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【モバマス安価】ちひろ「大変ですプロデューサーさん!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 22:50:29.39 ID:l1oq/vlh0
P「ちひろさん、そんなに慌ててどうしたんですか?」
ちひろ「大変なんですよ! 幸子ちゃんが……!」
P「幸子がどうしたんですか!?」ガタッ
ちひろ「↓2」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1512309029
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 22:52:59.72 ID:pM04xbyDO
核兵器の実験に巻き込まれて生還
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 22:53:13.53 ID:Dz+DXy8T0
ありすと入れ替わった
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 23:03:37.10 ID:l1oq/vlh0
ちひろ「ありすちゃんと入れ替わってしまったみたいなんです!」
P「……」
ちひろ「何言ってんだこいつ、って目ですね。仕方ない反応です」
ちひろ「でもこれは本当の話なんですよ!」
P「ありえないでしょ」
ちひろ「いいから来てください、一大事なんですよっ!」グイグイ
P「ちょっ、ちょっと!?」
――――
ありす「あ、プロデューサーさん! 来るの遅いですよ!」
幸子「……」ズーン
P(2人共らしからぬ言動をしている!!)
P「あの……ちひろさんから聞いたんだけど」
P「なんか入れ替わったんだって?」
ありす「そうなんですよぉ! 曲がり角でありすちゃんとぶつかっちゃって」
ありす「前を見たら、カワイイボクが……!!」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 23:12:26.43 ID:l1oq/vlh0
幸子「こんなこと……ありえません……非現実的です……」ブツブツ
ちひろ(すごい落ち込んでる)
P「言っておくけど、みんなでドッキリ仕掛けてるとかだったら…」
ありす「違います!! 見てください、人差し指をほっぺに当てて」
ありす「えへっ」ニコッ
P(可愛い!!)
ありす「こんなことありすちゃんがすると思いますか!?」
P「た、確かに……」
ありす「信じてくれますよね?」ウルウル
P「うーん、そっちの幸子……いや、ありす? の意見も聞きたいんだけど」
幸子「……そうですね。これは夢じゃないみたいです」
幸子「受け入れます。私は幸子さんと入れ替わってしまったみたいです」
P(あの幸子がクールな佇まいをしてる!!)
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 23:19:51.61 ID:l1oq/vlh0
ちひろ「どうですか? 私の言ったこと本当だったでしょう」
P「正直まだ信じきれてないですけど……でも、何でこんなことが……」
ちひろ「さっきありすちゃ……じゃなくて、幸子ちゃんが言ってましたよね」
ちひろ「曲がり角でぶつかって、起き上がったら入れ替わってたらしいです」
P「ドラマみたいですね」
幸子「プロデューサーさん、どうすればいいでしょうか」
幸子「こんな体験始めてで……これからお仕事もありますし」
P「俺も目の当たりにしたの始めてだよ」
P(2人は困惑してる。無理もない)
P(ここはプロデューサーの俺が何とかしてやらないと!)
↓2 これからどうするか
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 23:21:34.39 ID:nmAWDhq9O
助けてあきえもん!
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 23:24:43.65 ID:RuyYkzSDo
今日の所はこのまましごといけ
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 23:24:58.18 ID:glXTQCovo
とりあえず後遺症がないか医者に観てもらう
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 23:41:42.44 ID:l1oq/vlh0
P「2人共まだ混乱してるとは思う。でも、これからの仕事をキャンセルするわけにもいかない」
P「俺とちひろさんで解決策を探しておくから、2人はお互いの仕事に行って何とか乗り越えてくれ」
ありす「うえぇぇ!? 簡単に言わないでくださいよ!」
幸子「そ、そうです! そんなの無理に決まってます!」
P「休みたい気持ちは分かるけど代わりがいないんだよ……」
P「2人なら絶対にやれるから!」
ありす「うー、でも……」
幸子「……」
幸子「分かりました」
ありす「!?」
幸子「これも一つの経験です。今日一日幸子さんになりきって」
幸子「アイドルとしてひと皮剥けます!」
ありす「!!」
ありす(なるほど! これは演技力を磨く良い機会!)
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 23:53:23.96 ID:l1oq/vlh0
ありす「ふふーん、仕方ないですね! ボクもありすちゃんになりきって」
ありす「むしろありすちゃんより、ありすちゃんっぽくなってみせますよ!」
幸子「意味が分かりません……」
P「ありがとう! じゃあ送っていくから、頼んだぞ!」
ちひろ(本当に大丈夫かしら)
――――
カメラマン「ありすちゃん、いつもみたいに頼むよ」
ありす「は、はい……よろしくお願いします」
カメラマン「じゃ、自然に動いてみてー」
ありす(自然に?)
ありす「……」クルクル
ありす「……」ニコッ
カメラマン「んー、ちょっと笑顔があざといかな」パシャッ パシャッ
ありす(笑顔があざとい!?)ガーン
カメラマン「ポーズも可愛すぎるかな。もうちょっと自然な感じで」
ありす「!」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 00:06:08.15 ID:2NxHvhsK0
ありす(ポーズが可愛い……ふふっ、ボクの可愛さがにじみ出てしまったみたいですねぇ)ニヤニヤ
カメラマン「!?」
カメラマン「あ、ありすちゃん、どうしたのかな? 調子悪い?」
ありす「はっ! すみません!」
カメラマン「ちょっと休憩する?」
ありす「いえ大丈夫です! やらせてください!」
カメラマン「そう……」
カメラマン(なんかいつもより活発だな)パシャッ パシャッ
――――
司会「さて、今日はアイドルの幸子ちゃんに」
司会「超怖いと評判の絶叫マシーンに乗ってもらいます!」
司会「生中継です! 幸子ちゃーん!」
幸子「……」ガタガタ
司会「あれ? いつにも増して青ざめてるね、大丈夫かな?」
幸子(はっ!)
幸子「ど、どうもー! アイドルの輿水幸子でーす!」
幸子「今からこのカワイイボクが……絶叫マシーンに……の、乗り込んでみたいと思いまーす……」ブルブル
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 00:20:13.81 ID:2NxHvhsK0
司会「今にも倒れそうですね。でも、幸子ちゃんなら良いリアクションしてくれるでしょう」
会場「アハハハハ」
司会「じゃ、行ってみようか!」
幸子「……」ドキドキ
ガタンゴトン ガタンゴトン
幸子(動き出した……!)
幸子(ど、どうすれば……普通に乗ってればいいのかな……)
ガタンゴトン ガタンゴトン
幸子(もうすぐ落下する……!)
幸子「あ……ああ……」
司会「この世の終わりみたいな顔してますね」
司会「さあそろそろ来ますよ!」
幸子「……!!」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 00:32:31.39 ID:2NxHvhsK0
カチッ
ゴォォォォォ
幸子「ぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
司会「おお!? 幸子ちゃん可愛い悲鳴を習得したんでしょうか!」
会場「アハハハハ」
司会「止まりました、また上がっていきます」
幸子「も、もう……嫌……」
幸子「誰か助け…」
幸子「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
幸子「」ブクブク
司会「幸子ちゃん!? ちょっと、白目で泡吹いてるよ!!」
――――
P「さて、どうしましょうか」
ちひろ(今頃2人共、苦労してるんだろうなぁ)
P「ちひろさん?」
ちひろ「え……ああ、はい」
ちひろ「解決策を探るって言っても、私たちの力でどうこうできるものなんですか?」
P「んー……作り話だったら、もう一度ぶつかってみたりすれば元に戻るんですけど」
P「どうするかな……」
↓2 元に戻す方法
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/04(月) 00:47:45.08 ID:cIZkXlKW0
Pが二人と濃厚なキス
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/04(月) 00:48:14.50 ID:tCOt2fJK0
便利な志希にゃんケミカル
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/04(月) 00:48:31.77 ID:vmLsptjw0
よしのんに相談
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/04(月) 00:49:40.72 ID:29seyWl8o
チーズあんシメサババーガーを食べさせて幽体離脱したところを捕まえて元の体に入れる
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 00:59:58.35 ID:2NxHvhsK0
P「……やっぱり、頼んでみるか」
ちひろ「?」
P「志希か昌葉のどちらかに事情を説明すれば、どうにかなるかもしれません」
ちひろ「ああ……ですね。やっぱりこういうことは、その2人にお任せですね」
P「問題を起こすのも大抵その2人なんですけど、今回は助けてもらいましょう」
P「まずは志希のところへ」
――――
志希「ふむふむ、なるほどー」
P「どうにかできないかな」
志希「できるよ」
ちひろ(できちゃうんだ)
P「本当か!?」
志希「うん。入れ替わりのきっかけになる薬は作れると思う」
志希「それを飲んで、あることをすれば元通りだよー♪」
P「あること?」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 01:09:06.14 ID:2NxHvhsK0
志希「そう。そのあることっていうのは……」
――――
ガチャ
ありす・幸子「お疲れ様です」ゲッソリ
P「お、帰ってきたか! って……すごい顔だな」
ありす「はは……撮影であれこれ要求されて、それに必死に応えるのが……キツかった」
幸子「もう乗りたくないです……あんな悪魔の機械……」
P「大変だったな。本当によく頑張ってくれた。元に戻ったら美味い調理を食べに行こう」
幸子「え?」
ありす「元に戻る方法が分かったんですか!?」
ちひろ「はい、志希ちゃんが薬を作ってくれました」
ありす「え”」
P「嫌な予感はするだろうが、これくらいしか方法は無いんだよ」
ちひろ「これで失敗したら、あとは昌葉ちゃんにお願いするしかないですね」
幸子「どちらも不安ですね……」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 01:16:28.47 ID:2NxHvhsK0
幸子「だけど」
ありす「元に戻れるなら何でも来いですね!」
P「うん。じゃあ早速飲んでくれ」スッ
P「あと、それを飲むだけじゃ元には戻らないんだ」
ありす「というと?」
ちひろ「飲んでから1分間、ずっと抱き合ってないといけないんです」
ありす「なんだ、そんなことですか」
幸子「問題ないですね」
P「いいか? チャンスは1回きり。もしちょっとでも離れたら失敗だ」
P「これを作る材料が手元に無いらしいからな」
ありす・幸子「……」ゴクリ
ちひろ「誰にも邪魔されないよう部屋に鍵をかけておきます」カチャリ
P「いくぞ、準備はいいな」
ありす・幸子「はい!」
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