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曜「会いたいよ……千歌ちゃん」
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53 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:41:05.72 ID:8lVYbNwCO
曜(抱き締めてあげたい)
曜(このまま、私のアパートに連れて帰って……梨子ちゃんと一緒に、千歌ちゃんをあたたかく迎えて)
曜(そうできたら、どんなに幸せなんだろう)
曜(でも……できない)
曜(触れたくても触れられない)
曜(今の千歌ちゃんは、下手な触り方をすれば……いとも簡単に壊れてしまいそうで)
曜(また逃げてしまうんじゃないかって……また泣かせてしまうんじゃないかって)
曜(本当に怖がってるのは、私の方)
曜(何も知らない私には……何もできないんだ)
曜(千歌ちゃんが、自分から話してくれるまで)
千歌「ごめんね……チカ、最低だから」
曜「……え?」
千歌「私は……私が嫌いです」
曜「千歌ちゃん……」
千歌「――今日は、もう帰るね」
曜「え……」
曜(まってよ……私はまだ、何も聞けてない)
千歌「チカもね……ほんのちょっと話せただけだけど、すっごく嬉しかったよ」
千歌「バイバイ……よーちゃん」
曜(私はまだ……何も言えてないっ!!)
曜「――千歌ちゃん!」
曜「好き……大好きだよ!」
曜「あの頃から、ずっと……大好きだから!」
曜(聞こえてる……よね)
曜(これで、いいんだ)
曜(千歌ちゃんが歩いて行った方向と私の帰り道は、真逆)
曜(今度は……いつ会えるのかな?)
54 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:43:22.51 ID:8lVYbNwCO
タッタッタッ
曜(……? なんの音だろう……後ろ?)
ギューッ!
曜「え……なに……!?」
曜(後ろから……誰かが抱きついて……?)
曜(この腕……この感触……懐かしい匂い)
曜「千歌ちゃん……なの?」
千歌「……すき……だよ」
曜「……え?」
千歌「大好きだよ……曜ちゃん」
スッ…
曜「え……まっ……」
曜「千歌ちゃん……待って!」
曜(この間と同じ……千歌ちゃんの背中が、どんどん小さくなっていく)
曜「待って……行かないで……」
曜(今の私には、大好きな幼馴染みを追いかける力すら残ってないんだ)
55 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:44:30.95 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
曜「……ただいま」
梨子「あっ、おかえり。今日は遅かったわね。もしかして飲み会……ではなさそうね」
曜「ごめんね、遅くなって」
梨子「いいのよ。さあ、ご飯にしましょう」
曜「うん……」ニコッ
梨子「曜……ちゃん?」
梨子「……何かあったの?」
曜「あ……う……うぅ……」
曜「千歌ちゃんが……ちかちゃんがぁ……」
梨子「千歌……ちゃん?」
曜「う……うわああああああああああっっっ!!」ギュー
梨子「ちょ――曜ちゃん!?」
曜「りこちゃん……私……どうすればいいの……?」グスッ
56 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:47:50.93 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
梨子「――そう、だったの……千歌ちゃんが……」
曜「うっ……グスッ……」
梨子(正直、予想していたことではあった。だって……兆候はあったから)
梨子(あの日、曜ちゃんが喫茶店を飛び出した時)
梨子(もしかしたら、千歌ちゃんはまだ……曜ちゃんのことが好きなんじゃないかって)
梨子(でもそれは……私にとって、最悪の展開)
梨子(もう……勝負に出るしかないわね)
梨子(確信してしまったから)
梨子(曜ちゃんはまだ……千歌ちゃんのことが好きなんだ)
梨子(もし千歌ちゃんが目の前に現れれば、曜ちゃんはなりふり構わず千歌ちゃんの下へ行く)
梨子(例え誰が引き留めたって……きっとそれは変わらない)
梨子(ひょっとすると、もう手遅れなのかもしれない……でも)
梨子(これが私にとって、残された唯一の希望で……唯一の望みだから)
梨子「曜ちゃん。今日はゆっくり休もう? ね?」
曜「……うん」
57 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:50:18.55 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
翌日
ようりこ「「ごちそうさまでした」」
梨子「おいしかったね。曜ちゃん特製カレー」
曜「うん! お父さんが教えてくれた船乗りカレーを、アレンジしてみた!」
梨子「高校の時に作ってくれたカレーもすっごくおいしかったけど」
梨子「あの時より、もっとおいしくなってるよ!」
曜「そうかなー、そう言ってもらえると嬉しい」エヘヘ
梨子「じゃあ私、洗ってくるわね」
曜「あ、いいよ。手伝ってくれたし」
梨子「大した事してないわ」
曜「じゃあ、私も洗う」
梨子「……なら、隣で食器を拭いてくれる?」
曜「了解であります!」
シャー…カチャカチャ…
梨子「……あのね、曜ちゃん」
曜「ん?」
梨子「大切な話が……あるの」
曜「大切な話?」
梨子「――私と一緒に、ヨーロッパに来ない?」
曜「……へ?」
58 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:51:49.07 ID:8lVYbNwCO
梨子「そろそろ、戻らなきゃいけなくて……でも、そうすると曜ちゃんと別れることになっちゃうじゃない?」
梨子「私……曜ちゃんとは、ずっと一緒にいたいから」
曜「え……でも……ええっ!?」
曜「私が……ヨーロッパに?」
梨子「ダメ……かな?」
曜「いや、ダメっていうか……考えられないっていうか……」
曜「だって私、英語話せないし……っていうか、英語だけじゃないよね、あそこら辺って」
梨子「その心配はしなくていいの。徐々に慣れていくものだし、それに私が付いてるから」
曜「でも……お金ないし」
梨子「全部私に任せてって言ったでしょ?」
曜「大学……あるし……」
梨子「それはそうかもしれないけど……でも、私は……」
梨子「曜ちゃんと、ずっと一緒にいたいの」
曜「梨子ちゃん……」
梨子「……曜ちゃんは、私のこと……嫌い?」
曜「――っ! そんなわけないよ!!」
曜「梨子ちゃんは私なんかよりずっと綺麗で、可愛くて、大人っぽくて」
曜「穏やかで、優しくて、一緒にいると安心できて……そして」
曜「そして……私を救ってくれた」
曜「できることならついていきたい……大学なんて、正直どうだっていいんだ」
59 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:53:11.36 ID:8lVYbNwCO
曜(じゃあ……なに?)
曜(選択肢は、一つしかないはずでしょ?)
曜(行きたい……行きたいんだよ。何もかも捨てて、梨子ちゃんの元へ)
曜(大変だろうけど……きっと幸せな日々が待ってる。少なくとも、今よりはずっとずっと……幸せな毎日)
曜(何を迷っているんだろう。間違いなく、そこに幸せが待っているはずなのに……)
曜「わ……私……は……」ポロポロ
曜(頭から離れないんだ。あの笑顔が)
曜(太陽のように眩しくて、いつも私たちを明るく照らしてくれた……)
曜(千歌ちゃんの、笑顔が)
曜「ごめん……ごめんね、梨子ちゃん」ゴシゴシ
梨子「曜ちゃん……」
曜「私……ヨーロッパには、行かない」
60 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:56:52.41 ID:8lVYbNwCO
曜(いくらなんでも、酷すぎる)
曜(私は、梨子ちゃんの気持ちを踏みにじったんだ)
曜(梨子ちゃんは、私を救ってくれた)
曜(暗闇で倒れている私に、手を差し伸べてくれた)
曜(そんな優しい彼女を……私は裏切ったんだ)
梨子「……そっか。曜ちゃんは強いね」
曜(梨子ちゃんがいなくなる)
曜(私……また一人ぼっち)
曜(孤独なんて、慣れているはずなのになぁ)
曜(どうしてこんなに寂しく感じているんだろう)
曜(誰かの優しさに……触れちゃったからかな)
曜(それはきっと麻薬なんだ)
曜(一度触れてしまえば、依存して、それ無しでは生きられなくなってしまう)
曜(強くなんてない。あの頃から私は、弱くなってばかりだよ)
梨子「――冗談だよ」
曜「……え?」
梨子「全部冗談。そろそろ帰るっていうのも、曜ちゃんがヨーロッパにって話も、全部嘘」
曜「嘘って……え、どういうこと?」
梨子「私ね、次のコンサートのある日程ギリギリまで、予定を引き延ばしてもらったんだ」
梨子「向こうに戻るまで、あと二週間」
曜「……ってことは」
梨子「もうしばらく、ここでお世話になります」ペコリ
曜「なーんだ……すっごい焦ったよ」
梨子「フフ、曜ちゃんったら……本気で泣いちゃうんだから」クスクス
曜「いや……だって、着いて行かないなんて……本当に申し訳ないと思って」
梨子「そんなことないよ。だって曜ちゃんが今ヨーロッパに行くってことは、ここでの未来を全部捨てるってことだもん」
梨子「私の方が申し訳ないよ……でも、全部冗談だから。忘れて?」
曜「う、うん……わかった」
梨子「――あ、そういえば明日の朝食買ってなかったわね」
曜「明日? それなら別に……」
梨子「私買ってくるよ。あ、曜ちゃん何か欲しいものある?」
曜「えっと……特にないけど」
梨子「そっか。じゃあ、行ってきます」 ニコッ
曜「う、うん」
61 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 22:58:40.03 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
梨子「……」
プルルル…
梨子「あ、もしもし……ええ、予定通りでお願いします」
梨子「いえ、調整はこちらで……はい」
梨子「すみません、私の都合で……よろしくお願いします」
梨子「……ふう」
梨子「……曜ちゃん」
梨子「よ……う……ちゃん……」ガクッ
梨子「う……うぅ……」 ポロポロ
梨子「……ぅ……あぁ……」
62 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:01:42.14 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
善子《ねえ、ずら丸。聞きたいことがあるんだけど》
善子《アンタと仲良かった、一個上の文芸部部長って……今どこにいるの?》
善子《えっと、ほら。私、途中から部室行かなくなったじゃない》
善子《それで、先輩の進学先とか全然知らなくて》
善子《もし知ってたら、教えて欲しいんだけど》
花丸《部長は辞めたずら》
善子《は? どゆこと?》
花丸《私たちが三年生になる前に学校を辞めたずら》
善子《え? ゴメン、意味わかんないんだけど》
花丸《千歌ちゃんが、卒業する直前に行方不明になったでしょ?》
善子《ああ、そういえば……って、まってよ。どうしてそこで千歌が出てくるの?》
花丸《全く同じタイミングで、部長も学校を辞めたんだよ》
善子《それって、もしかして……》
花丸《学校では、愛の逃避行だとか噂になったずら》
善子《つまり、駆け落ちってこと?》
花丸《あんまりこういう話したくないんだけどね》
花丸《ところで、どうしてそんなこと聞くの?》
63 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:02:54.11 ID:8lVYbNwCO
ルビィ「――花丸ちゃん。次の講義、一緒に座ろ?」
花丸「……あ、うん。了解ずら」モグモグ
ルビィ「もう、またパン食べてるし……太っちゃうよ?」
花丸「心配無用ずら。高校卒業してから、ランニングだけは続いてるから」
ルビィ「へー、偉いね。ところで、今きたラインって……善子ちゃん?」
花丸「うん、そうだよ」
ルビィ「……私には全然連絡くれないのに」
花丸「まるも、すっごく久しぶりずら」
ルビィ「そうなの?」
花丸「どうしたんだろう、善子ちゃん。何故かは分からないけど、部長のこと聞いてきたの」
ルビィ「部長って……あの?」
花丸「うん。まるたちが所属してた文芸部の、元部長」
ルビィ「ふーん……なんでだろう」
花丸「さあ……あ、そろそろ時間だよ、ルビィちゃん」
ルビィ「あっ、ホントだ! 走ろ、花丸ちゃん!」
花丸「うん……」チラッ
善子《あのね。その部長が、私のバイト先の常連客として来てるのよ》
64 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:03:52.64 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
善子「ふぅ……面倒ね」
善子(今日もバイト……いい加減うんざりしてきたわ)
善子(別に、割りに合わないってわけじゃない)
善子(時給は高いし、仕事内容も案外普通だし、頼りになる先輩もいるし)
善子(でも……煙草クサいし、うるさいし、あからさまにヤバい客も来るし……ああいう場所、苦手なのよね)
善子(そろそろ辞め時ってことかしら……先輩には悪いけど)
善子「――あれ?」
男「……」スタスタ
善子(あの服装……あいつ、よね)
先輩『関わらない方が正解よ』
先輩『金の事情がもつれると……どんなにいい人柄の人間だって、信用できなくなるんだから』
善子(……やっぱり、放っておこう)
善子(そもそも、私には関係ないんだから)
65 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:04:43.49 ID:8lVYbNwCO
男「……」フラフラ
バタンッ
善子「え――ちょ、え……?」
善子「だっ……大丈夫ですか!?」
男「う……ううん……」
善子「うっ……酒臭い……」
男「君……誰?」
善子「いや、あの……通りかかっただけですけど」
善子「救急車、呼んだ方が……」
男「っ……!」
男「要らない」スッ
善子「要らないって……ちょ、アンタまだ立たない方が……!」
男「……」フラフラ
善子「待って……待ちなさいよ!」ガシッ
善子「……だったら、せめてそこに座ってて。水買って来てあげるから」
66 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:05:56.49 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
善子「……はい」
男「……」スッ
男「……」ゴクゴク
善子「……アンタ、いつもウチの店来て打ってるでしょ」
男「……」
善子「見たところ、大分若い……ってか、私の一個上だよね?」
男「……は?」
善子「大学二年生くらい……なんでしょ? アンタ」
男「……誰」
善子「え?」
男「誰なんだ、君。僕のこと何か知ってる?」
善子「……」
善子「別に、何も知らないけど」
67 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:10:27.17 ID:8lVYbNwCO
善子(こいつが、あの部長だって確証があるわけじゃない)
善子(なにより……そんなこと知って、なんになるっていうの?)
男「……なら、放っておいてくれ」
善子「フン、元からそのつもりよ」
善子「ウチの売り上げに貢献してくれてどうもありがとうございます」
男「……すぐに勝ってやるさ」
善子「はあ? アンタ、それ本気で言ってんの?」
男「……」
善子「ギャンブルで生計立てようなんて、考えが甘すぎるのよ」
善子「世の中そんなに簡単じゃない……辛いことなしに金が手に入るわけないでしょ」
男「……なんなんだ、君は」
男「何も知らないくせに……勝手な事を言わないでくれ!」
善子「――っ!」
善子「……ああ、そう。なら、ずっとそうしてなさいよ」
善子「アンタがどこで野垂れ死のうが、私には全然関係ないんだから」
68 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:11:29.45 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
善子「……」
先輩「ちょっと、アンタ」
善子「……はい」
先輩「何頬杖ついてんのよ。態度悪すぎ」
善子「はーい……」
先輩「何見てんの……ああ、あいつ?」
善子「また来てる……って」
先輩「放っておきなさいって言ったでしょ? アンタが関わっても、ロクなことないんだから」
善子「そりゃ、わかってますけど」
先輩「ならいいのよ。アンタ、ものわかりだけはいいんだし」
先輩「はーあ。ウチの妹たちも、アンタみたいにおりこうさんだったらよかったのに」
善子「先輩……妹さんいたんですか?」
先輩「ええ。妹二人に、弟が一人。全員もれなく生意気でウンザリよ」
善子「へー……意外」
先輩「なによ、文句ある?」
善子「いえ……でも、言われてみると確かに、お姉さんって感じですよね」
先輩「……」
先輩「ちょっとトイレ行ってくるわ」
善子「わかりました」
69 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:13:17.97 ID:8lVYbNwCO
男「……あの」
善子「あ、はーい……げっ」
男「両替頼みたいんですけど。両替機、故障してるんで」
善子「……一万円ですね」
ガシャ…
善子「……ちょっと」
男「なに?」
善子「もうやめなさいよ。大分お金使ったんでしょ」
男「……うるさいな。さっき言っただろう、君には関係ない」
善子「なによ! 人が良心で言ってあげてるのに!」
男「余計なお世話だ! 何に金を使おうが僕の勝手だろ!?」
男「なんなんだよ君は! クソ! なんで知らない奴にまで、彼女みたいなことばかり……!」
善子「え……彼女?」
男「はっ……」
善子「アンタ、彼女いるの?」
男「それは……」
善子「いるんでしょ? だったら、なおさらこんなこと辞めなさいよ!」
善子「ギャンブルにお金つぎ込むより、そっちの方がずっと――「申し訳ありません」
善子「え……先輩?」
先輩「ウチの者が、大変失礼なことを致しました。お詫び申し上げます」
男「……いえ」
先輩「アンタも。頭下げなさい」コソ…
善子「……申し訳……ありませんでした」
男「……」
男「チッ……」スタスタ
70 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:15:31.69 ID:8lVYbNwCO
〜〜〜
スタッフルーム
先輩「……私、言ったわよね」
善子「……」
先輩「関わるなって、言ったはずでしょ?」
善子「……はい」
先輩「……まあいいわ」
善子「え?」
先輩「今回は許すって言ってんの」
善子「ちょ……え? 普通、こういうことあったらクビですよね?」
先輩「何? 辞めたいの?」
善子「いや……その……そういうわけじゃ……」
先輩「ならいいのよ。でも、次同じようなことがあったら……流石に、注意だけじゃ済まないからね」スタスタ
善子「注意って……どこがよ……」
善子「はぁ……」
善子(私、なにやってんだろ)
ブー…ブー…
善子「……ずら丸?」
花丸《まる、まだ部長から借りた本返してないの》
花丸《実はルビィちゃんも、部長から本を借りてて》
花丸《ずっと、返さなきゃって思ってたんだけど……連絡も取れなかったから》
花丸《でも、もしも善子ちゃんが本当に会えたのなら、友達になってほしいな》
花丸《善子ちゃん経由で本を返せたらって思うから……ね?》
ルビィ《善子ちゃん、がんばルビィ!》
善子「ルビィからも来てるし……えぇ……」
善子「はあ……これも堕天使の宿命だっていうの?」
善子「……全く、ホント不幸だわ」
71 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/13(水) 23:16:18.42 ID:8lVYbNwCO
ラ板の分は投稿完了
明日から新規に更新します
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/14(木) 01:31:35.01 ID:d5kIatgUo
ゴミスレ
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/14(木) 01:42:48.92 ID:WC7gomFSO
共学になってる…
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:17:14.07 ID:yarkUT2JO
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/ ヽ
|_l il>レl_|_レlレ_lレ_|
| iC.| | ∧ ∧ ||
| | | _ || このスレにティッシュ置いていきますわ
| |/ヽ ・ ノ.||
| / \
|/ \
/ ::::i ヽ
| | :::;;l |
 ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\`、: i'、
.\\`_',..-i スッ...
.\|_,..-┘
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:17:23.46 ID:sFYi3QtDO
\|::::::l:::::::::::l / ̄ ̄`ヽ ` ´ / ̄ ̄`ヽ l:::::::::::|l:::::::::::: | /
\::l:::::::::::| .l:::::::::::|l::::::::::::/
\::::::::|u/// , /// u l::::::::::::|l::::::/
.\:::| |l:::::::::::|l/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ .\ |l::::::::/(( ,," ̄''`ヽ
/ ヽ \ r‐-‐z |l::/ |_!!i_! !i 、l
|_l il>レl_|_レlレ_lレ_| _人__ \  ̄| | // 1^.-^ノ|b|r''´ ̄`ヽ
| iC.| | ∧ ∧ || `Y´ \ | | _. イ.../ r''´ ̄`ヽ l 、f!!!i_i!!」
| | | _ || ∩ \ュ.. _∪‐ ´ | / l 、f!!!i_i!!」 |c1^.-^ノ| ))
| |/ヽ ・ ノ.|| / | \∧∧∧∧/ .|c1^.-^ノ| ( つ )
| ____l ̄ ̄ヽ 、 /  ̄ ̄j<r''´ ̄`ヽ > | ( つ ヽ とノ
/  ̄ヽ ハ / リ<l 、f!!!i_i!!」> 〉 とノ )^(_)
| \ | / /ー―'<|c1^.-^ノ|.> (__ノ⌒(_)
───────────────< の .>────────────────
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::/ l:::::::::lヽl ll:::::i:::lノ l::::::レl:::::::l .< 感 > . /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
_ヽ Y 〃 _ l/l:::::::::l /∨∨∨∨.\ /:::::/l_/l__l_l/l_l_l::::l::::::::::l
// `\ ゞ/ / `ヽ .}\|:::::::::l ./"::::::::::::::::::::::::::::"\ lヽ/ ∧ ∧ l<l::::::/
| ノ |::::::|:::::::::: /::: :::::::´´::::::::``::::::::ヽ\ .l/l "" _ """l::::lヽ:::l
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|:::::::::r〜〜‐、ヽ l:::::lへ/. /::::::::::´l::::::i::::/i::::::l::::ノリ::::l:::i::ヽ\ ヽ:::::/ ,ヽ▽_/'l:/`ヽ::l
|:::::::::)jjjjjjjjjjjヽヽ l:::::l/ l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::::l \ /:/ / ./:ヽ / /::::l
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!:::: ヽiiiiiiiiiiii// / ll/l / ̄\ / ̄ヽ l\l:l .\/_l_l_l_l_ヽ_ヽ:::/l:::l
ヽ 'ヽ〜〜 / ll::::::l l::::::ll \___l__/
ヽ、_・ ,,,_ ./ l:l:::::l """ __ """ l:::::ll .\:::::/
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:17:36.12 ID:S7jSHuCpO
梨子 「お隣、旅館なんだ。後で挨拶しに行かないと」
海風を背中に感じながら、新居の中へと足を踏み入れる。私はこの地で、上手くやっていけるだろうか。
新居の中でも、ひぐらしのなく声は煩く響き続けていた
ーーーーーー
ーーーー
ーー
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:17:44.93 ID:YmQmWkQxO
寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者
http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg
果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」
http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg
海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」
http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg
海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」
http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg
果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」
http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg
果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」
http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg
果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:17:53.73 ID:um5jsmtiO
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」
曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」
真姫「このために深めのフライパンを使うのね」
曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」
曜「煮立ったら弱火だよ」
曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」
曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1
真姫「20分…。暇ね」
曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:18:02.01 ID:+4e5dfxFO
Aqoursの好感度スレまとめ
善子 →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1482032895/
曜 →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487678425/
ルビィ →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487668185/
千歌 →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487693644/
>>2
ダイヤ →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487770928/
花丸 →
http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1487777497/
梨子→
http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488373777/
果南→
http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488454481/
鞠莉→
http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488464531/
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:18:11.12 ID:VhxmJGogO
スレ汚し失礼します
★★★自治スレより重要なお知らせ★★★
>>2
ラブライブ!板で違反スレの乱立、スクリプトによる保守を目的とした板荒らしに対策するため板設定の変更に関する投票を行います
賛成/反対の投票ですので投票お願いします。
投票日:2017年3月12日
詳しくは
自治スレ、荒らし報告相談 Part.5
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1489154599/
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:18:19.23 ID:6vNjBZEkO
>>82
>やっぱりちかっちはみかんだよね
>
http://q2.upup.be/f/r/FqMXUU3jso.jpg
初投稿です。別板で荒れたので立て直し。
ドラマ『電車男』のパロディ(ほぼパクリ)です。
キャラ崩壊オリジナル設定あり。
長くなりますがお付き合いください。
いくつかレスついたら始めます。
再開したんか
ここでも埋め立てくらったらここの方がいいよ
ラブライブ!ss総合【転載禁止】
http://jbbs.shitaraba.net/anime/10627/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1495543304
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:18:28.03 ID:en2hrZ8jO
どうせ落とされますが、ワッチョイ末尾4桁の端末情報NGで何も見えてないです
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:18:36.89 ID:S7jSHuCpO
(数分後)
曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな?」
曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」
真姫「…うん」コネコネ
曜「ハンバーグ(タネ!)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg
曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」
曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」
曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ジュー
http://imgur.com/QusePK0.jpg
真姫「ふむふむ」
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:18:45.90 ID:eA7U0uaWO
_____
/:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::/l_/l__l_l/l_l_l::::l::::::::::l
それっておかしく lヽ/ ∧ ∧ l<l::::::/
ありません? l/l "" _ """l::::lヽ:::l
.だってここは l:lヽ ___・ ____,,l::::l_/:::l
. 内浦ですのよ? l:l::::::::/ ヽ::::l:/::::::::l
l:/:ヽヽ___/ ̄/::/\
⊂ニニ ̄ ̄ ̄ヽ / `:ヽヽ /_/::/ ヽ
くメ) _ノ | (ヽ | ""'▽ """ / `>
(/ | | /==| :∧ { _____}
| |/ /| l l `|===|
| ト / | `, l l 、 | ̄ ̄|
ヽ__/ ./ l l `、 | |
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:18:56.92 ID:sFvchmzoO
____
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l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ll\l  ̄  ̄  ̄ l/l:l | 久々に笑わせていただきましたわ
ll/l / ̄\ / ̄ヽ l\l:l | こういうスレが沢山立ってた
ll::::::l l::::::ll < のが昔のラ板なんですのね今の新参は
l:l:::::l """ __ """ l:::::ll | .昔のラ板を知らないから困りますわね
l:l:::::lヽ ・ ━ ノl::::l \_________________
l::l:::::l ::ヽ、____, "ノ::ノ:::::l
l:l:::::l:::::::::::::/ ヽ::ノ::ノリ:::::l
l/´ ヽ ̄ヽ `///ヽ::::l
/´ ´ ` ヽ`:::><:///ヽヽ:l
l´ / ヽ ̄ ̄ 囲  ̄ / `ヽ´
l l  ̄ ̄ ̄△ ̄´ l
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:19:07.47 ID:v92XsELlO
みかんを食べてると手が汚れることを気にしてる?
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:19:15.54 ID:FYcJvEyfO
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ!」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1496555035/
ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ」ギュ
ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん」プルプル
ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)
果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」
果南「できる限りリラックスした状態でいてね?」
ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな?」ゴムソウチャク
ルビィ「…………」ビク...
鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて?」ポンポン
ルビィ「はい……」スッ...
果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」
ダイヤ「……わかりました」スタスタ
穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ!」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1496555035/
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:19:24.50 ID:IDbMQfOVO
??「あの、すみません…」
曜「ん?どうしました?」
曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)
??「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」
曜「大丈夫ですよ?
どこに行きたいんですか?」
??「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか?」
曜「○○旅館ですか?分かりますよ!
こっちです!」
??「ありがとうございます、助かります」ペコリ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:19:34.58 ID:luuloB7ZO
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」
曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」
梨子「あ、どうも」ペコリ
曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ
梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」
曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」
梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」
曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」
梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」
曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:19:43.53 ID:C1kcKjg4O
一年教室
花丸「はーい!最後に皆さんにお知らせがありまーす!」
花丸「このクラスになんと転校生が来ます!」
オー! ドンナコ-?
花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら!」ニコッ
花丸「じゃ、今日はおしまい!」
オツカレサマデシタ-!
善子「梨子さんが言ってたのこれか…」
果南「転校生…か、なんかトラウマ」ニガワライ
善子「ふふ、トラウマってマリーさん?」
果南「うっ」
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:19:52.76 ID:hoQaX8m8O
包装を破いて、お二人の口に突っ込みます。
「んん〜! 甘い! うまい!」
「なにこれ! あまーいっ! すごーいっ!!!!」
二人の顔がほころぶのをみると、こちらも差し上げた甲斐があるというものです。
「だいぶ回復されましたね? ではもう一度トロッコを漕いでください」
「え?」
二人の顔が固まります。
「で、でもこの先って……」
「谷だよねー?」
「ええ、谷です。安心してください、飛びますから」
「はぁ!?」
「え!」
ジャガーさんは驚愕、カワウソさんは期待の表情を浮かべました。
「と、飛ぶって!? あんた鳥のフレンズなの!?」
「いいえ、違います」
「じゃあ無理だよ!」
「大丈夫です。ここからスピードをつけてれば、谷を飛び越せるかもしれません」
「飛び越せなかったら?」
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:20:00.75 ID:KkcqzNUgO
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」
曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」
真姫「このために深めのフライパンを使うのね」
曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」
曜「煮立ったら弱火だよ」
曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」
曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1
真姫「20分…。暇ね」
曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:20:10.66 ID:LVyY4mDdO
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/ ヽ
|_l il>レl_|_レlレ_lレ_|
| iC.| | ∧ ∧ ||
| | | _ || このスレにティッシュ置いていきますわ
| |/ヽ ・ ノ.||
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 ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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.\\`_',..-i スッ...
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94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:20:19.97 ID:ua3dgsaOO
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| iC.| | ∧ ∧ || `Y´ \ | | _. イ.../ r''´ ̄`ヽ l 、f!!!i_i!!」
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| |/ヽ ・ ノ.|| / | \∧∧∧∧/ .|c1^.-^ノ| ( つ )
| ____l ̄ ̄ヽ 、 /  ̄ ̄j<r''´ ̄`ヽ > | ( つ ヽ とノ
/  ̄ヽ ハ / リ<l 、f!!!i_i!!」> 〉 とノ )^(_)
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95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:20:29.66 ID:B0xyzEboO
Aqoursの好感度スレまとめ
善子 →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1482032895/
曜 →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487678425/
ルビィ →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487668185/
千歌 →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487693644/
>>2
ダイヤ →
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487770928/
花丸 →
http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1487777497/
梨子→
http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488373777/
果南→
http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488454481/
鞠莉→
http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488464531/
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:20:40.24 ID:3TcYUYOvO
>>82
>やっぱりちかっちはみかんだよね
>
http://q2.upup.be/f/r/FqMXUU3jso.jpg
初投稿です。別板で荒れたので立て直し。
ドラマ『電車男』のパロディ(ほぼパクリ)です。
キャラ崩壊オリジナル設定あり。
長くなりますがお付き合いください。
いくつかレスついたら始めます。
再開したんか
ここでも埋め立てくらったらここの方がいいよ
ラブライブ!ss総合【転載禁止】
http://jbbs.shitaraba.net/anime/10627/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1495543304
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:20:48.47 ID:LcVhwcYRO
(数分後)
曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな?」
曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」
真姫「…うん」コネコネ
曜「ハンバーグ(タネ!)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg
曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」
曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」
曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ジュー
http://imgur.com/QusePK0.jpg
真姫「ふむふむ」
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:20:57.33 ID:TN6WQdxAO
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99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:21:07.11 ID:LviGYs1wO
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100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:21:15.04 ID:+GxoNfN+O
スレ汚し失礼します
★★★自治スレより重要なお知らせ★★★
>>2
ラブライブ!板で違反スレの乱立、スクリプトによる保守を目的とした板荒らしに対策するため板設定の変更に関する投票を行います
賛成/反対の投票ですので投票お願いします。
投票日:2017年3月12日
詳しくは
自治スレ、荒らし報告相談 Part.5
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1489154599/
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:21:23.25 ID:395htBU/O
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それっておかしく lヽ/ ∧ ∧ l<l::::::/
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.だってここは l:lヽ ___・ ____,,l::::l_/:::l
. 内浦ですのよ? l:l::::::::/ ヽ::::l:/::::::::l
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くメ) _ノ | (ヽ | ""'▽ """ / `>
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| ト / | `, l l 、 | ̄ ̄|
ヽ__/ ./ l l `、 | |
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:21:31.86 ID:A4F9xBffO
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ll\l  ̄  ̄  ̄ l/l:l | 久々に笑わせていただきましたわ
ll/l / ̄\ / ̄ヽ l\l:l | こういうスレが沢山立ってた
ll::::::l l::::::ll < のが昔のラ板なんですのね今の新参は
l:l:::::l """ __ """ l:::::ll | .昔のラ板を知らないから困りますわね
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103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:21:42.21 ID:tADIEEFqO
??「あの、すみません…」
曜「ん?どうしました?」
曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)
??「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」
曜「大丈夫ですよ?
どこに行きたいんですか?」
??「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか?」
曜「○○旅館ですか?分かりますよ!
こっちです!」
??「ありがとうございます、助かります」ペコリ
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:21:50.34 ID:sjQvZABRO
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ!」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1496555035/
ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ」ギュ
ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん」プルプル
ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)
果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」
果南「できる限りリラックスした状態でいてね?」
ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな?」ゴムソウチャク
ルビィ「…………」ビク...
鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて?」ポンポン
ルビィ「はい……」スッ...
果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」
ダイヤ「……わかりました」スタスタ
穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ!」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1496555035/
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:21:59.16 ID:Lh5nREQ/O
勝ち負けのある遊び?
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 02:22:08.96 ID:YJtgI6sZO
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」
曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」
梨子「あ、どうも」ペコリ
曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ
梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」
曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」
梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」
曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」
梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」
曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/14(木) 11:09:09.86 ID:MvR0C/QG0
ラブライブ板でやってろ
迷惑かけんな
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/14(木) 11:39:39.65 ID:PHV4Kn7p0
別にここでやっても何の問題もない
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/14(木) 12:07:48.07 ID:fz+fwHSuO
ラブライブ板でできないから来たんだよなぁ
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/14(木) 12:22:34.20 ID:fmpyJt1QO
>>109
ラ板でってのは荒らしに言ってんじゃね
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/14(木) 12:29:09.25 ID:IBpM/Gpb0
つまらないよ
112 :
続けて欲しいです。
:2017/12/14(木) 19:04:16.93 ID:a0aYiZ5D0
続けてくれ!
113 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:10:47.68 ID:VPakXgRYO
〜〜〜
喫茶店
ダイヤ「……それで、なんですの。話とは」
梨子「お聞きしたいことがあるんです」
ダイヤ「それならば、以前話したはずでしょう」
ダイヤ「私は千歌さんの相談に乗っているだけで、それ以外には何も知らないと……」
梨子「――千歌さんは今、どこにいるんですか?」
ダイヤ「……はい?」
梨子「千歌さんに会わせてください」ペコッ
ダイヤ「会わせて……と言われましても」
梨子「ルビィちゃんから聞いてますよね、千歌ちゃんが行方不明になったと」
梨子「千歌ちゃんは、スマートフォンすら持っていかなかったんです」
梨子「私たちは連絡も取れず、あれから2年近く会っていない」
梨子「……知っていたはずですよね」
ダイヤ「何をですの?」
梨子「私たちが、千歌ちゃんと連絡が取れなかったことをです」
梨子「どうしてこの一年間、千歌ちゃんのことを私たちに隠していたんですか」
ダイヤ「……口止めされていたからですわ。千歌さんに」
梨子「そんな……どうして?」
ダイヤ「今となっては、隠す意味もないことですから言いますが」
ダイヤ「千歌さんにとって私は……唯一の相談相手だったのですわ」
梨子「――なんで?」
ダイヤ「……」
梨子「なんで、曜ちゃんじゃないの……?」
梨子「なんで、私じゃダメだったの……?」
ダイヤ「分かってあげてください……千歌さんは、貴方達に嫌われたくはなかったのです」
ダイヤ「お金の問題というのは、本当にデリケートですわ」
ダイヤ「一度こじれれば、どんなに信頼し合っていた親友同士でも、容易に破綻してしまう」
114 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:14:50.22 ID:VPakXgRYO
梨子「……ならどうして、ダイヤさんなんですか」
ダイヤ「私であれば、仮に嫌われたとしても……最悪《仕方ない》で済ませられるでしょう?」
梨子「……え?」
ダイヤ「千歌さんから聞いたことではありません」
ダイヤ「でも……千歌さんにとって、曜さんや梨子さんは、特別な人」
ダイヤ「絶対に、自分の嫌な部分を見せたくは無かったのだと……思います」
ダイヤ「私は、たとえ嫌いな相手だろうが避けたりなどしませんし」
ダイヤ「持ち掛けられた相談は、真剣に解決策を模索いたします」
ダイヤ「そういう付き合いを、昔からさせられてきましたから」
ダイヤ「まあだからといって、この一年で千歌さんを嫌いになったつもりは毛頭ありませんが」
梨子「……」
ダイヤ「それで、千歌さんと会わせてくれ……と」
ダイヤ「なぜ、私が千歌さんの居場所を知っていると思うんですの?」
梨子「前回、お金の相談をされたと言ってましたよね?」
ダイヤ「……」
梨子「できる限り安い物件を紹介したとも」
梨子「なら、千歌ちゃんが今住んでいる場所もわかるはずです」
ダイヤ「……知ってどうするおつもりですか?」
梨子「千歌ちゃんに会うんです」
ダイヤ「会ってどうするおつもりですか?」
梨子「それは……話をするに決まってるじゃないですか」
115 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:15:56.67 ID:VPakXgRYO
ダイヤ「……はぁ。梨子さん……前回お話したはずです」
ダイヤ「会わない方が、幸せかもしれない……と」
梨子「……もう、遅いんですよ」
ダイヤ「……え?」
梨子「もう……何もかも手遅れなんですっ!!」ガタッ
ダイヤ「梨子……さん」
梨子「ハァ……ハァ……」
梨子「……取り乱しました、ごめんなさい」スッ
ダイヤ「手遅れ……とは、どういう意味ですの?」
梨子「もう、会ってるんです」
梨子「千歌ちゃんと曜ちゃんは、もう会ってるんですよ」
ダイヤ「曜さんが……」
梨子「何度会ったのかまではわかりませんが……」
梨子「曜ちゃんの目には……千歌ちゃんしか映っていない」
ダイヤ「……」
梨子「お願いです、ダイヤさん」
梨子「千歌ちゃんに……会わせてください」
116 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:20:01.39 ID:VPakXgRYO
〜〜〜
梨子(ここが……千歌ちゃんの職場?)
ダイヤ『今の時間なら、千歌さんは働いているはずです』
ダイヤ『一応、アパートの住所も教えておきますが……』
ダイヤ『極力、そちらには行かないことをお勧めしますわ』
梨子(ここ……編集部だよね)
梨子(女性向け雑誌○○……新刊発売)
梨子(千歌ちゃんがここで働いてるって……嘘でしょ?)
梨子「……あの、すいません」
事務「はい」
梨子「えっと……こちらで、千歌ちゃ……高海さんが働いているとお聞きして」
事務「どんな御用でしょうか」
梨子「あの……その……私、彼女の友人で……」
事務「……申し訳ございません。社員、または事前連絡の無い方は――」
上司「――あら、かわいい子じゃない」
事務「お疲れ様です」ペコッ
上司「いいのよ、そんなにかしこまらなくて。大して年も変わらないんだし」
上司「それで……こちらの美人さんは?」
梨子「びっ、美人……///」
事務「いえ……その、高海さんにお会いしたいと」
上司「高海さん……ああ、あのとっても元気な子ね」
事務「元気というか……うるさいだけというか……」
上司「いいのよ、ムードメーカーも必要だわ」
上司「それで、お友達さん……だったわね」
上司「……あなた、もしかして」ジー
梨子「……え?」
事務「あの……お知り合いですか?」
上司「……ううん」
上司「――いいわよ。私が案内するわ」
事務「えっ? よろしいんですか!?」
上司「構わないわ。アポ取ってないとはいえ、友達に会いに来たと言っているんだし」
上司「悪い事するような子にもみえないしね」
事務「……分かりました。お好きにどうぞ」
117 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:24:29.27 ID:VPakXgRYO
――――――
――――
――
上司「……悪いわね、手間取らせちゃって」
梨子「いえ、寧ろ……ありがとうございます」
梨子「突然来てしまって、本当なら入れるはずなかったんですから」
上司「……ところで、お名前を聞いてもいいかしら?」
梨子「あ、はい。桜内梨子です」
上司「――フフッ」
梨子「え……何か変……ですか?」
上司「いえ、ごめんなさい」クスクス
上司「引かれあうもの……なんだなって」
ガチャッ
上司「ここよ、彼女のデスクがある部屋」
梨子「あ、はい……」
社員「あっ、えりち! もう〜、どこ行ってたん?」
上司「ごめんなさい。ちょっと、この子を案内してたのよ」
社員「この子……? あ、べっぴんさんやん」
梨子(も、もう……二人して!///)
118 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:26:42.81 ID:VPakXgRYO
上司「――桜内さん、あそこよ」
梨子「え……あ」
千歌「……スー……スー……」
梨子「あれ……寝てる?」
上司「あらら……そうみたいね」
社員「寝る子は育つっていうからな。女の子はたっぷり寝なきゃいけないんよ」
上司「睡眠時間は家で取って欲しいものね……調度いいわ、桜内さん」
上司「ついでに、起こしてあげてちょうだい?」ニコッ
梨子「は、はい……わかりました」
梨子「あの……おーい、千歌ちゃーん」
千歌「……うーん……なぁにぃ……?」
梨子「起きて―、千歌ちゃーん……」アセアセ
千歌「ううん……もう、よーちゃーん……これ以上食べられないってー……」エヘヘ
梨子「一体どんな夢見てるのよ……」
千歌「う……ん……りこ……ちゃん」
梨子「――!」
千歌「……うへぇ……変な顔……」フフッ
梨子「……」カチーン
社員「……うわー、あれは怒るな」
上司「え?」
梨子「――千歌ちゃんっ!!」
119 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:28:59.09 ID:VPakXgRYO
〜〜〜
1Fホール
千歌「もう……耳引っ張ることないじゃん」
梨子「千歌ちゃんが悪いんです」ツーン
千歌「ひどいよ梨子ちゃん……折角の再会なのに」
梨子「その再会シーンで、親友の顔を笑うなんて最低よね?」
千歌「だから、悪気はなかったんだってー! ただの夢じゃん!」
梨子「そもそも職場で寝る方がどうかしてるのよ!」
事務「……ゴホン」
千歌「あ……すいませーん……」
梨子「場所……変えよっか」
千歌「うん、そうだね」
――――――
――――
――
梨子「……どうする? どこか喫茶店にでも入る?」
千歌「おぉ……梨子ちゃんの口から喫茶店って言葉が出てくるなんて」
梨子「もう、バカにしてるの?」クスッ
千歌「だって梨子ちゃん東京に住んでたのに、東京のことあんまり知らなかったじゃん」
梨子「それは、ピアノばっかやってたからだって言ったでしょ!?」プンプン
梨子「……でも、ここ数週間で東京のこと……いっぱい知れたよ?」
千歌「東京に帰って来てたんだ?」
梨子「うん……曜ちゃんと、一緒に歩いた」
千歌「……そっか、曜ちゃんと」
120 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:31:21.83 ID:VPakXgRYO
千歌「……このまま、歩こっか」
梨子「え、うん……別にいいけど、寒くない?」
千歌「またすぐに仕事に戻らなきゃだし……長々とは話せないからね」
梨子「そんな……千歌ちゃんともっと話したいのに」シュン…
千歌「――私は、話したくないな……」
梨子「え……千歌……ちゃん?」
千歌「あ……違うんだよ、別に梨子ちゃんが嫌ってわけじゃないんだ」
千歌「ただ、梨子ちゃんと話してると……昔のこと、色々と思い出して」
千歌「それで……悲しくなっちゃうから」
梨子「千歌ちゃん……」
千歌「……梨子ちゃんは、最近どう?」
梨子「え?」
千歌「ピアノの方は順調?」
梨子「……うん。まあ、それなりに」
千歌「そっかー、それならよかったよ」
梨子「……」
千歌「……」
梨子「……あのね、千歌ちゃん」
千歌「ん?」
梨子「曜ちゃんと……会ったでしょ?」
千歌「……」
梨子「あの……それでね?」
千歌「……なさい」
梨子「……え?」
千歌「ごめんなさい……ごめんなさい……」
梨子(なに? どうしたの……?)
千歌「私……曜ちゃんや梨子ちゃんに会う資格なんてないのに……!」
梨子「千歌ちゃん……? 一体……」
121 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:33:09.59 ID:VPakXgRYO
曜『千歌ちゃんが……ちかちゃんがぁ……』
曜『りこちゃん……私……どうすればいいの……?』
梨子「――っ」
千歌「うぅ……ごめんなさい……」ポロポロ
梨子(今の千歌ちゃんは……まるで、小さい子が悪い事して、怒られて)
梨子(それで、泣きじゃくってるみたいな感じ……)
梨子(だったら……)
梨子「……大丈夫よ」ギュー
千歌「ふぇ……りこちゃん……?」
梨子「あなたは何も悪くないわ」
千歌「う……ぅ……」グスッ
千歌「……嫌いにならない?」
梨子「うん、当たり前よ。千歌ちゃんのこと嫌いになるなんて、あり得ないわ」ナデナデ
千歌「うぅ……りこちゃん……」
千歌「りこちゃん……!」ギューッ
――――――
――――
――
千歌「……私ね」
梨子「ん?」
千歌「私……ずっと逃げてた」
梨子「逃げて……?」
千歌「うん……誰かに嫌われることから、ずっと逃げてたんだ」
千歌「でも……りこちゃんのおかげで、変われる気がする」
千歌「ありがとね、梨子ちゃん。今日来てくれて」ニコッ
梨子(ああ……久しぶりに見た)
梨子(あの頃の、笑顔)
千歌「――ばいばい、梨子ちゃん」
梨子「あ……」
千歌「また、会えるといいね」
梨子「ええ……きっと会えるわ」
梨子「……いっちゃった」
122 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/14(木) 22:41:08.87 ID:VPakXgRYO
今日はここまで
プロットは完成したので近日中に完結予定です
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/15(金) 01:22:57.08 ID:TrvBzSPSO
なんで共学にしたんだよ死ね
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 01:31:13.48 ID:uOlgbY6p0
つづき気になる〜
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 10:13:53.93 ID:C04tVKd+0
まーたラブライブ板のSS雑談スレで愚痴溢してるよ
したらばでもpixivにでも移転すれば?
126 :
◆PChhdNeYjM
[sage saga]:2017/12/15(金) 12:47:21.12 ID:RNa9oOQ5O
〜〜〜
喫茶店
ダイヤ「……それで、なんですの。話とは」
梨子「お聞きしたいことがあるんです」
ダイヤ「それならば、以前話したはずでしょう」
ダイヤ「私は千歌さんの相談に乗っているだけで、それ以外には何も知らないと……」
梨子「――千歌ちゃんは今、どこにいるんですか?」
ダイヤ「……はい?」
梨子「千歌ちゃんに会わせてください」ペコッ
ダイヤ「会わせて……と言われましても」
梨子「ルビィちゃんから聞いてますよね、千歌ちゃんが行方不明になったと」
梨子「千歌ちゃんは、スマートフォンすら持っていかなかったんです」
梨子「私たちは連絡も取れず、あれから2年近く会っていない」
梨子「……知っていたはずですよね」
ダイヤ「何をですの?」
梨子「私たちが、千歌ちゃんと連絡が取れなかったことをです」
梨子「どうしてこの一年間、千歌ちゃんのことを私たちに隠していたんですか」
ダイヤ「……口止めされていたからですわ。千歌さんに」
梨子「そんな……どうして?」
ダイヤ「今となっては、隠す意味もないことですから言いますが」
ダイヤ「千歌さんにとって私は……唯一の相談相手だったのですわ」
梨子「――なんで?」
ダイヤ「……」
梨子「なんで、曜ちゃんじゃないの……?」
梨子「なんで、私じゃダメだったの……?」
ダイヤ「分かってあげてください……千歌さんは、貴方達に嫌われたくはなかったのです」
ダイヤ「お金の問題というのは、本当にデリケートですわ」
ダイヤ「一度こじれれば、どんなに信頼し合っていた親友同士でも、容易に破綻してしまう」
127 :
◆PChhdNeYjM
[sage saga]:2017/12/15(金) 12:48:18.33 ID:RNa9oOQ5O
>>113
訂正です
千歌さんと千歌ちゃんを混同してました
128 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/15(金) 23:17:52.24 ID:Q/I672qDO
――――――
――――
――
梨子「……はぁ」
梨子(結局……何も聞けなかったわね)
梨子(ああ、なんかモヤモヤする)
ガヤガヤ…
梨子(ここ……ゲームセンターか)
梨子(そういえば、まだ入ったことなかったな)
梨子(こういうところって、ストレス発散になるっていうし……)
梨子「ちょっとだけ、入ってみようかな」
〜〜〜
SE〇A
梨子(想像以上にうるさいわね……ここ)
梨子(大体やり方知ってるの、クレーンゲームくらいしかないし)
梨子(他のゲームは、どうやるのかも全然わかんないよ)
梨子(うぅ……やっぱり出ようかな)
オー…ガヤガヤ…
梨子(あれ……あそこ、人が集まってる)
梨子(誰かがプレイしてて……他の人はそれを見てるのね)
129 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/15(金) 23:20:18.34 ID:Q/I672qDO
客A「おお、流石堕天使ヨハネ様!」
客B「マジパネェっす! 一生ついていきます!」
善子「フッフッフ……トーゼンよ! 私を誰だと思っているの?」
善子「私こそ! 天が地上に遣わした……」
梨子「……善子ちゃん?」
善子「なっ……誰よ! 今、そっちの名前で呼んだの!」
客A「そっちの名前……?」
客B「なんのことっすか?」
梨子「あのー……善子ちゃん、なにやってるのかな?」
善子「え……! リリー、どうしてここにっ……!?」
梨子「フッ……あなたの魔力を察知して、この場所へ辿り着いたってわけよ!」
善子「なんですって……仕方ないわね」
善子「ウェルカム・トゥ・ヘル・ゾーン……こうして相見えたからには、生かしてはおけないわ!」
梨子「上等っ……かかってきなさい! 返り討ちに……」
ザワザワ…
客A「その方は……ヨハネ様のお知り合いで?」
客B「ぐふふ、やべえメッチャタイプ」
梨子「あっ……///」カァァァァァ
梨子「ちょっと、善子ちゃん……!」コソコソ
善子「な……なによ」
梨子「ここ、出るわよ!」
善子「ハァ? あ、ちょ……待ちなさいよ!」
130 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/15(金) 23:21:46.11 ID:Q/I672qDO
――――――
――――
――
梨子「ハァ……ハァ……ここまでくれば……ひとまず……」
善子「ゼェ……ゼェ……」
梨子「……善子ちゃん? 最近運動してる?」
善子「うっ……うるさいわね! 余計なお世話よ!」
梨子「さっきは少し暗かったから気付かなかったけど……少しふとっ――」
善子「だああああああああきーこーえーなーいーっ!!」
善子「……それで、どうしてここにいるのよ、あなた」
梨子「ああ、たまたま通りかかってね」
善子「たまたまって、海外に行ってたんじゃ……」
梨子「先々週くらいだったかな、帰国してたんだ」
善子「ちょ……なんでもっと早く言わないのよ!」
梨子「えっ……ええ!?」
善子「折角日本に帰ってきたんだから、顔くらい見せなさいよね!」
梨子「あ……うん、そうだよね」
梨子「ゴメン、善子ちゃん。次からはちゃんと連絡するから」ニコッ
善子「フン……」プイッ
梨子「……あれ? ヨハネじゃないの?」
善子「え? ――あっ、ヨハネよっ!」
梨子「忘れてたのね……一体どんな心境の変化かと」
善子「わわわ私はっ、堕天使ヨハネなんだからね!!」
梨子「はいはい、わかってますよー」
善子「流さないでよっ!」
グゥー…
梨子「あ……」
善子「なによ……燃費悪いのは相変わらずなの?」
梨子「うぅ……///」
善子「丁度いいわ。どっかファミレスにでも入りましょう」
131 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/15(金) 23:23:22.20 ID:Q/I672qDO
〜〜〜
サイ〇リア
善子「……リリー」ズズッ
梨子「ん? なに、善子ちゃん」モグモグ
善子「ヨハネヨ……あなた、今どこに住んでるの?」
梨子「曜ちゃんの家に泊めてもらってる」
善子「そう……なら安心ね」
梨子「もう二週間以上泊めてもらってて……流石に悪いなーって思ってるんだけど」
善子「二週間って……曜さんのとこ、普通のアパートでしょ?」
梨子「うん、1Kの一人暮らし用」
善子「それって迷惑じゃない? よかったら……」
梨子「私も心配したんだけど……いいからずっといてくれって、曜ちゃんが」
善子「……ふーん」
梨子「――あ、すいません。カルボナーラひとつ」
善子「まだ食べるの?」モグモグ
梨子「私が全部払うよ」
善子「いや、流石に自分の分くらい払えるし」
梨子「遠慮しないの。ここは先輩におごらせなさい」
善子「先輩って……いつの話よ」
――――――
――――
――
梨子「ふぅ、おなかいっぱい」
善子「……中身は全然変わってないみたいで、安心したわ」
梨子「え?」
善子「……ううん、こっちの話」
梨子「私、そんなに変わってないかな?」
善子「おっちょこちょいなところとか、すぐお腹すかせるところとか」
善子「――あと、私に合わせてくれるところとか」
梨子「……本当にお腹すいてただけよ」
132 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/15(金) 23:24:56.93 ID:Q/I672qDO
善子「フン。まあ、太らないようにせいぜい気をつけなさい」
梨子「……善子ちゃんは、少しダイエットしなきゃね」
善子「なっ……くぅ、リリーのがたくさん食べてるはずなのに……!」
梨子「私はいいんです、週に3回ジムに通ってるので」
善子「はっ、はあ!? ジム!?」
善子「……屈強な悪魔たちの集会に、この女は足を運んでいるというの……!!」
梨子「いやいや、そんな危ないところじゃないから」
梨子「よかったら、善子ちゃんも行ってみる? 日本にいる間なら、少しは案内できるわよ」
善子「ま、また今度ね!」アセアセ
梨子「ったく……相変わらずインドアなんだから」
善子「――じゃあ、この辺で」
梨子「うん、そうね」
善子「……あの」
善子「何かあったら、その……」
善子「上級リトルデーモンの貴方ならば、特別にこのヨハネの結界内部へ招待してもいいわよ?」
梨子「――」
梨子「……フフッ、ありがとう。ヨハネちゃん」
善子「う……もう! 知らないっ!///」パタパタ
梨子「あ……」
善子「……っ」クルッ
善子「連絡! しなさいよね!」
梨子「……うん!」
善子「絶対だからね! しなかったら呪うから!」
梨子「呪うって、なんか怖いよ!」
善子「……約束よ」
梨子「うん、約束」
133 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/15(金) 23:27:03.73 ID:Q/I672qDO
――――――
――――
――
善子「……」テクテク
善子「約束……か」
バタッ
善子「え……なに?」
男「うぅ……」
善子「あいつ、また……」
善子「――ちょっと、また飲んでるわけ?」
男「う……ん……」
善子「アンタ、鞄の中身バラまいてるわよ?」
男「……放っといてくれ」
善子「放っておいてほしかったら、こんな道路のド真ん中に倒れてんじゃないわよ」
男「……」
善子「……ったく」ヒョイッ
善子「……ん?」
善子(これ……メモ帳よね)
善子(色々書き込まれてる……仕事のことかしら)
善子「……」チラッ
男「……」シーン
善子(こいつ、どんな仕事してるんだろう)
善子(……ちょっと覗いちゃっても、バレないわよね?)
パラ…パラ…
善子「……え?」
善子「なに……なんなのよ、これ」
男「……」
善子「何してるのよ、一体……」
134 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/15(金) 23:28:37.17 ID:Q/I672qDO
男「……うーん」
善子「あっ……」サッ
男「……君、この間の」
善子「……ええ」
善子(やば……咄嗟にポケットに隠しちゃった)
男「ああ……鞄の中身、拾ってくれたのか」
善子「あ、うん。一応ね……」
善子(気付かれては……ないわね)
男「……いった」ズキズキ
善子「昨日も飲んだんでしょ。ちょっとそこに座ってなさいよ」
善子「水……買ってくるから」
――――――
――――
――
男「君さ……どうして僕に構うんだ?」
善子「なんでかしらね……特に理由はないわ」
善子「ただ……アンタ、昔の誰かさんに似てるのよ」
男「……彼氏さんかい?」
善子「まさか。彼氏なんて、生まれてこのかた……ゴホン」
善子「部活動の……先輩。アンタ、その人に雰囲気がよく似てるわ」
男「へえ、随分と頼りない先輩だね」
善子「そうね。全部自分で抱え込んで、抱えきれずに潰れてしまう」
善子「そのくせ、変に気配りできるんだから……危なっかしくて、放っておけないったらないわ」
善子「……それでも、私を救ってくれた恩人だから」
男「救った?」
善子「捨てるはずだった大切なものを……捨てなくてもいいって、好きなままでもいいんだって」
善子「燻っていた私の背中を、押してくれた人だから」
善子「だから……感謝してる」
善子「――なんて、本人の前では絶対言ってあげないけどね」
男「……感謝の気持ちは、ちゃんと伝えるべきだよ」
善子「は?」
男「いつまでも伝えずにいると、後悔ばかりが募って……やがて破綻する」
善子「……アンタ、何かあったの?」
男「……別に」
135 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/15(金) 23:31:08.36 ID:Q/I672qDO
善子「学校、辞めたんでしょ? そのあと……」
男「……やっぱり君、津島さんだったか。どうにも似すぎているなと思ったんだ」
善子「悪かったわね……途中から顔出さなくなっちゃって」
男「別に、気にしてないよ。文芸部だから、幽霊部員なんて結構いるし」
善子「……アンタ、彼女がいるのよね?」
男「……」
善子「その彼女って、もしかして……」
善子「……やっぱいい。ゴメン、詮索しすぎ――」
男「――いないよ」
善子「……え?」
男「彼女なんていないし……できたこともない」
善子「……あっそ」
善子「まあいいわ。アンタのことなんて興味ないし」
男「君には感謝してるよ」
善子「……?」
男「前回と、今回も……倒れてる僕に構ってくれて」
善子「――っ」ズキッ
男「さてと……今日はやめておこうかな」
善子「なにを?」
男「パチンコだよ。今日は帰ることにした」
善子「あの……最後に聞いてもいい?」
男「ああ」
善子「アンタ……一人暮らし、なのよね?」
男「……みたいなものだよ」
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 23:53:21.02 ID:TrvBzSPSO
16:名無しNIPPER[sage]
2017/11/28(火) 00:06:30.77 ID:bSBZzfUho
書き手に主体性のない、『どこかでみたキャラクター像』でしか動けてない登場アイドルたちのお話ですねぇ……
もうちょっとオリジナリティとか考えて書いてください。 ま、がんばれ
17:名無しNIPPER[sage]
2017/11/28(火) 00:10:16.21 ID:GaPauJ86o
>>16
これコピペ?
コピペじゃないんだとしたらすごく寒いな
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/15(金) 23:54:06.20 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/15(金) 23:54:34.64 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/15(金) 23:55:02.51 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/15(金) 23:55:28.50 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/15(金) 23:55:54.97 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 23:56:22.62 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/15(金) 23:56:49.62 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 23:57:20.98 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 23:57:48.22 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/15(金) 23:58:14.35 ID:TrvBzSPSO
千歌「もしも、曜ちゃんと友達じゃ無かったら」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/19(日) 04:38:23.98 ID:iqfaJBGMO
取り敢えず冷静になった俺から過去の俺に対して言わせてくれ。
>>1
曜ちゃんが苛めとか舐めとんのか?
千歌ちゃんが苛められるのはありっていう奴おるから仕方ないけどさぁ、だからってssに書くなよ!!
曜ちゃんが可哀想やろが!!
後、最後の方で良い感じにしたとか思ってて草生えるんだが。
ss書く時はちゃんと周りのこと考えろや!
147 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/17(日) 22:05:05.43 ID:lHb1Hq6uO
〜〜〜
翌日 ファミレス
善子「……悪いわね。昨日の今日で呼び出しちゃって」
梨子「ううん、別にいいの。曜ちゃん今日もバイトらしくて、私一人だったから」
善子「曜さんとは……付き合ってるの?」
梨子「えっ……ふえぇっ!!///」
善子「だって、同棲してるんでしょ? そういう関係なのかなって」
梨子「な、ないない!! だって私……フラれた、みたいなもんだし」
善子「フラれた?」
梨子「あっ……」
善子「なによ、告白でもしたわけ?」
梨子「うぅ……その……」
梨子「一緒に……ヨーロッパに行かないかって」
善子「言ったの?」
梨子「はぃ……言いました」
善子「それで、返事は?」
梨子「……行かないって。泣きながら断られちゃった」
善子「ふーん……」
梨子「仕方ないというか、当たり前というか」
梨子「そもそも今の曜ちゃんがヨーロッパになんて、無理な話だって分かってたし」
梨子「っていうか、そんなつもりで誘ったわけじゃありません!」
善子「なにそれ? 遠距離がイヤだから着いてきて……なんて、まるで恋人じゃない」
梨子「だーかーらー! 違います!」
梨子「単に、その……曜ちゃんと一緒に住んでるあの空間を、失いたくなかっただけ」
梨子「本当に他意はないから! わかった!?」
善子「はーい……わかりましたよーっと」
梨子「もう……それで、今日はどうしたの?」
善子「ああ、やっと本題ね」
梨子「え?」
善子「だって、貴方が急に惚気話始めるから」
梨子「のろっ……そんなんじゃないよぅ!///」
善子「はいはい……」ゴソゴソ
148 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/17(日) 22:06:33.42 ID:lHb1Hq6uO
梨子「……善子ちゃん?」
善子「ヨハネヨ……これ、どう思う?」
梨子「何これ、手帳がどうかしたの?」
善子「とりあえず、中を見て」
梨子「う、うん……」
梨子「えーっと……特に変わったところはないみたいだけど」
梨子「これ、善子ちゃんの手帳?」
善子「だからヨハ……はあ」
善子「私のものじゃないわ。見て欲しいのは、後ろのメモ欄よ」
梨子「メモ欄……」パラパラ
梨子「――え?」
善子「……」
梨子「なに……これ」
善子「……見れば分かるでしょ」
梨子「誰なの……?」
梨子「これ、誰が書いたのっ!?」ガタッ
善子「ちょ……! 落ち着きなさいよっ!」
梨子「ハァ……ハァ……そうね」
梨子「最近の私、動揺してばっか」スッ
梨子「その……どうしたの、これ」
梨子「見た感じ……っていうか、一目瞭然だけど」
梨子「犯行の計画……よね?」
善子「そうね。しかも、曜さんをターゲットにした」
梨子「曜ちゃんのバイト先から始まって、人通りの少ない道をわざと選んで」
梨子「途中コンビニに寄って……そのコンビニの監視カメラのことまで調べてある」
梨子「お金を受け取って、マックに寄って……携帯の着信BGMを鳴らして、その場を去る……一つ一つ、事細かに」
梨子「それだけじゃない……曜ちゃんの個人情報まで……!」
149 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/17(日) 22:08:49.67 ID:lHb1Hq6uO
善子「これ、ある人の持ち物なの」
梨子「……誰なの、その人」
善子「一個上の、文芸部部長」
梨子「文芸部……?」
善子「知らない? 卒業間際に学校を辞めたって聞いたけど」
梨子「それって――」
善子「確か……佐原、とかいったかしら」
梨子「さ……はら……?」
善子「何? 知ってるの?」
梨子「知ってるもなにも……」
梨子「――その人、私の同級生よ」
150 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/17(日) 22:10:23.55 ID:lHb1Hq6uO
――――――
――――
――
〜〜〜
二週間前 喫茶店
梨子「急に呼び出してごめんなさい、ダイヤさん」
梨子「身近にいて、頼れる知り合いって考えて……咄嗟にダイヤさんが思い浮かんだんです」
ダイヤ「いえ、いいのです。お久しぶりですわね、梨子さん」
梨子「はい、二年ぶりですね」
ダイヤ「これでも心配していましたのよ? 向こうで何か、困り事はありませんの?」
梨子「大丈夫です。今のところ、なんとか」
ダイヤ「そうですか……」
梨子「その……曜ちゃんの件ですが」
ダイヤ「その後、曜さんのご様子は?」
梨子「……正直、見ていられません。時折ボーっとしていたり、寝ている時にうなされたり」
ダイヤ「なら、一刻も早く解決したいものですわね」
梨子「本当にごめんなさい……ダイヤさんは無関係なのに」
ダイヤ「構いませんわ」
ダイヤ「曜さんが詐欺に遭ったとなれば、見過ごすわけにはいきませんものね」
梨子「とはいったものの、一体私たちに何ができるのか……」
ダイヤ「疑問を一つ一つ処理していきましょう」
ダイヤ「まずは……なぜ曜さんが狙われたのか」
梨子「それは、ラインで伝えた通り、きっと無差別の……」
ダイヤ「それでは納得できませんわね」
梨子「え?」
ダイヤ「梨子さんの話では、曜さんはAqoursの復活を餌にされたと」
ダイヤ「ならば……少なくとも犯人は、Aqoursを知っている人物」
151 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/17(日) 22:27:11.54 ID:lHb1Hq6uO
梨子「それは、あまりにも当然すぎるというか……多すぎて絞り切れませんよ」
梨子「だってAqoursは、ラブライブの舞台で優勝して……地上波でも放送されたくらいなんですから」
ダイヤ「――本当にそうでしょうか?」
ダイヤ「まず、状況を整理しましょう」
犯行は、辺りが暗く人通りの少ない時間帯に行われた
曜さんはバイトの帰り道で、とある男に話しかけられた
曜さんが言うには、日本人で間違いないとのこと
出会いがしらに犯人が放った言葉は――
『あの……渡辺曜さんですよね? Aqoursのメンバーの!』
梨子「曜ちゃんは、時間も時間だし……相当警戒したみたいです」
梨子「でも、相手がAqoursのことをあまりにも真剣に熱く話すものだから……」
ダイヤ「かつて、μ'sに憧れていた千歌さんの姿を重ねてしまった」
すっかり警戒心を解いてしまった曜さんは、男が芸能プロダクションのマネージャーであることを告げられる
梨子「あの……やっぱり、犯人を絞るのには無理があるんじゃ?」
ダイヤ「そんなことはありませんわよ」
ダイヤ「梨子さん。Aqoursがラブライブで優勝して、一躍有名になったのは……いつの話ですの?」
梨子「え? そんなの、ダイヤさんも知って……」
ダイヤ「……」ジー
梨子「うぅ……3年前、ですけど」
ダイヤ「そう。あれからもう3年も経っているのですわ」
ダイヤ「ですから、犯人がただのファンである可能性は低いのです」
梨子「え……どういうことですか?」
ダイヤ「一般的なアイドルの場合、グループを解散、または離脱したとしても、他の場で活躍することが多い」
ダイヤ「したがって……解散に伴い多数のファンが離れてしまうことはあれ、0になることはまずない」
ダイヤ「ですがAqoursの場合、あれから誰一人として表舞台に立ってはいません」
ダイヤ「唯一梨子さんはピアノのコンサートに出演されていますが、それは海外での話」
ダイヤ「あのμ'sがそうだったように……そろそろ、ほとぼりが冷めてもおかしくない時期なのですわ」
152 :
◆PChhdNeYjM
[saga]:2017/12/17(日) 22:33:22.86 ID:lHb1Hq6uO
梨子「確かに、全スクールアイドルの憧れや目標ではあっても……」
梨子「一般の人にとっては、既に過ぎ去ったブームでしかなかった」
ダイヤ「無論、スクールアイドルそのものの規模は、当時に比べてずっと大きくはなっていましたが」
ダイヤ「何が言いたいかというと、Aqoursの場合……ファンがついていく事自体、不可能だということです」
梨子「つまり……私たちは、既に忘れ去られてしまった?」
ダイヤ「忘れられたというと、語弊が生じるかもしれません」
ダイヤ「ただ、メディアでAqoursを知っただけの人物が犯人である可能性は、限りなく低いのではないかと」
梨子「なら犯人は、知り合いということですか?」
ダイヤ「必ずしもそうとは言い切れません」
ダイヤ「もしかすると梨子さんの言う通り、その手のプロに狙われた可能性もあります」
ダイヤ「ですがとりあえずは、知り合いであるという可能性を追ってみましょう」
ダイヤ「それに……その線を強くする根拠がもう一つ」
梨子「え……?」
ダイヤ「少なくとも……暗い中で、曜さんの顔を瞬時に判別できるほどには、曜さんを見慣れているということです」
ダイヤ「しかも、曜さんのバイト先を知っている人物」
ダイヤ「曜さんのバイトの帰り道に、犯人は声をかけてきたのですよね」
ダイヤ「犯人は、曜さんのバイトが終わるまでずっと待っていたはず」
ダイヤ「そこまで知っているとは、余程親密な関係なのでしょうか」
ダイヤ「大学の同期ということもあり得ますわね」
梨子「曜ちゃんは、大学の友人にAqoursのことは話していないって言ってました」
梨子「バイトの最中に知り合いに鉢合わせるのは苦手だからって、どこで働いてるかも言ってないみたいですし」
梨子「実際、私も曜ちゃんのバイト先は知りません」
梨子「まあ……先日お酒を飲んだ時、先輩に看板娘って言われてるって愚痴をこぼしてましたし」
梨子「やっぱり曜ちゃん、オーラが強いっていうか……何をするにも目立つんです」
梨子「もしかすると、気づいている人もいるかもしれません」
ダイヤ「なるほど……とにかく、仮に犯人が曜さんの通う大学の関係者であったならば、私はお手上げですわ」
ダイヤ「ただ、高校のことであれば、いくらでも調査は可能です」
梨子「えっ……本当ですか!?」
ダイヤ「はい。黒澤家の権力と、それに……鞠莉さんにもご相談して、可能な限り調べつくしましょう」
梨子「ダイヤさん……本当に、ありがとうございます」ペコッ
ダイヤ「頭をあげてください……これくらい、どうってことありませんわ」
梨子「私も、同級生とか……できる限りのことは調べてみます!」
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