モバP「ん? なんだこのリモコン」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 01:57:55.82 ID:4cGSDDaU0
P「スイッチやらツマミやら物凄い量だな……使いにくいだろコレ」

晶葉「おお、助手。それに気付いたか」

P「またお前の仕業か。今度は何だ?」

晶葉「うむ、それは身体を作り替えるリモコンだ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512320275
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:03:13.66 ID:4cGSDDaU0
P「なんだそりゃ……」

晶葉「部分的にサイズを弄ったり、感覚を強化したり……まあ用途は様々だな」

P「マジかよ、このリモコン一つで? 一体何がどういう仕組みになってるんだ」

晶葉「聞きたいか。世界中に命を狙われるかもしれんぞ?」

P「じゃあやめとくよ物騒な」

晶葉「なにせ全身の数値をくまなく操作すればまったくの別人になれるんだからな。この技術が外部に漏れたらどうなることか」

P「なんでそんなもん作ったんだお前は」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:06:53.75 ID:4cGSDDaU0
晶葉「……なあ、助手。疑問に思ったことはないか」

P「なんだ急に。何をだ?」

晶葉「友紀、文香、美優……。明らかにプロフ数値と実際の体型が一致していないだろう?」

P「ま、まさか」

晶葉「ああ。このリモコンで胸を増やしてやったのさ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:16:08.43 ID:4cGSDDaU0
P「お前、何てことを……」

晶葉「ちひろからの命で極秘裏に作り上げたんだ。『彼女らを盛れ』という指示でな」

P「じゃあ、まさか最小クラスのはずの梨沙に谷間があるのは」

晶葉「本人の意向で盛った」

P「光や聖の胸がプロフより明らかに小さいことがあるのも……」

晶葉「たまに小さくしてやってるんだ。大きいのが恥ずかしいらしいぞ」

P「未央の胸がたまに異常成長しているのも、きらりが唐突に巨乳化したのも、かな子の横幅が倍近く変化するのも全て」

晶葉「ああ、このリモコンの仕業さ」

P「そんな……愛梨の胸が膨らみ続けているのも……」

晶葉「アレは再測定していないだけだ」

P「マジかよ」

晶葉「うむ」

P「すげえな愛梨」

晶葉「あれは凄い」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:21:43.12 ID:4cGSDDaU0
晶葉「そして、このリモコンを見つけてしまったからには助手も共犯者だ」

P「な、何だと……」

晶葉「正直女子中学生には荷が重いんだよこんなもの。こういうことは本来プロデューサーである助手の仕事だろう」

P「ごもっともだ。何故俺には秘密にしていたんだろうか……」

晶葉「何か心当たりはないのか?」

P「……」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:28:52.56 ID:4cGSDDaU0
P「俺は……ありのままのアイドルが好きだ」

P「無闇に加工修正するようなマネはそいつを否定しているような気分になる」

P「その分節制や体型維持には厳しく行くが、数値が変化するのならそれはそれで構わないと思ってる」

P「変わりゆくことも魅力の一つだからな」

晶葉「この装置の使用は反対、というワケか」

P「嘘は嫌いでな。ウチはクリーンな事務所だぞ?」

P「おかしいとは思ってはいたんだ。だが疑うようなことはしたくなかった……」

晶葉「……ふむ」

P「あと俺は尻の方が好きなんで巨乳に執着する理由が分からない」

晶葉「何故ここまできて単純な本音を漏らした」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:36:06.83 ID:4cGSDDaU0
P「小さくたってそれも魅力だろう? それでいいじゃないか。俺は尻にできものが無ければそれでいいんだよ」

晶葉「単純にストライクゾーン広いな助手。何故女子中学生にぶっちゃける」

P「共犯関係なんだ。こっちだってぶっちゃけさせてもらうさ」

晶葉「まったく……どおりで志保を溺愛している訳だよ」

晶葉「……」

晶葉「なあ、助手」

P「ん?」

晶葉「ちなみになんだが、その……胸は小さくても構わないのか?」

P「ああ。俺は尻が柔らかければそれで満足だ」

晶葉「そ、その……もっと、こう、全体的に小さくても構わないか?」

P「貴賤無しだ」

晶葉「そ、そうか……ありがとう」

P「?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:40:11.09 ID:4cGSDDaU0
晶葉「ならば助手よ。こんなもの……もう、いらないのかもな」

P「俺のプロデュースには不要だ」

晶葉「力強く言い切ってくれるよ、まったく」

P「どうするんだ、ぶっ壊してしまうか?」

晶葉「それも構わないかもな。だが、その前に――」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:42:17.35 ID:4cGSDDaU0

────────────


晶葉「第一回! チキチキプロデューサー改造計画〜ッ!」


ワァァァァァッ



P(捕縛)「……」



P(捕縛)「……は?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 02:43:56.73 ID:o5XFizIh0
太らせよう
大丈夫
カロリーは味方
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 02:48:01.75 ID:eC9HhfKgo
佐竹さんはお向かいに返りましょう
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:50:03.16 ID:4cGSDDaU0
晶葉「思い切って事務所のアイドル達全員にこれの存在をバラしたよ。これならちひろにもどうにも出来まい」


友紀「いやー、最近おかしいとは思ってたんだけどねー!『お、成長期?』なんて思ったりとかしてさー!」ケラケラ


麗奈「あ、アンタわざわざそんなことしてたの!?」

光「だ、だって……」


留美「……」ジトー

瞳子「はぁ……」

美優「な、なんですか……」


凛「……ふーん?」

まゆ「ま、まゆは自力で寄せただけです」

凛「どうだか。こっちはちゃんと自分の力で勝負してたのに」

まゆ「信じて下さいよぉ……」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 02:56:06.61 ID:4cGSDDaU0
晶葉「ま、各々混乱はあるだろうが、どうしても処分前にコレをやっておきたかったんだ」

P「俺の改造をか!? なあ人権って言葉を知ってるか!?」

晶葉「何にでもなれるんだぞ? 男のロマンだろう」

光「そ、そうだぞP! 変身はロマンだ!」ガバッ

麗奈「話を逸らさない光! ったく、勿体ないことを……」

光「そして変身してアタシを助けてくれ!」

P「ぐぬぬ……」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 03:09:26.30 ID:4cGSDDaU0
晶葉「という訳で何か希望はあるか? 大抵の要望は叶えられると思うが」

穂乃香「っ! はいはいっ!」

忍「うわっ何その元気」

晶葉「はい穂乃香!」

穂乃香「Pさんがもっとぴにゃこら太に似れば素敵だと思います!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 03:11:17.89 ID:4cGSDDaU0
晶葉「……ぴにゃこら太?」

穂乃香「はいっ」

晶葉「……」

穂乃香「……」フンス

P(お前いつからそんなんなったんだろうな……)

晶葉「ま、試しにやってみるか」

P「!?」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 03:17:06.53 ID:4cGSDDaU0
晶葉「顔を似せてみればいいんだろうか……」

P「ちょっ、お前いきなり顔から改造る気か!?」

晶葉「まあいいじゃないか。助手の素顔はメモリー登録済みだから戻る時は一瞬だ」

P「普通こういう時は体型からだな――うおっ顔筋が!?」グググ

晶葉「まぶたに、鼻に、口に……全部調整していかなければな……」ピピピ ジジジ

P「ぬああっ!? なんだこの内側からツボ押しされてるみたいな……うおっ!? 顔面勝手に動きまくってるぞ!?」グググ

晶葉「……うわぁ」

P「自分でやっておいて引くな!」グググ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 03:23:33.07 ID:4cGSDDaU0
きらり「きらりくらいおーっきなPちゃんを見たいにぃ☆」

晶葉「ふむ、身長……」クリクリ・・・

P「ぐああっ!? なあこれどうなってんの!? 関節の位置どうなってんの!?」ゴキゴキ

茜「筋肉質な方がいいですね!! トレーニングにどこまでも付いてきてくれるような!!!!」

真奈美「ははっ、それは同感かもな」

晶葉「全身の筋肉量、と……」ポチポチ

P「木場さんまで――ぐぅっ!? なんか体中張ってんぞ!?」シュオオ

由里子「やはり乙女が求めるのは奥深く響くバリトンボイスだじぇ」

P「ぐぇっ! 喉はマジでやめろ!! 単純に苦しい!!」


────────────
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/04(月) 03:27:50.17 ID:4cGSDDaU0
P「はぁ、はぁ……何がどうなった……」

晶葉「こ、これは……思ったより不審者だな……」

凛「あー……私、これがスカウトに来たら通報するかも……」

P「ま、待った! マジにどうなったんだ俺!?」

晶葉「鏡だ。見てみるか?」

P「ん、ああ。どれどれ……」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 03:30:58.49 ID:29seyWl8o
あ、これ竹u
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