オケアノスのキャスター「英霊の座に還ると思ったらカルデアにいるんだが」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:04:09.01 ID:Hrhfo5hbO

注意書き

fate/go

ネタバレ注意

誤字脱字

キャラ崩壊

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512457449
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:04:47.73 ID:Hrhfo5hbO
カルデア

キルケー(どういうことだ?)

キルケー(シバはまだ私が還る事を良しとしていないのか?)

キルケー(もしくは女神ヘカテーの導き――)

メディア「それで……どうして私の工房にいるのかしら」

キルケー「しょうがないだろ。外は寒いんだから」

キルケー「私だってなぁ。大変不本意なんだぞ」

メディア「私を縛り上げた癖によくもまぁ、顔を出せたものね」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:07:52.29 ID:Hrhfo5hbO
キルケー「戻ってこいと言ってはなかったか?」ニヤニヤ

メディア「……まぁ、いいわ。とりあえずようこそ我がマスターのカルデアへ」

メディア「早速マスターのところへ――」

ギュ

メディア「……」

メディア「この手はなにかしら」

キルケー「いやー。そのー」

キルケー「君が私に会いに来るんだとか言ってしまった手前」

キルケー「自分からを顔を出すのは魔女のプライド的にちょっと嫌だ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:14:32.60 ID:Hrhfo5hbO
メディア「はぁ……じゃあなに。貴方はマスターに会いたくないの?」

キルケー「そうとは言ってないだろう!」

キルケー「白状するなら今すぐにでも……会いたいさ」

メディア(……叔母の乙女顔など見たくないのだけれど)

メディア「わかったわ。自然に出会えるように私が協力してあげる」

キルケー「おお! 流石は我が姪だ」

メディア「ただ、また捨てられてもしらないわよ」

キルケー「君の方が辛い捨てられ方をしているのによく言うよ」

メディア「篭絡するつもりが篭絡された女がよく言うわ」

キルケー「されてないし! まだされてないし!」

メディア(まだって……)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 16:23:36.15 ID:GfZ2e6JLO
キルケー!キルケーじゃないか!
東北きりたんさえ買えば好きなセリフを言わせられると評判になりつつあるキルケーじゃないか!
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:23:36.93 ID:Hrhfo5hbO
キルケー「大体ああいう気の多い男は――」

メディア「はいはい。とりあえずどう邂逅するか考えないと」

キルケー「それはもう考えているぞ」

キルケー「英霊召喚システムを利用するのさ」

………

ぐだ男「……」

ぐだ男「また今日もキルケーを思って眠れなかったよ」

ぐだ男「キルケー。僕を置いて英霊の座に帰るなんて……」

ぐだ男「うう寂しい」

ぐだ男「僕はもう君だけを見つめる。他の女のことは忘れるよ」

ぐだ男「だからどうか戻ってきてくれ……」

マシュ「先輩英霊召喚システムから――」

ぐだ男「なに!?」

キルケー「まったく君はしょうがないやつだな」

キルケー「君の思いの強さでついつい召喚されてしまったよ」

キルケー「ふふ。もう寂しくないよ!」

ぐだ男「キルケー記憶が……!」

キルケー「私が君を忘れるわけがないだろ」

ぐだ男「キルケー結婚してくれー!」ダキ

キルケー「よしよし。もうどこにもいかないからなー」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:26:33.48 ID:Hrhfo5hbO
……

キルケー「というかんじさ」

メディア「……」

キルケー「どうかしたのかい?」

メディア「いや、キモイと思って」

キルケー「きも……!」

キルケー「そんな言葉どこで覚えたのさ!」

メディア「こんな妄想聞かされたら感想はそれだけよ」

メディア「若干自分の体験談っぽいのが入っててより一層キモさを加速させているわね」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:35:55.10 ID:Hrhfo5hbO
メディア「それに英霊召喚されたとしてもマスターはフラットにコンゴトモヨロシク」

メディア「と、言われて終わりよ」

キルケー「そんなこと言った日には豚に変えてやるよ」

メディア「魔女らしく横暴ね」

キルケー「君も対して変わらないだろ」

メディア「まぁいいわ。とりあえずダヴィンチに相談してみる」スタスタ

キルケー「ふふ。その間にあいつがどんなに寂しかっているか覗いてみようか」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:46:25.71 ID:Hrhfo5hbO
――

ダヴィンチ「んー」

メディア「立て込み中かしら?」

ダヴィンチ「いや、そうでもないさ」

ダヴィンチ「メディアから声を掛けてくるとは珍しいね」

ダヴィンチ「どんな要件だい?」

メディア「実は――」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 16:57:54.31 ID:Hrhfo5hbO
……

ダヴィンチ「なるほど。オケアノスのキャスター」

ダヴィンチ「大魔女キルケーがねぇ」

メディア「そうなの。少しだけ手伝ってくれない?」

ダヴィンチ「その案に乗ってあげたいのは山々なんだが……」

ダヴィンチ「実は今英霊召喚システムは稼働していなんだよ」

メディア「……カルデアも変換期だものね」

ダヴィンチ「うむ。新しい所長が来るまではお休みなのさ」

メディア「マスターは?」

ダヴィンチ「知らないわけがないだろ?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 17:10:04.24 ID:+dJqmotPO
始まる前はナタクに萌えたが、終わってからキルケーにも萌えた。
なんか不思議ちゃんに見せかけたポンコツチョロインだった。
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