ウェイバー「なんだよこいつ…」ガッシュ「ウヌ?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 19:28:19.19 ID:VvhpfHq10
Fate zeroと金色のガッシュのクロスです

Zeroはアニメしか見たことないにわかです…不快にさせるところもあるかもしれませんが、ご了承ください。

※ディルムッドは出ません。ファンには申し訳ないですが、理由はss内で説明します。

ガッシュは一応魔物との戦いが終わり王になった状態。

時系列云々は…ナオキです。

書き貯めはないので、更新は物凄く遅いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512815298
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 19:38:06.91 ID:M3fHFSg90
最終回後のガッシュとかチートだな
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 19:45:46.32 ID:VvhpfHq10
ウェイバー「どういうことだよ!なんでこんな子供が…」

ガッシュ「…?」

ウェイバー「まさか僕の魔術師としての腕が…いいや!そんなことあるもんか!僕は聖杯に選ばれたマスターなんだぞ!?令呪だってここに…」

ガッシュ「おぬし、さっきから何を言っておるのだ?」

ウェイバー「お前のせいだよ!…お前、本当に僕のサーヴァントなのか?」

ガッシュ「サバ…?私は、サバよりはブリのほうが好きだのう」

ウェイバー「何を…ふざけるな…」

僕が気づいたときには遅かった。

そのサーヴァントが口から電撃を放っていたことを。

その攻撃が僕目掛けて飛んできていたことを。

そして、手に分厚い魔導書が現れ、赤い光を放っていたことを。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 19:56:19.84 ID:VvhpfHq10
ウェイバー「なんでだよぉ…」

僕はその子供から繰り出された電撃を咄嗟に避け…ることもできず、まともに食らってしまった。

ガッシュ「…ハッ!おぬし、大丈夫か!?」

ウェイバー「大丈夫なわけあるか!いきなりマスターに目掛けて攻撃するやつがあるかー!」

ガッシュ「うぬう…なぜなのだ?杖を持っておらぬから、呪文を出せるはずが…」

そのサーヴァントは目の色を変えて、僕が持っている赤い本へ飛び付いた。

ガッシュ「おぬし、どこでこの本を手にいれた!?」

ウェイバー「うわっ!落ち着けよ!僕がお前を召喚した後、気づいたら手に持ってたんだよ!」

ガッシュ「馬鹿な…あり得ぬ。魔物との戦いはもう終わったはずでは…」

ウェイバー「…?」

ガッシュ「…おぬし、名はなんと言うのだ?」

ウェイバー「…ウェイバー、ウェイバー・ベルベット。お前のマスターだ!」

ガッシュ「ウヌ!私はガッシュ!ガッシュ・ベルなのだ!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 19:56:21.58 ID:JS3TVsLCo
聖杯戦争で本ありはきついなぁ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 19:56:40.86 ID:VvhpfHq10
飯食ってきます
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 19:58:38.59 ID:M3fHFSg90
一番弱いザケルでもギガノ級だしな
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 20:00:19.92 ID:nXeoIBi80
出すのは術(第一の〜とか第二の〜とかにつくのもこれ)、唱えるのが呪文 じゃなかったっけ

王杖あったら効果範囲内の魔術全部打ち消すんだろうか……下手したら真名解放まで無効?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 20:08:38.63 ID:bXd7Addmo
杖は所持者以外の周囲の呪文を封じる物だろ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 20:49:46.30 ID:VvhpfHq10
ウェイバー「…それで、ガッシュ?お前はどこの英霊なんだ?そして何のクラスなんだ?聖杯戦争の経験がない僕には、正直お前はただの子供にしか見えないんだけど…」

ガッシュ「クラス…学校のことかの?」

ウェイバー「は?…いや、サーヴァントのクラスだけど」

ガッシュ「ウヌ…それが、おぬしが言うことは、何となくは分かっておるのだが、自分が何のために召喚されたのかはよく分からないのだ」

ウェイバー「」

ガッシュ「というか何も分からないのだ…ここに来るときに頭を打ったのか…魔界の頃の記憶はあるのだが、それ以外に関しては全く覚えていないのだ」

ウェイバー(嘘だろ…もしかして大外れを引いたのか?いや待て、あの触媒は忌々しいケイネスの奴が用意した物だ…そんなはずは…)

ウェイバー「…って魔界?魔界ってなんだよ」

ガッシュ「ああ、忘れておったのだ。英霊…とはちょっと違うが、私は魔界の王様なのだ」

ウェイバー「へえ…魔界の王様…ってええええええ!?」

思わず頭を抱えてしまう。訳が分からない。そう言いたいのはこっちだった。

ガッシュ「ぬ?ウェイバー?どうしたのだ?」

もはやツッコミを入れる気力もない。僕はこの魔界の王様とやらと、どうやっていけばいいんだ…
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 20:58:14.17 ID:VvhpfHq10
 時計塔 

ケイネス「頼んでおいた聖遺物…どうやら無事に届いたようだな」

ソラウ「へえ…これがかの征服王の…」

ケイネス「ああ、これで私のサーヴァントを呼び寄せる」

ケイネス(管財課が私の生徒に大事な物を渡しておいたらしいが…まあいい。とやかく気にすることではない。何の問題もなく、私のもとに届いたのだから)

ケイネス「私の、エルメロイの戦いはここから始まる!魔術師として、存分に競い合おうではないか!聖杯に選ばれたマスター諸君!」

ソラウ「ええ、あなたは必ず勝つわ、ケイネス」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:05:17.28 ID:M3fHFSg90
キャンチョメがチートだな
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 21:07:40.08 ID:VvhpfHq10
 マッケンジー宅

ウェイバー「…」

マーサ「美味しい?ガッシュちゃん」

ガッシュ「ウヌ!美味しいのだ!」

グレン「こらガッシュ、落ち着いて食べなさい。ほら、お茶だ」

ガッシュ「ウヌ!ありがとうなのだ!」



ウェイバー「なんで馴染んでるんだお前はー!」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 21:13:20.53 ID:VvhpfHq10
どうやらお互い聖杯戦争については素人だった僕達は、一旦自分の拠点に戻ることにした。

そうだ、また暗示をかけないといけないな、と思っていたが杞憂に終わり、ひととおり二人に説明すると、ガッシュはすぐにおじいさんとおばあさんと仲良くなっていた。

僕が一生懸命かけた暗示よりも、ガッシュのコミュニケーション能力のほうが上なのか…と、少し劣等感を感じながらも、僕はこれならば心配はないかもしれないと考えていた。

自分たちが戦いに身を投じていることを棚にあげて。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 21:20:35.78 ID:VvhpfHq10
 ウェイバーの部屋

ウェイバー「…随分と楽しそうだったな」

ガッシュ「ウヌ、グレン殿もマーサ殿もとても親切で優しい人だったのだ。私もお腹一杯で、しばらく動けないのだ…」

ウェイバー「食いすぎだ!」

ガッシュ「魔界ではこんな美味しい料理は食べれないからの…次は…そうだのう、やっぱりブリをそのまま食べたいのう」

ウェイバー「ブリ…ってのがお前の好物なのか?どこの料理だ?」

ガッシュ「ブリは魚なのだ。私の大好物なのだ!」

ウェイバー「魚をそのまま…ジャパンの食文化は理解不能だな」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 21:40:00.02 ID:VvhpfHq10
ウェイバー「ってそんなことはどうでもいいんだよ!作戦会議だ!」

ガッシュ「作戦会議?」

ウェイバー「そうだ!僕が今使い魔を放って、辺りを調べてる。何か動きがあったらすぐにわかるようにな。動きがあったとき…その瞬間、聖杯戦争の幕は上がるのさ!」

ウェイバー「この戦いはお前とどれだけ力を合わせられるかが重要なんだ。だから、お前が今知ってることについて、全部教えてくれ」

ガッシュ「…どうしても、戦わなければならないのか?」

ウェイバー「そりゃあ、そのために僕は召喚したんだからな!」

ガッシュ「…ウヌ、分かったのだ」

ウェイバー「うんうん、素直でよろしい。…そうだ、まだパラメーターを見てなかったな。どれどれ…」

ガッシュ・ベル

筋力 E
耐久 D
敏捷 D
魔力 E
幸運 B
宝具 ?

ウェイバー「はああああ!?」

ガッシュ「ど、どうしたのだ?」

ウェイバー「いや…」

弱すぎる。あまりにも弱すぎる。英霊としてせめて基準のCぐらいはすべて超えてほしかった。なのになんだこれは。僕がマスターだからか?幸運ぐらいしかマシなところがない。

ウェイバー(…本当に外れを引いてしまったのか?)

ガッシュ「何を一人でぶつぶつ言っておるのだ?」

ウェイバー「…いや、こちらの話だ。じゃ、とりあえずお前の話を聞かせてくれ」

ガッシュ「ウヌ。信じられないと思うが、真剣に聞いてほしい」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 21:41:50.30 ID:VvhpfHq10
風呂いってきます。
話の進みが遅くて申し訳ないです。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 22:03:07.01 ID:JS3TVsLCo
おつおつ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 22:06:57.27 ID:zpFOQq58o
おもしろそう
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 22:20:39.12 ID:9SADdcnoo
弱体化してるのか…
まあ終盤のガッシュは素の力にラウザルク重ねるだけでもクソ強くなるからな
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 22:42:42.11 ID:VvhpfHq10
ガッシュ「私は魔界の王様…とはもう言ったな」

ウェイバー「聞いたよ。で、魔界ってのはなんなんだ?」

ガッシュ「文字通り人間界とは違う…たくさんの魔物がいる場所なのだ。そして魔界の王様を決めるために、100人の魔物の子は王の座を争った…その、おぬしが持っている本を使ってな」

ガッシュ「私はその戦いである人間の力を借り、結果勝利したはずなのだが…その記憶が全くないのだ。記憶のないおかげで、力もイマイチ出しきれていない気がするのう」

ウェイバー「なるほどな…」

ウェイバー(それであのステータスだったのか…安心し…てないからな!全然!)

ウェイバー「…続けてくれ」

ガッシュ「そう、ここからが大事なのだ。おぬしのその本は、術を唱えるためには必要不可欠なものなのだ。…試しに、その本にある文字を読んでみてくれぬか?」

早速この赤い本を開き文字をなぞる。自分が見たこともない言語ばかりだが、少しだけ読める部分があった。

ウェイバー「えっ…と…第一の…術。ザケル…」

口にした瞬間、ガッシュの口からまたあの電撃が放たれた。二度目であり、どこか胸騒ぎもしていたので、なんとか避けることはできた。…が、 

ウェイバー「ああっ!僕のお気に入りの本が!」

赤い本は無傷だが、本棚の本に火がついてしまった。幸い被害は二、三冊で済んだが…

ガッシュ「…ウヌ、そういうことなのだ」

とりあえず、思いっきり頭にチョップを喰らわせた。
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