
119 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 21:12:48.77 ID:ABGBsTDq0
〜東の街・関所〜

男の娘(どうにかたどり着いた...)

男の娘「すみません。衛兵さんいらっしゃますか」

衛兵「ああ、街に入りたいのか?」

衛兵「大方祭りにでも参加しに来たんだろ」

衛兵「だがこの騒ぎに乗じて問題が起きないように規制をかけている」

衛兵「つっても、条件を一つ満たせば通行可能だ」

男の娘「条件...ですか?」

衛兵「ああ」

男の娘「どんな条件ですか?」
120 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 21:13:58.34 ID:ABGBsTDq0
下2>>条件とは
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 21:15:00.27 ID:B6+dWtR60
衛兵が持っている認可証をどんな手を使ってでもいいから奪え
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 21:17:51.61 ID:O831xV+t0
ゴミは各自持ち帰り
123 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 21:21:50.22 ID:ABGBsTDq0
衛兵「それはな...」ゴゴゴゴゴゴ

男の娘「...」ゴクリ

衛兵「ゴミは各自持ち帰りだ」

男の娘「ズコーッ」

衛兵「...最近あんま見ないタイプのネタだね」

男の娘「文句ありますか」

衛兵「ないない。さ、入んな」ハハハ
124 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 21:35:09.17 ID:ABGBsTDq0
〜東の街〜

男の娘「うわぁーっ」


昨日まで居たのが賑やかな街だがこちらは華やかな街といった印象だ


男の娘「凄く楽しそう!祭りに間に合って良かった!」


それから、男の娘は様々な物を食べたりしていたが...


魔物「ピーピー」

男の娘「あっ、おはよう。これ一ついる?たこ焼きだよ?」

魔物「ピー!!」モグモグ

男の娘「よしよし」ナデナデ
125 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 22:10:45.74 ID:ABGBsTDq0
〜その晩〜

男の娘「...寝付けない」

男の娘「こうなったら夜の街に繰り出すしかないね」

男の娘「それも趣があるかもしれないし」
126 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/22(金) 22:11:53.62 ID:ABGBsTDq0
下1、2>>夜の街イベント
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 22:13:34.40 ID:GfL/eGs9O
吟遊詩人の昔話を聞く
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 22:14:12.19 ID:B6+dWtR60
夜限定の劇場があった
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 22:14:26.74 ID:KZPwJMYn0
前回の能力者の世界樹を見つけた
130 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 17:36:38.01 ID:+LKSA9Bv0
男の娘「やっぱちょっと肌寒いかな」

吟遊詩人「やあ、お嬢さん」


ジャンクな民族的服装から吟遊詩人であると分かる


男の娘「...僕は男です」ムスッ

吟遊詩人「失礼。貴方が少々気にかかりまして、昔話を聞いて下さい」

男の娘「なんだか強引だね。いいですけど」
131 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 18:40:57.75 ID:+LKSA9Bv0
それから、吟遊詩人は色々な話をした

風の精霊が住む町

悪戯な亡霊ドワーフ

空気から情報を取り入れ、全知に等しい者

大陸を分かつ宝剣

貧しく渇き、這い上がらんとする者

神が封印された霊峰

氷河と一体化する龍

そして、魔王に関する噂
132 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 19:22:13.66 ID:+LKSA9Bv0
吟遊詩人「私の知っている話はこれだけです」

男の娘「そう、ですか。とても楽しめました」

吟遊詩人「しかし、本当に美しいですね」

吟遊詩人「そこの劇場で女形でもやられては如何でしょう」

男の娘「むっ」

吟遊詩人「冗談ですよ。まぁ折角ですし劇場にも足を運んでみては?」

吟遊詩人「あの劇場、夜限定の劇場なんですよ。では」

男の娘「ふーん」


吟遊詩人は去って行った


男の娘(行ってみようかな...)
133 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 19:30:17.69 ID:+LKSA9Bv0
〜劇場〜


中はシックな内装であり、雰囲気が漂っている


男の娘「あ、受付さんだ」

男の娘「すみませーん、今何かやってますか?」

受付「そうですね...あぁ、ありますよ」

男の娘「じゃあチケット下さい」

受付「はい、[日本円で500円]です」

男の娘「...ギリギリ足りる」チャリン

受付「それでは奥のホールの椅子に座ってお待ち下さい」
134 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 19:34:12.42 ID:+LKSA9Bv0
下2>>何が始まる?
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/23(土) 19:35:36.12 ID:jrEE0O1g0
勇者の話をモチーフをしたダーク系の話
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 19:36:55.84 ID:I0s+BTnMO
明らかに18禁な内容だった
137 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 19:58:32.93 ID:+LKSA9Bv0
〜上映後〜

男の娘「あれ18禁だわ」

男の娘「よく受付は僕を入れたな」

男の娘「...ここストリップクラブじゃ無いよね?」

男の娘「何だかどっと疲れた...もう寝よう」
138 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 20:02:17.58 ID:+LKSA9Bv0
〜翌日〜

魔物「ピキーピキー」

男の娘「ぅ...うん。もう朝か...」

男の娘「君はじっくり寝たから良いよね...」

男の娘「よし、出発しよう」

男の娘「行くぞー...」
139 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 20:07:22.47 ID:+LKSA9Bv0
〜東の草原〜

男の娘「ここから港町を目指そう」


最初の草原が新緑の草原なら、こちらは花の草原だろう


オーク「おい小娘!」

男の娘「僕は男だよ」

オーク「...まあいい、貴様には俺に食われてもらうぞ!」

男の娘「断る!!」

オーク「ふん!貴様に俺が倒せるかな!?」
140 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/23(土) 20:09:37.16 ID:+LKSA9Bv0
下1>>コンマ45以上で勝利
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 20:10:31.29 ID:BZIgnMfe0
はあっ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 20:11:20.07 ID:XpEY5AaDO
10レスに1人のペースじゃないと次スレ行けるくらい勇者いるな
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/23(土) 20:15:12.66 ID:jrEE0O1g0
寧ろ、敵としてできそうな気がする
144 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/24(日) 22:07:29.65 ID:Z/A2zZK40
男の娘「はっ!」シュルル


男の娘は蔦を出し、絡め取ろうとする

しかし、オークは避ける


オーク「オラオラどうした!?打ってこいよ!!」


彼は優しすぎたのだ

彼は周りが燃えるなら物を燃やさない

命の懸かった状況でも


オーク「もらった!!」グサッ


...強いて言うなら、能力と相性が悪かったのだろう
145 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/24(日) 22:11:18.06 ID:Z/A2zZK40
〜神界〜

神「...意気地なしめ」

天使「その意気地を呼んだのは誰ですか?」

神「くっ...」

神「ええいもういい!次のを喚ぶ!」
146 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/24(日) 22:13:22.78 ID:Z/A2zZK40
下1>>(能力コンマ判定)
下2>>勇者の特徴(能力はコンマ判定)
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/24(日) 22:13:42.52 ID:VFkBv39g0
女騎士
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 22:13:49.24 ID:Ir7zf4fFo
盲目の少女
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 22:13:56.22 ID:sKB6MKAIo
マッチョ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 22:16:52.61 ID:SYtnk+pG0
時間を使役するか
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 22:17:18.61 ID:VFkBv39g0
イマイチわからない能力だな。使わないと
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 22:58:41.89 ID:RPRYlUsBo
前回と比べて大当たりじゃないか
153 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 08:02:47.25 ID:6JR75Fub0
盲目少女「...はっ」

盲目少女「空気が、変わりました...」

神「如何にも、ここは神界と呼ばれる場所だ」

盲目少女「そうなんですか。死んだら天国に行くと思ってました」

神「安心しろ、お主はまだ生きておる」

盲目少女「そうですか。私前が見えないもので、谷底にでも落ちたのかと」

神「え」

天使「もう可哀想になってきました。この子使うの止めません?」

神「...いーや、やるね」
154 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 08:10:33.45 ID:6JR75Fub0
神「我の権限を以てお主を勇者とする」

盲目少女「そうですか。それならそれで...え?」

神「お主は勇者だ」

盲目少女「私に務まるでしょうか」

神「安心しろ。勇者には特別な救済措置がある」

天使「これです」ゴト


天使はパソコンの様な物を取りだし、置く


盲目少女「機械質、中型オブジェクト...パソコンに類似?」


盲目少女は空気に発生する数秒前との違いで物を感じ取っているようだ


神「プログラム起動」ヴー...ン
155 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 08:15:31.59 ID:6JR75Fub0
機械「ティロリロリロリロリロ」

機械「テテーン!」


モニタには、時間を使役する能力と映し出されている

盲目少女はモニタに表示される文字を感じとる事は出来ないようだ


神「お主には時間を使役する能力を与えよう」

盲目少女「...理解出来ません」
156 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 08:22:25.72 ID:6JR75Fub0
神「では説明しよう」

神「この能力はとてつもなく強力だが、精神力の問題で一日二度の使用が限度だ」

神「もしお主がこの能力を使いたいと思った時、様々な光景が脳内に出てくる」

神「それは別のあったかも知れない別の今現在。それを使役する事が出来る」

神「但しそっくりそのまま写そうとすると世界の状況が一時的に入れ替わってしまう」

神「影響を受けて欲しいと強く念じるのがポイントだな」

神「...あと、自分に時の流れを集中させて少しの間倍速で動ける」

神「そんなところだな」

盲目少女「中々に難しいですね」

神「...早い話が、完璧を望むなという事だ」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 08:25:50.13 ID:tc43tbPq0
パラレルワールドの一部をこっちの世界に取り入れるってことか
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 08:26:52.96 ID:WQC9vpaF0
>>157
理解可能。
159 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 14:52:03.30 ID:6JR75Fub0
>>157 何であんな長々説明したんだろうね。きっと自分のせいだね。うん
160 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 15:14:25.34 ID:6JR75Fub0
〜東の草原〜

盲目少女「...ここは?」

盲目少女「バッグのような物が落ちているのを確認出来ますが...」


バッグの中身
・MAP(シワ付き)
・薬草(腐り始め)
・木製の剣(ボロボロ)
・世界樹の雫
・炎属性の鞭(DEATH BONUS)


盲目少女「なんだか、変なアイテムばかり」
161 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 15:18:10.45 ID:6JR75Fub0
盲目少女「それに、私には杖が必要」

盲目少女「やむを得ないですね。能力を行使します」


〜未知の方法によって薬草が杖に変化する〜


盲目少女「ふふっ」

盲目少女「きっと私はこの能力と相性が良い」

盲目少女「触っていなければ観測不可能ですからね」
162 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 15:22:38.30 ID:6JR75Fub0
盲目少女「...」クンクン

盲目少女「川の匂いがします。川に沿って移動しましょう」

盲目少女「恐らく港町への移動の最中だったのでしょう」

盲目少女「所持品から一切潮の香りがしませんからね」
163 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 15:26:39.49 ID:6JR75Fub0
〜港町〜

盲目少女「古く幾重にも重なった潮の香りがします」

盲目少女「ここが港町でしょう」

盲目少女「それはそうとして、もう日の差す気配を感じられません」

盲目少女「夜、ですね」

盲目少女「宿屋の場所を聞いておきましょう」


通行人の気配に話しかける


盲目少女「すみません。宿屋が何処にあるか知っているでしょうか」
164 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 15:42:30.78 ID:6JR75Fub0
下1>>話しかけた人
下2>>返答
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 15:44:31.09 ID:BOzl0HoDO
町長の息子
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 15:52:01.07 ID:tc43tbPq0
ウチに泊めてあげるよ
167 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 16:22:37.68 ID:6JR75Fub0
町長息子「おや、泊まる所がないのかい」

盲目少女「...まぁ、そうですね」

町長息子「じゃあウチに泊めてあげるよ。勿論タダ」

盲目少女「じゃあお世話になります」

町長息子「ああ」ガシッ


町長息子は盲目少女の手をとる


盲目少女「!?」
168 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 16:25:28.40 ID:6JR75Fub0
町長息子「無理しない方がいい。目が見えないんだろう?」


盲目少女は自衛の為、目を開けたままにしていた


盲目少女「...ありがとう」

町長息子「良いってことよ。ウチの入り口段差になってるから気をつけてね」

盲目少女「はい」
169 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 16:32:24.84 ID:6JR75Fub0
〜町長宅〜

町長息子「ただいまー」

町長「おう」クイッ


町長はコップに注いだ麦茶を飲み始める


盲目少女「お邪魔します」

町長「!?」ゴクッ

町長「ゲホゲホッ!気管に入った...」

盲目少女「大丈夫ですか?」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 16:33:17.04 ID:Zvu9yxHj0
支援
171 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 16:37:08.63 ID:6JR75Fub0
町長「あぁ、すまない。心配をかけたね」

町長「ところでお嬢さんはウチの息子とどういう関係なんだい?」

町長息子「...いや、ただ宿が無かったらしいから泊めてあげるだけだよ?」

盲目少女「そんな感じです」

町長「そうか...」
172 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 19:08:04.85 ID:6JR75Fub0
〜翌日〜

盲目少女「...おはようございます」

町長息子「おはよう。ところで今日は何の予定?」

盲目少女「良く分からないんです。これ、見ていただけますか?」


盲目少女はMAPを見せる


盲目少女「魔王城までの道のりを教えて欲しいんです」

町長息子「ふむ...んん?」
173 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 19:12:19.71 ID:6JR75Fub0
盲目少女「?」

町長息子「MAPの裏に道のりが書いてあるよ」

盲目少女「...何とありますか?」


〜説明〜(詳しくは>>63参照)


町長息子「___って書いてあるね」

盲目少女「ありがとうございます」

町長息子「それで、今日はどうするの?」
174 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 19:18:03.23 ID:6JR75Fub0
盲目少女「今日は船に乗って大陸まで行こうと思います」

町長「船賃はお持ちかね?」

盲目少女「ありませんが、出せます」

町長「?」

盲目少女「私の能力です。使用は一日二度までですが」

町長「そうか。じゃあ尚更持っていくが良い」

盲目少女「何故ですか?流石にそこまでさせるのはあまり...」

町長「船に乗るという事は多くの人との距離が狭まる」

町長息子「そしてその分悪意にも触れるリスクが大きくなる...か」

町長「そうだ。さあ受け取れ」

盲目少女「...ありがたく、戴いておきます」
175 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 19:20:23.29 ID:6JR75Fub0
〜船〜

盲目少女「色々あるかと思いましたが、スムーズに乗船できました」

盲目少女「さて、何をしましょうか」
176 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 19:21:55.47 ID:6JR75Fub0
下2>>船内での行動
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 19:22:16.44 ID:WQC9vpaF0
船員さんに行先や海での話など色々聞く
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/25(月) 19:22:39.36 ID:dkxHjF+2O
船内の探索
179 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 19:27:18.58 ID:6JR75Fub0
盲目少女「船内を探索しましょう」

盲目少女「...と言っても、面白そうな物を見る目がないです」

盲目少女「ここは物を探しても楽しめません」

盲目少女「人間ですね。やはり」
180 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 19:28:55.04 ID:6JR75Fub0
下1>>出会った人
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 19:29:32.01 ID:WQC9vpaF0
親切な船員さん
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 19:30:10.09 ID:bx7+1f2co
占い師
183 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 20:09:10.27 ID:6JR75Fub0
盲目少女「...」トコトコ

船員「元気かい?お嬢ちゃん」

盲目少女「!?」

船員「おいおい、そんなにビビんなくてもいいだろう」

盲目少女「すみません」

船員「お嬢ちゃん、何で徘徊してるんだ?」

盲目少女「暇だから、です」
184 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 20:15:02.26 ID:6JR75Fub0
船員「でも、君みたいな子が一人で歩くのは危険だよ」

船員「だから...そうだな...」

船員「よし、好きな物を言ってくれ!」

盲目少女「好きな物?」

船員「ああ、欲しいものをやる」

盲目少女「そんな事...」

船員「できる!俺にはできるんだよねぇ」

盲目少女「えぇっと...じゃあ」
185 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 20:15:57.58 ID:6JR75Fub0
下2>>盲目少女が欲しいもの
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 20:16:33.92 ID:WQC9vpaF0
しっかりした杖
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 20:20:43.72 ID:tc43tbPq0
仲間
188 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/25(月) 21:09:22.42 ID:6JR75Fub0
盲目少女「私は...仲間が欲しい!」

船員「良いだろう!因みに君は何者?」

盲目少女「勇者です」

船員「益々気に入った。早速着いていこう」

盲目少女「でも...仕事が」

船員「良いんだよ、俺は独り立ちできるまで養って貰ってるらしいからな」

船員「...つっても、実際はほぼ船員みたいなモンだったがな」
189 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 09:56:38.65 ID:TqcJZEEV0
〜大陸の港町〜

盲目少女「...あの、本当に」

船員「だから気にすんなって」

船員「そろそろ夜だな」

盲目少女「そうなんですか」

船員「ああ、宿に泊まるぞ」
190 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 10:11:57.38 ID:TqcJZEEV0
〜翌日〜

盲目少女「...今日は登山をする」

船員「え?もしかして今まで一人で登山する気でいたの?」

盲目少女「覚悟はできていました」

船員「いや無謀すぎるだろ。普通に転落して死ぬぞ」

盲目少女「最悪能力で切り抜けます」

船員「勇者ってのは大変だなぁ」
191 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 10:18:58.70 ID:TqcJZEEV0
〜山・麓〜

盲目少女「到着しましたね」

船員「...どうやって周りを把握してんの?」

盲目少女「気配とか、匂いとか、音とかです」

船員「流石勇者だね。これもう逆に俺が付いて行けるか...?」

盲目少女「付いていくとか、付いていけないとかじゃなくて、私が仲間が欲しいと思った」

盲目少女「だから、なにも気にしないで」

船員「...済まなかった」
192 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 10:20:47.87 ID:TqcJZEEV0
下2>>登山中の出来事
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/26(火) 10:26:29.72 ID:yuTiUOKY0
旅の女性と出会う
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 11:07:37.13 ID:WnxHs6LtO
行き倒れの魔物と遭遇
195 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 17:44:03.13 ID:TqcJZEEV0
船員「おや?誰か倒れているようだが」


船員は近付き確認する


船員「...って、魔物か?」

盲目少女「魔物ですか。保護しておきましょう」

船員「よいしょっと」


船員は魔物を背負う


盲目少女「結構大きい魔物なんですね。重ければ私が」

船員「断る」
196 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 17:49:16.35 ID:TqcJZEEV0
〜一合目〜

船員「ずっと海で暮らしてきたが、登山ってのも良いもんだな」

盲目少女「そうですか」

船員「しかし、この魔物はいつ目覚めるんだろうな?」

盲目少女「一合目にも達していない場所で倒れていたんです。普通になぞらえてはいけません」

盲目少女「しかし私は...仲間が欲しい」

船員「そうかい。どっちにせよ話は後になるがな」
197 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 17:50:58.43 ID:TqcJZEEV0
登場するモンスター・魔物などもコンマで決めた方が良いでしょうか?
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/26(火) 17:54:18.55 ID:yuTiUOKY0
>>1が決めていいし、安価でもいいし、>>1の好きにいいんじゃない?
199 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 19:19:20.49 ID:TqcJZEEV0
では、友好あるいは友好寄りの中立のモンスターや魔物はコンマで種族を決めます
間もなくコンマテーブルをご用意致しますので少々お待ちを...
200 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 19:25:02.24 ID:TqcJZEEV0
00:死神
01:スライム02:鴉03:狼
04:ロボット05:ドラゴン06:ゴーレム
07:蛙08:幽霊09:ゾンビ
10:スケルトン11:蜘蛛12:蠍
13:悪魔14:サキュバス15:犬
16:狐17:狸18:和入道
19:人魚20:雪女21:牛鬼
22:獅子23:九尾24:大蛇
25:猫又26:鷹27:樹
28:本29:天狗30:吸血鬼
31:朱雀32:青龍33:玄武
34:白虎35:麒麟36:煙々羅
37:阿修羅38:鬼39:カメレオン
40:チーター41:ジャバウォック42:天使
43:堕天使44:ダークマター45:シルフ
46:サラマンダー47:ウンディーネ48:ノーム
49:エイリアン50:妖精
51:河童52:メデューサ53:蝶
54:兎55:影56:漠
57:魔獣58:石像59:雲
60:プリン61:茸62:ハーピー
63:コボルト64:ミイラ65:ガーゴイル
66:アルラウネ67:カーヴァンクル68:インプ
69:エイトグ70:ガーゴイル71:カンピオン
72:クーシー73:スレイプニル74:デュラハン
75:ドワーフ76ニクス(ニクシー)77:パック
78:ヒポグリフ79:プーカ80:ファフニール
81:フェニックス82:フェンリル83:ペガサス
84:ホムンクルス85:ユニコーン86:レプラコーン
87:クァール88:スフィンクス89:ホビット
90:リッチ91:ケルベロス92:セイレーン
93:座敷童94:グリフォン95:雨女
96:スナガ97:メアラ98:エルフ
99:ダークエルフ
(前に使ったやつの使い回しですが...)
201 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/26(火) 19:32:07.75 ID:TqcJZEEV0
魔物「うっ...」

船員「!」

盲目少女「どうやら起きたようね」

船員「もしもし、聞こえているなら返事をしてくれ」

船員「出来ないなら何らかの合図を出してくれ」
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