【ごちうさ】俺「初心に帰ってあんこを愛でようと思うんだ……」【安価】

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98 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 19:13:15.17 ID:gvVJGmf/0
追記
>>97の安価次第でこの企画終わります。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 19:15:38.11 ID:2WrLVhlQO
ワイルドギース
100 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 19:26:37.03 ID:gvVJGmf/0
3位…サブ

2位…兄貴

そして栄えある1位は……初出場のワイルドギースさんです。

 1年前のテロ鎮圧以降、筋肉こそ最高にエレガントなお洒落であり美徳とされる文化がきらら世界にも根付いていた。

 サブと兄貴は常に余裕を持ち優雅な紳士であるタカヒロに弟子入りをし、今ではラビットハウスで昼夜を問わずに労働の汗を流している。

 ココアとチノも最初こそ戸惑ったが今ではそんな光景に慣れてしまっていた。

チノ「では行ってきます」

ティッピー「気をつけるのじゃぞ」

サブ「お嬢。振り落とされないようにしっかり摑まってくださいね」

 ゴゴゴゴゴゴゴ!!
101 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 19:30:05.17 ID:gvVJGmf/0
 その頃

シャロ「このプロテインを家賃にってこと?」

ワイルドギース「(コクリ)」

 プロテインの価値はここ一年で高尚し続け今ではゴールドラッシュならぬプロテインラッシュが巻き起こっていた。

 ワイルドギースはコンテストで優勝するたびに賞品のプロテインをシャロへ渡していた。

 そして今ではあのぼろ小屋は立派なシャロの住居兼トレーニングハウスと化していた。
102 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 19:30:52.06 ID:gvVJGmf/0
そんな中で我らがあんこはというと・・・↓2(これが最後の安価です)
103 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 20:00:15.46 ID:gvVJGmf/0
やっぱ↓1で
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 20:26:59.56 ID:18qRPWVko
ティッピーの母胎に転生してその時を待っている
105 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 21:50:47.16 ID:gvVJGmf/0
エピローグ

 ティッピーは突然妊娠してしまったのだ。

 本人もチノも困惑していたが、とりあえず仕方がないので出産することに決まった。

ティッピー「ぬう。今こやつ動きおった」

チノ「いよいよなんでしょうか?」

 ちなみにココアは出産に立ち会いたいと最後までごねていたが諸事情で兄貴と実家へ帰省中であった。



 
106 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 21:58:43.43 ID:gvVJGmf/0
――いよいよだよティッピー・・・ママ(ハート)

 なんとあんこはティッピーの母胎へ転生し子供として兎生をやり直すことに成功したのであった。

――これもボクの日頃の行いがいいからだね

 あんこはこれからの幸せな日々に心を躍らせていた。

 そしてうさぎなら親子で夫婦になることも普通だから今度こそ自分の子供を産ませてあげると意気込んでいた。

ティッピー「ぬああああ……う、産まれる」

チノ「頑張ってください」

 あんこは懐かしい光と空気に包まれていくのを感じながら再誕した。
107 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 22:04:57.55 ID:gvVJGmf/0
ティッピー「こやつは…」

チノ「あんこそっくりですね……」

赤ちゃんうさぎ「(まだ目が見えないが懐かしい声だ)」

――やったぞ!!

――ん?

 なにやら話し声が聞こえる。

――そうかきっとボクの姿に戸惑ってるんだね。
でもボクはボクさ。

チノ「アンゴラウサギじゃないんですが本当にいいんですか?」

??「ああ。いいよ。」

??「むしろ予想通りだよ(ボソリ)」

チノ「何か言いました?」

??「いや、なにも」
108 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 22:09:39.75 ID:gvVJGmf/0
赤ちゃんあんこ「(なんだろう揺れるな?そうかきっとボクを病院へつれていくんだね?看板うさぎにするためにはその辺はちゃんとしないとね)」

??「さあ着いた」

 それからしばらくの間、あんこは甲斐甲斐しく世話をされた。

 そこがラビットハウスでないのは気づいていたが、時期にティッピーと奴隷たちが向かえに来てくれるのは分かっていたので何の心配もなかった。

 ただ強いて気になることがあるとしたら、自分の世話をしてるオスの声が酷く不快な物である点であった。

――でもボクは良い子だから我慢するよ♪

 やがて、すくすく育ちあんこの視界がハッキリとしたものになった。

あんこ「!?」
109 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 22:16:05.03 ID:gvVJGmf/0
 そこは

 見覚えのある一室であった。

あんこ「!?」

 あんこはそこでケージ内に自分以外に誰かいるのに気づいた。

ぬいぐるみ「・・・」

 それはボロボロになったメスのうさぎのぬいぐるみであった。

 ぬいぐるみのハズなのにあんこの胸はドキドキと高鳴り続ける。

??「やあ……あんこ」

 一人の男が入ってきた。

 左右には獰猛そうな犬を二匹従えていた。

男「逃げられると思ったかい?」

 男はとても優しく微笑んだ。

男「今日から俺がキミの正式な飼い主様だよ?」

 そしてあんこの第二のハッピーライフがスタートした。

 千夜もチノも助けになど来ない。

 ティッピーとも永久に再会などできない。

 あんこはこの薄暗く寒い部屋で男のペットとして天寿を全うするまで可愛がられるのであった。


〜END〜
110 : ◆AkH/4.EZSk [saga]:2017/12/16(土) 22:19:36.77 ID:gvVJGmf/0
やったーみんな幸せなハッピーエンドですよ。

マルチエンディングタイプの中で奇跡的なエンドですね。

これで100レス超えたので〆にも相応しいですね。

よし。たまに愛でるならこんなあんこ行こうか。
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 00:53:43.23 ID:RkP5NChao

どこで男絡めればいいか判らないからこうしたけど、男が幸せになって何より
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 16:40:34.80 ID:mENT822nO
乙!あんこが幸せそうで何より!
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