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【安価とコンマ】マギア☆マギカ【まどか☆マギカ/マギアレコード】
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37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 10:31:58.52 ID:81sl4B39o
>>39
セーブしました。
1・『――やるしかない。ありがとう』掴む。
2・『――こんな訳の分からない世界になんて付き合ってられない!』振り払って逃げる。
3・『――武器が欲しい。丁度この人はマスケット銃を持っている』形振り構ってられない。追い剥ぐ。
4・セーブする(保存済みデータ:
>>39
『差し伸べられた手』)
5・『――……』その他
↓1
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 10:33:42.50 ID:81sl4B39o
ミスった
>>39
ちゃうわ
>>36
だ
何やってんねん…
安価下
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 12:31:48.01 ID:1S83r5O10
1
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 14:57:14.99 ID:81sl4B39o
――掴む。
「――ふふっ」
何もかもが”アタリマエ”ではない、分からない事だらけだ。
僧侶じみたあの巨人達も。
微笑みかけるこの恩人も。
そして、自分自身の事も。
自分だって嫌だ。
自分だって逃げ出したい。
自分だって安らぎたい。
だが――
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 14:57:45.35 ID:81sl4B39o
「――ありがとう」
「えぇ、こちらこそ――!」
抗わなくば生きられない。
そう言うなら、そうする他無いのだろう。
それに、命を拾われすらしたんだ。
だったら、せめてもの間彼女に報いたい。
報って、その先へ――”自分の居るべき場所”に還るんだ。
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 14:58:36.02 ID:81sl4B39o
「さぁ――」
「――行くわよッ――!」
――ッDDDDDDDDDDDDDDDDddddddddddddd!!!!
火薬庫が奏でる、花火大会。
そう形容すべき程の無数のマスケット銃による一斉射撃。
銃弾がさながら壁を織り成し、圧し穿たんと迫り行く。
――ッtttttTTTTTTTTTTTTTTTTTッ!!
蜂の巣。
脅威の象徴だった巨人などもはや見る影もなく、焼け付き、焦げ付き、孔だらけ。
足取り覚束ず、蹌踉めく彼らを――
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 14:59:05.72 ID:81sl4B39o
「――レガーレ・ヴァスタアリア!」
――hhhllLLLLLLLLRRRRRRRRRRRRRッ!
――ギチィッ――!
金色<こんじき>のリボンで、8体のバケモノを纏めて縛り上げ――
「――仕留めるわ」
――手向けるは、勝利の祝砲。
「――ティロ・フィナーレ!」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 14:59:43.56 ID:81sl4B39o
――DwwwmmmMMMMBBBBBBBBB!
大地を唸らせる轟音。
轟音と共に大地に走る波。
破砕されたアスファルトが舞い上げられ、砲撃がバケモノに孔を開ける。
「――g:a04bmpvgr……」
還るは塵。
灰とも砂ともつかぬ粒となり、宙へと霧散する。
――悪い夢も、これっきりだ。
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 15:01:27.14 ID:81sl4B39o
「――――ぁ――」
――ああ、なんて安らかだろうか。
命を脅かさんとするモノ共が消え失せれば、コレだ。
あれほど強張っていた脚が骨抜きだ。
ほとんど彼女の成果で、自分は何も出来ていないに等しいだろうに……。
――もう、立っていられない。
そして、自分の意識――も――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 15:38:17.28 ID:81sl4B39o
――とある廃墟。そしてその奥の隠れ家。
「――あらぁ?」
甘――いや、甘くなく、寧ろケミカルな刺激臭を放つ極彩色の絵の具――文字通り黄色の絵の具で彩られたスイートポテトを作る手が、ふと止まる。
「……何よ。 ついに自分の料理の生物兵器っぷりにでも気付いたのかしら」
――みたま。
そう呼ばれた女は、わざとらしく両手を下瞼に添え、
「え〜んひどいわぁ〜、わたしこれでも頑張ってるのよぉ〜」
「嘘泣きなんて鬱陶しいからやめて。そんな歳じゃないでしょう」
「う〜、わたしだってまだまだピチピチのJK――」
「ソレ、何年も聞いてる気がするのは気のせいかしら」
「ゔ……」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 15:38:49.68 ID:81sl4B39o
「――で」
――そんな間抜けた話じゃないでしょう?
蒼い瞳が物語る。
勿体ぶられたモノを話せと促す。
「――えぇ、落ち着いて聞いて――」
「……」
間抜けた調整屋の、いつになく神妙な面持ち。
固唾を飲み、固い唇が開かれるを見守り――、
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 15:39:40.04 ID:81sl4B39o
「さつまいも入れ忘れちゃったみたいなの!」
「……」
「……」
――両者沈黙。
この間およそ5秒。
「……てへっ☆」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 15:40:43.22 ID:81sl4B39o
――ダンッ!
「ひっ」
深く、そして長く、露骨に聞こえる溜息と共にお代を叩き付ける。
「……また来るわ」
「えぇ、調整屋さんはいつでも――」
「正直恨むわ。何でアナタみたいなアホが調整屋なの、って……」
「ひ、ひっど〜い!」
――バムッ!
そして強く、そして短く、露骨に大きく扉を鳴らし閉じ、調整屋を後にする。
「……」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 15:41:12.26 ID:81sl4B39o
「――目覚めちゃった――みたいね」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/10(日) 15:42:56.73 ID:81sl4B39o
はいプロローグここまででした
基本的には土日祝日か暇と体力が出来次第不定期更新ということで…
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/11(月) 08:03:37.08 ID:YPSC/LV1O
F9 在日 立憲民主党 連投 埋め立て荒らし コテ雑 逮捕 ドトールコーヒー
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