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黒井「今日から私が765プロのプロデューサーだ!」
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195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/18(月) 14:06:43.82 ID:R/otJLEg0
きたああああああ
196 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/18(月) 15:20:01.93 ID:ZaBjLWJsO
雪歩父「ウチの雪歩程じゃないがお嬢ちゃんも随分可愛いのう!」
春香「え、あ、ありがとうございます…」
雪歩父「これは萩原家定期ライブに雪歩とデュエットで出て欲しいくらいじゃ!」
春香「定期ライブ…?」
雪歩父「月に1回この家の宴会場所で雪歩にライブもしてもらっとるんや!」
春香「えーと…お客さんは…」
雪歩父「そんなもんワシらに決まっとるがの!なあ?」
怖〜い人達「「「はい!!!」」」
怖〜い人1「雪歩のお嬢のライブは俺たちにとって憩いの時間ですからね、サイリウムがいくつあっても足りません」
怖〜い人2「コールは完璧に覚えてるしな」
春香「(なんで雪歩が男の人苦手か段々わかってきたような気がする…)」
黒井「おい、今日はそんな話を聞きにここに来たんじゃないんだ貧乏人」
雪歩父「相変わらず口が悪いな守銭奴」
春香「ちょっとちょっと!プロデューサー!」
黒井「今日は雪歩の衣装について話にきたんだろう」
雪歩父「そうだったな」
春香「???」
197 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/18(月) 15:21:24.55 ID:ZaBjLWJsO
雪歩父「月に1回この家の宴会場所で雪歩にライブもしてもらっとるんや!」
↓
雪歩父「月に1回この家の宴会場所で雪歩にライブをしてもらっとるんや!」
訂正です
198 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/18(月) 15:29:55.84 ID:ZaBjLWJsO
黒井「だから私は黒を基調にしたドレスをだな…」
雪歩父「馬鹿!雪歩はピンクでフリフリした服が似合う決まってるじゃろ!」
怖〜い人1「頭!口開けばそればっかじゃないですか!お嬢の服ピンクだらけになっちまいますよ!」
怖〜い人2「じゃあ俺はチャイナ服を希望で!」
怖〜い人3「お前!思い付きで言うもんじゃ…!」
黒井「いや、それいいかもしれないな」
怖〜い人1「ええ!?」
ガヤガヤガヤガヤ
春香「どうなってるのこれ…」
雪歩「春香ちゃん…」ソロリ
春香「雪歩!」
雪歩「ゴメンね、プロデューサーさんがウチに来たらいつもこんな感じなの…」
春香「ええと…プロデューサーと雪歩のお父さんってどういう関係なの?」
雪歩「仕事仲間らしいよ?」
春香「仕事仲間?」
雪歩「なんでもプロデューサーの仕事をお父さん達が裏で…
黒井「おい貴様!雪歩にどこまで話した!」
雪歩父「何を言っている!お前とワシが仲良いことしか教えておらん!」
黒井「嘘をつくな!深淵まで教えただろう!」
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ
春香「私たちが仕事している裏で何も起こってないよね…?」
少し業界の闇に触れた春香であった
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/18(月) 15:32:06.64 ID:f94xA4MA0
雪歩の家は建設関係それ以上でもそれ以下でもない。
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/18(月) 15:34:31.22 ID:hryTxYZ60
セット組んでるんだろう(棒
201 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/18(月) 15:53:19.07 ID:ZaBjLWJsO
それから少しして
事務所
黒井「集まったな」
亜美「黒ちゃーん!ひびきんがまだ練習から帰ってきていませーん!」
黒井「まあいい、先に始める」
千早「(プロデューサーって我那覇さんにだけやたら厳しくない…?)」ヒソヒソ
伊織「(響のことだしなんか余計なことでも言ったんでしょ)」ヒソヒソ
律子「今日はユニットの話があって皆を呼んだの」
真「ユニット!?それってつまり!」
貴音「本格的にアイドル界になぐりこみをしにいくと言うことでしょうか?」
律子「いやいやそこまで物騒なものじゃ…
黒井「その通りだ貴音」
黒井「大したこともないのにデカイ顔をしているアリどもを本格的に潰しにいこうと思ってな」
黒井「そこで殴り込むユニットは二組、合計6人が選ばれる」
真美「ええーー6人だけーー?半分は補欠ってことーー?」
黒井「そういうことになる」
真美「えー…旅行から帰ってきたと思ったらいきなりサバイバルだよー…」
黒井「まあ選ばれたからといっていい気になれるとは思うな、成果が出なければすぐに解散させる」
あずさ「あらあらぁ…厳しいわねえ」
黒井「それでは発表する」
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/18(月) 15:53:39.79 ID:IcbEJK3kO
深淵・・・メイドインアビスか
203 :
765
:2017/12/18(月) 16:10:34.84 ID:dC9GzuT70
律子「まずは私がプロデュースするユニットから」
律子「あずささん、亜美、そしてリーダー伊織」
伊織「!」
真美「えー亜美ー?真美はー」
亜美「フッフッフッ、妹に勝る姉などいないのだよ」
真美「なにをー!亜美の代わりに絶対に替え玉で出てやるからなー!」
黒井「(実際騙せそうなのが怖い)」
あずさ「あら、選ばれちゃった」
やよい「うっうー!おめでとうございますあずささん!」
あずさ「ありがとうやよいちゃん、でもあの二人にならやよいちゃんの方が合いそうなのにどうして私なのかしら?」
美希「……」
あずさ ドタプーン
美希「大人成分補給の為だって思うな」
あずさ「?」
真「やったじゃないか伊織!リーダーだよリーダー!」
春香「真!それ私のセリフ!」
伊織「……」
真「…?伊織…?」
伊織「や………た」
春香「伊織…?」
伊織「やったわーー!!」
伊織「やっと伊織ちゃんの可愛さに皆気付いたってわけね!」
伊織「見てなさいよ真!今はアンタの方が上かもしれないけどすぐに抜いてやるんだから!」
真「う…うん」
春香「(凄い喜びようだね)」ヒソヒソ
真「(やっと認められたみたいなもんだからね、僕もうかうかしてられないよ)」ヒソヒソ
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/18(月) 16:23:42.84 ID:Iaqn+39Yo
ステラの黒ちゃんは影武者
ステラの黒ちゃんは影武者
205 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/18(月) 23:20:18.38 ID:dC9GzuT70
23時半から書くの再開します。遅れてマジで申し訳ありませんでした。
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/18(月) 23:41:50.94 ID:X6fsRO7io
待つわ
いつまでも待つわ
207 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 00:25:19.60 ID:FI5QMy2E0
黒井「名前は『竜宮小町』らしいぞ」
律子「ちょっとプロデューサー!それは私が言うべき台詞でしょう!」
真「竜宮小町…海をモチーフにしたんですね!」
黒井「まあな」フフン
律子「考えたの私!」
あずさ「それで名前が海に関係する人達を選んだわけですね」
黒井「そうだ」
律子「だから私!」
真美「えー!それなら真美だって付いてるじゃん!海ってバリバリ付いてるじゃん!」
春香「それを言えば私だって!」
美希「亜美、真美、春香でユニット組んだらユニット名が『海』になってジジ臭いの」
雪歩「それに亜美ちゃん、真美ちゃんの中に春香ちゃんが入っただけになるからね」
伊織「そ・れ・で律子ぉ〜、どうして伊織ちゃんをリーダーに選んだわけ?」ニコニコ
真「満面の笑みだ…」
春香「理由聞きたいんだろうね」
伊織「まあ私がリーダーをするのは当たり前だけど、せっかく選んでくれたんだし理由くらいは聞いてあげるわ!」フフン
黒井「ダーツでだぞ」
伊織「え?」
黒井「ダーツ」
伊織「嘘でしょ?」
黒井「お前を一番小さい的にしたんだがな、運悪く刺さってしまった」
伊織「ちょっと待ちなさいよ!嘘でしょ律子!?」
律子「……」目逸らしー
伊織「ええ!?本当にダーツで決めたの!?」
黒井「私は最後まであずさがリーダーがいいと言ったんだけどな、律子がどうしてもと言うからダーツに…」
伊織「……」
黒井「まあ運で勝ち取ったといえリーダーはリーダーだ。精々恥をかかないように…
伊織「なによそれ!絶対自他認めるスーパーリーダーになってやるんだからね!そうなった時はアンタに土下座させてやるんだから!!」
黒井「ほう、おもしろい」フフッ
律子「(またプロデューサーは伊織を触発するようなことを提案して…まあ伊織なら乗り越えてくれるでしょ)」
貴音「スーパーリーダー?スタースクリームでしょうか?」
春香「それを言うならニューリーダー病…ってわかる人いないよ貴音さん…」
208 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 00:37:05.08 ID:FI5QMy2E0
黒井「さて次に私が企画したユニットだが…」
真美「うへー…選ばれたいけど黒ちゃん全面プロデュースだと血反吐吐くまで練習させられそうだよー…」
黒井「そんなわけないだろう真美」
真美「だよねー!そこまでは…
黒井「させられそうではない」
真美「え…?」
千早「つまりそういうことよ真美」
真美「……」
黒井「それでは発表する」
黒井「千早、美希、そしてリーダーは春香」
美希「やった!選ばれたの!」
千早「ユニット…さらにレベルアップを…!」
春香「おめでとう美希!千早ちゃん!」
千早「春香、あなたはリーダーよ」
春香「……」
春香「私がリーダー!!??」
美希「でもなんか春香がリーダーってしっくりくるって思うな」
千早「そうね、私たちの中じゃ春香が一番適任よ」
伊織「私と春香の間で凄い差を感じるんだけど…」
やよい「そんなことないよ伊織ちゃん!だって伊織ちゃんは神様に選ばれたんだよ!」
伊織「それってつまりダーツで決まったってことじゃない!」
春香「私がリーダー…」
黒井「不安か?」
春香「不安でいっぱいです…」
黒井「なら降りるか?」
春香「いいえ!降りません!だって!」
春香「不安は沢山あるけどそれ以上に楽しみなんです!千早ちゃんと美希と一緒にやっていくことが!」
黒井「ほう」
春香「私二人より劣っていますけど頑張ります!血がなくならないように輸血パックも持っていきます!」
黒井「(どれだけ血を吐くつもりだ…怖いからやめて…)」
209 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 00:49:51.64 ID:FI5QMy2E0
美希「それでハニー!ユニット名は?」
黒井「その呼び方はやめろと言っているだろう…ユニット名は『メテオシャワー』だ」
真「メテオシャワー…流星群!」
やよい「お星様沢山で綺麗ですー!」
亜美「亜美達に対抗しねはるるん達はお空をモチーフにしたってわけだね」
千早「少しいかついけどね」
春香「そうだね、強そう…」
美希「えー美希は好きだよメテオシャワー、お星様いっぱいキラキラしているように美希達もキラキラするの!」
千早「そう言われてみれば…」
春香「よしメテオシャワー始動!頑張ろうね!」
ガヤガヤガヤガヤ
黒井「まあ竜宮小町は海の藻屑にメテオシャワーは宇宙の塵となるんだがな」
律子「プロデューサー、本当に彼女達に受けさすんですか?」
黒井「当たり前だ、その程度のレベルで優勝できなれば即解散だ」
律子「即解散というのは…徐々に人気を伸ばしていけば…」
黒井「律子…徐々にではダメだ。それではスターは生まれぬ」
黒井「竜宮小町は私の請け負っているユニットではないから別に解散はさせなくてはいいがメテオシャワーは解散させる」
律子「……」
黒井「遠慮せず潰しにこい、私も全力で叩き潰しにいく」
律子「いいんですか?潰しにいって…?」
黒井「まるで本気を出せば潰せるような言い草だな」
律子「当たり前です、私元アイドルですから」
黒井「フフッ、楽しみにしているよ」
210 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 00:50:54.86 ID:FI5QMy2E0
黒井「(各自仕事に戻ってもらう前に何人かに話しかけてみるか)」
誰に?安価↓1
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 00:52:39.38 ID:Viatnj2s0
響
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 00:52:44.83 ID:67zbGflLo
律子
213 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 01:00:13.07 ID:FI5QMy2E0
響「遅くなったぞ!」ガチャ!
黒井「もう終わったぞ」
響「ええーーー!!??せっかく飛ばしてきたのに!」
黒井「内容はだな…」
かくかくしかじか
響「じゃあ竜宮小町とメテオシャワーが新しくできたってことなんだね」
黒井「そうだ、お前には関係ない話だ」
響「うぎゃー!そんなに突き放さなくてもいいじゃん!自分ちゃんとプロデューサーから言われたメニューこなしているんだぞ!褒めてよ!」
黒井「結果が残せたら褒めてやる」
響「言ったぞー!絶対に褒めちぎってもらうんだからな!」
千早「(犬みたいで可愛い)」
春香「(3倍の時点で凄かったのに5倍のメニューもこなしているの地味どころか凄いよね?悟空みたいに急に強くならないよね??)」
黒井「さて次は…」
安価↓1
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 01:13:20.96 ID:/xPrFgI9o
真美
215 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 01:25:08.98 ID:FI5QMy2E0
黒井「おい真美」
真美「なにー黒ちゃーん?真美は今ショッキングな気分なんだよー」
黒井「亜美は選ばれたのに自分は選ばれていないからか?」
真美「……」
黒井「悔しいか?」
真美「んー…悔しいというよりも亜美と遊べる時間が減って悲しいなって」
黒井「遊べるぞ」
真美「え!?ホントに!?どうやって!?」
黒井「お前が亜美と同じくらい人気になればいい」
真美「??? どういうこと?」
黒井「人気になれば私が亜美との仕事を取ってきてやろう」
真美「そんなことできるの?」
黒井「人気が釣り合う双子を持って来ればどこでも使ってくれるだろう」
黒井「しかし私はお前達を双子で売っていく気はさらさらない。お前達二人にはちゃんと個性がある。まずはそれを二人には磨いてほしい」
真美「黒ちゃん…」
黒井「ユニットで動く亜美に比べてお前は一人で動くことが多くなるだろう。つまり…」
真美「つまり…?」
黒井「真美の方が個性を主張しやすい」
真美「!」
黒井「亜美が竜宮小町の一人というブランドをぶら下げるなら真美、君は亜美と対峙する際、双海真美というブランドをぶら下げれるくらいまで成長しなさい」
真美「そんなこと真美にできるかな…」
黒井「兄に勝る弟などいない」
真美「…! 姉に勝る妹もいない!」
黒井「その意気だ真美、君ならできる」
真美「う、うん!真美頑張るよ!」
216 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 01:30:28.28 ID:FI5QMy2E0
竜宮小町
亜美「ハァハァ…」
あずさ「ふぅ…」
伊織「ハァハァ…さあ律子!もう一回よ!」
律子「あのね伊織、アンタは大丈夫でも後ろはクタクタなの、少し休憩を…」
伊織「ダメよ!こんなんじゃ勝てない!もっともっと練習しないと!」
律子「どうしてそこまでヤケになって…」
伊織「この伊織ちゃんが一番のスーパーアイドルでありリーダーであることをアイツに思い知らせるためよ!」
律子「伊織…」
亜美「亜美なら大丈夫だよりっちゃん!もう一度やろうよー!」
あずさ「私も大丈夫です律子さん、伊織ちゃんのやる気に負けていられないもの」
律子「亜美…あずささん…」
伊織「さあもう一度…!」
律子「(今回は裏目に出そうです…プロデューサー…)」
メテオシャワー
春香「キャッ!」
ドタン!
千早「だ、大丈夫!?春香!」
黒井「助けなくていい」
千早「しかし…!」
黒井「この程度でダウンするなら用済みだ。布団でも敷いてやろうか?そのまま寝ていいぞ」
春香「ハァハァ…すいません…大丈夫です…」
黒井「春香に比べて美希、お前は随分良くなった。」
美希「エッヘン!美希この頃はちゃんと練習してるもんね!」
黒井「それでいい、春香もこれくらいは踊れるようにはなれ」
春香「はい…」
千早「……(こんな状態で大丈夫かしら…)」
217 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 01:57:08.55 ID:FI5QMy2E0
練習スタジオ
伊織「……」
春香「あ、伊織ー!」
伊織「春香…」
春香「どうしたの?伊織らしくないよ?」
伊織「…春香はどう?」
春香「どうってユニットのこと?」
伊織「うん…」
春香「うーん…私は千早ちゃんと美希に付いていくのがやっとだなー」
伊織「……」
春香「二人とも凄いから私も負けてちゃダメだなって思って!だからいつも練習後に二人に自主練見てもらったりアドバイスもらったりしてるの!」
春香「私ってできないことが多いからできないことができた時はとても嬉しいの!やったー!って飛び跳ねるくらいに!」
春香「だから毎日大変だけど毎日楽しいよ!」
伊織「……」
春香「でもこのままじゃ二人に迷惑かけっぱなしだしもっと頑張らないといけないなーって…
伊織「いいよね春香は」
春香「伊織?」
伊織「私はそんな前向きになれない!なんで私がリーダーになったのか意味わからない!ただ運で決まっただけなのに!」
伊織「春香はいいわよ!アイツにもメンバーにもリーダーになった時から認められていて!」
春香「……」
伊織「私もリーダーだから頑張ろうって!運で決まったとしてもリーダーだから頑張らないとって思って!でも頑張ろうと思うといつも空回って二人に迷惑かけて!私…!私…!」
春香「伊織!」
伊織「…なによ」
春香「私も怖い!」
218 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 02:04:30.70 ID:FI5QMy2E0
伊織「…え?」
春香「だって私のメンバー千早ちゃんと美希だよ?私のヘマで失敗したら目立つこと必至だよ」
伊織「……」
春香「リーダーなんてやったことないから不安でいっぱいだしプレッシャーに押しつぶされそうになる。」
春香「けどそういう時は自分に言い聞かせているの」
春香「私は私だって」
春香「私は千早ちゃんじゃないから歌は上手くないし」
春香「美希みたいに要領が良いわけじゃないからダンスも歌詞も覚えるのも時間がかかる」
春香「それでも私は私、天海春香、きっと私にしかできないこともあるはずなの」
伊織「……」
春香「こんな大それたこと言ってるけどまだ見つかっていないんだけどね…」エヘヘ
春香「つまり伊織は伊織なんだから自信持ちなよ!伊織にしかできないことがある!伊織にしかない良さがある!」
伊織「春香…」
春香「それに一つ勘違いしてるようだけど」
伊織「?」
春香「伊織がリーダーになったのは運じゃないよ」
伊織「え…?どういうこと…?」
春香「前にプロデューサーさんが口を滑らしててね」
黒井『お前達!そんなヘナチョコの完成度で竜宮小町に勝てると思っているのか!竜宮小町には私と律子がリーダーに認めた伊織ががいるんだぞ!』
春香「って言っていたし」
伊織「……!」
春香「だから伊織は伊織らしく…」
伊織「フン!別に落ちこんでなんかいないんだからね!」
伊織「別にアイツに認められていてもまったく嬉しくなんてないんだから!」
伊織「私が落ち込んでいたのも春香の同情を誘って負けさせようって思っただけ!本気で落ち込んでなんかいないんだから!」
伊織「精々オーディションで恥をかかないように頑張るように!じゃあね!」
伊織「……ありがと」
タッタッタッ
春香「伊織節炸裂だったなあ…いやテンプレツンデレなだけだったけど」
春香「……さてと!」
春香「私も頑張らなくちゃ!」
219 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/19(火) 02:05:58.70 ID:FI5QMy2E0
今回はこの辺で
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 05:14:39.08 ID:UHyTpBDyo
おっつおっつ
221 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 08:49:56.16 ID:q/q2avB0O
数日後
竜宮小町
律子「凄い…!完璧よ!」
亜美「当たり前じゃん!亜美たち頑張ったからね!」フフン
伊織「いいやまだよ!」
亜美「ウェ?」
伊織「サビに入る前亜美ちょっとズレてたでしょ」
亜美「ゲゲッ!いおりんそこまで見てて…」
伊織「律子の目は誤魔化せても私の目は誤魔化せないんだから!サビは凄い良かったんだからもう一回よ!」
亜美「ういっす!」
律子「(がむしゃらさが抜けて部分的に訂正するように…フフッ、リーダーらしくなったじゃないの。後一応最後のは褒めているのかしら…?)」
あずさ「褒めているんですよ」
律子「心の中を読まないでください!」
メテオシャワー
黒井「よし!大分良くなったな」
美希「美希が日々良くなっているからね!」フフン
千早「確かに美希を主張する部分は結構良い感じよね」
美希「千早さんの間奏後のソロパートも美希は凄い良いなって思うよ!」
千早「ありがとう、でもあれプロデューサーの言う通りにしただけよ」
美希「流石ハニー!」
黒井「ああ、当たり前だ(どっちも春香が提案した案なんだが手柄はもらっておこう、なぜなら…)」
美希「この調子なら優勝どころかドン勝できるよ春香!」
春香「意味は一緒だよ美希!」
千早「いえ、本当に私達ドンドンできるかもしれないわ」
春香「ドンドンってもう擬音だからね千早ちゃん!?」
黒井「(春香を中心によく回っている、一見リーダーに向いていなさそうだが良い雰囲気を作れているのは春香のおかげだ)」
黒井「(上に立つリーダーではなく、下から皆を支えるリーダー…私がまだ出会ったことのない類だ…春香、これからが楽しみだ)」
春香「よし!じゃあもう一回合わせてプロデューサーさんにお寿司連れて行ってもらおう!」
黒井「誰が奢ると言った!」
春香「え?プロデューサーさんゴージャスなのに奢ってくれないんですか?」
黒井「グッ…!」
春香「残念だなあ…じゃあ社長に頼んでみよ…
黒井「待て!仕方がない!ゴージャスな私がいくらでも奢ってやろう!」
美希「やったー!お寿司なの!」
千早「サーモン…早くやりましょ春香!」
黒井「(春香…私の扱い方まで上手くならんでいい…)
222 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 09:07:03.06 ID:q/q2avB0O
そして本番当日
律子「いやあ…それにしてもプロデューサー…」
黒井「ウィ、どうした律子」
律子「こう空気が凄いというか…パナいって言うか」
亜美「りっちゃんがあまりの規模のデカさに混乱してるよ!」
千早「私が出たオーディションよりも凄い…」
黒井「規模で言えば真と千早が出たやつなど比べものにならないからな」
あずさ「これでドンドンできれば紅白確実と言われるくらい凄い大会だもの」
春香「(ドンドン流行ってるの…?)」
美希「今日はあずさ迷子にならなかったんだね!」
あずさ「流石に今日迷子になるわけにはいかないわ」
黒井「さっきまで正反対のコーナーにいたのはどこのどいつだ」
あずさ「……響ちゃんです」
亜美「酷い風評被害」
? 「おーおーこれはこれは!弱小プロダクションがのこのことよくこの場に来れたものだな!」
223 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 09:20:52.06 ID:q/q2avB0O
黒井「貴様は…」
社員「久しぶりだな黒井!貴様が育てたアイドルなんぞ私の育てたジュピターで踏み潰してくれる!」
黒井「いや私が育てたんだが」
社員「フン!過去のことを掘り返してくるとは女々しいものよ!」
黒井「(誘導されたよね…?)」
伊織「ちょっと、誰よこいつ?」
黒井「961プロの社長だ」
千早「961プロの社長?あの下劣で外道で人間味のカケラもないと言われてるあの?」
黒井「あ、ああ…(耳が痛い…)」
社員「この大会は我がジュピターでさえ難しいと言われているんだぞ!貴様らのアイドルが勝てるわけなかろう!」
黒井「フフッ、貴様にも教えてやっただろう、圧倒的王者の前では全てが無力だと、ジュピターはまだ青い」
社員「ハン!ほざきよって!こんな小娘どもが王になれるわけなかろう!」
黒井「それはどうかな?」
社員「大会が終わった頃にはそのムカつく顔をしかめっ面にしてやるからな!それではアデ
黒井「待て」
社員「なんだ!去り際くらいクールに決めさせろ!」
黒井「玲音はどうした、ジュピターよりあいつの方がアイドルとしては成熟しているだろう」
社員「あいつなら今回審査員だぞ、クソ!あいつが選手ならドンドン確実だったのに!」
黒井「(それそっちでも流行ってるの?)」
224 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 09:34:38.82 ID:q/q2avB0O
観客席
社長「いやあ私の事務所のアイドルがまさかこの大会に出るなんて、感無量だね」
小鳥「でも大丈夫でしょうか?まだあの娘達には早すぎたんじゃ…」
社長「アイツが何も策なしにこの大会には出んだろう、あの娘達と黒井を信じよう」
別の観客席
真「うわあ…こんなところで春香達は踊って歌うのか…僕まで緊張してきちゃったよ…」
やよい「春香さん達なら大丈夫ですよー!それにお祭りみたいで私は楽しいですー!」
雪歩「有名な人達もこの大会に出るから世間ではフェスみたいな扱いだしね」
真美「こんなデッカいドーム借りてるのにAブロックとBブロックで分かれているし超ヤバヤバだよー」
貴音「野外でのオーディション会場Bブロックにも行きたいのですが…」
真美「お姫ちんがBブロックに行きたいのは売店目的でしょー?」ジロー
貴音「ち、違います!私はテイサツとやらを…」
真美「ホントー?ヨダレ垂れながら言う台詞じゃないよー?」ニヤニヤ
貴音「どうして私がこのような弄られ役を!このような役回りは本来響のはず…!」
やよい「響さんならいませんよ」
雪歩「また練習だと思いますぅ」
真「(響の冷遇っぷりが凄い)」
225 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 09:48:23.97 ID:q/q2avB0O
竜宮小町本番前
伊織「私達はやれることはやってきたわ、それに…」
伊織「あれだけのお客さんがいるもの!全員虜にして帰るわよ!」
亜美「イエス!ボス!」
あずさ「私も頑張らなくちゃ」ドタプーン
伊織「ちょっとあずさ!それは反則よ!」
あずさ「???」
律子「頑張ってきなさい、あなたたちならきっと大丈夫よ」
伊織「任せなさい律子!明日から出演依頼の電話が鳴り止まなくなるから今の内に寝ておきなさい!」
竜宮小町本番中
客1「おいおいここのアイドルどこ所属だよ!すげぇいいじゃねぇか!」
客2「765プロってところらしいぜ!ほら千早ちゃんと真君がいるところだよ!」
客1「あそこか!おいおいどんだけ765はすげぇアイドル達持ってんだよ!」
客3「いおりんの笑顔マジサンシャインが嫉妬!」
客4「おい!もう洗礼を受けている奴がいるぞ!」
ガヤガヤガヤガヤ
本番終了後
真「凄い盛り上がりだったね」
雪歩「でも伊織ちゃん達凄かったよ…圧倒されちゃった…」
貴音「あそこまで磨きをかけるとは…私も負けていられません」
真美「むうー亜美の奴あんなにカッコよくなって!今回は褒めてあげるんだから!」
やよい「真美、伊織ちゃんみたい!」
226 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 10:01:42.88 ID:q/q2avB0O
メテオシャワー本番前
春香「伊織達凄かったね…」
美希「デコちゃんがあれだけキラキラしているんだから美希達はもっとキラキラできるの!」
千早「根拠は?」
美希「デコちゃんがデコで全部光を吸収しちゃった分私達の方がキラキラできるの!」
千早「なwwにwwそwwれww」プルプル
春香「ちょっと千早ちゃん本番前なのにバカ笑いはズルイよ!私だってww」プルプル
美希「アハハ!すっごい楽しい気分で臨めそうだね!」
千早「ホントに、美希のおかげで緊張がほぐれたわ」
春香「よし!私達も負けないように頑張ろう!」
黒井「負けないようにじゃない、負けるな、負ければ…
春香「解散!分かっていますよ!だから負けません!」
黒井「ほう、ならば全力を出して負けてこい」
春香「どっちなんですか!ってあわわ!もう出なくちゃ!それじゃあプロデューサーさん行ってきます!」
黒井「……次に会った時は笑っているのか、泣いているのか…どっちだろうな」
本番中
客1「おいあそこのアイドル達はどこだ!まさか…」
客2「765だよ!すげぇ!すげぇよ!」
客1「765プロ最高!頑張れメテオシャワー!」
客3「閣下ーーー!!俺だーー!!結婚してくれーーー!!」
客4「また洗礼受けてるってお前影響受けすぎなんだよ」
本番終了後
貴音「これはどちらが勝つのか…」
雪歩「わからなくなりましたね…」
真「あー伊織達も春香達も凄いな!僕も出たくなってきたよ!」
真美「まこりん初めは緊張していたくせにー」
真「あんなの見せられてウズウズしない方がおかしいよ!」
真美「ごもっとも!凄かったぞー!メテオシャワー!竜宮小町ー!」
やよい「あっ!Aブロック結果発表らしいですよ!」
227 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 10:27:27.48 ID:q/q2avB0O
司会「それでは結果発表です!ベストスリーで発表していくぞお!」
伊織「……」ドキドキ
春香「……」ドキドキ
司会「それではまず第三位!」
ダカダカダカダカダカダカダカダカ
司会「エントリーナンバー1254!メテオシャワー!」
イエー!フーフー!よかったぞー!
千早「三位…優勝はできなかったわね…」
美希「落ち込まなくていいの!美希達今日すっごいキラキラしていたの!美希はすっごい良かったって思うな!」
春香「……」涙ツー
千早「春香…」
春香「……」頭ブンブン
春香「そうだね!美希の言う通りだよ!私もすっごい楽しかった!だから胸を張ろう!一緒にやれて楽しかったよ美希!千早ちゃん!」涙を拭いながら
千早「春香…!」涙を零しながら
美希「うん!美希も楽しかったの!」
司会「それでは第二位の発表だあ!」
ダカダカダカダカダカダカダカダカ
司会「エントリーナンバー1230!竜宮小町!」
伊織「……」
亜美「いおりん…」
あずさ「伊織ちゃん…」
伊織「あんた達しゃんとしなさい!取った賞は取った賞!胸張りなさい!」
亜美「えー…いおりんに張るくらいの胸あるのー?」ジロー
伊織「身体的なことじゃなくて精神的な意味でよ!」
あずさ「はーい!」ドタドタプーン
伊織「ちょっと!アンタが張るとホントにシャレにならないから!順位覆るから!」
ガヤガヤガヤガヤ
観客席
社長「負けはしたが随分楽しそうだね」
小鳥「はい!あれがあの娘達の良いところです」
社長「優勝はできなかったが2位と3位だ!明日から忙しいぞ小鳥君!」
小鳥「ひいいいいいいい!!!」
228 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 10:43:31.82 ID:q/q2avB0O
司会「それでは栄えある第一位!」
ダカダカダカダカダカダカダカダカ
司会「エントリーナンバー640!ジュピター!」
イエー!よかったぞー!ジュピターが一位!?ふざけんな!竜宮小町を一位にしろー!
翔太「やったね冬馬君!」
冬馬「当然だ」フッ
北斗「冬馬、子供みたいに飛び跳ねながら言うことではないぞ」
観客席
真「あー!惜しかったなあ…!でもよかったぞーーー!メテオシャワー!竜宮小町ー!」涙ボロボロ
雪歩「ちょ…ぢょっど真ぢゃん…泣ぎすぎだよぉ…」涙ボロボロ
真美「ゆきぴょんだって泣いてるじゃん!」
貴音「真美、貴方もですよ」
やよい「貴音ざんば鼻水出でいまずよぉ!」鼻水と涙タラー
違う観客席
社員「フーハハハハハ!よくやったぞジュピター!どうだ黒井!私の勝ちだ!」
黒井「何を言っている、まだAブロックを勝ち上がったにすぎん、Bブロックの1位との勝負が残っているだろう」
社員「ハッ!今のジュピターなら誰にも負けはせん!優勝はいただきだ!」
黒井「はあ…さっきも言っただろう」
司会『おおっと!ここでBブロックの一位の方が決まったらしいです!』
社員「さっき言った?ハッハッハッ!負け惜しみのことか!?」
司会「エントリーナンバー831!」
司会「我那覇 響 !!!」
黒井「圧倒的王者の前では全て無力だとな」
229 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/19(火) 10:45:02.73 ID:q/q2avB0O
今回はこの辺で夜に暇があれば書きます
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 10:49:42.44 ID:5wJSoFaPO
響だけ練習量がハンパなかったのはこの伏線だったのか…!
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 13:29:04.54 ID:Abn6vtadO
少し前俺「響冷遇しすぎだろタヒね」
手首に油補充俺「さっすが響!信じてたぜ!」テノヒラクルー
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 13:32:59.77 ID:WiyCuIzFO
響、本番直前まで練習してたのか…
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 13:49:54.16 ID:PKciW/DeO
黒ちゃんの言動を見る限り響には勝てる確信があったのか
234 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 14:25:12.54 ID:q/q2avB0O
社員「なっ…!?我那覇響だと…!?あいつは竜宮小町やメテオシャワー…いや他の765プロの者よりも目立っていなかったはず…!何故…!?」
黒井「この日の為に研ぎ澄ましてきたからな」
黒井「彼女には仕事はほぼ渡していない、私がプロデューサーになってからずっと練習続きだったからな」
黒井「私のナイトメアの練習メニューによく着いてこれたものだ。しかも五倍で」
社員「五倍…!?貴様自分のアイドルを潰すつもりか…!?」
黒井「潰れん、彼女の体力と精神力を見込んでのことだ」
黒井「普通のアイドルならもう少し時間が掛かったんだがな、響は765プロの中でも有数のオールラウンダー、王者として育てるには相応しかった」
社員「じゃあ今日は…!」
黒井「ああ、我那覇響を王にするためにここにきた」
社員「竜宮小町は…!?メテオシャワーは…!?あいつらがお前の本命ではなかったのか…!?」
黒井「彼女達はユニットを経て成長させる予定だったからな、勝とうが負けようがどちらでもいい」
黒井「強いて言えば真と千早の件で勝ちが続いていたからここで敗北を味わっていてほしかった。彼女達は敗北から強くなるタイプだ。そういうタイプを今回のメンバーにしている。」
社員「全てお前の計画通りというわけなのか黒井…!」
黒井「いやいや計画通りではないよ影武者君」
黒井「ジュピターくらいならもうひねり潰せると思ったんだがやはり私が育てたアイドル…私が去る前と同じ力量ではなかったというわけだ」
社員「前のジュピターになら勝てていたと?」
黒井「その通りだ。もっと言えば…」
黒井「今のジュピター相手でも響なら100%勝利する」
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 14:28:47.15 ID:e+i4OhsUO
エントリーナンバーは「ハイサイ」かな?
236 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/19(火) 14:31:55.98 ID:q/q2avB0O
>>235
気づいてくれてありがとうございます! その通りです!
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 14:49:47.54 ID:Abn6vtadO
響のバストサイズじゃなかったのか
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 14:51:55.09 ID:UHyTpBDyo
響がベジータ…じゃなくてベジタリアンになったのかと
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 14:59:22.76 ID:L8VPN3MA0
ハイサイなら8131番が正解かと思ったんだが・・・
240 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 15:26:29.14 ID:q/q2avB0O
観客席
真「お疲れ様皆!」
やよい「皆さんすっごいかっこよかったですー!」
春香「ありがとう、それにしてもまさか響が…」
貴音「響の練習度合いからしてそろそろ開花すると思っていましたがまさかここまでとは…」
千早「しかもユニットでの参加が主流の中一人で…凄いってレベルじゃないわよ…」
雪歩「皆さん大変ですぅ!」
亜美「どうしたのゆきぴょん、真美?」
真美「Bブロックの方に行って色々聞いてきたんだけど!」
雪歩「響ちゃん圧倒的だったらしいですぅ!」
あずさ「あらあらぁ、響ちゃん凄いのねぇ」
伊織「でも相手はあのジュピターよ!勝つのは結構難しいんじゃ…!」
美希「いや、響は勝つって思うな」
伊織「どうして?」
美希「だって響一人でキラキラ独り占めしてるんだもん、あの人達じゃ勝てないよ」
241 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 15:37:16.25 ID:q/q2avB0O
司会「優勝は…!!!」
司会「我那覇 響ィィィィィ!!!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
冬馬「まさか俺たちが負けるなんて…」
北斗「仕方ない冬馬…圧倒的だ…実力なら玲音と並ぶかもしれない」
翔太「僕たち玲音ちゃんにはまだ歯が立たないからねー」
冬馬「クソッ!まさか765プロにあんなやべえ奴がいるなんて!」
観客席
律子「あ…圧倒的…ですね…」
黒井「フハハハハハハ!新しいスターの誕生だ!」
242 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 16:54:57.74 ID:S4OfBpdXO
数日後
響「ねえプロデューサー…」
黒井「どうしたチャンピオン」
響「いやそれが問題なんだぞ…」
黒井「チャンピオンが問題?ほう、まだその地位では足りないというわけか」
響「いやいやそういうことじゃなくて!」
雑誌バン!
『新たな女王誕生!アイドル界を”響かせる”響姫!』
『「自分の力はこんなもんじゃない」大会でも力をセーブ!我那覇響の底が知れない!』
『我那覇響!トップアイドル玲音に「大したことない」と堂々宣戦布告!アイドル戦国時代突入か!?
』
響「自分にまったく合わない見出しで沢山なんだけど!」
黒井「それはお前が優勝インタビューであんなことを言ったからだろう」
響「いやいや自分いつも通りだったよ!?いつも以上にハイサイしてたよ!」
黒井「まぁ多少の脚色は仕方なかろう」
響「いやいやいやいや!言ってないことも沢山あるぞ!自分玲音に宣戦布告なんてしてないぞ!」
遡ること大会の日
243 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 17:59:42.09 ID:FI5QMy2E0
ちなみにここの響ちゃんはめちゃんこ強いぞ!
どれくらい強いかと言うと「アイドルマスター2」での序盤のライバル役であった竜宮小町を一人で完封する冬馬君(OFAでは単体でBランク)率いる(OFAでは)Sランクのジュピターを響ちゃん一人で完封できるってことはとんでもないってことなんだぞ!
響ちゃんを強くしすぎて少し困っているぞ!
司会「というぐらい響さんは凄いらしいです!」
響「それが自分の説明でいいのかな…」
司会「さてこの栄えある大会に優勝したわけですが!この気持ちを誰に伝えたいですか?」
響「そうだなあ、プロデューサーはもちろん、いつも励ましてくれた貴音に気持ちを伝えたいぞ!」
司会「なるほど!『私の尊敬する人は私にとって貴音の存在』その人に気持ちを伝えたいわけですね!」
記者「この大会の優勝者である響さんが貴音の存在と思う人!?一体どんな人に師事されていたんだ…!』
ざわざわざわざわ
響「(あれ?なにか違うような…でも大体合ってるからいっか)」
司会「その人はどのような人なんですか?」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
響「うーん…そうだなあ、貴音はいつも何考えてるかわからないけどとっても優しいお姫さまみたいなんだ!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
司会「なるほど…私のことは”響姫”と呼べと…」
響「いやいや!そんなこと自分言ってないぞ!」
司会「はっ!すいません響姫!」
響「だー!そっちじゃなくてー!!
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
響「…!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
響「(そうか…客席が凄い盛り上がってて司会の人聞き取りづらいんだな、だったら多少の間違いくらいは…)」
この考えが我那覇響からかけ離れたキャラクター、『響姫』というキャラで固定してしまうことになるとはこの時の響は知る由もない
244 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/19(火) 18:02:24.99 ID:FI5QMy2E0
響「うーん…そうだなあ、貴音はいつも何考えてるかわからないけどとっても優しいお姫さまみたいなんだ!」
↓
響「うーん…そうだなあ、貴音はいつも何考えてるかわからないけどとっても優しくて上品でお姫さまみたいなんだ!」
訂正です。
インタビュー編?まだ続きます。
深夜暇ならまた続き書きます
245 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/19(火) 18:04:50.90 ID:FI5QMy2E0
この考えが我那覇響からかけ離れたキャラクター、『響姫』というキャラで固定してしまうことになるとはこの時の響は知る由もない
↓
この考えが我那覇響からかけ離れたキャラクター、『響姫』というキャラで世間に認知されてしまうことになるとはこの時の響は知る由もない
訂正です
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 21:04:15.47 ID:Abn6vtadO
響は完璧だなあ
247 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 23:26:03.06 ID:FI5QMy2E0
undefined
248 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 23:27:24.52 ID:FI5QMy2E0
司会「それでは響姫!今回の大会について一言お願いします!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
響「(響姫って…違和感ありありだぞ…)」
響「そうだなあ…プロデューサーが練習中に『お前の力は本番でこそ発揮する。お前の力はこんなものじゃない』って言われたからすっごい良いパフォーマンスができるように今日は頑張ったんだぞ!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
司会「『自分の力はこんなものではない』!?大会でも尚力をセーブしていたと言うことですか!?」
響「いやそうじゃなくて…
記者1「あのパフォーマンスでも力をセーブしているなんて…なんて恐ろしい娘なんだ…」
記者2「これは新たな王者の誕生だぞ!」
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ!
響「………」
? 「アハハ、ここで勝つと何を言っても過剰評価されるの、アタシの時みたいにね」
249 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 23:29:36.71 ID:FI5QMy2E0
響「あ!テレビで見たことあるぞ!確か…」
玲音「玲音って気軽に呼んでね、響」
響「おお!生で見る玲音は一段とこう…凄いぞ!」
玲音「アハハ、アタシもただの女の子だよ」
司会「これは審査員を務めていたトップアイドル玲音と響姫の対峙!オーラが!オーラが凄いぞ!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
響「いやいや玲音に比べたら自分なんてまだまだ大したことないぞ」
玲音「あんなライブを観せてよく言うよ」フフッ
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
司会「大したことない?おおっと響姫!玲音に宣戦布告だぁ!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
玲音「ワオ、凄い盛り上がりだね」
響「ちょっと待ってよ!自分宣戦布告なんてしてないぞ!」
玲音「いいじゃない、そういうことにしてた方がきっと楽しいことが起きるよ」
響「でも…」
司会「この大会がここまで盛り上がったことがあったか!否ないだろう!これからのアイドル界が楽しみだあー!!!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!
司会「それでは響姫!最後の締めお願いします!」
響「ええ!?自分が!?」
玲音「いいじゃない、かましてやりなよ響」
響「ええ…ええと…」
響「自分は完璧だからな!いつか玲音も超えて自分がトップアイドルになってやるぞー!!」
ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!ワ!ワー!ワー!ワー!ワー!
律子「……」
黒井「……」
律子「完全にノリで言っちゃいましたね…」
黒井「響らしいと言えば響らしいがあれはどう聞いても宣戦布告にしか聞こえないだろうな」
玲音「うん、日本に戻ってきて正解だったね」
響「(やっちゃったような気がする…)」
250 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/19(火) 23:39:20.01 ID:FI5QMy2E0
時は戻り…
黒井「で、今に至ると」
響「そうだぞ…響姫響姫って…お姫さまは貴音だけで十分だぞ!」
黒井「亜美と真美は『お姫ちんが二人に増えちゃったよ!?』って言って混乱していたぞ」
響「いや前みたいにひびきんで…」
黒井「小鳥に関してはお前の仕事とメテオシャワー、竜宮小町の仕事が増えて泡吹いて倒れていたぞ」
響「いや!それは自分のせいじゃ!」
黒井「お前のせいだろう」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宣戦布告?した後
響『プラスアルファ!これからも竜宮小町とメテオシャワーをよろしくね!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
黒井「あんなことを王者に言われた手前解散させるわけにはいかなくなったからな、無駄な仕事を増やされていい迷惑だ」
響「えー!だって自分外でライブしてたから竜宮小町もメテオシャワーも観てなかったんだもん!それくらいはいいじゃん!」
黒井「うるさい、練習量を10倍にするぞ」
響「えー!?ここはデレてよ!?褒めてよ!よく考えたら自分褒められていないぞー!」
王者でも黒井社長には頭が上がらない模様
251 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/19(火) 23:42:45.84 ID:FI5QMy2E0
ここで一区切り、次は少し遡って旅行編です。
久しぶりに書いているので旅行編に入る前にリハビリでいくつかお話を書きたいので「こういう話を書け」「こういうシチュを見せろ」とリクエストあれば3つ程書きたいと思うのでお願いしたいです。
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 23:54:59.88 ID:X608/oh2o
北海道に食い倒れに行って亜美真美がジンギスカンキャラメルを買っちゃう
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 23:55:34.20 ID:LpqNY/y6o
乙です、これだと響チャレンジも楽勝でこなしそう
リクエストは小鳥さんとの昔話をアイドル達に聞かれて仲を勘繰られるみたいな感じでお願いします
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 23:58:43.18 ID:IQyuKF6w0
「プロジェクト・フェアリー」組で何か見たい
出来るならその三人での特番のお仕事とか
255 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/20(水) 00:04:26.75 ID:jR2XIm+80
北海道
車の中
亜美「海だー!」
真美「夏だー!」
亜美真美「「沖縄だーー!!」」
黒井「山だし冬だし北海道だぞ」
亜美「わかってるよー黒ちゃーん、ノリ悪いなあー」
真美「そうだよ!久しぶりに亜美とのお仕事なんだから!」
黒井「ちゃんと仕事の内容は把握できているのか?」
亜美「あったりまえだよ!北海道の色々なものを食べ歩くんだよね!」
真美「つまりただ飯だね!超ハッピーだよ!」
黒井「自費だぞ」
真美「ええ!?経費では…?」
黒井「落ちません」
真美「Noooooooooooooo!」
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/20(水) 00:13:38.58 ID:PdyYBbLRo
響って日に日にバカ属性が追加されていくけどSPやざわわんを見るとやっぱり才能の塊なんだなって思う
ところで真美ってその歳で経費のこと気にするのかしっかりしてんな
257 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/20(水) 00:17:54.07 ID:jR2XIm+80
本番中
真美「さてさて次は北海道ラーメンだよー!」
亜美「おお!でもすごい行列!待ってる間どうしようかな?」
真美「あ!真美!ジンギスカンキャラメルあるよ!」
亜美「ジンギスカンキャラメル?」
真美「ジンギスカンの味を再現したキャラメルらしいよ!」
亜美「ええ!そんなの絶対おいしいに決まってるじゃん!」
ディレクター「いや…確かジンギスカンキャラメルって…」
黒井「いや…続けさせてくれ」
亜美「おじさん!ジンギスカンキャラメル2つ!」
おじさん「え?ジンギスカンキャラメル食べるのかい?テレビでの罰ゲームか何か?」
真美「いやいやいやいや食べ物食べるので罰ゲームってことはないっしょー青汁じゃないんだし!」
おじさん「いや…青汁よりも…」
黒井「(構わん、売ってくれ)」アイコンタクト
おじさん「(非道すぎる…)」
おじさん「はい…ジンギスカンキャラメルだよ」
真美「おお!匂いはジンギスカンだよ!食べたことないけど!」
亜美「絶対に美味しいに決まってるよ!これはラーメン食べる前に満足して帰っちゃうかもねー!」
亜美真美「「いただきまーす!」」
後のことは言わずもがな
食べた瞬間阿鼻叫喚と化し二人とも「死ぬかと思った…」と冗談好きの二人がマジで答えていた。悶絶してる姿がアイドルから掛け離れていた(お笑いに特化しすぎていた)のでもちろんカットされた。ディレクター陣は爆笑していた。気に入られたのでよかったとしよう
※ジンギスカンキャラメルは個人的な意見ですがめちゃくちゃマズイです。
258 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/20(水) 00:29:17.59 ID:jR2XIm+80
とあるいつか
真「プロデューサー」
黒井「ウィ、どうした真」
真「プロデューサーって小鳥さんと随分仲良さそうですけどどういってた関係なんですか?」
雪歩「もしかしてそういう関係ですかぁ!?」
黒井「違う!そんな訳なかろう!」
やよい「じゃあどういった関係なんですかー?」
黒井「仕事柄、彼女のことを昔から知っていただけだ」
雪歩「小鳥さんの過去!?私気になります!」
真「僕も気になります!」
黒井「そうだなあれは五年前くらいになるか…」
259 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/20(水) 00:30:15.65 ID:jR2XIm+80
真「プロデューサーって小鳥さんと随分仲良さそうですけどどういってた関係なんですか?」
↓
真「プロデューサーって小鳥さんと随分仲良さそうですけどどういった関係なんですか?」
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/20(水) 01:26:53.15 ID:PQiiLWRGo
ジンギスカンキャラメルは偶に食べると癖になる美味さがある
常食はしたくないけど
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 00:52:15.81 ID:piNk6vyro
社長歳幾つなんだろう
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 06:21:54.71 ID:MACAVw8go
ピヨママがアイドルの頃に新人だったっぽいから50代前半くらいじゃない?
263 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/21(木) 08:28:15.00 ID:rb0AP/1hO
とあるどこかのオーディション
黒井「フーハハハハハ!高木の事務所のアイドルが出ると聞いたからオーディションに出てみたものの単なる雑魚だったようだな!私のアイドルの前では馬の糞のようなものよ!」
黒井「秋月律子…ウチに来れば輝けるというのに…高木!やはりあいつのプロデュース方針は間違っている…!」
黒井「さて帰ると…」
小鳥 黒井の前を通り過ぎる
黒井「……!おいそこの君!」
小鳥「…?私ですか?」
黒井「君は音無と言う名前ではないか?」
小鳥「はあ…そうですけど…(誰?まさかストーカー!?」
黒井「私は君の母をプロデュースをしていた黒井だ」
小鳥「ああ…母をプロデュース…黒井…961プロ…」
小鳥「ってええ!?あの961プロの黒井社長ですかぁ!?」
黒井「ああ、そうだ」
小鳥「その黒井社長が私にどのようなご用件で?」
黒井「君の母は一流だった、まるで光る原石だった。しかしまだ私が未熟だった故トップアイドルの一歩手前まで到達させるのが精一杯だった。」
小鳥「いやそれでも充分…母も満足してアイドルを引退…
黒井「それでは私が満足できんのだ!だからだ音無jr!」
黒井「アイドルにならないか?」
264 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/21(木) 08:53:58.65 ID:rb0AP/1hO
黒井「961プロ専属のアイドルだ。待遇もしよう!」
小鳥「ええ!?私が!?無理ですよ!」
黒井「君なら大丈夫だ!母の良いところを全て受け継いでいる!君ならトップアイドルに…!いや!私が君を…!」
小鳥「う〜ん…」
黒井「私のところに来ればこんなところで燻らずに済む!もっと輝かすことができる!悪い条件ではないだろう?」
小鳥「いえ、私アイドルじゃないですよ?」
黒井「ウィ?」
小鳥「私事務員やっているんです。アイドルの」
黒井「なっ…!?君が事務員だと…!?ふざけるな!宝の持ち腐れにも程がある…!」
小鳥「いや〜黒井社長はすっごい評価してくれてるんでしょうけど私歌とかダンスとか苦手で」
小鳥「たまに歌ってストレスを発散させるくらいが私にはちょうどいいです。それに…」
小鳥「私誰かの為に働くのが好きなんです。今は律子ちゃんの為に働くのが一番楽しいんです」
黒井「……」
小鳥「せっかくのお誘いですがすいません。お断りさせてもらいます。」
黒井「……」
黒井「……たまに来い」
小鳥「え?」
黒井「961プロに来たら私の名前を出せ。それで中に入れる」
黒井「歌は苦手でも歌は好きなんだろう?人前で歌えるくらいにはしてやる」
小鳥「それは黒井社長に迷惑ですよ!」
黒井「私が君の歌を聴きたいだけだ。それなら問題なかろう」
小鳥「…!はい!ありがとうございます!」
黒井「気が向いたらアイドルになってもいいんだぞ」
小鳥「フフッ、気が向いたら、ですか」
黒井「それじゃあアデュー音無jr」
小鳥「ってちょっと待って下さい!」
黒井「どうした」
小鳥「その音無jrってどうにかならないんですか?私は音無小鳥です!」
黒井「音無小鳥か…」
黒井「母に似て良い名だ」
時は流れて…
小鳥「黒井社長!ウチの事務所の娘達凄いんですよ!一度観に来てください!」
黒井「私も忙しいんだ。そんな時間あるわけなかろう」電話ガチャ
社員 「社長、会社を空けて何をしにいくんですか?」
黒井 「ウィ、まぁセレブの暇潰しと言ったところだ」
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 09:18:52.46 ID:pexStOY6o
小鳥の親ってアイドルだったのか
まあただの事務員にしては美人だしな
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 09:32:30.73 ID:NQkNjcbUo
朝焼けは黄金色を見るのです...
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 10:04:32.72 ID:38FAHtlnO
歌唱力だけなら765最強は小鳥さんだもんな
268 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/21(木) 10:42:14.69 ID:rb0AP/1hO
そして今に
真「成る程、そういうことがあったんですね」
やよい「だから小鳥さんってあんなに歌上手かったんですね!」
雪歩「んーでもなんだか思っていたような関係じゃなかったのが少し残念ですぅ」
黒井「小鳥と私に色恋沙汰があるわけなかろう。小鳥のことだ、きっと今では良い相手が…」
真「あっ…(察し)」
やよい「あっ…(察し)」
雪歩「あっ…(察し)」
黒井「ウィ?」
小鳥「プロデューサーさん?」ニコニコ
黒井「なんだいたのか小鳥、どうし
小鳥「今日飲みに行きましょうね?」
黒井「いや君と飲みは遠慮…
小鳥「行 き ま し ょ う ね ?」
黒井「はい…」
ーーーーーーーーーーーー
やよい「プロデューサーさん引っ張られていきましたね」
真 「まあ地雷踏んだプロデューサーの自業自得だよあれは」
雪歩「あれは仕方ないよねって…ねぇ真ちゃん…?」
真「どうしたの雪歩?」
雪歩「…961プロの社長ってどういうこと?」
彼女たちの口封じをするのらまた別のお話
269 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/21(木) 10:43:05.49 ID:rb0AP/1hO
彼女たちの口封じをするのらまた別のお話
↓
彼女たちの口封じをするのはまた別のお話
訂正です
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 11:39:08.12 ID:VXFTfU3Oo
小鳥さんのおかげで皆ここまで来れたというわけか
271 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/21(木) 18:51:32.04 ID:rb0AP/1hO
美希「えー響と仕事ー?美希嫌だよー」
響「酷いぞ美希!せめて自分がいないところで言ってよー!」
黒井「そういう問題なのか…?」
美希「美希、響は大好きでも響姫は嫌いだよーいつもの響と全然違うし!」
響「仕方ないじゃないか!そっちの路線で売れちゃったんだから!」
貴音「そうですよ美希、響はファンの皆に楽しんでもらえるように響姫という人物を演じているのですよ。私たちも見習うべきです。」
響「そうだぞー!自分頑張っているんだぞー!」
美希「ハニー、指パッチン」
黒井「ん」パチン
響「私と同じステージに立つんだからアンタ達も全力で自分に喰らいついてきなよ、振り落とされても知らないから」
美希「……」
響「貴音、アンタも巷じゃ姫って呼ばれているらしいけどそんなものは空想」
貴音「いいえ、私も貴女と同じところまで登りつめますよ響姫」
響「フッ、面白いね」
響「でも覚えていて、自分こそがアイドル界の姫、トップに相応しい…貴女の席はないよ」
美希「……もういいよハニー」
黒井「ん」パチン
響「だあー!プロデューサー!仕事以外の時は鳴らさないでよ!身体が勝手に反応してモード入っちゃうじゃないかー!」
黒井「すまんな美希が指示したものだから」
響「美希もイタズラでやめてよねー!貴音も乗らなくていいからー!」
貴音「すみません、つい」フフッ
美希「ねぇハニー…」
黒井「どうした美希、もう一度鳴らせばいいのか?」
美希「響変わりすぎだよ!!もはや別人だよ!!」
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 19:20:13.16 ID:DyWSCdORo
うちなーグチの欠片も残ってなくて草
273 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/21(木) 19:28:22.73 ID:rb0AP/1hO
美希「全然いつもの響と違うの!語尾の『ぞ』は!?活発な響は!?どこにいってしまったの!?」
響「? ここにあるぞ」
美希「うん!今は!今はあるんだけど指を鳴らせば…」
黒井 指パッチン
響「そんなことで騒ぐなんて、美希もまだまだ子供だね」
美希「遥か彼方に飛んでいったの!何処かに行ってしまったの!」
黒井 指パッチン
響「だあー!プロデューサー!だから…」
美希「おかえり…響…」涙タラー
響「??? た、ただいまだぞ…」
貴音「美希行けませんよ、美希の本来のポジションは『ボケ』、ツッコミをメインにしては…」
美希「知らないよ!美希は765プロの中でも常識人枠なの!」
貴音「うーん…そんなに違和感を感じますか?」
美希「違和感しかないの…貴音がキャピキャピするのと同じくらい違和感あるの…」
貴音 スッ…
美希「ダメ!それはホントにダメだから貴音!美希の中の貴音が崩れるから!美希765プロにいられなくなるから!」
響「じゃあ響姫は…」
美希「ダメなの!!!」
黒井「こうも拒絶反応が強いと仕事に差し支えてしまうな…」
響「まぁ自分もあんまり好きじゃないけどなあ響姫」
黒井「まんざら嫌でもないくせに何を言っている」
響「ち、違うぞ!///響姫の時の自分に酔ってるとかちょっと楽しいなって思ったりなんて全然してないぞ!」
貴音「響、全て口に出していますよ」
黒井「うーん…ネットでは『響派vs響姫派!どっちが人気!?』と響本来の性格がバレつつあるからな…そろそろここでネタバレを…」
美希「うん!絶対その方がいいの!」
黒井「それでは次の特番で…」
貴音「いえプロデューサー、響姫は響が努力して得たキャラクター、それをみすみす捨てるのはいささか勿体無いと思います」
黒井「ふむ…それも一理あるな…どうしようか」
これから響をどういう風に売り出す?
A S寄りの響ちゃんが見たいからこのままで
B 活発な響ちゃんが一番!ハイサイな響ちゃんで!
安価
↓1〜3
多い方を採用にします
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 19:32:40.59 ID:7NdA2NXjo
B
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 19:34:36.32 ID:Bd4z74Y7O
B
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 19:35:00.27 ID:1H7h3pEyO
安価かよタイトルに書いとけ
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 19:41:40.41 ID:u9v6gCeP0
b
278 :
◆hbjKLbQOl6
[sage]:2017/12/21(木) 19:42:48.51 ID:rb0AP/1hO
>>276
安価はちょこちょことやっていますので安価メインではないかと思ってタイトルからは外しました。誤解を招いてしまって申し訳ございません…
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 19:55:34.67 ID:QMONZXbfo
えぇ・・・これで安価メインじゃないの・・・
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 20:29:04.41 ID:VXFTfU3Oo
今更何をツッコんでるんだw
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 20:35:30.26 ID:1H7h3pEyO
作者の真摯な回答に心打たれました
粗暴な言い方であったと反省しています
むやみやたらに争いを産み出して申し訳ありませんでした
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 21:00:33.92 ID:oVb0TZYSo
分裂症アイドルとして売っていこうぜ
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/21(木) 21:54:45.60 ID:RzQxu9keO
実は双子だったんだよ!(双海姉妹のアイデンティティ消滅
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/22(金) 08:56:04.50 ID:hf5SIp+Go
パッチンで変身するなんてまるでパブロフの犬
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 00:05:12.25 ID:g5gYHqR+O
ほ
286 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/28(木) 10:43:54.24 ID:EvjX1jCgO
そして当日
アナウンサー「さて今日もやってきましたWステのお時間です!」
司会「今日もやっていきましょう」
ワー!ワー!ワー!ワー!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
司会「それでは次の方達です。」
アナウンサー「今人気絶頂中の響姫を筆頭にメテオシャワーの美希さん、そして765プロ第二の姫と名高い貴音さんの今夜限りのユニット『プロジェクト・フェアリー』です!」
ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!ワー!
響「ハイサイ!自分頑張るぞ!」
美希「やったー!響と貴音とWステ!幸せなの!」
貴音「こらこら美希、あまりはしゃぐのではないですよ」
ネットの反応
『あれ?響姫ってあんな感じだったっけ?』
『いや、もっと凛としてただろ』
『俺は信じてた響姫はキャラ、響派の勝利』
『情弱乙www響姫は元気の良い美希ちゃんに合わせているだけだから』
『それだと貴音ちゃんも美希ちゃんみたいになっていないと辻褄が合わんのだが?』
『↑お姫ちんとお呼びしろ』
『っていうか今日の美希ちゃんめちゃくちゃテンション高くね?』
287 :
◆hbjKLbQOl6
:2017/12/28(木) 11:01:06.96 ID:EvjX1jCgO
プロジェクト・フェアリー出番前
司会「いやぁそれにしても響ちゃん、今日は随分雰囲気違うね」
響「これが本当の自分なんだぞ!」
響「注目され始めた時皆が強くてカッコイイ自分を望んでいたからなってみたんだけど…」
響「自分には合わないと思って…」
司会「成る程、それで今日本来の響ちゃんをお披露目と」
響「そうだぞ!TVの前の皆!今まで騙していてごめんなさい!そのぶん皆に応援してもらえるように頑張るからこれからもよろしくお願いします!」
美希「響なら大丈夫なの!響姫の時の1000倍はファンの人が増えるの!」
響「ホントに美希は響姫嫌いなんだな」
美希「大嫌い!だって全然響が響してないもん!だから今の響は大好きだよ!」
響「み、美希///恥ずかしいぞ///」
貴音「こらこら二人とも、もうすぐ出番ですよ」
アナウンサー「それではプロジェクト・フェアリーの皆さん、準備お願いします。
ネットの反応
『響 派 大 勝 利』
『この娘絶対クール系の方が合うと思ってたけど元気系の方が合うのな』
『まあ正直玲音の二番煎じだったからなあ』
『↑屋上』
『僕達を騙していたなんて響姫には失望しました。響ちゃんのファンになります。』
『そんなことよりもこれは美希×響でok?』
『響姫×美希だろjk』
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 01:17:50.20 ID:c/RJTByBO
ほ
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/23(火) 18:02:33.85 ID:sPyTx0lxo
エター
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/23(火) 23:58:51.44 ID:+K4LsXWd0
なる
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 18:56:07.04 ID:WZyiTeuao
おい
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/05(月) 08:41:55.46 ID:djydWwm1O
待ってる
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/07(水) 00:12:28.44 ID:02OHIr9PO
二ヶ月以上も動いてなかったのか
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