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ココア「滅びのココア」
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122 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/07(木) 08:06:09.74 ID:FY/p34iX0
千夜「」ズバ!ズバババ!!
チノ「」ドガッ!
チノ「半魚人には負けません!」
ココア「あとは私が・・・!」
シャロ「ココア!危ない!」
ココア「え!?きゃあっ!」
半魚人「グギャア!」
ココア「っ・・・!いつの間に側面に・・・」
シャロ「仕方ないわね・・・」
シャロ「」ドーン!
半魚人「グアアア!!」
ココア「シャロちゃんありがとう」
123 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/07(木) 08:09:26.99 ID:FY/p34iX0
そして
チノ「全滅させました」
シャロ「この前よりは強くなっていたけど
私達の相手じゃなかったわね」
千夜「シャロちゃん標的自分に向けられた時慌ててたくせに」クスッ
シャロ「しょうがないでしょ。突然のことだったんだし!」
ココア「みんな無傷だったんだね」
チノ「ダメージ受けてたのはココアさんだけでした」
124 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/07(木) 08:14:31.43 ID:FY/p34iX0
ドギュン!!
ココア「!」
チノ「銃声ですか?」
千夜「何が起きたのかしら?」
シャロ「あっ、もしかして・・・」
シャロ「こっちの方だわ!」タタタ
千夜「あっ!シャロちゃん待って〜!」タタタ
125 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/07(木) 08:18:07.21 ID:FY/p34iX0
チノ「あの音はリゼさんの・・・」
チノ「」タタタ
ココア「チノちゃん、私と一緒に行こう」
ココア「私がチノちゃんを守るよ」
チノ「ココアさんは周りを見なさすぎです・・・」
チノ「だから半魚人に不意を突かれたりしたんじゃないのですか?」
ココア「あっ・・・!」
チノ「これは・・・」
126 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/07(木) 08:18:47.08 ID:FY/p34iX0
続きは早ければ明後日書きます
127 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/09(土) 20:49:55.59 ID:2oRHN9op0
ジュンタク「ぐうっ・・・!おのれ・・・!」
ジュンタク「この・・・裏切り・・・者・・・があ・・・!」
リゼ「これで分かったのだ!お前達とタテター・ツンは同じ穴の狢だってことをな!」
チノ「あれはサークアイの部下のジュンタクです」
ジュンタク「」ドサッ
リゼ「む?ココア、チノも来てたのか。
もしかしてココアがチノを牢獄から救出したのか?」
ココア「そうだよ」
チノ「リゼさんが私を牢獄に入れた張本人ですけど・・・」
128 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/09(土) 21:46:27.20 ID:2oRHN9op0
チノ「ですがそのリゼさんが今サークアイ軍を裏切りました」
シャロ「千夜もサークアイ軍を裏切ったけどね」
シャロ「このままサークアイ軍についていたら
泉の水が持たないしね。おまけに泉を埋め立てられかけたし」
千夜「リゼちゃんもサークアイ軍を裏切る決意をしたのね」
リゼ「ん?『も』だと?」
リゼ「おお千夜、お前もサークアイの
傾国的なやり方に愛想をつかしたのか」
千夜「私は間違っていたわ、最もそれは甘兎族の村中の全ての人が思ってることだけど。
今回の件でサークアイ軍からの独立を決めたわ」
千夜「それと、木組み族の村長だけじゃなかったのね、
無限の力を得るために国を傾けていたのは」
ココア「え!?タテター・ツンさんが国を傾けているってどういうこと!?」
129 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/09(土) 23:23:40.83 ID:2oRHN9op0
チノ「私もうすうすそう思っていたのですが・・・」
ココア「?」
シャロ「あの人相当の浪費家なのよね
村長の仕事もほぼほったらかしだし」
ココア「え!?そうなの!?」
リゼ「あの村長を追い出す前にやらなきゃいけないことがあるぞ」
千夜「サークアイ軍を倒すことね」
リゼ「ああ、サークアイとタテター・ツンがこの国最大の害虫だ」
130 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/09(土) 23:26:06.91 ID:2oRHN9op0
ココア「そんな・・・」
ココア「マヤちゃんとメグちゃんはこの事実を知っているのかな?」
チノ「それは分かりません」
ココア「あとお姉ちゃんも・・・」
ココア「お兄ちゃんたちも・・・」
ココア「そしてベーカリー村のみんなも・・・」
リゼ「ベーカリー村?」
131 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/09(土) 23:29:12.28 ID:2oRHN9op0
リゼ「ベーカリー村は今サークアイ軍の領土となってるぞ」
ココア「えええ〜〜〜!?」
シャロ「何者かがあの村を売り渡したみたいよ」
ココア「売り渡した人許さないよ」
ココア「私の生まれた村を・・・!」
リゼ「木組み族からもサークアイ軍に寝返った奴がいたな」
リゼ(あえてココアにはその人の名を伏せておこう)
132 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/09(土) 23:29:50.77 ID:2oRHN9op0
今日はここまで
133 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/11(月) 21:16:41.58 ID:MnSkX5K80
ガサガサガサ
リゼ「む!?」
チノ「また出てきましたか!」
リゼ「迎え撃つぞ!」
ココア「うん!」
シャロ「リゼ先輩にいいとこ見せないと」
千夜「半魚人の大群はまだいたのね」
134 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/11(月) 21:32:48.13 ID:MnSkX5K80
そして
チノ「全滅させました」
シャロ「ここで体力を削られると辛いわね・・・」
リゼ「奴らも私と千夜の裏切りで本気になったな」
ココア「どこかで休みたいね」
チノ「しかし休める場所とかあるのでしょうか?」
135 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/11(月) 21:48:49.92 ID:MnSkX5K80
千夜「このまま甘兎族の村にいるのも危険ね」
リゼ「その通りだ」
ココア「ベーカリー村には行けないし・・・」
シャロ「私がいたらラパン族の村にも行けないわよ」
ココア「木組み族の村は・・・」
チノ「そこも今は危険ですよ」
ココア「そうだよね」
136 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/11(月) 22:32:17.81 ID:MnSkX5K80
リゼ「・・・少し遠いがマッチス族の住んでる村がある」
シャロ「私もこの村の人たちにはよくしてもらえたわ」
シャロ「ラパン族とは大違いだったのよ」
千夜「私は名前しか知らないから行くなら案内よろしくね」
ココア「私もマッチの村だっけ?そこに行くのは初めてだよ」
チノ「マッチスです。その言い方は名前も知らないのですね?」
チノ「私もココアさんと同じで名前も場所も知りません」
137 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/11(月) 22:33:49.90 ID:MnSkX5K80
少ししか書けなかったけど今日はここまで
138 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/13(水) 23:26:06.80 ID:XYqUcDjg0
リゼ「なら私とシャロで道案内するぞ」
チノ「よろしくお願いします」
千夜「さっきリゼちゃんが言ったように遠いのよね・・・」
シャロ「そこしか今の私達の休む場所がないのよ」
ココア「途中で半魚人がやってきそうだけど
気合い入れて乗り越えていこう」
リゼ「それ言わずもがなだから」
チノ「言う必要もありません」
139 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/13(水) 23:32:19.60 ID:XYqUcDjg0
そして
ココア「結構険しいんだね・・・」
チノ「まだ半分も行ってないのでしょうか?」
シャロ「マッチスはまだまだ先よ」
リゼ「まだ休む場所はないぞ、ココア、チノ、千夜」
千夜「はぁ・・・はぁ・・・」
シャロ「ここで休むのは危険よ」
千夜「モンスターとか出てきそうだしね・・・」
140 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/13(水) 23:35:36.43 ID:XYqUcDjg0
さらにしばらくして
ココア「道ここで合ってるの?」
シャロ「合ってるわよ」
リゼ「道を外れてはいないぞ」
千夜「私達初めてだから・・・」
チノ「案内役がココアさんだったら
確実にここで道に迷っていましたね・・・」
ココア「あっ」
141 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/13(水) 23:38:35.70 ID:XYqUcDjg0
ココア「ここで休憩できそうだよ」
リゼ「ダメだ。マッチスに着いたらゆっくりと休めるぞ」
チノ「リゼさん厳しいです・・・」
シャロ「私だって疲れているわよ。
疲れてるのあんた達だけだと思わないで」
千夜「マッチスはもうすぐかしら?」
シャロ「そうよ」
ココア「よーし、もう少しの辛抱だよ」ゼエゼエ・・・
チノ「その調子で言われても説得力がありません・・・」
142 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/13(水) 23:39:11.25 ID:XYqUcDjg0
今日はここまでにします
143 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/14(木) 18:40:38.28 ID:MBdx9Y7x0
マッチス族の村
ココア「やっと着いた〜」
チノ「ここがマッチスですか」
シャロ「泊まれる場所を探さなきゃ」
千夜「私、もうくたくた・・・」
リゼ「宿屋が向こうにあったはずだ。
幸い私はみんなが泊まれるだけの金を持っている」
シャロ「リゼ先輩、ありがとうございます」
144 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/14(木) 18:53:25.69 ID:MBdx9Y7x0
リゼ「しかしこれだと一泊しかできんぞ」
リゼ「一晩でどれだけ体を休めることができるかだな」
ココア「早く泊まりに行こう」
リゼ「よし、今日は宿で休憩だ」
リゼ「明日からは覚悟を決めてもらうぞ」
チノ「もう一度サークアイのアジトへ向かうのですね」
リゼ「ああ」
145 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/14(木) 18:57:46.92 ID:MBdx9Y7x0
宿に泊まる
ココア「きちんと5人分用意してあるんだね」
チノ「ココアさん、2人で同じベッドで寝るというのは無しですよ」
シャロ「ん?」
千夜「すぅ・・・」
シャロ「千夜もう寝てるわね」
リゼ「私達もいったん休むぞ」
146 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/14(木) 19:22:36.63 ID:MBdx9Y7x0
少しした後で
リゼ「まだ夜になってないな・・・」
リゼ「しかし仮眠のつもりが時間を使ってしまったな・・・」
リゼ「・・・・・」
リゼ「各々の持っている能力を使いこなせるかどうか・・・」
リゼ「己を磨かせる必要があるな」
リゼ「よし」
147 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/14(木) 19:33:42.43 ID:MBdx9Y7x0
リゼ「お前ら!起きろ!」
ココア・チノ・シャロ・千夜「」ビク!
ココア「わあ!リゼちゃんどうしたの?急に大きな声を出して・・・」
リゼ「いったん出かけるぞ!」
ココア「え?」
チノ「どこにいくのですか?」
リゼ「人気のないとこで修行を始めるぞ」
シャロ「修行ですか?」
千夜「サークアイ軍を倒すためにもっと強くなる必要があるわね」
148 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/14(木) 19:34:08.35 ID:MBdx9Y7x0
今日はここまで
149 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/18(月) 18:56:58.78 ID:/wcgE7MO0
そして
リゼ「この辺りがいいだろう」
シャロ「リゼ先輩、ケルベロスが潜んでいます」
リゼ「なに!?」
グルルルル・・・
シャロ「任せてください!」
ピタッ
シャロ「はあっ!」ガラガラガラ!
ガ・・ル・・・
シャロ「倒しました」
150 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/18(月) 19:02:14.57 ID:/wcgE7MO0
ココア「シャロちゃん!リゼちゃん!後ろに岩男がいるよ!」
シャロ「って、千夜が岩をモンスターに変えただけじゃない!」
リゼ「しかも襲ってきたぞ!」
千夜「っ・・・!」ガキン!チャキン!
チノ「千夜さん、援護します」
ココア「ここは・・・」
151 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/18(月) 19:04:45.48 ID:/wcgE7MO0
ココア「」メラ・・・
ココア「チノちゃん!千夜ちゃん!助けに行くよ!」
ココア「」ボオオ!!
ガアアアア!
ココア「よし」
152 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/18(月) 19:06:16.80 ID:/wcgE7MO0
ボオオ!
ココア「わあ!解除ができないよ〜!」
チノ「ええっ!?」
千夜「ココアちゃんを止めなきゃ・・・!」
シャロ「」バシャア!
ジュウウウ・・・
ココア「シャロちゃん、助かったよ」
153 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/18(月) 19:40:34.38 ID:/wcgE7MO0
ココア「でも服がびしょびしょだよ・・・」
チノ「シャロさんっていろんな能力を使えるのですね」
千夜「シャロちゃんは修行がなくても大丈夫ね」
シャロ「ばっ、馬鹿言ってんじゃないわよ。
リゼ先輩の修行はやるに決まってるでしょ!?」
シャロ「もし肝心な時に失敗したらどうするつもりよ?」
千夜「油断してたわ・・・修行のつもりで
石を実体化したらこんなことに・・・」
154 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/18(月) 19:45:18.26 ID:/wcgE7MO0
リゼ「ココアと千夜は自分の力を
コントロールできていない時が一番危険だな」
シャロ「もう、本当にそうよ・・・」
チノ「私ももう一度魔法に挑戦したいですね・・・」
チノ「今まで魔法技を避けて物理技だけで
いろいろと戦ってきましたが・・・」
チノ「千夜さんもこの状態では薙刀だけで戦った方がよさそうです」
リゼ「さて、気を取り直して修行をやるぞ!」
155 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/18(月) 19:45:55.92 ID:/wcgE7MO0
今日はここまで
156 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/21(木) 23:37:23.09 ID:u4ntdMbp0
少しした後で
ココア・チノ・シャロ・千夜「はぁ・・・はぁ・・・」
リゼ「これくらいで音を上げるくらいじゃ
明日からの決戦で先が知れてるぞ」
チノ「リゼさんは相も変わらずの鬼です・・・」
シャロ「練習では失敗無しだったけど
本番だとどうかしら・・・」
千夜「いったん休ませて・・・」
リゼ「修行が終わったらいくらでも休めるぞ」
157 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/21(木) 23:39:45.60 ID:u4ntdMbp0
リゼ「まだ休んでる暇はないぞ!」
ココア「もう無理・・・」
リゼ「弱音吐かない!」
リゼ「」ビュオオ!
ココア「わあ!」
リゼ「少し狙いをそらした。
次は本当に当てるぞ」
ココア「すみませんすみません!」
158 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/21(木) 23:45:08.99 ID:u4ntdMbp0
しばらくして
リゼ「攻撃を全発当てれるようになったな。
そして味方を巻き込むこともなくなった」
千夜「鬼教官と言われてるだけはあるわ・・・」
チノ「やっと・・・終わりました・・・」
シャロ「決戦の時もこうであってほしいけど・・・」
リゼ「さて、宿に戻って休むぞ」
ココア「待って・・・」
シャロ「ここで横になってたら風邪をひくし危ないわよ」
千夜「一歩も動けないわ・・・」
159 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/21(木) 23:47:44.76 ID:u4ntdMbp0
リゼ「しょうがない奴らだな・・・」
ココア・チノ・千夜「」グダー
リゼ「私は先に戻ってるぞ」
シャロ「あ、リゼ先輩。待ってください」タタタ
ココア「あ〜待って〜」
チノ「置いて行かないでください」
千夜「みんな待って〜」
リゼ「・・・こいつら歩く気力思いきり残ってるじゃないか」
160 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/21(木) 23:48:15.03 ID:u4ntdMbp0
今日はここまでにします
161 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/25(月) 20:41:57.78 ID:P/OrF46Z0
宿に戻って
ココア「さて、体を洗って休もう」
チノ「私が先に入ります」
リゼ「・・・追加で修行させるか?」
ココア「いいやいいや・・・」
チノ「遠慮しておきます・・・」
シャロ「この浴室一人用なのよね・・・」
千夜「いろいろと残念だわ」
162 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/25(月) 21:10:54.66 ID:P/OrF46Z0
リゼ「・・・まさかと思うが誰かと一緒に入りたかったと思ってないか?」
ココア・シャロ・千夜「」ギク
シャロ「まあいいわ、一人用じゃなかったら
千夜と一緒になってただろうし」
千夜「あらあら、シャロちゃんはリゼちゃんと一緒がいいのね」
千夜「・・・・・」
千夜「私のどこがいけないのかしら?」
ココア「あれ?チノちゃんは?」
リゼ「先に入ったぞ」
163 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/25(月) 21:32:03.06 ID:P/OrF46Z0
翌日
リゼ「さて、サークアイ軍のアジトに向かうぞ」
シャロ「来た道を戻ればいいんですね」
リゼ「ああ」
ココア「水戸の利は覚えているよ」
チノ「それを言うなら『道のり』です・・・」
164 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/25(月) 21:42:42.47 ID:P/OrF46Z0
その途中で
ガルウウオアア!!
リゼ「む!?この前の獣か!」
ココア「」ボオ!
ココア「下がってて!」
ボワア!
グラアアア!!
ココア「」シュウウ・・・
リゼ「お、ココアここまで自分の力を制御できるようになったのか」
千夜「!!」
165 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/25(月) 22:05:52.08 ID:P/OrF46Z0
千夜「ここにもいるわ!」
グルルルル
千夜「」ギン!
リゼ「さて、左眼の力で人が変わらないかどうかだな」
チノ「今度は茂みを生き物に変えましたか」
ガアア!
166 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/25(月) 22:06:35.46 ID:P/OrF46Z0
今日はここまでにします
167 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/30(土) 18:11:12.28 ID:S8nKkzRh0
グガア!!
チノ「やられましたね・・・」
ココア「千夜ちゃん、大丈夫なの?」
千夜「」ブン!!
グルアア・・・!
千夜「うまく注意を逸らせたようね」
チノ「そういうことですか」
168 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/30(土) 18:14:03.02 ID:S8nKkzRh0
チノ「あれはおとりだったのですね」
チノ「結局最後は薙刀で倒したのですが・・・」
チノ「・・・!」
ココア「わっ!チノちゃんの真後ろにモンスターが!」
チノ「」ドゴ!!
チノ「今こそ進化した煉獄突きを見せてやりましょう」
ゴオ!
チノ「・・・まだいましたか」
169 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/30(土) 18:16:43.83 ID:S8nKkzRh0
チノ「今まで避けていましたが」
チノ「久しぶりに魔法技を使いましょう」
チノ「カフェラテ・カフェモカ・カプチーノ!」
パアア!
グガア・・・!
リゼ「これで全滅か?」
170 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/30(土) 18:18:24.91 ID:S8nKkzRh0
シャロ「そのようです」
ココア「今までよりも力の制御ができるようになったよ」
チノ「ですが油断大敵です」
リゼ「チノの言う通りだぞ、ココア」
ココア「うん、分かってるよ」
千夜「あっ、今までずっと忘れてたことが・・・」
ココア「え?」
171 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/30(土) 18:52:05.68 ID:S8nKkzRh0
千夜「最初からこうすればよかったの」
千夜「」ギン!
ヒヒーン!
リゼ「木を馬に変えたか」
シャロ「ただの木馬じゃなさそうね」
ココア「大きなお馬さんだね」
チノ「・・・・・」
172 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/30(土) 18:57:47.53 ID:S8nKkzRh0
千夜「これなら5人乗れるわ」
チノ「だったら最初からそうしてください」
シャロ「無駄な体力使ってしまったわ・・・」
リゼ「千夜って馬をも操れるのか?」
千夜「ええ、遠い距離を駆け回ることはできないけど・・・」
ココア「みんな、馬に乗ろうよ」
リゼ「これだとしっかりつかまる必要があるな」
シャロ「いくらこの馬の背中が大きいからといって
5人で乗って大丈夫なの?」
千夜「あとは私が何とかするわ」
チノ「その言い方だと信用できません・・・」
173 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/12/30(土) 18:58:13.76 ID:S8nKkzRh0
今日はここまで
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/30(土) 19:51:23.52 ID:bCy5IlYSO
滅びのココアーストストリーム
175 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/02(火) 14:43:30.31 ID:5JB0jlSo0
そして
ココア「うおっ!」
リゼ「結構速いな・・・」
シャロ「千夜って結構馬術得意なのよね」
リゼ「そうなのか」
シャロ「私一回だけこれとは違う馬に乗ったことがあるんです」
シャロ「もちろん千夜の作ったものなのですが」
176 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/02(火) 14:48:02.38 ID:5JB0jlSo0
しばらくして
シュン!
一同「わあっ!」
ドシャア!
ココア「いったった・・・」
リゼ「まさか馬が消えるとはな・・・」
千夜「ここで私の魔力の効果が切れるなんて・・・」
シャロ「この前もそうだったよね?」
チノ「え?」
177 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/02(火) 14:53:26.79 ID:5JB0jlSo0
千夜「私もまだまだだったわね・・・」
シャロ「そういうことよもう!」
シャロ「私はこれで2回目だからね」
チノ「千夜さんはまたやらかしたのですか?」
千夜「そうみたい」
リゼ「だがサークアイ軍のアジトまでかなり近づくことができたぞ」
ココア「うん、そうみたい」
178 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/02(火) 15:00:55.99 ID:5JB0jlSo0
リゼ「だがまだ痛みがひいてない・・・」
リゼ「この状態で敵に出くわしたら最悪だな」
チノ「・・・まだ痛いです」
シャロ「もう!千夜〜!」
千夜「こうなるんだったら甘兎の泉の水で傷を洗うべきだったわ・・・」
千夜「こうなることは想定外だったの」
シャロ「私はこうなると思ったわよ」
179 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/02(火) 15:03:33.43 ID:5JB0jlSo0
ココア「このまま歩くのも痛いだけだし
いったんここで休もう」
チノ「はい」
リゼ「敵の来襲にも備えろよ」
シャロ「私も一緒に見張ります」
千夜「シャロちゃん頑張るわね」
シャロ「誰のせいで休むことになったと思ってるのよ!」
180 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/02(火) 15:08:45.80 ID:5JB0jlSo0
しばらくして
ココア「」zzz・・・
千夜「」zzz・・・
チノ「ココアさんと千夜さん寝ています・・・」
千夜「はっ!いつの間に寝ていたの?」
チノ「そうです」
ココア「おはようみんな・・・」
シャロ「相当寝ぼけているみたいね・・・」
リゼ「2人とも今目覚めたところか・・・」
リゼ「む!?」
181 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/02(火) 15:12:30.79 ID:5JB0jlSo0
今日はここまで
182 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/06(土) 22:56:58.56 ID:t8FC9/j00
リゼ「親父!そして部下まで来たな」
リゼ「サークアイを裏切ったことで私を始末しに来たな!?」
ココア「え!?あの人がリゼちゃんのお父さん?」
リゼの父「察しがいいな、リゼ」
部下A「サークアイ様に盾突くとは愚かだな」
部下B「いくらお嬢だろうと裏切りは認めない」
リゼ「お前達!よく聞け!」
183 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/06(土) 23:14:43.04 ID:t8FC9/j00
リゼ「サークアイとタテター・ツンは同じ穴の狢だ!」
リゼ「だから私はサークアイ軍を抜けた!」
リゼ「財力で得た資源を力に変えて世界を歪ませる気か!?」
リゼ「もしもそうならお前達もサークアイもただでは済まないぞ!!」
部下A「世界が歪む?」
部下B「何を言うか」
184 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/06(土) 23:22:31.14 ID:t8FC9/j00
部下A「」サッ!
部下B「こっちもお嬢のせいで立場がやばいんでね」ダッ!
シャロ「リゼ先輩!危ない!」
リゼ「」ヒョイ
リゼ「っ!問答無用ってことか」
リゼ「ならこっちも容赦しないぞ!」
185 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/07(日) 00:16:24.50 ID:/pm0uByE0
リゼ「」ビュオオ!
リゼの父「ストーム・ガンで挑んだか」
リゼの父「なら」
リゼの父「」ビュウウ!
リゼ「トルネード・ガンか?」
リゼ「どちらかが飛ばすか飛ばされるかになったな」
186 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/07(日) 00:20:01.99 ID:/pm0uByE0
ココア「わあ!すごいことになってるよ」
チノ「・・・っ!近づけないです」
シャロ「リゼ先輩!何とかして援護します!」
シャロ「」ゴロゴロドドド!
千夜「あっ!」
シャロ「しまった!岩が吹き飛ばされた!」
ココア「あ〜・・・」
187 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/07(日) 00:20:49.10 ID:/pm0uByE0
今日はここまで
188 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/13(土) 18:11:31.56 ID:q6F7e03A0
ドゴッ!
部下A・B「ぎゃあ!」
リゼの父「む?とんだ邪魔が入ったか」
リゼ「シャロナイス」
リゼ「お前の岩攻撃をこの嵐でうまく利用させてもらったぞ」
シャロ「そうですか?」
シャロ「リゼ先輩のお役に立ててよかったです」
189 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/13(土) 20:41:57.77 ID:q6F7e03A0
リゼ「親父!!これで私の勝ちだ!!」
ゴオオオ!!
リゼの父「なんの!まだまだ!」
ドオオン!!
リゼ「・・・・・」
190 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/13(土) 23:20:08.07 ID:q6F7e03A0
リゼ「もらった!」
リゼの父「なに!?」
リゼ「親父の技!見切った!」
リゼの父「何だとお!?」
191 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/13(土) 23:22:39.30 ID:q6F7e03A0
リゼ「ストーム・ボム!」
リゼの父「・・・・・」
リゼの父「何をするかと思えばストーム・ボムか」
ドオオン!
リゼの父「煙幕で姿を隠すつもりか」
リゼの父「だが・・・!」
192 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/13(土) 23:24:25.76 ID:q6F7e03A0
リゼの父「お前のことは見えているぞ!」
リゼの父「そこだ!」
リゼ「」ドギュン!
リゼの父「ぐうっ!」
リゼ「油断したな、親父」
リゼの父「何だと・・・」
193 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/13(土) 23:28:26.53 ID:q6F7e03A0
リゼ「私の目的は目くらましではなかった」
リゼの父「・・・っ!」
リゼ「作戦を一つ見抜いたその時に
親父は油断をしていたのさ」
リゼ「私はそれを見逃さなかったんだ」
リゼ「油断を誘おうとしたがこれほどうまく行くとはな」
リゼ「・・・・・」
リゼ「親父!!私の勝ちだ!!」
194 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/13(土) 23:29:19.37 ID:q6F7e03A0
今日はここまで
195 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/14(日) 23:19:32.86 ID:tzkcrfv60
ボオオ!
リゼ「がっ!」
リゼの父「何があった?」
シャロ「リゼ先輩!」
リゼ「シャロ・・・!来るな・・・!危ない・・・!」
ドオオン!
シャロ「きゃあああっ!」
リゼ「だから言ったのに・・・」
千夜「シャロちゃん!」
チノ「一体誰が・・・?」
196 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/14(日) 23:29:42.90 ID:tzkcrfv60
ココア「あっ!」
チノ「邪魔が入りましたね・・・」
ココア「お姉ちゃん!お兄ちゃんまで・・・」
チノ「!?」
千夜「この3人はココアちゃんのお姉さんとお兄さん?」
シャロ(そういえばこの3人だったよね・・・
ベーカリー族の村をサークアイに売り渡した人って・・・)
モカ「何を寄り道してるのと思ったら
ずいぶんと押されてるみたいだね」
リゼの父「すまん・・・そんなつもりは・・・」
ココアの兄A「大丈夫だって、次は僕らが相手だよ」
ココアの兄B「あとは俺達に任せろって」
リゼ「くっ・・・!形勢逆転か・・・!」
197 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/14(日) 23:42:09.23 ID:tzkcrfv60
リゼ「邪魔をするな!!」
ビュオオ!
モカ「っと・・・」
モカ「先制攻撃のつもりかな?」
モカ「」メラ・・・!
ボオオ!
リゼ「なんだと!?」
千夜「あれって・・・」
198 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/14(日) 23:53:45.03 ID:tzkcrfv60
リゼ「こうなったら・・・!」
リゼ「っ!手榴弾がボロボロで使えない!」
リゼ「なら!」
ガシャ・・・
リゼ「くそ!拳銃もやられてる!」
リゼ「まさか・・・!」
モカ「この右手で封じさせてもらったよ」
シャロ「その力・・・ココアの持ってる能力と一緒よ」
199 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/14(日) 23:56:57.04 ID:tzkcrfv60
シャロ「っと、リゼ先輩を助けなきゃ!」
ピタ!
モカ「!?」
モカ「何が起きたの?まるで金縛りみたいに・・・」
ココアの兄A「動きを止めることができるの?あの子・・・」
ココアの兄B「・・・・・」
シャロ「リゼ先輩に手出しさせない!」
ドオオオン!
パラパラパラ・・・
シャロ「えっ!?」
200 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/14(日) 23:57:23.02 ID:tzkcrfv60
今日はここまで
201 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/15(月) 22:47:03.69 ID:8pIbv5YZ0
ココアの兄B「動きを止められるのって一人だけなんだな?」
ココアの兄A「僕達は動けるんだけど?」
シャロ「!!」
シャロ「しまった!」
モカ「あら、もう金縛りはおしまいなのかな?」
シャロ「!!」
202 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 00:03:02.44 ID:YoVEUZ/V0
チノ「私達も見てる場合じゃありません」
千夜「ええ、シャロちゃんとリゼちゃんを・・・」
ココア「お兄ちゃん!お姉ちゃん!私の友達を傷つけないで!」
モカ「あの人たちはココアの友達だったのね」
モカ「うらやましいな。ココアったらまた別の人と仲良くなっちゃって」
モカ「ところで・・・」
203 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 00:07:46.16 ID:YoVEUZ/V0
モカ「どうしてあの時あのクソみたいな映画の出演を引き受けたのかな?」
ココア「え?クソみたいなってどういうこと!?」
チノ「私もその映画の出演を引き受けたのですが・・・」
モカ「私原作ファンなんだよ。原作を汚す作品はクソに決まってるよ」
モカ「だからタテター・ツンが憎くてしょうがないの」
モカ「それにココアの心はもうあの4人の方にいっているのね」
ココア「・・・・・」
204 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 00:13:22.10 ID:YoVEUZ/V0
モカ「それに私達と違ってあの力を持ってても理解者がいるってこと」
モカ「お姉ちゃんとってもうらやましいよ」
モカ「でもね、原作汚しの映画出演の話を受けたときは失望しちゃった」
モカ「私の妹が私の大好きな作品を汚すなんて・・・」
モカ「同じく原作を愛しているサークアイと
私の村の人達も木組み族の村が憎いの」
モカ「でもその力を持ってでもココアは好かれるんだね」
ココア「お姉ちゃん・・・」
ココア「・・・・・だったんだね・・・・!」
205 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 00:16:51.75 ID:YoVEUZ/V0
モカ「あれ?どうしたのかな?そんなに怖い顔しちゃって」
ココア「お姉ちゃんだったんだね!」
ココア「ベーカリー村を売り渡したのも
私に滅びの力を与えたのも・・・!」
ココア「そしてベーカリー村から私の居場所を奪ったのも!」
ココア「お兄ちゃんたちも同じだよ!
お姉ちゃんと同じ意思を持っていたんでしょ!?」
ココアの兄A・B「・・・・・」
206 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 00:24:11.77 ID:YoVEUZ/V0
ココアの兄A「僕達に勝ってるところあるね」
ココアの兄B「ココアは変なところで勘がいいんだな」
千夜「!」
チノ「ココアさんの思ったことは全て当たっていましたね・・・」
チノ「ココアさんのお姉さん、お兄さんに言います」
チノ「サークアイとタテター・ツンは全く一緒です!
サークアイ軍にいたリゼさんがそれに愛想をつかして
サークアイ軍を抜けています!」
ココアの兄A「なるほど」
ココアの兄B「あいつは裏切り者の始末のためにここに向かってたわけだな」
チノ「もしかしてあいつとはリゼさんのお父さんのことですか!?」
モカ「誰でも分かると思うよ」
207 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 00:27:00.46 ID:YoVEUZ/V0
今日はここまで
208 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 23:52:20.03 ID:YoVEUZ/V0
ココア「」メラ・・・!
ココア「お姉ちゃんたちのせいで私は孤立したんだよ!
挙句の果てには私が生まれた村を売り渡すなんて・・・!」
ココア「お姉ちゃんもお兄ちゃんも絶対に許さない!!」
モカ「っ」
チノ「ココアさん・・・!」
千夜「今までにないほど強力な力を感じるわ」
ココア「」ボオオ!!
209 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 23:55:32.16 ID:YoVEUZ/V0
モカ「それが滅びの力なのかな?」
ココア「!」
チノ「!」
千夜「全く効いてない・・・!」
モカ「さてと、ココアには私達以外いらないもんね」
モカ「今度は私の番ね」
ボオオ!
ココア「!!」
210 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/16(火) 23:58:46.51 ID:YoVEUZ/V0
ココア「チノちゃん!千夜ちゃん!リゼちゃん!シャロちゃん!」
ココア「」タタタタタ
モカ「いけない!このままじゃココアを巻き込んでしまう・・・」
ココアの兄A「自分から飛び込んでいったな」
ココアの兄B「もう手遅れかもな・・・」
ドオオン!
モカ「・・・おかげで仕留めそこなったけど
しばらくは目を覚まさなそうだね」
モカ「5人とも・・・」
211 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/17(水) 00:02:05.00 ID:nabMe66p0
モカ「さて、ココアを安全なところに運び終わったらこの4人にとどめを刺しましょうか」
ココアの兄A「ん?」
タカヒロ「モカ」
ココアの兄B「タカヒロさん」
モカ「どうしたの?」
タカヒロ「大変な事実を知った」
タカヒロ(とはいっても親父から知らされたことだがな)
ティッピー(何を信じればいいかわからんわい・・・)
212 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/17(水) 00:06:24.01 ID:nabMe66p0
タカヒロ「実はな・・・(中略)・・・だったんだ」
モカ「なんですって?」
タカヒロ(向こうで倒れているのはチノか?)
ティッピー「チノには悪いことをしたの」
タカヒロ「そのようだな・・・」
タカヒロ「っと、こうしてはいられない、
奴もあの場所へ向かったというし・・・」
モカ「でも好都合、あの冒涜者は私自身の手で倒したいもの」
ココアの兄A「ココアを置いていくことにはなるが・・・」
ココアの兄B「時間がない、行くぞ!」
タタタタ
213 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/17(水) 00:06:50.36 ID:nabMe66p0
今日はここまで
214 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/17(水) 23:48:38.14 ID:Nnf5ts6R0
しばらくして
ココア「う、うう・・・」
リゼ「ココア、無事だったんだな」
シャロ「せん・・ぱい・・・」
ココア「リゼちゃん、シャロちゃん」
ココア「無事でよかったよ」
215 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/17(水) 23:51:42.64 ID:Nnf5ts6R0
リゼ「死にかけたけどな」
シャロ「チノと千夜はまだ目が覚めてないわね」
ココア「わわわ・・・まさかチノちゃんと千夜ちゃんは・・・!」
チノ「うう・・・う・・・」
ココア「わああん!チノちゃん!死んじゃいやだよお!」ユサユサ
チノ「ああ・・・ココアさん・・・私生きてます・・・」
216 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/17(水) 23:53:58.56 ID:Nnf5ts6R0
ココア「よかったあ!チノちゃん無事でええ!」
チノ「苦しいです・・・」
シャロ「千夜、千夜」
リゼ「大丈夫か!?」
千夜「シャロちゃん・・・リゼちゃん・・・」
千夜「2人とも無事だったのね」
リゼ「ああ」
217 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/18(木) 00:17:40.06 ID:EOO42S8b0
千夜「ココアちゃんとチノちゃんは?」
シャロ「すぐそこにいるわよ」
千夜「ココアちゃん・・・チノちゃん・・・」
ココア「千夜ちゃん・・・みんな無事だったんだね」
千夜「よかった・・・よかったよかった・・・」
ココア「こっちこそよかったよお・・・」
リゼ「しかしあいつらは強かった・・・
かつてないほどの敗北だったな・・・」
ココア「あ、そうだ。お姉ちゃんたちを追わないと」
シャロ「はあ?」
218 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/18(木) 00:21:54.15 ID:EOO42S8b0
今日はここまでにします
219 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/18(木) 22:10:53.91 ID:EOO42S8b0
シャロ「何言ってんの?私達圧倒的な力の前に負けたのよ?」
リゼ「何の考えもなしに追いかけては前と同じだぞ」
チノ「全く歯が立ちませんでした・・・」
千夜「だけどこのまま彼らを放っておいたら・・・」
リゼ「それなんだよな・・・」
ココア「だとしたら私は行くよ!どんなに無謀でも・・・」
ココア「お姉ちゃんは私を殺せないもん。
私なら命までは取られないよ」
チノ「ココアさん、危ないですよ」
220 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/18(木) 22:14:22.07 ID:EOO42S8b0
タタタ
チノ「誰か来ます」
リゼ「む!?何者だ!?」
ココア「あっ」
マヤ「お、ココア、チノ」
メグ「この3人はお友達?」
チノ「マヤさん、メグさん」
ココア「そうだよ」
マヤ「よく見りゃリゼもいるじゃん」
221 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2018/01/18(木) 22:19:27.89 ID:EOO42S8b0
リゼ「マヤとメグだったな、木組み族の村の・・・」
マヤ「リゼもココア達と一緒にいるのはなんでだ?」
リゼ「私はサークアイ軍を抜けた。ある理由でな」
マヤ「そういうことだったんだ」
ココア「ところでマヤちゃんとメグちゃんはどうしてここに?」
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