他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【ミリマス】のり子「求ムVS マイ・リーズン」
Check
Tweet
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:49:11.35 ID:gG3V5o6J0
歌織 「海美ちゃんは元気ね。私も見習わなくちゃ」
環 「冷蔵庫にジュース入ってたー。ふたりも飲むー?」
紗代子「ありがとう、環ちゃん。手伝おっかー?」
環 「たまきひとりで大丈夫―」
歌織 「それじゃあお願いねー環ちゃん」
環 「うん」
歌織 「環ちゃん、本当に可愛いわよね(恍惚」
紗代子「?はい、とっても可愛いです」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:49:59.62 ID:gG3V5o6J0
環 「おまたせー」
歌織 「ありがとう環ちゃん。とっても偉いわ」
環 「くふふ。どういたしましてだぞ」
紗代子「いただきます、環ちゃん」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:51:13.62 ID:gG3V5o6J0
環 「環も飲もー」
歌織 「それじゃあ私も…?…!待ってふたりとも」
環 「どうしたの!?かおり?」
歌織 「環ちゃん、これどんなジュースだった?」
環 「…?大きなペットボトルに入ってて『レモン』って書いてあったぞ」
歌織 「環ちゃん、ちょっと飲まないで待ってて貰っていい? …やっぱり。環ちゃん、これね、紛らわしいけどお酒なの。だから、環ちゃんは飲んじゃいけないの。ここ見える?わかりにくかったけどお酒って書いてあるわ」
環 「ほんとだ。全然気づかなかったぞ。ごめんね、かおり」
歌織 「環ちゃんは悪くないわ。いけないのはこんなものをこの冷蔵庫にいれている人だから」
環 「うん。…あれ?そういえばさよこは?」
歌織 「!?」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:52:20.54 ID:gG3V5o6J0
海美 「っていうわけ」
のり子「何してるの!?莉緒さんもこのみさんも!?」
このみ「返す言葉もありません」
莉緒 「いつもはこんなことしないのよ。ただ、今日は運良くコンビニのくじの景品で当たったからテンション上がっちゃってつい」
歌織 「つい、で済んだら警察も自衛隊もいらないのよ、莉緒ちゃん?」
歌織さんの迫力ヤバすぎるよ。怒らせたくない人候補1位か、2位には入るね。で、いつもなら怒らせたくない人候補1位の方といえば
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:53:22.15 ID:gG3V5o6J0
紗代子「のり子さん温かいです」
ああ、そんなにぐりぐり頭を擦りつけないで、変な気分になっちゃうじゃん!
海美 「のりさん、さよちんを任せたよ。私は環を元気にするから。ね?環、いつまでも落ち込んでないで外に遊びに行こう?一緒に石切りしよっか?それともアスレチックまで行く?うん、行こっか。じゃあ、のりさんどうにか任せたよ」
どうにかってどうすればいいのさ。ってもう行っちゃったし。……やばい。海美がいなくなったから会話で逃げれなくなった。どうすればいいの?ああ、もう、素直に甘えられたことなんてないから調子狂うよ。
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:54:33.66 ID:gG3V5o6J0
紗代子「のり子さん、こっち向いてくださいー」
紗代子の声で思わず、顔を向ける。近づいてくる紗代子の顔。眼鏡の向こうで潤む瞳。今にも触れ合いそうな唇。
のり子「って、危な!」
ぎりぎりで顔を背け、紗代子の唇はアタシの頬に着陸する。うわぁすっごい柔らかい。…違う違う。
紗代子「なんでチューさせてくれないんですかぁ?」
のり子「え、なんで逆にキスしようとしたのさ?」
紗代子「そんなののり子さんが好きだからに決まっているじゃないですかぁ!」
ちょっとキレ気味に尋ねたら、逆に怒られちゃったよ。というか、そんなまっすぐ愛の告白しないでよ。ああ、もう絶対アタシの顔真っ赤だよ。紗代子の方は酔っているからいいかもしれないけどね、こっちは完全に素面なんだよ。…ずるいよ。
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:55:36.14 ID:gG3V5o6J0
紗代子「チューしてくれないんですか?」
のり子「ダメ」
紗代子「どうしてもですか?」
のり子「ダメ」
紗代子「のり子さん、私の鯛焼き食べたじゃないですかぁ!」
のり子「それは謝ったし、お詫びもしたよ!って危ない!」
反論しようと振り向くと、その瞬間にまた唇が近づいてきた。慌てて避けて頬で受け止める。うわぁ柔らかい。って違うってば。この子酔っ払っているのに策士だよ。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:56:23.79 ID:gG3V5o6J0
のり子「この酔っ払いどうしたらいいのさ?」
莉緒 「このみ姉さんがそうなったときは寝かせているわ。存分に楽しんだ後だけどね」
このみ「え、嘘!?私あんな風になってるの?」
歌織 「ふたりとも反省しているんですか?」
歌織さんに怒られて、ふたりはまたしゅんとする。とりあえずふたりのお仕置きは歌織さんに任せておこう。寝かすなら、仮眠室かな。
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:57:11.49 ID:gG3V5o6J0
のり子「ほら、紗代子仮眠室行こう?少し寝れば良くなるよ」
紗代子「のり子さんがチューしてくれるまで動きません」
ああ、もうこの子は酔っても頑固なとこは変わらないのか。仕方ないなぁ。
のり子「じゃあ、無理やり連れて行くよ」
紗代子「え?ってきゃあ!何するんですか」
のり子「何ってお姫様抱っこ」
抱きかかえた紗代子は、急なことにびっくりしたのか途端にしおらしくなってアタシの首にしがみついて動かなくなった。
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:57:59.75 ID:gG3V5o6J0
今がチャンス。そう思って歌織さんに「紗代子を仮眠室に連れて行きます」と言って控え室を出た。背中に莉緒さんとこのみさんの泣き声が聞こえてきた気がしたけど、きっと空耳。気にせずに廊下を歩いて行く。
運良く誰にも見られないで仮眠室にたどり着いて、ベッドの上に紗代子を下ろす。ベッドの上に寝かされた紗代子は肌がお酒と興奮のせいで桃色に上気していて、荒い息遣いがいけない気持ちにさせる。アタシの理性は初めて控え室に入ったときからどんどん弱っていって、今では本当に最後の糸が切れる寸前だった。
早くここから出なきゃ、急いで、紗代子の方を見ないで。そう思っていたのに、酔っ払っている人をほっといちゃまずいんじゃって考えが頭に浮かんで、紗代子の顔をじっと見てしまった。
潤んだ綺麗な目。二回も頬に落とされた唇。その唇が動いて「のりこさん、だいすき」なんて言うから、頭の中で糸が切れる音が聞こえちゃった。
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 02:59:06.65 ID:gG3V5o6J0
気づいたらアタシの唇は紗代子の唇に重なってた。頬で感じたよりもずっと柔らかくて、レモンの香りがしたけど、これはきっと飲んでしまったお酒のせい。
唇を離すと、紗代子の顔は真っ赤に染まっていて、きっとアタシの顔も真っ赤に染まっていて、アタシも酔ってしまったのか、熱に浮かされたように頭がふらふらした。
紗代子「のり子さん大好きです。大好きです」
のり子「アタシも」
また唇を重ねていた。紗代子が動いてベッドの上にスペースを作るからアタシはそこに雪崩れ込む。
バイクで来ちゃったから酔いを冷まさなければいけない。たとえお酒で酔っていなかったとしても。それまで二人で並んで眠っていよう。ここは劇場の仮眠室。キス以上のことはしてはいけない。なんとか理性を取り戻さないと。そう思うんだけど、目を開くたびに紗代子の顔があってどうにもまずい。
とりあえず誰か止めに来てくれないかなぁと思うある日の劇場の1日。
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 03:00:49.16 ID:gG3V5o6J0
終わりです。ミリマスTBでは何卒熱血ビーチバレー紗代子先輩とキングのり子をよろしくお願いいたします。
お目汚し失礼いたしました。
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 03:01:43.35 ID:gG3V5o6J0
HTML化依頼出してきます
21 :
◆NdBxVzEDf6
[sage]:2017/12/19(火) 03:09:44.08 ID:VHv5gQ4v0
理性負けちゃったか.....乙です
紗代子先輩役強いな
http://i.imgur.com/QNYLMdS.jpg
>>2
高山紗代子(17) Vo/Pr
http://i.imgur.com/za5z6iI.jpg
http://i.imgur.com/kgMASBA.jpg
>>5
福田のり子(18) Da/Pr
http://i.imgur.com/76UXu6Q.jpg
http://i.imgur.com/Esdk7wR.jpg
高坂海美(16) Da/Pr
http://i.imgur.com/gmd86vD.jpg
http://i.imgur.com/rLk3e5O.jpg
>>7
桜守歌織(23) An
https://i.imgur.com/JWlIySg.png
https://i.imgur.com/tM0EkOE.png
大神環(12) Da/An
http://i.imgur.com/7BplCB8.jpg
http://i.imgur.com/Jjfr66V.jpg
>>11
馬場このみ(24) Da/An
http://i.imgur.com/nvVe5ru.jpg
http://i.imgur.com/hFOZYMI.jpg
百瀬莉緒(23) Da/Fa
http://i.imgur.com/W6YU3KT.jpg
http://i.imgur.com/GgDzrBr.png
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/19(火) 03:16:38.15 ID:gG3V5o6J0
画像支援ありがとうございますおよび読んでいただいてありがとうございます
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 05:42:05.67 ID:N9bKOeh+0
乙かわいい。お酒のせいにするのいいぞ
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 19:45:24.57 ID:EN9rzw8W0
乙先輩
12.07 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
新着レスを表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)