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【モバマス安価】ちひろ「大変ですプロデューサーさん!」
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179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/09(土) 23:17:53.47 ID:X8No4OEc0
留美「こうした方がお願いを聞き入れてもらいやすかなと思ったの」
留美「もしよければなんだけど、今から仕事の休憩にケーキを食べに行かない?」
P「ケーキ、ですか」
留美「ええ。駅前に新しいお店が出来たのよ」ニコッ
P「!」ドキッ
P(仕事してるイメージの強い留美さんが、こんな可愛らしいことを言うなんて)
P(この笑顔も、すごく……)
幸子(ま、マズいです! 留美さんに魅了されてます!)
幸子(どうしましょう……何とかしないと……!)
↓2 幸子のとった行動
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/09(土) 23:19:37.36 ID:73beMHeoO
ボクも気になってたんですよあのお店!ご一緒させてください!
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/09(土) 23:20:42.20 ID:37rjur+Vo
>>180
+ 自分も腕に捕まる
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/09(土) 23:28:55.97 ID:X8No4OEc0
留美「お願い」ギュー
P「は、はい……いいですけど……」
幸子「プロデューサーさんっ」ギュッ
P「!」
幸子「ボクも気になってたんですよあのお店!」
幸子「ぜひご一緒させてください!」ニコッ
留美「……」
P「そうなのか。留美さん、いいでしょうか?」
留美「ええ、もちろん」ニコッ
留美「じゃあ行きましょうか」スッ
幸子「はい」スッ
P(一斉に腕から離れた!? 何なんだ一体)
留美(この勝負)
幸子(絶対に勝ってみせる)
早苗「……出遅れちゃった」
瑞樹「まあそのうちチャンスはあるわ。行きましょう」
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/09(土) 23:30:58.47 ID:X8No4OEc0
第六話 おわり
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/09(土) 23:39:50.87 ID:X8No4OEc0
――――
幸子「ここのケーキ美味しいですねぇ!」ニコニコ
留美「本当にね」ニコニコ
P「……」
P(おかしい。さっきから2人共笑顔なのに笑ってない気がする)
P(気が張り詰めてるというか……)
幸子「プロデューサーさん、そのチョコレートケーキ美味しそうですね」
幸子「ボクのモンブランと一口交換しませんか?」
P「ああ、いいよ」
幸子「ありがとうございます! じゃ、どうぞ」スッ
P「?」
幸子「食べさせあいっこしましょうよ!」
P「ええ……恥ずかしいな」
幸子「ちょっとくらいいいじゃないですk、さあ」
P「仕方ないな……」パクッ
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/09(土) 23:45:53.47 ID:X8No4OEc0
幸子「美味しいですか?」
P「うん」モグモグ
幸子「次はプロデューサーさんの番ですよ! あーん」
P「……」スッ
パクッ
幸子「美味しいです!」モグモグ
幸子(ふふーん、どうですか留美さん?)
幸子(これはボクとプロデューサーさんの関係だからできることですよ!)
留美「……」
留美「あら、プロデューサー君。口にケーキがついてるわ」
P「え?」
留美「待って、拭いてあげる」フキフキ
幸子・P「!!」
P「す、すみません……」
留美「いいのよ」
幸子(な、なるほど。なかなかやりますね)
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 00:00:42.55 ID:vpLwzf/Q0
幸子(でもボクの方が…)
留美「幸子ちゃん、あなたも」フキフキ
幸子「へ?」
留美「とれたわ。ケーキがついてた」
幸子「あ、ありがとうございます」
幸子(あれ? なんか優しいですね)
P「やっぱり幸子は子供だな」フフ
幸子「!!」
幸子(違う! これは自分を上げつつ相手を下げる巧妙なテクニック!)
幸子(まずプロデューサーさんの口を拭くことで気遣いのできる女性を演出し)
幸子(次にボクの口を拭くことでその効果は膨らみ、さらにボクを子供っぽく見せることもできる!)
幸子(うぅ……やりますね留美さん、さすが大人の女性です……)
留美「プロデューサー君、あなたも人のこと言えないわよ」
P「そうですよね、すみません……」
留美「……でも」
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 00:14:48.39 ID:vpLwzf/Q0
留美「そういう隙があるのは可愛くていいと思うわ」クスッ
P「褒め言葉ですかそれ……」
留美「ええ」
幸子(ちょっと! 良い雰囲気じゃないですか!)
幸子(強烈なカウンターを喰らった後に畳み掛けられた気分です……)
幸子(ボクに勝目はあるんでしょうか)
留美「!」
留美「……ごめんなさい。ちょっとお手洗いに」スッ
P「はい」
幸子(来た! これはチャンスですよ!)
留美(生理現象は避けられないものね……)
スタスタ
P「……」
幸子「……」
↓2 幸子のとった行動
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 00:15:08.27 ID:+Jj+hTeCo
ksk
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 00:21:55.90 ID:ETfgH3gv0
ネクタイが緩んでいたので直す
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 00:36:06.37 ID:vpLwzf/Q0
幸子「あ、プロデューサーさん」
P「ん?」
幸子「ネクタイが緩んでますよ。直してあげますね」グイッ
P「唐突すぎる」
幸子「ごめんなさい、すぐですから」クスッ
P「!」ドキッ
P(あ、あれ? 何で今俺……)
幸子「はいっ、できました」
P「……ありがとう」
幸子(ちょっと強引すぎたでしょうか)
幸子(でもプロデューサーさん、今のでボクとの結婚生活を意識してしまったかもしれませんねぇ)
――――
留美「美味しかった。また行きたいわね」
P「そうですね」
留美「今度は2人きりで」ヒソヒソ
P「えっ」
留美「ふふ」
幸子(何ですか!? 今どんな言葉を耳打ちしたんですか!?)
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 00:53:20.53 ID:vpLwzf/Q0
留美「あ……私、もうそろそろ仕事だわ」
幸子「!」
P「送っていきましょうか?」
留美「ううん、大丈夫よ。ありがとう」
留美「じゃあまたね幸子ちゃん」
幸子「はい」
幸子(これはどういうことでしょう。勝負はお預け?)
留美「あ、そうだわ」
留美「プロデューサー君、今日の夜空いてる?」
P「夜ですか? ええ、一応」
留美「美味しいお酒のあるお店があるんだけど、一緒にどうかしら」
幸子「!!」
P「いいですね。他に誰に声をかけますか?」
留美「誰にも声をかけないで。私と君の2人で飲みましょう」
P「2人で……? いいですけど」
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 01:00:43.12 ID:vpLwzf/Q0
幸子「!?」
幸子(そ、そんな……)
留美「決まりね。じゃあ7時にプロダクションの前に集まりましょう」
P「はい」
幸子「……」
留美「ごめんね幸子ちゃん、子供は入れない所だから」
幸子「だ、大丈夫ですよ! 仕方ないですから!」
留美「大人になったら一緒に行きましょう」
スタスタ
留美(これも勝負の一環よ。卑怯だなんて思わないでね)
幸子(卑怯なんて思いません。大人と子供の差は承知の上ですから)
幸子(けど……干渉できない以上、ボクは家で祈ってるしかないです)
P「……」
幸子(プロデューサーさんは、そんなに簡単にコロっといったりしませんよね?)
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 01:09:01.57 ID:vpLwzf/Q0
P「どうした幸子? 不安そうに俺を見て」
幸子「い、いえ……」
P「幸子の仕事はもう少し先だな。ちょっと遊んで行くか?」
幸子「……はい」
幸子(クヨクヨしてられません。今のうちに少しでもアピールしておくんです)
幸子(どこに行きましょうか)
1、ゲームセンター
2、ペットショップ
3、自由安価
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 01:10:22.39 ID:vpLwzf/Q0
↓2です
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 01:12:03.35 ID:JeILJBo1O
ksk
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 01:12:50.81 ID:0qUG6fsho
温水プール
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 01:26:25.61 ID:vpLwzf/Q0
――――
幸子「プロデューサーさん行きますよー! カワイイサーブ!」ポーン
P「何だその名前……よっと!」ポーン
幸子「カワイイアタック!」バシンッ
P「うわっ!?」
ザパーン
幸子「ふふーん! ボクの可愛さを受けきれませんでしたか」
P「こんな近距離でアタックするか普通!?」
幸子「確かにちょっとやり過ぎましたね……ごめんなさい」
幸子「ところで、ボクの水着姿どうです?」
P「またか。もう4回目だぞ」
幸子「できるなら無限に聞きたいですね。お願いします、もう一度だけ!」
P「すごく可愛いよ」
幸子「ありがとうございます!」ニコッ
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 01:35:41.76 ID:vpLwzf/Q0
P「全く……」ハハ
幸子「プロデューサーさん、最後にあれに乗りましょう」
P「ウォータースライダーか? いいけど、結構怖いって有名だぞ」
幸子「それは困りましたねぇ。うーん、どうしましょうか」
幸子「あ! そうです、一緒に乗ればいいんですよ!」
P(ほぼ棒読み)
幸子「早速二人乗り用のボート借りて来ますね!」ザバザバ
P「決定か!」
――――
幸子「いよいよボクたちの出番ですね」
P「俺が後ろに乗ればいいのか?」
幸子「はい。後ろでボクを抱きしめててください」
P「それは必要ないんじゃないか……周りの目も厳しいし」
幸子「そうしてもらわないと怖くて乗れないんですよ」
幸子「さあ、後ろがつっかえてますよ! 早く!」
P(じゃあ無理して乗らなくてもいいだろ)
P「分かったよ。いくぞ」
ギュッ
幸子「!」
幸子(こ、これは……いいです! いいですよ!)ドキドキ
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 01:42:35.51 ID:vpLwzf/Q0
P(なんか、こうして肌が触れると……ダメだダメだ。何考えてるんだ俺)
幸子「スタートです!」
P「!?」
幸子「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!」
P「……!!」
P(確かにこれは、結構……!)
幸子「ちょっ、なんか速くないですか!?」
幸子「想像よりも……! ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!」
幸子「落ちる落ちる落ちますって!! いやあぁぁぁぁぁぁ!!」
――――
P「なかなか怖かったな」
幸子「はぁ……はぁ……」
P「大丈夫か?」
幸子「は、はい……」
幸子(くっ、可愛い悲鳴を維持できませんでした!)
幸子(こんなんじゃプロデューサーさんに良く思われません……)
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 01:54:19.04 ID:vpLwzf/Q0
P「ふふ……それにしても、さすがだな幸子」
幸子「え?」
P「あの声といい動きといい、いいリアクションだったよ」
P「聞いてるうちに恐怖心がどこか飛んでいった」
幸子「なっ!? 失礼じゃないですか!?」
P「ごめんごめん。でもあんなの反則だよ」アハハ
幸子「うう……」
P「落ち込まなくてもいいだろ。あれも幸子らしさなんだから」
P「そういうところ、俺は好きだぞ」
幸子「え?」
P「さて、そろそろ着替えるか」
幸子「……」
幸子(い、今の……どういう意味?)
幸子(確かに好きって……)
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 02:02:03.08 ID:vpLwzf/Q0
――その夜・幸子の部屋――
P『そういうところ、俺は好きだぞ』
幸子「……」
P『俺は好きだぞ』
幸子「……」ニヤニヤ
P『好きだぞ』
幸子「くぅーー! うふふっ!」ジタバタ
幸子(好きって言ってもらえた。恋愛的な意味での好きじゃないにしても)
幸子(ボクに好意を持ってくれてるってことですよね!)
P『好きだぞ幸子』
幸子「えへへへ! やめてくださいよー、みんなの居る前で……」ジタバタ
ピタッ
幸子「……でも今」
幸子「プロデューサーさんと留美さんは、一緒のお店で一緒にいるんですよね」
幸子「……不安です、すごく」
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 02:08:59.53 ID:vpLwzf/Q0
幸子「……」
幸子「もし2人が楽しくお酒を飲んで、酔っ払って」
幸子「良い雰囲気になって、ホテルへ……なんてことも……」
幸子「やめです! やめ! こんなこと考えるなんて余計です!」
幸子「今日は早めに寝ましょう。起きてると不安しかないですからね」
幸子「お風呂入ってこよう」スタスタ
――翌朝――
ガチャ
幸子「おはようございます」
P「おはよう幸子」
幸子「……」
P「俺の顔に何かついてるか?」
幸子「い、いえ……」
幸子(聞くのが怖い。でも聞かないと)
幸子「プロデューサーさん」
P「ん?」
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 02:14:30.06 ID:vpLwzf/Q0
幸子「き、昨日のことなんですけど……留美さんと…」
P「ごめん幸子……その話はちょっと」
幸子「え?」
P「あまり思い出したくないというか……はは……」
幸子「な……何でですか? 留美さんと何が…」
ガチャ
留美「おはようございます」
P「あ」
P「留美さん……昨日はすみませんでした!」ペコリ
幸子(え? 何かしたんですかプロデューサーさん)
留美「いいのよ。気にしないで…」
幸子「……」ソワソワ
留美「……ふふ」
留美「そうね。ちょっと傷ついちゃったかも」
幸子「!!」
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 02:24:17.63 ID:vpLwzf/Q0
留美「あんなことやこんなことしたんだから、当然よね」
P「はい……」
留美「責任とってくれる?」
P「必ず」
幸子(あんなことや……こんなこと……)プルプル
幸子(責任とる……? それってもしかして……!)プルプル
留美「じゃあ私はもう仕事だから」ガチャ
幸子「あ」
幸子(怖いだとか言ってられないです! 直接聞かないと! 昨日何があったのか!)スタタタッ
――――
幸子「留美さん!」
留美「幸子ちゃん、どうしたの?」
幸子「……」
留美「まあ、大体分かるんだけど」
留美「昨日あったことを聞きたいんでしょ?」
幸子「はい」
幸子「もしかして、プロデューサーさん……留美さんと……」
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 02:32:25.92 ID:vpLwzf/Q0
留美「何も無かったわ」
幸子「……え」
留美「幸子ちゃんが考えてるようなことは、何もね」
留美「プロデューサー君、お酒を飲み過ぎてへとへとになったのよ」
留美「で、私が介抱してあげたの。タクシーを拾って送り届けて」
幸子「あんなことやこんなことって言ったのは?」
留美「フラフラで私にもたれかかってきたり、肩を貸したりしたから」
幸子「責任とってって言ったのは?」
留美「迷惑をかけた分、お返しをしてねって意味」
幸子「……そうだったんですね」
幸子「ビックリしました……てっきり……」
留美「ごめんなさい、あなたをちょっぴりからかったの」
留美「本当は仲を進展させる気で誘ったんだけど……美味しいお酒を勧めたのがいけなかったわね」
幸子「……」
幸子「でも、そんな姿を見て幻滅しましたよね?」
留美「幻滅とまではいかないけど、ガッカリしたわね。自分の限界を分かってる人だと思ってたから」
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 02:49:06.79 ID:vpLwzf/Q0
幸子「じ、じゃあもうアピールはしないんですか?」
留美「いいえ」
留美「確かにガッカリはしたけど、それ以上に……プロデューサー君の弱点というか」
留美「だらしない部分を知ることができたんだって、喜んでるのよ」フフ
留美「関係は進展しなかったけど、もっと彼を知ることができて嬉しいの」
幸子「……」
留美「責任をとってくれるらしいし、今度は食事に誘ってもらおうかしら」
留美「もっともっと彼を知りたいわ。もちろん私のことも知ってもらいたい」
幸子「留美さん」
留美「?」
幸子「あなたはとても素敵な大人の女性です」
幸子「勝ち目はないのかもしれません……でも」
幸子「ボクだってプロデューサーさんのことが好きなんです! 絶対に負けませんから!」
留美「子供のあなたが大人になるまで、引き止めておけるかしら?」
幸子「ボクは世界一カワイイですからね! セクシーな魅力にも負けませんよ!」
留美「そう、楽しみね」クスクス
早苗「結局出ていけなかったわ……」
瑞樹「まだまだチャンスはあるから待ちましょう。虎視眈々とね」
第七話 おわり
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 02:51:45.73 ID:vpLwzf/Q0
ここまでにします
次は夕方頃に始めます
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 04:38:10.52 ID:Zfjktcvv0
当初の話と違ってただの幸子中心のラブコメになってきてるのが残念。
タイトル詐欺。
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 08:22:43.65 ID:vpLwzf/Q0
>>208
幸子の話とだけ決めてたので
これもそのうちと考えていただけると…
思ったような展開で無く、すみませんでした
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 10:44:39.54 ID:Jb/6w3cDO
ええんやで
早耶キチも来ないし、楽しく読めてるから
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 10:59:14.54 ID:Szuip2bMo
(あっ、
>>210
みたいなレスが来たってことは次くらいで早耶が来るな)
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 12:30:32.91 ID:swUQ/Mago
フラグ立ったな
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 12:33:06.32 ID:mndFqXBfo
>>210
の自演だもんな。やーい早耶P
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 15:34:41.72 ID:g4W935riO
いつもの末尾Oなんj語
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 16:58:51.25 ID:fG5bA/vno
すまんがなんJ語って何?
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 17:23:08.65 ID:0DIiig1Po
ぐぐれ
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 23:23:05.84 ID:vpLwzf/Q0
すみません、こんな時間になってしまいました
少しですが始めます
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/10(日) 23:23:51.72 ID:6icllmIPo
早耶が出たら安価下で頼むぞ
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/10(日) 23:42:24.15 ID:vpLwzf/Q0
――――
P「……」
ちひろ「プロデューサーさん、なんか元気ないですね」
幸子「お酒の飲み過ぎで留美さんに失礼したらしいですよ」
幸子「ま、ボクはそんなプロデューサーさんも受け入れますけどね!」
ちひろ「? そ、そうですか」
ちひろ(誰かの影響を受けたのかしら)
スタスタ
早苗「プロデューサー! もっと張り切っていきましょう!」バシン
P「痛っ!? 早苗さん、いきなり何するんですか!?」
瑞樹「そうよ、そんなことしたら痛いに決まってるでしょ」
瑞樹「大丈夫だった?」スリスリ
P「あ……ありがとうございます」
幸子「……!」
幸子(早苗さんと瑞樹さん……まさか……)
幸子(いえ、さすがに考えすぎですよね。2人もプロデューサーさんを狙ってるなんて)
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 00:01:04.73 ID:0C6QEgNO0
早苗「ご、ごめんねプロデューサー」スリスリ
P「いえ……」
瑞樹(いい早苗ちゃん、先に落とした方が勝ちよ)スリスリ
早苗(分かってるわ。恨みっこなしね)スリスリ
P「あの、もう背中大丈夫なんで……」
幸子(な、何ということですか)
幸子(あれは間違いなく獲物を狙う肉食動物の目!!)
幸子(やっぱり2人もプロデューサーさんを……!)
早苗「プロデューサー、このお詫びと言ってはなんだけど」
早苗「今夜食事でもどうかしら?」
P「え? ああ……すみません。しばらくはお酒を控えるつもりなので」
早苗「お酒は抜きでどう?」
P「まあそれなら……いや、お詫びなんていいですよ。このくらい」
早苗「そ、そう」
瑞樹(必死すぎよ早苗ちゃん)
早苗(な、なんですって!?)
瑞樹(今から私が大人の誘い方というものを見せてあげる)
幸子(あの2人、さっきから目をパチパチさせて何してるんでしょうか)
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 00:28:05.10 ID:0C6QEgNO0
瑞樹「プロデューサー、相談があるんだけど」
P「はい」
瑞樹「私的な相談なの。私弟がいるんだけど、近々誕生日なのね」
瑞樹「それで誕生日プレゼントを買いたいんだけど、どういうものがいいか分からなくて」
瑞樹「もしよかったら意見を聞かせて欲しいの」
P「俺にですか? いいですよ」
瑞樹「ありがとう! 歳はプロデューサーよりちょっと下で…」
早苗「瑞樹ちゃんって弟いないでしょ」
瑞樹「……」
P「いないんですか?」
早苗「うん」
瑞樹「あ、あははは!」
瑞樹(ちょっと! 邪魔するのは無しでしょ!)
早苗(これも恋愛よ!)
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 00:49:55.12 ID:0C6QEgNO0
――――
早苗「ということで!」スタスタ
瑞樹「楽しみにしてるわね」スタスタ
P「はい」
幸子(結局2人共食事の約束を取り付けていきました)
幸子(最初はちょっとグダグダでしたけど、それからがとてもスマート)
幸子(ボクも見習わなければいけないことばかりで、さすがです)
幸子(……ボクは、このままでいいんでしょうか……)
幸子(留美さんにも言ったとおり、可愛さには自信がありますけど)
幸子(それだけで戦うとなると苦戦を強いられると思います)
幸子(もっと……もっともっと魅力が欲しいです。スキルを上げたいです)
???(心の叫び、しかと聞き届けました)
幸子「!?」
幸子(な、何ですか!? 誰かがボクの脳内に直接……!?)
???(怖がることはないです。ゆっくり後ろを向いてください)
幸子(めちゃくちゃ怖いですよ!?)
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 01:14:10.17 ID:0C6QEgNO0
幸子(う、後ろにいるんですか?)
???(はい)
幸子(……)ドキドキ
クルッ
幸子「……なんだ、裕子さんでしたか」
裕子「あれ? そんなに驚いてない!」ガーン
幸子「ええ、ボクの予想だと小梅さんが関係してると踏んでて」
幸子「つまり、幽霊的な何かだと思ってたんですけど……裕子さんでホッとしたというか」
幸子「って、えぇぇぇぇ!? 裕子さん本物の超能力者だったんですか!?」
裕子「くぅー! いいですよその反応! それを待ってたんです!」
幸子「少し遅れてやって来ましたよ!! 手品ですか!?」
裕子「本物の力です! ついに私の中に眠っていた力が目覚めたんです!」
裕子(これが証拠です)
幸子(脳内に直接!? すごいです裕子さん!!)
裕子(まあ本当は志希さんの薬の効果なんですけど)
幸子(ああ……って納得してしまうボクもボクですね)
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 01:29:36.32 ID:0C6QEgNO0
幸子(っていうか、そもそも何で裕子さんがボクの前に?)
裕子(話せば短いんですけど、この力を使って色んな人の心の声を覗いてたら)
幸子(なに恐ろしいことしてるんですか)
裕子(幸子ちゃんの声を聞いて……私に何か力になれないかなと思ったんです)
幸子(本当に短いですね。でも嬉しいです、ありがとうございます)
裕子(いえいえ)
幸子「あの、目の前にいるんですから直接話しましょう」
幸子「端から見ると黙ったまま見つめ合ってる変な2人組ですよ」
裕子「確かに! それで、何をレベルアップさせたいんですか?」
幸子「え?」
裕子「言ってたじゃないですか。魅力やスキルを上げたいって」
裕子「具体的に何を上げたいんです?」
幸子「そ、そうですね……欲を言えば恋愛で有利になるもの全部上げたいですけど」
幸子「一つ挙げるなら……」
↓2 幸子の上げたいもの一つ(魅力、料理力、包容力など)
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 01:42:37.03 ID:lpfRmP8DO
ラッキースケベ力
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 01:51:00.15 ID:RZKai8wN0
胸囲
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 02:00:35.55 ID:0C6QEgNO0
短いですがここまでにします
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 20:38:51.16 ID:0C6QEgNO0
幸子「……胸囲」ボソッ
裕子「え?」
幸子「胸囲を大きくしたいです」
裕子「おっぱいですか? 幸子ちゃんはまだまだこれからだと思いますけど」
幸子「今欲しいんです。まあこんなこと言ったって、すぐにどうにかなるものじゃないですけど」
幸子(大人になった時のボクも巨乳とは言えなかったですからね)
幸子(今から牛乳を飲んだりして、地道に頑張るしかないです……)
裕子「牛乳飲まなくても今すぐ大きくできますよ」
幸子「ナチュラルに心読まないでもらえますか!? どういうことですそれ?」
裕子「実は私、心の声を聞く他にもある超能力を持ってるんです」
裕子「簡単に説明すると、自分以外の人の『力』をアップさせることができるんですよ!」
幸子「……」
裕子「ピンと来ないかー。えっと、じゃあ試しに」
裕子「幸子ちゃんが欲しい胸囲……『おっぱい力』をアップさせますね!」
幸子「おっぱい力? 初めて聞きましたけど」
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 21:00:39.08 ID:0C6QEgNO0
裕子「おっぱい力とは!! 大きさ、形、張り、全てを総合して数値化したもののことです!!」
幸子「声が大きいですよ!! それこそ心の声で話すべきでしょう!!」
裕子「ではいきますよ幸子ちゃん、準備はいいですか?」
幸子「えっ、唐突ですね……ど、どうぞ」
裕子「むむむ! はぁーーー!!」
幸子「!?」ググ
幸子(む、胸が……膨らんでる……!?)グググ
幸子(く、苦しい……!!)ググググ
パンッ パパンッ
裕子「痛ぁっ!? ボタンが弾けて私のおでこに!?」
幸子「……こっ」ワナワナ
幸子「これは……! Gカップはあるんじゃないですか!?」ボイーン
裕子「張りも抜群ですからね。測ってみないとどうにも」
幸子「まあカップ数はどうでもいいです。これを押し当てれば、どんな男性もメロメロですよ」
幸子「すごいです裕子さん! ありがとうございます!」
裕子「あ、でも一つ忠告があります」
裕子「この力、長くは持たないので10分したら戻ってきてくださいね」
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 21:12:03.37 ID:0C6QEgNO0
幸子「そうなんですか!? うーん……まあいずれはこうなる可能性もあるんですし」
幸子「ボクの未来はこうですよと一言付け足せば……」
幸子「分かりました! 行ってきます!」スタタタッ
裕子「頑張ってください!」
――――
P「ふー、そろそろ休憩しよう」
P「コーヒーぬるくなってるな……仕方ない」ゴクッ
幸子「プロデューサーさん」
P「ん?」
幸子「ふふーん」ボイーン
P「ごふっ!? げほっ、げほっ!!」
幸子「あーあ、ダメじゃないですか。床にこぼれちゃいましたよ」
P「誰のせいだ!! お前、これ……どうしたんだよ!?」
幸子「本物ですよ♪ ボクの未来の姿です」ユサユサ
P「……分かったぞ。志希か晶葉に頼んだんだろ」
幸子「速攻バレましたね。まあ大体そんなところです」
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 21:22:01.25 ID:0C6QEgNO0
幸子「でも実はこれ、ボクの未来の姿なんですよ」
P「は?」
幸子「ボクが大人になる頃には、このくらい大きくなるんです」
幸子「どうですか? すごいでしょう!」
P「いやいや……この前大人になった時、こんなに大きくなかっただろ」
幸子「その日から牛乳をたくさん飲んで、もう一度やってみたらこれですよ」
幸子「巨乳の素質があるということですねぇ」
幸子(このくらいの嘘ならいいですよね)
P「……」
幸子「あれ、視線が泳いでますよ? ちゃんと見てください」
P「バカなことやってないで早く元に戻せ。仕事に支障が出るだろ」
幸子「なっ!?」ピクッ
幸子(相手にしてくれないなんて……! こうなったら……)スタスタ
ムニュンッ
P「!?」
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 21:36:50.25 ID:0C6QEgNO0
幸子「ほらほら、背中に当たるこの感触どうですか?」ムニュン ムニュン
P「か、からかうな」
幸子「ほらほら」ムニムニ
P「幸子、やめないと…」
幸子「何なら触ってもいいですよ」
P「え?」
幸子(反応あり)ニヤリ
幸子「プロデューサーさんなら平気ですから」
P「い、いやいや……そんなことするか! いいからやめろ」
P「さもないと絶叫系の仕事をもっと増やすぞ」
幸子「!?」
幸子「い、いいですよ? 体を張ってこそのボクですからね!」
P「白い服を着た女の幽霊が出る廃旅館に一泊する企画もあるんだけど」
幸子「今日のところは撤退します! それじゃ!」
スタタタッ
P「はぁ……ったく」
P「……柔らかかったな……」ボソッ
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 21:44:31.44 ID:0C6QEgNO0
幸子「くっ、胸じゃ釣れないんですかあの人は!?」
幸子「あと一歩のようにも見えましたけど……あっ」
ググググ…
幸子「元に戻っていく。なんか悲しいですね」
裕子「どうでした?」
幸子「裕子さん! 効果はあったみたいです、ありがとうございます」
幸子「でも10分じゃ厳しいですね。時間が足りないです」
裕子「そうですか……よければ他の力も上げますけど」
幸子「他の力……」
幸子(胸囲以外に何か上げてみましょうか?)
↓2 幸子の上げたいもの一つ
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 21:52:26.47 ID:lpfRmP8DO
運命力
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 21:52:43.18 ID:rJDXW9rM0
料理の腕
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 22:07:31.93 ID:0C6QEgNO0
幸子「料理の腕を上げたいです」
裕子「料理の……なるほど! それなら形にも残りますね!」
幸子「はい! プロデューサーさんはいつも近くのコンビニでお弁当を買うんですけど」
幸子「その前にボクがお弁当を作って渡すんです!」
裕子「もうすぐお昼ですから時間もちょうどいいですしね」
裕子「了解です! 料理を作る早さやレパートリーはもちろん、三ツ星シェフ並みの味付けができるように」
裕子「力をアップさせます!」
幸子「ちょっと待ってください」
裕子「?」
幸子「まずは食材を揃えてからにしないと、10分がもったいないですよ」
裕子「おお、そうですね! じゃあ近所のスーパーにレッツゴー!」
――数十分後――
幸子「……」タタタタタッ
スッ パキャッ ジュウウウッ チーン
裕子(すごい速さかつ丁寧な包丁さばき! そして次から次へと手際よく調理を進めていきます!)
裕子(10分でできるかな? と不安でしたけど、これなら……)
幸子(待っててくださいプロデューサーさん! 愛情もたくさん込めますよ!)
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 22:15:47.67 ID:0C6QEgNO0
――――
P「腹減った……コンビニ行くか……」グー
スタスタ
幸子「プロデューサーさん!」
P「幸子? なんだ、また何か企んで…」
幸子「これどうぞ!」スッ
P「!」
P「これは……弁当?」
幸子「ボクの手作りです! お昼まだなら食べてください!」
P「俺に?」
幸子「プロデューサーさんに」
P「くれるのか」
幸子「感想聞かせてくださいね」ニコッ
P「ありがとう……じゃあ、もらうよ」スッ
パカッ
P「!!」
P(こ、これは……なんて美味そうなんだ!)
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 22:33:33.10 ID:0C6QEgNO0
P(程よく焦げ目のついた、ハンバーグやウインナーといった王道のおかずに)
P(ふんわり柔らかそうな卵焼き。ちゃんと栄養も考えて野菜たっぷり)
P(米は炊きたてて湯気が立ち、一粒一粒がキラキラと輝いて見える)
P「こんな美味そうな弁当、いいのか?」
幸子「ええ」ニコニコ
P「いただきます」
パクッ
P「!!」
P「何だこれ!? 美味すぎる!」モグモグ
P「おかず一口で米がガツガツ進むぞ! ってか米だけも美味い!」
P「幸子、お前すごいな!!」
幸子「えへへ、それほどでもないですよ」
幸子(喜んでくれたみたいですね。胃袋をガッシリ掴みました)
P「いやぁ、幸子は良い嫁になるな」
幸子「!!」
P「こんな飯毎日食べたいよ」
幸子「!!!!」
幸子(い、今の言葉……ボクに嫁いで欲しいと言ってるも同然ですよね!?)
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 22:41:18.45 ID:0C6QEgNO0
幸子(いえ、落ち着くんですよ幸子! まだ確信が持てない限りは)
幸子「あのー、プロデューサーさん?」
P「?」
幸子「その……今、気になってる人いますか?」
P「気になってるって?」
幸子「異性として好きな人です」
幸子「プロデューサーが結婚したいと思えるくらい好きな人です」
P「それだとすでに気になってるってレベルじゃないだろ」
P「んー、そうだな……」
幸子「……」ドキドキ
P「……今のところはいない」
幸子「ええ!?」
P「な、何だよ」
幸子「思わず転びそうになりましたよ! いないんですか!?」
幸子「そんなのでいいんですか!? ご両親にああ言ったのに!」
P「その話はいいだろ……いないんだから仕方ないだろ」
幸子「むぅ」
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 22:53:46.45 ID:0C6QEgNO0
幸子(まあいないってことは、ボク以外のアイドルにも恋愛感情はないってことですよね)
幸子(ポジティブに捉えましょう!)
幸子「じゃあプロデューサーさん、食べ終わったら箱を机に置いておいてください」
幸子「取りにくるので!」
P「悪いから洗って返すよ」
幸子「いえ、ボクが洗いますから」
P「作ってもらったんだから、せめてこれだけはさせてくれ」
幸子「そうですか? 分かりました」
スタスタ
P「……」パクッ
P(気になってる人、か)モグモグ
P(幸子だ、なんて言えないよな……口にしたら色々マズいし)
P(というか、14歳の幸子にそういう気持ちを持ってること自体がマズいような……)
――――
裕子「ダメでしたか」
幸子「そうでもないですよ。お弁当を気に入ってくれたようなので」
幸子「胃袋はちゃんと掴みました!」
裕子「でも私の力でパワーアップした結果ですから」
裕子「幸子ちゃんはパワーアップ状態に追いつけるように、これからもっと料理の勉強をしないとですよ?」
幸子「もちろんしますよ! 胸と同じで、毎日コツコツと上達していきます!」
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 23:11:01.96 ID:0C6QEgNO0
裕子「おお、やる気に満ち溢れてますね」
裕子「ところで、また違う力をパワーアップさせますか?」
幸子「うーん……」
幸子「……もうやめておきます。薄々気づいてはいたんですけど」
幸子「人頼みじゃなくて、結局自分が頑張らないといけないですから」
裕子「そうですか」フフ
幸子「ありがとうございました」ペコリ
裕子「いえそんな! 私もお節介焼いただけですから」
裕子「ファイト幸子ちゃん! 応援してますよ!」
幸子「はい! プロデューサーさんと結ばれるために!」
幸子「あ、もうすぐ仕事の時間ですね……それじゃあこれで!」スタタタッ
裕子「頑張ってくださーい!」ヒラヒラ
裕子「……」
裕子(実は相思相愛なんだけどなぁ。言った方がよかったのかな)
第八話 おわり
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/11(月) 23:19:27.69 ID:0C6QEgNO0
――――
ちひろ「大変ですよプロデューサーさん!」
P「……」ボー
ちひろ「プロデューサーさん、幸子ちゃんが大変なんですよ!」
ちひと「ちょっと聞いてます? プロデューサーさん!」
P「!!」ビクッ
P「はい、何ですか?」
ちひろ「上の空でしたか……幸子ちゃんが大変なんですよ」
P「また幸子ですか。誰かと入れ替わって厨二病にもなって、次は何です?」
↓2 幸子に何が起きたか
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:21:57.74 ID:3hKdO71UO
kskst
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:22:17.83 ID:aT8SUVjOo
まゆ早耶アーニャに呼び出されてた
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:25:06.58 ID:AKHAe7z0O
趣旨理解してないし最安価かな
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:25:32.92 ID:3hKdO71UO
何故呼び出されただけで慌ててるのか
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:28:56.74 ID:0C6QEgNO0
すみません、呼び出しだけだと大変さが伝わりづらいので
↓2で再安価をお願いします
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:29:29.07 ID:xMZoFTcZ0
kskst
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:30:16.61 ID:3hKdO71UO
(放送)事故を起こした
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:46:13.86 ID:0C6QEgNO0
ここまでにします
ちなみに安価で早耶が出ても、個人的には進めていきたいと思ってるのですが…
そんなに出されると嫌なキャラなのでしょうか?
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:52:29.26 ID:rwRhLgP5O
早耶の安価取る奴が質が悪いから採用しても荒れるし採用しなくても荒れる
それが原因でいくつものSSがメチャクチャになったせいで、そのヘイトが早耶にいっちゃった感じ
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:53:32.54 ID:Nla0PxLHo
そんな状態で早耶を取るやつは荒らしで確定だから安価下しないと調子乗る
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:56:24.88 ID:+6M+0lXdo
出てきてみんな喜ぶキャラだったらこんな扱いされてないよ。完全排除して問題ない
というか採用されたら大荒れする。安価下ならみんな喜ぶ(最悪文句付けるのがいても誰も賛同しないから数レスで終わる)
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/11(月) 23:57:47.67 ID:a+N7+UJBO
採用するとスクリプト荒らしが一緒にやってくるってのがな
それも同じ奴がやってるようだし
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 00:00:16.24 ID:yMZjEvN+0
>>250
頼むからそんな余計なことせず普通に再安価か安価下にしてくれ
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 00:01:25.40 ID:WJCoa5NR0
ご意見ありがとうございます
安価スレでの早耶の扱いは承知しているのですが、どうしても可哀想に思えてきて…
いつか早耶の話を書こう
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 00:23:02.71 ID:Xx4VIMOoo
そんなことしても早耶Pが活発になって荒らしのアイドルって印象を更に広めるだけなんだよなぁ
一番いいのは誰も早耶のことを話題に出さなくなるまで潜伏すること
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 00:39:37.25 ID:WJCoa5NR0
早耶の話を書くのもマズいんですね
皆さんのご意見の通り、ここでは早耶を扱わないようにします
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 13:51:56.89 ID:CF3S+S5i0
その無駄な一言が沙耶アンチ荒らしを増長させるだけなのに
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 15:40:37.60 ID:pvC1FAbto
>>251
採用しない場合ほとんど荒れてないぞ。せいぜい一人が数レス喚いてるだけで終わる
採用した場合は複数人で長々と粘着される(実際にはどっちも一人かも知れんが、ネチネチ粘着するのは採用した場合だけ)
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 17:36:20.03 ID:2dX9o8bBO
とりあえず早耶Pはきもい
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 23:34:19.39 ID:BjqHxroAo
知能指数3の荒らしのいいなりになるとは
情けない
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 23:51:33.55 ID:w/uz5YTUo
荒らしは荒らしだからな
避けれる手段があるならそりゃ避けるだろ
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/12(火) 23:55:30.42 ID:lhA15avTo
出さないつってるんだからもう静かにしてろよ
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 00:07:45.84 ID:uCSMcO30O
ってか、この単発で文句言ってる奴も早耶の自演の予感
少なくともスクリプトにどことなく文章似てる。こりゃ爆撃翌来るぞ
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 00:13:03.65 ID:BAbWzbiT0
扱い知ってたならはじめから出さないって明記しとけよ
取られても出す予定なんて余計なこというから荒らしが来る
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/13(水) 00:39:52.81 ID:HgDaOGfP0
予め明記していなかったことについては、すみませんでした
ただやっぱりどうにかならないのかな?と思ったので…
この時間なので投下はまた明日にします
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 07:31:02.85 ID:Sowj7Enpo
叩きと擁護セットで一人で荒らしてるからどうしようもない
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 08:24:26.91 ID:ZmTE7ZxDO
わざわざkskを入れる二刀流だから分かりやすい
あれだけ叩かれてもまだ懲りてなかったんだな
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/13(水) 20:41:26.18 ID:HgDaOGfP0
ちひろ「事故を起こしたんです!」
P「事故!? セットが倒れて下敷きになったとか!?」ガタッ
ちひろ「すみません言い方が悪かったです。事故は事故でも放送事故です」
P「なんだ、よかった。ビックリさせないで……って」
P「それはそれで不安ですよ!! 何をやらかしたんですか?」
ちひろ「実は……」
↓2 どんな放送事故を起こしたか
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 20:48:17.21 ID:Zh+22a3po
大御所司会者のヅラを叩き落とした
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 20:48:29.64 ID:zegYFNfq0
振り付けで早耶と衝突
>>250
とにもかくにもスルーするのが一番いけない。
早耶サポなんて何人もいるんだから、彼らを
満足させるためにもどしどし書いてやってよ(--#)
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 20:48:31.67 ID:FNuLyi4qo
生放送で彼氏います発言
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 20:48:34.98 ID:NOBYq6zVO
ポロリ
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 20:49:53.48 ID:Qg8WM8PtO
粘着されたか……最悪な展開だ
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 20:50:10.06 ID:aebUvkkIO
大物俳優(カワイイ系)よりも自分がカワイイと豪語した
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 20:52:43.04 ID:HgDaOGfP0
早耶を好きな方には本当に申し訳ないのですが
早耶を出すと荒れてしまうので、早耶の安価が出た場合はその↓1とさせていただきます
承知していただけたら幸いです
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/13(水) 20:53:22.51 ID:HgDaOGfP0
>>273
の安価で進めていきます
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