「目を覚ますと黒澤ルビィになっていました」

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19 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2017/11/18(土) 17:58:11.63 ID:AksVeWnn0

「あーでも、なぜ新入生しかいない本日に先輩が？」

千歌「いやあ、登校日を一日間違えちゃって……」

　ドジっ子だ。
　そして素直な性格だ、間違いを間違いだといえるちゃんとした子だ。
　
千歌「だから曜ちゃんがいなかったのか！　がびーん！　普通怪獣チカちー！　大ピンチ！」

　普通怪獣？

ナイン「（高海千歌の自身を指す呼称です、普通なのに怪獣とはこれいかに）」

　なるほど。
　ちょっと変だけど自分自身は普通だと思っているんだ。

千歌「がおー！」

花丸「きゃー、襲われる―！」

　そしてノリがいいねマルちゃん。
　同じみかん好きを見つけたことにより感情度が振り分けマックスになっちゃったかな？

千歌「えへへ、それじゃあ、あなた達にも自己紹介をしてもらおうかな？」

「あ、私は黒澤ルビィです」

千歌「ルビー？」

「こう書きます、ルビィと」

千歌「なるほど！　ルビィちゃんだね、よろしく！　あなたは？」

ナイン「私は黒澤サファイアです。黒澤ルビィの双子の妹になります」

千歌「双子！　いやあ、私たちのグループにもひとりくらい双子がいればと思ってたんだよ！」

　ひとりなのに双子とはこれいかに。