艦娘たちの愉快不快短編集

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46 : ◆Ln8mcOSk3o [sage]:2018/03/11(日) 00:37:32.75 ID:nHddT8RI0
>>45
すみません、金額1354円じゃなくて1759円でした。脳内補完お願いします。
47 : ◆Ln8mcOSk3o [sage]:2018/03/11(日) 00:38:42.44 ID:nHddT8RI0
加賀「違わないわ。間違いなく1759円よ……」

瑞鶴「私はもう一点買ったんだけど」

加賀「もう一点?」

 そう言った彼女は私からハンドスキャナーを取って、私の名札にいつの間にやら張られていた値札をスキャンした。



 ピッ



加賀「……どういうこと?」

瑞鶴「いくら?」

加賀「え?」

瑞鶴「いくらよそれで」

加賀「え、えっと1939円になります……って何これは」
48 : ◆Ln8mcOSk3o [sage]:2018/03/11(日) 00:40:54.25 ID:nHddT8RI0
瑞鶴「……なんか泣いてばっかだし可哀想だからあんたも買ってやるのよ」

加賀「何を……言ってるの?」

瑞鶴「今からあんたは私の所有物。だから私があなたをどうしようと私の勝手。だから私と一緒に鎮守府に来なさい。もちろん拒否権はないわ」

 そう言って瑞鶴は私に手を差し伸ばす。その手には1939円ちょうどのお金が握られていた。

瑞鶴「さあ早くそのお金を受け取って私と来て。加賀さん」

加賀「あ……あ……」

瑞鶴「さあ早く」
49 : ◆Ln8mcOSk3o [sage]:2018/03/11(日) 00:41:54.74 ID:nHddT8RI0
 瑞鶴の差し出された手。その手は私がこの二年間ずっと求めていたもの。私の中の希望の光。私は追いすがるように、そして抱きつくようにその手をしっかりと握って、涙を流しながらも満面の笑みでこう言った。

加賀「私が180円ってどういうこと?」ニコッ

瑞鶴「え?」

 その後、大破した瑞鶴と血まみれの加賀が鎮守府に戻ってきたのはまた別の話。
50 : ◆Ln8mcOSk3o [sage]:2018/03/11(日) 00:45:45.20 ID:nHddT8RI0
今日はここまで。
いきなり地の文出てきてごめんなさい。
少し時間が空いたので投下しました。次も不定期ですが近いうちにできれば…
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 08:59:20.42 ID:lW+Z/nwMo
オチ好き
おつおつ
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