役人「安価で大洗女子学園を廃校にする」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/31(日) 18:54:00.51 ID:syU+5CJio
役人「継続高校に戦車を横流しをしている疑惑を流布しようじゃないか」

〜数日後〜

黒服「局長、準備は整いました。黒森峰や継続の協力者からも、この件に付いて協力したいと」

役人「ふむ、事は順調に運んでいるな。よし、黒森峰に乗り込むとしよう」

〜黒森峰女学園〜

役人「と言う訳で、諸君ら戦車道チームは不正な横流しをしている事が判明した。よってこの学園は廃校候補となった!」バッ

小梅「……」

エリカ「待ちなさいよ!たったそれだけの理由で廃校ですって?ふざけんじゃないわよ!!」

役人「口の聞き方には気を付けて貰おうか。君の軽はずみな一言で、明日にでもこの学園の全員を路頭に迷わせてもいいんだぞ?」

エリカ「グッ……」

まほ「部下が失礼をしました」

役人「君は、西住みまほか」

まほ「はい。今でも我が校から不正な横流しがあったなど信じられません。ですが、現に証拠があるのならば甘んじて受けましょう。ですが、それだけの理由で廃校と些か無理があるのではないでしょうか?」

役人「ふむ、その話も最もだ。だが、まだあるのだよ。黒森峰が廃校になる理由がね」

役人が言うまだある廃校の理由とは?
↓1
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/31(日) 18:56:43.41 ID:fJxY3/8SO
>>138
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 19:40:09.62 ID:1p+qy5RYO
ちょっと待ってくれ、すぐ思いつくから
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/01(月) 01:19:10.78 ID:YL0G1SL4o
まほ「何があると言うんです?」

役人「この黒森峰はドイツがモチーフとなっている学校だ。しかし、それがナチスを彷彿させると本国から抗議が来ているのだよ。何がナチスだ?ヒトラーだと?バカバカしい」

まほ「そんな事は!」

エリカ「総統閣下を愚弄するなああああああああ!!」

役人「フッ、早速バカが釣れたか。拘束しろ」

黒服「はっ!」

エリカ「なにすんのよ!!」

まほ「エリカ!」

役人「君の飼い犬は少々頭が良くないようだな」

まほ「否定はしません」

エリカ「隊長!?」

役人「このナチズムに毒された学園、このまま放置しておけば将来的に我々にとっても不利益になるだろう。やはり潰させてもらう」

エリカ「隊長!」

まほ「ならば仕方ない。貴方にはここで死んで貰う」カチャ

役人「本性を見せたな西住まほ」

まほ「この人数で勝てるとでも」

役人「フッ」

まほ「何がおかしい?」

役人「私がたったこれだけの人数でノコノコ来ると本気で思っているのか?」

まほ「なに?」

小梅「西住隊長」ガシャ

まほ「なんの冗談だ?」

小梅「冗談なんかじゃありません。西住さんは私達のせいで転校してしまった。西住さんは隊長の実の妹なのに!なんで!」

エリカ「隊長には隊長のお考えががあるのよ!アンタには理解出来ないわ!」

小梅「黙れ!」パンッ

エリカ「ひっ!?」

小梅「どうしてですか?」

役人「そうだな。私も聞きたかった。なぜ実の妹を守ってあげなかったかを」

まほ「それは……」

まほがみほを守れなかった理由とは?
↓1
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/01(月) 01:23:38.21 ID:tUbbrCmw0
姉愛が足りない
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/01(月) 01:48:44.15 ID:YL0G1SL4o
まほ「みほは、私に対する姉愛が足りなかった」

小梅「は?」

役人「たったそれだけの理由で彼女を見捨てたのか!たった一人の妹を!!」

まほ「私だって!みほの事は誰よりも大切に思っていた!朝も夜も恋い焦がれる気持ちだった!なのにみほは大きくなるにつれてよそよそしくなって!私はどう接していいか分からなくなってきた」

役人「……」

まほ「そんな時だった。事件が起きたのは。私は姉として妹を守るべきか悩んだ。しかし私は西住流の人間だ。妹のやり方を肯定するお言う事は、西住流を否定する事になる」

役人「だから家柄を取ったと言うのか」

まほ「…そうだ。私はみほへの疑心暗鬼から守る事を放棄してしまった」

役人「そうか」

エリカ「隊長!そんな奴の言葉に惑わされないで下さい!」

役人「黙れ!」バンッ
まほ「黙れ!」バンッ

エリカ「ひいいいいいいい!!」

まほ「私はどうすればいい?」

役人「考えるまでもない」

まほ「何を?」

役人「今から妹の、西住みほの所へ行くぞ」

まほ「だが、どんな顔をして会えば」

役人「どんな顔を?そんな事は会ってから考えろ。違うか?」

まほ「役人」

役人「さて、今から大洗に行くぞ。斑鳩の準備しろ」

黒服「はっ!」

まほ「いいのか?私は敵だぞ」

役人「こんな格言がある。妹が好きな人間に悪い奴はいない」

まほ「!!」

黒服「出港準備完了しました」

役人「では行こうじゃないか。大洗へ!」

〜大洗女子学園〜

まほ「ここが大洗か」

役人「私は何度か視察に来たことがある。何も無い学校だが、のどかでいいぞ」

まほ「そうか」

役人「では妹を探すとしようか。君は向こうを私は」

役人は何処を探す?
↓1
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 01:50:01.60 ID:+Kyv53lVO
コンビニ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/01(月) 18:07:39.13 ID:x79kYqoeo
役人「私はコンビニを探す。収穫が無ければ二時間後にここで集合だ」

まほ「分かった」

〜サークルKサンクス〜

店員「しゃっせー」

役人「済みません。この子を見たことはありますか?」

店員「ん?ああこの子ね。何も買わずに長時間コンビニにいたな。全く迷惑な話だよ」

バァン!

店員「ひぃ!?」

役人「無駄口は寿命を縮めるぞ」

店員「は、はい!」

役人「もう一度聞く。この少女は何処にいる?」

店員「し、知りませんよ!」

役人「隠し事は感心しないな」

店員「ほ、本当です!あっ、でもよく来るからここから近いのかも!」

役人「そうか。ならば彼女を見掛けたら直ぐに連絡をしろ。もし怠れば、分かっているな?」

店員「は、はいいいい!!」

役人「それからこのパンと牛乳を買いたい」

店員「は、はい!ありがとうございます!!」

〜コンビニ周辺〜

役人「なかなか手懸かりは掴めないものだな。しかし私は諦めない!なんとしてもみほ君を探しだしてみせる!」

次に役人が探す場所は?
↓1
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 18:12:45.20 ID:B49JDkqfO
ボコミュージアム
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/01(月) 18:34:31.13 ID:x79kYqoeo
役人「彼女はボコが好きと聞いた事がある。ならばあそにいるかもしれない」

〜ボコミュージアム〜

役人「相変わらず人がいないな…ん?」

みほ「私が先に取ったんだよ!」

愛里寿「私の!!」

役人「いたぞ。居たのはいいが、何をやっているんだ!しかも片方は島田流の娘じゃないか。こんな所でイレギュラーな状況が発生するとは。考えろ、どうやって状況を打破する?」

役人が取った行動は?
↓1
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 18:45:03.33 ID:+5MMe4u9o
従業員の服を着て接近
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/01(月) 19:22:51.07 ID:x79kYqoeo
役人「従業員に成り済ませば怪しまれないだろう」

役人「お客様どうなされましたか?」

みほ「あっ、聞いて下さい!この子が私が先に取ったボコを自分のって言い張るんですよ」

愛里寿「先に見付けたのは私だから」

従業員「他のではいけませんか?」

みほ「限定品なんですよ。しかも最後の一つ!」

愛里寿「これだけは絶対に譲れないから」

従業員「困りましたねえ」

従業員(ここは大人しくみほ君に渡したい所だが、島田家を敵に回すのは得策とは言えない。ここは穏便に切り抜ける策を提案しようじゃないか)

従業員「でしたら」

役人が出した提案とは?
↓1
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 19:25:09.20 ID:+5MMe4u9o
ボコ(着ぐるみ)をどちらかにプレゼントするからと提案
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/01(月) 19:58:13.54 ID:x79kYqoeo
役人「仕方ありません。ボコの着ぐるみをどちらかにあげましょう。どうします?」

みほ「欲しいです!」

愛里寿「私も欲しい!」

役人「えっ?」

役人(マ、マズイ、この展開は想定していなかった!片方に渡せばどちらかが諦めると思っていたが、おのれ児玉七郎!!)

役人「どちらかですよ。一人は限定人形。もう一人は着ぐるみです」

みほ「着ぐるみ」

愛里寿「着ぐるみ一択」

役人「……」

役人(おのれえ!!最良と思っていた手が、最悪の状況へ動いてしまった!!どうする?どうすればいい!!)

役人はどうする?
↓1
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 19:59:41.84 ID:9/v6HfWtO
こんなこともあろうかと着ぐるみもう一着持ってたので渡す
75.48 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)