輿水幸子は動じない

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 01:14:35.34 ID:sgz7jw4T0
※ちょっと下ネタを入れる予定です…。あらかじめご了承ください…。(一応ですけど、J〇J〇は関係ないです…)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513008875
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 01:41:37.82 ID:sgz7jw4T0
幸子「ゆっくり…ゆっくり…ピンチに直面した時ほど焦ってはいけないんです…。いつも通り、普段通りの動きを心がけるんです…」

幸子「ここを曲がって……まっすぐ行けば…。よし、着きましたね…」

幸子「でも油断は禁物ですよ…。空いてなきゃ…空いてなきゃ意味が無いですからね…」

幸子「……よし、空いてるっ!!」

幸子「んっ…しょっと…」

幸子(はぁぁぁぁ…間に合いました…。おしっこ…あと少しで漏らしちゃうところでしたよ…)ジョロロロ…

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 01:44:05.02 ID:BEbPjBloO
結構勢い良さそうだなw
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 01:54:42.05 ID:sgz7jw4T0
幸子(ふっ…しかしボクも強くなりましたね…。ドッキリ系や体を張る仕事が多いせいか…大体どんなことが起きても、動じずに冷静に対処することができるようになってきました)ジョロロロ…

幸子(カワイイお仕事が少なくて悲しいですが…悪いことばかりではないですね…)ジョロロロ…

幸子(……け、結構出ますね…音…恥ずかしいんですけど…)ジョロロロ…

幸子(………と、止まりました…。今度からもう少しこまめにトイレ行かなきゃダメですね……)

幸子(さて…じゃあ事務所の方に戻りま………えっ…ウソ…トイレットペーパーが……ない…)

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 02:08:03.31 ID:sgz7jw4T0
幸子(…なーーんちゃって。動じてませんよ。大体こういうのは、トイレの後ろの棚とかに置いてあ……………ない…)

幸子(…ふっ…。まあまあまあ、ありますよそういうことも。この程度では動じませんよ…。こんなこともあろうかと、流せるティッシュを常に携帯しているんです)

幸子(たーしかー…ポケットの中に……………あれっ…ない…ない…ないないない…なんで!?……あっっ…そうだ…昨日…手提げカバンの中に入れちゃって…そのままでした…)

幸子(………ふ、ふふん…うっかりしてるボクもカワイイですね…。まあまあまあまあ、ありますよこういうことも。こういう時は借りればいいんですよ。隣の人に)

幸子(さっきボクがトイレへ入った時、隣の個室はカギがかかっていました。ということは人がいるということ…なら借りればいいんです。もちろん恥ずかしいですが……拭かずにパンツを履く方がもっと恥ずかしいですからね!!)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 02:16:26.87 ID:sgz7jw4T0
幸子「あ、あのー……すみませーん…」

幸子「…その…こっち…トイレットペーパーが無くなっちゃってまして……。よろしければ…そちらのトイレットペーパー…頂きたいんですけれど…」

幸子(………まあ断ったりはされないですよね…)

???「……す……ませ……」

幸子「…?は、はい…なんでしょう?」

???「す、すみません……。無理です…」

幸子「ふ、ふぇっ!?(あ…こ、この声…)」

???「すみません……。むーりぃー…です…」

幸子(乃々さんだぁぁ…)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 02:28:18.32 ID:sgz7jw4T0
幸子「え、えっと…む、無理っていうのは…何故でしょうか…?」

乃々「……ないんです…」

幸子「えっ…」

乃々「こっちの個室にも…トイレットペーパーが…ないんです………」

幸子「あぁ………」

幸子(これは…さすがに…少し驚きましたよ…。まさか隣もないとは…こういうこともあるんですね……。ですがっっ!!動じませんよボクは…)

幸子「乃々さん…。乃々さんの隣の個室…誰かいます…?」

乃々「…誰もいないです……いたら…借りられたんですけど…」

幸子「…いなくても借りられますよ」

乃々「…えっ…?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 02:42:29.89 ID:sgz7jw4T0
乃々「ど、どうやって…借りるんですか…」

幸子「簡単ですよ。今いる個室を出て、隣の個室に行けばいいんですよ」

乃々「………えっ」

幸子「ね?簡単ですよね?」

乃々「えっと………つまりそれは……。の、のーばんつで…個室を出て移動しろ…ってことですか…?」

幸子「………まあ…そうなりますね…」

乃々「………む、無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理むーりぃー!!」

幸子「お、お、落ち着いてください乃々さんっ!た、確かに個室を出る時は…その…のーぱんつですけど…周りからはそうは見えないじゃないですか…」

乃々「……」

幸子「スカート…ですよね…?それなら…周りからは下着を履いてるかどうかなんか分かりませんよ!要は個室を出た時に、たまたまトイレに入ってきた人にのーぱんつなところを見られるのが嫌ってことですよね?」

乃々「はい…」

幸子「スカートなら!下に履いてるか履いてないかなんて分かりませんから!仮に誰かに見られても誤魔化しきれますよ!」

乃々「……あの………そういう問題じゃないです…」

幸子「………」

乃々「……そんなことするくらいなら……私……パンツをこのまま履いてトイレを出る方を選びます……」

幸子「ううぅ…」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 02:54:56.39 ID:sgz7jw4T0
幸子「わ、分かりました…ボクが行きますよ…」

乃々「えっ…」

幸子「ボクが乃々さんの隣の個室へ移動します」

乃々「…幸子さん……」

幸子「……諦めちゃダメですよ…なんとしても…ここから2人で、無事に脱出しましょう!」

乃々「あうぅ…ありがとうございます……」

幸子(よし、じゃあ………。とりあえずトイレは流して…パンツは…スカートのポケットにしまいましょう…)ジャアア…

幸子(よし………これで……OKですね……。うぅ…確かにこれは…想像以上に恥ずかしいですね…でも…さっと出てさっと入るだけですから…簡単簡単…)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 02:55:40.45 ID:sgz7jw4T0
(更新はまた明日です…)
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