志希「密着せよ! 『ハグシタクナール(ハグしたくなる)』だよ♪」

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78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 12:10:49.68 ID:xOMgrqiP0
担当書くまで休憩代行するからはよ
79 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:00:53.29 ID:GRgr+n4M0
ケース4. 佐久間まゆ

志希「と、いうわけでこちらがハグシタクナールでーす♪」

まゆ「うふ…♪  これをプロデューサーさんに飲ませれば…まゆのことをギュってしてくれるわけですね…♪」

志希「うん。ただ使用上の注意があってね。あくまでも飲んだ人がハグをしたくなる薬だから『まゆちゃんだけをハグしたくなる』薬じゃないわけなんだよ」

まゆ「?」
80 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:01:21.18 ID:GRgr+n4M0
志希「例えばプロデューサーが薬を飲んだ時、仮にまゆちゃんがその場にいなければ…」

まゆ「プロデューサーさんは他の誰かを抱きしめてしまう、というわけですね」ハイライトオフ

志希「そ。だから気を付けてね〜♪」

まゆ「ありがとうございます…志希ちゃん♪」ニコニコ

まゆ「(うふふ…♪   これでプロデューサーさんのハグを…プロデューサーさんにハグされて…プロデューサーさんの胸に抱き寄せられて…プロデューサーさんに…♪)」ポワ-ン

志希「♪」
81 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:01:53.34 ID:GRgr+n4M0
(しばらくして)

まゆ「(クッキーに混ぜたものを持ってきましたけど…プロデューサーさんはどこにいるんでしょうか?)」

キョロキョロ...

まゆ「…」ピクリ

P「ハハハハハ」

まゆ「プロデューサーさんの笑い声が聞こえました…♪」

【休憩室】

まゆ「ここですね…うふ♪」
82 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:02:21.08 ID:GRgr+n4M0
カチャ

まゆ「プロデューサーさん…クッキー焼いてきたんですけど食べませんか♪」

P「おー」

ありす「わぁ…美味しそうな香りがしますね♪」

まゆ「あ、ありすちゃん!?」ビクッ

ありす「おはようございます。まゆさんはクッキーを焼けるんですね」キラキラ

P「まゆのクッキーは美味しいぞ」

ありす「そうなんですか…♪」キラキラ

まゆ「え、ええ」

まゆ「(ま、まずいです…部屋を確認せず来てしまいました…このままでは…)」

ありす「あの…私もひとつ食べてもいいですか?  まゆさん?」

まゆ「」
83 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:03:20.57 ID:GRgr+n4M0
まゆ「(どうしましょう…ここで断ったらありすちゃんを悲しませてしまいます…それはダメです…!)」

まゆ「(で、でも…プロデューサーさんには食べてもらいたい…でも、プロデューサーさんだけにあげたらありすちゃんが…でも、まゆは…)」

まゆ「…」

まゆ「!」ピ-ン!

まゆ「い、いいですよ。では、お皿に載せますのでちょっと待っててくださいね♪」

ありす「では、私はお茶を淹れますね」

P「俺はこの辺を綺麗にするよ」

まゆ「(よし…このタイミングで…!)」

まゆ「(ごめんなさい…クッキーさん…!)」

スッ...ズテ-ン

まゆ「ウ、ウワー、コロンデシマイマシター」

バラ-!!

P「!?」

ありす「!?」
84 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:04:57.85 ID:GRgr+n4M0
まゆ「ああ…ゆ、床に散らばってしまったのでこのクッキーはもう食べられませんね…残念ですが…」

P「だ、大丈夫か!?  まゆ!?」

まゆ「は、はい…」

ありす「ああ…まゆさんがせっかく作ったクッキーが…」

まゆ「だ、大丈夫ですよ。ありすちゃん」ニコリ

ありす「まゆさん…」
85 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:05:23.93 ID:GRgr+n4M0
まゆ「(…演技のつもりでしたけど…いざ実行するとすごく悲しいですね)」

まゆ「(…プロデューサーさんのことを考えて一生懸命作ったクッキーだったのに…)」

まゆ「(全部…無駄にしちゃった…)」

まゆ「…」ポロポロ

P「ま、まゆ?」

ありす「まゆさん!?」

まゆ「うふふ…へ、平気ですよ…♪」ポロポロ

P「まゆ、泣きながら無理に笑おうとしなくていいから」

まゆ「…」

まゆ「うぅ…っ…うぇぇ…ん…」ポロポロ
86 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:06:40.75 ID:GRgr+n4M0
(しばらくして)

P「せっかく作ってきてくれたのに…災難だったな」ヨシヨシ

まゆ「…」ショボ-ン

ありす「元気を出してください…まゆさん」

まゆ「ありがとうございます…ありすちゃん。プロデューサーさん」

まゆ「でも…やっぱりちょっぴり悲しいですね。プロデューサーさんに食べて欲しかったな…」シュ-ン

P「…」

ありす「…」

ありす「プロデューサーさん。事務所にクッキーの材料はありますよね?」

P「かな子がよく作るからあるけど…どうするつもりだ?」

ありす「まゆさん。今からもう一度クッキーを作りましょう」
87 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:07:09.81 ID:GRgr+n4M0
まゆ「…え?  でも、いまからだと遅くなってしまいますよ…?」

ありす「プロデューサーさん。待てますよね?」キッ

P「もちろん」

ありす「だそうです。まゆさん」

まゆ「…」

ありす「プロデューサーさんも、私も…まゆさんのクッキーが食べたいんです。だから…まゆさんさえよければ、いま、作ってもらえませんか?」

まゆ「ありすちゃん…」

まゆ「…」

まゆ「ええ…それならありすちゃんも一緒に作りましょう♪」ニコリ

ありす「わ、私もですか?  作り方がわからないのですが…」

まゆ「大丈夫。まゆが教えてあげますから♪」ニコニコ

ありす「じゃあ…よろしくお願いします♪」

まゆ「うふふ♪」
88 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:07:37.31 ID:GRgr+n4M0
(しばらくして)

まゆ「…できました。どうぞ食べてください♪」

P「美味しそうだ」

ありす「美味しそうですね♪」

2人「「いただきます」」

サクサクサク...

まゆ「…美味しく焼けてますか?」

ありす「〜♪」ンミャイ!

P「美味しいよ。まゆ」サクサク

まゆ「うふふ…よかった♪」
89 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:08:05.66 ID:GRgr+n4M0
まゆ「ありすちゃん。お手伝いしてくれてありがとう♪」

ありす「いえ、私がいてかえって邪魔ではありませんでしたか?」

まゆ「そんなことありませんよ♪」ヨシヨシ

ありす「♪」ムフ-

P「ありがとうな。まゆ」

まゆ「は、はい…///」テレテレ

まゆ「(ハグはしてもらえなかったけど…ありすちゃんとプロデューサーさんに喜んでもらえたから…満足です♪)」

P「うまい」サクサク

まゆ「(うふ…♪  クッキーを食べてるプロデューサーさんも素敵…♪)」ウットリ
90 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:08:32.92 ID:GRgr+n4M0
(しばらくして)

ありす「プロデューサーさん。まゆさん。お疲れ様でした」

まゆ「ええ、お疲れ様でした♪」

P「気をつけて帰れよ」

ありす「ええ、では。お先に失礼します」

パタン...テケテケ...

P「…すっかり遅くなっちゃったな」

まゆ「プロデューサーさんはまだ帰らないんですか?」

P「まだ少しだけ仕事が残ってるんだ。まゆも先に帰っていいよ」

まゆ「いえ、プロデューサーさんのお仕事が終わるまでまゆも残っていきます♪」

P「…」

P「(…帰れって無理に言っても聞かないだろうしな)」

P「わかった。それじゃあ後で一緒に帰ろうな」

まゆ「ええ♪」ニコニコ
91 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:08:58.15 ID:GRgr+n4M0
(しばらくして)

カチカチ...カタカタカタ...
カタカタ...カチッ...ピ-

P「…よし。終わった」ノビノビ

P「(まゆを待たせてるし、早く出るか)」

P「…あれ?  あの包み紙はなんだ?」

テクテク...スッ

P「…まゆが最初に落としたクッキーか」

P「(すごい悲しそうだったな…せっかく作ってくれたのにもったいないな…)」

P「(…ひとつだけ食べるか)」

スッ...サクサク...ボン!!

P「!?」ビクッ

P「…こ、この症状はまさか」ソワソワ
92 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:09:25.49 ID:GRgr+n4M0
(少しして)

テクテク...

P「まゆ…」

まゆ「プロデューサーさん、お仕事終わったんですか♪」

P「…まあな」

まゆ「?」

P「…」

スッ...ムギュ-

まゆ「!!!?」ビクッ

まゆ「ぷ、ぷ、プロデューサーさんっ…!?  き、急に何を…///」ドキドキドキ

P「まゆのクッキーを食べたら急に落ち着かなくなってな」ギュム-

まゆ「そ、そそそそうだったんですか…///」ドキドキ

まゆ「(プロデューサーさん…あのクッキー食べてくれたんですね…♪)」
93 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:09:54.45 ID:GRgr+n4M0
P「…」ギュ-

P「まゆ。志希にもらった薬入れたろ?」ギュ-

まゆ「な、ナンノコトデショウ」ギクッ

P「しらを切るつもりか?」ギュ-

まゆ「…あぅ///」

P「正直に言えば怒らないから」ギュ-

まゆ「…」

まゆ「ご、ごめんなさい…」シュ-ン

P「まゆは悪い子だな。まったく」ギュム-

まゆ「わ…///」

まゆ「(つ、強く抱きしめられてます…♪)」ニコニコ

P「今回は許すけど、今後志希の薬は禁止な。わかった?」ギュ-

まゆ「は、はいっ///」

P「まゆはいい子だなぁ」

ギュム-...ヨシヨシヨシ

まゆ「はぅ…♪」キュ-ン

まゆ「(…幸せです///)」

ケース4. 佐久間まゆ end
94 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:10:23.08 ID:GRgr+n4M0
休憩します
95 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/17(金) 17:15:30.29 ID:GRgr+n4M0
最後はパッションの子です
決まったら書き始めます
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 17:29:36.34 ID:cNyQmT4bo
いつも同じようなメンツだな
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 18:30:45.61 ID:ddbuHKKBO
おつ

あといま仕事中なので誰か俺の代わりに休憩代行しといて
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 18:41:49.87 ID:sSBMlqhDO
まゆかわいい。では次はパッションか。とときんかあいらぶびあ辺りかな?……いっそなつきちなんていかが?

>>77
ロボットガール版の中の人は津田美波の人

つまりこっひは、熊の縫いぐるみを相手に奮戦(何に?)しているに違いない
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/17(金) 18:44:23.26 ID:mVxujMvzO
パッションといえば今しがたガシャがきた唯ちゃんでは
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 19:01:39.43 ID:g8yUtXCzo
セクシーギルティやぞ
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 20:43:10.52 ID:snG2N+ncO
ユッケ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 23:19:41.60 ID:AnT+Vx+fO
ゆっこ!
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 09:00:49.35 ID:uJ6B19oa0
やっこ!
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 09:48:56.92 ID:tq0gS3Ud0
(王将の床並みにギトギトで汚れてるとかで無いなら、落としても表面掃えば食えると思うのはちょっと卑しいか?)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 10:39:18.43 ID:nfan75VIo
>>104
(正直卑しいと思うぞ)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 10:45:11.87 ID:Bbfdrk0to
(育ち悪いんやろなー。お里が知れる)
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2017/11/18(土) 11:16:39.61 ID:zoqFT3k6o
3秒ルールですぐならセーフ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 11:47:02.65 ID:zWwnwIV5o
当たらなければどうということはないからへーきへーき
109 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/18(土) 16:58:03.20 ID:kYkoQ2LQ0
おまけ

きらり「えへへぇ〜☆ Pちゃんとハグハグしてゆ〜♪」ギュ-

P「ぐえー。柔らかい」

きらり「ん〜、Pちゃんは杏ちゃんと違ってちょっと硬いかな☆」

P「それは申し訳ない」

きらり「謝らないのっ♪ Pちゃんとハグハグできてきらりすっごく幸せだから☆」ギュ-

P「きらりは可愛いなぁ」ギュ-

きらり「えへへぇ〜///」

杏「…」ジ-

P「あ! 杏が陰から見てるぞ!」

杏「はっ! 見つかった!」

きらり「杏ちゃんもこっちおいでよ〜☆」

杏「えぇ…」

ガシッ...ズリズリ

きらり「3人でハグハグしようにぃ〜♪」

ギュ-

P「待ってきらり。杏を真ん中に入れたら潰されて…」

杏「ま、待っーーー」

ギュム-…

杏「」

P「杏ぅぅ!!」

終わり
110 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/18(土) 16:58:46.88 ID:kYkoQ2LQ0
ラストはユッコで書きます
しばらくお待ちください
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 17:39:04.21 ID:dTCmEmU6o
セクシーギルティのセクシーでもギルティでもない奴か
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 18:25:45.33 ID:/m0SYXzDO
同じ16歳ならバストは

雫>瑛梨華>保奈美=風香>加蓮=蓮実>ゆっこ=加奈>うどんさん>ちえりん=ぱいせん>ままゆ=都=忍>あーちゃん>よしのん>たまちゃん
だから、決してユッコが小さいわけでなく(ry


つか、まゆと都と忍がBWHがほぼ一緒ってなぁ(身長は都>忍>まゆの順)
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 20:27:29.50 ID:2Ns6tnjfO
>>112
聞いてないし気持ち悪いです
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 11:33:18.41 ID:5QSPgw6+0
愛海Pがダークサイドに堕ちてお山に妄執するようになったか…
115 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:37:27.46 ID:XvH2F0E5O
ケース5. 堀裕子

(事務所)

裕子「むっ…むむむ…ムムムーン!!」

裕子「さいきっくぅぅ…テレポーテーションっっ!!」カッ!!

シ-ン

裕子「…」

裕子「ダメです…今日はこれで14回目の失敗ですね」
116 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:37:58.77 ID:XvH2F0E5O
裕子「(やっぱりテレポーテーションはできないんでしょうか…)」

裕子「いや! 諦めません! 為せば成る! 為さねばならぬ堀裕子です!)」

裕子「よーし! まだまだ特訓ですよー!」シャキ-ン!!

裕子「と、その前に水分補給…と」

裕子「冷蔵庫にあったコーラを頂きましょうか♪」

カチャ...グビグビ...
ボンッ!!

裕子「...?」

裕子「…」ソワソワ
117 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:38:41.54 ID:XvH2F0E5O
(しばらくして)

カチャ

P「お疲れ様ユッコ。トレーニングに付き合うって約束してたのに遅れて悪かったな」

裕子「いえ。平気ですよ。まったくもって一切合切何も問題ありませんでしたから」

P「…そうなのか?」

裕子「ええ」

P「…」ジ-

裕子「どうしてじっと見つめてくるんです?」

P「ユッコ」

裕子「はい?」

P「なんでヌイグルミを抱きしめてるわけ?」

裕子「…」ギュ-
118 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:39:11.52 ID:XvH2F0E5O
裕子「…これはですね。幼い頃から私が憧れていたヌイグルミなので見つけた嬉しさでつい強く抱きしめてしまってですねーーー」

P「それ最近発売されたやつだぞ」

裕子「…」

裕子「プロデューサー」

P「なに?」

裕子「他人の事情を詮索しようとするのはマナー違反ですよ」

P「それは悪かった」

裕子「いいんです。それではさいきっくトレーニングに付き合ってもらえますか?」

P「ああ」

P「(なんかおかしいな)」
119 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:39:42.08 ID:XvH2F0E5O
裕子「…」

裕子「(まずいです…プロデューサーに抱きつきたい衝動が抑えきれません)」ソワソワ

裕子「(でも…き、急に抱きついたらプロデューサーに驚かれてしまいますし…それになにより…)」

裕子「(恥ずかしいですし…///)」

裕子「(とにかく…この場だけでも切り抜けましょう! 大丈夫…くまのぬいぐるみを抱きしめていればギリギリのところで我慢できます!)」

裕子「(頑張れ私! さいきっく辛抱です!)」ババ-ン
120 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:40:24.78 ID:XvH2F0E5O
P「ほら、ユッコ。練習するならぬいぐるみは持っててやるよ」ヒョイ

裕子「んみゃっ!?」

P「ん?」

裕子「あぅ…か、返して…」ヨロヨロ

スッ...ギュ-

P「…」

裕子「…♪」ギュ-

裕子「はっ! こ、これは…その…違うんです…プロデューサー///」ギュ-
121 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:40:57.78 ID:XvH2F0E5O
P「そういうわりには全力で抱きついてきてない?」

裕子「…」ギュ-

裕子「あぅぅ…あの…///」

P「はい?」

裕子「…突然のお願いで申し訳ないのですが…抱きしめてくれませんか…///」

裕子「こうしていないと不安なので…オネガイシマス…///」ギュ-

P「…」

P「いいよ」ギュ-

裕子「あぅ…///」ギュ-

P「(これ多分薬飲まされたんだろうなぁ)」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/19(日) 14:41:50.79 ID:XvH2F0E5O
(しばらくして)

P「…」ギュ-

裕子「♪」コスリコスリ

P「落ち着いたみたいだな」

裕子「ええ、多少は。でも…まだ不安感がありますね」

P「そうか。困ったな」ギュ-

裕子「はい♪」ギュ-

裕子「(…勢いとはいえプロデューサーに抱きつけたんです…この機会を逃すわけにはいきません♪)」スリスリ
123 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:42:35.89 ID:XvH2F0E5O
P「…」ギュ-

裕子「あの…プロデューサー」

P「ん?」

裕子「できれば…胸に私の顔を抱き寄せてもらえませんか…///」テレテレ

P「いいよ」

スッ...ギュ-

裕子「…エヘヘ///」

P「(致し方ない。薬が切れるまではこのままにしておこうか)」

裕子「…♪」スリスリ

P「(というか、可愛いなこいつ)」
124 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:43:13.36 ID:XvH2F0E5O
P「ところでユッコ。サイキックトレーニングはしなくていいの?」ギュ-

裕子「そうですね。では、このまま始めましょう」

P「抱きついた状態で何するわけ?」ギュ-

裕子「…」

裕子「テレパシーの練習をします! 私が考えていることを当ててください!」

裕子「むむ…ムムムーン!」カッ!

裕子「(抱きしめたまま頭を撫でてください…背中をさすってください…!)」

裕子「出来ればより強く抱きしめてください…!」ボソリ

P「…」
125 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:43:40.58 ID:XvH2F0E5O
裕子「(さぁ…私の念! 届きますか…!)」ギュ-

P「…」ギュム-

裕子「うわぁ…と、届いたんですかっ…///」

P「いや、『強く抱きしめろ』って普通に声が出ててたよ」ギュ-

裕子「…」

P「ほかにご注文は?」

裕子「ありません…このままで…///」カァァァァ

P「顔真っ赤だな」ギュ-

裕子「キュ-...///」
126 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:44:56.80 ID:XvH2F0E5O
(しばらくして)

P「…」ギュ-

裕子「♪」

裕子「(抱きしめられていると落ち着きますね…すごく好きですこれ…♪)」ニコニコ

裕子「(…ずっと続けばいいのにな♪)」

P「…」ピ-ン

P「何が続けばいいんだ?」ギュ-

裕子「はい?」

P「いまユッコそう言ったろ?」ギュ-

裕子「…言ってませんよ?」

P「そうか。俺の空耳だったかも」ギュ-
127 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:45:30.39 ID:XvH2F0E5O
裕子「…」

裕子「(プロデューサー。スーツの袖にゴミが付いてますよ)」

P「おお、ありがとう」

裕子「!?」

裕子「(こ、これは…テレパシーが覚醒したんですか!?)」

裕子「(すごい…プロデューサーに考えたことが全部伝わります…!)」

P「これテレパシーなの?」

裕子「はい!」

裕子「(あれ? というか、これ全部考えたことが伝わっちゃってます?)」

P「うん」ギュ-

裕子「!?」
128 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:46:36.25 ID:XvH2F0E5O
裕子「(ま、まずいです…! プロデューサーに伝わってほしくないこともあるのに…! ダメです! 考えないように…考えないようにしなければ…!!)」

裕子「…」

P「…」ピ-ン

裕子「…///」カァァァァァ

裕子「い、今のは、き、き、聞かなかったことに…///」

P「断る」ギュ-

裕子「うぇぇ…///」

【しばらくしたらテレパシーが使えなくなりました】

ケース5. 堀裕子 end
129 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 14:47:19.86 ID:XvH2F0E5O
休憩します
おまけを最後にあげますのでしばらくお待ちください
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 14:55:29.84 ID:FnCmo+gDO
ユッコカワイイ


よし、休憩時間の間に、柚にいちごパスタを差し入れしよう
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 15:02:28.26 ID:hR7mVABwO
柚ゥ!
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 15:17:51.78 ID:6x7lJSXno
ユッコはso cute
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 17:33:24.97 ID:0Ytj3P6fo
ユッコはかわいいなあ!!!
134 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 21:01:53.42 ID:xw0a6flE0
おまけ

薫「せんせぇ〜!」

仁奈「プロデューサー!」

タッタッタ...!!
ダキッ...ギュ-!!

P「2人ともどうした?」ギュ-

薫「えへへ〜♪ なんだか急にせんせぇに抱きつきたくなっちゃったんだー!」

仁奈「仁奈もでごぜーます!」

P「そっか。2人とも可愛いなー」ムギュ-

薫「わー♪」ニコニコ

仁奈「わぁ♪」ニコニコ

P「平和だ…」ギュ-

カチャ

早苗「おっはよう! プロデューサーはここにい…」

P「」

早苗「…」

P「あの…これにはわけが」

早苗「言い訳無用」ゴキゴキ

ヒギャァァァァ!!

終わり
135 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 21:02:34.08 ID:xw0a6flE0
おまけ

ペラッ...ペラッ...

P「…」(読書中)

カチャッ

凛「…」

テクテクテク...ギュ-

P「…」

凛「何読んでるの?」ギュ-

P「文香が忘れていった本。レミゼラブルだよ」

凛「それ中学生の頃、現代文の授業で読んだな」ギュ-

P「へー」

凛「さすがに全部じゃないけどね。ジャンバルジャンが銀の食器をもらうとこまで」ギュ-

P「いまでも読まれてるんだな。これ」

凛「古典だしね」ギュ-

P「ところで凛」

凛「何?」ギュ-

P「後ろから抱きつかれると気になる」

凛「じゃあ、前行くよ。少しスペース空けて」

P「ん」

スッ...ムギュ-

P「前はどうよ?」

凛「うん。悪くないね」ギュ-

終わり
136 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 21:03:18.21 ID:xw0a6flE0
おまけ

時子「跪きなさい。豚」ギロリ

P「んひぃ!」バッ!!

時子「みっともないわね…本当に惨めな姿だわ」

P「は、ハイヒールで踏むのはおやめ…」

時子「あぁん? 豚が主人に命令するのかしら?」ドスッ

P「ヘブッ…も、申し訳ございませんっ!」

時子「まったく…躾がなってないわね…徹底的に調教してあげる…!」ピシィィ!!

P「ヒェッ…」

(しばらくして)

P「」パタリ

時子「はぁ…ようやく気絶したわね」

時子「…」

スッ...ギュ-

時子「…豚に抱きつくなんて…屈辱的だわ」ボソリ

終わり
137 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 21:03:50.70 ID:xw0a6flE0
おまけ

夏樹「プロデューサー。悪いけどハグさせてくれよ」サラリ

P「OK」

夏樹「ん」ギュ-

P「どうよ?」

夏樹「握手はよくするんだけどな。こういうのは慣れないな」ギュ-

夏樹「でも、悪くはない。ちょっと気恥ずかしいけどな」ギュ-

P「ぜんぜん気恥ずかしそうに見えないぞ」

夏樹「ははは。あんまり表情に出てないだけだって」ケタケタ

P「うーん、カッコいい」

夏樹「ほらほら。せっかくだからプロデューサーさんも抱きしめてくれよな」

P「ん」ギュ-

夏樹「♪」

終わり
138 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 21:04:27.30 ID:xw0a6flE0
おまけ

P「zzz…」スヤスヤ

カチャ

美優「(…プロデューサーさんが寝てる)」

美優「…」

スッ...ギュ-

美優「♪」

P「zzz…」

美優「…」

ツンツン

P「zzz…」

美優「…///」ギュム-

P「…」ピクッ

美優「…」ハッ

P「…」

美優「プロデューサーさん…寝たふりしてません?」

P「…ごめん」

美優「…///」カァァァァ

終わり
139 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 21:05:09.89 ID:xw0a6flE0
おまけ

P「(まずい…また薬を飲んでしまった…)」

P「(ハグを…誰でもいいからハグを…!)」

カチャ

美城「おはよう。今度のライブの件でキミに問いたいことがあるんだが…」

P「…」ヨロヨロ

美城「?」

スッ...ギュ-

美城「…」

P「ああ、落ち着いた…って…じ、常務!?」ギュ-

美城「昨日の今日でキミはいい度胸をしているな。気に入ったよ」

P「ど、どうも…」ギュ-

美城「南の島で今度撮影があるのだが…ことのついでだ。そこに永住できるように手配しておこう」

P「」

終わり
140 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 21:06:14.83 ID:xw0a6flE0
おまけ

P「土下座して必死で謝って許してもらえたんだけど、酷い目にあったぞ」ギュ-

志希「それは大変だったねぇ♪」ハスハス

P「人ごとのようだけど十中八九志希のせいだからな。何か言うことはないのか」ギュ-

志希「もうちょっと強く抱きしめてよ」

P「はい」ギュ-

志希「♪」ニコニコ

P「って、そうじゃないだろ」ギュ-

志希「今度作るのはキスシタクナールがいいかな〜。常務に飲ませてみよっかな〜♪」

P「シャレにならないからやめて」ギュ-

志希「んふふ〜♪ じゃあしばらくこのままね〜♪」

P「それってハグしてもらいたいだけじゃない?」ギュ-

志希「否定はしなーい♪」ハスハス

終わり
141 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/11/19(日) 21:08:49.20 ID:xw0a6flE0
以上です。
お読みいただきありがとうございました。

柚のリクエストが何度かありましたが申し訳ございません。別の作品で柚メインで書いている途中なのである今回は見送らせていただきました。

志希博士の薬シリーズはまた気が向いた時に書いていきますのでその時はお付き合いいただけると嬉しいです。
では。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 07:17:33.89 ID:AhzeVv0WO
乙やで
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